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by ruhiginoue

カテゴリ:社会( 963 )

国民年金を払えない人が続出し、困窮者からの取り立てをさらに強化している。老後に備えてところか、今の段階で生活できなくなる。
しかも受け取りは60歳〜65歳〜70歳〜と、どんどんどん先送りになっていく。
これについては前から指摘があった。『ナニワ金融道』で知られる青木雄二は、国民年金なんて国営のネズミ講であると言っていたし、人口比から受け取り年齢が上がっていき、90歳になってやっと貰える年金なんてブラックユーモアだと指摘していた。

また、それよりもっと前に高坂正堯という保守派の政治学者が、もとはと言えば田中角栄総理大臣が悪いとし、経済も人口も右肩上がりが永久に続くという現実にはありえない前提で制度を作ったのだから最初から破綻は見えていたと指摘していた。

かつては年金未納問題があり、啓発ポスターに出ていた芸能人がちゃんと納めていなかったということを週刊誌に騒がれたことから始まり、総理大臣を含めた閣僚たちまで納めていなかったのが問題になったけれど、今は年金を納めたくても収められず、取り立てによって生活できなくなる人が出るようになり、そして前から言われたように、やはりもらえなくなるのだ。

ところが、こういう問題を話しても、もう金生活をして「逃げ切り組」となっている老人たちは平気な顔をしている。後世の人たちのことなんか全然考えていない。人口の構成比で老人ばかりが多くなったことや、不正規雇用が増えてしまったことを、全く認識していないのである。
このままだと、あのヘイト漫画で有名な山の車輪の作品のように、老人を憎む者が増えるだろう。




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by ruhiginoue | 2017-07-25 19:14 | 社会 | Comments(2)
民進党は蓮舫の国籍問題に反映しているとおり、中に右曲がりがいて困るから自民党の受け皿にならなくて、それより共産党の方がよくやってくれているから、共産党にリベラルを幅広く受け入れられるようになってもらい、それに合わせて党名も理念も変えてくれたらいい、なんて言い出す人がいるけれど、これには反発が強い。

それもそのはずで、現に今まで新自由クラブだの進歩党だのがあって、エコロジーなど部分的には共産党よりリベラルだったが、みんな萎んでしまい、その原因が所詮は保守だったからだ。
さらに民主党が政権交替までしたのに長続きしなかったのも、根本には同じ事情がある。

ただ、国際共産主義運動の支部として何処何処共産党が各国にあり、フランスとかイタリアはそれを続けていたけど、日本共産党はソ連と中国の対立などから独自路線を取ることにしてコミンテルン日本支部であることをやめてしまったから、日本共産党から日本を削除し、ただ「共産党」にしてもいいはず。自民党などイギリスやロシアにもあるが独自路線だから国名は付けてない。

それに「共産主義」は日本製の言葉だ。コミュニズムを共同主義と直訳では抽象的なので共同で生産する共産と意訳し、これを中国が輸入した。
日本は外国文化を輸入すると専門用語に適切な日本語訳を作ってきた。この努力が日本の進歩につながった。そして中国も日本から多くの漢字訳語を輸入していた。それだけ優れた翻訳が多かったわけだ。

その一つが「共産主義」だった。しかし漢字のニュアンスが違うので産を生むのではなく分けるような印象になってしまった。誤訳であり「公社主義」が適切と中国で指摘されている。だから党名変更は中国共産党こそがすべきだ。

前に中国人と話をしていたら「共産主義とは、俺は無一文だけどもお前は一万円持ってるのだから、俺たちはそれぞれ五千円持っていることになる。だからお前は俺に五千円よこせ、ということだ」と真面目に言った。
本当は、「俺もお前も五千円持っているから、合わせた一万円で一緒にやろう」みたいな発想のはずだ。
もちろん「お前の金を俺によこせ」と言うのは不良中国人だが、その基に誤訳があるのだ。

