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by ruhiginoue

カテゴリ:国際( 389 )

 この「クエート人少女涙の証言」というあからさまな捏造のヤラセを口実に、アメリカはイラクに戦争を仕掛け、大勢の人命が奪われ、環境破壊が深刻に。
 さらに「大量破壊兵器」の嘘でまた戦争を。
 
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 だから今回シリアの女の子はどうなのかと言われてきた。当たり前だろう。

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 この、「アレッポの少女バナ」のツイッターは、欧米メディアのプロパガンダ・アカウントで、SNSのメタデータプロファイルから、アカウントが英国で登録され、例の「ホワイト・ヘルメット」という世論操作の団体が関与しているとも言われる。

 ただ、この少女の話があまりにも美談仕立てで、いかにも他所で作られたという印象だったこと、そして何より、もともと米英はこのようなことを昔から戦争のたびにやってきており、それが、いろいろと言われている原因だ。
 例えばベトナム戦争の時など、アメリカは宣伝に使う子どもを探し回り、戦争の負傷や火傷が無くて「手足の揃った」顔の見てくれも可愛らしい子供を選別し、マスメディアに登場させて、その子供を抱いて頬ずりするアメリカの軍属夫人や政治家という様子を見せて派手に騒いでいたのだ。

 そういうことを散々されてきたのが世界の現実なのだ。



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by ruhiginoue | 2016-12-24 17:15 | 国際 | Comments(5)
 英国のジャーナリストで平和活動家のヴァネッサ・ビーレイ(Vanessa Beeley)が、アレッポを訪れ3日間過ごし地元の人達と話した印象について語った。彼女は、NATOやペルシャ湾岸諸国の支援を受けた武装テロリストグループを駆逐する作戦が展開されたさい、人々が避難する様子を自分の目で直接に見て、多くの市民とアレッポについて語り合ったという。
 そのうえで彼女は、アレッポの状況に関してマスメディアが伝えている話は全く信頼できないと指摘しているが、その指摘の通り、欧米の大手メディアとその受け売りをする日本の大手マスコミの報道がヒステリックであり、ジャーナリズムの倫理原則を無視しているし、情報源をチェックせず作り話を垂れ流している、というのは確かだ。

 そして、彼女の話は内容的に現地で取材しなければ書けない記事であることだけは言えるし、そもそもヴァネッサという人は西欧では稀な真面な記者かつ左派運動家であるから、少なくとも大手マスコミが垂れ流しているヒステリックな報道や如何わしいフリーの自称戦場ジャーナリストどもよりは信用できると言って評価する人が日本にもいる。 
 というのも、「アサド政権による虐殺を支援している悪党プーチンを歓待した安倍首相は何なのだ」という意見が日本の左派やリベラルから出ていることに落胆させられるからだ。アフガンやイラクに介入して多くの市民を虐殺したアメリカもそれ以上に悪党であることが、左派やリベラルならわかるはずなのに。

 この記事およびそれに基づく指摘に、例の朝日新聞WebRonza「中東取材20年」の元朝日・川上泰徳は反論できずに、ビーレイ記者に対して「政治的」と誹謗する実に政治的なツイートをし、それを朝日新聞記者がリツイートしている。反論は無視し、決してリツイートしない。
 これら朝日新聞の記者と元記者は欧米に批判的な記者は「アサド寄り」とレッテル貼り攻撃しながら感情的になっていて、まるで右派メディアやネトウヨの「朝日は中国寄り」と酷似していて実に醜い。朝日新聞の記者たちの多くは、朝日新聞を誹謗する右派やネトウヨどもと同程度であるということだ。まさに目糞と鼻糞だ。

 この元記者は、前にもリビア情勢で、カダフィがその思想をまとめた『緑の書』は第三書館から邦訳が出ているほどなのに、カダフィがどんな思想なのか知る材料が無いと言ってしまうお粗末さだし、今回のアレッポと同様にリビアに現地入りして命がけの取材をした西側の女性記者について、そのような人は自分が取材に行った先にはまったく存在しなかったと断言した。つまり自分は現地に行って20年も取材してきたというが、その行った場所が笑ってしまうようなものだったということだ。

