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by ruhiginoue

カテゴリ:政治( 612 )

 今日、日曜だからと、いつもはできない手間のかかる料理をして楽しんでいた。ちゃんと盛り付けようとテーブルの上に並べて「♪なんて久しぶりなのー、お皿も、こんなにーたくさーん」と鼻歌を歌いながら。 
 
 そこに訪問者があった。地元の共産党の市議会議員をしている女性がお仲間と一緒に来た。署名集めしているという。今は取り込み中で火も使っているから対応できないと、片手に道具を持ったまま言ったら、では都議選をよろしくと言って他所へと向かった。

 このように、突然の訪問で手が離せないという時は困るし、せっかくの日曜日にやっていることを中断させられることは迷惑というのが正直なところだ。なのに、どうしていわゆるアポなしでいきなり来るのだろうか。電話だって割り込まれたら困ることがあるのだから、e-mailで前もって連絡してもいいだろう。
 かつて営業をしていたとき、相手の都合には大変気を使った思い出がある。これも交渉の成否に大きく関わるからだ。

 また、いま話題のアマゾンとヤマト運輸のことで周知のとおり再配達が問題で、いないことがあるだけでなく、居留守を使う人がよくいる。これは、手が離せないということもあるし、押し込み強盗や暴行魔がいるので女性など特に警戒していて、配達票で本当かと確認してから再配達の依頼をしないと怖いという現実もあるからだ。
 こういう報道があるし、そうでなくても社会の常識なのに、どうして共産党の議員らは気を使わないのだろうか。

 これより前に、同党の機関紙『しんぶん赤旗』を購読していた時は、あらかじめ電話で自宅に集金に行って良いかという問い合わせが担当の女性党員からあったが、待っているのになかなか来ないということが時々あり、とても困った。時には二時間くらい待っても来ないことがあり、もしかして、途中で交通事故に遭いでもしかたと心配してしまった。
 ところが、さらに暫くしたら来て、知り合いと偶然会って話し込んでしまい、ふと気が付いたら立ち話で二時間も経過していたということだった。呆れたことに、それを何とも思っていない。いかにも主婦などがやりそうなことだが、これ以外にも他で集金のついでにオルグしていたとか井戸端会議していたとかで、それが長引いて遅れたということがある。

 そういうことを、何とも思わない党員がいて、だいたいオバサンだ。おしゃべりに夢中になるとそれが最優先になったり、社会で話題になっている配達の訪問と経済と労働とライフスタイルの問題に無関心というわけだ。
 そして、そのオバサン感覚を省みることなく、党の政策を口移しに投票を依頼しても、投票する人は多くないだろう。

 


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by ruhiginoue | 2017-04-23 19:08 | 政治 | Comments(1)
 安倍内閣の支持率が、これだけ政策の失敗があるうえ不祥事が出ても大して低下しないのは、もちろんマスコミに圧力がかかっていて世論操作していること、それに騙されている有権者が多いこともあると考えられるけれど、それと同時に、騙されたのではないけれどマスコミに圧力をかけられる強者に服従している人が多いからだろう。一種の「忖度」で、これは日本人の特質だ。
 もちろん、マスコミの世論調査なんて正確でないことは昔からわかってるし、参考にするならともかく、それを盾にするようなことを総理大臣が自分で言うなんてことなかった。なのに自分から、しかも不祥事があって困った時に持ち出す安倍総理。これはマスコミに働きかけ高支持率を捏造してると言う告白に見える。

 その信用できないマスコミの世論調査について、これは最近よく言われることだが、固定電話にRDD方式の自動音声のアンケート調査が掛かって来て「2・3分のアンケート」ということだったのに、最初の「あなたは安倍政権を支持しますか?」という質問で支持しないを選択したら「最後まで調査にご協力いただきありがとうございました」と一問だけで切れたという体験談を聞く。
 これは、支持する人にだけその後の回答をさせて支持率をあげる工作ではないかと疑われている。そのくらいのことは、やるだろう。
 ただ、それ以前に、マスコミの世論調査は固定電話に掛けるものだが、固定電話なんて今どき田舎の主に年寄りの家にあるもので 田舎の人にとってはNHKが世の中のすべてである。そして安倍内閣はNHKに圧力をかけて言いなりにさせている。 籾井とか百田とか長谷川とかシンパを送り込んできた。だから世論調査で安倍内閣が多くなるのも当然だ。

