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by ruhiginoue

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薬剤師の過ち

 日野市立病院で、消毒薬の濃度を間違えたため、塗られた患者が負傷した。薬剤師の過ちであったと、病院側は説明している。
 医師と看護師は使用する薬品をいちいち自ら確認していられないので、安心して使用できるようにするのが薬剤師の責任だ。医者が間違えて処方箋を書いてしまったときも、指摘しなかった薬剤師まで責任を問われる。そうした場合にちゃんと対処できるようにと国家資格を持つ者が働いており、資格が給与にも反映される。人命に関わるのだから、素人がやってもいい単純作業ではないのだ。
 しかし「弘法も筆の誤り」ということもあるのだから、熟練したプロでも過ちがあることを前提に防止策を考えて採るのは職場の管理責任である。現場や個人に責任を押し付けて済ませる「トカゲの尻尾切り」ではいけない。
 薬学部は脇役部と皮肉られるように、医師の脇にいて目立たないほとんど裏方だが、その割には責任が重い。四年制から六年制となり責任はより重くなるが、医師に対して立場が強くなる訳ではないから大変だ。
 だから、プロが働いているといっても、事故防止には職場の管理体制の充実が必要だ。

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by ruhiginoue | 2007-08-30 17:58 | 社会 | Comments(1)
 著作権者とは、作品に対して芸術的・思想的な創造力を発揮した者とされているが、映画は例外で、費用が多くかかるため財界から圧力があり、著作権法が改定された。
 これに対して、日本映画監督協会では、監督こそ著作権者と認めるよう運動しており、昨年の二月二十六日に行われた創立70年の記念日(つまり二二六事件の日に偶然設立されたわけだ)の祝賀会でも、この運動について確認がされた。
 このとき私は、「監督が製作者も兼ねてしまえば、芸術的にも商業的にも思いのままではないか、スタンリー・キューブリックみたいに」と言ったところ、あるベテラン監督から「できることなら誰でもそうしたいけど、資金集めとなると大変なんだ」と言われた。
 とにかく、こういう事情なので、監督と製作者が著作権をめぐって裁判になれば、「宇宙戦艦ヤマト」のときみたいに、法律は製作者に味方する。
 しかし、チャップリンの作品はチャップリンの著作物という判決が言い渡された。かつて松本さんではなく西崎さんと判断した東京地裁が。チヤップリンの場合は、キューブリックと同じということだろうし、出演までしているから、それ以上なのだろう。

 というのが、以下引用の報道について。

格安DVDでチャプリン出演・監督の映画9作品の著作権を侵害されたとして、著作権を管理する外国法人がDVD制作会社2社に対して販売差し止めと損害賠償を求めた裁判で、東京地裁(清水節裁判長)は2007年8月29日、販売の差し止めと損害賠償約1,050万円の支払いを命じる判決を言い渡した。裁判では著作権の保護期間が争点となった。判決はチャプリン個人を著作者と認定し、保護期間は1977年のチャプリンの死後38年間で、まだ著作権が消滅していないと判断した。DVD制作会社側は、映画はチャプリン一人によるものではなく、プロダクションなどの団体の著作であり、保護期間は公開後33年間の規定を適用すべきと主張していた。Excite %u30A8%u30AD%u30B5%u30A4%u30C8 : %u793E%u4F1A%u30CB%u30E5%u30FC%u30B9
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by ruhiginoue | 2007-08-30 16:57 | 司法 | Comments(0)
 この事件は、原告の男性が電車内で携帯電話をかけていた女性に注意したことがきっかけだった。声高に話していたうえ注意してもやめなかったから、キツい調子で「やめなさい」と言ったら、やっと通話をやめた。
 そのあと男性は、その女性に痴漢を働いたとして逮捕されてしまった。女性が警察に訴えたのだが、なのにその後女性は警察から話を聴きたいと何度呼び出されてもすっぽかした。これでは話にならないと嫌疑不十分で不起訴となった。電話のことで逆恨みから狂言したのだろうと思われ、今回の裁判となった。
 そんな女性の言うことをよく調べもせず逮捕する必要があったのかどうか。そんな警察の対応を問題にしているが、同時に女性の狂言も問題にしている。そういう裁判だった。
 そして、女性は車内通話は認めたが、痴漢の被害には遭ったと主張した。警察は、女性の言うことがもっともらしかったので信用したのだから、逮捕は正当だと言った。原告は、女性の証言が物理的にあり得ないと主張した。女性にしては大柄な人に対して、男性としては小柄な人が、股間に股間をくっ付けてきたなんて身長差から不可能だと指摘し、女性の証言は虚偽だと主張した。
 私は、「アブハチ獲らず」になるかも知れないから被告にするのは警察か女性かどちらかにした方がいいと主張していた。
 だが、原告は、手前の公衆道徳違反を注意されて逆ギレして狂言をやらかした女性がどうしても許せなかったと言う。
 では、女性の狂言により、原告も警察も迷惑したと主張すればどんな判事でも、権力にヘツラう裁判官にも、通りやすそうに思える。
 だが、そうしてしまうと、支援者の中には権力犯罪を追及する団体もあるのだから、そこから反感を買ってしまうし、強者に立ち向かわず弱者(悪者だけど)だけ追及するのは如何なものか。
 このあたりが難しくて、去年は激論になっていた。ほんとうに難しい。


