コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

カテゴリ:芸能( 194 )

 このところ、武田鉄矢の不見識な発言が批判されている。もっともらしい口ぶりでくだらないことを言う男だ、と。たしかに、色々とお粗末を連発している。ラジオであの黄文雄の著作を引用して、あからさまに中国・韓国を叩いていたこともあった。
 つい先日は、「テレビ放映を6時間短縮する覚悟ないなら原発に反対するな」発言が嗤われていた。エネルギー政策について無知丸出しであるし、御用発言にしても手垢が付きすぎており、内容的にも破綻しているから効果がない。
 また、原発を止めたらテレビが6時間も止められるなら、ぜひ原発を止めたい。原発廃止でテレビ局が本当になくなるなら、原発存続派の人でも原発即時廃止に賛成する側に回るだろう、などなど、ただ皮肉を言われているのではなく、ほんとうにテレビが下らないと思っている人が多いのだろう。

 「こら、鉄矢!」と、いい歳して母親から叱られないといけない武田鉄矢。金八先生に説教されないとならない人間の最たるが武田鉄矢。
 もちろん役と役者は別だ。じっさい武田鉄矢も、自分は金八先生みたいにリベラルじゃないと言っていた。

 周知の通り、金八先生のモデルの一人は、三上満という教員評論家だ。都知事選挙で石原に対抗し共産党が担ぎ出したことで知名度があがったが、もとは金八先生と同様に下町の中学の名物教師だった。生徒から人気があり、いっぽうでは労働運動家であり、日教組を批判して別の組合を作るなど活動した。
 引退してから教育関係の著書を何冊も出し、このため「教育評論家」と呼ばれた。この本は金八先生の説教の参考となり、中にはほとんどパクったセリフまであると脚本家が認めていた。
 そこで都知事選挙でも、都の教育環境改善を訴え「都庁ピカピカ校舎ボロボロ」と鈴木都政を批判していた。
 
 だから、金八先生と武田鉄矢は大違いなのだが、同一視する人が一部にいる。
 ただ、それを言ったら金八先生の最初の生徒役だった鶴見辰吾だろう。武田鉄矢は役のために誤解され過大評価されているだけまだマシだが、鶴見慎吾は外出したさい、よく「同じクラスの女の子を妊娠させた中学生だ」と言われ「違う。ドラマの『金八先生』で、その役を演じただけだ」と言い返したくなったそうだ。

 

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2015-04-21 19:04 | 芸能 | Comments(7)
 『ビートたけしは死ななきゃ治らない』という本は、ビートたけし著『女は死ななきゃ治らない』の題名をからかったもので、たけしは女性を見下しながら女好きなので「フライデー事件」など不祥事を起こしている様子を暴露している。
 
 インドネシアのクーデターで危なかった時は日本政府に助けを求めていたくせに、イスラム国に捕まった人に死ねと言い放ったデヴィ夫人と同様、ビートたけしも虚勢をはってはいるが実態は違う。おいらは達観してて死ぬのは怖くないと言っていたのに、顔面麻痺のバイク事故では病院のベッドで助けて死にたくないと叫んでいたそうだ。

 そして、たけしはテロが気になるらしく「おれ、今度フランス行くんだぜえ。もう、やだよ~」と言っており、実は気が弱いことを露呈していた。
 また、ビートたけしは飛行機が嫌のかもしれない。彼は高所恐怖症で、『タケチャンマン』の撮影で上から釣られたら1メートルもない高さで顔面蒼白。それで床に這いつくばって撮影した。だからタケチャンマンの飛んでる合成画面は腹が潰れて映っているのだった。

 あのピケティが300万部近く著作の売り上げがあったことについて、「60~70%は税金であるが、私は90%でもいい。この本は自分1人で書けたわけではなく社会に還元するのは当然。いい給料も貰っているし、それ無しで生活も子供の教育も可能だし」と言っている。
 実に健全な考え方と誰でも思うだろうが、ピケティの発想と逆なのがビートたけし。「税金は、金持ちほど少なく、貧乏人ほど多くするべき。オイラのような高額所得者はたくさん働いている。貧乏人は怠けているから、それだけで得をしている」
 こんな芸人を庶民が支持してる。

