井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

カテゴリ:司法( 516 )

苦し紛れの検察

 光市事件のやりなおし裁判で、赤ん坊の殺害について証言があった。
 被告は「赤ちゃんを落として死なせていたと思っていたが、取り調べの際、検事に『たたきつけない限りできない(頭の)あざがある』と言われ、そうなのかもしれないと思い認めた」と述べた。
 さて、これを検証してみよう。
 もともと検察は論告求刑などで「被告は赤ん坊が泣き止まないため激昂し、自分の頭上に持ち上げた姿勢から床に思いっきり叩き付けたが、まだ泣き止まなかったので首を絞めて殺した」と主張していた。
 これに対して被告は、「泣く赤ん坊をあやそうとしたが慌てていたため落としてしまった。叩き付けてはいない。首に紐を巻き付けたのはあやそうとしての飾り付けで、蝶結びにしたのであり絞めてはいない」と主張した。
 被告は身長が175センチで、それが頭上から床までとなると2メートルくらいになる。その高さからただ落ちただけでも、骨も固まっていない0歳児は死んでしまう確率が高い。しかも18歳の男性の力で思いっきり叩き付けたとしたらほぼ確実に即死だ。
 なのにまだ生きていて、だから首を絞めて殺したという検察の主張はどうもおかしいと言われてきた。また、0歳児なら強く絞めなくても蝶結び程度で窒息して死んでしまうことは充分に考えられる。
 このように、複数の法医学者が鑑定意見を述べており、したがって、もともと殺意はなく、誤って死なせたのもあり得るというのが弁護団の主張だった。
 してみると、被告の述べる「床に落として死なせたと思っていた」は、真偽はともかく少なくとも検察の主張よりは常識的である。
 ところが被告は、検察官に迎合させられてしまったと言う。記憶に反した不本意な調書を無理に認めさせられてしまったというのは、有実でも無実でもよくあることで、冤罪事件では定石ともいうパターンだ。このため本件では義憤にかられた弁護士たちが名乗りを上げたのだろう。
 しかし「意見よりまず証拠だ」
 すでに(裁判傍聴もせず、関係調書も閲覧せず、扇情的かつ政治的意図丸出しなマスコミ報道とネット風説だけに頼っている者以外にとっては)周知の通り、死んだ赤ん坊の遺体には、強打された痕跡も、首をきつく絞められた痕跡も無い。なのに、検察は何を根拠にして、かかる主張をしたのか。
 これについて、法廷で検察官は、赤ん坊が打撲傷を負っていないのは、「思いっきり床に叩き付けようとしながら、いったん手を止めたのではないか」と言って失笑を買っていた。激昂して思いっきり叩き付ける動作の途中で、何で手を止めるのか。そのうえ、それでも駄目だったから絞殺したというのは矛盾も甚だしい。だから検察側の鑑定人もお手上げの状態だ。
 これは裁判を記録した調書にも残されている。傍聴していた遺族も、もちろん目の前でのやりとりだからすべて知っている。そのためか最近はボルテージ低下が著しい。「検察に乗せられて引込みがつかなくなっているようだ。検察もむごいことをしたものだ」と、権力からセカンドレイプされてしまった遺族は、法曹関係者たちからも、報道関係者たちからも、同情されている。
 このことは同時に、取材した記者たちもわかっているということだ。実際に記事も書いていると聞く。しかし、今のところは、記事は没にされる。「事実でも、反感を買ったら商売に差し障ると上からのお達しだ」と。あくまで、「今のところは」である。