 しかし、仮に世論調査のとおりだとしても安倍総理の言うことは間違いだ。そもそも(ほんとうの語彙)政策の違いなら批判されて反論するのに支持も多いと言えるが、責任ある立場を利用して不正を働いた疑いがあるから究明しないといけないという話に支持率など無関係だ。
 まったく、安倍総理の爺さんが言った「野球場が満員」「声なき声」の開き直りよりさらに程度が低下している。もちろん、その当時も「プロ野球ファンだが安保は反対だ」とか「安保反対声なき声の会」とかプラカードを掲げたデモ隊が現れたが。
 また、不正を行って隠蔽し責任を取らない政府を支持するなんてのは民意の内に入れなくていい。明らかに間違いなんだから気にすることない。かまわず批判し内閣に退場してもらうべきだ。


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by ruhiginoue | 2017-04-20 15:58 | 政治 | Comments(2)
 小西ひろゆき参議院議員が、産経新聞の阿比留論説委員兼政治部編集委員にネットで虚偽を書かれて名誉毀損されたと裁判を起こし勝訴したが、このあと阿比留委員は、判決の賠償金に付加される延滞金を値切ってきたので、小西参議院議員は呆れたという。膨大な意見書を提出するなどしながら最高裁まで争い延滞させたのは自分ではないかというわけだ。

 これに対して、勤務先の産経新聞が援助してやらないのかというのが巷の反応だが、会社で指示してやらせたことではなく個人で勝手にやったことだから知らんということだろう。

 ところで、ネットの名誉毀損の訴訟といえば、前にも述べたとおり賠償金は払ったが延滞損害金を払わないのでは同じ奴がいる。こいつは控訴したものの弁護士に辞任されてしまい、自分ではどうしようもないので控訴を取り下げて判決確定となったのだった。
 それなら、延滞金も一緒に支払うのでないと、早く終わらせた意味がない。請求したら、またネットで中傷のくりかえし。いくらそんなことをしても、請求したことで時効にもならなくなり、値切ったのではなく払わずに時間が経過し続けているので、また延滞損害金が利息の雪だるまのように増加つづけるのだ。

 そして、金額が増え続けていくうちにある程度まで培養したようになったら、何か仕事をしたところへ相手方に差し押さえをかける。すると信用丸つぶれになるというわけだ。




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by ruhiginoue | 2017-04-17 12:51 | 政治 | Comments(0)
 「だまされたということは、不正者による被害を意味するが、しかしだまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも決して書いてはないのである」
 「『だまされるということ自体がすでに一つの悪である』ことを主張したいのである」

 これは映画監督で名脚本家として知られた伊丹万作が、戦争について述べた話だ。騙されたと言って済ませていては、また騙されるという指摘もしている。

 さて、最近、戦争の愚行に逆戻りということで批判されている一環として、こんなこともあった。
 義家弘介・文部科学副大臣は4月7日の衆院内閣委員会で、幼稚園など教育現場の毎日の朝礼で子供たちが教育勅語を朗読することについて「問題のない行為」と答弁した。これだと参考資料ということではないのだから、国会で正式に排除されたものを勝手に復活させようということである。
 
 この義家という人は教員だった当時、立場を利用して生徒にひどい虐待をしていたことを得意になって話していた。これでは、クズから立ち直ったように見せかけているが別種のクズに変わっただけだと言われている。
 また、あの『日本会議の研究』の著者は、自民党とは地方のボスが寄り集まっているのだから弱い者いじめが当たり前だろうと指摘していたが、そういう自民党に家義という人はもともと合っていたわけだ。

 そんな家義弘介という人の「ヤンキー先生の人生相談」を連載し、その知名度向上と自民党の議席増に貢献したのが日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』である。
 これは騙されたということになるが、これに懲りずに同紙は「二セ科学批判の左巻健男」の連載をしてしまい、このため問題を起こし除籍された区議に便乗した中傷を同党は受けたのだ。