 初期の頃のビートたけしは、羽仁五郎が指摘したように、挑発することで問題提起していたけれど、後は逆説ではなく本気になって右旋回した。一つには彼が成金になったこと。もう一つはお笑い芸人として枯渇してしまったからだろう。
 また、たけしは、週刊誌で消費税は庶民に不公平と批判し、やや堅めの月刊誌では高齢化社会の福祉財源に増税が必要と説いて見せる二枚舌である。漫才ではババアの首絞めろと言って苛めネタで笑いをとっていたのに。

 ようするに、彼は使い分けているのだ。テレビに出ている人たちの発言を真に受けてはいけない。それも日本ではお笑い芸人だから許容されてるけど、映画監督と思われてる欧州でこれをやったら大顰蹙だろう。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2015-02-13 22:30 | 芸能 | Comments(1)
 女優の三船美佳が、夫である歌手の高橋ジョージに離婚を求めて訴えたことが話題となっている。
 この二人は結婚当時は年齢差で話題であった。
 
 年齢差では加藤茶のほうが大きく、これが健康不安につながっていると噂されている。もともと芸能人として売り出す意図があって結婚したと言われているが、もしも加藤茶が死去したら芸能人として売り出そうとしても反感を買い叩かれるだろう。
 そうなってしまったら、いかに夫に尽くしていたかということを百田尚樹に頼んで書いてもらえばいいかもしれない。

 さて、既に指摘されていることだが、三船美佳が離婚の裁判を起こしたのと、スポーツ新聞が高橋ジョージを叩き始めたのとタイミングが合いすぎるから、これは三船サイドから流された情報だろうと言われている。

 また、この高橋をバッシングする報道については、否定や疑問の意見が出ている。まず、高橋を直接知っている人から、人柄的にあり得ないという指摘があり、そのうえ、離婚の原因は高橋による妻への「モラハラ」だとされるが、それが周辺の事実と辻褄が合わないし、そもそも、なぜどのようないきさつでモラハラになったのか、という具体性がない。
  
 これについて、よく芸能について記事を書いている知り合いが、創価学会がらみではないかと指摘していた。
 二人が創価学会員であることは周知だが、若かった妻のほうは成人してから考えが変わり、それで夫と齟齬が出来た可能性があるという。
 また、夫はテレビに出演したさい、政治の専門ではない番組なのに公明党支持の発言をしたため、降板することになってしまったことがあるから、子供もいるのに収入に影響すると心配になった可能性もありそうだという。

 しかし、これを考えたり言ったりするは自由だが、マスコミに対してやってしまうと創価学会から猛反発される危険がある。高橋ジョージのヒット曲は有線放送から人気が出たが、この背景に創価学会員たちの組織的なリクエストがあったと言われる。
 だから、マスコミ向けにはモラハラだったとし、これにマスコミも乗ったということではないか、という推測だ。

 先に出た百田尚樹の本についても、客観的に公正な内容ではなく、妻の側を有利にしようとして拵えた話だとして批判された。 
 どうであれ、自分を有利にしようとして情報戦を仕掛けるというのは、私生活のことであっても、芸能人のように世間から騒がれる者にとっては重要ということだけは、言い得るだろう、

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2015-02-07 21:25 | 芸能 | Comments(0)
 『アナと雪の女王』が本国以上に日本で当たったのは吹き替えの成功によるもので、特にアナ役の神田沙也加が好演したからだった。これまでアニメで「さやか」と言えば『マジンガーZ』だったが、今ではすっかり『アナ』である。

 彼女は両親ともに芸能人で、母が歌手、父が俳優、どちらも有名だから、歌でも演技でも、いくら頑張っても親の七光りだったのだが、好きなアニメで新境地を開拓し、もう七光りではないと賞賛され、紅白歌合戦に前の出演とは違い母親から独立して出演。そうして娘が唄っている姿を見て、松田聖子が感激して涙ぐんでしまったことが話題となった。
 