あと、名前で面倒なことといえば日本共産党の場合、不和であったり恣意であったりが、不破のことか志位のことか、誤変換なのかどうかの判別しにくいということだ。


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by ruhiginoue | 2017-07-19 17:25 | 社会 | Comments(4)
 東京女子医大の赤字が22億円にもなり、「危機的状況」と言われている。東京女子医大は例の薬の誤投与と不適切な措置のため乳幼児が死亡する事故があり行政処分をうけてから患者が来なくなったそうだが、それより前から医師の驕った言動で信頼を失っていた。

 もともと、学校長が自らの出産を教え子の女性たちに見せてまで勉強させていたのが起源である「女子医大」だったが、男社会となって女性のことなど頭では知っていても身体ではわからない医師が偉そうにしていると指摘されるようになって久しい。

 それには触れないで、東京女子医大の問題から、給料が安いという話ばっかりになっている。こういう話をしているのは医師である。

 もちろん気になるだろうが、自分の給料ばかり気にしているのでは、議員たちと同じであり、公に奉仕する使命感はどこへ行ったと言いたくなる。
 そして、この程度の話でも、医師は議員と同じように神経質になる。
 これが大臣か知事に言われたなら権力によって何かされるのではないかと危惧するのもわかるが、一般人からちょっと問題提起されたくらいでピリピリするのは、なぜだろうか。



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by ruhiginoue | 2017-07-06 20:16 | 社会 | Comments(6)
 健康保険の納入書が送付される時期だが、国民健康保険の値上げがすさまじいので驚きの問い合わせや払えないという訴えが役所に殺到しているそうだ。

 そもそも、国保加入者は低所得なのに保険料は高いので、加入者は苦しみ財政は赤字である。もともと農家などのために国民健康保険制度は作られ、その事業が始まった1961年の加入者は大半が農林水産業や自営業者だった。ところが、現在は年金生活者などの無職者と非正規雇用者が約8割を占めている。

 そのうえで、国保料を払えない人の保険証を取り上げたり、差し押さえ件数が増えた自治体に「報奨金」を出すなど、わざと弱い者いじめをしてサディスティックな快感を味わっているとしか思えないことをしている。

 これにより、働いても働いても国保料で消えてしまい、かえって身体を悪くしてしまう人が続出し、その中には障害者になった人までいる。つまり国保は命を守ためというのが建前だが、実際には命を奪うための虐殺制度となっているのだ。

 さらに、18年4月からは国保の財政運営は市区町村から都道府県に移され、都道府県が財政管理を行うことになる。市区町村は国保料を集めて都道府県に納付する責任を負うようになる。だから今でも江戸時代の年貢よりたちが悪い制度が、今後はさらに滞納者への差し押さえなどが強化されるとみられている。

 だから国民健康保険から逃げだすため、例えば本を出したことがある人なら入れる著述業むけの健康保険などがあり、どうしようかと言っている知り合いもいる。売れても売れなくても一律ということだから悩むわけだ。

 これについて、前に役所で、国保が高すぎるので乗り換えたらいいと言われたことがある。たくさん仕事したのでそれなりに入ってきたためだ。しかし、そうなると一定以上の収入を確保しようとして、言いたいことを我慢したり媚び諂いの発言をしたりすることになる。

 ただ、そう悩める人は逃げ口があるだけまだよくて、それすらない人たちが大勢いるのだ。親の七光りで政治家になった人達にはわかるまいが。



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by ruhiginoue | 2017-07-05 19:54 | 社会 | Comments(0)
 選挙の宣伝車が通って思い出したことは、かつてネット普及が一気に進み始めた2000年くらいの当時のこと、Sonetの「ソネッ党のモモ」と言ってマスコットが街宣するCМだ。
 そして当選して入閣して議場で居眠りという風刺の利いたオチだった。ほかにもモモちゃんがリゾートに行く「ソネッ島」などがあり、他社では宝塚歌劇『ベルサイユのばら』のパロディで「マーリー・インターネット」というのがあったりと、とにかく当時インターネットの接続業者いわゆるプロバイダーの宣伝はダジャレばっかりだった。



