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by ruhiginoue

カテゴリ:社会( 926 )

 
 白紙の領収書といい、沖縄で機動隊の暴言といい、とんでもないことがあっても空々しく否定したり惚けたりしている現実に、絶望的な気分になってしまう人は少なくない。どうして世の中はこう不正が横行しているのか。政治家の言動はデタラメだし、裁判所の判決文もインチキばっかりだ。公的な機関や立場のいわゆる御上がこれだから、民間でも個人のレベルでも実にひどい。
 
 しかしそれは、いけないことだから。いけないというだけのことだ。

 かつて大島渚が述べていた。絶対にいけないことは、やったとバレても認めてはいけない。どんなに空々しくても否定し続けないとダメで、潔くでも、仕方なくでも、とにかく認めてしまったらお終いなのだ。
 これは彼が結婚した時、相手の小山明子の叔母さんから言われたそうだ。前に平田昭彦の実家が旅館を営んでいたという話をしたが、小山明子の叔母さんも京都で旅館を営んでいて、大島渚に、もし浮気するならうちに来なさいと言ったそうだ。口が堅いから、という意味だが、それにしても凄いことを言うものだ。

 それで大島渚は、自分は浮気なんてしないと言ったが、すると叔母さんは、ではもし浮気してバレても、したと認めてはいけないと厳しく言ったそうだ。
 そして、他の女性と同じ宿に入るところを見られても、部屋は別だったと言いなさい、ということだった。京都弁で「お言いやす」だったそうだが、同じ部屋にいるところを見られても食事をしていただけだと「お言いいやす」と。また、一つの布団に入っているところを見られても眠っていただけだとお言いいやす。裸になって重なっているのを見られても挿入はしてなかったとお言いやす。
 それで大島渚は可笑しくなって、では挿入まで見られたらどうすんですかと訊いたら、気は入れてなかったとお言いやす、と。大島は笑って、叔母さんもつられて笑ったけど、目は笑ってなかったそうだ。

 つまり、それぐらい浮気はいけないことで、そんな絶対いけないことは、やったのがバレてもやったと認めてはいけないということだ。卑怯でも滑稽でも空々しくても見苦しくても、絶対に認めてはいけない。それで醜いことになっても、認めたら最期なのだ。

 だから、悪いと自覚しているなら、それゆえ絶対に非を認めないのだ。これを認識していれば、不正が横行したままの社会の現実の中で正気を保っていられる。



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by ruhiginoue | 2016-10-23 11:31 | 社会 | Comments(0)

寿司屋と外人とワサビ

 ワサビは瞬間的な辛さであるからスシなど味のサッパリしたナマモノに主に使用し、カラシは持続的な辛さでオデン種などシツコイ味のネリモノに主に使用する、などと辛い調味料にも辛さの特徴から用途が異なってくる。
 なのに、トウガラシを使用した料理を好む国の人だから勝手にワサビを増やしたというスシ店は、言い訳にしても料理を知らなすぎではないか。
 
 かつて『美味しんぼ』の初期に出て来た客より威張っている寿司屋の話は、もともと各方面で何かとネタになっていて、そのひとつを『天声人語』も取り上げていた。深代淳郎が書いたものだが、客を見下して「朝鮮野郎じゃあるまいし」と言った寿司屋は客の若い男に「あんた俺が朝鮮人じゃなくてよかったな」と言い返されて黙ってしまったそうだ。
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ちょうどよく、その画像をネットで拾った。

 長谷川町子の『意地悪ばあさん』の言うとおり、スーパーのパック詰めやカウンター前で回転してるのならともかく、「職人」が握る寿司屋でワサビが粉というのが珍しくない。チューブ入りも添加物がいっぱい。特に香辛料抽出物は癌細胞を活発化させる活性酸素が。また、そういうのは西洋ワサビを使用した紛い物でもある。
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この画像もネットでちょうどよく拾えた。

 それでワサビをいっぱい入れて、嫌がらせではなく良かれと思ってやったと言い訳が話題になってるけども、前に行った寿司屋ではワサビだけじゃなく味の素を必ずふりかけるから、なんでそんなことするのかと訊いたら、こうしたら美味しいでしょうと大真面目に言われてしまった。
 それに、粉ワサビのドギツイ辛さに慣れ切ってしまった人は、本物のワサビを食べても味がわからず、刺激が無いから物足りないと言う。

