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by ruhiginoue

カテゴリ:司法( 509 )

 光市事件について、被告は改めて殺意とともに乱暴の意図も否認した。
 しかし一・二審では、意図があったという認定だった。なぜなら、検察の主張を、初めに付いた弁護士がそのまま同意してしまったからだった。
 そして、未成年だったことや、子供の頃に母親が自殺したり父親から暴力を受けるなどして人間形成がちゃんとしてなかったということで、死刑の求刑だったが無期懲役の判決になった。これで初めについた弁護士は満足だったのだろう。
 しかし、被告に無断で検察の主張に同意してしまうなんて、とんでもない弁護士だということに本来はなるはずだが、しかし現実は違う。刑事でも民事でも、弁護士の裏切りはしょっちゅうだ。
 そして検察は、最初に被告の弁護士から反論されなかったのをいいことにしていたが、後から困ったことになった。犯人はもともと乱暴目的だったとか、抵抗されて両手で首を絞めたとか、赤ん坊が泣き止まないため激高して頭上に持ち上げたうえそこから床に叩き付けたとか、なにが根拠だったのか。
 今後、検察は、勝手に事件を脚色したとの疑惑に回答しなければならない。それができなければ、嘘がバレそうになったために、遺族やマスコミを利用して犯人への憎悪と弁護団への誹謗を煽ることで誤摩化そうとしたと看做されるだろう。
 
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by ruhiginoue | 2007-07-24 19:41 | 司法 | Comments(100)

東京高裁の体質

 遺棄毒ガス賠償訴訟で、原告側全面敗訴の逆転判決だが、東京高裁のいつものことで、予想されていたこと。
 東京高裁は日本一反動的とか権力ベッタリと言われている。そしてろくに審議もしなかったり、荒唐無稽な認定をしたり、判断した理由もなかったりして、「強きを助け弱気を挫く」判決をする。この件のように、一審を強引に覆すこともお家芸である。
 こうして東京高裁の判事たちは、その後退官して媚びを売った先の政府機関に異動していく。そういう構造が出来上がっていて、司法権の独立が壊されている。これには裁判官の中にも苦々しく追っている人がたくさんいるほどだ。
 それを具体的に暴いて追及する裁判が、その東京高裁で8月6日午後2時より東京高裁809号法廷で行われるから、興味があるなら傍聴して欲しい。

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by ruhiginoue | 2007-07-19 14:55 | 司法 | Comments(5)
 英国で、裁判官のカツラが廃止されるという報道。ただの慣習だから無駄を省くという意見によるものだが、これに反対する意見もあり、威厳を保つためとともに匿名性の機能もあるということだ。
 確かに、判事が法依をまとうのは威厳のためだけでなく、職務とは別の、人としての個性を表に出さないためだから、カツラも同様の効果があるだろう。
 過去に、「ハゲ!」と言われてコケにされた人が名誉毀損で訴えた裁判があり、判決は「頭に髪の毛が無いことは社会的評価の低下を来さないから名誉毀損には該当せず、しかし故なく身体的特徴を貶めたので侮辱罪に該当する」だったことがあるが、こういう裁判で、「ハゲ頭の裁判官ではハゲている人にヒイキしそうだ」と裁判官忌避を申し立てることはないとしても、気になって法廷で裁判官の頭に目が行って困るなどの影響ならあるだろう。
 最近では、美容師の不注意でトレードマークの髪型を台無しにされたキャバクラ嬢が賠償金を請求した裁判で、慰謝料だけでなく髪が伸びるまでかぶるカツラ料金も支払えという判決が東京地裁であったが、この裁判官は女性で、裁判官にしては珍しく美人でオシャレ(筆者はこの判事の私服姿を見たことがある)だった。それで理解をしめしたのだろうとか、男だったら、男でハゲだったら、あるいは女でもブスだったら、「なんだ髪型くらい」という判決になったのではないかと言われている。
 もちろん、裁判官としては主観を排し公正な判断をしたつもりだろうが、傍からはいろいろ憶測されてしまうものだ。そういう意味で、裁判官が同じ服を着ているだけでなくカツラまでというのも、いちおう意味があるとは言えるから、それらしいデザインの帽子をかぶったらどうかと思う。日本の裁判官も。
   
