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by ruhiginoue

カテゴリ:国際( 389 )

 アメリカでは、大統領選挙の結果に対して抗議のデモが頻発しているが、この背景には間接選挙により得票が当落に直結しない選挙制度が前から問題になってきたことがある。
 しかし、このことは同時に、もう少しで結果が逆になりもしたのに、それだけの魅力がない対立候補だったからだ、ということができる。
 そして、それはヒラリー クリントンという候補者の人柄に難があったからであると同時に、そんな候補者を選んでしまった民主党の堕落がある。

 そんなにトランプなんていう人が大統領になるのが気に入らないなら、なんでサンダースじゃなくヒラリーが候補になった時点で文句を言わなかったのか。民主党に対して抗議のデモをかけなかったのか。終わってから文句を言っても仕方ない。

 そもそも、金持ちの支持者が多い共和党に対し、民主党の支持基盤は庶民それも労働者であった。それなのにオバマ政権は戦争とグローバリズムで労働者を収奪し苦しめて来たのではないか。実際に、労働者が民主党から離反して共和党へと支持を乗り換えてしまったりもした。
 ところが、ヒラリーはエリートとエスタブリッシュメントしか見ていなかったうえ、庶民とか労働者を見下すようにしていた。

 また、庶民とは異なるが意識の高いインテリとかアーチストとかの階層に属するアメリカ人達は、民主党の候補者が決まって共和党はトランプとなった時すでに、サンダースだったらよかったのだが、仕方ないのでヒラリーを推すしかないという人たちが多かったと言われている。
 それなのに、ヒラリーの選挙運動は、戦略的支持でしかないのを積極的支持されていると勘違いしてしまった。自分達こそが希望の星であるかのように振る舞って「ガラスの天井を破る」などと空虚なスローガンを掲げて自らの言葉に酔っぱらっていた。

 ただし、サンダースという人には裏があるので信用はできない。
 それでも、トランプが説くような発想が許せないというなら、サンダースが対抗するのには相応しいはずだ。かつて議会でボイコットされて、他の議員たちがみんな退席した中で懸命に戦争反対の演説をしたり、社会主義はダメだと言われようと、弱者を保護して平等な社会にするのだと訴え続けたのだから。
 これとは大違いのヒラリーは、トランプと多くの共通点を持ち、輪をかけたような部分まであり、特に戦争に関してはトランプより政策がタカ派というだけでなく、彼女は人格的にも極めて好戦的で、自国内の弱者に対するのと同じように外国に対しても冷酷で残忍残虐だ。
 
 これはアメリカだけのことではない。トランプはダメだと言いながら、サンダースでは左寄りだと難癖をつけてヒラリーにして負けた民主党およびそれを取り巻く人たちの無様さは、日本だと、まず政治では、共産党と共闘すると保守票が逃げると言って自民党と同じになり選挙で勝てなくなる民進党がそうだし、他の分野でも例えばマスコミでは、読売と競争して当たり障りのない記事と論説で読者を失う朝日新聞が、まったく同じではないか。
 つまり、他山の石ではないということだ。



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by ruhiginoue | 2016-11-11 18:30 | 国際 | Comments(14)
 アメリカ大統領選挙に日本から注目が集まってることで、「日本人は自分の国の選挙にもこれくらい関心をもつべきなのに」と嘆くツイートを見かけたが、日本はどの政党が政権に就いても、誰が総理大臣になっても、アメリカの言いなりでなければ辞めさせられるのだから、自国よりアメリカに関心を持つのは当然のことだ。

 そのアメリカ大統領選挙の結果は、日本なら、橋下徹なんかではとんでもないことになってしまうから、こっちの女性のほうに投票しよう、と言われたけど、それが稲田朋美だったので、もっと嫌だった、というような感じだ。

 このトランプの勝利見込みという段階で、カナダに移住の問い合わせが殺到したっていうのはブッシュjrの時と同じだが、それがオバマになって戦争しなくなると期待したら裏切られ、ノーベル平和賞の選者たちもガッカリし、なんでそうなっちゃったのかというと国務長官のヒラリーが戦争をけしかけていたからだ。
 これでは庶民もリベラルも彼女に投票したくないのが当然だろう。

