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by ruhiginoue

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足利事件は再審か

 DNAによる再鑑定の結果、被害者の衣服に付着していた加害者のものらしい体液が、受刑者のものと一致しなかった。
 しかし問題は、こうした再鑑定が初めてだということ。科学的に明らかとなる可能性があっても、その申請を裁判官が却下してしまい、警察署の密室で弁護士も立ち会わないまま録画も録音もなく取り調べをし、拷問や誘導はもちろん、勝手に書いた調書に数人がかりで押さえつけて母音を押させ、そんなものを証拠採用し、自白しているから有罪というのが日本の刑事裁判では当たり前で、これには先進国がみな驚き、アメリカも、日本と北朝鮮は異常だと公式に述べたほどだ。
 また、草加市中学生殺害事件のように、物的証拠の科学的鑑定をしても、犯人の血液型はAB型で被疑者とは異なるとの結果に、犯人の体液と被害者の垢が混ざってAB型になったなどと屁理屈が平然と言われたものだ。そんなことは実験してあり得ないことが明らかとなったけれど、もしかしてと思ったらまず調べてみることなのに、それをしないで平然と屁理屈が言えてしまう司法の破滅的実態が、まず問われなければならない。
 あと、再鑑定というのも、刑事訴訟法ではそのために証拠はできるだけ保存しておくべしと規定されているのに、冤罪の疑いがある場合は証拠が理由もなく廃棄されてしまっていることがよくある。それで許されてしまう。
 それというのも、利益の薄い仕事でも弁護士がちゃんと活躍できるよう、支える人権擁護運動が日本には存在しないからだ。それは既に指摘したが、では自分が何を出来るかというと、試行錯誤と悪戦苦闘の連続というのが正直なところだ。

 
 
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by ruhiginoue | 2009-05-08 21:46 | Comments(0)

手元が狂った医者

 豊島区の病院で、男性外科医が腸の検査のさい内視鏡を女性患者の陰部に挿入したため強制猥褻の疑いで逮捕されたが、事実は認めたものの手元が狂ったためであり故意ではないと言ったそうだ。
 本当に手元が狂ったなら、心臓カテーテルやマイクロサージャリーのときではなくて良かったし、そうした作業の専門家が、初体験での失敗につきものの笑い話の逆をするかという疑問もある。
 とにかく、立ち会っていた看護師が離れた間のことだったのが疑いの素で、あの『ER』の最初の回でも、女性患者のスカートをまくった部分に皮膚科の薬を塗る作業をしているとき、その患者が女性看護師に「何もしてないで見ているだけなのに、なんで居るの」と言い、男性の医師が「決まりだから」(原語では“ポリシー”)と答えていた。
 つまり、あの大忙しで人手が足りない救急病棟でも立ち会いは必ずするようにしていて、それは他でもない、本件のような事態を、それが故意でも過失でも誤解でも言いがかりでも、未然に防止しなければならないからだ。その点だけでも、医師に落ち度はあるだろう。

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by ruhiginoue | 2009-05-07 16:20 | 社会 | Comments(3)

臓器移植法「改正」

 臓器移植法「改正」について、全国会議員にアンケートをとったところ、8割を超える賛成だったが、回答したのはたった2割だった。
 安易に答えるべきことではないし、答えるだけの予備知識もなかった、ということだろう。この改正案は年齢制限の撤廃が主だが、これに巷では、親とか義理の親によって子供の臓器が売り飛ばされるのではないかと危惧する声があがっている。虐待事件が騒ぎになっているからだろう。
f0133526_7565059.jpg『コーマ 昏睡』の映画化の最後では、臓器売買の黒幕をしている外科部長が「末期患者の医療費は天井知らずで今や防衛費をも上回る。なんとかしないといけないのに政治が決められないなら医者が決めて何が悪い」と、うそぶくけれど、日本の医学界は既にこの状態に近い。もっと関心を持ってもらいたいのに、8割賛成で回答2割は問題だ。
 余談だが、原作のロビン=クックの小説では、いい人そうな外科部長が実は黒幕だったので主人公が騙され殺されかけるのだが、マイケル=クライトン監督の映画化では、外科部長にリチャード=ウイドマークが扮しているので、最初からこいつが一番悪い奴なんだろうなと予想できてしまう。
 

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by ruhiginoue | 2009-05-07 08:09 | 司法 | Comments(0)

