コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

<   2008年 10月 ( 58 )   > この月の画像一覧

 「都には任せておけない」などと、舛添厚労相は急患搬送問題で東京都を批判したが、これに石原都知事は「こういう事態を作ったのは国じゃないですか。反省してもらいたいのは厚労省で、担当の大臣様だね」と反論した。
 石原都政の医療福祉政策には現場から批判が多いが、そもそもは国がやって来たことに原因があり、政治には権限による縄張りが決まっているのだから、その点から石原さんの反論は正しい。
 ただ、こんな問題を起こす国の政策を作ってきたのは、舛添厚労相ではなく厚生族議員の中心にいた橋下龍太郎や小泉純一郎といった厚労相から総理へという人たちであり、舛添さんはその後始末をさせられているから、気の毒ではある。
 こんな政治が原因なのに、何か起きたら叩かれると言って医師たちを擁護する者がいるが、こんな政治を支えてきたのは医師会とか医師連盟とかいうところである。厚生族議員に献金したりパーティーに呼んだりして、利権についてヨロシクと言っていたはずだが、表向きは「これまでの厚生政策は正しく、これを継続することが医療福祉の向上になるから支持する」と公式に述べてきた。
 だから「こんな体たらく」になるようを医師たちがみんなで協力してきたわけだ。ここに関しては叩かれて当然であるが、気の毒な点もある。ほんとうは献金なんて嫌だったり、こんな議員センセイ支持したくなかったりするけど、しがらみがあって無理矢理に近いのだそうだ。
 しかし最近は医師の離反も多い。医師会のドン武見太郎が死んで、その息子の自民党国会議員は落選と、かつてのようにはならなくなってきている。ここへ有権者が目覚めて投票によって意思表示することだ。タレント政治家どうしの合戦を野次馬根性で楽しんでいるだけでは解決しない。
 
 Excite エキサイト : 社会ニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2008-10-24 10:50 | 社会 | Comments(0)

東大医学部闘争

 妊婦搬送拒否病院のうちに、東京大学医学部付属病院(東大病院)も含まれていたそうだ。そう報じるのは「エーッ東大まで」と驚く人がいるからだろう。
 しかし、東大信仰はオーディオマニアが皮肉で言うアビーロードテクノロジー(ART)みたいなものだ。
 他でもない舛添厚労相が、東大は自分が卒業して勤務もしていたので、かつて東大病院を受診していたが、ちっとも優秀じゃないと実体験から思ったと言っていた。
 ほかにも色々言われていて、あの赤門前にある立て看板( タテカン)では、よく医学部教授たちの腐敗を糾弾する内容が書かれている。読むと参考になるし、なるほどさすが内部の人らしく納得という内容もある。
 今のタテカンはパソコンで作るから実にきれいで読みやすいのだが、学生によると、学生運動らしくゲバ字で書きたいのだがもう先輩はもちろん先生でも知らないので教えてもらえない。「MSゲバルト」なんていうフォントを作ってくれないだろうかと言っていた。
 そんな学生運動は、発祥は医学部だった。「東大医学部闘争」によってアカデミズムの堕落告発や封建制の是正など改善されたことは実際に多い。医学部は特に問題があったことに加え、人命にかかわるから切実で、学生も教員も真摯だった。
 ところが文系のバカどもがくだらないことばかりやって学生運動はダメになってしまい、挙げ句が舛添のような人を生み出したと、と理系の人たちは言っていた。
 
