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by ruhiginoue

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 橋下知事が、自衛隊の記念行事で朝日新聞を中傷する発言をしたそうだ。
 おそらく、内容も見ずに賛成してくれる連中が湧いて出ると甘い期待をしているのだろうし、また、その種の軽薄とか低能が全くいないとは言い切れないが、それにしても有権者にも自衛隊にも失礼な、舐めた発言である。
 まず、知事として祝辞を述べるべき場なのだから、発言はそれに関係がある相当の内容であるべきだ。ところが、その真意を問われると、自分が論説で批判されたことへの仕返しだと言う。その批判とは、自衛隊とは無関係の話であり、しかも知事としてではなく、その前の弁護士としての発言に対する批判である。
 つまり公私混同であるが、そのことを橋下知事は理解できないようで、自分が言われたから言い返して何が悪いという小学生と同程度の開き直りをしている。
 さらに、時と場と地位だけでなく、その発言内容にも問題がある。朝日の論説による批判とは、橋下氏に対してかなり厳しいものであったが、無根拠でもなければ、行き過ぎでもないものだ。裁判で弁護士失格と指摘されたも同然の判決を下された橋下氏は、それを受け入れて反省の意を表明していた。だから、弁護士資格を自ら返上したらどうかと批判を受けたのだった。それのどこが、「一線を越えたからかい半分の批判であり、たいへんな怒りを感じている」と、なるのだろうか。納得出来る者はまずいないだろう。そもそも、ちゃんと反論するのではなく、「人の悪口ばかり言う朝日新聞のような大人が増えれば、日本は駄目になる」と、内容ではなく言われたことが面白くないという大人げない態度である。朝日が橋下に言ったことは批判だが、橋下が朝日に言い返したことは中傷である。これを「お互いさま」と言う橋下氏の知性はかなり貧弱と言うべきだ。
 橋下発言は、「朝日新聞」の部分を「橋下徹」とすげ替えたらピッタリの内容である。

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by ruhiginoue | 2008-10-20 04:37 | 社会 | Comments(11)
 交通事故死の裁判で最高裁は、「赤信号をことさらに無視」とは「赤信号だと明確に認識していなくても、信号規制に従うつもりがなく、表示を意に介さずに進行すれば該当する」との初判断を示した。
 では、関西の信号解釈「青は進め、黄色も進め、赤は注意して進め」というのは、どうなるのだろうか。
 
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by ruhiginoue | 2008-10-19 06:59 | 司法 | Comments(4)

プラダを着た悪魔

 映画『プラダを着た悪魔』は、メリル=ストリープが相変わらず上手かったけれど、ファッション雑誌業界のそれなりに意味があって厳しい姿を描き出しながら、それを新入り主人公の女性が単なる反感から理解へと進みながらも、最後はほんとうに行きたかったジャーナリズムに向かって去っていくという、見事なオチの付け方だった。
 このような雑誌が日本にはあるだろうか。どこまで真面目に作っているのか疑問で、そんな中で部数が落ち込み、インターネットの出現に責任転嫁しているだけではないだろうか。
 もともと女性向けのファッション雑誌は広告収入が欲しくて出しているようなもので、費用を高く設定するために部数は水増ししている。読まれてもいないのに発行され、返品廃棄がとても多いから、記事なんていい加減で当然だ。
 また、外国で数年生活して日本に戻ってきた女性が言っていたのだが、さまざまな言語で発行されている老舗の『COSMOPOLITAN』の英語版を読んだら、面白くて面白くて、帰国してからも続けて読もうと思い日本語版を買って読んだら、くだらなさに愕然としたそうだ。薄っぺらで、女性の生き方について語り合う発想がない。最近は特に強まっているセックス関連記事は昔からあったが、これもちゃんと生き方の一部としての視点が存在していて、ところが日本版にはサッパリであった。こんな調子だから、日本語版は表紙を外人モデルから日本のモデルにした途端に売れなくなり廃刊することになる。男性向け雑誌でも、本家『PLAYBOY』が同様だった。
 業界全体が不振の中で伸びているという雑誌は、だいたい一時的でしかなく、そもそもテレビなど他のメディアとタイアップして支持されているという自作自演に近いことをやっている。数年前に一時流行した「シロガネーゼ」がテレビで馴れ合い特集をしてもらっていたし、女性編集長になって2度目の路線変更した『新潮45』のえげつない記事と、その編集長の低劣なテレビタレントぶりなど最悪だ。
 タイアップといえば『MAQUIA』のように、御用美容ライターを使ってお奨めの美容クリニックと称し、医療ミス事件を起こしたり裁判で敗訴するなどの問題がある所を紹介している。そしてあの上質な紙と印刷と安すぎる定価。女性の副編集長は、問い合わせに対して金銭授受は否定していたが、『白衣を着た悪魔』を女性たちに美化して紹介していると評すべきことには変わりない。ちなみに商品名が似ている化粧品を売っている会社は、直接の関係は否定していたが。
 つまり、内容が悪いから売れなくなったのはむしろ当然で、売れていた過去が間違っていた、というような雑誌が多いのだろう。

