井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

カテゴリ:社会( 997 )

 過去のブログやツイッターがアクセス急増で蒸し返されたり拡散されたりするのは、そのテーマが注目を集めるようになったからであるが、今の時期は『24時間テレビ』について触れたものが、そうなっている。
 また、その季節になったわけだ。

 この番組、最初の頃は、まずチャリティーの番組で、かつ福祉に関心を持ってもらおうと啓発する内容で、また本当は政治の役目なんだと言っていたりしたけど、そういう訴えかけはできなくなってしまい、逆に政治の貧困をごまかすような番組になってしまった。

 そして、いろんな人からいやらしいと指摘されてきたけど、ついにNHKにまで取り上げられてしまったのが、障害者を見世物にする企画である。
 これは「感動ポルノ」というやつで、他人を見て自慰するネタであるというわけだ。

 しかし、こういう番組がテレビで流されるようになった時、ちょうどあの障害者自立支援法ができた。障害者を自立させるために助けるとの名目だけども、その「支援」とは障害者は自分で勝手にしろと言うだけのことで、手を貸さなければ自分で何とかするだろうから、それが手を貸したことになるという、ほんとうに悪い冗談としか思えない無責任で凶悪なものであった。

 これに合わせるように、障害者が頑張っている、否、頑張らせている姿をテレビに映し、この人は障害を言い訳にしないから偉いんだ、みんな頑張ればいい、福祉なんかいらないんだ、と宣伝するのだ。

 つまり、『24時間テレビ』は福祉の大事さを訴えるチャリティー番組から、福祉を否定するプロバガンダ番組へと変質したわけである。
 それなのに「感動ポルノ」と言っていては、本当の悪質さを見逃すことになる。



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by ruhiginoue | 2017-08-29 13:56 | 社会 | Comments(3)
 ナチスとヒットラーを賛美して国際的に問題の高須クリニックの院長は、その件で自分に関して勝手なことをツイートするなと文句をツイートしている。
 しかし、そういう彼はどうか。美容外科の失敗で醜くされたり障害者にされたり死亡させられたり人生をめちゃくちゃにされたりの事実を体験者の話などから告発した拙書『華麗なる美容外科の恐怖』(鹿砦社・売り切れ中)を、高須克弥院長から読みもしないで「トンデモ本」などと誹謗するツイートをされたことがある。

 また、高須院長は事実婚している漫画家(正確にはポンチ画家だろう)の西原理恵子に言及されると、自分の問題とは関係ないと言っている。
 しかし、両者は似た者であり、だから同じような発言を繰り返している。

 ところが、「西原は高須と事実婚状態になってネトウヨ化したからファンを辞めた」なんて言う奴がいる。
 だけど、彼女が影響を受けて変わったのではないことは、そもそも人格が急変するような年齢でもないことと、それまでの発言からして、明らかである。

 この点で、自分のように子供の頃から家庭の貧困や親の虐待に苦しんだ者からすると、彼女の説くウケを狙うだけのいい加減な対処法なるものには無性に腹が立っていて昔から嫌いだった。

 例えば、学校サボってもいいんだよ仮病を使いなさいとか言うけど、それで病院に連れてかれて高須みたいな性格の医師に出くわしたら、素直に仮病だと暴露してくれるならまだよくて、では何か治療しましょうとか言い出したら、虐待する親や体罰教師や集団いじめよりも危ないじゃないか。だから子供だって苦悩するのだ。
 そんなこともわからないのだろうか。いやウケを狙うことしか考えていなかったんでしょう。無責任で、人の心の最も大切なことを理解できない人間性ということだ。

 だから似た者の夫婦なのだ。



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by ruhiginoue | 2017-08-27 15:01 | 社会 | Comments(0)
 温泉のロビーにあるテレビで、たまたま辛坊治郎のヘイト番組をやっていて、日本で中国の悪口を言う商売をする石平というのが出ていたが「評論家」というテロップが出ていたので驚いた。肩書きはタレントだったはずだし、実際に話してる内容も、とても評論なんて内容ではなかった。

