井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

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 松林宗恵監督が死去したそうだ。心不全のため89歳。人気の『社長』シリーズなどを手掛けたと紹介されているが、もう一つの代表作は戦争映画だった。東宝で円谷英二と組んで核戦争の悲劇を描いたSF『世界大戦争』や、『太平洋の嵐』など戦史ものの数々と「8.15シリーズ」の『連合艦隊』などがあった。そのためか、テレビでは『帰ってきたウルトラマン』も二作監督していた。
 彼は僧籍にあり、戦争体験もあった。そのため戦争の悲惨さを描くことに力を入れていた。しかし「反戦」という言葉は嫌いで、それは戦いをする意味になると述べていた。心情的には理解できるが、そのため彼の戦争映画は好戦ではないが反戦でもなく、厭戦という内容になり、政治性も欠落していて、庶民は流されるだけだから気の毒ではあるが愚かしく、いつも絵空事であった。
 そんな監督が8月15日に死去とは、偶然だが意味ありげに思えてしまう。

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by ruhiginoue | 2009-08-15 20:27 | 映画 | Comments(0)

ホリエモンの指摘

 インターネットと政治の関わりについてのシンポジウムで、ホリエモンこと堀江氏は、
 「アメリカで起きたことが日本でも同じように起こるとは思えない。アメリカは日本よりも若い人が多いが、日本はネットとは関係ない高齢者が多い。いくらネットで議論しても実際の政治に反映されるのか疑問だ」
 と、述べたそうだ。
 実際、歴史的に、フランス革命とか明治維新とか、社会的に大きな変革があったときは、常に人口の年齢構成で若者の比率が高いと指摘されている。
 今、日本は高齢化社会だが、選挙とか市民運動で老人たちがインターネットを知らないから使えないのはもちろん、若い世代に対して古めかしいやり方を得意になって「指導」しようとし、これに異を唱えると、これまでの自分たちの努力を否定されたと言って怒り、努力は認めるが悪戦苦闘で結局は敗北してきた歴然とした事実を指摘されると、これまた老人独特のブチ切れ方をされてしまう。
 例えば映画製作で、CGを駆使したVFXをどのようにプログラムするかという話に対して、「コンピューターなんてケシカラン。我々がミニチュアを吊っている糸を目立たないようにしてきた努力を否定するものだ」と言って怒る映像作家がもしいたらどうか。これと、ちょうど同じことである。
 また、かつての「革新系」は、機械化と聞いただけで脊髄反応的に「合理化」「人員削減」「首切り」「失業」と連想し、猛反発してしまう。それで、コンピューターなどにも、拒絶反応が多い。かつて『男はつらいよ』のタコ社長が経営する印刷会社のような町工場で修行した職人が、コンビューター導入で職を追われるなどの事態があったからだ。
 その反映の一つが、例の国会質問の裏話だ。共産党の佐々木憲昭議員が、「ムネオハウス」の横断幕の写真をパネルにしてかざし、「鈴木さん、あなたは私たちの友達です」と書いてあるのに国会も視聴者も爆笑したが、この写真を国会質問に使うから、すぐに東京へ送るよう北海道支部に指示したところ、電話でこんなやり取りがあったそうだ。
 「急ぐなら速達にしたほうがいいですね」
 「それでは間に合わないよ」
 「では、航空便にしますか」
 「なに言ってるんだ。電子メールに画像添付して送信すればいい」
 「どうやるんですか」
 「国会議員の秘書が、今どきバソコン使えないのか」
 (根拠 『ムネオ疑惑追及300日』 日本共産党国会議員団鈴木宗男疑惑追及チーム編 新日本出版社)
 だから共産党は選挙のたびに得票がやや増えているのに議席は減ってしまうのだが、聞く所によると党内の若い連中はけっこう悩んでいて、しかし何を言っても老人たちが聞く耳持たない。そして「二大政党とか言って民主党ばかりマスコミが持ち上げるからだ。民主なんて自民と変わらない」と愚痴る。それはその通りだが、せめてインターネットを覚えてから言うべきだろう。
 
