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by ruhiginoue

カテゴリ:社会( 945 )

 英国のマンチェスターで22人が死亡したテロ事件を捜査していた英警察は、実行犯を自爆した英国籍のリビア系男性であると断定した。

 これについて今日の朝日新聞は「リビアのカダフィ政権が民主化運動『アラブの春』で倒れてから妻子を残し帰国」と書いているが、実際はNATO軍の攻撃によって侵略されたものだった。また、そもそも民主化運動ではなく外国からそそのかされた傀儡による反乱であった。
 これは客観的事実であり周知のことだが、NATO軍記者クラブから垂れ流される「情報」を受け売りするメディアは相変わらず虚偽を報じ続ける。

 こういうことがシリアにもみられる混乱とテロの原因であり、アメリカとヨーロッパとロシアの関係に影響していて、さらに北朝鮮の態度にも影響しているのだが、これらを故意に無視し続ける(そうせざるを得ない)ため、安保でも沖縄でも国内の問題について本質に迫る報道ができないのだ。

 しかし、この一方で朝日新聞は一面から社会面まで加計学園と総理の関係について証言を取り上げるなど大きく報じている。
 これに比べ、読売新聞のあのひどい体たらく。証言者が「ミスターグッドバー」をやっていたかのような記事を大きく掲載し、御用新聞どころか週刊誌にも劣るだろう。
 これで思い出すのは警察を告発した映画『ポチの告白』の、あの場面。不祥事が裁判沙汰になったが、警察から裁判官に電話があって「あなた風俗店に行ったことありませんか」と脅す。これを読売新聞が請負うとは、ひどい堕落である。

 これだから、拙書『朝日新聞...』でも紹介した「最近の朝日新聞はダメじゃん」に対する伊藤千尋記者の「じゃあ読売新聞でいいんですか」は、まだ有効だということになる。


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by ruhiginoue | 2017-05-25 17:29 | 社会 | Comments(9)
 「維新」の連中は、どいつもこいつも人相から言動までがまるでヤンキーで、それが今回は極道のパシリを務めた。委員でもないのに法務委員会を荒らしたわけだが、そんな丸山議員のツイートに賞賛のリプライが大量に付き、その数もだが内容も異様で、一通り見まわすようなふうに読んでみると、どれも似たり寄ったりの内容が多く、文章の書き方も同じ特徴を持つ。
 これは複数アカウント使用の同一人物が多くいるということではないかと見る向きもある。バイトを雇って「打ち子」をやらせているという指摘が前からあり、この一部ではないかということだ。

 それをいったら「高須院長を応援している」というのにも、同じ特徴が見受けられた。高須クリニックの話に反応するアカウントは、一部の例外を除いてツイートもリツイートも同じ内容のものばかりで、言葉遣づかいまで同じなものも多数。それらが同時に同じ質問もするし、その一方で民族や人種の差別などヘイトツイートを必ずやっている。

 そして、先日は典型的ネトウヨが変なこと言って絡んできたからブロックしたところ、別アカウントが全く同じことを言ってきて「ブロックしても、たくさんアカウント持ってるから無駄だぞ」と何度ブロックしても執拗だった。
 こうして、多数を偽装していることを自らバラしてしまうマヌケが、時々いる。

 ところで、なぜ拙書には高須クリニックの話が医療の本じゃなく『朝日新聞…』のほうに書いてあるのかと質問する人がいるけれども、これはマスメディアの問題であって医療の問題じゃないからだ。それと、ネトウヨ発言する老人は問題が違う。
 そして、高須クリニックを支持している人たちには、いわゆるミソジニストが目立つ。親和性があるから当然だが、そこへ行って手術を受けようって女性がいるわけだ。そういう問題である。



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by ruhiginoue | 2017-05-23 16:16 | 社会 | Comments(2)
 週刊新潮が週刊文春に「産業スパイ」「カンニング」と怒っている話題だが、かつて週刊文春は例の花田編集長時代に、週刊朝日が「文春の【独占手記】は【独占立ち話】だ。路上でほんの数分だけ話したのが長編の手記に化ける花田マジック」と告発して攻撃したことがあるけれど、その九十年代から久しぶりの週刊誌と週刊誌の対決となった。

