井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

カテゴリ:社会( 979 )

 選挙の宣伝車が通って思い出したことは、かつてネット普及が一気に進み始めた2000年くらいの当時のこと、Sonetの「ソネッ党のモモ」と言ってマスコットが街宣するCМだ。
 そして当選して入閣して議場で居眠りという風刺の利いたオチだった。ほかにもモモちゃんがリゾートに行く「ソネッ島」などがあり、他社では宝塚歌劇『ベルサイユのばら』のパロディで「マーリー・インターネット」というのがあったりと、とにかく当時インターネットの接続業者いわゆるプロバイダーの宣伝はダジャレばっかりだった。



 その後は、宣伝に金をかけず料金の安さをウリにする業者も現れ、しかし宣伝しないと客が少ないので薄利多売とはいかないから、カスタマーサポートに電話しても対応人数が少なくて繋がりにくい傾向であるが、しかし自分で設定できるから無用という人にはこれで良く、また、もともとサポートなしで低価格が売りのところもある。昔と違って相談しなくてもできる人が増えたからだ。
 自分でも、昔を思い出すと、今なら恥ずかしいような質問をプロバイダーのカスタマーサポートに電話をかけて問い合わせていたものだったが、今はカスタマーサポートなんて要らないから、無しで低価格の業者と契約している。

 しかし、もしも交通機関などで「コスト削減のため障害者の利用は断り低価格を実現」という業者があったら、どう思われるか。そんな業者は反社会的だと批判されるし、それは結構なことだと利用する客は軽蔑されるだろう。
 なにが言いたいかというと、もちろんバニラ・エアが車椅子の乗客を機内まで這わせた件だ。これは国内だけでなく海外の有力メディアBBCも報道したため、世界各地のインターネットサイトでは日本の航空会社のモラルを疑う声が投稿されている。そこでは「北朝鮮の高麗航空は半身麻痺の乗客を軽々と担いで乗せてくれた」などのコメントまで見受けられる。

 ところが日本では、身体障害者が迷惑をかけたという非難や、格安料金の会社なのだから障害者に対応しないのは当然で、それをわざわざ利用して不当なクレームをつけたなどと罵る者たちがいた。当の航空会社が対応に設備を急遽導入したというのに、だ。
 保守派の論客といわれる山本一郎という人に至っては、その障害者を「車椅子当たり屋」と中傷したので、この山本一郎という人は保守派ではなくネトウヨに過ぎないと批判の声が挙がっている。

 ただ、バニラ・エア事件で障害者を叩いている人はみんな健常者だと勝手に思い込み「誰だって障害者になりうるのだから…」と説教してる人たちがいるけど、それは認識が違う。障害者をいじめる障害者は少なくない。

 この話題で、身障者のための仕事をしている人が、自分が関わっている障害者にそんな人はいないと言っていたが、それはその人のように良い人と接していて幸せだから意地悪しないのかもしれないし、あるいはその人が障害者ではないから意地悪をされなかったのかもしれず、もし身障者だったら違った態度を取られている可能性がある。

 なぜなら、これは単純なことで、もっと大変な人をいじめて憂さ晴らししたり、堂々と権利を主張することを生意気だと嫌悪したりする人が、障害者にもいるということだ。
 だからネトウヨの障害者も当然いて、匿名とかなりすましで嫌がらせをするなど悪質である。

 前にここで報告したとおり、そういう奴を特定して裁判に訴え賠償金を反復して取ったことがあるけど、そいつの被害者は大勢いて、驚いたことにネットで「カタワ」とか「ニート」とか「ナマポ」とか、ネトウヨと同じ差別を言って嫌がらせしていたのだが、そいつは手前が障害者で、成人しても親から金をもらっていて、それをやめて引っ越して生活保護という人であった。
 それらが、ネットでは他人事ということになり、その妄想をもとに、自分がそうなのに、そうではない他人をかたっぱしから差別していたのだった。滑稽だが、その人は人格障害でもあったのだ。

 もちろん、そうした人格障害が原因のすべてではなく、そもそも日本の社会に人権意識が乏しいという問題があるためだろう。これだから悪行にも関わらず自民党がのさばっていられるのだ。