 しかし、そこに便乗して他の出演者が「日本に来る中国人観光客のマナーが悪い」と言い始めたもんだから、他の出演者たちから、さすがにそれは違う言われていた。中国は日本の10倍以上の人口だから、その一部の観光客にマナーの悪い連中がいたら目立つのは当たり前だ、という指摘もでた。

 そうしたヘイト番組ですら当たり前の指摘が出るのに、わからない人が時々いる。特に田舎の人がよく言っているからおかしい。日本でも、特に田舎の人が国の内外問わず観光地でマナーが悪くて顰蹙を買っているからだ。

 かつて、海外旅行が贅沢で憧れから次第に庶民でも行けるようになった時代に、もともと「旅の恥はかき捨て」という態度を取る人はいたが、総数が増えれば割合は同じでも目立つようになるものだし、また数が少ないうちは「郷に入れば郷に従え」だったけれども大挙して押しかけるようになれば図々しくなり、しかも公衆道徳やマナーやエチケットを欠いた田舎者の団体ともなれば、言うまでもない。

 それを筒井康隆がSF小説の形で風刺して『農協月へ行く』を書いた。宇宙旅行が大衆化した未来に田舎の団体旅行客たちが傍若無人となる様子を滑稽に描いていた。
 そのオチは、月で宇宙人に遭遇し、その宇宙人も同じく傍若無人で、実はその星の農協に該当する団体だったというもの。この宇宙人を中国人に置き換えるといいだろう。




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by ruhiginoue | 2017-08-26 14:16 | 社会 | Comments(0)
 高須クリニックの院長はそのキャッチフレーズ「イエス高須クリニック」を「ナチス高須クリニック」と皮肉られて裁判に訴えると息巻いていた。

 このキャッチフレーズを逆手に取った皮肉は昔からいろいろな人から言われてきたことである。なぜなら高須クリニックの院長がナチスを絶賛する発言を繰り返してきたからである。

 それなのに、訴えると急に言い出すのは、どういうことなのか。全く整合性がない。

 このため、彼は自分の言葉に責任を持たない人だという批判がある。
 しかし、これは今さら言っても仕方がない。自分の言葉に責任を持っていたら美容外科医はやっていられない。手術や処置をやった後にやばいことになったら、前に言っていた甘言を言ってなかったことにし始めるのが美容外科医である。そういうことを平気でできるようにならないと商売としてやっていけない。

 また、同院長は、ナチスが科学を発展させ医学も進歩したとの意味であって、政治的なものではないと弁解じみたことを言っているけれど、そのナチの強制収容所で人体実験をしたことで悪名高いヨーゼフ・メンゲレ博士も美容外科に熱心だった。

 もともと戦争の負傷者を治療することによって形成外科は進歩したけれども、それを負傷でもないのに手術して変える美容外科はナチの人種差別意識から人種的特徴を変えてしまおうとする発想が基にあり、それが現在の美容外科まで脈絡と続いている。
 だから弁解は奇妙である。

 なので、最も考えられるのは、高須院長が軽い気持ちで発言していたのを外国に翻訳されて伝えられ問題にする記者がいたから、気にし始めたのだろうということだ。

 これが、ナチを追及してしばしば「言葉狩り」まですると非難されるサイモンウィーゼンタールセンターに知らせたらどうなるか。そこからユダヤ系資本がどう対応するか。

 これらの過去のやり方からすると、日本のマスメディアや広告代理店に対し、高須クリニックの宣伝や高須院長の発言を、紙面・誌面と電波に載せるのは自由だが、それならばこちらの広告は一切引き上げ今後は依頼しないと通告し、さらに、自分たちと取引のある企業にも同調を呼びかけるだろう。

 こうなると、高須クリニックがいくら大量の広告による大金でマスメディアを買収するようにしていても、他の多くの取引をふいにして莫大な損失とするわけにはいかないから、高須クリニックは宣伝ができなくなり、院長も発言できなくなる。
 そうしたら、宣伝で持っていると言われる高須クリニックだから、経営が悪化するだろう。潰れてしまうかもしれない。