 Excite エキサイト : 社会ニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2008-10-24 07:54 | 社会 | Comments(6)
 小児科医の鬱病による自殺で、過労が原因だからと勤務先の責任を問う訴訟が起こされたが、東京高裁は大企業が過労死で訴えられたときの癖がついているような判決だった。
 その一方では、東京で妊婦の死亡があり、それと因果関係は不明だが、7カ所の病院から救急搬送を断られており、拠点病院でも対応ができなかったことから、都の福祉行政へ批判の声が上がっている。
 この件に石原知事は、「あってはならないこと」と談話したが、3期目の都知事は、これまでどんな政策を実行してきたのだろうか。オリンピックなどには執心だが。
 すでに八十年代から、病院の受け入れ体制の不備が問題となっていて、しかも、そんな中で有力者とその家族が特別扱いされているという怒りが、医療の現場と患者の双方からあった。
 その最たるものが、石原裕次郎が倒れたときで、迅速に最善の医療が施されたうえ、兄は選挙運動先から自衛隊機に乗って駆けつけることができた。
 不公平とか公私混同と言われても、石原慎太郎さんは要するに「自分は政治家で弟はスターだから」と言わんばかりの態度だったので、ますます批判されたが、落選はしなかった。
 そして今では都知事であり、何かと批判されても、圧勝で3期目である。だから、この問題で政治の責任を問う意味は薄い。有権者が望んでいないも同然なのだから。
 これはニヒリズムではなく、選挙で医療福祉政策を掲げている候補者ならいくらでもいるのに、それを考えて投票している者は少ないのが現実だということだ。多ければ現知事のわけない。だからこの態度を改めないことには、最悪の事態になってから騒いでも虚しいということだ。患者にも医師にも誰だって言い分はそれぞれある。それらを調整するのが政治だ。予算が無いといっても、票になるなら政治家はかけずり回り官僚とも対峙して、どこからかき集めたのか不思議なほどの金を持ってくるものだ。だから、まずは投票しようではないか。

都立墨東病院産科、脳血管障害の妊婦受入拒否で産後3日で産婦が死亡
[PR]
by ruhiginoue | 2008-10-24 07:00 | 社会 | Comments(0)
 ノーベル化学賞を受けた田中耕一さんが、京都大学の客員教授を退くことになったそうだ。組織改編による大学の都合だが、もともと田中さんも本職が多忙で京大で仕事するのは希だったらしい。
 田中さんは、大学ではなく企業で研究活動していたため、その受賞が珍しがられ話題となった。また、記者会見でのユーモラスな受け答えがテレビウケして一時的に人気者に祭り上げられた。しかし、それによって虚像が作られてしまい、悩んだ田中さんは、一時は外国へ行ってしまおうかとも考えたそうだ。
 今回のノーベル賞で、受賞者の中に日本国籍を離れている人がいて、日本人受賞者に数えていいのかと議論になったが、そこで、独創性を発揮しようとする人にとって日本の社会は居にくいのではないかという、昔からの問題がまた語られたものだ。他人と違ったことをする人を白眼視し、それが海外で認められると誇らしげにする。ところが成功したらしたで妬む。これでは優秀な人材が外国に流出してしまって当然ではないかという問題だ。
 実は田中さんも、日本の教育とか研究の環境に対して問題意識を持っていて、その話をしているのだが、これについてマスコミは地味な扱いをし、あとは田中さんが「会社はちゃんと給料をくれて好きな研究をさせてくれた」と謙遜して言うところばかりを執拗に垂れ流した。そのため、ノーベル賞の研究成果にたいして勤務先が出したのは雀の涙のような報奨金だけで、受賞により慌ててボーナスを出したということを、海外メディアは騒ぎ、世界中の研究者は驚愕したというのに、日本では「田中さんの謙虚な態度を見習え」と、正反対の世論が形成された。
 そして、そのときちょうど、あの青色発光ダイオードの開発者の中村教授が、その利益を不正に企業に取られたことを裁判に訴えていたが、一審で認定された賠償額を、高裁が強引に値切って和解させて、この図式は後に御手洗キャノンの裁判でも踏襲されたが、その露骨な大企業びいきの司法への批判が少なく、逆に、怒りの記者会見で「日本は文系国家」と言う中村教授に対して「守銭奴」「田中さんの爪の垢でも煎じて飲め」などど誹謗する声が巻き起こり、これをネット上の烏合の衆はもちろんテレビで芸能人までが公然と口にしたのだった。
 つまり、日本人の多くが、「他人を出し抜いて良い思いをしようとするのは卑しいことだ」「感謝の気持ちと謙虚さを持て」「弱い者いじめに負けてはいけない」「自分の権利は正当だと考えるなら堂々と主張すべき」などの区別がちゃんとできていない。できるようにならないと、日本は衰退していくはずだ。
 
  
 Excite エキサイト : 社会ニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2008-10-23 11:17 | 学術 | Comments(2)
 殺人事件があり、その被害者は宝くじで2億円が当たり換金した直後に襲われたようだ。
 もともと、億単位の当選金は、受け取りに来ない人が多いそうだ。襲われたり、たかられたり、親族や友人との関係が壊れたり、自分自身の人間が変わってしまう、などの影響を恐れてのことだろうと言われている。
 買う人の多くは、数百万円くらいなら手には入ればいいなとは思うだろうが、億単位ともなると、確率が低いうえ、使い道でも悩むから、あくまで夢を求めているだけで、現実に欲しいとまでは思わないだろう。
 だから、荒唐無稽な夢で釣らなくても、宝くじは売れるはずで、むしろ、億をやめて百万単位の当選の数を増やすほうが、買う人が増えるのではないか。それに宝くじの目的は地域振興などの財源であるから、買って協力した人に配当する量ではなく人数を増やすべきではないか。