 かつてTBSの岡庭昇が朝日新聞の本多勝一との対談で、中東取材は20年ほど前から「NATO軍記者クラブ報道」しかできなくなったと指摘していた。それなのに今、元朝日記者が「中東取材20年」と銘打って連載というだけで滑稽であるのに、その中身は露骨な戦争翼賛であるから、朝日新聞の堕落は度し難い程度になっている。
 それに、沖縄で「ドジン」と侮辱することがあるのも植民地だからで、そこにアメリカ軍が基地を作るのだが、その破壊し放題を批判できないから朝日新聞はダイバーがサンゴに落書きしたという自作自演写真を載せてお茶濁しし、バレて社長が辞任という醜態を見せたことがある。そして今もこのとおりNATO軍記者クラブ幹事だから、沖縄の基地問題も批判できないのだ。

 これについては拙書『朝日新聞の逆襲』で指摘していたが、この後半部分は右派による批判をこき下ろした前半に比べると理解されていなかった。しかし、ほら言った通りだろ、ということが相次いでいる。




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by ruhiginoue | 2016-12-20 17:16 | 国際 | Comments(6)
 シリア情勢でロシアを非難する人の中に反原発の人が目立つけど、もしもロシアが拒否権発動してNATOの軍事介入を防がなかったら、今頃シリアはイラクやリビアのように劣化ウラン弾で攻撃され、福島より深刻な被害を受けたはずだ。戦闘の巻き添えで非戦闘員が死傷することはもちろん悲惨だが、汚染は後々まで深刻な影響を与える。
 これについて無関心の人ならともかく、普段は反核とか反原発とかに強い関心があるという人たちが、そこまで考えられないのは、なぜだろうか。

 これは、イラクやリビアの混乱や劣化ウラン弾の深刻な被害について大手マスコミがまともに報道せず、それどころかプロパガンダの受け売りと垂れ流しをしていることも原因だろう。
 しかし反原発の人ほど、大手マスコミなんて信用しないと普段よく言ってるはずだ。なのに不可解だ。ご都合主義のつまみ食いしている連中が多いのだという指摘もある。
 
 そのうえで、草の根の安っぽい正義なのだといえば説明がつく。
 例えば、犯罪があるとマスコミに煽られて権力に便乗し容疑者を叩き安易に満足する人たちがいるけれど、それが一方で普段から平和とか反核にけっこう熱心だったりもする。そして権力の暴走への危惧に対しては被害者への同情を持ち出す。
 これと同じで、欧米に便乗しアサド大統領を叩くのは簡単だし、大手マスメディアの報道への不信と、欧米の大国の横暴に対する危惧には、難民とかいろいろ言えばいいから、安全かつ簡易である。

 こういうことに我慢ならないから、シリアの復興を助けるための寄付と同時に、あえてロシア債を云万口購入した。ささやかな抗議の意思表示だが個人としてはたいそうな額である。
 ところが、なんと日本政府はロシアに3000億円出すと言う。これには敵わない。



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by ruhiginoue | 2016-12-18 15:43 | 国際 | Comments(4)
 巌流島の決闘で「遅いぞ武蔵」と佐々木小次郎は言ったが、遅れて来たのは相手をじらすためで、小次郎は宮本武蔵に負けて死んだ。時代劇では有名な話だが、ほんとうは武蔵が弟子たちと一緒に小次郎を殺したともいわれている。
 それはともかく、訪日のプーチン大統領が遅刻して来たのはわざとではないかと憶測されていて、それがどう影響したかは不明だが、安倍総理は手玉に取られているのではないかと言う人たちがいる。

 しかし、安倍総理がアメリカにペコペコしてたのに今度はロシアにペコペコしてると言って非難してる人たちがいるけど、別におかしくない。トランプが大統領になるのだから。それでトランプに挨拶に行き、そのトランプが好意的といわれるプーチンと握手する。当たり前だ。何がおかしいのだろうか。