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by ruhiginoue | 2009-08-15 14:13 | 社会 | Comments(0)

広島・長崎とウクライナ

 ウクライナは、日本の非核三原則を見習って非核政策をとった。それはあのチェルノブイリ原発事故が影響している。
 事故のあと、被曝の被害に対して医薬品など莫大な費用が必要だったが、当時のソビエト連邦政府は援助してくれなかった。非常事態だが、そんな辺地のためにかけるにしては予算が大きすぎると言うのだ。
 では、もっと富裕な西ヨーロッパやアメリカなら援助できそうだ。けれど、ほとんど何もしてくれなかった。
 絶望的だったが、そのとき高価な医薬品など救援物資が送られて来た。日本からだった。しかし政府ではない。一般市民が、募金をするなどして調達したものだった。放射線障害治療の知識と経験のある医師も派遣されて来た。
 そして、その市民とは広島と長崎の人たちだった。
 感動したウクライナの人たちは、これをきっかけに日本を見習うことにした。
 しかし一方では、これに反対する人たちがいた。かつてナチスドイツが攻めて来たときのことを持ち出して、戦後は外国に攻撃される心配はこれっぽっちも無く、なぜなら軍事大国ソ連の一員だったので核の傘に守られていたと言うのだった。
 麻生総理が広島平和式典後の会見で、米国の核の傘が抑止力として必要だと発言し、これを広島市長が批判した。より良くする努力もしないで現状を正当化するのは指導者のすることではないという趣旨だった。
 それで、ウクライナ救援のことを思い出した。ウクライナにも麻生総理と同じ考えの人がいる。しかし日本政府と違い広島・長崎の市民は、まず可能な努力をして、外国から理解を得た。この差は大きい。

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by ruhiginoue | 2009-08-14 21:01 | 国際 | Comments(2)
 数千年前に作られた太陽神の人形を、展示会で親に連れられてきた8歳の子どもが見るなり「あ、ウルトラマンだ!」と声をあげたと人民日報海外版が伝えた。
 この像のある紅山文化が最初に発見された内モンゴル自治区赤峰市・紅山後遺跡を、1930年代に日本人研究者が発掘したので、この時見つかった人形が日本にわたりウルトラマンの原型になったと、像を所蔵する中国の収集家・劉さんは推測している。
 デザインした成田亨氏は、ウルトラマンの顔は仏像がモデルで、銀色の身体に赤い線が付いているのはロケットをイメージした。その後,成田氏が関わらずにシリーズが作られたため、意匠により著作権がデザイナーにあるかどうかで問題になった。
 デザイナーと製作会社・円谷プロでも揉めたわけだが、一方、中国がすぐパクリをやると非難されるけれど、ウルトラマンこそ紅山文化のパクリであるかどうか。
 それはともかく、中国ではアニメなども日本その他の外国製に圧倒されていて、ディズニーの「ムーラン」や昨年大ヒットした「カンフー・パンダ」など中国の伝統を用いたアニメ作品が海外で制作され、中国で稼いでいる状況がある。民族的要素に乏しいと批判されることも多い中国アニメだが、なぜ豊かな中国文化を利用しないのか。劉さんは太陽神・ウルトラマン事件はこうした問題を考える糸口になると話している。
 中国が題材だけど日本で作られたものとしては、宮崎駿が映画館で見とれたという「百蛇伝」は、東映の作品だった。これはフルアニメかそれに近かったのではないか。動きがとてもスムーズだった。同原作で大人向けにした実写の「白婦人の妖恋」という映画もあった。こちらは東宝で、円谷英二初のカラー特撮作品だった。
 しかし、実は中国のアニメは大変な技術力を持っていて、民族性もある。だけど宮崎駿が「水墨画を動かして何の意味があるのか」と批判していたように、アニメ化によって動く水墨画は緻密の極みで見事ではあったけれど、技術を見せつけるばかりで、子供にも大人にも喜んでもらおうという姿勢に欠けていた。
 中国は裁縫の技術も世界一だが、それでヨーロッパの高級ブランド品のコピーを作って、日本をはじめとした愚かな観光客から金を巻き上げて、儲けると同時に自分らの技術に悦に入っている。
 そうした考えを改めたら。中国は大発展するはずだが、それこそが、なかなか難しいのかもしれない。
 
