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by ruhiginoue

カテゴリ:司法( 502 )

 どちらの言い分を支持するわけでなく、当たり前のことだろう。
 まして、テレビのコメント屋に成り下がったタレント弁護士が、記録を調べもせずいい加減なこことを言う(この人はいつものことだし、他の人でも、テレビに出て批評家まがいのことをしている弁護士は信用できないというのが法曹界では常識)のを口移しするのでは、煽動であって報道ではない。
 念を押すが、どちらの言い分が正しいというのではなく、それ以前の問題である。

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by ruhiginoue | 2007-05-25 21:23 | 司法 | Comments(7)

不倫なら民事に

 未成年者と「淫行」の罪に問われた男性が無罪に。セクハラのように上下関係を悪用したものではなく、金銭授受もなく、一定期間以上の交際があり、双方とも好意を持った間柄ということを重視した。
 男性は既婚者なので、不倫であるから結婚前提ではなかったのだが、それだけでは性欲のためだけとは言えないとの判断。
 規定からすれば相当の判断だろう。論旨も丁寧かつ明確だから、評価できる。これまでは機械的でズサンな認定により、片方が未成年だから婚約者を逮捕という異常事態すらあった。
 不倫は問題だが、それは配偶者が民事で訴えるのが筋。この場合、妻が、夫とその不倫相手に慰謝料を求めるべき。不倫相手が未成年なので、親に監督責任を問うことになり、このばあい夫の責任との過失相殺されるだろうから慰謝料は低いだろう。
 この件を訴えたのは保護者だから、それによって保護者は娘の相手の男の妻に慰謝料を支払うはめになるだろう。

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by ruhiginoue | 2007-05-25 16:07 | 司法 | Comments(2)

バカげた裁判員制度

 この問題は既に周知だが、ただし司法に関心がある人たちの間でのこと。そういう人は少数派。それで裁判官が次のように注意を促すそうだ。
  
 「新聞やテレビで見聞きしたことに基づいて判断してはいけません」
そうです。マスコミの犯罪報道は警察の情報操作ですから。
「被告が有罪であることは検察官が証明する」
ただし証明できないとき、強引に有罪にするのが裁判官の仕事で、その共犯者が裁判員です。
「法廷に出された証拠だけに基づいて判断」
それで検察に不利な証拠は隠しても良いことになってます。
「常識に従って、罪を犯したことは間違いないと考えられる場合に有罪。逆に疑問がある時は無罪」
しかし、そうすると必ず裁判官と対立しますから、聞き流してください。

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by ruhiginoue | 2007-05-23 23:11 | 司法 | Comments(6)
 確かに、末期患者の無用な延命より「尊厳死」が求められる場合がある。そして医師が患者を死なせて問題となることが何十年も前からあった。
 しかし、家族から頼まれたからという抗弁は受け入れられない。
 遺産相続の関係で、家族が死の時期を操作したがることが実際にあるし、医師が患者の同意もなく行ったことで訴えられたとき「家族に頼まれたから同意があった」と抗弁して、裁判で通用してしまうことが現実にある。それが時にはとんでもないこと、たとえば医師が自分の興味のため人体実験も同然のことをしておいても、正当化されてしまったりする。
 だから、今回(↓)のような場合でも、正当化はできない。