 また、シリアのアレッポは政府軍により陥落という報道で、反政府勢力は投降や撤退ということに付け加え、捕らえられ殺害される者もいそうだと言われていたが、その見出しが「虐殺か」になり、さらに「アレッポの虐殺」という観念に変わり、独り歩きし、やったのはプーチン、握手する安倍けしからん、と発展する滑稽な反応がネット上では見られる。あくまでネット上でのことで、単純な人たちの発言でしかないが。

 だいたいシリアのアサド大統領と日本の安倍総理はよく似てる。親の七光だったことや、国内で少数が多数を制するために国外の強い国になびくやり方とか全く同じだ。違うことといったら、アサドは学校の勉強ができたけど安倍は駄目だったというくらいのことだろう。もっとも、プーチンがジャイアンならアサドはスネ夫で安倍はのび太だという指摘もあるが。
 それでプーチン大統領は、アサド大統領と同じように安倍総理にも取引を持ちかけ話に乗せる。そもそも外交はそういうもんで、駆け引きなのだから当たり前のこと。なのに安倍がプーチンとヘラヘラと握手してシリアの事は何も聞かないのかとケチつけても、安倍とアサドは同じ立場なんだから、そんな話になるわけない。
 
 これは外交だから駆け引きであり、普段からも駆け引きは必要で、これができないとロシアでは昔から「かぼちゃの頭」と揶揄される。中身が詰まっていないということだ。
 そもそも、プーチン大統領が名をあげ政界入りのきっかけとなったチェチェン紛争は、彼の徹底強硬策のため地元で数万人、ロシア側の兵士も千人くらい、悲惨な被害が出たけど、混乱を収束させたし、もっと長引けば遥かに多くの犠牲が出た。だから評価されたのだ。
 なので、シリアでの強硬策でも内戦が長引けばもっと犠牲者が出ると彼は言うはずで、情緒的に非難してる連中は、まず反論できまい。

 しかも、爆撃が続くシリアの街からTwitterで「最後メッセージ」を投稿した人のうち「今この瞬間に生きている人は何人いるんだろう」とか言っている人たちがジャーナリストにまでいるけれど、それ以前に、そうしたアカウントに本物はどれくらいだろうかと疑ってみてみる必要がある。そもそもシリアの内戦のもとになる混乱もFacebookのヤラセがきっかけで起きたのだから。

 ところが、もともと安倍総理に批判的な人たちの多くが、そうした愚かさを露呈させている。まず、ロシアの後押しするシリアの強硬策に「アレッポの虐殺」などと英仏製プロパガンダを受け売りしてしまう愚。次に、沖縄の米軍基地問題を批判しながら同根である世界各地の紛争で米国側に立つ愚。そして何より、駆け引きを理解できず、現実的で実効性のある対処を提言すら出来ず、ただ情緒的に戦争批判して自己満足する愚。これが日本の左派やリベラルの致命傷だ。
 もっとも、こういうことについては、いつも現実主義者を気取りながら平和主義者を批判する右派とか保守派すら、満足に批判ができない。

 それは相変わらずなので、むしろ飽き飽きしている。それより気になるのが、ロシアが日本に持ちかけると考えられている取引だ。日本は原発事故があり、さらに再稼動までするので、放射性廃棄物の処分が飽和して行き詰まりが目前だから、それをロシアが引き受けてシベリアに貯蔵してやるということだ。
 そして人が近寄りにくい永久凍土に、さしずめゴジラの氷漬けのようにして置くという話であり、これに日本は飛びつくだろう。映画でゴジラを氷漬けにして当分は動けまいとなったが「これで費用を使い果たして、来年度の予算が無くなった。もっとも来年度があればの話だが」というセリフがあるけれど、後先を考えている余裕の無い日本は、アメリカの大統領もプーチンに好意的なトランプになることだしチャンスだ、ということでロシアから持ち掛けられたら乗ってしまい、これで領土問題はお終い。原発のせいで悲願の北方領土返還はなくなる、という予想だ。
 はたして、どうなることか。



