井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

カテゴリ:社会( 997 )

 NHKは、「見ているのに受信料を払う人と払わない人がいるのは不公平だ」と言うが、それならスクランブルをやればいいと指摘されている。すると「公共性があるのだから料金を払わないので見せないという対応は不適切だ」と言うのだが、それならなぜ、住民税が非課税かつ障害者のいる世帯または生活保護というごく一部の極端な貧困者にしか減免をしないのか、という疑問が生じる。
 このようにNHKの説明には疑問だらけで説得力がない。

 ほんとうは、NHKは番組に自信がないのだろう。スクランブルをやったら、料金を払ってまで見たいとは思わない人が大勢いると判ってしまう。これが怖いのだ。
 現実に、知人の中でNHKが好きでよく見ていた人も、最近のNHKの番組は面白くないどころかイライラするほどつまらないので、受信料が高すぎると感じて頭にきてしまい、集金に来ても居留守をつかって払わないようになってしまったと言っている。
 また、過日ここで話題にした、障害者のいる世帯から取り立てるNHKの汚い手口にあきれていた役所の人も、そのさい「NHKはあんな高い受信料をとっておいて、あんな退屈な番組しか作れないのか。昔はもっと面白い場組があったのに」と言っていた。

 昔は面白い番組があったけど今はダメというのはフジテレビその前はTBSというように民放でも同じことが言われているれけど、民放はつまらないなら見なければいいし、そうすればスポンサーが降りてしまうのでテレビ局が焦るということになるが、NHKは番組がつまらなくても受信料を強制的にとるから反省しない。そしてさらにつまらなくなるという悪循環なのだろう。

 もちろん、民放と同じことをすれは面白いわけではない。民放もつまらないと言われて久しい。だからNHKは、まず受信料を取るというなら公共放送としての義務を果たすことだ。国会中継は変な編集をしないでノーカットで放送、などをすべきだ。それは政府にとって不都合だから圧力がある。
 しかし、そうした政権寄りをごまかせるような面白い番組を作れる才能と人材がもう無いのだから、あきらめて公共放送の義務だけでも、せめて果たすことだ。
 それも無理そうだから、NHKは解体がもっとも現実的な道である。




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by ruhiginoue | 2017-12-12 15:41 | 社会 | Comments(0)
 昨日のこと。
 Twitterに実名や顔写真まで堂々と出して差別的な発言をしている医師がいて、こういう人は政治的とか社会的とかいうことだけでなく業務についても医師として患者に向き合う姿勢が悪いので危険であると述べた。

 その一方、Twitterしているのは自称医師や匿名医師が多く、このため無責任な発言が目立つ。自称は論外として、実名・匿名どちらにしても、Twitter上の医師たちは、世間知らずとか社会常識が欠落しているとかいうだけでは済まず、よく観察すると薬などにも不勉強だという指摘が多くなされている。

 これについて実際どうなのかと医師に訊ねてみたところ、その知り合いの医師がTwitterについて言うには、他の仕事に就いている人がどうなのか、自分の職業とは違うのでわからないが、ただ、医師は、仕事しているときの他は仕事のための勉強で忙しいもので、Twitterどころではない、のだそうだ。

 また、インターネットの利用も、仕事とその勉強のためが主で、やっとこさ余暇ができたら趣味に利用し、時には職場の閉塞感から出逢いを求めたりもするが、こういうこととTwitterはまるで性質が異なり、仕事および職業柄の行動とは相いれないと言っても過言ではない、とのことだ。

 そして、こう断言したのだ。
 それでもTwitterやってる人がいるのは知ってるけど、そんな医師にだけは診てもらわない方が身のためですよ、と。



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by ruhiginoue | 2017-12-10 14:38 | 社会 | Comments(0)
 実際にあった裁判に基づく映画『否定と肯定』が話題である。これは「ホロコースト」をめぐって名誉毀損が争われた話だ。

 かつて七十年代にアメリカのテレビドラマ『QBセブン』があり、日本でも何度か放送されているが、これも同じくホロコーストと名誉毀損の裁判が題材ではあっても、これは関与したとされた人が無関係であると主張して名誉毀損で裁判に訴えた話である。
 これに対し『否定と肯定』は、残虐行為それ自体が存在しなかったという「歴史修正主義者」を批判した人が、そのため「歴史修正主義者」から名誉毀損で訴えられるという話である。
 つまり、前提となる戦争犯罪それ自体の有無が争点となっている。