 これが発言を急に修正し始めた訳だと考えられる。つまり彼は顔面修正主義に加えて歴史修正主義さらには自己発言修正主義となったのである。


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豪雨の直後の霞んだ駒ケ岳。


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by ruhiginoue | 2017-08-23 10:36 | 社会 | Comments(0)
 あの詩織さんが被害に遭って病院に駆け込んださい、医師の対応に難があると指摘されている。
 その医療機関に対応する体制が整ってないなかったとしても、整っている機関に連絡したうえ直ちに患者を移送するべきである。
 もともと日本の多くの医療機関で、レイプ被害者へ対処する方法についての教育と認識が不足していることに原因があるとも言われる。

 しかし、それは故意にそうしているのだろう。なぜなら、事件になりそうな患者の場合、後に警察や裁判に証人として呼ばれたり、そのさい圧力をかけられたり、責任転嫁されたり、色々と面倒なことが予想されるからだ。強姦だけでなく暴行を受けて重症を負った患者も、よく診察拒否される。

 そんな拒否は問題であり違法行為でもあるが、詩織さんも証言してるように、日本の警察は面倒な仕事を嫌がり、まして権力を持つ者が絡むなどすれば、ますますそういうことになるから、医者が事なかれ主義で怠慢や不正をしたとしても、それは警察や政府と共犯になっているのだから追及できない。

 今、警察の暴言を録音していたのが暴露されて問題になっているが、防衛医大の訴訟の時にも関係者の発言を録音しておいた。その録音の中にも医者が「裁判になって証人に呼ばれるのは嫌だ」と露骨に言って診察拒否しているものがある。

 またアメリカでも、あの『ER』の原案者で医師のマイケル クライトンが書いていた。酔っ払いが転倒して怪我をしたからと警察官によって病院に運ばれてきたが、診察してみたら殴ったり蹴ったりされているとしか思えない。その傷がもとで患者は死んだが、そうしたら警察は、医者が診療を適切にしなかったからだと責任転嫁を始めた。これは暴行したのは警察官であるとしか考えられなかった。そういうことがあるので、警察官が連れてくる患者を医師が嫌がるようになった、ということだ。

 また日本人と結婚しているナイジェリア人の男性が、警察官から「黒人は危ない」など人種差別の暴言を吐かれ殴る蹴るの暴行受けて逮捕され、そのさい負傷したからと運び込まれた東京警察病院が適切な治療しなかったために障害が残ってしまったという事件があった。
 この人と結婚している日本人の女性が国家賠償請求訴訟を起こし、青ナンバーの大使館の車がやってきてナイジェリアの外交官が傍聴していたが、裁判官は警察の言い分を一方的に認めて棄却してしまった。

 これが日本の司法なので、沖縄のアメリカ軍基地は、兵士がどんなに悪いことをしても日本の警察には渡せないし、日本の裁判にかけさせない、というのである。


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ラムサール条約湿地の夕暮れ。

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by ruhiginoue | 2017-08-14 12:36 | 社会 | Comments(0)
 東京新聞に三浦瑠麗が登場し、戦前の日本で権力が人権抑圧したのは一時期それも終戦直前のせいぜいニ年間だというトンデモ歴史認識を開陳して顰蹙を買っている。

 その前に朝日新聞に登場した時にも、こんなくだらない話をする人を出すなと、読者は朝日新聞に文句を言っていたが、すでに朝日新聞は池上彰に連載させている。この問題はすでに指摘した通り。

 つまり朝日新聞に続いて東京新聞まで、ということだが、これは朝日新聞にがっかりして東京新聞を読んでいる人が多いからだろう。
 しかし東京新聞はあくまで右翼新聞である。もともとそうではなかったけども、八〇年代に右翼体質で有名な中日新聞に買収されてからというもの、中日ドラゴンズ贔屓とともに右翼体質も憑ったのだった