 まあ、トップに立つと今度は維持するのが大変なもので、するとライバルが気になってきて抜かれないようにするうちに相手の邪魔を始める、なんてのはよくあることで、これはその典型だろう。
 この報道によると、同じ曜日に発売される週刊文春に情報が漏洩してるようなことが何度もあったので、週刊新潮は数年前から調査を開始し、文春の関係者を尾行するなどしていたところ、ついに発表前の広告をコピー機にかけているところを目撃し、写真に撮ったということだ。

 これで思ったのだが、それは昨年の夏にあの大橋巨泉氏のことで週刊新潮から連絡があったときのこと。週刊新潮が取材したけど問題の医師が逃げ回るようにして時間がかかってしまい、校了に間に合わないので記事の掲載ができないということで、木曜日ではなく翌週の月曜日に発売される週刊誌にネタを譲るということになった。
 これは懇意にしている記者や編集者だから、ということで『週刊ポスト』に、という次第であった。
 このさい、週刊新潮の側から、うちで掴んだ情報だから他のマスメディアには言わないようにということであった。それは当然であるからわかるのだが、こちらは『紙の爆弾』とか『サイゾー』などと付き合いがあるので、そちらに話さないで欲しいという意味かと思っていた。
 そうではなく、向こうとしては週刊文春が念頭にあったのかもしれない。なんせ校了の後に広告の見出しから追跡取材するのだから。そう思ってみると辻褄が合う。


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by ruhiginoue | 2017-05-18 16:00 | 社会 | Comments(3)
 報道によると、汗ばむ陽気となった6日、葛飾区の「郷土と天文の博物館」前の田んぼで、1年を通じて稲作を学ぶ同館の講座の一環の田植えがあり、親子連れなど約40人が参加、農村体験活動などをしているNPO「古瀬の自然と文化を守る会」(茨城県)のメンバーの指導で、子どもたちは「泥で足が動かないよ、助けて」と悲鳴を上げながらも、田んぼ2枚(約110平方メートル)の田植えを1時間半ほどで終えた。

 こういうの、どうなんだろうか。これはいちおう親子で自由参加なのだろうが、気が進まないのにやらされる子供は必ずいるものだ。
 かつて自分も小学五年の時、学校で強制された。身体が丈夫でないのに無理にやらされた子たちはつらそうにしながら我慢していた。今でいう「ブラック部活」と同じシゴキ感覚が、学校側にはあった。
 それを「米作りの大変さを身をもって知る必要がある」と教師は言うので、なんか中国の文化大革命の「下放」みたいだと言ったら、担任の女性教師に殴られてしまった。だから嫌な思い出だ。
 この程度のことは小学生でも五~六年生になれば普通に言う。よく運動会でマスゲームみたいなことをやらされるが「北朝鮮じゃあるまいし」とか言っていた。

 あと、ご飯を食べるなら作り方や作る大変さを知っておくべきだという、いちおうもっともな説明を教師がしても、ならコメなんて食べなくていいという子供が大勢いた。稲作は農作業の中でも特に大変な作業である。そんなことやめて他のものを食べたほうがいいのではないか。いや、もうすでにコメなんて好きじゃないからほとんど食べてないという人も、かなりいた。
 あと、左寄りな人の中には、天皇が労働とは程遠い儀式で田植えをしているのに頭にきてコメをボイコットしている人がいる。そもそも日本に貧富の差と重労働をもたらした稲作など否定し「瑞穂の国」であることをやめようというのだ。
 これは左翼だけでなく自民党など保守にも多いらしい。だからアメリカでさえトランプ大統領が拒否したTPPを促進し、日本の農業を壊滅させようとしているわけだ。