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by ruhiginoue | 2008-10-19 06:48 | 社会 | Comments(4)
 相撲に八百長があったかどうかで裁判になっているが、八百長はどこよりも裁判所がやっていて、相撲など比較にならないほど悪質かつ深刻である。
 それはともかく、前に序の口力士に聞いたことがあるのだが、相撲の世界には「貸し借り」があって、「ここは相手に花を持たせよう」としたり、その借りを返すことをしたりするのが暗黙の了解だそうだ。
 これはプロ野球だと、例えばホームラン王の冠をチームメイトに贈ろうとして、ライバルの打者と対戦するときは、試合の展開から必要が無いのに投手に敬遠を指示するなどの行為に当たるという。
 だから、不正という感覚はまったくないのだが、しかし意図的に結果を操作しているように見えて、これが時には如何様をしていると受け取られてしまうという。
 これを今回、週刊誌に騒がれ相撲協会が訴える事態となり、そこまでする意味があるのかと疑問も出ているが、おそらく外国人力士の問題で神経質になっている状態だったことが影響しているのだう。

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by ruhiginoue | 2008-10-18 00:34 | 体操 | Comments(0)
 アメリカでもっとも人気があるCBSテレビのドキュメント『60分』で取り上げていたが、検死請負のプロが依頼を受けて、疑問のある遺体を調べたところ、最初に言われていた死因と異なる例が6割くらいだそうで、その多くは検死が杜撰だったことによる間違いだが、意図的に虚偽の死因としたとしか考えられない怪しい例もあるそうだ。
 三浦和義氏の死について、自殺とする見解に異を唱える向きがあり、そう思わせる証拠が幾つもあると弁護人は語ったそうだ。もちろん、すでに、特にアメリカのことだから、謀殺の可能性は囁かれていた。けれど、アメリカ側に暗殺する意義が今のところ見出せない。
 しかし暗殺ではなくても、そもそもアメリカでは例のドラマ『プリズンブレイク』に描かれるとおり、またアブグレイブ刑務所が告発されているとおり、職員の虐待や他の収監者による暴行など危険がいっぱいで、「敵国人」の扱いもひどいものだ。
 そこで一つ確実に言えることは、三浦氏はアメリカの敵ではないが都合が悪い人ではある。ロサンゼルスオリンピックを直前に控えて、外国人旅行者が強盗に襲われ銃撃により死傷者という事件は、銃犯罪が多いアメリカと強烈に印象づけたのだから。
 

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by ruhiginoue | 2008-10-17 14:23 | 国際 | Comments(0)

十八歳の選挙権

 高校生新聞社の高校生の意識調査結果で、18歳から選挙権を持つことに賛成は反対を12ポイント下回り、20%にとどまり、高校生はあまり積極的ではないようだった。
 選挙権を持つなら、それまでに選ぶ能力を養っておかなければならない。ところが、高校生が政治や経済に関心を持つと、「生意気」と言われるものだ。それでいて、年齢が達したというだけで、いきなり投票しろというのも無理な話だ。
 
 
 
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by ruhiginoue | 2008-10-17 10:44 | 社会 | Comments(3)