 そんな神田沙也加は、アニメ以前から自分は雪とか氷に縁があると言っており、たしかに最初はCMで母親の後をついでグリコのアイスという宣伝をしていた。また、父親の神田正輝は俳優になる前はスキーのテスターだった。刑事ドラマに出て雪山のアクションシーンでスキーを吹き替え無しでこなしたことは有名だ。
 
 そして、女の子は父親に、男の子は母親に、顔が似る傾向があるけれど、神田沙也加が最初テレビに出てきたとき、顔が神田正輝とよく似ていると言われたものだった。「松田聖子の愛娘」といわれて出て来たけれど、視聴者は「あっ神田正輝そっくり」と言ったものだった。

 ところが最近では、神田沙也加が唄っている姿を見ていると、顔が松田聖子に似ていると思えることがよくあるようになった。これは成長したからということもあるだろうが、顔を手術でいじっているためではないかとも思える。
 
 芸能人の美容外科手術はマイケル・ジャクソンが有名だが、妹の歌手ジャネット・ジャクソンも美容外科手術をしていて、もともと兄妹で顔が似ているところへ同じ医師から手術されたためソックリになったと言われる。
 
 それと同じで、よく松田聖子が娘と外国に出かけて帰るたびに親子とも顔がすこし変わっているので、一緒に美容外科手術を受けたのではないかと言われてきた。
 そうだとしたら、もともと親子で顔が似ているのに同じ医師の手にかかれば、父親に似ていたのが次第に母親に似てきたというのも充分にありうることだろう。

 そうだとしても、松田聖子は大スターで金もたんまりあるから、世界最高水準の美容外科手術が受けられる。ハワイなどに行けば世界中のセレブが集まるところがある。
 そうとは知らず、安かろう悪かろうで韓国に行ってしまう人がいる。中国では、韓国へ美容整形ツアーに行った人から深刻な被害が出ているため、危ないと広報している。 

 かつて韓国は、北朝鮮を追い抜いて日本に次ぐアジア第二の経済大国になったと自画自賛したが、その基盤の脆弱さからあっさり経済破綻してIMFの傘下となった。だから芸能と美容整形の二本立てで外貨獲得を狙い、日本と中国を狙っていたのだ。

 これは決して、流行の嫌韓で言っているのではない。このことは、当ブログが、かつて「池に住む二匹の魚が争って、負けて死んだほうの死体が腐り水が汚染されて生き物が住めなくなり、勝ったほうの魚も死んだ」というキム・ミンギの歌を引用して、日韓が争ってはならないと主張したのを読んだ人には、わかるだろう。
  
 だが、韓国の美容外科は、その安かろう悪かろうの技術水準とともに、言葉の違いからコミュニケーションが上手く行かないという問題も加わるので危険、ということは言わなければならない。

 それで、前に拙書『華麗なる美容外科の恐怖』で「ハワイではなく韓国に行き、松田聖子ではなく扇風機おばさんになる」と皮肉ったのだ。もちろん、日本国内の美容外科も相当にヤバい。
 
 
人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2015-01-28 12:26 | 芸能 | Comments(0)
 すっかり衰退して久しいNHK紅白歌合戦は、なんとか持たせようとしてあの手この手だったが、今回はオオトリが松田聖子で特別ゲストに中森明菜ということらしい。

 衰退しているのは番組だけでなく日本そのものだが、それで松田聖子と中森明菜の歌で「嗚呼80年代は良かったなぁ」と、しみじみ思うしかないということだろう。

 ただ、中森明菜は、松田聖子とは違い、歌手としてやっていた事は、その前の山口百恵が活躍した70年代への懐古だった。80年代に成立した消費社会の象徴は松田聖子だった。
 そして、時のスターではなく、時代を体現したスターとして社会学的にも論じられてきたのは美空ひばりと松田聖子だけであった。
 
 ところで、松田聖子は中森明菜を忌避していると、よく言われる。逆に中森明菜は松田聖子への崇拝の念が強いというのに。この松田聖子の態度は手塚治虫と似ている。
 
 80年に松田聖子が登場したことで、翌81年に日本中の芸能プロが「可愛い女の子はいないか」「歌の上手い女の子はいないか」と言い出し、そのためさらに翌年にはかつてない大量の女性アイドル歌手がデビューした。これが「華の82年組」である。