 かつて「平成の米騒動」があった。90年代は天候不順により農作物の不出来で、北朝鮮は食糧難になっていたが、日本でもコメが足りなくなっていた。この当時に若い世代の人たちは、親の世代が無理して高いコメを手に入れて大喜びしていたのに唖然としていた。
 そして、せっかく苦労して手に入れたのだから自分で全部食べればいいと親に言う一方で、おかげでコメから解放されたと大喜びで他のものを食べていた。毎日パンやラーメンで嬉しいという同級生がいたし、自分の記憶でもあの当時はパスタばかり食べていて満足していた。

 だから、なにも苦労してコメを作ることないと考える人は、今ではもっと多いのではないか。コメを一切食べなくてもいいという人はもちろん、好きじゃないからなるべく食べたくないと言う人も少なくないはずだから。
 あの「むのたけじ」という100歳で死んだ紛い物の元朝日記者は、筑紫哲也の番組で農産物自由化に反対して「稲作が輸入されて日本人は長生きできるようになった。稲作を否定することは育ての親を侮辱することだ」と言っていたが、虐待し続けた親など否定して当たり前だと思った人は大勢いて、自分もそうだった。
 なので、必要とはいえない田んぼ作業を、強制だけはやめてほしいものだ。



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by ruhiginoue | 2017-05-09 16:13 | 社会 | Comments(5)
 人種や民族への憎悪を叫ぶ「ヘイトデモ」が横行が横行している。汚い言葉の罵声をあげながら堂々と繁華街を練り歩き、これに反対する人たちは警察に制止される。つまり権力の公認であり、政権の意を受けているためだ。
 この中には右翼もいるが、むしろ普通の市民が多い。そして、社会に対して真面目に問題意識をもって運動に参加している。ただ、そういう真面目な人には、そのやり方に疑問を感じて途中で脱退してしまうということが、よくあるという。

 このような運動を広めた桜井こと高田という人の師匠だった西村という人(後に訣別)は、毛沢東の著書を愛読しているという。このことを併せてみると、庶民が政権の意を受けて権力の公認で排外主義的に気勢をあげながら街中を練り歩く様子は、文化大革命での紅衛兵と酷似している。上から指示されたとおりであるが、草の根からの愛国的保守運動ということだ。

 だから、このヘイトには中国も対象となっているけれど、実は昔の中国であったことの輸入と焼き直しのようなものである。
 もちろん、この種の運動ではなくても、同じ感覚で叫んだり喚いたりしている人たちは、よく見かける。中には、勝手に騒いでいる「エア御用」と呼ばれる人たちもいる。だから、けっこう普遍性がある感覚なのかもしれない。少なくとも東洋的な発想に基づいていることは確かだろう。



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by ruhiginoue | 2017-05-08 17:30 | 社会 | Comments(2)
 アメリカのニューヨークタイムズ紙は、この5月3日に、電子版の有料購読者数が今年1月からの3カ月間で30万8千件増えて191万件に達したことを表明した。2011年に電子版を有料化してから四半期では最大の伸びで、前年の3月末と比べると1年間で75万5千件65%の増加となったという。
 このニューヨークタイムズ電子版の購読料4割増収は、トランプ政権批判が支持された結果とみられている。

 これを日本の朝日新聞が報じたところ、「他所のことを記事にするより手前がやれ」と朝日新聞を批判するツイートをよく見たが、これは記事の読み違いである。そう批判できるのは、それがニューヨークタイムズなど外国の新聞ではなく日本国内の新聞だった場合である。
 このニューヨークタイムズについての朝日新聞の記事は、外国と違って日本では政権批判なんて無理だという諦観を表明したものだ。
 それなのに、朝日新聞に頑張れとけしかけるのは無責任である。どんなことでも自分でやらずに他者に言うのは簡単だし、それで応援するならともかく、だいたいの人は何もしない。