 あと、寿司はいいのに醤油がダメとかお茶がダメという店がある。醤油がダメなのは店の人の問題だが、お茶は地方によってダメなところがある。
 また、スーパーで刺身を買ってくると袋入りの醤油とワサビが付いている。どちらも美味しくないし、健康に悪い添加物も入っている。バランはビニールで食えないし、大葉は飾りだから園芸用の殺虫剤がタップリしみ込んでいる。大根はかつら剥きして千切りしたものでないから味が抜けている。

 自分の経験からすると、韓国人を食べ物で驚かせるならカライものよりスッパイものだろう。学生時代に一緒にバイトしていた韓国人留学生は、口から火を噴きそうな食べ物は平気だったが、オニギリを食べていたら中のウメボシのスッパサに顔をしかめて驚き、「よく日本人はこんなスッパイものが平気だな」と。

 しかし、それより安倍総理に寿司をごちそうされて政府広報に成り下がった大手マスコミの重役たちこそ、ワサビたっぷりの寿司を食わせてやりたいものだ。


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by ruhiginoue | 2016-10-06 22:04 | 社会 | Comments(0)

「911」3つの事件

 「911」と言えば貿易センタービル事件で、これをテレビで見て「最近の特撮はよくできているねえ」と言った人たちもいるそうだが、実際にあれは架空の出来事だったのではないかと疑っている人もいる。
 
 他にも「911」事件があり、こんなことばかりしているからアメリカはテロに遭うと批判される。もちろんチリの軍事クーデターのことだ。背後にアメリカのCIAがいた。弾圧で政治家だけでなく歌手のビクトルハラなど文化人や学生まで拷問を受けて殺害される大虐殺があった。
 これを首謀者ピノチェト将軍が正当化する著書『私の決断』の邦訳の版元はサンケイ(現産経)新聞社で、この残虐を産経の「正論大賞」受賞者・曽野綾子は公然と支持表明する狂気だった。最近では産経新聞で人種隔離推奨を主張して国際的に批判されたが、昔らから危ない発想をする連中ということだ。

 拷問のうえ殺害されたチリの音楽家ビクトルハラは、韓国の軍事政権に睨まれたキムミンギのようなシンガーソングライターだったので狙われた。その歌をNHKが流したうえ事件を解説していたこともあるし、人形劇『プリンプリン物語』の名悪役には(チリにひっかけ)アクタ共和国で軍事クーデターを起こしたルチ将軍が出て来るという風刺をしていた。今のNHKでは信じられないことだ。

 さらにもう一つの「911」といえば、「ロス疑惑」で三浦和義氏が逮捕された日。警察がマスコミを動員してカメラの前で手錠をかけて連行した。これでも日本は先進国のつもりでいる。江戸時代の引き回しですら有罪が確定して刑場に行くさいのことで、無罪推定の被疑者ではなかったしテレビもなかった。裁判では無罪判決が確定した。弁護士はのちに小沢一郎氏を無罪にした弘中氏であった。

 今、アメリカの水泳メダリスト・ライアンロクテ選手がリオ五輪で強盗に遭ったと狂言して開催地に汚名を着せたため問題になっているが、三浦和義氏が強盗に襲われたのはロス五輪の直前だったから、開催地としては隠蔽のため自作自演だったことにしようと目論んだのだろうと言われている。そして長野五輪でも松本サリン事件で解決を焦った警察が第一通報者を犯人に仕立てようとした。このことは『帝銀事件・死刑囚』の熊井啓監督が『日本の黒い夏-冤罪』という映画にしている。

 その後、三浦和義氏が日本の司法で解決済みのことを蒸し返され、新たに決定的証拠が発見されたわけでもないのにアメリカに拘束されたので、一事不再理の原則に反しているし主権侵害だと騒がれたが、日本政府はアメリカに物申せずまた自国民を見捨てた。これでよく自民党政権は「主権回復を祝う」ことができるものだ。だからアメリカと日本政府への抗議集会には市民や法学者に混ざって右翼団体のメンバーも参加していた。
 あと、映画『三浦和義事件』の監督らも来ていた。この映画は脚本が法律を調べないで書かれたことが原因で出来が悪い(一審と二審で裁判長が同じだったり、論告求刑を検察ではなく裁判官が読んでいたりする)が、俳優は熱演していた。そこで三浦和義役の高知東生は、最近麻薬で逮捕されてしまった。