 そして「82年組」の頂点に立ったのが中森明菜であり、彼女からすると松田聖子は憧れであり目標だが、松田聖子からすると中森明菜は自分に追いつき追い越そうとする忌むべき存在であった。
  
 だから82年組といわれるアイドル歌手の女の子たちにとっての松田聖子は、トキワ荘の漫画家たちにとっての手塚治虫のようなものである。「最も尊敬する人は手塚治虫先生」とか「手塚治虫先生に憧れて漫画家になった」と言いながら後輩たちがヒット作を発表することに対して手塚治虫が神経質になっていた話はよく語られる。水木しげるが手塚治虫を念頭にして書いた短編「一番病」だ。常に一番でなければと気にする病気だが、それを当人は楽しんでいるということだ。

 これと同様なのが松田聖子だが、ただ、80年代というと世界的には、芸能だとマイケルジャクソンとかマドンナとかシルベスタースタローンなど、政治的にはレーガン大統領にサッチャー首相に鄧小平にゴルバチョフ大統領にミッテラン大統領、と分野毎になるが、日本では全ての分野を合わせて最も存在感があったのは松田聖子だった、ということになるのではないだろうか。

 それで、失われた時代を安倍総理では「とりもどす」ことはできないので、せめて思い出に浸ろうとNHKが拝み倒して松田聖子に登場してもらい、ついでに中森明菜も、ということだろう。
 
 だからヒット曲など無用である。ノスタルジーなのだから。ヒットしたというなら神田沙也加のほうがアニメでよほど大ヒットしている。見事に世代交代していて、自分の娘なら本望だろう。

 
人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-12-29 09:22 | 芸能 | Comments(6)

桂小金治の屍

 タレントの桂小金治が死んだ。小さい頃、近所に住んでいた一歳年下の男の子が「こきんじ」というあだ名だった。顔がよく似ていたからだ。言われた当人はとても嫌がっていた。
 
 それはともかく、桂小金治は芸能人である一方で自民党の政治家と親密だったし、天皇批判するものは日本から出て行けとテレビで発言し、一方的すぎるという非難がテレビ局に殺到したことがある。
 だいたい日本のお笑い芸人は権力に媚びて弱い者いじめをする傾向がある。日本のお笑いなんて、所詮そんなもんなんだろう。

 ただ、そういう芸人に共通することがある。
 桂小金治は本来は落語家だったが、テレビの司会者として知られている。
 やしきたかじんも同じだ。歌手だったがテレビの司会者になった。本人は、本業だけでは収入が足りないからだと言っていた。
 ビートたけしも、本当にやりたいのは映画やテレビドラマの俳優と演出だが、それだけの稼ぎではやっていけないと明言した。
 アメリカのレーガン大統領も、売れない西部劇俳優からテレビの司会者に転じ、選挙の集会で司会者や応援演説を請け負うようなって、自らも政界入りした。

 このように、芸人が話術だけを応用してテレビの司会者になると幇間とか太鼓持ちと言われる存在になり、芸人なら当然のように持っていた反骨精神を失ってしまい、口先だけの徒ととして権力にすりより弱い者いじめを始める。
 そういう構造があるから、一般的にそうなるのだろう。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-11-08 21:03 | 芸能 | Comments(1)
 タレントの関根麻里が韓国の歌手と結婚という話に、ケシカランとネトウヨが騒いでいる。
 しかし、宇多田ヒカルがイタリア人と結婚してもケチはつかなかった。また、英国では、ジョン・レノンが小野ヨーコと結婚したら、東洋人なんてと非難する英国人が少なくなかった。
 アングロサクソンから差別意識を輸入しながら、植民地獲得戦争をアングロサクソンからのアジア解放だと正当化していた日本らしいことだとも言える。
 ただ、ドイツに住んだことのある人に聞くと、留学で仲良くなり国際結婚するという相手が、ポーランドなどナチス時代に侵攻した国の人だと、親や親戚から反対されることが珍しくないそうだ。ドイツはナチス時代を反省し、歴史教科書の記述で過去の戦争相手国に伺いを立てるなど、日本とは大違いと言われるが、それでもナチス時代に侵略した国々に対する偏見は庶民に根強いとのことだ。
 こうした庶民の感覚は、洋の東西を問わない。前に英語のサイトに英語で投稿をしたら、NATO軍への批判のところで、アメリカから英語で「お前はイスラム教徒か」という趣旨の非難が寄せられたことがある。
 