 そもそも日本では無理なことだ。相手が強くても勇気をもって批判する者を応援する文化は、日本に存在しない。モノ申した者が迫害されると権力に便乗して一緒に叩くか、見て嘲笑うか。それが日本の伝統的思考と行動である。
 その、ニューヨークタイムズが増益を発表した5月3日は朝日新聞阪神支局事件から30周年だが、これに「ゴミ記者を銃で処分した記念日めでたい」などネトウヨなどが異常者ぶりを発揮しているけれど、右翼はもちろん左翼とか人権派を自称してる連中でも、この話をしながら「ケッ、ケッ、ケッ」とか嫌らしく笑っている。そういう様子をことあるごとに何度も見てきた。

 これはただ日本人の習性で、他人のことだと残酷が快く不幸が楽しいのだ。だから強者に媚び弱者を虐げ、これに異を唱える者は生意気だと迫害する。このため、臆病者や卑怯者であることを潔しとしない者は、日本が嫌いだということになってしまう。是々非々というだけで「反日」と言い出す人たちがいるのも、この構造によっている。
 これをはっきりと認識して物事に当たるべきである。



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by ruhiginoue | 2017-05-07 11:31 | 社会 | Comments(4)
 東京の都立高校の約6割では、生徒が髪の毛を染めたりパーマをかけたりしていないか、生まれつきの髪であるか、見分けるために一部の生徒から入学時に「地毛証明書」を提出させているらしい。
 生まれつきの人が間違えられないよう予めそうであることを言っておけというのなら昔から全国であったが、保護者に署名と押印を求めたり、裏付けのために幼児期の写真を提出させたり、という例もあり、行き過ぎや個人情報の問題から、専門家から疑問が出ている。

 この点、自分が出た高校はほんとうに無茶苦茶だった。
 「毛染めやパーマに金かける経済的ゆとりのある人は私立に行けばいい。うちは公立だから禁止だ」
 と言っておいて、
 「だから生まれつき茶髪や赤毛なら黒く染め、天然ウエビーはストレートパーマをかけろ」 
 だったから、アホとしか言いようがない。

 あと、自分のもとからの髪色のために、高校生のときに毛染めしているのかと言われたことがあるけど、そう言ってきた人は少数で、だいたいの人からは地毛だと思われ、それは顔の特徴のためだった。今でも、去年など稚内でロシアの漁船員と間違えられたが、そんなことが少年時代はもっと多かった。
 ただ、あのころは今のような厳つい顔ではなかったので、当時から大柄ではあったが荒っぽい漁船員と間違えられることはなかった。
 それで、人種差別だと言われては逆にまずいと思ったらしく、染めろとは言われなかった。

 これで思い出したが、志村けんのコントで、派手な格好をしている女生徒に女教師が注意をして、
 「勉強するのにイヤリングは要らないでしょう」
 「なら先生はどうなんだよ」
 これに志村先生が、
 「ここは生徒に手本を見せてください」
 それで女教師はイヤリングを外し、それならと女生徒も外すが、
 「あと、これは付け毛でしょう。勉強するのに必要ないでしょう」
 「なら先生はどうなんだよ」
 しかし女教師は付け毛をしているような髪型ではない。
 (ここで「もしかすると」と視聴者は思う)
 「志村先生」
 (「やっぱり」と笑ってしまう)
 「ここは生徒に手本を見せてください」
 仕方なく志村先生はカツラを取る。
 頭を見て女生徒が、笑いを堪えて同情も交えて、
 「先生、寂しいね」
 女教師も同感という表情をする。
 ヤケクソの志村先生は、
 「学校なんて嫌いだ」
 志村けん、真に迫った演技というより地のようであった。

 しかし、安倍総理も、なんでもいいから憲法の条文を変えて「実績にしたい」とか「歴史に名を残したい」という態度だが、だったら、その気もない教育無償とかいうより、未成年者が自由にオシャレする権利を憲法に明記すると言ったほうがウケると思うぞ。
 これなら賛成する人も多いだろう。逆に反対する人もけっこういるだろうが。




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by ruhiginoue | 2017-05-05 15:20 | 社会 | Comments(6)