 この左巻という人、その問題になって同党から除籍された区議とは共同で講演会を開催していたが、これはまだ昔というほどの時期ではない。
 そして、この区議を批判した同党の党員と支持者たちに対して、左巻という人は片っ端から中傷誹謗をしまくり、その中には同党の支持者を名指しして「大阪のナマポ」と侮辱して罵声を浴びせるという非常識な行為まであった。生保が事実である根拠はなく、「ナマポ」と揶揄するのは憲法で保障された生存権を否定する差別である。自民党の片山さつき議員らは歓迎するかもしれないが、それだって内心にしておき堂々とは表明すまい。
 この人は大学教授だそうで、これでも教育者かと呆れるが、それ以前に、常識を持った大人に値しない。

 このように、義家とか左巻とかの基本的人権を否定する人たちが教育者というのだから、教育勅語の復活など「反動的」な情勢も当然だろう。
 だが、これに騙されて協力してしまったのが日本共産党の機関紙『赤旗』である。戦前から命懸けで弾圧による死者まで出しながら活動と発行をしてきたのだが、その先輩たちに申し訳ないと思っている人たちは、いったいどのくらいいるのだろうか。同党に所属する議員の中には、これを問題にしている人もいたが。

 これはまさに、騙されたで済ませているとまた騙され、騙されるのは被害であると同時に一つの悪であるという実証である。

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by ruhiginoue | 2017-04-10 20:21 | 政治 | Comments(3)
 フリーランス記者から厳しい質問を受けて会見場から「自主避難」した今村復興大臣は、原発事故の被災者は自己責任の自主避難だと言った。国策である原子力発電の事故が原因であっても国の責任ではなく勝手にしろというわけだ。

 これはアメリカでも同じだった。かつてレーガン大統領は、その金持ち優遇政策で激増したホームレスたちについて、好きで道端に住んでいる人たちだと言い放った。

 ところで、今村復興相が逆ギレしたさい締めていたことで話題の「ヱヴァのネクタイ」とその背景だが、これはそのアニメ映画にからんで贈られたもので、その会社は商売で権力に媚びているという指摘がされている。
 それで、そのアニメの予告編のように「サービス、サービス」ということで気恥ずかしくても我慢というわけなのだろう。 

 このように原発がらみなど大きな金が動けばより大きなプロバガンダが利用され、かつて大ヒットしたアニメと提携することになる。
 そうなると、一昔前の「いわさきちひろの孫が書いた絵本」など相手にされなくなる。あのプロバガンダ絵本も、はすみとしこの「そうだ難民しよう他人の金で」と同様に「避難して援助を受けるのではななく帰れ」だった。

 だから批判されていたし、共産党員たちの中にも「血統は関係ない」と言う者たちがいたが、そうでない盲従隷属党員たちもいて「いわさきちひろ先生と松本善明先生のお孫さんでいらっしゃる」と媚び、さらに批判する者たちにヒステリックな攻撃をして、宣撫工作に見事に乗せられ踊らされる醜態をさらしていた。

 しかし、絵本ごときで大ヒットアニメには敵わない。これだから、媚びて利権のオコボレにあずかろうというみっともない真似はやめたほうが賢明なのだ。

 こうしてみると、大臣も大臣だが、それが偉そうにしていられる背景には、色々なものが存在していることがわかる。



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by ruhiginoue | 2017-04-06 21:19 | 政治 | Comments(7)
 よく個人商店に創価学会と公明党のポスターが貼ってあり、それが東京では選挙があるので今とくに目立つが、これは入会すると経営する店で会員が購買してくれるなどメリットがあるからで、信仰なんて実はどうでもよいのだ。
 この実態を知らないと「創価学会の牧口常三郎初代会長は治安維持法で獄死した。共謀罪の審議入りに加担した公明党になぜ創価学会は…」などと的外れな批判する。

 また、敬虔な創価学会員の人は「鳥居はくぐりません」と毅然として言っていたはずだが、今では公明党の幹部が平気で「日本会議」の集会に出ている。
 かつて創価学会員は信者になるよう「折伏」すると「神棚なんて燃やしてしまえ」と家から持ち出し本当に火にくべてしまう粛清をしてまわった。勧誘されて信者になった人の親が古い人で神棚に拘っていると、そこへ押しかけて力づくであった。
 これにより逆に嫌になって信者をやめてしまったという親戚がいる。

 そういうことが相次いだから、創価学会は評判が悪かった。今では組織が膨張している時期がすぎたうえ政治的に変節もしているとはいえ、公明党の幹部が日本会議に出てしまうことについて心配じゃないのかと、逆に日本会議の方に訊いてみたいものだ。