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by ruhiginoue | 2007-07-15 01:17 | 司法 | Comments(5)
 山口県光市事件で、弁護士に脅迫が相次いでいるが、これはそそのかしている人たちがいて、そのそそのかし方の中身には、かなり問題があることは既に指摘され続けている。
 その一つだが、こちらは別の意味で問題だ。下のアドレスのブログを見てほしい。 
 http://ameblo.jp/fujii-seiji/entry-10034695526.html ルポライター藤井誠二という人のブログ
 ある人から「腹が立ってしょうがなかった」「被害者への同情を商売にしてる」「恥知らずがいる」と教えられた。
 そこで見ると、記述内容に「まず事実を調査しろ」とか「裁判の話するなら法律の基礎くらい勉強しろ」などとツッコミいれたくなるけど、しかし公開コメント受け付けていない様子だ。
 そして盛んに「遺族の本村さんのため犯人を死刑に」「弁護するのはケシカラン」という趣旨をブログで叫びながら、それを読み続けさせた先には、結局はそのことを書いた自著を表紙の画像貼って紹介している。
 報道サイトへトラックバックし、意見を述べるというより商売の宣伝への誘導である。他人の不幸をネタにしてのものだ。この種の題材である場合は、著書があっても同じところでの紹介は控えるものだろう。それが最低のけじめとか礼儀であるはずだ。自著紹介を許されるのは、事件の当事者本人だけだろう。
 この事件にはいろいろな人やメディアがいろいろな対応をしているが、ここまでの鉄面皮は他にないだろう。



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by ruhiginoue | 2007-07-09 01:22 | 司法 | Comments(15)

私も被害者だが

 旧防衛庁による情報公開請求者リスト作成問題。
 プライバシー侵害されたとして掲載された弁護士が損害賠償請求をしたところ、一審二審ともにプライバシー侵害があったことは認めて賠償命令はしたが、個人がやったことで組織的ではないという認定であり、これを原告は「防衛庁の言い訳を鵜呑みにした」と批判し、上告するという。
 防衛庁の言い訳は「トカゲのシッポ切り」だと掲載された人は言ったと当時の毎日新聞の小見出しになっているが、これは私。防衛庁の記者会見でも、そうではないかと質問されていて、テレビでも放映された。
 個人で勝手にやったと言っても、上司は知っていて黙認していたし、自衛隊の組織を知っている人なら、こんなことするのは中央調査隊だと考えるものだ。元隊員なんかみんなそう言う。内部にいる自分たちも監視されているから。そして最初にこの問題をスクープした毎日新聞の女性記者らは、自衛隊から監視されるようになった。スクープがもともと内部告発だったから、こんどは「監視を始めたぞ」という情報が来る。だからお互い気をつけようということだ。
 ところが、この、防衛庁の言い訳を口移ししたのが裁判所。まあ当然だ。私など、裁判で問題にしたら裁判官たちから法廷で罵声を浴びせられ、その後そんな裁判官たちはそろって内閣府の情報公開・個人情報保護審査会のトップに異動していた。
 おまけに、最初はまともな裁判官が担当していたのに結審直前に担当が変わるというよくある裏工作で、「プライバシーが漏洩しても気づかない人が多いからプライバシー侵害にあらず」という呆れた判決文だった。
 当時、今では例の「朝ズバ」というとんでもないことをする番組に出て権力ベッタリ弱い者イジメ放言している大沢というヤメケン弁護士が、この問題についてテレビで、防衛庁すら違法性があったと認めているところへ「違法であっても批判してはいけない」という趣旨の発言をしていた。権力の側にいる人は汚いことをしてもいいからなのだそうだ。もともと法曹人としての資質に欠ける言動をしていて、それが今も変わっていないのだ。
 そして、今また自衛隊の国民監視機関が高校生の平和運動まで対象としていたという騒ぎが。実際に戦争を始めているわけだし。だからなのか、もともとなのか、裁判所にもすっかり手が回っているということだ。


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by ruhiginoue | 2007-06-20 22:03 | 司法 | Comments(0)
 裁判員の模擬裁判が始めて行われた。この制度の欺瞞と危険はすでに指摘されているが、一般人のほとんどは、指名されてしまったらなかなか拒否できないことを心配している。だから、報道も、もっぱら、どういうとき断れるかとの話だ。
 しかしほぼ確実に裁判員にならなくてすむ方法がある。それは日頃から裁判批判をすることだ。人権擁護団体に加盟するなどして、日本は冤罪がひどすぎるとか、裁判官は不公正などと、集会や機関紙で発言しまくっていれば、まず裁判所から忌避されて裁判員に選ばれない。
 実際に、司法の現状に批判的なジャーナリストなどは、裁判員制度の偽善を批判していて、選ばれたらぜひ問題提起してやろうとあの手この手を考えているが、おそらくブラックリストに掲載されているだろうから、呼び出されることはないだろうと言っている。
 周防正行監督も、先日、「それでもボクはやっていない」を作ったために、裁判員には選ばれないだろうと言っていた。マスコミでも取り上げられヒットしたから法曹界でも観た人は多く、その中で裁判官たちは、「なんだこれは。裁判所批判の映画だ」と激怒していたそうだ。
 そして裁判官たちは、批判的な人が傍聴席にいると露骨に嫌そうにする。これでは裁判員にはされないだろう。だから、やりたくなかったら裁判批判することである。
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by ruhiginoue | 2007-05-31 02:09 | 司法 | Comments(7)