泥憲和という人の奇行

 泥憲和という人が五月三日の早朝に死亡し、政治的運動をしていたので新聞に小さいが訃報も掲載された。
 この人は元自衛官で、集団的自衛権などで安倍内閣を批判していた。だから柳澤協二元防衛官房と同じだ。柳澤元官房は、あくまで今の政権がひどすぎると批判してるのであって、もともとは今の政権への道を舗装する側の人だった。これは知り合いの野党議員も指摘していて、「なにをいまさら」と、かなりの不快感を表明していた。

 そして泥憲和という人はどうかというと、まず平易な表現で親しみやすく語っていたから受け入れられやすかったが、やはり柳澤元官房と同じである。そして改憲派の反共派でもある。
 それでも利用できるということか、共産党は機関紙や集会で発言させてきた。しかし一方では共産党に誹謗を浴びせ、その程度がお粗末で、かつ下品だった。

 そういう低劣な反共屋だったので、ネトウヨやキクマコとつるむ松崎いたる板橋区議員が共産党から除籍されたら同党を攻撃するネタに利用したうえ、このことで同議員を批判した者にも同党の味方とみなし嫌がらせと中傷をした。

 だから、こちらに対しても執拗だった。その内容は下品で無茶苦茶。反論や批判ではなくまるで無関係の話に難癖をつけ続け、それだけをもって他も同じだというバカ論法ばかり。しかも汚い言葉で中傷誹謗をされ、ツイッターはブロックしたが、他で続けられてた。菊池誠教授や左巻健男教授といった人たちに同調し、同じように人を見下す嫌らしい発言を執拗にやっていた。それが泥憲和という人であった。死ねば美化されるが。
 しかしいくら美化しても、泥という人が政治的に気に入らないと人権を否定する攻撃をしかけた事実は変わらない。そんな人が憲法記念日に死ぬとは皮肉である。もっとも、平和と言いながら人権意識が乏しい人はよくいる。特に党派性を持つ人には。

 しかし、少し前から急に鳴りを潜め、そうしたら死去ということだった。
 もっと前から病気で短い余命と宣告されていたらしいが、それを押して活動してきたという証言もある。それならどうして貴重な時間を、このブログなどの悪口に浪費したのだろうか。それが疑問である。



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by ruhiginoue | 2017-05-04 18:20 | 社会 | Comments(10)
 1987年5月3日の夜、朝日新聞阪神支局に暴漢が乱入し居合わせた記者2人が散弾銃で殺傷された事件からもうじき30年が経過する。

 この事件について辻元清美議員は議員になる前のこと、警察の腐敗堕落と政治的偏向を内部告発した松本均もと兵庫県警(今は地方議員)と対談する中で、この朝日新聞阪神支局襲撃事件について、警察はわざと迷宮入りさせて報道の萎縮を謀るだろうと予言していた。
 そして、物的証拠が大量にあるにも関わらず、この事件は時効となった。

 さて、今年はテレビ司会者の池上彰がこの事件について勝手なことを言っている。しかも情けないことに朝日新聞は「ジャーナリスト」と肩書をつけて池上彰を紹介している。つまらない連載もまだ続いている。
 あの慰安婦問題で、権力にすり寄ったデタラメ批判をして朝日新聞への偏見を煽った池上彰は、はっきり言って阪神支局事件の事後共犯だろう。
 この慰安婦報道を巡り「日本会議」に後押しされた訴訟で朝日新聞社が勝訴したそうだが、あの池上彰に勝手なふざけたことを書かせたりした朝日新聞の誤った対応も、明らかに付け込まれた一因だ。

 この事件の犯行声明は「赤報隊」を名乗っていたが、映画『赤毛』(1960年)に描かれるように英雄である。だから地元の人たちは、覆面をして言論に対して銃を撃ち人命を奪った卑劣なテロリストが「赤報隊」と名乗りその名を汚したことに怒っている。
 この岡本喜八監督の映画では、三船敏郎が「ちくしょう!ちくしょう!」と言うド迫力の演技が語り草だったが、その口惜しさが朝日新聞の人たちには無いように感じる。