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by ruhiginoue | 2007-09-19 23:07 | 司法 | Comments(0)
 例の光市事件について、マスコミや世間で言われていることとは異なる反応を示しているのが、事件があった隣近所だと最近知った。
 あの事件は同じ団地内で起きた。被害者と加害者は同じ団地の別の棟に住んでいて、面識は無かったが、歩いてすぐのまさに「目と鼻の先」という位置だった。
 近所の人たちに取材した地元の記者(この結果は小さくローカル報道しかされていないから、地元の人でも少ししか、他の地域の人はほとんど、知らないらしいが)によると、加害者の家庭はムチャクチャもいいところで、よそのうちのことではあるが、あまりにひどいので隣近所でなんとかしてやらないと子供つまりこの事件の加害者がかわいそうだし、「そのうち何かまずいことに発展するのではないか」という何となくの不安は持っていたら、とうとうこんなことになってしまい「大変に悔やまれる」というのが、その家庭を知る近所の人たちの正直な心情だった。
 加害者の父親は(これは報道され、その一部映像がYOUTUBEにも投稿されたが)息子がこんな事件をやらかしたのに、記者に向かって「なんで俺のところに取材にくるんだ。関係ないだろう」などと言い放ったうえ、周りに諭されてやっと拘置所に面会に行っても息子と二言三言どうでもいいような会話をしただけだった、というような親父だ。
 その親父は、家庭内暴力を妻子にふるい、耐えかねた妻はとうとう自殺してしまう。首を吊って、糞尿を垂れ流している母親を十一歳の息子は見てしまったのだから、強烈なトラウマだろう。
 そして親父はフィリピン人女性と再婚した。この義母に、息子は幼児のように甘え、高校生にもなって、じゃれついたり抱きついたりしていたから、周りで見ていても異様だった。いきなり後ろから抱きつくこともあったそうで、これを知らない女性がされたら驚いて当然だが、やっている当人は幼児の感覚で、ただ身体の機能と腕力は身長百七十五センチの十八歳男性である。
 この少年の母親は、父親からの暴力にさらされ続けた共通の被害者として息子を溺愛していた。夫を憎み、そんな男性の子供は生みたくなかったが、息子は唯一の理解者であるし、また、実際に生んだ息子のことは可愛い。それで、母親は息子に「将来はお前の子供が生みたい」と倒錯したことを言っていた。
 このようにして、どうやら異常な感覚を植え付けられてしまったらしい息子は、目の前に若い母親がいて、死んだ母親を思い出してしまい、義母によくやっているように抱きついてしまい、驚いた(当たり前だ)被害者が暴れて声をあげたために力任せに押さえつけて死なせてしまったと弁解するのだが、それなら、母親の感覚なのに犯すとは変ではないかと問いつめられると、自分と被害者とは来世で添い遂げる間柄だと思ったと大まじめに言って被害者の夫を激怒させることになる。
 ほかにも、自分がしでかしたことについて、なんとかしてもらいたいと思った相手が、最初の警察の取り調べ調書にも記載がはっきりあるとおり「ドラえもん」というわけであるなど、事件を起こしてから被疑者は変なことを大まじめに話しているが、もともとが変だったわけで、それは育った荒んだ家庭のなかで醸造された異常さがもとにあり、これを知っていたから、近所の人たちは、「こうなる前になんとかならなかったか」と悔やんでいるということだった。

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by ruhiginoue | 2007-09-18 23:03 | 司法 | Comments(0)
 著作権者とは、作品に対して芸術的・思想的な創造力を発揮した者とされているが、映画は例外で、費用が多くかかるため財界から圧力があり、著作権法が改定された。
 これに対して、日本映画監督協会では、監督こそ著作権者と認めるよう運動しており、昨年の二月二十六日に行われた創立70年の記念日(つまり二二六事件の日に偶然設立されたわけだ)の祝賀会でも、この運動について確認がされた。
 このとき私は、「監督が製作者も兼ねてしまえば、芸術的にも商業的にも思いのままではないか、スタンリー・キューブリックみたいに」と言ったところ、あるベテラン監督から「できることなら誰でもそうしたいけど、資金集めとなると大変なんだ」と言われた。
 とにかく、こういう事情なので、監督と製作者が著作権をめぐって裁判になれば、「宇宙戦艦ヤマト」のときみたいに、法律は製作者に味方する。
 しかし、チャップリンの作品はチャップリンの著作物という判決が言い渡された。かつて松本さんではなく西崎さんと判断した東京地裁が。チヤップリンの場合は、キューブリックと同じということだろうし、出演までしているから、それ以上なのだろう。