 これは『防衛医大の場合は―ドキュメント医療裁判』に出ている一つの挿話だが、創価学会員の医師が患者を宗教に勧誘するのは問題なので、集会に芸能人が来ると言って誘う。「山本リンダが来るよ」などと。
 この部分にだけ読んだ人たちは笑ってしまったそうだが、最近の「幸福の科学」に見られるように、芸能人は新興宗教にとって勧誘の最も貴重な材料である。
 
 また、小学生のとき創価学会員から勧誘をされたことがあるが、これはあくまで『人間革命』の映画のチケットをくれるというので、ありがたくいただいたというだけだった。東宝特撮映画がタダで見られるということだ。音楽も伊福部昭だったが、天理教の宣伝映画にも音楽を付ける仕事をしたので続編には声がかからなかったそうだ。
 こうした映画音楽の仕事は金のためにやっているわけで、それについて伊福部昭は信仰するのは「八百万の神」だから何でもいいと言っていたが、創価学会のほうではそうはいかないということだ。

 あと月刊誌『潮』を読んでいたので勘違いされて勧誘されたこともある。
 あの当時は本多勝一記者の連載があったから購読していただけなのだが。その後、勤め先から「朝日の記者なら朝日に書け」との業務指示で引っ越さないといけなくなり、これは他の雑誌から執筆依頼が来る記者に対して売れない記者が僻み、管理職になったら嫌がらせしただけだったようだ。アメリカの新聞や雑誌では、正社員の記者で他所から依頼が来るのは誇らしいことなのだが、日本は違うようだから情けない話だ。

 そして、フリーで創価学会系メディアを活躍の場としていた「リベラル」「左派」の記者や評論家たちが、その後は創価公明の変節によって場を失ったり合わせて変節したりという無様なことになったが、これは既に『朝日新聞の逆襲』で述べたとおり。

 とにかく、今では創価学会に「平和」とか「人権」で期待しても無駄ということだ。それに小池知事と一緒のポスターである。「小池劇場」も「小泉劇場」と同じ猿芝居であることがはっきりした。




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by ruhiginoue | 2017-04-04 21:17 | 政治 | Comments(10)
 学校法人・森友学園の国有地売却問題で、籠池泰典氏の代理人弁護士は、籠池氏が国会の証人喚問で述べた証言について自民党議員が「偽証の疑いがある」などと発言したことに対して抗議文を送り、発言の撤回を求めたことを明らかにしたと報じられている。

 「籠池氏は自己の記憶に忠実に質問に答えている」と、自民党議員が偽証罪での告発を検討していることに対して反論し、「客観的事実とかみ合っていなくても、故意がなければ偽証罪には当たらない。議員の発言は法的根拠を欠いた、籠池氏の人格と尊厳を傷つけるものだ」と指摘している。

 このことは多くの法律専門家から指摘があり、また稲田防衛相も、あの事実に反した国会答弁について訂正と謝罪をしたが記憶違いを強調しており、これは嘘とは違うということを、いくらヘボとはいえいちおう弁護士だったので、よくわかっているということだろう。

 この証人喚問は、「トカゲのシッポ」にされてたまるかという籠池氏に自民党は困ったので、最初から偽証罪に問える形式にしたようなものだから、そもそも不純な動機があった。これはもう周知のとおりだろう。

 このようなおかしなことになったのは、あの佐々淳行もと初代内閣安全保障室長が原因だ。彼はオウム真理教事件のさい「上祐を証人喚問し偽証で逮捕しろ」とマスコミで煽った。東大法学部を卒業して警察と防衛と内閣の中枢にいた者が法律にそぐわないことを言い権力の乱用と弾圧をけしかけたのが尾を引いている。

 もちろん、真に受けるほうも悪い。いまでこそ佐々もと室長は、原発事故の危機管理について嘘を流布したとして菅もと総理から謝罪と訂正を求められたし、また離婚した妻からも佐々もと室長はその人格を告発されているが、それ以前から彼の「危機管理」などマッチポンプで権力の自作自演も同然なイカサマであったし、この証人喚問にしても事実を明らかにするための制度であって人を陥れるためのものではなく、濫用は悪辣なうえ税金の無駄だから、こんな当たり前のことに気づかないほうが悪いとも言える。