 Excite エキサイト : 社会ニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2008-10-23 06:59 | 社会 | Comments(0)

ホテルのどこが良いのか

 麻生総理がホテルで飲み食いしてることについて、そのキャラと絡めていろいろ言われている。
 気になるのは「安全」という抗弁。ホテルはそんなに安全ではない。よく事件が起きている。
 これは、橋下知事が男のエステ通い(スポーツジムとも言う)に公用車使用というときも安全のためと言っていたから、政治家の模範解答なのだろう。
 あと、ホテルの料理は値も張るし材料が良いけれど、そのわりには美味しくない。なんでこうなっちゃうんだろうと言う感じだ。
 しかし、金出した割に満足が乏しくても、もともと金持ちの人は腹が立たないのだろう。そんな人は、ほんとうに美味いものを食べたいときは、ちゃんと別のところへ行くのだろうし。

 

Excite エキサイト : 政治ニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2008-10-22 20:58 | 政治 | Comments(8)
 『ゴッドファーザー』に出てきたあの歌手はシナトラがモデルで、実際にあった事件に基づいて描かれている。シナトラは作者のマリオ=プーゾに激怒して「よくも書きやがったなチビ野郎」と罵声を浴びせたが、シナトラのほうが背が低かったので爆笑だった。
 しかし暴力団の問題は笑い事では済まない。シナトラやサミー=デイビス=ジュニアとマフィアとの癒着は有名だ。しかし私生活上のこととしてみなされ、芸を公に披露することとは無関係だ。
 日本では、といよりNHKは、暴力団との癒着について、芸能人には厳しく政治家に甘い。
 
 Excite エキサイト : 社会ニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2008-10-22 20:37 | 芸能 | Comments(3)
 小児科医の鬱病による自殺で、過労が原因だからと勤務先の責任を問う訴訟が起こされたが、東京高裁は大企業が過労死で訴えられたときの癖がついているような判決だった。
 その一方では、東京で妊婦の死亡があり、それと因果関係は不明だが、7カ所の病院から救急搬送を断られており、拠点病院でも対応ができなかったことから、都の福祉行政へ批判の声が上がっている。
 この件に石原知事は、「あってはならないこと」と談話したが、3期目の都知事は、これまでどんな政策を実行してきたのだろうか。オリンピックなどには執心だが。
 すでに八十年代から、病院の受け入れ体制の不備が問題となっていて、しかも、そんな中で有力者とその家族が特別扱いされているという怒りが、医療の現場と患者の双方からあった。
 その最たるものが、石原裕次郎が倒れたときで、迅速に最善の医療が施されたうえ、兄は選挙運動先から自衛隊機に乗って駆けつけることができた。
 不公平とか公私混同と言われても、石原慎太郎さんは要するに「自分は政権与党の政治家で弟はスターだから」と言わんばかりの態度だったので、ますます批判されたが、落選はしなかった。
 そして今では都知事であり、何かと批判されても、圧勝で3期目である。だから、この問題で政治の責任を問う意味は薄い。有権者が望んでいないも同然なのだから。
 これはニヒリズムではなく、選挙で医療福祉政策を掲げている候補者ならいくらでもいるのに、それを考えて投票している者は少ないのが現実だということだ。多ければ現知事のわけない。だからこの態度を改めないことには、最悪の事態になってから騒いでも虚しいということだ。患者にも医師にも誰だって言い分はそれぞれある。それらを調整するのが政治だ。予算が無いといっても、票になるなら政治家はかけずり回り官僚とも対峙して、どこからかき集めたのか不思議なほど金を集めるものだ。だから、まずは投票しようではないか。