 その後は、宣伝に金をかけず料金の安さをウリにする業者も現れ、しかし宣伝しないと客が少ないので薄利多売とはいかないから、カスタマーサポートに電話しても対応人数が少なくて繋がりにくい傾向であるが、しかし自分で設定できるから無用という人にはこれで良く、また、もともとサポートなしで低価格が売りのところもある。昔と違って相談しなくてもできる人が増えたからだ。
 自分でも、昔を思い出すと、今なら恥ずかしいような質問をプロバイダーのカスタマーサポートに電話をかけて問い合わせていたものだったが、今はカスタマーサポートなんて要らないから、無しで低価格の業者と契約している。

 しかし、もしも交通機関などで「コスト削減のため障害者の利用は断り低価格を実現」という業者があったら、どう思われるか。そんな業者は反社会的だと批判されるし、それは結構なことだと利用する客は軽蔑されるだろう。
 なにが言いたいかというと、もちろんバニラ・エアが車椅子の乗客を機内まで這わせた件だ。これは国内だけでなく海外の有力メディアBBCも報道したため、世界各地のインターネットサイトでは日本の航空会社のモラルを疑う声が投稿されている。そこでは「北朝鮮の高麗航空は半身麻痺の乗客を軽々と担いで乗せてくれた」などのコメントまで見受けられる。

 ところが日本では、身体障害者が迷惑をかけたという非難や、格安料金の会社なのだから障害者に対応しないのは当然で、それをわざわざ利用して不当なクレームをつけたなどと罵る者たちがいた。当の航空会社が対応に設備を急遽導入したというのに、だ。
 保守派の論客といわれる山本一郎という人に至っては、その障害者を「車椅子当たり屋」と中傷したので、この山本一郎という人は保守派ではなくネトウヨに過ぎないと批判の声が挙がっている。

 ただ、バニラ・エア事件で障害者を叩いている人はみんな健常者だと勝手に思い込み「誰だって障害者になりうるのだから…」と説教してる人たちがいるけど、それは認識が違う。障害者をいじめる障害者は少なくない。

 この話題で、身障者のための仕事をしている人が、自分が関わっている障害者にそんな人はいないと言っていたが、それはその人のように良い人と接していて幸せだから意地悪しないのかもしれないし、あるいはその人が障害者ではないから意地悪をされなかったのかもしれず、もし身障者だったら違った態度を取られている可能性がある。

 なぜなら、これは単純なことで、もっと大変な人をいじめて憂さ晴らししたり、堂々と権利を主張することを生意気だと嫌悪したりする人が、障害者にもいるということだ。
 だからネトウヨの障害者も当然いて、匿名とかなりすましで嫌がらせをするなど悪質である。

 前にここで報告したとおり、そういう奴を特定して裁判に訴え賠償金を反復して取ったことがあるけど、そいつの被害者は大勢いて、驚いたことにネットで「カタワ」とか「ニート」とか「ナマポ」とか、ネトウヨと同じ差別を言って嫌がらせしていたのだが、そいつは手前が障害者で、成人しても親から金をもらっていて、それをやめて引っ越して生活保護という人であった。
 それらが、ネットでは他人事ということになり、その妄想をもとに、自分がそうなのに、そうではない他人をかたっぱしから差別していたのだった。滑稽だが、その人は人格障害でもあったのだ。

 もちろん、そうした人格障害が原因のすべてではなく、そもそも日本の社会に人権意識が乏しいという問題があるためだろう。これだから悪行にも関わらず自民党がのさばっていられるのだ。



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by ruhiginoue | 2017-07-01 21:22 | 社会 | Comments(2)
 無痛分娩で妊婦が死亡したことが報じられている。無痛分娩と陣痛促進剤の事故は昔から話題になっていて、被害者の会まである。