 というのが、以下引用の報道について。

格安DVDでチャプリン出演・監督の映画9作品の著作権を侵害されたとして、著作権を管理する外国法人がDVD制作会社2社に対して販売差し止めと損害賠償を求めた裁判で、東京地裁(清水節裁判長)は2007年8月29日、販売の差し止めと損害賠償約1,050万円の支払いを命じる判決を言い渡した。裁判では著作権の保護期間が争点となった。判決はチャプリン個人を著作者と認定し、保護期間は1977年のチャプリンの死後38年間で、まだ著作権が消滅していないと判断した。DVD制作会社側は、映画はチャプリン一人によるものではなく、プロダクションなどの団体の著作であり、保護期間は公開後33年間の規定を適用すべきと主張していた。Excite %u30A8%u30AD%u30B5%u30A4%u30C8 : %u793E%u4F1A%u30CB%u30E5%u30FC%u30B9
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by ruhiginoue | 2007-08-30 16:57 | 司法 | Comments(0)
 この事件は、原告の男性が電車内で携帯電話をかけていた女性に注意したことがきっかけだった。声高に話していたうえ注意してもやめなかったから、キツい調子で「やめなさい」と言ったら、やっと通話をやめた。
 そのあと男性は、その女性に痴漢を働いたとして逮捕されてしまった。女性が警察に訴えたのだが、なのにその後女性は警察から話を聴きたいと何度呼び出されてもすっぽかした。これでは話にならないと嫌疑不十分で不起訴となった。電話のことで逆恨みから狂言したのだろうと思われ、今回の裁判となった。
 そんな女性の言うことをよく調べもせず逮捕する必要があったのかどうか。そんな警察の対応を問題にしているが、同時に女性の狂言も問題にしている。そういう裁判だった。
 そして、女性は車内通話は認めたが、痴漢の被害には遭ったと主張した。警察は、女性の言うことがもっともらしかったので信用したのだから、逮捕は正当だと言った。原告は、女性の証言が物理的にあり得ないと主張した。女性にしては大柄な人に対して、男性としては小柄な人が、股間に股間をくっ付けてきたなんて身長差から不可能だと指摘し、女性の証言は虚偽だと主張した。
 私は、「アブハチ獲らず」になるかも知れないから被告にするのは警察か女性かどちらかにした方がいいと主張していた。
 だが、原告は、手前の公衆道徳違反を注意されて逆ギレして狂言をやらかした女性がどうしても許せなかったと言う。
 では、女性の狂言により、原告も警察も迷惑したと主張すればどんな判事でも、権力にヘツラう裁判官にも、通りやすそうに思える。
 だが、そうしてしまうと、支援者の中には権力犯罪を追及する団体もあるのだから、そこから反感を買ってしまうし、強者に立ち向かわず弱者(悪者だけど)だけ追及するのは如何なものか。
 このあたりが難しくて、去年は激論になっていた。ほんとうに難しい。


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by ruhiginoue | 2007-08-29 20:56 | 司法 | Comments(17)

松本清張「霧の旗」

 京都で、弁護士会が会員の弁護士を懲戒請求した。国選弁護人として受任した複数の事件で、被告が否認していることを裁判で否認しなかったり、被告の意向を無視して検察の主張に同意してしまうなど、ひどいものだったらしい。
 刑事事件の9割は国選弁護人で、金が無いとかコネがないなどの事情だ。中にはいい弁護士に当たることもあるが稀な確率で、多くは腕が悪いとかやる気が無いとか、それらの両方だったりする。その中によくあるのが、本件のような年寄りの弁護士。
 国選弁護人は私選とちがい報酬が安く、判決によって弁護士としての評判が変わるわけではないから、手抜きするほど得になるので頑張ろうという意欲が湧かないし、それ以前に年寄り弁護士の場合は体力がない。
 この問題は松本清張が「霧の旗」という小説にしていて、何度もテレビと映画になっている。兄の無実を訴える女性の依頼を蹴った有名弁護士、国選弁護人は被告が無実を主張しているのに有罪を前提に情状酌量を求めてばかりで、後から気になって記録を読んだ有名弁護士は、国選弁護士が見落としている数々の無実の根拠を発見するが、手遅れで・・・あとは読むか観るか。
 映画では最初に松竹で、新人だった山田洋次監督が賠償千恵子主演で、弁護士は滝沢修、次は東宝が山口百恵主演で弁護士が三国連太郎、テレビでは大竹しのぶと二谷英明、安田成美と田村高弘、星野真理と古谷一行というぐあいで、当代人気の若手女優とベテラン大御所俳優の共演で話題づくりしやすいからだろうが、出演者が違っても作品のテーマについては変わっておらず、実際に、未だ改まっていないということだ。
 