 また、この裁判の被告となったのは女性である。ほかの人でも同じように訴える対象にできそうなのに、その原告の男性は女性だけを訴えた。彼は「ミソジニスト」(差別的な女性嫌いの人)であり、そうした発言を法廷でも行っている。
 これは女性を見下しているため、女性は弱いだろうから攻撃目標にしやすいと考えたのだろうと推測されている。

 このことだけでなく、何かにつけて、女性が対象だと差別的だったり威圧的だったする者およびその野次馬がいるもので、これはあの元TBS記者の件でも実証ずみである。
 この点、美容外科もそうである。被害者は女性が多いので、失敗などの被害があっても強く出れば泣き寝入りさせられるということを前提にしている医師が多いというより殆どである。

 そして、この種の医師には歴史修正主義者を兼ねていることが目立つ。被害が在っても無きものとし、それは相手が女性だとやりやすい、という発想の構造から当然のことだ。
 だから、この映画のモデルとなった女性は、そうした相手の手口にむざむざと乗らないことを法廷での戦術として戦い、これについて「歴史を否定する人と同じ土俵に乗ってはいけない」と述べていた。
 これと同様に、「歴史を否定する医師の手術台に乗ってはいけない」ということであるが、美容外科だけのことではない。

 よくTwitterなどで実名や顔写真まで堂々と出してネトウヨ発言している医師がいるけど、その医師の発言は政府に媚びたうえ何かというと「東京新聞の望月衣塑子が~」さらに「イソコみたいな~」と、官房長官を追及したことより、むしろ女性であることを強調している。
 こういう医者は権力に媚びているだけでなく差別主義者だから危険である。



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by ruhiginoue | 2017-12-09 12:26 | 社会 | Comments(0)

流行語大賞に「忖度」

 今年の流行語大賞に「忖度」が二か所で選ばれ「二冠達成」だそうだ。
 これが話題になったとき、Twitterでダジャレが流行って自分でも書いていたから、それを今日はまとめる。


 二宮忖度

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 博多忖度

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 カメラの忖度ス

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 風邪をひいたら忖度

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 金星怪人忖度


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 全自動忖度機

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 ヘンリエッテ忖度

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 ソは忖度のソ
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 忖度の陽のもとに

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 ♪ソ、ソ、忖度か

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 マーチンシーン主演『宇宙への忖度』

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 メリルストリープ主演『ソフィーの忖度』

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 伝説的な昭和の裏…『忖度屋ケンちゃん』

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 「忖度は、いまはできないけど、きっとおぼえます」

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 「来週も、忖度、忖度」

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 「忖度という字は」

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 「ぼくは忖度しましぇーん」

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 「ゴジラに忖度してはいけません。ますます怒るばかりです」

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 「我々は忖度する。未来に向かって忖度する」

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 「神宮寺、無駄な忖度はやめよ。ムウ帝国に勝てるつもりか」

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 「海底軍艦はただ今よりムウ帝国撃滅のため忖度します」

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 「用心棒にも色々ある。雇った方で忖度しなきゃなんねえ用心棒もあらあ」

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 「♬おじいさんと一緒に忖度、忖度。今はもう・・・」

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by ruhiginoue | 2017-12-03 23:51 | 社会 | Comments(1)
 学校の便所を掃除するさい素手で便器をこする作業を子供にやらせているところが話題になっているが、これは昔から一部の宗教系の学校がやっていてマスコミでも紹介されていた。

 ここに日本人の清潔感がよく出ていると指摘されている。素手でトイレ掃除なんて不潔極まりない行為が清めに転じる珍奇な信仰であり、同時に身体への屈辱という野蛮な行為により精神が浄化されるという精神主義も混ざっているというわけだ。
 もちろん、この異様な行為の現実とはノロウィルスなどに感染する危険であり、保健所から止めるように指導されるべき対象であるが、しかし昔から苦行と称して滝に打たれ熱を出す大和尚などがいて、これと同じことだから、くだらないからよせと説得することは困難である。

 こういうのがブラック企業に繋がっていくという指摘もある。
 こうした企業の研修をやらせている側は「バカになってやる」ことを身体で憶えさせるのだと公言していて、これについて佐高信が「社員がバカになってしまうのだから企業で不祥事が起きて当然だ」と批判していた。
 ただ、この「バカになってやる」は、自分が中学の時の一年と三年の担任だった教師がよく言っていたことであった。