 これでよく問題になったのは、産婦人科で陣痛促進剤を使っていたのが母体のためじゃなく病院の都合で、土日祝日と連休や盆暮れの出産を避けようというだけだったのではないかということがしばしば見受けられたからだ。

 それらの中に、病院の院長が看護師ら他の従業員たちとゴルフに行く予定だったから、無理に出産を早めようとして陣痛促進剤を使用し、この結果、産まれた赤ん坊は重い障害を抱えてしまったという事件があった。
 このため裁判になり、医師の不適切が原因であることが判明したため賠償金の請求が認められたのだった。

 この事件は知る人ぞ知るだが、その後の話はあまり知られていない。その母親の訴訟代理人は当方の防衛医大の裁判でも代理人をした弁護士であり、裁判の結果を受けて院長が母親に謝罪した時も立ち会っていたそうだ。
 その話によると、年配の病院長が「大変でしょうが、その子をしっかり育ててください」と言ったら、若い母親は「あなたに言われなくても、この子はしっかり育てます。あなたこそ、大変でしょうが、しっかりした医師になってください」と言い、毅然とした態度だったそうだ。
 これに弁護士は、若い女性が母親になるとしっかりするものだなと感動したという。ここが、女性より男性は決定的に劣るところだろう。




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by ruhiginoue | 2017-06-30 20:58 | 社会 | Comments(2)
 日本医師会が、医療ミス等を繰り返す医師27人に指導・勧告したと報道されている。よく、患者が医師の治療や対応に好感をもったり信頼したりで通院するようになると、常連客のような感じで「リピーター」と言うが、それとは逆というか同じ誤りを懲りず反省せずに繰り返す「リピーター医師」と呼ばれる者たちが一部に居る。

 これに対して、医師会というと同業者を庇ってばかりいるということで弁護士会とともに悪名高いが、しかしさすがに同じ誤りを繰り返せば見かねた医師会が指導や勧告をするということだ。

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 ところが、昔から、リピーター医師に対して医師会が、研修を受けるようにと大学院などを紹介までして、それが済むまでその分野に手を出すことを控えるよう忠告しても、同じ誤りを繰り返す医師には頑として聞き容れない者がよくいて、専門家たちからいくら指摘されても自分は正しいと言い張って同じことを繰り返すそうなので、リピーター医師とは個人の性格に起因するもののようだと昔から言われていた。

 そういえば、拙書『防衛医大...』でも述べたとおり、問題になった手術について大学病院の上司が、自分なら絶対にやらないし、選択肢に含めない、と明言し、また東大医学部教授で学会の理事をしている専門医から不適切であると指摘を受けても、執刀医は法廷で、自分こそ日本の第一人者であり、この手術がベストであると強弁していた。

 そして敗訴して防衛医大が控訴せず判決を受け入れるという異例の結果となったのち、その防衛医大講師は退職して開業し、美容外科ブームになったら美容診療所を開業し、そのあと在宅医療が厚遇されて俄かに始める医師が問題になり厚生労働省が対応に乗り出したという時期に、その俄かに始める医師の一人となり、大橋巨泉氏が被害に遭ったと遺族が述べたことで週刊誌からNHKまでが取り上げたということだった。
 その報道によると、患者の命を軽視して心無い言葉を言い放つなどが相変わらずなのでむしろ納得してしまうというものだった。

 こういうことには、医師の性格という個人的資質が影響大である。


【ここですでに取り上げた大橋氏の件は、このブログの左下にある検索欄に「大橋巨泉」とキーワードを入力すると出て来る】




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by ruhiginoue | 2017-06-29 22:14 | 社会 | Comments(5)
 あの籠池氏がダミーの札束を見せて話題だが、大金を持ち歩くと危険なのは、今は亡き城南電機の宮地社長が有名であった。安売りするには先ず仕入れを安くするもので、大きな量販店が薄利多売をするにしても先ずは大量に発注し累進リベートで仕入代金を安くするものだが、これに小さな店が対抗するには仕入れるさいに買い叩くしかなく、これにもっとも効果的なのは現金払いしかも即金というわけで、宮地社長は多額の現金を持ち歩いていることを公言し、それを宣伝にしていたが、このためたびたび強盗に遭い、新聞の社会面に記事が載ると「城南電機宮地社長また強盗に襲われる」の見出しだった。