 その後、三浦氏は自殺したとされるが、アメリカのやり方では暗殺ではないかと疑われている。しかし、三浦氏はアメリカはもう懲り懲りで行く気がしないと公言していたのに、サイパンに行楽に出かけて拘束された。彼はサイパンがアメリカの植民地であることを考慮していなかった。貿易商だが、植民地主義や南北格差の問題とその対策であるフェアトレードなどに無関心で、商売しか考えない人だった。

 そうした三浦氏のことはともかく、こんなことばかりなので次の東京オリンピックでも冤罪の不安がある。しかも、テロ対策のためと「共謀罪」がまた持ち出されている。話し合ったとされるだけで計画したとみなして逮捕というのだから恐ろしい。
 まったく、テロの報道が特撮映像と区別できないというのは冗談だが冗談とばかりも言えないことで、ゴジラの一作目では円谷英二が特撮の構想を練るためロケハンしていたら、特撮で街を炎上させると言っているのをビルの警備員がテロリストだと思い込んで警察に通報されそうになったそうだから、オリンピックが近づいたら映画関係者は逮捕されないよう気を付けないといけない。

 もちろん、一般人もだし、目を付けられそうな心当たりがあるなら東京を離れるべきだ。今、東京都内の自宅を離れているが、いずれ長期滞在できるところを物色している。




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by ruhiginoue | 2016-09-11 15:32 | 社会 | Comments(4)

麻疹で大騒ぎ

 関西空港で働く従業員が麻疹(はしか)に集団感染し、さらに救急隊員と医師まで感染したとの報道だが、これがロビン クックだったら、誰かの陰謀で病原体をばらまいてる話になるだろう。すでに『アウトブレイク』という映画になっているが。
 そういう陰謀ではないとしても、麻疹のワクチンに欠陥があったとか、使い方に問題があったのではないかという疑いはすでに出ている。どうであれ、今の事態のようなことがあったのだから、結果として政策が失敗だったことは確実に言える。

 麻疹といえばアメリカの人気ドラマ『ER救急救命室』で、子供の頃に感染しておいた方が安全だしワクチンにはリスクがあると言い摂取させなかった母親に、主人公のカーター医師が、製薬業界の利権だと思い込む陰謀論者だと決めつけ、とんでもない母親だと罵倒する場面があり、業界のプロパガンダっぽいが、それにしては中途半端な謎の場面だった。
 この場面のセリフだと、ワクチンに不信感を持ち接種を拒否したら、自分は良くても子供の学校で感染させるから、リスクがあっても、自分の考えがあっても、接種しないといけないと主張してるようだけど、感染するのは同じくワクチンを接種していない人だから、話がおかしい。
 これは基本的にリベラルな姿勢を貫いているドラマなのに、ここだけ違ううえ説得力がなかった。だからシリーズ中最もというか唯一、まるで不可解な場面だった。

 そもそも、麻疹、おたふく風邪、水疱瘡、風疹、などは元々子供の頃にかかって当たり前で、大人になってから感染すると深刻だから子供のうちに全部クリアが常識だった。そして、無事通過して安心というものだった。
 それなのに、費用がかかりリスクのあるワクチンで防ごうとしたところ、根絶はできないし、大学生に流行させてしまった大失敗もあったし、感染せず大人になった人たちに絞った対策でもなく、目標が不明確で破綻していた。


 かつて「麻疹のようなもの」という喩えがあった。今もまだ言われる。子供の頃に罹っておかないと大人になってからでは危ない病気と同じで、若者なら熱中するという意味だ。学生運動もそう言われた。
 ところが麻疹はワクチン、学生運動は弾圧、それで、たまにどこかの大学で学生が騒いだとか、空港で感染者が出たとかで、騒ぎになる。滑稽なことだ。
 
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by ruhiginoue | 2016-09-06 08:45 | 社会 | Comments(6)
 テレビの取材を受けた女高生がネットでの嫌がらせや政治家からの圧迫を受けたことが話題だが、報道に実名で出るリスクは自分にも経験がある。先月も週刊誌に出た直後にあったが、最たるのは防衛医大訴訟で勝訴した直後のことだ。

 裁判では、施行されたばかりの情報公開制度で医師の問題を調べ、防衛庁から引き出した事実を提出していた。すると、情報公開請求者たちを自衛隊が監視や秘密調査するようにしていたことがスクープ報道され、国会でも問題になった。
 このさい中谷防衛庁長官と柳澤防衛官房長の両氏が公式に自衛隊の行為を不適切と認めた。また、現職自衛官からは、防衛医大病院や自衛隊病院の医師に問題があったら、これを追及してくれたほうが自衛官とその家族にとっても有益だと言われていた。