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by ruhiginoue | 2007-08-29 20:56 | 司法 | Comments(17)

退職金問題

 ストーカー殺人警官の退職金問題だが、警官が自殺してしまったため制度上仕方なく支払われてしまうことに疑問や批判がある。ただ、相続して受取る親は、被害者の遺族に慰謝料的に支払う意思を表明している。
 これが、退職金は支払わず、被害者遺族が国家賠償請求裁判を起したとしたら、どうなるか。法律構成が国賠ないし民法の使用者責任であっても、警官の犯行は職務とは無関係な個人の行為であるから公権力の行使に該当しないと言う判決だろう。拳銃に対する警官教育と管理が不備だったとか、勤務時間中にストーカーをしていた疑いについては、まだ認められる可能性があるが、予見できなかったとか屁理屈をこねて棄却される恐れがある。
 一審で原告勝訴でも、二審は管轄から、日本一悪質な判事が多く、退官してから政府機関に行く判事も目立つ東京高裁になるので、桶川の女子大生ストーカー殺人事件とか、横浜の警察官取り調べロシアンルーレット被疑者殺害事件の前例のように、強引に警察の責任を免除してしまうだろう。特に悪どい判事だと、殺された方にも落ち度があったなどの誹謗を判決文に書く。
 最高裁はもっと権力ベッタリなのは言うまでもない。
 だから退職金は、加害者遺族に支払ってから被害者遺族に渡るようにするのが現実的である。本当は裁判で断罪するのが健全なのだが、この国は政府の中枢が犯罪共犯者募集サイトみたいなものだからしょうがない。

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by ruhiginoue | 2007-08-29 18:47 | 社会 | Comments(0)

May the force be with you.

 宮沢元総理が亡くなり、自民党葬が行われた。安倍総理らが「業績」を讃えたが、それらは故人の信念とはかけ離れたものだった。他派閥の傀儡内閣なので、思うような政策が出来なかったわけだ。
 以前、田中眞紀子議員が、自分の支持者たちの集会で公演したとき、宮沢大臣の話が出て、その中で「宇宙人のような」と言ったため会場内爆笑だった。もともと「スターウォーズ」のヨーダに似ていると言われていた。
 
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by ruhiginoue | 2007-08-29 18:29 | 政治 | Comments(2)

規制は無駄 

 犯罪サイトで知り合った男たちが凶悪事件を起したことで、サイト規制を叫ぶ者も出始めているが、そんなことしても無駄である。悪いことしようとする奴は必ず抜け道を探すもの。
 それよりも、今回の事件のように、うまくやろうとしても、しょせんは安易に集まってきた落ちこぼれな奴らばかりだから結束も工夫も中途半端で、なにをやっても必ず失敗してしまい、自分が損どころではない大変なことになってしまう現実を公的広報して知らしめるべきだ。

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by ruhiginoue | 2007-08-29 18:15 | 社会 | Comments(0)

「命だけは平等だ」

 大阪で、救急車の事故があり、搬送中の妊婦が流産してしまったが、そもそも搬入しようとした病院のあちこちで受け入れてくれなかったため、救急車が迷走させられて、なんと奈良から大阪までやって来たのだという。
 つまり救急患者たらい回しというわけで、これは昔から大変な問題になっていた。
 これを解決しようと頑張ったのが徳州会の徳田虎雄医師で、その著書「命だけは平等だ」に記述しているが、彼は自らが僻地の出身で医療過誤どころか医療過疎により大変な思いをした経験から医師になり、24時間体制年中無休の総合病院を作るなど、当時としては画期的な仕事をした先覚者だった。
 大学を出てすぐ、資金も人脈もない中から、病院を作る土地や建築費用の提供者を探しまわって実現したというのだから、相当の政治力があったわけで、だから後で実際に政界進出したのだが、医者が頑張っても結局は政治なのを目の当たりにしてしまったらしい。医師が選挙に出て国会議員になりたがるのは、こういう事情もあるのだろう。
 今回の事件は、奈良の救急医療体制の不備が指摘されているから、これも結局は政治問題というべきなのだろう。