 ところで、マスコミや調査会社の分析と予想は大ハズレだった。
 これについて、日本人は勝馬に乗ろうとする性質があり、優勢なほうに投票する傾向があると言われるので、マスコミが選挙の予想をすると、優勢だと騒ぐほうを勝たせようとしていて、そうしろと外部から工作もあるのではと言われるが、アメリカ人は逆で、不利な方を応援してやろうと考えあえて投票する人がいるから、米メディアの選挙予想が外れているのはもともとトランプの後押しだったのかもしれないと推測することも可能だ。
 ただし、それはあくまで穿った見方で、ほんとうにハズレすなわち米メディアが日本メディアと同様ダメになっているという印象のほうが強い。

 あと、「有名な芸能人たちがヒラリーを応援したのに、なぜ」というツイートを見かけたが、それだけヒラリーがダメということだし、あと石原プロが総出で応援して当選とかいう日本の方が不健全なのだ。



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by ruhiginoue | 2016-11-09 17:18 | 国際 | Comments(6)
 核禁止条約交渉の国連委決議で、賛成多数となったが、核保有国は反対か棄権であった。アメリカなどは反対、中国は棄権。
 ここで日本は反対した。唯一被爆国の日本がなぜ反対するのか。賛成したいところだがアメリカを気にして棄権どころか反対してしまったのだ。

 この一方で、核開発する北朝鮮は賛成した。このため日本は北朝鮮よりダメだと怒っている人もいる。これは日本が北朝鮮より国際的に劣位であるからだ。つまり、アメリカに対して、北朝鮮は休戦しているが、日本は敗戦している。
 このため、あくまで核保有国に対抗して開発や実験をしている北朝鮮は、みんなで持たないようにするのは賛成ということであるが、日本は核攻撃されて屈服したから核保有国に媚びて反対ということだ。

 そのため、国連委決議で日本が反対したことに「米に追随」であると被爆者は怒りの意を表明し、被団協が抗議文を出した。

 ただ、ここで、日本は被爆体験から核廃絶を訴える立場である、というのは、そもそも日本人の精神構造に反している。日本人は「鬼畜米英」と叫んで戦争して、負けたら「ギブーミーチョコレート」という民族である。だから総理大臣が岸から安倍へと至るのだ。
 
 そして、こうした日本の政治が良くないというのが常に少数派であるのは、他でもない日本人の特質によるものなので、ちょっと政治を批判したくらいで日本そのものに反対しているという「反日」だと非難する人たちがいるのも、むしろ当然のことなのだ。
 
 だから、問題の本質は、敗戦による対米追従ではななく、日本人の発想や性格なのだ。



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by ruhiginoue | 2016-11-03 13:08 | 国際 | Comments(8)

大阪はタンツボ

 沖縄県民は「土人」だと警官が罵った事件は海外のメディアでもとりあげられているが、これはほんとうに国連人権理事会に持っていくべき案件だ。
 この差別暴言を吐いた警官と、それを擁護する知事と、擁護のためにデマをテレビでばらまく大阪ってところは、便所の落書きを公共の電波に乗せてしまい、そかもそこで問題発言した人の差別と弱い者いじめが良いと知事や市長にしてしまう土地柄だから普通のことなのだろう。かつて森元総理大臣は、あまりに公共性が無く利己的な土地柄だと憤って「大阪はタンツボだ」と言ったが、他にも子供の給食費を踏み倒し「義務教育やろ、何で払わなあかんねん」と怒鳴るモラルの低い親など、大阪はその精神構造が深刻である。
 
 もともと「琉球人と朝鮮人お断り」の表示が大阪の飲食店などで70年代ぐらいまで普通にあった。他の地方の人は「どこにも偏見はあるけど、あんな露骨な差別をするなんて他の地方じゃありえない」と言っていたものだ。そして、わさび寿司とか土人とか今も大阪は変わっていなかったわけだ。
 もっとも、英国でも「アイルランド人と犬はお断り」の看板が昔は普通に建っていたそうで、『ドラゴン怒りの鉄拳』に、租界地の「中国人と犬は入るべからず」という看板を怒ったブルースリーが壊してしまう場面があったけど、あれは日本が英国の真似をしたのだろう。差別と植民地主義は同根だ。