韓国で横溝正史人気

 今、韓国で横溝正史の作品が人気だそうだ。同国ではすでに孫が活躍する設定の漫画『金田一少年の事件簿』(ルパン三世みたいなものか)が先に人気があったことも影響しているようだが、本家横溝作品自体にも魅力が感じられるらしい。
 それは、横溝作品の特徴、おどろおどろしい内容の背景によるのではないか。地方社会の閉鎖性と血縁。これは日本で薄れてきているけれど、韓国ではより多く残っている。
 そうした雰囲気は良いが、肝心の謎解きとなると、名探偵のはずの金田一耕助の推理が後手後手となって、さんざん人が殺された後に解明というときには取り返しがつかない悲惨な事態となっているものだ。そうでないと見せ場が作れないからで、トリックも、たとえば『犬神家の一族』でマスクの男の中身がすり替わっていたというオチも、エドガー・アラン・ボーの『モルグ街の殺人』から頂戴したとしか思えないなど、独創的とは言えなかったりする。
 日本では既に、七十年代の末に『金田一耕助さん・あなたの推理は間違いだらけ 』という、物語と謎解きの絡みの杜撰さを批判した本が出て話題になっている。いずれは韓国でも、そうしたことが話題となるはずだ。


 韓国で今、横溝正史がヒットするワケ
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by ruhiginoue | 2008-10-17 10:27 | 国際 | Comments(7)

眼科の敵

 防衛医科大学校と大学校病院への眼科医療機器納入を巡る汚職事件で、防衛医大教授で病院眼科部長、西川真平容疑者(49)=収賄容疑で逮捕=の前任部長の名誉教授(69)も、贈賄側業者から約4年間にわたり研究用の施設フロアを無償提供されていたことが分かった。警視庁捜査2課は、業者が歴代部長丸抱えで癒着を深めていたとみて追及するそうである。
 防衛医大は入間基地内から所沢基地跡の豪華設備に移転した直後に「岩波教授事件」(付け届けが少ないと“無礼者”“挨拶の仕方を知らないのか”と恫喝するなどしながら賄賂をもらい続けて逮捕)があり、しばらくは綱紀粛正していたのだが、それも長続きしなかったと言われている。そのあげく、またこの事態である。
 情報公開で調べると、医師が業者といかに密接であるかが、よくわかる。墨塗りで●●医師と●●株式会社というようにはなっていたが、具体的な会社名と医師の科目が判るところがあり、これで金銭授受がまったくないなんて言ったらお笑いだという感じただった。
 もちろん、他の医学部も、叩けば噎せ返るほどの埃が出るだろう。

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by ruhiginoue | 2008-10-17 09:53 | 社会 | Comments(3)
 中国の会社が製作した『金甲戦士』は、試験放送したところ全国の視聴者から「日本のウルトラマンそっくり」と抗議の声があがっている。
 たしかに、七十年代に宣弘社などが円谷プロの受け売り企画で作っていたテレビヒーローものみたいな感じだ。
 今の中国は、安全性おかまいなし食品をはじめ日本が七十年代にやっていたことを、何から何まで追っかけているようだ。


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by ruhiginoue | 2008-10-17 09:27 | 映画 | Comments(0)

後期高齢者年金天引き

 後期高齢者年金天引きが始まった。この制度のため、負担増になるとか、高齢者が扶養を避け孤独になるとか、なにより、まるで邪魔者扱いではないかという批判がある。
 しかし現実は、医療費は増え財政破綻しそうだし、介護も必要だが、その仕事になり手がいなかったり離職が多い。低賃金など条件が悪いからだ。
 このような事態にならないようにするため、消費税が導入されたはずだ。増税する前に無駄使いをなくすべきだが、これから高齢化社会になって高齢者福祉の財源がどうしても必要だから待った無しということだった。当時タレント学者だった現厚労相も、それを声高に叫んでいた。
 ところが、消費税は導入されたうえ3パーセントから5パーセントに増やされたというのに、この現状である。
 これまでの増税分はそっくり大企業減税されただけである。ほとんど同額であった。そして、国際競争力を維持するため企業の負担を減らすべきと言いつつ、実は企業のトップの貰い分ばかりが飛躍的に高額となったのだった。
 その結果が、この始末である。日本が外国に負けないよう力を付けることはできておらず、福祉はいったいどこをどうふざけたら出来るのかと言うようなことが行われている。
 ただ、当の高齢者たちが理不尽に文句を言わずに唯々諾々としているなら、それはしょうがないのかもしれない。後の世代の者たちは、自分たちのことだけ考えるだろう。実際たいへんだから。

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by ruhiginoue | 2008-10-16 06:01 | 社会 | Comments(0)