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by ruhiginoue | 2007-08-29 13:56 | 司法 | Comments(1)
 もともと「タレント弁護士」のいい加減さは法曹界で問題になっていた。特に、今回テレビでの言動のため業務妨害で訴えられることになった橋下弁護士は悪質だと言われてきた。出演したテレビの中ですら、例えば別の番組で、暴行事件が記憶に新しいお笑いタレント島田紳介からすらも、その、弁護士にしては無見識な発言について、しばしば皮肉を言われていたほどだ。
 今回の問題は、その大阪の番組自体が、しょっちゅう問題を起しては名誉毀損で賠償という事態になっていた。製作担当者も、言いたい放題を売りにしているからいずれ問題になるかも知れないとヒヤヒヤしながらやっていたと告白していた。
 また重大な社会問題について、芸能ネタと同じ感覚で扱うべきではないと指摘されてはきたが、視聴率のためだからとやってきたのが現実であった。しかし弁護士はそういう感覚であってはいけない。出演した番組がそうでも、合わせてはいけない。
 同じことは医者も言われていて、「こうすれば健康になれる」と、みのもんたが言うのと医師が言うのでは、違うのである。弁護士とか医師は、誰でもすぐなれるものではなく、たくさん勉強して資格を取得しなければならない。そして資格を持つ者だけに認められた特権まである。だから、その社会的責任から、専門的分野での発言には一般人とは比較にならない重みがある。
 橋下弁護士が、ほんとうに、光市事件の被告側弁護士らを懲戒に相当だと考えたとしたら、専門家である自らが懲戒請求をするべきだ。光市事件以外では、実際にやっている弁護士がいくらでもいる。そうすれば内容的にも確実なものとなったはずだ。橋下弁護士がどんなひどいヘボ弁護士であっても、ネットで匿名で喚いているドシロウトたちよりはマシな懲戒請求ができるだろう。
 それをしないで、問題ばかり起しているゴシップ番組で「懲戒呼びかけ」するのだから、蒙昧な人たちを焚き付けて懲戒の中身ではなく量によって業務妨害していると言われてもしょうがない。少なくとも、自分で懲戒請求する自信が無かったという事実上の告白である。
 橋下弁護士は、法曹人として、知識がないか、勇気がないか、それら両方がないか、ということだ。また、デタラメな懲戒請求は業務妨害になることを、橋下弁護士は番組で説明していなかったと指摘されている。資格を持つ者は、素人に何か奨めるにさいして重大な要件に関して告知義務がある。それを怠ったのであれば、当然、罪に問われる。訴えられるということは、懲戒請求のなかにズサンな内容が多かったことになり、安易に呼びかけた弁護士が責任を問われて当然だ。

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by ruhiginoue | 2007-08-28 14:14 | 司法 | Comments(8)
 シンガポール航空が、搭乗しようとした障害者に介護人が居なかったため拒否し、これに対し、不当な差別として賠償請求の訴訟がおこされたが、緊急事態への対応で問題があるから差別ではないという判決。障害者の社会参加を阻害するとの批判も。原告は控訴を表明している。
 シンガポール航空は心がこもった接客を売りにしていたはずだ。美人のスチュワーデスが心をこめて親切に客に接する宣伝をテレビスポットで流していた。しかし、そこに障害者への安全配慮は含まれていなかったし、それでいいのだという裁判官がいるということだ。
 昔は、アメリカの航空会社が最初にスチュワーデスを募集したときなど、看護師の資格を持つ人というのが条件だった。
 ところが日本航空では、スチュワーデスがソムリエの資格を競うように取得しても救急救命士の資格はそっちのけという実態が指摘されている。だから「ただのホステス」「芸能人のためにいるようなもの」と皮肉られもする。
 飛行機に乗ったら、障害者でなくても、客は添乗員に期待してはいけないということだ。
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by ruhiginoue | 2007-08-14 22:08 | 司法 | Comments(2)
 光市事件について、被告は改めて殺意とともに乱暴の意図も否認した。
 しかし一・二審では、意図があったという認定だった。なぜなら、検察の主張を、初めに付いた弁護士がそのまま同意してしまったからだった。
 そして、未成年だったことや、子供の頃に母親が自殺したり父親から暴力を受けるなどして人間形成がちゃんとしてなかったということで、死刑の求刑だったが無期懲役の判決になった。これで初めについた弁護士は満足だったのだろう。
 しかし、被告に無断で検察の主張に同意してしまうなんて、とんでもない弁護士だということに本来はなるはずだが、しかし現実は違う。刑事でも民事でも、弁護士の裏切りはしょっちゅうだ。
 そして検察は、最初に被告の弁護士から反論されなかったのをいいことにしていたが、後から困ったことになった。犯人はもともと乱暴目的だったとか、抵抗されて両手で首を絞めたとか、赤ん坊が泣き止まないため激高して頭上に持ち上げたうえそこから床に叩き付けたとか、なにが根拠だったのか。
 今後、検察は、勝手に事件を脚色したとの疑惑に回答しなければならない。それができなければ、嘘がバレそうになったために、遺族やマスコミを利用して犯人への憎悪と弁護団への誹謗を煽ることで誤摩化そうとしたと看做されるだろう。
 