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by ruhiginoue | 2009-08-14 12:58 | 国際 | Comments(2)

多摩川花火大会

 自宅のベランダから撮影。
 最近では不景気でスポンサーが付かず、自治体も大変のようです。

 

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by ruhiginoue | 2009-08-13 21:46 | 雑感 | Comments(5)
 無事故無違反3年、クレーム無し10年が優良タクシーなのだそうだが、一方東京で、タクシーの傍若無人が酷く、主に客待ちによる混雑と渋滞の引き起こしについてのことだが、事故や110番の件数も多く、暴力的な運転手などの問題もあり、警察が取り締まりに乗り出すそうだ。
 実は、先日地方から来た友人が、とにかくお台場でガンダムが見たいなどと言う田舎者で、それを丸出しだったからだろうけれど、タクシーのゴロツキ運転手に脅されてボラれた。
 新宿から小田急線の最終に乗ったが、それは周知の通り経堂止まりで、しかしそこからうちへタクシーに乗って来るなら近いから大した金額ではないと携帯メールで知らせたのだが、通話がかかってきて、番地を教えろと運転手が言うそうなので、さっきメールで知らせたように世田谷通りをまっすぐ来ればいいと言ったのだが、運転手がカーナビに入力するからどうしても教えろと言い、そうしないで迷って料金が高くなっても知らないよと脅すように言われたそうだ。
 しかし、大通りを直進でいいのに変だと思いながら番地を知らせたら、まっすぐではなくあちこち曲がったうえ、判らなくなったと言い出してまた電話が。そしてさらにぐるぐるまわって、やっと着いた。
 これで、時間と料金が1.5倍くらいに。迎えに出たさい、運転手の顔見たら柄が悪そうで、その表情が実に憎たらしい感じだったから、その運転手に文句を言って、返答によっては引きずり出してぶん殴ってやろうと思った。
 しかし田舎者の友達に止められた。お金払うほうが揉め事より良いと言う。人を見られたのだろうな、と思った。

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by ruhiginoue | 2009-08-13 21:39 | 社会 | Comments(7)
 異人種間の結婚は子供が不幸になるから認められないと言った判事がアメリカ南部のルイジアナ州にいて、時代錯誤の人種差別だと批判されている。
 今どき、偏見をもつ人がいるというだけではなく、公職に就く人が公然と言ったことに驚かされる。
 今年の八月には アメリカ大統領が民間人に与える最高勲章を、16人が受賞し、その中には、黒人初のアカデミー主演男優賞を受けた俳優シドニー=ポワチエが含まれている。
 その映画が『野のユリ』だった。この題名は聖書の言葉で、お人好しの黒人青年が、シスターたちに上手く乗せられて教会建設に協力する話。シスターは全員白人で、東ドイツからアメリカにやって来たことが劇中の会話によりわかる。
 つまり、少数派の壁を越えた先駆者として紹介されているが、反共の白人に奉仕する善良な黒人という役所で、初めて黒人がアカデミー主演男優賞を受けられたのだ。
 同じ時期の、もう一つの主演作『いつか見た青い空』では、盲目の白人少女を励ます青年の役だった。少女の母親は黒人と付合うことに猛反対し、しかし盲目の少女にとって肌の色の違いなど無関係。それでも社会に差別があるのは現実であるため、青年は、自分を慕う少女を自立させようとする。
 ずっと後でこそ、デンゼル=ワシントンがマルコムXに扮して激烈な演説をしている映画も出来たが、それは90年代のことで、60年代当時は、まさにマルコムXやキング牧師が黒人公民権運動を展開したうえ暗殺される時代だった。
 そして今、拉致されたアフリカ人の子孫ではないが「黒人」初の大統領であるオバマ大統領が、勲章を授与したのだった。そんな時代なのに、公職に就く人が異人種間結婚を認めないと言う。

 「アーメンではなくエーメンと唄おう」とシスターたちをけしかける主人公。

 

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by ruhiginoue | 2009-08-13 15:35 | 映画 | Comments(0)

ツァオファン!造反だ!