 だから今も東京新聞をよく読んでいれば右翼であることはハッキリ解るはずだ。しかし地方紙が全国紙の保守化の間隙をついて「隙間産業」としてニワカにリベラルふうの記事やコラムを載せて商売にしてるだけなのに、それに騙される人が多いから困る。
 
 それでも売れればやるんだから、買ってやることは結構だ。けど幻想を持ったり勘違いをしたりしてはいけない。


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霧にむせ雨に濡れたつ駒ケ岳。

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by ruhiginoue | 2017-08-13 12:05 | 社会 | Comments(0)

灘高校や麻布高校の自覚

「東京大学の入学試験の会場で関西弁を話しているのは灘高校生だ」と言われるくらい、関西の代表的とも言うべき超有名進学校なのが灘高校である。
 その校長の発言が話題になっている。社会科の教科書に従軍慰安婦について書いてある教科書を採用したところ脅迫めいた嫌がらせがあり、それに対して毅然とした態度だったからた。

 この灘高校の他にも、東京の代表的な超有名進学校である麻生高校が同じ教科書を採用したため同じような嫌がらせがあったそうだ。その内容から組織的とみられている。

 このような成績優秀学校は、親も裕福だし子供もよく勉強して成績が非常に良いから、教師が生徒とその保護者に対して信頼を置いている。だから灘高校の校長のように毅然とした態度をとれるのだろうと言われている。

 そのような超有名進学校では、まずゆとりがある。たとえせっかく霞ヶ関官僚の頂点に上り詰めて辞めても、もったいなくない。ゆとりがある中での進学と就職だし、裕福で財産もあるし事業やっていたりもするから失業して困らない人がいる。今話題の前川もと文部次官にしてもそうである。自分のモットーは面従腹背だと言ったり、いつでタンカを切れるように懐に辞表を入れていたりできる。

 こうした後ろ盾の他に、生徒は自分の能力で世の中を渡るのが前提になっている。だから自覚が強くて信頼される。そうでない学校は媚び諂いで身を処していかなければならないのが現実だから、生徒に自覚がないし、親も望まない。というより想像を絶したことだ。それでどうしても卑屈になる。だから進歩的な教師も諦めの対応をするのだ。


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雨の中で花盛りの森。


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by ruhiginoue | 2017-08-10 13:27 | 社会 | Comments(2)
 よくある履歴書の型式は、必要なことではなく、どうでもいいようなことばかりを、記入する書式になっていて、どこの馬鹿が考えたのかと言われてきた。だから会社によっては独自の形式で履歴書を作って使用している。
 よく売っていたり求人誌についていたりの履歴書で、特に必要がないのは本籍地どこどこ都道府県の欄だ。そんな大雑把なこと何の意味もなく、細かく聞けば出身地による差別にもつながる。

 また本籍地とは誰でも好きな所に勝手に決めることができる。引っ越すたびに住所と一緒に本籍地を移している人がいて、これは同じにしなければいけないと思い込んでいるのだが、逆に変えられないと思ってる人もいる。

 あと「分籍」といって家族とは別にして自分だけの戸籍を作ることもできる。これは結婚とか養子縁組とかしなくても自由にできる。役所では、「分籍したら元に戻せないけどいいですか」と訊かれるけど、後はどこにしてもいい。

 どこでも良いならばと特に人気があるのが千代田区の皇居である。
 それでもいいのだから、住んだこともなければ家族や親戚とも全然関係がないのに、松濤とか成城とか芦屋にしている人とか、伊勢神宮や靖国神社にしてる人もいるし、霞が関1-1の法務省だったり、自分が住んでる所の市役所や区役所にしている人もいる。国後とか択捉とか尖閣にする人もいるらしい。

 いろいろ変わった所や気をてらった所を本籍地にして面白がっている人がて、もちろん法律的にも社会的にも何も問題は無い。

 よく出身地差別問題があるから、その地区に自分の本籍地を移して、どこが本籍地でももいいじゃないかと差別に反対する意思表示でやろうかなと思ったことがあるけども、ほんとに出身地の人が不愉快になるかもしれないと思ったので、やめたことがある。
 