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by ruhiginoue | 2016-12-16 16:33 | 国際 | Comments(1)
 キューバ政府は、先月25日に90歳で死去したフィデル・カストロ前国家評議会議長の遺言を尊重し、その名前を道に冠したり、像を作ったりといったことは行わない方針を発表した。
 そういえば、レーニン廟を作るという時、未亡人は「そんなものより学校や病院を作ってください。その方が国のためだし、夫だって喜びます」と言ったけどスターリンに無視されたそうだ。だいたい、当人より取り巻き連中が威光を利用しようとするのが相場だから、そんなことするなと遺言したのだろう。

 日本では、天皇が火葬を望んでいるということが話題になった。それまでは、遺体を荼毘に付さず棺桶に厳重に封をして墓所に収めていた。これは墓を暴かれないようにということだ。中国では、満州人の皇帝がいたけれど革命で中国人が取って代わり、そのさい西太后らの葬られた墓所が暴かれ棺桶がひっくり返されて、まだ肉の付いた骸骨が散乱したという無残なことになった。これは身に着けていた高価な装飾品などを一緒に入れておいたから、それを目当てに墓荒らしされたようだった。
 この墓荒らしのことがあって、後継ぎの愛新覚羅溥儀は中国人に不信感を持ち、日本が傀儡の満州国をつくるという計略に協力し、その責任を戦後に問われ、結局は普通の市民となって死後は火葬された。この辺りは映画で有名だが、映画にも出てくる英国人家庭教師ジョンストンが綴った『紫禁城の黄昏』を読むと、映画より面白いくらいだった。

 ところで、もう一つ話題になった天皇の希望すること生前退位だが、有識者に意見を訊いたというのに何でそこに韓国のキリスト教もどきカルト・統一教会のシンパが混ざっているのかと大いに疑問な人選の渡部昇一上智大学名誉教授は、天皇の生前退位に反対したうえ天皇の意思より皇室典範が大事だとか言ったけど、その前には女性の天皇について反対して、大事なのは畑ではなく種だと言った。こういう人が一定の支持を受けてるのだから、同じ発想の判決も裁判で出るはずだ。
 
 それは、タイ人の子供として日本で生まれ育った16歳の少年ウォン・ウティナン君が、「強制退去は不当だ」と国を訴えていた裁判のことだ。東京高裁の812号法廷で小林昭彦裁判長が「原告の請求を棄却する」と判決を読み上げると、傍聴席からは「ひどい」「恥を知れ」と声が上がった。日本で生まれ育ち日本語を使ってきてタイには行ったことがなくて言葉もわからないというのに、親がタイ人だからタイに行けば良いので日本から出ていけということだ。
 この発想から、蓮舫議員があのように言われたわけだ。



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by ruhiginoue | 2016-12-08 17:27 | 国際 | Comments(1)
 アメリカのトランプ次期大統領が、国旗を燃やすなど棄損した者は刑務所に入れたり国籍剥奪したりの罰にするべきだと暴言を吐いて批判されている。アメリカではすでに裁判所の判断があり、国旗を燃やすことが表現の自由の行使に当たる場合もあり、そうした自由のある国を象徴する旗なのだから、それを棄損することを罪に問うことで逆に旗の価値を損なうことにつながるということだ。これを無視したのでトランプ氏は批判されている。

 ところで、日本には国旗を毀損したら罪になる法律がある。ただし外国の物に限る。これを不当だと言う人たちがいて、なんで外国のだけダメで日本のは良いのかという勘違いの発言だった。たしか石破元防衛相もその一人だった。
 こういう人たちは法律を調べていない。疑問に思ったら何か言う前に調べるべきで、政治家なんか政策秘書がいて公務員として給与が出ているのだから調べさせればよい。そうでないと税金のムダづかいだ。
 この法律の趣旨は、自国の旗と違い外国の旗を毀損したら、その国の感情を害して外交や貿易の支障になるから、ただ毀損しただけではなく、それにより日本の国益が損なわれた場合には罪になるというものだ。つまり、あくまで自国のため。