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by ruhiginoue | 2017-07-01 21:22 | 社会 | Comments(2)
 無痛分娩で妊婦が死亡したことが報じられている。無痛分娩と陣痛促進剤の事故は昔から話題になっていて、被害者の会まである。

 これでよく問題になったのは、産婦人科で陣痛促進剤を使っていたのが母体のためじゃなく病院の都合で、土日祝日と連休や盆暮れの出産を避けようというだけだったのではないかということがしばしば見受けられたからだ。

 それらの中に、病院の院長が看護師ら他の従業員たちとゴルフに行く予定だったから、無理に出産を早めようとして陣痛促進剤を使用し、この結果、産まれた赤ん坊は重い障害を抱えてしまったという事件があった。
 このため裁判になり、医師の不適切が原因であることが判明したため賠償金の請求が認められたのだった。

 この事件は知る人ぞ知るだが、その後の話はあまり知られていない。その母親の訴訟代理人は当方の防衛医大の裁判でも代理人をした弁護士であり、裁判の結果を受けて院長が母親に謝罪した時も立ち会っていたそうだ。
 その話によると、年配の病院長が「大変でしょうが、その子をしっかり育ててください」と言ったら、若い母親は「あなたに言われなくても、この子はしっかり育てます。あなたこそ、大変でしょうが、しっかりした医師になってください」と言い、毅然とした態度だったそうだ。
 これに弁護士は、若い女性が母親になるとしっかりするものだなと感動したという。ここが、女性より男性は決定的に劣るところだろう。




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by ruhiginoue | 2017-06-30 20:58 | 社会 | Comments(2)
 日本医師会が、医療ミス等を繰り返す医師27人に指導・勧告したと報道されている。よく、患者が医師の治療や対応に好感をもったり信頼したりで通院するようになると、常連客のような感じで「リピーター」と言うが、それとは逆というか同じ誤りを懲りず反省せずに繰り返す「リピーター医師」と呼ばれる者たちが一部に居る。

 これに対して、医師会というと同業者を庇ってばかりいるということで弁護士会とともに悪名高いが、しかしさすがに同じ誤りを繰り返せば見かねた医師会が指導や勧告をするということだ。

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 ところが、昔から、リピーター医師に対して医師会が、研修を受けるようにと大学院などを紹介までして、それが済むまでその分野に手を出すことを控えるよう忠告しても、同じ誤りを繰り返す医師には頑として聞き容れない者がよくいて、専門家たちからいくら指摘されても自分は正しいと言い張って同じことを繰り返すそうなので、リピーター医師とは個人の性格に起因するもののようだと昔から言われていた。

 そういえば、拙書『防衛医大...』でも述べたとおり、問題になった手術について大学病院の上司が、自分なら絶対にやらないし、選択肢に含めない、と明言し、また東大医学部教授で学会の理事をしている専門医から不適切であると指摘を受けても、執刀医は法廷で、自分こそ日本の第一人者であり、この手術がベストであると強弁していた。

 そして敗訴して防衛医大が控訴せず判決を受け入れるという異例の結果となったのち、その防衛医大講師は退職して開業し、美容外科ブームになったら美容診療所を開業し、そのあと在宅医療が厚遇されて俄かに始める医師が問題になり厚生労働省が対応に乗り出したという時期に、その俄かに始める医師の一人となり、大橋巨泉氏が被害に遭ったと遺族が述べたことで週刊誌からNHKまでが取り上げたということだった。
 その報道によると、患者の命を軽視して心無い言葉を言い放つなどが相変わらずなのでむしろ納得してしまうというものだった。

 こういうことには、医師の性格という個人的資質が影響大である。


【ここですでに取り上げた大橋氏の件は、このブログの左下にある検索欄に「大橋巨泉」とキーワードを入力すると出て来る】




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by ruhiginoue | 2017-06-29 22:14 | 社会 | Comments(5)
 あの籠池氏がダミーの札束を見せて話題だが、大金を持ち歩くと危険なのは、今は亡き城南電機の宮地社長が有名であった。安売りするには先ず仕入れを安くするもので、大きな量販店が薄利多売をするにしても先ずは大量に発注し累進リベートで仕入代金を安くするものだが、これに小さな店が対抗するには仕入れるさいに買い叩くしかなく、これにもっとも効果的なのは現金払いしかも即金というわけで、宮地社長は多額の現金を持ち歩いていることを公言し、それを宣伝にしていたが、このためたびたび強盗に遭い、新聞の社会面に記事が載ると「城南電機宮地社長また強盗に襲われる」の見出しだった。