 しかしこのところ、中国は日本の国債を「爆買い」していて、日経の報道によると買い越し額は三倍になっているそうだ。前からアメリカは放漫財政が原因で国債を中国に大量に引き受けてもらっていて、だからアメリカは中国と喧嘩しているようでいて顔色をうかがってばかりいる。そして中国は同じ効果を狙って日本の国債も、ということではないか。
 それなのに、日本は頼りにならないアメリカのために騒音やら兵士の暴虐があったりの軍事基地を大金かけて作ってやり、それで自然破壊して沖縄でも大変なことになっているのだから、ずいぶんとバカなことをしているとしか言いようがない。


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by ruhiginoue | 2016-10-25 15:30 | 国際 | Comments(11)
 アメリカの大統領選挙で、トランプ候補は口が悪くて汚い言葉を平気で吐くから問題だと批判されているが、その内容は、汚い言葉で罵る敵であっても仲良くすべきなのが原則で、そのための努力をするのが政治だというものだ。
 方やヒラリー クリントンは上品そうな印象であるが実際は少しも上品ではないし、その話の内容は、敵は戦争して殺せ、敵でなくても自己利益のため侵略しろ、という狂気の沙汰である。
 だから上辺の印象で判断は危険だ。

 だいたい、トランプ候補の下品な発言を叩くのは、はっきり言って馬鹿でもできるし、実際にバカなマスコミが単純に報道している。これに対してクリントン候補の好戦性は理解しにくい。しかし、これは単に上辺の印象から判りにくいというだけではない。彼女の国務長官時代の戦争にかかわる残虐な行為とその言動、および基にある発想の残忍さを、大手マスコミが報道しないので知らない人が多いから理解しにくいのだ。

 これは日本にも通じる問題だ。トランプのように女性に破廉恥な野郎はダメと言われてるけど、ではヒラリーのように鉄の女を気取り戦争大好きで、実際に国務長官時代は大量虐殺経験があり当選したらまた戦争すると堂々と言っている人が、世界最大の軍事大国の大統領になるのはよいのか。そこを考えない人が多いから、単純な好戦性を発揮している稲田や小池といった女性政治家たちがのさばっているんだろう。



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by ruhiginoue | 2016-10-22 12:10 | 国際 | Comments(5)
 これまでノーベル文学賞に選ばれたけど受け取らなかったのは二人だが、パステルナークは政治問題になることを恐れて辞退、サルトルは反体制反権威なので拒否、そしてボブ ディランは無視、ということか。

 そういえば、歌詞が文学賞の対象になりうるなら、なぜ生前ジョン レノンは候補にあがってこなかったのだろうかというと、たぶん英国からもらったMBE勲章を返還したから、もしかするとノーベル賞も受け取らないのではないかと考えられたためかもしれない。そう考える人もいる。
 それというのも、勲章を返すさいジョン レノンは英国がベトナム戦争でアメリカを支持したことに抗議すると言ったけど、後に「勲章なんて恥だと思った」と言っているのが記録映画『イマジン』の中にあったからだ。

 そこには他の賞と違い国が与える勲章というものの性質もある。芥川龍之介が「なぜ軍人は酒にも酔わず勲章下げて歩けるのだろうか」と皮肉を書いていたが、ジョン レノンは「戦争の英雄は人を殺して受賞している。人を楽しませたほうがよほど正当な受賞理由」と言って若者の喝采を浴びた。だが、本当の受賞理由は外貨とくに米ドルを獲得して英国経済に多大な貢献をしたからだった。

 また、川端康成が選ばれたのは、他の日本の作家に比べて素直に受け取り政治的に問題ない人だったからとも言われている。大岡昇平は「ノーベル賞に選ばれたのが師匠の川端康成ではなく弟子の三島由紀夫だったら、川端も三島も死ななくて済んだ」と言い、翻訳されて海外に紹介されたらノーベル賞だと言われていた『橋のない川』は、ドナルド キーンらが訳したいと申し入れていたのに、作者の住井すゑは「『雪国』なんかが文学だと思っている人に私の小説は訳せない」と、あいかわらずの毒舌だった。

 あと、大江健三郎はノーベル賞のご褒美に文化勲章という変なシキタリを拒否し、外国の賞はもらっても日本の賞はいらないのかと言われた。同じことを言われたのが黒澤明で、アカデミー賞など世界中の映画賞をたくさん受賞しておいて日本アカデミー賞はボイコットしたためだが、日本アカデミー賞は評判が悪いというだけだ。これは北野武も受賞しておいてその記者会見で皮肉を言っていたほどだ。