 一方、自国の国旗を燃やすなどした場合、どう国益を損ねるのか。国のためになることが具体的に存在しないなら、国旗を棄損する罪を叫んでも口先だけの自己満足でしかない。そんな無意味ことに賛同する人はただのお調子者で、国とか社会にとっては迷惑な存在だ。
 それでもアメリカでは、トランプ次期大統領が述べたことが、身内の共和党の幹部を含む議会関係者や政府当局者から批判を浴びている。そうしてアメリカでは右派も批判しているのだが、日本のネトウヨは大賛成なのだ。それにしては、日本では祝日などに日の丸を自宅で掲げている人が少ない。

 実際に、ネトウヨをやっている人が誰か判ったので、その自宅に取材に行った記者などがいるけど、あくまでネット上の愛国者で、祝日の国旗掲揚なんてしてなかった。
 この他にも、脅迫やプライバシー侵害で送信元開示されて訴えられたネトウヨが、過激なことを書いているにしてはおとなしそうなおっさんだったことがあり、そんな人だったから、むしろそんなことをしたと言うべきだった。なぜなら、そのネトウヨおっさんは法廷で「みんなやっていることじゃないか」と言い訳していたのだから。
 また、8月15日に靖国神社に行き参拝反対する奴らに罵声を浴びせに行くぞという連中も、そうやって騒ぐだけで自分では参拝せずに帰ってしまったという話がある。

 そんな迷惑な人たちに支持された政治家のために、お子様ランチ食ったあとや沿道に動員されたあとに気を付けないといけなくなるのでは、たまったものではない。



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by ruhiginoue | 2016-12-06 16:01 | 国際 | Comments(19)
 トレードマークのカストロ帽といえば日本だと長谷川和彦だった。監督作品『青春の殺人者』と『太陽を盗んだ男』にカメオ出演しているときにもかぶっている。これはネットで拾った写真。

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 カストロで印象的だったことは、まず、キューバの街中で外国のテレビがインタビューしているのに答える市民たちが、けっこう率直にカストロについて語っていて、その政策などについては平気で批判しながら人柄のことになると「ただ、彼は好きだよ」と言って、それが正直なところというふうだったことだ。これはキューバの国民性とカストロのカリスマ性のためだろう。

 また、アメリカの大統領選挙で、ブッシュ父は経験の長さをウリにしたが、若さをウリにするクリントン夫に敗北した件で、どう思うかと問われたカストロは、「経験も若さも大事だ。若いうちに経験があることが理想的だが」と言っていたこと。彼は若いうちから色々と経験したが、後から、あの時もっと知っていたらという思いもたくさんあっただろう。

 ところで、キューバ革命の直後、カストロはアメリカでも英雄とたたえられていて友好的だったが、改革の中で外国人の土地所有を禁止し米企業の利益を損ねたため対立した。これはNHKなども報じた世界の常識だが、米の報道だけ違った。CBSのいつも「リベラルな」マイク ウォーレス記者は、カストロが反対派を処刑したことをアメリカが非難したからだと述べた。


 こういう報道に触れているうちに、アメリカの「リベラル」は全部まやかしだと気づいたし、アメリカの大手報道も、その受け売り拡散をする日本の大手マスコミのことも信じてはいけないと確信した。




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by ruhiginoue | 2016-11-30 18:28 | 国際 | Comments(5)
 キューバのカストロもと議長が亡くなった。90歳だったそうで、彼はアメリカが滅びるまでは死なんぞと頑張っていたがトランプが大統領になって夢が叶うと思い逝った、という冗談が言われている。

 ところで、キューバは貧しいというのは派手な商品が出回っていないだけで、医療や教育などの充実まで含めて比較すると、特にアメリカがそうだが、貧富の差が大きくて一部の人だけ贅沢している国のほうが生活の点でダメだという指摘がある。
 そうなると日本もかなり拙いのだが、自分が恵まれていて努力しないでいい生活している人としては、よい国ということになる。