 中国近代文学の父と呼ばれる魯迅の作品が、中国の教科書から減少しつつあるという。文語と口語が混ざっていて難しく、また作品の歴史的背景まで解説しなければならない場合があり、そのため中学の授業では時間が足りないためとみられる。
 『アヒルの喜劇』のようにユーモラスなものとか、『賢人と愚者と奴隷』のような辛辣な寓話なら、けっこうわかりやすいし、『故郷』は社会性もあるうえに、しんみりした情感もあって親しめる。
 ただ、中国語の口語も文語も無関係な翻訳で読む外国人でも、所々の注釈をいちいち参照しなければならず面倒ではある。
 それに、歴史に関しては、『藤野先生』のように魯迅が医学留学で日本に来ていたときの思い出はともかく、『阿Q正伝』のような中国の歴史にかかわる話は、日本人でも成人ならけっこうわかるが中学生くらいでは、まだだろう。辛亥革命が起きて、何もわからないのに迎合して主人公が「ツァオファン!(造反だ)」と叫んでいるところに苦笑いできるのは二十歳くらいになってからではなかったかと記憶している。
 魯迅はちゃんと読んで深く理解したほうがいい。それを怠って、中国はこんなふうに「造反」とモノマネ革命ごっこをしてしまって、外国映画のネタにまでされてしまったのだから。



 『ラストエンペラー』で「造反有理」と叫ぶ紅衛兵と、アメリカ映画市場に迎合して英語を話すジョン=ローンふんする元皇帝。

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by ruhiginoue | 2009-08-12 22:27 | 文学 | Comments(2)
 ゲンダイネットが、逮捕されたタレント酒井法子の生い立ちと、複雑な家族関係があったらしいことを報じているが,この記事は犯罪だ。
 このような事実は個人情報でありプライバシーである。有名人であっても故なく暴露してはならない。
 故ありなら、今回の事件と何らかの関係がありそうという話になるはずだが、そうでもないから、ただのノゾキ趣味だ。こんなのは嫌らしいだけで、なんの公益性も無い。一部の悪趣味な人以外は、他人事でも読んで不愉快だろう。
 芸能人の私生活を暴露していいかは、既に指摘しているが、シュワちゃんだって知事になってから家族関係を報道で暴露された。

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by ruhiginoue | 2009-08-12 19:03 | 芸能 | Comments(0)
 酒井法子の事件だが、覚醒剤で夫と同様に逮捕された事件は、証拠について色々な条件が不十分であるため、場合によっては不起訴になるかも知れないそうだ。
 この事件は、離婚しそうな夫婦が相手に罪を擦り付け合うような形になっているので、どちらの言うことも信用はできないだろう。そして、調べてもわからないことがたくさんあるはずだ。
 ただ、事実とか法的問題とかは別にして、日本人はスターとかエリートの転落という話題が大好きだから、こんなに盛り上がっている。これはおそらく戦国時代の落ち武者狩り以来の伝統ではないか。農民が立身出世を求め、成功すればお侍様だが失敗すれば竹槍に追われる。
 だから自民党も、ほんらいは失政があったら下野して反省して再起にかけるのが当然だし健全だけれど、転落を恐れている。
 ほんとうは選挙で政権交代かという時期なのだから、経済政策などを語るべき時であるはずなのだけど。芸能人の醜聞をいくら騒いでも、景気が良くなるとか株価が上がったりはしない。

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by ruhiginoue | 2009-08-11 19:29 | 芸能 | Comments(2)