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-08-04 15:46 | 芸能 | Comments(5)

AKB握手会と特攻隊

 今は亡きタレントの飯島愛が、テレビで笑って言っているのを何かの番組で見た。
 「よく、飲み会で、手相を見てあげると言いながら手を取って、生命線が長い程度のことしか言わなくて、全然手相占いになってないという男がいるけど、それは占うふりして女性の手を握ろうとしてるだけでしょう」
 そういうことする男はいるが、それでもいちおう工夫して女性に迫っているのだから、金を払って握手会に行く男よりは、しょぼい悪知恵とはいえ知恵があるだけマシじゃないか。

 これを思い出したのは、もちろんAKB握手会の事件からだ。そのことと、バカ総理によってNHKに据えられてバカ発言を繰り返す男の書いた糞小説とからんで、やはり今は亡き歌手の淡谷のり子が戦時中を回想して言っていたことを、思い出した。
 彼女が舞台で唄っているとき、途中で出撃命令があり退席して行った若い特攻隊員たちに、どうしても涙が出てしまったそうだ。泣いたら憲兵に逮捕されるけど我慢できず、抗議の意味もこめて「私、今から泣きます。歌の途中ですけど、泣かせてください」と、はっきり言ったそうだ。

 そして、やっと平和になったのに、若者が人生を大切にしないでバカなことをしているのを見ると勿体ないと思うし、アイドルと称して芸になっていないくだらない見せ物をやっていることには、そんなこと止せと言って殴りたくなる。そう、淡谷のり子は言っていた。

 しかし、どちらも、やらせているのは大人。靖国の英雄も、アイドルとかスターも、そう言いくるめて大人の利益にしていることは同じ。
 それに、兵士も芸人も、貧しい家庭の出身者がならざるをえないことも共通している。これは昔だけでなく今もあることだ。たとえばジャニーズのホモセクハラは有名だが、そんなものにどうして我慢しているのかというと、所属している者には富裕な家庭の出である者はとても少ないからだと、当人たちが口を揃えて言っていることは周知のとおり。
 そして、安倍晋三はアグネスチャンと西田ひかる、石破茂はキャンディーズの大ファンだったそうだが、アイドルに夢中になりながら、自分が自衛隊に入ることは考えもしない御身分だった。それで、隊員の命など屁とも思わない言動をしているし、同時に、庶民がさらに貧しくなる政策をどんどん進めている。