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by ruhiginoue | 2007-07-24 19:41 | 司法 | Comments(100)

東京高裁の体質

 遺棄毒ガス賠償訴訟で、原告側全面敗訴の逆転判決だが、東京高裁のいつものことで、予想されていたこと。
 東京高裁は日本一反動的とか権力ベッタリと言われている。そしてろくに審議もしなかったり、荒唐無稽な認定をしたり、判断した理由もなかったりして、「強きを助け弱気を挫く」判決をする。この件のように、一審を強引に覆すこともお家芸である。
 こうして東京高裁の判事たちは、その後退官して媚びを売った先の政府機関に異動していく。そういう構造が出来上がっていて、司法権の独立が壊されている。これには裁判官の中にも苦々しく追っている人がたくさんいるほどだ。
 それを具体的に暴いて追及する裁判が、その東京高裁で8月6日午後2時より東京高裁809号法廷で行われるから、興味があるなら傍聴して欲しい。

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by ruhiginoue | 2007-07-19 14:55 | 司法 | Comments(5)
 英国で、裁判官のカツラが廃止されるという報道。ただの慣習だから無駄を省くという意見によるものだが、これに反対する意見もあり、威厳を保つためとともに匿名性の機能もあるということだ。
 確かに、判事が法依をまとうのは威厳のためだけでなく、職務とは別の、人としての個性を表に出さないためだから、カツラも同様の効果があるだろう。
 過去に、「ハゲ!」と言われてコケにされた人が名誉毀損で訴えた裁判があり、判決は「頭に髪の毛が無いことは社会的評価の低下を来さないから名誉毀損には該当せず、しかし故なく身体的特徴を貶めたので侮辱罪に該当する」だったことがあるが、こういう裁判で、「ハゲ頭の裁判官ではハゲている人にヒイキしそうだ」と裁判官忌避を申し立てることはないとしても、気になって法廷で裁判官の頭に目が行って困るなどの影響ならあるだろう。
 最近では、美容師の不注意でトレードマークの髪型を台無しにされたキャバクラ嬢が賠償金を請求した裁判で、慰謝料だけでなく髪が伸びるまでかぶるカツラ料金も支払えという判決が東京地裁であったが、この裁判官は女性で、裁判官にしては珍しく美人でオシャレ(筆者はこの判事の私服姿を見たことがある)だった。それで理解をしめしたのだろうとか、男だったら、男でハゲだったら、あるいは女でもブスだったら、「なんだ髪型くらい」という判決になったのではないかと言われている。
 もちろん、裁判官としては主観を排し公正な判断をしたつもりだろうが、傍からはいろいろ憶測されてしまうものだ。そういう意味で、裁判官が同じ服を着ているだけでなくカツラまでというのも、いちおう意味があるとは言えるから、それらしいデザインの帽子をかぶったらどうかと思う。日本の裁判官も。
   
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by ruhiginoue | 2007-07-15 01:17 | 司法 | Comments(5)