 この累進リベートだが、かつてやっていた仕事で、倉庫からの誤発送で量販店むけの荷物が別の個人経営の店に届いてしまい、引き取りに行ったことがあるのだが、そのとき商品と一緒に入っていた納品書を見た店の主が、単価が極端に違うと苦情を言ってきた。なんでうちには高く売るのかと言うのだ。大量に購入する代わりに値引きするのはよくあるうえ、大量になるほど値引きするだけでなく値引き率も上げるということを知らなかった。
 こういう経営者もいるので、取引価格を秘密にすることもないはずなのに隠さないといけなかった。倉庫の責任者はすみませんの一言で済むと思っていたが、営業に出て外交する者としては迷惑千万だった。 
 そんな思い出がある。だから書店は委託販売なので気苦労がない分だけはありがたい。

 ところで、籠池氏が警戒していたのは強盗ではなく警官の所持品検査だと言う。政治家それも総理大臣のところへ行くとなると警備がある。それに用心していたということだった。
 これを理解できない人も一部にいるだろうが、たしかに心配なことである。
 かつて自分でも、前に官庁街に行ったときのことだが、外国から要人が来日していてその警備で警官から所持品検査された経験があるけど、それが真面目な若い警官だったから心配なかったが、そうでなかったら貴重品を取られてしまい、警察に訴えても身内のことだから取り合ってもらえず、下手をすれば逆に警察を貶めたと逮捕されてしまうこともありうるし、裁判に訴えても証拠が無いとか色々と難癖をつけられてしまうだろう。
 こういうことは過去に実例もあった。だから強盗やスリよりむしろ怖い。

 もちろん、貴重品とか現金を官庁街で持ち歩くことはまずないし、もし持ち歩いていて、さらに不良警官に出くわす、という二重の不運の場合だろうが、籠池氏の場合は総理のところへ現金を持って行くうえ「国策捜査」までされている身の上だから、警戒しなければならなかったのだろう。

籠池氏の札束 に対する画像結果




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by ruhiginoue | 2017-06-24 19:53 | 社会 | Comments(3)
 動画サイトにピアノを弾いているのを投稿したことがあって、これは観た方もいるが、他に楽器の演奏というと沖縄に行ったとき見様見真似で三線を弾いているのがあり、こちらは投稿していない。一緒にいた観光客がデジカメで録画して後でメールで動画ファイルにして送ってくれた(便利になったなあ)もので、上手くないのだが曲目でウケていたということでくだらないからだ。島倉千代子の『沖縄音頭』とか『ゴジラ対メカゴジラ』の「キングシーサーの歌」とか、そして「変なおじさん」も、まさに変なノリでオリオンビール飲んだ勢いでやっていた。
 これは、本当の蛇の皮が貼ってある「蛇味線」ではない簡素なものが、観光客に向けてご自由に使ってと置いてあるところがあるからだ。

 その時、舟で離れ小島にいくつか行ったが、その中のある島で、泊まった民宿のレンタサイクルの料金を、島を回って戻ってきて払うさい、時間貸しなので「何時から何時まで、ですね」と言ったら、そこの民宿を切り盛りしている女性が、「いや、何時間だよ」と多く言って、料金を高くした。このときの調子が強硬だった。船着き場との往復を自家用車を運転して送ってくれたりするときは大変に親切な人だが、お金のことになるとやけに押しが強いので、かなり驚いた。

 これについて、その翌々年に沖縄から東京に来た那覇に住む女性に話したら「ああ、あの島の人たちはそうだよ。山賊の子孫だからね」と言った。小島をアジトにしている山賊など昔いたけれど、その一種だということだ。
 それで思い出したのは、本多勝一記者の『アラビア遊牧民』に出てきた挿話だ。アラブ人たちが実に親切で、ベトウイン人たちは慎み深く気高かったが、遊牧民たちが本性を現すと、やはり昔から世界的に知られる砂漠の山賊の気質なのか、ヤラズボッタクリが当たり前という態度を取られたということだ。