『赤毛』予告編。「赤報隊」と名乗っている。




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by ruhiginoue | 2017-04-29 17:15 | 社会 | Comments(1)
 映画化もされたスティーブンキングの小説『ペットセマタリー』は、動物を埋めると生き返る墓地があったけど土が腐っているので生き返ってから凶悪になるという怖い話だが、これと同じように、出演した人が異常な復活と変容をするテレビ番組が『朝まで生テレビ』(テレビ朝日)だ。 
 この番組が、最初は大したことなかったマスコミ人を宣伝して売り出し、しばしばデタラメを批判されて再起不能かという人を敗者復活のうえブレイクさせ社会に害毒を垂れ流させてきた。例えば舛添要一や西部邁がそうだったし、今では三浦瑠璃といったとろこか。

 その三浦瑠璃という「政治学者」が『朝まで生テレビ』に出演して森友問題で野党の議員を徹底論駁したと(ネットで見たが、そんな内容ではなかった)して、その動画サイトへのリンクが各地に貼られていたが、そのさい掲示板とかTwitterで「きれいなお姉さんが民進党議員をやっつけた」と紹介があり、これに対し「勝ち誇ったような驕った態度で勝ちに見せかけているだけ」という反応とともに、「派手なだけのオバハンが生意気なネーチャンのふりしているだけじゃん」「全然きれいじゃないね」「ブサイクだよ。ガリベン女によくある誤魔化し方が上手いだけ」という風貌に対する反論があり、そのうえで「宣伝のための自作自演と自画自賛じゃないのか」という疑惑もあった。
 どうであれ、ネットで録画を見たが三浦瑠璃には迫力が無かった。

 かつて社会学者の上野千鶴子が東大教授になる前「フェミニズムの女性論客」とマスコミで紹介されていた当時に、女性の保守派論客の後継者難を語っていた。
 けっこう前になる1989年か90年すでに60歳近かった曽野綾子がまだもてはやされている原因は、後に続く女性保守派論客がおらず、候補者を見まわしても山口令子がいるくらいで、彼女は知恵も教養もなく暴言ばかりと指摘していた。
 この山口令子に対する評価を裏付けるようなことがあった。都知事選挙候補として記憶に新しい鳥越俊太郎が週刊誌の編集長だったとき、ある催しで司会をしていて、彼女を紹介するさい「ヒステリックな文体で知られる山口令子さん」と言ったため彼女が怒ってしまったことが週刊誌にネタにされていた。鳥越俊太郎としては周知のことなので軽い気持ちで言ったらしいが、自覚していない山口令子としては不当に感じたらしい。
 このあと山口令子は『朝まで生テレビ』に出演したが、発言を求められても眠くてダメだった。まあ、深夜にテレビというのも不健康だし、どうしても眠れなくてテレビを見るなら通販だろう。

 しかし、文体とか夜更かしではなく三浦瑠璃の迫力の無さは顔が問題だ。強気に出ていても迫力が無いのは、保守派論客でありながら曽野綾子や櫻井よし子のような不気味さが乏しいからだ。マスコミに出ている保守派論客なんてどうせ中身が無いのだから肝心なのは威圧感であり、特に女性は不気味さがないと相手を戦慄させられない。
 その点、前に櫻井よし子はポスターに出たら笑顔が『シャイニング』や『バットマン』のジャックニコルソンのようだと言われたが、そうでないと威圧感が無い。曽野綾子も、賞味期限がとっくに切れて引退する年齢になっても通用しているのは、ダリオアルジェント監督のジャロー映画に出てくる殺す方の女性みたいなゾッとさせられる形相だからだ。これは元々だったのが歳をとって容貌が衰えたことでさらに強烈になってきた。

 とういうことなので、そういう形相と容貌に三浦瑠璃も早くなれるとよい。おそらく大丈夫だろう。
 


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by ruhiginoue | 2017-04-21 17:47 | 社会 | Comments(0)