 その最悪の例として、中学のときの学年主任がいた。親から継いだ事業のため働かなくても良い身分だから趣味で教師をしていると公言し、担当の社会科では反共ぶりを発揮して、「ソ連では行列して買い物をする」など、当時の水準としても陳腐な話をしていた。
 だから「作りすぎて余らないようにするのが悪いのか」と質問されても答えられず、「庶民が貧しいのは宇宙開発や軍事の予算が多すぎるからではないのか」と、よく言われることを質問されても、「防衛費は多ければ多いほどいいんだ。日本も徴兵制度を復活させるべきなんだ」と頓珍漢な反応だったが、特に呆れるのが「医療や教育が無料であることは良いのではないか」という質問には、「私はうちが金持ちだから関係ない」と。

 この程度の教師はよくいるから、今でいう学校リスクの一種なのだろうし、当時はモスクワの行列についてマスコミが政治的意図から宣伝していたので、鵜呑みにしていたり洗脳されている人も少なくなかった。

 後に、例えば宮崎駿は「肉なんて本来は行列して買うくらいが健全でしょう。そのほうが地球は綺麗ですよ」と言って、不自然な大量生産が汚染を引き起こしていることの象徴として引き合いにだしていたけど、そういうことが言われるより前の時代ではあった。
 もちろん、それよりもっと前から指摘はあった。それが『ノストラダムスの大予言』の映画化にも出てきて、人口の増えすぎで食糧難になるという問題を話し合う国際会議でアフリカの代表が「人口増加というが、世界中の農業で生産されている穀物があれば全人類が飢えることはない。ところが、その穀物を家畜の餌にして食肉に変えるからロスが生じて、鶏だと二割、豚だと五割、牛だと七割が、ロスになる。こうした欧米を中心とした一部の国の贅沢が食糧難の原因である」と発言する。
 
 すると、こういう話をしていると今度は国語の女性の教師が出て来て叱る。「SFなんてくだらない」「古典や名作を」「不安を煽るものではなく、心が豊かになるものを」と言って、「はるはあけぼのようようしろくやりゆく・・・・・」を丸暗記しなさいなどと強要するのだった。これも学校リスクではないか。

 しかし、昔から不可解と言われていたのは、モスクワの行列で、そもそも金が無いとか店に商品が無いというなら買い物に行く人がいないはずなのに、なんで行列するのかということだった。
 それで、直接見た人たちの証言によると、特売品のようなものが来た時は、みんなが買いに来て混雑し、それが無くなると店の棚がほとんど空になり、それをわざと西側のテレビなどが撮影して悪宣伝に使っていたということと、あの行列は買い物ではなくその会計であったということだ。料金計算してその場で支払をするのではなく会計が別窓口で、そこに一気に客が来るから行列になっていた。
 これは日本だとよく病院がそうであるが、このほうが計算しやすくていいのだけど客は二度手間になる。しかしモスクワのスーパーは日本の大学病院と同じで、客の手間を省いてやろうという発想がなかったということだった。

 どうであれ、当時から違和感はあったけれど、主観的願望で語る社会科教師のような人と、社会性のない国語教師のような人(理科などにもいるが)がいて、そんな人たちのほうが、洗脳されやすい人を作るには好都合だから権力が重宝がる、という図式なのだろう。

 


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by ruhiginoue | 2016-11-28 17:37 | 国際 | Comments(1)

海自の哨戒機P1

 海上自衛隊の哨戒機P1が初の海外訓練に出発したという報道で、ニュージーランドがらみということから、最近では同国に不信感をもっているので良い印象ではなかった。

 それはともかく、これは前にも日本で作ろうとしていたのに、田中内閣がアメリカの圧力を受けてロッキード社から買うことになったという過去がある。そのロッキードP3Cは、旅客機の機体を基盤としていて、そこにレーダーなどパトロール機としての装備を施したものだった。だから日本の航空機に基づいていても特に変わりはなかった。