 とにかく、どこでもよいのだ。


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クワガタがいた。


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by ruhiginoue | 2017-08-07 15:39 | 社会 | Comments(0)
 8月6日は1945年だと広島原爆の日だが、1977年なら『宇宙戦艦ヤマト』の劇場版第1作が公開された日である。

 この物語は、他の惑星からの攻撃によって放射能に汚染された地球を救うため宇宙戦艦ヤマトが活躍するというものである。

 そもそも『宇宙戦艦ヤマト』は、過去の名作からの剽窃が多く、B級作品の面白さだと言われてきたし、そんな作品が後に著作権争いで裁判をしているのは滑稽だとも言われたものだ。

 しかし製作者の西崎義展は『宇宙戦艦ヤマト』のテーマは「愛」であると説き、当時は中高生が受験などで悩み家庭内暴力や自殺をするので社会問題になっていたけれど、それに対する若者達へのメッセージであると発信し続けたのだった。

 さらに、敗戦から復興して上昇気運の日本に同調するようにナショナリズムを込め、それが軍国調と批判されると、続編では女性メロドラマの要素を強めて命の大切さを説いて見せ、巧みに時勢に迎合してきた。


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 若者たちに取り囲まれる西崎義展プロデューサー


 また、欧米のステューデント・パワー発露に影響されて日本でも学生運動が盛んになったが、それが行き詰まり衰退すると、サブカルチャーとかカウンターカルチャーと呼ばれるものに若者が引き寄せられ、消費社会の中に埋没しながら連帯ではなくたむろするようになっていた。
 そうした時代に見事な合致をしてたのだった。

 
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 映画館の前に若者たちが行列しているが、その中には大学生まで大勢いた。



 ところで、アメリカでは学生運動に代わって自由を求めるヒッピー文化が盛んになるが、そのほとんどは一般社会に吸収され、残されたものの一部はカルト化しチャールズ゠マンソン事件などを引き起こした。

 一方、やはり学生運動の衰退した日本では、89年の幼女連続誘拐殺害事件で死刑になる青年がオタクという言葉を一躍有名にしたうえ、95年のオウム真理教事件では、教団で毒ガスを作ってばらまきながら、教団製巨大空気清浄機のことを、宇宙戦艦ヤマトが毒ガス攻撃をかわしたメカに引っ掛けて“コスモクリーナー”と呼ぶ始末であった。

 そして現在は、宇宙戦艦ヤマトがリメイクされているけれども、かつてとは違い下降線をたどる日本の中で自慰的ナショナリズムが流行している。



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by ruhiginoue | 2017-08-06 12:17 | 社会 | Comments(3)
 月刊誌サビオが隔月刊化すると広報している。これによって右翼商売の下火化を指摘する声がある。

 あの籠池氏のように、右翼商売をしていた人がちょっと都合が悪くなると、その周りに蟻のように群がっていた人たちが蜘蛛の子散らすようにして一気に散っていった姿を見れば、そういうご時世なんだろうと誰でも思う。

 かつて小学館は『サピオ』と週刊ポストによる右翼路線が90年代に盛んだったが、この当時は編集者に小沢一郎の熱心なシンパがいたから、というふうに聞いていた。
 けれどもそうではなく、後に小学館の編集者で『セブン』にも『ポスト』にも『サピオ』にもいたという人に訊いたら、あれはあくまでも商売だと言っていた。
 だから、橋下徹に対する評価が雑誌によって正反対だったりするということだった。確かにそうだった。
 つまり右翼といっても様々だから、どちらにも売りたいということだ。

 そのため、機を見るに敏な小林よしのり漫画も変わって、『サピオ』連載にしては政府に対して批判的になってきた。
 しかし『ポスト』の伊沢元彦なんかは相変わらずのワンパターンで、サッサと切ればいいのにと思う。

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大沼から小沼へ向かう途中。

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by ruhiginoue | 2017-08-04 13:42 | 社会 | Comments(0)