 しかし、煽った責任をとってもらわないといけない。佐々もと室長は、オウム真理教に破防法は不適切で効果がないと具体的な指摘があったというのに、それに対して反論もせず、またオウムが問題を起こしたら破防法適用に賛成しなかった人が責任をとるべぎたという荒唐無稽でバカ丸出しなことまで言い散らしていた。
 だから、今回の籠池氏の証人喚問について佐々もと室長は、陰険な嘘で自民党をたぶらかし誤解と混乱を招いた責任をとらなければならない。




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by ruhiginoue | 2017-04-01 20:56 | 政治 | Comments(0)
 千葉県で森田健作こと鈴木知事が三選し、あんな中身の無い芸能人あがり政治家にやらせるなんて「千葉県民はバカか」と言う人たちがいるけど、そうとは言い切れない。

 もちろん、「悪名でも無名には勝る」ということもあるだろう。

 しかし実際に住んでいる千葉県民の知人に聴いたら「たしかに彼は、芸能人が政治家センセイの虚名を求めているだけの知事だが、それだから誰が知事になっても同じの無難なことしかせず、おかげで東京と大阪のように知事が余計な事をして後々まで困ることにならないじゃないか」と言う。

 これについては、石原、橋下、松井、といった人たちの現実と比較すると、千葉県民は見識を発揮したと言えるのではないか。これは皮肉だけではなく実質もそうだろう。


 この森田健作こと鈴木知事は、その時々の都合に合わせて政党を渡り歩くお調子者なので、最後は自民党に落ち着いたが、そうした経歴と芸能人あがりであることから軽く扱われてしまい、この待遇に彼は一時かなり怒っていた。しかし自ら招いたことだ。

 また、自民党とかいう以前に、もともと森田健作は芸能人だった当時から保守派を自認し、政治だけでなく社会的なすべてに対しても古めかしい発想をし、ナチスドイツや平壌マスゲーム式の秩序を好み、学校では校則改正に反対して制服の維持を独り主張し続けたことを誇りにしていた。

 なぜ彼はファシズムとかトータリタリアリズムとかいう全体主義に傾倒し、それでいて危ないという感じがせず、やけに無邪気で政治性が無いのか。
 そもそも森田健作といえば最初はテレビの学園モノで青春スターとして売り出したが、その役どころは真面目な生徒で、スポーツに励む熱血漢だった。そして、このドラマと役柄を語ると、彼はただ役を演じていただけでなく本気で共感していたそうだ。
 しかも、そうではない不良っぽい生徒をカッコよく描いているドラマは許せないと言っていた。そういうことだった。

 ただ、誰がどう見ても、青春ドラマで森田健作より、そのライバルの不良っぽい志垣太郎の方が絶対にカッコよかったのだから、僻んでもしょうがない。僻みにつき合わされてはたまらないが、そこは控えめなので三選できたということだろう。

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by ruhiginoue | 2017-03-30 18:15 | 政治 | Comments(3)

愛国詐欺と反権力詐欺

 このところ国会で問題になっていることなど政府とその関係者が肩入れする勢力について「愛国詐欺」という適切な表現により批判されている。
 この一方、逆にというか「反権力詐欺」と呼ぶのが相応しい運動もあり、そのなかで特に醜いのが、かつて極左過激派や暴力学生だった老人の世代であることは、言うまでもないだろう。

 その件で、また「救援連絡センター」の機関紙に寄稿した元爆弾事件刑事被告人の赤軍派が、自ら中心となっている「国賠ネットワーク」という団体について、相変わらずのことを述べている。
 ここで、彼自身も含めて国賠ネットワークは高齢化しているというが、それは故意にそうしてきただけである。彼らと同類の極左過激派老人だけの団体になるようにしてきたのだ。
 
 今号の「救援」でもまた「よど号事件」を美化して取り上げているが、あのハイジャック事件を起こして北朝鮮に亡命した犯人たちが拉致事件に関与したことについては、その身内が被害者の家族に謝罪していた。
 ところが、この事件で日本から逮捕状を出された人たちが、「不当な逮捕状を撤回し、逮捕状を出されたことで被った精神的苦痛の慰謝料を払え」と日本国を訴えた。ハイジャックで亡命し北朝鮮にいるので今ところ逮捕さることはないし、日本にいないから日本の裁判所に訴えることは不可能である。