 それはともかく、沖縄へ行ったときは観光もしたが社会科見学などもしてきたし、そういう話は既にここで何度もしているから、今日の「沖縄慰霊の日」については、今も変わらない思いである。


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by ruhiginoue | 2017-06-23 17:53 | 社会 | Comments(5)

朝日新聞の人選誤り

 これは朝日新聞に限ったことではないが、両論併記することも含めて多様な意見を紹介すること自体は結構だが、そうすることが公正な報道かというと話は違うだろう。立ち位置をハッキリさせないマスコミなど意味がない。

 ここで最近の朝日新聞が問題なのは、三浦瑠璃を紙面に登場させていることだ。三浦は櫻井よしこ等と違い、雇ったとか拾ったとかではなく、最初から自民党が論文を受賞させたり留学させたりで御用学者として育てたとのことだ。なるほど、それで養殖ハマチのように脂ぎっているというわけだ。そして与えられてきた餌には抗生物質タップリみたいな状態だったのだろう。
 それを登場させることで、いちおう政府側の言い分を支持する人の意見を紹介したつもりなのだろうか。

 それなら毎日新聞が岡本行夫の話を掲載するなど、他所もやっているが、三浦の発言は御用学者としての立場すらもわきまえず嫌らしい発言をするので顰蹙を買っている。
 ここで三浦は、わざと自らの立場を曖昧にして「どっちの意見もわかるし尊重するけど、どっちも問題あるってこともわかってる自分ってアッタマいいー」みたいな価値相対主義的逃げの姿勢をとることで言質に保険をかけていると指摘されていて、これに怒ったのが小林よしのり「自分だけクールで他の者がヒステリックだと言いたいなら、また『高見猿』だ。高みに上って人を馬鹿にしてるつもりだが、ケツが真っ赤なのが笑えるんだよ」

 だから、こんな三浦を紙面に登場させるのは最後にしてほしいと読者の要望が朝日新聞に寄せられている。朝日新聞の読者うちで特に問題意識の強い人は、だいたい三浦が出てくることを不快に感じるているはずだ。わざわざ不快になるために金を払う莫迦がいるかと言っている人がいたけど、まったくその通りだろう。

 しかし、こうした見え透いた処世術は三浦瑠璃に限らない。三浦のように嫌味ではないが池上彰も同じだ。なんでそんな奴らに紙面を提供するのか。
 かつて池上がコラム掲載を拒否されたとき、30人を超えるの朝日新聞の記者がツイッターで異議を唱えたという話を「日本報道検証機構代表」元産経新聞記者の弁護士という楊井人文なる人物が悪名高いヤフーニュースで騒いでいたが、つまり権力に媚びた池上彰に、これまた権力を恐れて勇気のない朝日新聞記者たちが擦り寄っただけだった。
 そして池上は、続けて週刊誌上で週刊誌も含めた他のマスコミも「罪なき者が石を投げよ」と聖書の言葉を引用して批判した。これはカッコつけて見せることが三浦より年季が入っているぶん上手ということに過ぎなかった。

 だから朝日新聞は無理して両論併記したり姑息な処世術を使う人をやめるべきだ。『通販生活』を見習って「原発まっぴらごめん戦争まっぴらごめんが左翼だと言うなら左翼で結構です。そういう話が好きじゃない方は申し訳ありません、今までご購読ありがとうございました」と毅然として言えばいい。そのほうが、勧誘する人もやりやすいだろう。



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by ruhiginoue | 2017-06-18 15:21 | 社会 | Comments(0)
 今話題の人である前川喜平氏は麻布高校から東京大学と進んだ学歴で、親戚になる中曾根もと文部大臣が述べるところによると、近所だから麻布に進学したそうだ。
 また、映画監督・山際永三氏も麻布高校卒で、やはり近所だから行ったということだった。前川氏より二十歳も年上の山際氏の当時は進学校とか受験校とかいう観念も特に無かったらしい。山際氏は大学は慶応でテニス部だった、というからいかにもお坊ちゃまという感じだが、白樺派の志賀直哉とは親戚である。
 そして、そんな家系の人にしては左寄りな言動をすると周囲で言われているけれど、ルキノビスコンティ監督も貴族の出だが左寄りであった。ただ、山際氏は「言いたいことは我慢しないで言うべき」とか「仕事は妥協しない」とか、そういう主義である。だから政治的にどうこういう以前のことだろう。
 そして前川氏も、学校では優等生でエリートコースを進み、堅物で仕事の鬼だったと中曾根氏も書いていた。そういう意味では山際氏と同じだろう。仕事とか政治とかでは全く違うが。