 なのにアメリカから買えと言われて田中内閣は従い、それでロッキード社から買うことになり、裏で金が動いたのではないか、対潜哨戒ではなく対銭紹介じゃないかと皮肉られ、さらに旅客機で「ロッキード疑獄事件」があり、これで田中角栄総理は後に逮捕までされている。だから、今また田中角栄リバイバルブームで、失脚はアメリカの陰謀だと言われているわけだ。

 そして、前にアメリカに屈した日本政府のため悔しがっていた川崎が中心になって国産品を作ったということだが、他にも航空自衛隊のF2を日本で作ろうとしたらアメリカと一緒にF16を改造することになったことがあるので、もう事情が変わったのだろうかと思った。

 それで、P1の開発には携わった人たちが大勢いるので、その一人である自衛官(当時)に尋ねたところ、F2の時には背景に日米貿易摩擦があったのでアメリカがとやかく言って来たのであり、その後はやはり事情が変わっていて、そして日本が独自にP1の開発をできたということだった。

 また、エンジンと機体は別、機体でも胴体と翼は別、というように、部品による会社の得意分野から、別々の会社が作ったものが合わさっていて、その統括も開発にさいして重要な仕事だったということだ。
 これは、アメリカでも部分的にボーイングだったりロッキードマーチンだったりするし、ロシアでもスホーイだったりミグだったりするようなことだろう。

 そういうことで完成したP1は、今は普通に飛んでいるようだが、前にできたと思って飛ばそうとしたら機体がボキッみたいなことがあって、あの当時はその自衛官の奥さんが「夫は今たいへん」と言っていた。
 
 このように、設計どおりにちゃんと作れたかは大変な心配だが、そもそも設計が大丈夫なのかということも心配になるという。
 その話のとき、余談だがF14はF15より設計的には完璧だったが、設計が完璧だと余地が無いため目的を果たしたら用済みになってしまうという、よく語られることを訊いてみたところ、「たしかに、F14はもう全部退役したけど、F15は改造しながら今でも使っている」ということだ。
 
 これについて、人間もそうではないか、人生設計に欠陥がある者のほうが、長く活躍できるのではないか、と考えたのだった。
 



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by ruhiginoue | 2016-11-17 18:39 | 国際 | Comments(0)

不動産王か初の女性か

 アメリカの大統領選挙は、日本なら、橋下徹なんかとんでもないことになってしまうからこっちの弁護士だった女性に投票しようと言われたけど、それが稲田朋美だったのでもっと嫌だった、というような感じだと書いたら、それでも彼女たちの頭の出来は大違いだと指摘された。
 たしかに、クリントン夫妻はともに政治家になる前は弁護士だったけど、特にヒラリーは売れていて、全米弁護士ベスト100にランキングしていたから、稲田朋美のように売れないので右翼発言を右翼雑誌に投稿したりで政治家に転じたのとは大違いだ。しかも稲田弁護士は裁判の方で連戦連敗である。

 それにしても、アメリカの大統領は誰がなっても戦争ということに変わりはない。共和党と民主党は、ウルトラセブンの最終話に出て来た双頭怪獣バンドンみたいなものである。

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 だから二大政党に対して「第三極」とマスメディアは騒ぐが、それにしてもキングギドラのどの頭に噛みつかれたいか選べと迫られているようなものだ。

 ところで、外国人の知人に貸したら持って帰国してしまい返してもらえない映画のビデオが二つあり、一つがこれで、風刺で「不動産王クランプ氏」が出てくる。それが中国人の下から逃げ出した怪物を相手に大騒ぎになるのだから、新大統領が中国がらみで悶着を起こしたら映画が現実となったようなものだ。

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 もうひとつが、初の女性大統領を夢見る十代の少女という映画。

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 この二作が、偶然だが貸して返してもらえず、なぜか大統領選挙の候補たちと関連していたわけだ。まあ、当時のVHS方式ビデオだったから惜しくはないが。
 しかし、なんでこの二作かというと、フィビィー ケイツとジェニファー コネリーが出ていて、この二人こそ世界一の美少女の双璧ということだった。



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by ruhiginoue | 2016-11-12 15:01 | 国際 | Comments(8)