常套手段

 主婦が拾ったお金を交番に届け、落とし主がわかったのだが、お金が無くなっていた。警察は届けた主婦を呼び出し、ネコババしただろうと執拗に自白を迫った。その主婦は妊娠しており、身重でありながら責め立てられた。いくら否定してもだめで、このままでは家族に迷惑をかけるからと離婚も真剣に考えた。
 ところが、真犯人がわかった。届けられた交番の警官だった。隠そうとしたが、すでに騒ぎとなってた。これでは落とし物を届ける人がいなくなってしまう。すると、警察はその主婦に謝罪して直ちに解放するのではなく、今度は真犯人の警官のために「減刑嘆願書」を書けと寄ってたかって迫った。
 以上は80年代のことだが、今もこの司法の体質は変わっていなかった。

 富山県警に強姦などの容疑で逮捕された男性が約2年間の服役後に無実と判明した冤罪事件で、判明直後に男性が検察官の聴取を受けた際に当時の取調官らを恨んでいないという調書を取られた、と弁護団に話していたことが28日、分かった。男性や弁護団によると、1月24日午後、富山地検で、検察官から「公判で無罪を証明するために必要」と言われ男性は聴取を受けた。
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by ruhiginoue | 2007-05-28 15:02 | 司法 | Comments(4)
 どちらの言い分を支持するわけでなく、当たり前のことだろう。
 まして、テレビのコメント屋に成り下がったタレント弁護士が、記録を調べもせずいい加減なこことを言う(この人はいつものことだし、他の人でも、テレビに出て批評家まがいのことをしている弁護士は信用できないというのが法曹界では常識)のを口移しするのでは、煽動であって報道ではない。
 念を押すが、どちらの言い分が正しいというのではなく、それ以前の問題である。

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by ruhiginoue | 2007-05-25 21:23 | 司法 | Comments(7)

不倫なら民事に

 未成年者と「淫行」の罪に問われた男性が無罪に。セクハラのように上下関係を悪用したものではなく、金銭授受もなく、一定期間以上の交際があり、双方とも好意を持った間柄ということを重視した。
 男性は既婚者なので、不倫であるから結婚前提ではなかったのだが、それだけでは性欲のためだけとは言えないとの判断。
 規定からすれば相当の判断だろう。論旨も丁寧かつ明確だから、評価できる。これまでは機械的でズサンな認定により、片方が未成年だから婚約者を逮捕という異常事態すらあった。
 不倫は問題だが、それは配偶者が民事で訴えるのが筋。この場合、妻が、夫とその不倫相手に慰謝料を求めるべき。不倫相手が未成年なので、親に監督責任を問うことになり、このばあい夫の責任との過失相殺されるだろうから慰謝料は低いだろう。
 この件を訴えたのは保護者だから、それによって保護者は娘の相手の男の妻に慰謝料を支払うはめになるだろう。

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by ruhiginoue | 2007-05-25 16:07 | 司法 | Comments(2)

バカげた裁判員制度

 この問題は既に周知だが、ただし司法に関心がある人たちの間でのこと。そういう人は少数派。それで裁判官が次のように注意を促すそうだ。
  
 「新聞やテレビで見聞きしたことに基づいて判断してはいけません」
そうです。マスコミの犯罪報道は警察の情報操作ですから。
「被告が有罪であることは検察官が証明する」
ただし証明できないとき、強引に有罪にするのが裁判官の仕事で、その共犯者が裁判員です。
「法廷に出された証拠だけに基づいて判断」
それで検察に不利な証拠は隠しても良いことになってます。
「常識に従って、罪を犯したことは間違いないと考えられる場合に有罪。逆に疑問がある時は無罪」
しかし、そうすると必ず裁判官と対立しますから、聞き流してください。

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by ruhiginoue | 2007-05-23 23:11 | 司法 | Comments(6)