 ところが、新聞やテレビで報道され、それに実名で出ると、直後からこちらのサイトには嫌がらせが大量に寄せられた。関係者と思われるものからただの野次馬みたいなのまであったが、「監視して当然だ」「スパイ防止法が必要だな」「報道を規制すべきだぜ」「まあ、医療ミスのこと同情はするけどねw」などなど、凄まじかった。
 もちろん、政治家や官僚の中で、ことあるごとに敵意を見せるようになった人もいる。

 
 ところが今では、柳澤氏が集団的自衛権を批判して中谷防衛大臣と対立している。

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 さらに、柳澤さんの次は守屋さんということになり、この人はあのときマスコミを通じ関わった防衛官僚のドンとまで言われた人だが、今また逆にというか政府と自衛隊の関係に危惧を表明している。

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 所業無常だ。世の中は流転する。しかし今の段階は、どうみても悪いほうに向かっている。


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by ruhiginoue | 2016-09-01 21:03 | 社会 | Comments(10)
 収入が少なくて進学できない女子高生を取り上げたNHKの番組を攻撃するネトウヨや片山さつきと全く同じように、「相対的貧困」を否定し、「本人が努力しないだけだ甘えるな」などと主張し続けてきた最たるのは実は朝日新聞である。

 この問題は拙書『朝日新聞の逆襲』の中で既に述べているから、読んでくださった方にとってはここでまた語ると重複する部分があることをあらかじめおことわりしておく。

 朝日新聞は、松本清張が貧困によって進学できず、朝日新聞で働いていたとき仕事ぶりが良かったのに学歴がないので正社員になれず、正社員から今でいうバイトか派遣のように見下されて侮辱された、という時代から変わっておらず、高学歴者をかき集め、ただ家庭が恵まれた受験秀才の溜まり場となっきたことで、社会問題が見えなくなったのだ。

 まず、社会に不平等や理不尽があっても簡単には改まらないので、その現実と向き合わなければならないが、それをもって社会の不平等や理不尽を放置してよいことにはならない。だから個人の問題とは別に社会問題となるのだ。

 そして、NHKはあくまで社会問題として、親の収入が少ないから進学できないという高校生を取り上げたのであり、その高校生個人をどうにかしてと訴えたとか『24時間テレビ』みたいに募金を呼び掛けたわけではない。
 また、その高校生を番組が取り上げたのは、信憑性を高めるために実例を挙げたのであり、その実例の存在を証明するために実名と顔を出したのだ。つまり、あくまでNHKの主張である。
 なのに、その高校生を虐めたうえでそれをネタに番組に嘘だというケチをつける人たちがいたわけだ。

 これと同じなのが朝日新聞であり、特に投書で、経済格差により進学先が狭まる人がいる現実についての訴えを載せると、かならず「本人の努力次第」「甘えるな」という反論を掲載して終わりにしてしまい、議論を発展させることをしなかったのだ。

 
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by ruhiginoue | 2016-08-31 22:33 | 社会 | Comments(0)
 『24時間テレビ』の問題を語っていたらネトウヨが絡んできて、福祉より軍事の方が大事だと言う。
 それで思いついたが新・24時間テレビ『愛国心は日本を救う』という番組をやって、防衛費の寄付を呼びかけてみたらどうか。外国の脅威を煽り、愛国ポルノ調にして、集まったお金でオスプレイを贈りますとか。

 『24時間テレビ』は78年から毎年ずっと開催して350億円以上寄付金を集めたというが、38年もやってイージス艦一隻の値段の3分の1くらいである。しかし、福祉には無関心の人が多かったり、障害者は邪魔だと殺傷する人までいたりするが、それとは違い、国防には強い関心を持つ愛国者が大勢いるから、多額の寄付金が集まっても良いはずだ。

 もちろん、ネット上で匿名で愛国者ぶる口先だけの人もいるし、名乗りを上げて愛国者とか国士とかを自称していても、選挙に出るとか言って自分に金をよこせと無心する田母神さんのような人たちが目立つが、そうではなく、反対に自分のほうが金を出して国に貢献すると言う人もいるはずだ。

 そんな人は実際にはどれくらいいるか。そこまで熱烈な愛国心があるのなら、国防の足しにしてくださいと私財を寄付してもよさそうな人たちが自腹を切るか。それが防衛費の募金をすれば試される。