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by ruhiginoue | 2007-08-29 14:12 | 社会 | Comments(6)

松本清張「霧の旗」

 京都で、弁護士会が会員の弁護士を懲戒請求した。国選弁護人として受任した複数の事件で、被告が否認していることを裁判で否認しなかったり、被告の意向を無視して検察の主張に同意してしまうなど、ひどいものだったらしい。
 刑事事件の9割は国選弁護人で、金が無いとかコネがないなどの事情だ。中にはいい弁護士に当たることもあるが稀な確率で、多くは腕が悪いとかやる気が無いとか、それらの両方だったりする。その中によくあるのが、本件のような年寄りの弁護士。
 国選弁護人は私選とちがい報酬が安く、判決によって弁護士としての評判が変わるわけではないから、手抜きするほど得になるので頑張ろうという意欲が湧かないし、それ以前に年寄り弁護士の場合は体力がない。
 この問題は松本清張が「霧の旗」という小説にしていて、何度もテレビと映画になっている。兄の無実を訴える女性の依頼を蹴った有名弁護士、国選弁護人は被告が無実を主張しているのに有罪を前提に情状酌量を求めてばかりで、後から気になって記録を読んだ有名弁護士は、国選弁護士が見落としている数々の無実の根拠を発見するが、手遅れで・・・あとは読むか観るか。
 映画では最初に松竹で、新人だった山田洋次監督が賠償千恵子主演で、弁護士は滝沢修、次は東宝が山口百恵主演で弁護士が三国連太郎、テレビでは大竹しのぶと二谷英明、安田成美と田村高弘、星野真理と古谷一行というぐあいで、当代人気の若手女優とベテラン大御所俳優の共演で話題づくりしやすいからだろうが、出演者が違っても作品のテーマについては変わっておらず、実際に、未だ改まっていないということだ。
 
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by ruhiginoue | 2007-08-29 13:56 | 司法 | Comments(1)

日本では休むことは罪

 体の具合が悪くて出勤できないとき、連絡しないと「無断欠勤は駄目だ。電話くらいしろ」と言うくせに、連絡すれば「電話する元気があるなら出勤しろ」と言う上司がいる。電話かけるのは寝ながらでもできるから、家を出て仕事をするのとは比較にならない。こんな簡単な常識すら無視して意地悪をすることがまかり通っているのだから、余興で短時間のサッカーを義理でやったことをもって、真剣勝負の相撲がとれないのはズル休みだと虐めるくらいのことは、あって当然だろう。
 また、外国から来たスポーツ選手といえば、かつてプロ野球のランディー=バース選手のことで世界的に日本の体質が話題となった。不振が続いていた阪神タイガースの優勝に大きく貢献した外人助っ人バース選手が、後年、息子が命にかかわる重病で入院したからと帰国したら、大事な試合があるのにケシカランと解雇されてしまった。家族の命より勤め先というのが日本では当たり前だと、世界中から驚愕とともに認識された。
 つまり日本では仕事を休むことが既に重罪なのだ。だから、日本の勤務先の仕事を休んでいながら故郷では働いたということは、それが体調は良くないけど少し無理したのだったとしても、許されないのだろう。
 こんな環境では、慣れている日本人でも病気になるのだから、外国から来た人は帰国
しないと良くならないはずだ。

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by ruhiginoue | 2007-08-28 23:36 | 体操 | Comments(9)
 犯罪サイトで知り合った連中が女性を拉致して殺害し金品を奪った事件は、共犯者の中から怖くなったと自首した者が出て発覚した。
 もともとこの事件は愉快犯の要素が強いが、やってみると大変でもあり、その割には利益が少なく、そして発覚への恐れも発生して変にエスカレートしていくものだ。そして、黙っていればすむ場合ですら、耐えられなくなってゲロってしまう者が出て、そこから芋ツル式である。
 悪ガキだった人ならわかるだろうが、悪さをした仲間の中から、途中で怖くなり「やっぱ謝りに行こうよ」と言い出す奴が出たりするものだ。そして、自分が言い出しっぺのくせに「誘われた」とか言う奴もいる。これは子供の悪さでも大人の犯罪でも違わない。
 結束の固い組織でも仲間割れはあるのだから、まして安易な犯罪仲間なんて話にならない。こういう現実を、もっと広報するのが犯罪抑止になる。道徳を説いたり刑罰を厳しくしたりするより、効果はあるだろう。

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by ruhiginoue | 2007-08-28 15:45 | 社会 | Comments(2)