 和歌山県立医大病院紀北分院で2006年2月、女性患者=当時(88)=が人工呼吸器を外され死亡した事件で、殺人容疑で書類送検された男性医師が、県警の調べに「家族から外してくれと言われた」と供述していたことが23日、分かった。県警は06年3月、分院からの届け出を受け、医師らから事情を聴くなどして捜査。女性の余命が短く、家族の要請があったことから、医師の悪質性は低いと判断し、今年1月書類送検した。Excite %u30A8%u30AD%u30B5%u30A4%u30C8 : %u793E%u4F1A%u30CB%u30E5%u30FC%u30B9
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by ruhiginoue | 2007-05-23 11:36 | 司法 | Comments(1)
 最高裁長官が記者会見し、裁判員制度について真面目な人ほど消極的だと言う。
 人の運命を左右するのは重く感じるからのようだが、そりゃそうだろう。ネット上で軽々しく「死刑だ」「殺せ」などと書いている連中でもないと、とても務まらない。きっと、裁判員になったら精神に異常を来す人や自殺する人がでるだろう。
 裁判官が、荒唐無稽な判決をして批判されるのがそろそろ嫌になってきたから、デタラメ正当化のため国民に責任を押し付けようと作ったのが裁判員制度。
 この制度で裁判員のすることは、裁判官の追認をするだけ。陪審員のように裁判官の暴走を食い止める機能はもっていない。
 裁判員制度なんて駄目だ。陪審員制度でないと。


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by ruhiginoue | 2007-05-02 22:32 | 司法 | Comments(0)

学力テスト差し止め訴訟

 学力テスト差し止め訴訟、まだぞろ裁判に無知な人たちが湧いて出て、原告らはくだらない非難を浴びそうだ。
 学力テストの問題は4月2日の当ブログで指摘した。
 今回はさらに、業者が情報を濫用しないかという当然の危惧が指摘された。
 これに限らず、何かを裁判で問う場合、社会的影響などの戦略論と、どの法律を利用するかという戦術論がある。
 そして今回は民間業者の介在と個人情報保護法が採られた。
 これは裁判という手段を活用するなら常識なのだが、何も知らない人は「なんでこれがこういうことになるのか」と無知丸出しで批判し、時には自分の無知に気づかないままプログなどで持論や体験談を披露する醜態を演じる。気をつけよう。

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by ruhiginoue | 2007-04-17 07:00 | 司法 | Comments(0)

日本の戸籍制度の特殊性

 卵子は当人のものだが、子宮の病気のため他の女性に依頼して代理出産された子を、実子として届けたが、これは最高裁の判断によって受理されないこととなったらしい。
 戸籍は何のためにあるのかと言えば、まず扶養や遺産相続といった財産上の意義で、次に、優性学的見地から近親結婚を防ぐため。
 今回の場合、遺伝的には実の親子だから、近親結婚防止のためには実子と認めた方がいいのだが、そもそも代理出産の技術が無かった時代に作られた法律なので、予定してない事態となったわけだ。
 代理出産には、もちろん問題がある。様々な危険が伴うことはすでに指摘されていて、だから代理出産そのものを認めてはならないという指摘はもっともであり、お墨付きを与えてはならないという意見も正しい。しかし、ここでは産まれてしまった子供の戸籍の話である。
 高裁はアメリカの判例をここでも有効とすることで実子と認めてよいと判断したが、これを最高裁は否定した。法制度の不備であることは最高裁も認めており、無い制度に無理して対応しては問題が起きるということだ。
 それは戸籍制度のためだ。そもそも日本の戸籍制度は世界的に見ても特殊で、家族は経営体という観念が強い。だから戦前までは「家制度」があり、戦後も法務大臣がその立場にもかかわらず「戦後憲法は個人主義的で、家制度を否定したのが良くない」と公言したように、信奉者が多い。同じ感覚で「夫婦別姓で家族制度が崩壊する」などと真顔で言う人もいるくらいだ。
 つまり、日本の家族制度は、個人の結合ではなく、また、血縁関係とか遺伝などよりも、機構に組み込まれているかどうかのほうが重要なのだ。だから、女性の再婚禁止期間なる法規定がある。DNA鑑定もできるようになったし、そもそも子供が出来るのは生物学的なことであって法律上の結婚によって出来る訳ではない(だから出来ちゃった結婚なんていうのがある)けれど、こんな不合理な制度の廃止ではなく期間短縮にしようとの発想で、とにかく形式だけは保とうとする。
 こうした制度に今のところは従わざるを得ないと最高裁は判断したわけだ。
 