 さらに、やはり東大進学が多い開成高校を出た人が、麻布高校を出た人のほうが率直にものを言うような気がすると言っていた。
 これについては昔「開成高校生殺人事件」があったとき、この裁判をすべて傍聴した朝日新聞の本多勝一記者が書いた記事を『子供たちの復讐』という本にまとめているが、ここで親に殺害された開成高校の同級生に話を訊いたら、どちらも猛烈受験校の私立校で家庭も富裕な人や意識の高い親を持つ生徒が比較的多いけれど、場所が下町の開成と違い山の手の麻布なのに、生徒会の交流などで会うと「今の政権はダメだ」とか平然と語る人が麻布高校生にいるので意外だったと開成高校生が言っている場面が出てくる。

 今はどうなっているか現役生と話したことがないので不明だが、社会人では、東大出でエリートっぽい人や慶応出で育ちがよさそうな人で、しかし「言うべきことは言う」の人がいると、高校は開成より麻布が多いような気がすると自分でも思う。何百人も会ったわけではないが。
 ただ、いわゆる下町根性のために出世亡者と化して保身が優先ということがあるのではないかという気がするので、同じ東大出でも高校が麻布と開成で違って感じるのかもしれない。



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by ruhiginoue | 2017-06-17 19:19 | 社会 | Comments(2)
 たばこの自動販売機が設置されている現状について、喫煙者千人を含む計2千人の成人にインターネットで聞いたところ、約7割が禁止すべきだと考えているという結果だった。これは国立がん研究センターが世界禁煙デーの先月31日に発表した。

 同センターによると、日本も批准する「たばこ規制枠組み条約の指針」は、たばこの自販機が広告や販売促進にあたるとして禁止を推奨していて、このため海外では多くの国が設置を規制しているという。
 そして国内でも自販機の設置を禁止すべきだと思うかを聞くと、41%が「禁止すべき」、27%が「どちらかというと禁止すべき」という答えだった。また指針が禁止を推奨するコンビニエンスストアなどでのたばこの陳列販売については31%が「禁止すべき」、24%が「どちらかというと禁止すべき」と答えた。

 特に、学校の近くや通学路沿いなど、未成年者が多く利用する店のたばこ販売については、約68%が禁止に賛成したということだ。
 この調査をした同センターの平野公康研究員は「国内では、コンビニやスーパーなど多くの場所でたばこに接することができる。健康に害を及ぼすたばこに、未成年者らが容易に手を出さないための対策が必要だ」とマスコミの取材に対して話している。

 つまり、たばこの自動販売機設置について、約7割が禁止すべきだと考えていることになる。商道徳に訴えて自粛などを呼びかけるべきで禁止する必要までは無いと思う人もいる。どちらせによ、未成年者が買ってはいけない商品を未成年者の多い場所で自動販売というのは非常識だと感じられる。

 しかし、自販機だから子供でも買えるというのは、子供が自分で喫煙や飲酒をできるというだけのことではない。自分の体験では、よく小さいころに「酒買ってこい」「タバコ買ってこい」と命令され、店で「親のお使いでも子供には売れない」と断られ、それをうちに帰って言うと禁断症状で苛立っている父親にぶん殴られるから、必死で自販機を探して買っていたものだ。
 また、深夜に店が閉まっているとき、どこか開いている店はないか、なければシャッターを叩いて店の人を呼んで懇願したりもした。
 だから、逆にというか、子供のためにこそ、タバコや酒の自販機やコンビニエンスストアでの販売が無くなっては困るのではないか。




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by ruhiginoue | 2017-06-10 17:12 | 社会 | Comments(3)

獣医と薬剤師

 獣医に診察されたことがあるというツイートに質問があったので、その話題を。

 加計学園の問題から獣医のことが話題になっている。この獣医を軽く見ている人もいるが、実際にはたくさん勉強しなければならないので、大変幅広い知識を持つ人が多い。
 そして人間の医師より詳しかったりもする。前に怪我した飼い猫を診せた獣医に、大学病院の専門医でも気づかなかった指摘をされ、おかげで治ったことがある。