 あの当時まだ一年生教師のほんとうに新人だったその若い先生は、自分のような生徒も平等にかまってくれた(当たり前のことだが、それをできない人がむしろ多い)から感謝していて、三年で再び担任になったとき「また先生が担任で嬉しい」とわざわざ言った(言われた先生は不可解そうだったが)ほどだった。
 だから、そんな人が変なことを言うものだと不可解だった。それにこの先生は東京理科大卒の理科担当で、なのになんで不合理な精神主義を説くのかということでも奇妙に思っていた。
 また、この先生はテレビの人気番組について問題があるから生徒に見るなと言うと、その批判の内容はいつも新聞のラジオ・テレビ欄に載っていた投書の受け売りなので、影響されやすく流されやすい人なのだとも思った。

 この先生が掃除のことで一生懸命やれというのはよくて、ただ指図するだけでなく一緒になって床拭きなどもやって「もっとリキ入れろ」と言われると頑張ろうという気になった。そういうキャラだった。
 しかし、「バカになってやるんだ」とも言って、その意味が理解できない生徒がいたり、理解しても不合理だと思う生徒がいたり、という当たり前の反応に対して「なんでわからないんだ。泣きたいよ」などと言って、一度は本当に涙ぐんだことがある。

 そして今思うのは、この先生だけなら、いい人だから問題ないけれど、こういういい人がいると必ず悪いことに利用しようと考える人たちが出てきてしまう、という現実と向き合わなければならないということだ。




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by ruhiginoue | 2017-11-29 19:21 | 社会 | Comments(8)
 熊本市の市議会に、生後7か月の子どもを連れた女性議員が出席しようとしたところ、ほかの議員から退席を求める声があがり、対応を協議した結果、女性議員は友人に子どもを預けて出席することになり、この影響で本会議は40分遅れて開会したそうだ。
 この議員は緒方夕佳議員(42)で、生後7か月の長男と一緒に出席しようとしたところ、熊本市議会の規則では本会議中はいかなる理由があっても議員以外は議場に入ることができないとされているため、それを他の議員が言い出した。ただ同議員は出産にあたり対応を議会に相談していたが解決できず、それで子供を連れてきたということだ。

 ところで外国の議会では、小さい子供がいる女性の議員が議場に子供を連れてきて抱いて議会に出席することが普通であるところもある。それで特に問題はなく、だからダメだとか言うことないのではないか、などと指摘されている。
 まして、同議員はあらかじめ相談していたのだから、なのに規則を盾にとって文句を言うのは対応として褒められたものではない。

 これで久しぶりに思い出したのは、歌手のアグネス・チャンがテレビ局に子供を連れてきた当時のことだ。同じ歌手の淡谷のり子は、夢を売る芸能の商売に所帯じみた様子を見せると興ざめになると言い、これは芸人としての批判だが、それとは別に働く女性ということで、家庭を顧みずに仕事するのが美徳という風潮の日本で、女性が子育てしながらというのはダメだと言う人たちが目立った。
 その代表が「いいかげんにしてよアグネス」という林真理子の文芸春秋での発言であった。保守派の女性マスコミ人が右派メディアで、新しいとか異例とかいうことをする女性を攻撃したので、話題になった。

 もちろん、こういう話題になるから売れると踏んでのことだろう。
 だからアグネス・チャンがテレビに出てこの話になったとき、同席していたビートたけしが、これは雑誌のほうからけしかけたに決まっていると言った。どう思うかと質問されて「いいかげんにしてよ」と林真理子が言ったので、「それはいい」「うける」ということになったのだろう。原稿用紙にむかって「い・い・か・げ・ん・に・し・て・よ」と一文字づつ書くような内容ではなく、絶対に口で軽く言ったことだ。というのがビートたけしの推測であった。
 このあとビートたけしが言ったことが話題になり、新聞のラジオテレビ欄の投書に印象的だったという意見が載っていた。
 つまり、アグネス・チャンが幸せそうにしているのを見てみんな妬んでいるのだろうとビートたけしは指摘したうえで、こういうことがあると日本人をやめたくなると嫌悪感を露わにして言ったからだった。

 結局、「保育園おちた日本しね」の皮肉があったように、どうして少子化対策と言いながら無策で、自民党からは、女性は子供を産む機械とか、ただ表彰状をあげようとか、あきれた発言が出るばかりのうえ、これが一般的にも容認されてしまうのかというと、幸せそうにしている人を見てみんな僻んでしまうからで、それはみんな自分が幸せではないから、ということだろう。

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by ruhiginoue | 2017-11-28 20:04 | 社会 | Comments(0)
 店内で飲食できることを売りにしているコンビニ店「ミニストップ」が成人誌などに苦情があるので扱わないことにしたそうだ。未成年者が学校の帰りに寄ったり、子供連れの人がよく利用するため、見えてしまい気になるというわけだ。
 この対応を歓迎する人もいるが、では他のコンビニ店はどうかというと、同じことにはならないようだ。これは飲食する場所が有ったり無かったりすることが影響しているのだろう。