Excite エキサイト : 社会ニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2008-10-22 20:12 | 社会 | Comments(1)
 アメリカで、自宅の庭に飛び込んだボールを持ち主の子供に返さない老人が、窃盗罪に問われていて、担当警官によると、以前からこの老人には同様の苦情があったそうだ。
 ほんとうに迷惑していたのか、頑なだっただけなのか。
 自分の経験では、小学生のころ、「ボール取らせてください」と言うと、快く敷地内に入れてくれたことが多く、たまには、退屈していたような老人がお菓子などをくれたりしたものだった。
 でも、静寂を破られて怒ることもあるし、ほんとうの意味で退屈していたから、子供を構うより問題を起こして周囲の大人の関心がひきたいという心理が働くこともあるだろう。
 ところで、ボール取りに行った子供が、その邸宅に入ったまま帰ってこなくて、実は地下の実験室に囚われて、という怖い話が、たまにテレビの特撮ものにあり、観たあとはボールを取りに行けなくなったものだが、そういうネタで巧みに作劇するのは、だいたい伊上勝の脚本だったと後から知った。
 また、ドリフターズのコントで、いかりや長介ふんする老人と、その奥さんにふんした女装した加藤茶が、近所の高校から飛び込んでくるボールにわずらわされる話があった。他のドリフのメンバーやゲストのタレントたちが「すみません、野球部です」「バスケ部です」「バレー部です」とユニフォーム姿でボールを取りに来ては謝る。老夫妻は寛容で、「うちは学校がすぐ近くにあるから仕方ない」と言う。
 そして、そのうちにボール以外のものが飛び込んで来るというギャグだった。将棋の駒や盤が飛んできて「すみません、将棋部です。対局中に負けそうになった部員がぶち切れて投げてしまいました」とか、生物部で飼育していたいろいろな動物が逃げ出して乱入してきたりする。
 最後のオチは、このコントにドリフで唯一出てこなかった高木ブーが飛び込んで来るというもの。
 「ん?君は何部だ」
 「デブです」


庭に飛び込んだボールを返さない89歳女性、窃盗の容疑で逮捕 | Excite エキサイト
[PR]
by ruhiginoue | 2008-10-22 07:31 | 国際 | Comments(0)

姑の心理

 三浦和義氏の死について、元妻の母親が談話を発した。その内容は、娘が殺害されたことについて、婿が犯人だと決めてかからなければ言うことが不可能な内容だ。事件について、「ここが納得できない」とか「このような疑いを持っている」という具体的な話ではない。これは八十年代に「ロス疑惑」と騒がれた時から一貫していて、まったく変わっていない。
 なぜそうなるのだろうか。もともと、舅と姑は、子供が結婚した後に何かあれば、とにかく婿か嫁のせいにするものだ。「あいつと結婚したからこんなことになるのだ」「だから結婚に反対だったんだ」と、まるで無関係のことにでも言う。それは、まず、結婚は子供が親離れする最たるものだが、それを受け入れず他人に奪われたと感じていたりするものだし、そのうえ、何か不幸があった場合はつい八つ当たりしたくなるからだろう。
 なのに、それを犯人視とその強調のために利用するべきでない。そんなことが許されていたら、どうだろうか。世の中には結婚それ自体は幸せであっても、相手の親からは反対されたままとか、いちおう同意してはくれたが、何かあった時には絶対に当たり散らされであろう人は、少なくないだろう。
 また、逆にというか、この三浦氏の姑にも、以前から疑問は持たれてきた。
 三浦氏は、妻にかけていた保険金を受け取り、妻の親には渡さなかったと姑は非難していた。しかし、保険金の受取人は娘になっていたのだ。この娘のことを三浦氏は溺愛していた。だから、この娘が父親の無実を訴え続けていた。両親の夫婦仲はとても良く、しかも最愛の娘の大切な母親である。それを、自分の身を危険にさらしてまで、不自由してもいない金のために殺す人がどこにいるのか。ちなみに当時の三浦氏は、会社経営が順調で、三十代前半にして年収が一千万円くらいになっていた。そんな中、もしも両親に何かあった場合を考えて、高額な掛け金の保険に、娘を受取人として入っていたのだった。
 なのに、母親を失い父親も重傷を負い、この先が何かと心配である孫娘が保険金を受け取ったというのに、自分にお金の取り分がないと不満を言う祖母は、いったいどうした訳か。そんな疑問は言われ続けてきたのだった。 
 こうしたことは、幾らでも言えるのだ。自分だってもしものさいはどうかと考えると、思い当たることがある人は少なくないだろう。
 そんな「血は水より濃いが水より汚い」現実から距離を取り、冷静に客観的に対応するのが、司法と報道の重い仕事なのだ。
  
Excite エキサイト : 社会ニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2008-10-20 09:56 | 社会 | Comments(6)