 もともと、動物が診療所で注射を嫌がるなどで暴れると、獣医は慣れているから対応できるが飼い主が噛みつかれたり引っ搔かかれたりで軽い負傷をすることがある。そのさい傷の手当を獣医にしてもらうことは、よくある。やることは同じだからだ。あと、皮膚病など動物と飼い主とが同じ症状で、どちらが先かはわからないが感染したことが明らかで、獣医が適切な指摘をしてくれる。時には同じ薬だからと、オマケしてくれる。ただし保険から請求できないのでちょっとだけである。

 そういうことだけでなく、人間の医師が解らないことを獣医なら気づくこともある。色々な動物を診ているので視野が広いからだと思われる。
 また、問題が医師の知識ではなく患者が状態をうまく説明できない場合、獣医は自分で語ることができない患者ばかり相手にしているので判るということもあるだろう。
 それで、『宇宙戦艦ヤマト』のように「佐渡犬猫病院 人間も可」と看板かけてもよさそうな人までいる。

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 それはともかく、あのしょうもない発言ばかりする池田信夫という人が、獣医なんて資格が要らないのではないかとツイートしたため、笑わている。獣医とはペット専用の犬猫病院しか知らないということだ。菜食主義者だから畜産とか無用だとでも言うもりだろうか。獣医がミスった場合、ペットなら損害賠償は主に慰謝料で人間より安いが、人間様より稼いでいる動物だと大変なことになる。例えば競走馬の場合について競馬ミステリーのディックフランシスが小説を書いている。

 そのうえ、池田信夫は薬剤師は処方箋どおり出すだけだからバイトでも良いとまで言ってしまった。かつて医師が処方箋を書き間違えて患者に被害があって裁判になり、医師だけでなく薬剤師にも責任があるという判決だった。処方箋を詳しく読めば薬剤師の専門知識なら誤りに気づけたからだ。これに多くの薬剤師が「当たり前だよ」と。

 というわけで、軽く見てテキトーなことをツイートしてはいけない。



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by ruhiginoue | 2017-06-07 20:17 | 社会 | Comments(4)
 今、政権を揺るがしている問題で渦中の人となっている、籠池さん、前川さん、詩織さん、の件で、籠池さんのことでは大活躍だったノイホイこと菅野さんは、詩織さんの件では口ごもっているようだ。彼は女性に迫って拒否されたのに無理矢理に口をくっ付けるなどしてしまったことを週刊誌に書かれていたからだろう。

 しかし、その件でノイホイさんは反省してカウンセリングを受けたそうだ。そうするべきで、だからもっと重症の山口さんも受けるべきだ。心の治療は加害者こそ受けないといけない。
 一方、被害者に必要なのは心の治療よりも加害者が裁かれることだ。それは私刑とか復讐ではなく、公的に認められることである。自分の経験でも、医療過誤の被害に遭った当時はカウンセリングを受けていたし、精神安定剤も飲んでいたが、それらは裁判で勝訴したら無用になった。

 あの詩織さんは、あんなことをされた人がマスコミで偉そうにしているから遂に決意したと言っていたが、この気持ちはよくわかる。こちらも今では前川さんのことで渦中の読売新聞が、加害医師の考案したという治療を未だこれから学会に発表するという段階で大見出しとカラー写真入りでデカデカと紹介したときは、もっとも体調が悪かった。
 だが、そのあと読売新聞が裁判の判決について最も大きく弁護士と一緒にいる写真入りで報じた。ベタ記事も含めると他の主要な新聞も、産経を除いて(w)すべて記事を掲載し、テレビでも取り上げられた。

 これら新聞の切り抜きを壁に貼って『タクシードライバー』みたいに眺めていたら、カウンセリングなど無用になった。必要なのは加害医師のほうだ。周知のとおり、また問題を起こしてマスコミで取り上げられたのだから。
 つまり、ノイホイさんは正しい対処をしているし、もっと必要な山口さんはノイホイさんを見習うべきだ。そしてストレスで体調が悪いという詩織さんに最も必要なのは公正な裁判である。

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by ruhiginoue | 2017-06-06 18:10 | 社会 | Comments(11)