放射能と放射線

 「浜岡原発が原子炉を手動で緊急停止の事態だが放射能漏れはなし」との報道。
 放射能は漏れてないから安心なのか。
 放射能とは放射する能力がある物質であり、電球には光る性能があるというようなもので、その光に相当するのが放射線ということだ。
 つまり有害なので遮蔽されているべき放射線が漏れ出てしまっても、その元になる放射能は漏れていないと言うことができるので、問題があった場合に「放射能は漏れていない」と発表するのは事故ではないとか危険はないと錯覚させるトリックだ。
 「ほんの少し考えりゃ俺にもわかる理屈さ」という忌野清志郎の歌のとおり。
 これを最初にわかりやすく指摘していたのが、映画にもなった『原子力戦争』という田原総一郎の小説で、それを評価されて有名になった人が、どうしてバカテレビ司会者に成り下がってしまったのか、と言われるわけだ。
 

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by ruhiginoue | 2009-05-06 08:59 | 学術 | Comments(5)
 「スタバ」とはスターバックスのことだが、『白鯨』に基づくらしい。割高だが味にこだわっている。そんなふうにCBSドキュメント「60分」で讃えていた。
 しかし、それも店舗数は急増したが売り上げなど落ち込みも指摘されている。
 イスラエルとシオニストと石原都知事を応援したい人は、どんどん飲んであげよう。

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スタバとはどんな企業か

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by ruhiginoue | 2009-05-05 19:13 | 経済 | Comments(4)

日本全国酒飲み音頭

 弱いクセして好きな日本人の酒癖の悪さ。
 外遊中の大臣が記者会見で居眠りとか、アイドル系芸能人が外で裸になったとか、それどころか警官の相次ぐ飲酒運転で今度はペーペーではなく副署長。
 日本で酒に関しては恥の文化が無いということか。
 


酒よりお茶にしようか

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by ruhiginoue | 2009-05-05 13:07 | 社会 | Comments(0)

化粧をする男

 忌野清志郎は化粧をする男だから日本のデビッド=ボウイだと言ったのは、バンドやっていた同級生だ。化粧は合作していた坂本龍一もしていて、連想するのは他でもない『戦場のメリークリスマス』だが、「ベストテン」で、忌野清志郎と坂本龍一のキスシーンにリクエストがたくさん来て、その一番多い理由は「気持ち悪かったから」だと黒柳徹子が笑いながら紹介していたものだ。
 坂本龍一も社会的な言動はするし、ボウイはボブ=ディランの影響を受けていたうえ自称ゲイないしバイセクシャルだったので、抑圧された少数派の代弁者として社会派していた時期もあったけれど、相棒のイギー=ポップから借りてきたような感じだった。
 80年代には、ロックからメッセージ性がなくなりポッブスとダンスミュージックの混濁といわれた。それは有害だったとボウイが回想して述べていたが、ではベストセラーの『レッツダンス』はどんなつもりで作ったのだろうか。
 そんな80年代のボウイに傾倒していたのが、今では娘が活躍している中川勝彦で、ボーイ=ジョージ来日のとき前座で女装して唄っていた。数年後にアーノルド=シュワルツェネガーが主演活劇映画『コマンドー』の中で、娘(子役時代のアリッサ=ミラノ)のロック雑誌を見ながら「これはガール=ジョージだ」と言い「子供の頃、ドイツにもロックが入ってきたが東側では退廃的で亡国だと禁止された・・・そうかもしれない」と、女装に嫌悪感を示していた。シュワルツェネガーはオーストリア出身でドイツなまりの英語を話すが、旧東ドイツのロックとゲイの事情は後に『へドウイック』という映画になっている。
 やはり癌だったが享年31歳と早すぎるどころではないかった中川は、そうした80年代の洋楽志向の歌手だった。これは松田聖子と共に、当時代のもう一つの流れだった。冷戦の中での保守化とレーガン大統領の政権発足、軍拡とサブライサイドエコノミクスによる「レーガノミックス」といわれる政策、それに邪魔だったからCIA陰謀説があったジョン=レノン暗殺は、真偽はともかく絶妙のタイミング。
 そうした中に、忌野清志郎が敢然と立ち向かったのではなく、普段は表立った言動をしたがらないのに突然、それも大資本など巨大な相手に臆することなく社会と向き合おうとするから、みんなが驚かされたものだった。
 その一つが、これ。サザエさんが「エネルギーとエレクトロニクスの」と紹介する、東京の芝浦の1の1の1に本社がある会社の子会社がレコード発売を拒否し、それを気にして放送自粛した「腐った」「最低の」「政治家の手先」「お×××野郎」の放送局があったというのが、この歌だそうだ。
 これは、欧米のメディアでも話題となり、日本のロックはモノマネでしかないから真面目な内容ではないとして当時の日本の人気バンドのビデオを紹介し、しかし一方で、忌野清志郎が歌で原子力政策を皮肉ったために大企業から圧力がかかったことを紹介し、日本にも社会派がある例としていた。
 ちなみに、モノマネで真面目ではない例として紹介されていたのは「聖飢魔Ⅱ」のデーモン小暮が出ているビデオだった。