 また、防衛費の募金を呼びかけるのにテレビだけでなく、大成功した結婚指輪の宣伝のように映画館でやったらどうか。ゴジラ暴れ自衛隊出動する映画などが上映される前に「給料3ヶ月分の愛国心」と訴えかけるのだ。

 あと、自分で寄付をすると使い道に対して税金以上に関心を持つ人が多い。田母神さんも、自衛隊を辞めて騒動を起こしてマスコミに出たり講演したりで稼いでいるうちはよかったが、調子に乗って選挙に立ち資金を寄付してもらったため、その使途に問題があって違法行為で逮捕されてしまったけど、その前に使い込みがあったために寄付したした人たちが怒ってしまった。
 だから、防衛費をみんなで寄付するようにしたら、それで武器を買うさい、アメリカが売りつけるときにボッタクリをしたとか、天下り連中のため割高になっていたとか、そういうことにみんな怒るはずだ。

 というわけで、いいことばかりだと考えられるから、やってみたらどうか。

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by ruhiginoue | 2016-08-30 18:44 | 社会 | Comments(10)
 さいたま地裁は8月26日、「ワンセグ携帯を持っているだけではNHK受信料の支払い義務はない」という判決を言い渡した。

 この裁判は、埼玉県朝霞市の大橋昌信市議(NHKから国民を守る党)が、支払い義務がないことを確認するためにNHKを相手取って争っているもの。NHKから国民を守る党は、都知事選挙に候補者を立て、政見放送でNHKのスタジオから「NHKをぶっ潰す」と連呼した。得票は大したことなかったが、話題になった。

 裁判を起こした大橋市議は、NHKに「ワンセグだけも受信料を支払う義務はあるのか」尋ねたところ、「契約は必要」と言われたことから、支払い義務がないことを確認するため裁判を起こしたとのことである。

 放送法64条には、「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備のみを設置した者については、この限りでない」と規定されている。

 それなら、テレビを観る目的で携帯電話を所有していなければ契約する必要はないはずだ。また、携帯電話のワンセグは「設置」ではなく「携帯」であるし、仮に「設置」に当たるとしても受信料の必要がない「放送の受信を目的としない受信設備」である。これが同市議の主張であった。

 これに対してNHKは「設置」とは「放送を受信できる状態にすること」と反論していた。

 判決は、マルチメディア放送の定義を定めた放送法2条14号で「設置」と「携帯」が分けられていることから、ワンセグは「携帯」であり「設置」とするNHKの主張を「文理解釈上、相当の無理がある」とした。

 ワンセグでの契約に関する裁判は今回はじめてのことで、裁判所による解釈が示されたため今後のNHK受信料をめぐる裁判に大きな影響を与えるだろう。

 この市議は自ら訴えたが、NHKが訪問してきてワンセグ付きの電話やスマホを持っているだろうと慇懃に問われた人は多い。このため、NHKの「ふれあい」という電話窓口に問い合わせると、なにが「ふれあい」かというほどものすごい横柄な対応である。

 そして、上記のような放送法の問題とともに、同法では小型の自動車電話など直接受信できる機器という規定なのだからワンセグとは機能が異なることなども指摘し、そもそもワンセグが無い時代の法律を勝手に解釈しているNHKは間違っていると指摘したところ、NHKの回答は、「それはあなた独自の解釈です」と言うので、ではNHKの解釈は独自ではなく内閣法制局や最高裁判所などの裏付けがあるのかと質問したら「放送法を解釈するのは内閣法制局でも最高裁判所でもななくNHKです」という返答であった。
 
 NHKに言わせると、NHKが法であるということだ。まるで西部劇の悪徳保安官が「この街じゃ俺様が法律なんだ」と嘯いているのと同じである。
 これというのも、NHKが様々な不祥事を起こしても特別扱いされて裁判所も屁理屈をこねてかばってきたから、NHKは自分が内閣より裁判所より偉いと勘違いして思いあがったのだろう。

 そもそも、NHKは他の放送局と違い特権的な地位を与えられていることを利用して様々な関連事業をしても儲けているから、受信料を徴収しなくても経営が成り立つほどで、少なくとも大幅値下げすべき状態だと指摘されている。
 なのにNHKは、勝手な解釈でワンセグからも取り立てるなどしながら、職員の給与は高く、経費の無駄遣いをしたり、無駄な建物をどんどん建てたりしている。