 やはり素直にもらっておいて皮肉を言ったのは伊福部昭もそうだった。いまさら国が何の用だと思ったら受賞の知らせなので良かったと思ったが、最初はイラクに行く自衛隊を励ます曲を作れと言われるのかと思ったとチクリ。
 ただ、戦時中は軍から委託というが実態は命令で拒否したら殺されるかもしれなかったという思い出を続けて披露し、笑いを取りながらも冗談ではすまないと言ったのだった。

 その大江健三郎が受賞というさい、ノーベル賞は市民がくれるもので国があたえる勲章とは違うという説明をしていたが、あまり説得力はなかった。
 そんな大江健三郎がせこい処世術をしているという批判は昔からあり、そこで大江を批判してきた本多勝一は賞なんて愚劣なものだとも言い続けてきたが、実は若ころにかなり華々しい受賞歴であり、ボーン上田国際記者賞や日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞その他を受けている。
 ところが、これらを多くの記者たちが得意になってひけらかしているのと違い、著書の裏付けにある著者紹介欄などにも記載しないでいる。
 そして前に受けた菊池寛賞を文芸春秋社に拒否して送り返したり、新聞協会賞はもらっていなかったが、それを「残念」とし、なぜなら今年の選考がひどかったので受賞していたら返して抗議の意思を示せたのにと言ったり。

 ということで、賞はもらうよりいらないというほうがカッコイイが、フランスの勲章として最高位にあるレジオンドヌール勲章を拒否した人は「レジオンドヌールは受賞を拒否するだけでは十分ではない。受賞に値しないことが肝要である」と言っていて、もともと勲章にはそういう性質があるけど、特にこの賞はそれなりの知名度でも俗物という人がもらうものだからというわけだ。
 それで外国人としてもらうのが北野武ということであるから、それだと違和感がない。



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by ruhiginoue | 2016-10-19 22:52 | 国際 | Comments(7)
 外国人観光客を迷惑がる態度により寿司屋と市電が問題になっているが、これは後から態度が豹変するはずだ。外国でも、最初は観光客を煩わしく思っていても、利益になるので後から歓迎の態度に変わった例がある。
 例えばアメリカの日本に対する態度がそうだった。アメリカ人は、日本人の観光客がカメラぶら下げてやってくるのに対して好感をもっていない人がよくいたものだ。

 その中で、かつてハワイは日本で憧れだった。景品の一等賞とかクイズ番組の優勝賞品といえばハワイ旅行という時代もあった。芸能人は休日をハワイで過ごすと自慢していたもので、これをエバラ焼き肉のタレのテレビCМがネタにし、女優の浅茅陽子が正月に一家でハワイに行った設定で焼肉をしながら「芸能人みたいだね」「芸能人は浮き沈みが激しいの」とギャグめいた調子で話していたし、プロレスラーのジャイアント馬場はハワイに別荘を所有し、寒い時期は温暖な地で過ごしながらトレーニングしていたということで、これをラッシャー木村に「ハワイでグアバジュース飲みながら鍛えてるんだろう」と言われていた。続けてラッシャー木村が「俺は日本でポカリスエット飲みながら鍛えている」と言ったので観客席が爆笑となったものだ。

 そして、ハワイは日本人ばかりになったとアメリカ人は言い、「真珠湾攻撃以来の日本人大襲来だ」とも言われていた。先日、京都に住んでいる人が「今の京都は中国人でいっぱい」と言っていたが、それと同じような感じだ。
 もともとハワイは世界各地から観光客がやって来るところだったが、最近では火山の噴火や気候の変化で過ごしにくくなり、観光地としての地位が危ないのではないかと言われている。

 その後、日本人観光客にウザいという態度をみせることもあったアメリカだが、外国から観光客が来て外貨を使ってくれると経済にとってたいへん有益であることから、より積極的に観光に誘うようになった。情勢が変わり海外旅行もしやすくなったので、懸賞や商品も外国旅行よりグルメ券になっていた92年に、当時のブッシュ大統領(父)は自ら日本むけのテレビCМに主演して、アメリカに観光旅行に来ませんかと呼びかけ、風光明媚な所があると言ってせっせと紹介していた。 