 そういうわけだから、お金が有り余っている人はともかく、そうでない人は他人の悪知恵による金儲けに貢献する握手会ではなく、自分の悪知恵で女性の手を握るようにするべきだろう。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-06-01 21:44 | 芸能 | Comments(4)
 俳優の津川雅彦が旭日小綬章だそうだが、それを目当てに安倍総理に胡麻擦りをして、「大江健三郎ら反日分子が」(津川雅彦・公式ブログ)などと露骨でわざとらしい極右発言をしているのかと噂されている。
 津川雅彦は下手くそな俳優として定評があり、普通なら無理だったけれど芸能一家に生まれたのでなれたと言われている。だから、実力が乏しい人の処世術として権力にすりよるくらい平気だろう。
 前に彼は『プライド』という映画で東條英機にふんしたさい、役に入れこんでいたそうだが、それにしても相変わらずの下手くそで、『大日本帝国』で同じ役を演じた丹波哲郎の迫力とは大違いであった。
 もしも沢村貞子が生きていたら、こうした親戚の醜態に嘆くだろう。津川雅彦とその兄の長門洋之の父は、歌舞伎役者でチャンバラ映画でも活躍した沢村国太朗、その妹が女優の沢村貞子、その弟が俳優の加東大介、加東の息子と黒澤明監督の娘が一時結婚していて、その息子も俳優、という芸能一家だ。
 津川の叔母である沢村貞子の自伝が78年にNHKドラマ『おていちゃん』となったが、ここで主人公は出演した演劇の内容が社会批判だからと逮捕され、警官に拷問されても耐えていた、というのは実話に基づいている。貞子はもともと文学少女で政治に無関心だったが、働く庶民が虐げられる社会を批判する劇に出たらアカとは納得できないと反抗し、もともと身体が弱いほうだったが、怒りから獄中で耐え抜いたという。
 それで、ヤクザ者も沢村貞子には敬意を表していたそうだが、彼女は晩年、今でも政治には関心が薄いが「スパイ防止法」というのにだけは絶対に反対だと言っていた。
 なのに、親戚がこれでは情けないが、政治的見解や主義主張が異なることは問題ではない。他人の意見を批判するさいに侮辱的な言葉遣いで貶めることが問題だ。弱い者いじめをするから人柄を問題するというならいいが、津川のほうが権力に媚びて反対する者を汚い言葉で罵っているのだから、弱い者いじめしている津川は人柄に問題がある。
 また、これは津川に限らないが、 同じ日本人なら共通することのほうが多く、政治的な部分はごく一部でしかないのに、その違いだけで同胞を貶める者には、愛国心とか郷土愛が欠如している。そう言う意味では津川雅彦こそ「反日」である。
 もっとも、しょせんは芸人が気張っているだけであり、ほんとうの問題は、こういうことをしても恥ずかしくない社会のあり方である。安倍のような人では総理をやっていられない社会なら、迎合する芸人もいないはずだからだ。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-05-01 21:36 | 芸能 | Comments(0)
  俳優の宇津井健が、82歳で亡くなったそうだ。

 宇津井健と言えば、テレビドラマの『ザ・ガードマン』が有名で、他に語り草なのがSFヒーロー『スーパージャイアンツ』のタイツ姿だったが、弁護士役も得意だった。
 山口百恵が主演のテレビドラマ「赤い」シリーズで、三國連太郎らと共演していたさいは検察官の役で、『鬼警部アイアンサイド』を意識したような車椅子の弁護士という役もあった。

 そもそも、宇津井健がよくドラマで弁護士の役する原点は、若いころに出た『松川事件』だった。実際の共産党と労働組合への弾圧の冤罪事件を描き、リアルタイムで社会に訴えた映画で、千田是也とか宇野重吉など新劇の大御所である左派の演技陣がふんする弁護士らと共闘して大奮戦する若い弁護士を熱演していた。
 この映画の監督は山本薩夫。彼の三人の甥たちが俳優として知られている山本三兄弟。同監督は、共産党員であることを公言しながら、腕が良いからと色々な仕事が来て、アクションやスペクタクルの描写も得意で「赤いセシルBデミル」とも呼ばれたが、娯楽性と社会派を共存させることで告発ものでも面白く見せた。
 同じ山本薩夫監督の映画で、宇津井健が熱演したのは『人間の壁』だった。原作は石川達三が日教組を取材して書いたもので、権力の迫害にめげず組合歌を熱唱する若い教員に、宇津井健は扮していた。

 というような映画の話を、近所の人と話したことがあり、その中に引退した元教師で年金者組合の爺さんが「ああ『人間の壁』 ね。あの映画よかったよな」と言い、傍で民青の兄ちゃんがポカンとしていた。「松川事件って本当にあったんですかあ」とも。最近の共産党員はこんな調子だから、「共産党に対する長年の信頼が少し損なわれてしまった」と羽仁五郎の言葉を借りて言いたくなる。
 この言葉は「全共闘のバイブル」とも言われた羽仁五郎著 のベストセラー『 都市の論理』の中に出てくるのだが、ここでも「ポポロ座事件」に触れられていた。松川事件の芝居をしようとした劇団を警察のスパイが監視したという事件だ。憲法の表現の自由の話で必ず出てくる事件である。

 そういうことを知らなくても、昔と違ってDVDで幾らでも名画が見られるのだから見ればいいのにと、かつて思ったのを宇津井健の逝去の報で思い出した。


人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-03-14 21:36 | 芸能 | Comments(4)