 
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by ruhiginoue | 2007-03-24 13:15 | 司法 | Comments(5)

731部隊の影

 厚生官僚の天下りを最も熱心に受け入れてきたミドリ十字は、薬害HIV事件で名が地に堕ちてからも何者かが大金を投じて株価を買い支え、三菱ウェルハーマーに変わったが、もともとは日本ブラッドバンクという会社で、設立した内藤という人は731部隊で働いていた。人命軽視の体質は温存され続けていた訳だ。
 こうした、戦前の総括も満足に出来ていない国が、戦後の総括をするというのだから、とんでもないことだ。
 
 
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by ruhiginoue | 2007-03-23 18:46 | 司法 | Comments(0)
 当時人気があったスポーツタイプの自動車フェアレディーZで車体は赤。この派手なクルマを使って起きた連続女性誘拐殺人事件。
 センセーショナルに騒がれた事件で、これをモデルにしたテレビドラマも作られた。犯人の女性役に室井滋、共犯者とされた男性に玉置浩二が扮していた。
 二人は共同で事業を起こすが経営がうまくいかず、男性の方は見切りをつけようと考えていたが、女性の方は未練があった。二人は恋人のようになっていたが、男性の方は結婚していて不倫だったから、これも事業と同時に清算しようとしていた。ところが女性は独身で、別れるのも嫌で事業の継続を望み、資金を欲しがっていた。そんな中で、身代金目的の連続誘拐殺人が起きた。
 最初は、女性が被害者を誘い出し、男性が殺したと思われた。しかし男性は、やっていないし知らなかったと主張。法廷で、二人が「お前が勝手にやったことに私を巻き込んだ」と罵りあった。裁判の結果、男性の方には関与した証拠がないとして無罪、女性の単独犯行と断定されて死刑判決となった。
 ところが、後に、帝銀事件の再審などで知られる今は亡き遠藤誠弁護士が相談を受け、死刑囚に面会したところ、死刑囚の女性は、自分の単独犯行どころか共同犯行でもなく、すべては男性がやったことだと言う。
 そこで遠藤弁護士は、膨大な刑事裁判記録を精読し、1女性の単独犯行、2男性の単独犯行、3女性と男性の共犯、4第三者による犯行、の可能性があるが、少なくとも4だけは確実に違い、1には確かに不審な点もあるが、当の相談者が3ではないと言うのだから裁判で再審の主張をするとしたら1を否定して2であると言うことになり、かといって2であるという証拠もない。
 とうとう、遠藤弁護士もお手上げで、どうしても解らないからと弁護の依頼を断ってしまい、こんな事件は初めてだったと言う。
 そして、どうなったのかと思ったら、再審請求はしたが、証拠がないとして棄却されたわけだ。まさに「薮の中」の事件だ。
 
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by ruhiginoue | 2007-03-23 18:24 | 司法 | Comments(0)
 ホリエモンこと堀江貴文に実刑判決。
 彼の失敗は、まず目立ったこと。もう少し年長なら、カカシを立てて自分はその陰にいて操る。
 次に、権力にすりよったこと。権力の内部でも葛藤や抗争があることまで予想していなかったのだろう。フジサンケイ買収劇で、裁判官が味方してくれたことに慢心したはずだ。このときの鬼頭季郎判事は権力すりよりで悪名高く、すぐに退官して内閣府に行った。しかし、情勢が変わったのだ。
 韓国のドラマ「チャングム」を連想した。宮廷の官僚オ・ギョモが、癒着していた政商チェ・パンスルとその一族を切り捨てるべきか思案していると、側近から言われる。「オ・ギョモ様、情に流されては将来に禍根を残します。チェ一族は大きくなりすぎました故」
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by ruhiginoue | 2007-03-16 19:29 | 司法 | Comments(1)