 そもそも、成人向け商品はその専門店で扱うもので、そうではなくても書店などで成人向け商品はそのコーナーに行かないと見えないようにいわゆるゾーニングをされているものだ。なのに、いくら便利や簡便を売りにしている店でも、一緒の棚に陳列しているのは果たしていかがなものかという疑問はあった。
 それを言ったら酒とタバコも成人向け商品である。ただ、成人誌と違い目立たないということは言える。パッケージに中身を示唆する画像があって商品そのものに直接関係があるかどうかが問題だからだ。

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 それにタバコは国会が問題だ。「分煙」すらされていない。三原じゅん子議員が問題にしていたが、とくに自民党がひどいのは、もともと保守政党とは全国から田舎のオッサンとジイサンが集まってくるからマナーが悪くて当然なのだ。
 しかし、欧米では公衆道徳をまもらないと「田舎者」と罵声を浴びせられるが、どうして日本は田舎者という言葉を悪い意味に使用しないのか。それだけ田舎者が幅を利かせているということか。




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by ruhiginoue | 2017-11-25 18:52 | 社会 | Comments(6)
 「朝日新聞は捏造」「石破氏らは犯罪者」などと常軌を逸した発言が目立つ日本維新の会の足立康史議員だが、自らは政治資金でバニーガールが接客する高級クラブの支払いをしていたことなどが問題になっている。
 ところで、この足立康史議員はTwitterでの非常識な発言について「炎上商法」だとする。 しかし「炎上商法」とは刺激的な挑発のことであって、虚偽で貶めた後に付け足す言い訳ではない。こんなデタラメをよく言えたものである。しかもテロ教唆も同然の発言は撤回しないと居直っている。

 一方、ヘイト発言についての対応が問題になっているTwitterの日本支社は、そういうことをする者が必ずいるから仕方ないと社長が開き直っている。
 これは企業としての社会的責任という発想が欠落してるが、よく話を聴くと要するに対策は金がかかりすぎるということのようだ。それでは何かあれば会社の責任も問われるけれど、それでいいのだろうかと疑問を持つ人が多く見受けられる。

 しかし、これはアメリカ式の発想だと思えばいい。それならTwitter社の対応は納得である。
 例えば人気があったスポーツカータイプの乗用車ムスタングのことだ。これに欠陥が発見され、事故のさい炎上することが判った。こちらはTwitterとは違い喩えではなくほんとうガソリンに引火して車内が炎に包まれる。
 だが、全車リコールすると莫大な費用になる。それに比べると、欠陥が原因で事故が起きる率およびその被害に対する賠償金を最大に見積もった額のほうが少ないという試算の結果であった。それでリコールせず致命的欠陥を放置し、事故があったときに金を払ったほうが得だと判断した。
 そして事故による悲劇が起きた。アメリカのテレビでも取り上げられたが、その犠牲者の女子高校生は学園祭の女王にも選ばれた美少女だったが、ムスタングに乗っていて衝突されると普通はあり得ない炎上となり体中に大火傷を負った。死にはしなかったが全身の皮膚と毛と人生を失ったと報じられ、そのむごい姿の写真がテレビに映ると視聴者は驚いたり悲鳴を上げたりであった。

 これと同じで、ヘイト対策に人を雇うなどする費用より、なにかあってから賠償金を払ったほうが安いということだろう。名誉毀損も深刻なことになるが、差別は暴力にもつながり、特に民族や人種などの少数派や、女性や身障者など弱者が被害に遭いやすい。
 それでもムスタングの発想にするというわけだ。

 しかし、いくらアメリカ万歳でも、これは真似してはダメだろう。




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by ruhiginoue | 2017-11-23 22:20 | 社会 | Comments(0)
 成人向け動画(AV)の村西とおる監督が、従軍慰安婦は売春婦であると被害女性を誹謗したうえ、これは朝日新聞の捏造記事が原因であると根拠もなく発言した。それも引用するのははばかられる口汚さである。
 まさにネトウヨ発言であり、これに対してデタラメであると指摘して事実と証拠をつきつける人たちがいるけれど、村西という人はしょせん「炎上商法」を狙っているだけのような発言ばかりであるから、ここでも平気でいる。

 しかし、そもそもこの村西とおるAV監督は、女性に対する深刻な人権侵害として今問題のAV出演強要の元祖的存在であり、未成年者使用などで何度も逮捕歴のある人である。これらについても、彼はまるで武勇伝のように語っているので、女性を性的に貶めることなど彼は何とも思わない人格なのだろう。
 そういう意味で、外国からは性的奴隷と批判されている従軍慰安婦を売春婦だと罵ることは、村西とおる監督にとっては一貫性があるということだ。