 それで、観光客が来てくれるとありがたいというのは北朝鮮も同様のようで、こんな華人むけポスターがある。面白いのは右上の売り口上で、ISのテロがない、治安がよい、スリがいない、地震が発生しない土地、というもの。
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 もともと北朝鮮は外国人に対して閉鎖的であったが、観光客の受け入れには態度を変えている。そして北朝鮮は冬は寒いが夏の避暑には良くて山や湖など景色の良いところがあるということで北海道と同じだが、あと酒が好きな人には良いという人もいる。行った人によると、酒は色々と美味いものがあるそうだ。
 そして美女がお酌してくれる。日本で「東男に京女」というように、朝鮮半島では昔からイケメンは南、美女は北、といわれる。韓流スターというと男が主だし、スポーツ大会でやってきた北朝鮮の美女軍団というのも話題になった。
 それで、観光客に美味しい酒を出したうえ美女がお酌してくれて、赤坂や北新地よりずっと安いから最高だということだ。これも、外国人が観光に来たら金を使わせて外貨を獲得すれば経済に有益だからだ。

 こういうことで、アメリカでも北朝鮮でも共通して外国人観光客は歓迎しているのだから、日本も外人ウザいとか言ってないで「サービス、サービス」で金を使わせるべきなのだ。




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by ruhiginoue | 2016-10-17 19:51 | 国際 | Comments(7)
 北朝鮮が開発中の核とミサイルを実験したが、これの何が悪いのか。

 これを言ったら、知り合いで社民党に所属する地元の議員は、「武力とか戦争ではなく対話をするべきだ」と反論した。それはいい。社民党の方針と同じだから。
 しかし「軍事力増強は戦争するためではなく戦争を抑止するためである」とか「外交で交渉するにも力の裏付けがなければいけない」とか「何でも話し合いで解決するべきだなんてのは甘い」とか、そう普段から言ってる人たちが、北朝鮮を擁護しないで逆に非難しているのは整合性に欠ける。
 
 また、北朝鮮はアメリカと休戦しているが、日本はアメリカに敗戦している。この違いにより、北朝鮮は核実験をし、日本は外国軍の基地を作るために自国を破壊し反対する国民を弾圧している。
 この現実を多くの日本人が認識しようとしないのは何故か。

 しかも、北朝鮮が核実験をしたら非難で、もっと悪質なイスラエルの核は見過ごす。支援企業やユダヤ資本がマスコミに広告で圧力をかけているからだろう。原発も業界からの広告収入欲しさに同じことだ。ワクチンを打ちましょう安全ですというメディアは公正を保つため製薬業界の広告は断っているだろうか。
 これらみんな同じ図式だから騙されてはいけない。

 こうしたスポンサーに弱いマスメディアだけでなく、そこで働いている(いた)記者も、本質に迫ろうとしない。例えば、金正恩が独裁者だからとか個人に帰そうとしている。しかも、独裁者とか政治家に対する評価も紋切り型とかステロタイプとかである。金正恩って独裁者だろうか。彼は周りに担がれている神輿じゃないの。やくざ映画のセリフのとおり、神輿が勝手に歩けるか。

 ところで北朝鮮の核実験は 建国記念日の9月9日だから国威発揮のためだろうが、わざわざ9時にして「9・9・9」と並べたらしい。

 松本零士は「9」が好きだと言っていた。次の単位には足りないが次へのステップであるということだ。だから『銀河鉄道999』とか、万年筆のデザインをして「セーラーナイン」と命名している。

 しかし北朝鮮のほうは金正恩の父・金正日が「9」をラッキーナンバーと言っていたためとも言われる。もしかすると映画ファンの金正日だったから『太陽を盗んだ男』の沢田研二が「俺は9番」と言っていたからではないか。アメリカ、ソ連、中国、フランス、イギリス、インド、イスラエル、南ア、の8ヵ国に続いてという意味だが、そういえば今は何ヵ国が核保有しているのだろうか。


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by ruhiginoue | 2016-09-13 09:04 | 国際 | Comments(6)
 前に韓国で、貧しい家の女の子がマスコミに取り上げられたら、全国から同情の寄付金が寄せられ、そのお母さんは「取材を受けたのは社会制度について訴えるためで、寄付金が欲しいからではありません」と政府に改革を求め寄付金は辞退したということがある。