 この累進リベートだが、かつてやっていた仕事で、倉庫からの誤発送で量販店むけの荷物が別の個人経営の店に届いてしまい、引き取りに行ったことがあるのだが、そのとき商品と一緒に入っていた納品書を見た店の主が、単価が極端に違うと苦情を言ってきた。なんでうちには高く売るのかと言うのだ。大量に購入する代わりに値引きするのはよくあるうえ、大量になるほど値引きするだけでなく値引き率も上げるということを知らなかった。
 こういう経営者もいるので、取引価格を秘密にすることもないはずなのに隠さないといけなかった。倉庫の責任者はすみませんの一言で済むと思っていたが、営業に出て外交する者としては迷惑千万だった。 
 そんな思い出がある。だから書店は委託販売なので気苦労がない分だけはありがたい。

 ところで、籠池氏が警戒していたのは強盗ではなく警官の所持品検査だと言う。政治家それも総理大臣のところへ行くとなると警備がある。それに用心していたということだった。
 これを理解できない人も一部にいるだろうが、たしかに心配なことである。
 かつて自分でも、前に官庁街に行ったときのことだが、外国から要人が来日していてその警備で警官から所持品検査された経験があるけど、それが真面目な若い警官だったから心配なかったが、そうでなかったら貴重品を取られてしまい、警察に訴えても身内のことだから取り合ってもらえず、下手をすれば逆に警察を貶めたと逮捕されてしまうこともありうるし、裁判に訴えても証拠が無いとか色々と難癖をつけられてしまうだろう。
 こういうことは過去に実例もあった。だから強盗やスリよりむしろ怖い。

 もちろん、貴重品とか現金を官庁街で持ち歩くことはまずないし、もし持ち歩いていて、さらに不良警官に出くわす、という二重の不運の場合だろうが、籠池氏の場合は総理のところへ現金を持って行くうえ「国策捜査」までされている身の上だから、警戒しなければならなかったのだろう。

籠池氏の札束 に対する画像結果




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by ruhiginoue | 2017-06-24 19:53 | 社会 | Comments(3)
 動画サイトにピアノを弾いているのを投稿したことがあって、これは観た方もいるが、他に楽器の演奏というと沖縄に行ったとき見様見真似で三線を弾いているのがあり、こちらは投稿していない。一緒にいた観光客がデジカメで録画して後でメールで動画ファイルにして送ってくれた(便利になったなあ)もので、上手くないのだが曲目でウケていたということでくだらないからだ。島倉千代子の『沖縄音頭』とか『ゴジラ対メカゴジラ』の「キングシーサーの歌」とか、そして「変なおじさん」も、まさに変なノリでオリオンビール飲んだ勢いでやっていた。
 これは、本当の蛇の皮が貼ってある「蛇味線」ではない簡素なものが、観光客に向けてご自由に使ってと置いてあるところがあるからだ。

 その時、舟で離れ小島にいくつか行ったが、その中のある島で、泊まった民宿のレンタサイクルの料金を、島を回って戻ってきて払うさい、時間貸しなので「何時から何時まで、ですね」と言ったら、そこの民宿を切り盛りしている女性が、「いや、何時間だよ」と多く言って、料金を高くした。このときの調子が強硬だった。船着き場との往復を自家用車を運転して送ってくれたりするときは大変に親切な人だが、お金のことになるとやけに押しが強いので、かなり驚いた。