 これを「国賠ネットワーク」の中心となる元赤軍派の爆弾事件刑事被告人であった老人たちが、北朝鮮にいる亡命赤軍派のハイジャック犯たちに代わって、日本で国家賠償請求訴訟を起こしたのだった。
 このとき、国賠訴訟をしていて「国賠ネットワーク」に参加していた「左翼」ではない市民たちは反対した。そもそも国家賠償請求訴訟にそぐわない内容だ。それに政治的パフォーマンスでしかないから、まず共闘できないし、また他の訴訟をしている人たちまで妙な偏見を受けてしまい、権力の側から付け込まれて悪宣伝に利用されるだけだ。
 
 それでも国賠ネットワークの過激派世代老人たちは強行したうえ、「よくそんな裁判を仕掛ける気になるものだ」とか「世間一般からはもちろん進歩的な市民からも共感を得られず逆に反感を持たれるのではないか」とか疑義を呈されると、そんなことは無いと否定し「国賠ネットワークの人たちが支援してくれている」と繰り返した。これが一部メディアにも取り上げられてしまった。
 そして、当然ながら敗訴である。
 
 しかも、実際には支援どころか普通の市民たちからは反対されているうえ、普通の市民たちの国賠に対しては協力しないどころかその被害を嘲笑している。権力犯罪により身障者にされた人を侮辱したり指さし大口あけて笑ったり、それはそれはひどいもので、この様子を直接みたときは、この老人たちは言動と顔つきから完全に脳が狂っていると確信した。これでは同類の老人以外は耐えられなくなって出て行く。
 そんな彼らは自らをこう持ち上げる。
 「我々は反体制活動をして逮捕されたことがあるんだ。お前たちと違ってエライんだ」

 まさに、右派の「愛国詐欺」の一方にある左派の「反体制詐欺」だ。左派の方は老人限定だからもうじき死んでくれるが、しかし、この老人世代のせいで左翼ぎらいになる人たちが激増し、そして右派が勢いづき「愛国詐欺」も横行する一因となったのだから。車軸の両輪である。

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by ruhiginoue | 2017-03-25 17:46 | 政治 | Comments(0)
 あの籠池氏の証人喚問に先立ち、自民党の国体幹部が「国家に対して喧嘩を売るってことがどれだけ大変なのか分かってないよ」と発言したと報じられている。

 これと同じようなことを、防衛医大の医療過誤で国家賠償請求訴訟を起こしたときに言われた。
 「国を裁判に訴えるとは天に唾する行為だ」
 これは、警察が民事介入してのことだ。医者の側の弁護士が担当警官を唆した。
 そして警官は「医者からどんな被害を受けたのか聴きたい」と呼び出しておいて、警察署に行ったら「防衛医大を訴えた政治的背景はなんだ」と質問した。
 そんなものは無いと言ったら「とぼけるんじゃねえよアカ野郎、自衛隊に難癖つけるのが目的だろう」と机を叩きながら怒鳴ったのだった。
 そのうえで、何度も「国を裁判に訴えるとは天に唾する行為だ」と。

 これに原告の弁護士が「警察が介入する事件ではないはずだ」と毅然として通告した。
 また、防衛医大の側でも「手術の内容からして裁判沙汰も当然だ」と他の医師たちが指摘し、現職自衛官も「人間がやることなのだから国にも間違いはあり、自衛隊だって例外ではない。被害の救済を求めて裁判を起こすことは国民の正当な権利だ。それに、責任を追及してくれたほうが医官の質向上になり自衛官とその家族と国家のためになる」と喝破した。

 このあたりは拙書『防衛医大の場合はドキュメント医療裁判』で詳しく述べている。これはアマゾンに、まあ綺麗なほうで値段が安い古本もあるので、それでもいいから読んでいただきたい。

 後に、その問題の医師からは非常に有名な芸能人も被害に遭ったので、これを週刊誌がとりあげ、当方にも取材がきて記事になったこと、さらにNHKまでが取り上げたことは先述した通りだ。
 この医療裁判のことは新聞とテレビが取り上げていたが、被告が防衛医大というだけで医師の誰が問題かは追及されなかった。それで医師について知らない人が多く、また問題が起きたということだ。

 とにかく、同じく公的な地位にいても、その防衛医大同僚医師や現職自衛官のような立派な人がいる一方で、唆される警官や自民党国対幹部のように驕った人もいる、というこことだ


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by ruhiginoue | 2017-03-24 17:56 | 政治 | Comments(3)