 また、これら村西とおる監督の発言は高須クリニックの高須克弥院長とまったく同じ内容であり、やはり炎上商法狙いの姿勢も共通するうえ、女性を人と見做さず商売のため食い物にして傷つけたことを否定するためには被害者を中傷、という態度が完全に一致している。彼らは個人的に親しいということも、よく聞く話だ。

 この高須克弥という人はナチス礼賛とアウシュビッツや南京虐殺を否定する発言のためアメリカの美容外科学会から「追放」されたことで最近また話題であるが、一方で日本の形成外科学会は別件で問題になったもののゴネて居残ることに成功したと言っていた。
 ところで既に述べた自分の裁判経験のとおり、被告側の医師が形成外科の専門医を自称しているけど手術当時は日本形成外科学会の認定医でなかった事実を内部文書で挙証し指摘したところ、当該医師は「そんなもの申請すれば自動的に得られる」と開き直ったのだった。
 つまり「そんなもの」をTwitterで「会員です」「えっへん」と自慢する高須克弥医師ということだ。

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 さて、南京大虐殺が日本では完全に否定されていると断言した高須克弥院長だが、旧陸軍のOB組織である偕行社や、フジサンケイグループから正論大賞を受賞した秦郁彦、防衛研究所で戦史研究センター長をしている庄司潤一郎、なども当事件の存在を認めており、無かったと言っているのはデタラメ極論を吐きたがる一部の人だけであることは、周知のとおり。
 しかし高須院長は「美容外科医」である。この手の医師はだいたいが、客観的にどうであろうと関係なく、自分が成功だと言えば手術は成功だし、かえって醜くなったと言う人ばかりでも自分が美しくしたと言えば美しく、後遺症がひどくても自分が無いと言えば無いわけで、だから被害者を嘘つきとか言って侮辱するものだ。だからこれは一種の職業病というべきである。

 しかし、そもそも女性をどのように見て商売しているかということが高須クリニックの危険性であり、このことは拙書『朝日新聞の逆襲』の従軍慰安婦問題で既に詳しく解説したとおりだが、その点で村西とおる監督と高須克弥院長は体質が共通しているということである。




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by ruhiginoue | 2017-11-19 15:20 | 社会 | Comments(1)
 風邪の季節になったので注意しようという話があちこち散見されるようになった。
 それなら数日前まで少し喉などをやられていたが、すぐに回復した。

 ところで、風邪を治療する方法は存在せず、免疫によって回復するのを待つしかない。それを手助けするために安静にしたり温かくしたりで、葛根湯や生姜湯を飲むこともある。
 そういえば、SF小説では、未来も風邪は克服できないという話があり、『銀河英雄伝説』には、無理がたたって風邪をひいてしまい、いくら医学が進歩してもこれだけは温かくして寝るしかないという話がでてくるし、アランEナースの短編小説『コフィン療法』は、風邪をひかなくなる方法が発明されたら臭いに過敏になって大混乱してしまい、風邪は必要悪であると療法が否定される。

 ところで、風邪はウイルスが原因なのだからバイキン対策の抗生物質は効かないのだが、これを知らずに飲む人やテキトーに処方するいい加減な医師がいることで問題になっている。
 ただ効かないだけでなく、意味もなく抗生物質を使用すると耐性菌ができてしまい危険という指摘もある。

 このことで、風邪をひいて寝込んでいるときに、妹から無理やり抗生物質を飲まされたという人の話を聞いたことがあり、これがひどい話だった。
 そのとき、効かないし有害だからと拒否しているのに「なに!ひとがせっかく!」と怒鳴って、空腹で飲んではいけないと言うから、食事を作ってくれるとか、何か食べたいものがあれば買ってくるとか、そうだと思ったら大間違いで、ジャーの中で干からびた古い飯をもってきて食えと強要する。気分が悪くて臥せっていなければ殴っていた、と言うほどひどい態度だったが、それをわかっていてわざとやっていたのが明らかだったそうだ。

 これに親は、思いやりのないどころか冷酷で残忍な意地悪をする娘を心配していたが、この性格はついに変わらず、とうとう結婚もできなかったそうだ。
 しかし、こちらに言わせると、その性格は親によく似ていたのだ。ただ、親に輪をかけたような、親以上のひどさだったから、こういうのは性格の拡大再生産なのだろうかと考えてしまった。



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by ruhiginoue | 2017-11-14 16:05 | 社会 | Comments(0)