 そして放送内容は政府ベッタリで公共放送の責務を果たしていない。NHKは解体するべきだろう。 

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by ruhiginoue | 2016-08-26 20:06 | 社会 | Comments(4)
 「むのたけじ」の死去で朝日新聞が美化している。朝日新聞社に後ろ足で砂をかけて出て行った虚飾にまみれた人なのに。
 それを言ったら細川隆元も朝日新聞を辞めた後は自民党ベッタリになり朝日新聞を非難しまくっていたのに死んだら美化していた。
 もともと日本では、なにがあっても死ねば解決だから。

 ここでも既に以下のように述べていた。 (2015年9月8日)

 朝日新聞を、戦時中の軍への協力を反省して辞めたと大見得をきり、ミニコミ紙を発行していた「むの・たけじ」を、反共主義者で小沢一郎シンパの田中龍作らが最近になって持ち上げている。「むの・たけじ」は最近では小沢一郎を応援しているからだろう。
 しかし、この「むの・たけじ」には昔から如何わしいという評判がいっぱいだった。そのうち、すでに1973年、朝日新聞の記者だった本多勝一は、先輩記者の小和田次郎との対談のなかで、大手新聞社を辞めミニコミを発行することについて、次のように述べていた。

本多 じゃ、やめてどうすりゃいいのか、教えて下さいと申したいね。この「知れた限界」に。
小和田 むの・たけじみたいにやれというわけか。
本多 あれはあれで、有意義がどうかは別として一つの道だったと思いますよ。しかし私もまたああすることが本当に有意義だろうか。私はそうは思わない。本当にいいと思ったらやるけどね。今のところ私は強い疑問を抱いている。それに「むの・たけじ」という人物そのものが実は大変な虚像を持ったインチキだってことが次第にわかってきた。
 本多勝一『事実とは何か』朝日文庫152ページ。

 これは、この間の都知事選挙でも証明されたと言われている。なのに、最近では朝日新聞まで持ち上げている。後ろ足で砂をかけられたのに。呆れたものである。

 そして拙書『朝日新聞の逆襲』でも、この件は詳しく語っている。しかし、この件に関心を持たない人が少なくないので、朝日新聞もその記者たちも軽率になれるのだろう。これについては、今後も厳しく批判していく。
 

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by ruhiginoue | 2016-08-24 06:31 | 社会 | Comments(0)

NHKの特集と極貧の日本

 NHKが、経済的事情のため進学ができないという女子高生を特集したところ、ネットでは「ワンピースに散財している」「二万円もする高価なペンを持っている」「貧困の捏造だ」など批判が続出し、ここへ例の国会議員まで口を出している。
 この女子高生はアルバイトで家計を支える母親と二人暮らしでクーラーもない。そもそも、このNHKの特集は、餓死するような極貧家庭に焦点を当てたものではなく、家庭の収入が一定の基準を満たさないため子供が進学できないというものだった。
 なのに、餓死するほどでないと貧困ではないという人たちが大勢いるわけで、遂に日本は本当に貧しい国になってしまったのだ。
 
 ところで、「ワンピース」が散財とはすっかりオシャレのことかと思ったら人気漫画の方だったから呆れてしまったが、「二万円もするペン」とはイラストレーター志望だからで、つまり貧しい癖に二万円のペンを持つ女子高生は、将来に向けて技能を磨こうとしてることにケチをつけられたわけだ。
 これは自分にも似た経験がある。小学生のころ、勉強に励むためのささやかな贅沢の筆記具を、同じ組の裕福な家のバカ息子に壊された。生意気だと言われて。担任教師に訴えたが知らんぷりだった。

 また、パソコンが高いので千円のキーボードで練習しているという話もあったが、ピアノなら昔からのこと。集合住宅に住み、高くて買えず、置き場所がなく、音で近所迷惑、ということで音がしない鍵盤で指づかいだけ練習し、後は学校の音楽室で練習ということをしている人ならよくいたものだ。
 これに学校の先生に理解があればいいけど、意地悪な人もいて備品に触るなと言うのだった。

 高くて買えないという問題は、いろいろな事情があったり人によって感覚や価値観が違ったりするので、理解しにくいものだ。
 かつて舞踊家の花柳幻舟は、親が旅芸人だったので小学校にも行けずランドセル背負ったことがないと話したら、評論家の俵萌子に「なんで?ランドセルなんて安いのに」と言われ、なんて冷たい人かと思ったそうだ。
 俵萌子は元夫の俵孝太郎と違ってリベラルな立場から教育問題を語っていたが、そんな人でさえこんな想像力を欠いた態度をとるということだ。


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by ruhiginoue | 2016-08-22 06:30 | 社会 | Comments(2)