 これについて、その翌々年に沖縄から東京に来た那覇に住む女性に話したら「ああ、あの島の人たちはそうだよ。山賊の子孫だからね」と言った。小島をアジトにしている山賊など昔いたけれど、その一種だということだ。
 それで思い出したのは、本多勝一記者の『アラビア遊牧民』に出てきた挿話だ。アラブ人たちが実に親切で、ベトウイン人たちは慎み深く気高かったが、遊牧民たちが本性を現すと、やはり昔から世界的に知られる砂漠の山賊の気質なのか、ヤラズボッタクリが当たり前という態度を取られたということだ。

 それはともかく、沖縄へ行ったときは観光もしたが社会科見学などもしてきたし、そういう話は既にここで何度もしているから、今日の「沖縄慰霊の日」については、今も変わらない思いである。


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by ruhiginoue | 2017-06-23 17:53 | 社会 | Comments(5)

朝日新聞の人選誤り

 これは朝日新聞に限ったことではないが、両論併記することも含めて多様な意見を紹介すること自体は結構だが、そうすることが公正な報道かというと話は違うだろう。立ち位置をハッキリさせないマスコミなど意味がない。

 ここで最近の朝日新聞が問題なのは、三浦瑠璃を紙面に登場させていることだ。三浦は櫻井よしこ等と違い、雇ったとか拾ったとかではなく、最初から自民党が論文を受賞させたり留学させたりで御用学者として育てたとのことだ。なるほど、それで養殖ハマチのように脂ぎっているというわけだ。そして与えられてきた餌には抗生物質タップリみたいな状態だったのだろう。
 それを登場させることで、いちおう政府側の言い分を支持する人の意見を紹介したつもりなのだろうか。

 それなら毎日新聞が岡本行夫の話を掲載するなど、他所もやっているが、三浦の発言は御用学者としての立場すらもわきまえず嫌らしい発言をするので顰蹙を買っている。
 ここで三浦は、わざと自らの立場を曖昧にして「どっちの意見もわかるし尊重するけど、どっちも問題あるってこともわかってる自分ってアッタマいいー」みたいな価値相対主義的逃げの姿勢をとることで言質に保険をかけていると指摘されていて、これに怒ったのが小林よしのり「自分だけクールで他の者がヒステリックだと言いたいなら、また『高見猿』だ。高みに上って人を馬鹿にしてるつもりだが、ケツが真っ赤なのが笑えるんだよ」

 だから、こんな三浦を紙面に登場させるのは最後にしてほしいと読者の要望が朝日新聞に寄せられている。朝日新聞の読者うちで特に問題意識の強い人は、だいたい三浦が出てくることを不快に感じるているはずだ。わざわざ不快になるために金を払う莫迦がいるかと言っている人がいたけど、まったくその通りだろう。

 しかし、こうした見え透いた処世術は三浦瑠璃に限らない。三浦のように嫌味ではないが池上彰も同じだ。なんでそんな奴らに紙面を提供するのか。
 かつて池上がコラム掲載を拒否されたとき、30人を超えるの朝日新聞の記者がツイッターで異議を唱えたという話を「日本報道検証機構代表」元産経新聞記者の弁護士という楊井人文なる人物が悪名高いヤフーニュースで騒いでいたが、つまり権力に媚びた池上彰に、これまた権力を恐れて勇気のない朝日新聞記者たちが擦り寄っただけだった。
 そして池上は、続けて週刊誌上で週刊誌も含めた他のマスコミも「罪なき者が石を投げよ」と聖書の言葉を引用して批判した。これはカッコつけて見せることが三浦より年季が入っているぶん上手ということに過ぎなかった。

 だから朝日新聞は無理して両論併記したり姑息な処世術を使う人をやめるべきだ。『通販生活』を見習って「原発まっぴらごめん戦争まっぴらごめんが左翼だと言うなら左翼で結構です。そういう話が好きじゃない方は申し訳ありません、今までご購読ありがとうございました」と毅然として言えばいい。そのほうが、勧誘する人もやりやすいだろう。



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by ruhiginoue | 2017-06-18 15:21 | 社会 | Comments(0)