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by ruhiginoue | 2009-05-04 12:40 | 芸能 | Comments(4)
 人気ドラマ『プリズンブレイク』が、出足から好調すぎたため失速し、そこへ脚本家のストライキが追い討ちをかけてしまい、「シーズン4」で終わるそうだ。ほんらいは「7」までのつもりだったらしい。
 アメリカでは「シーズン」で一段落すると、そこで視聴率が良ければ続行となり次の「シーズン」となるため、わざと次を期待させる終わり方にする。
 なのに次が作られないと、話が半端なまま終わってしまう。例えば『ツインピークス』など。
 そんな中で『逃亡者』は、真犯人が逮捕され主人公の潔白が証明されて終わるから珍しい例だ。
 ところで『ホワイトハウス』は、シーズン4で脚本家が代わり、そこから視聴率も低下し始めたが、それでも続いて7か8まである。ところがDVDが日本では4までしかない。早く発売してほしいものだ。次が気になるではないか。



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by ruhiginoue | 2009-05-03 03:13 | 映画 | Comments(0)
 昨年、筑紫哲也氏が亡くなったとき衝撃を受けながら、歳下だが闘病では先輩として頑張ろうと決意していたのだけど、あまりに早い死だった。
 メッセージ性や騒動でも有名だけど、FM番組中で「自分はビートルズ世代だけどポール派で、黒人のような声を出して唄ったりしているのに影響を受けた」と述べていたのが、意外ながら納得だった。
 画面をクリックしてyoutubeコメント欄にお悔やみの言葉を。みなさんのコメントはどれも、この故人に対するものらしい心情溢れる言葉。



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by ruhiginoue | 2009-05-03 02:36 | 音楽 | Comments(3)

電通

 不祥事を起こした芸能人の広告起用中止で、広告代理店が介在したおかげで復帰のうえ違約金も無いのではと囁かれている。
 真偽はともかく、あり得る話だ。『奥さまは魔女』に描かれるように、外国では広告会社どうしの競争が激しく「比較広告」や同業他社商品をこき下ろしたりもするけれど、日本でそうならないのは大手の独占だからで、日経連の土光会長が東芝の会長だった時に、
 「電通は、東芝のために一生懸命やりますと言いながら、日立とも松下とも契約しているじゃないか」
 と言ったのは有名な話。それくらいだから、広告代理店は力を持っている。
 そうした内幕について、
 「田原総一郎の『電通』は、表玄関から入って書いたが、大下英治の『小説電通』は裏口から入って書いた」
 と言われるように、前者は持ち上げで後者は告発だった。
 後者の文庫版には無名時代の佐高信があとがきを書いていて、ヘタクソな文で、その後もあまり上達してないが、しかし本文は無関係だから読むなら後者。
 例えば、松坂慶子が売れて来たけれど実はかつて無名時代にポルノに出ていて、未公開だったけれど版権を持っている東映が、今なら客が入ると公開しようとしたところ、慌てたのがCMに起用していた化粧品会社で、イメージダウンになると電通に泣きついたら、電通が東映に圧力をかけて公開をやめさせた、などの裏事情は面白い。
 芸能だけでなく政治にも影響力を持ち、自民党の選挙広告を担当するし、広告の仲立ちにより財界の意向をマスコミに反映させる役割を担う。だから「電通情報省」「電通CIA」などと言われる。
 そんな訳だから、今、小沢一郎代表を攻撃しているマスコミには、きっと電通を介しての働きかけもあるのではないか。そうでないと考えるほうが困難だろう。少なくとも、そこまで出来てしまう構造はあるのだからジャリタレ一匹くらいのことなど、どうにでもできる。
  
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by ruhiginoue | 2009-05-01 23:59 | 芸能 | Comments(0)