 ところが日本では、厳しい生活で進学を諦める人というよくある問題について取材を受けた女の子が叩かれ、国会議員がテレビ局に苦情を言った。

 これについて、韓国のほうが人情味があるとか、日本が残忍すぎるとか、そういふうに考える人たちがいて、これはもっともだろうが、日本より韓国は「民度」が高いと言う人もいて、これはちょっと違うと言わざるを得ない。

 その、韓国の貧しい家庭のお母さんが言う通り、貧しいこと自体は自分で努力していくし、社会制度について改善をしてほしいのでマスコミの取材を受けたのだから、同情されて寄付金を集めるのが目的ではなかった。
 
 ほかにも、結構前になるが日本でもマスコミで紹介された韓国の貧困の話で、5人(6人だったかも)姉妹が、貧乏の子だくさんであるため殺鼠剤か何かの毒薬をみんなで飲む自殺未遂事件があった。これが報道されると、韓国全土から同情の寄付金が寄せられた。

 しかし、その家庭は確かに貧乏の子だくさんだったが、何とか生活していた。なのに娘たちが自殺を図ったのは、その下に弟がいて、その弟が両親にとって大事だから自分たちは邪魔で、自分たちがいなければこんなに貧乏ではないと娘たちは考えたのだ。

 その両親は、跡取り息子が欲しくて、男の子が生まれるまで何人でも子供を作ろうとしていた。そしてなかなか男の子が生まれず女の子ばかり続き、やっと男の子が生まれて喜んでいた。だから5人姉妹の下に弟がいて、貧乏の子だくさんで、大事なのは息子という親の態度から、姉妹は死のうと考えたのだった。
 つまり、韓国に根強い男尊女卑が原因だった。最近では胎内を透かして見て性別が早くに判り、しかもその機器は安価なのでよく普及しているから、女の子だと中絶してしまうことがある。
 
 こういうことを社会問題として見ずに、貧しい可哀想な人と同情してお金を送る人ばかり韓国に居たというわけだ。こうなると日本の「24時間テレビ」と同じである。
 もっとも、「24時間テレビ」も昔は今は亡き大橋巨泉氏が司会をしていた時、最後に「政府や自民党のみなさん見ていますか。子供が1円玉を集めて寄付しにきたりしているけど、ほんとうは政治の役目なんですよ」と言って締めくくったことは語り草だが、それから退行しているわけだ。

 こういうことだから、日本に残忍さが幅を利かせていることは確かだが、そうではない韓国でも民度という点では如何かということになり、これらは問題が別であるということだ。


 



 


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by ruhiginoue | 2016-08-26 21:09 | 国際 | Comments(2)
 欧米メディアがアレッポの少年を一斉に騒ぐのはプロパガンダではないかと言われている。これは、アサド大統領とイスラム国と、どちらかを悪者にしたい勢力の意図ではないかという見方とは別に問題がある。

 なぜなら、シリア内戦の犠牲となった子供というなら、血まみれの遺体や原型すら留めない遺体など、もっと悲惨な写真は幾らでもあるのに、今さら救助された少年を強調する不可解さのためだ。
 
 そこで穿った見方をすると、戦争に巻き込まれた子供の写真ならもっと無残なものがいくらでもあるが、それだととにかく停戦するべきだという世論になっちゃうので、戦争の悲劇を訴える形をとりながら、実は戦争をやめてほしくなくて、こんな写真を出したんじゃないか。他にも色々な可能性を疑ってみるべきだ。

 
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 また、欧米のメディアが同じことを同じように一斉に騒ぐからプロパガンダだと言われるのだけれど、それ以前に「民主的な欧米の言論報道の自由のある下での様々なマスメディア」といったって、ニュースの配信元は同じだし、スポンサーになっている企業も同じだ。

 このようにプロパガンダかと疑われる一方で、これはオナニーだと言って批判する人もいる。この程度だから嗚呼可哀想と言って済ませて自分に満足するというわけだ。
 そもそも、今の戦争報道と世界の価値は、子供に降りかかった災難を哀れんだり悲しんだりするふりをして、実は他人事をエンタメとして楽しんでいるのが実態だ。
 だから、子供を気の毒だと感じる自分の心の善良さによるオナニーだということだ。

 ともあれ、今になってこの一斉報道は、裏を疑ってみるべきだ。


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by ruhiginoue | 2016-08-24 07:02 | 国際 | Comments(0)