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by ruhiginoue

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愛の不毛

 女優の沢尻エリカが突然の離婚で話題になっている。どうやら夫が知らないうちに、話が進んでいたようで、これをまるで連れ去りだと評する者もいる。なんかスタンリー=キューブリック監督の『ロリータ』みたいで、夫の高城氏はハンバート=ハンバート、引き離した芸能関係者はクレア=キルティみたいだ。
 しかし、相手が嫌いになった訳でもないのに急に別れたくなったというより絶対にもう別れると決めたという心情になることはある。ミケランジェロ=アントニオーニ監督の『太陽はひとりばっち』のように、なんとなく突然に愛は不毛だと感じてしまったということは、よくある。
 それにしても、一度は干された女優にまだ商品価値があるとわかると夫から取り戻して、そうした新しい後ろ盾ができたら、とたんに今まで散々叩いてきたマスコミが、手のひら返して持ち上げ報道である。風の中の羽のように変わりやすい女心より変わりやすいマスメディアの対応である。


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by ruhiginoue | 2010-04-29 20:43 | 芸能 | Comments(0)
 自民党の谷議員の国会質問は、程度が低すぎる。
 国旗・国歌法案採択時に反対していた菅直人氏ら8氏が鳩山内閣に入閣していることから、国旗・国歌に対する政府の見解を尋ねたそうだ。
 過去の法案に反対しても、決まったことはいちおう尊重しないといけない立場であれば、どうするのか改めて質問するまでもない。
 ところが、この愚問に対して鳩山総理は「閣僚の国旗への一礼や国歌の斉唱については、閣議決定や閣僚間の申合せ等は行っていないが、我が国で、日の丸が国旗、君が代が国歌として定着していることは、多くの国民に認められているところであり、当然のことながら、閣僚夫々(それぞれ)が敬意を持って対応すべきものと考えている」と、まとはずれな答弁をした。
 野党時代に別の意見だったから、与党になったら法律を変えようと考えているのかと質問されたなら、今のところはそのような意見は出ていないと答えれば良いのであって、過去に反対だったから、その当時とは立場が変わった今、決まったことを無視したりする、というのは非常識なので、そんな質問をされたら、そんな非常識はしないと言えばよい。
 また、国旗と国歌についてどう考えるかと、日の丸と君が代をどう考えるのかも、区別していないから、考え方として不適切だ。
 まず国旗と国歌が違う、国旗は船舶などが目印に使用し、国籍不明の怪しいものではないと示すなどの実用性があるけれど、国歌は儀式に使用するもので、そもそも儀式は重んじる考えと無用との考えとで極端に意見が分かれるし、儀式に音楽を使用することにも意見が分かれる。
 また、国に対しても、役所の大きなものと考えて、自分たちが維持したり世話になったりするものだからそれなりの尊重はすべきだが、宗教がかった敬意を払うべきものではないし、払わされるのは大反対という意見は世界中にある。そして、敬意を払うにしても、儀式とか歌は不要という意見もある。
 さらに、国歌と国旗を必要としたとしても、どのようなものにするかとなると、国民全員一致なんてありえない。世界中の国々で国民と政府あるいは国民と国民で、意見の対立がある。
 こういう問題の区別をしないで、はっきり言うといいかげんな議論というより議論の体をなしていない不毛なやりとりが横行している。だからイライラさせられるばかりである。

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by ruhiginoue | 2010-04-29 20:05 | 政治 | Comments(6)
 自らの減税案などに議会が賛成しないからと、河村名古屋市長は新党を作り議会の多数派にしたいと目論んでいるそうだ。
 つまり独裁者になりたいということではないのか。
 そもそも、首長がいて議会があるのは、首長が人気取りに走りその為だけの政策をしてしまわないよう、同じ有権者から選出された複数の議員たちがチェックする仕組みとなっているからだ。
 特に今回の「減税」は、財政をないがしろにするなど、人気取り優先となってしまわないか最も危惧されることだ。現に市議会では、自民党も共産党も、普段は政策に大きな違いがあるのに、市長を批判しており、では具体的にどうするかという点では党派により意見が異なるけど、市長が人気取りのためだけで市政を危うくしているという点では認識が一致している。
 だから結論を性急に出すのではなく議論を深めるべきなのだが、それを河村市長は、減税という耳触りの良いことを餌を吊すようにして、自らの新党を作り過半数とし、議会を「イエスマン」の集団と化したいわけだ。
 この人は議会制民主主義というものが理解できていないか、理解しているが否定しようとしているのだろう。その新党が支持されるのでは、まさに衆愚政治である。


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by ruhiginoue | 2010-04-26 17:42 | 政治 | Comments(5)

ビートたけし庶民の出

 いつもビートたけしを持ち上げる芸能記者の本多圭は、自分も貧しい出身だからたけしのように庶民からのし上がった人に共感するそうだ。
 また、かつて記事をめぐりたけしが暴力沙汰を起こしたフライデー誌に、最近たけしは女性と一緒にいるところを写真に撮られたが、それで困る相手ではないと言うたけしに、本多氏はさらなる声援を送っている。

 しかし、たけしの言う意味は、前は困る相手だったということだ。前に彼が記事に激高してフライデー編集部で暴行し執行猶予付き有罪判決となった事件のもとになったのは、たけしが既婚者であるうえ力徳恵という女性と情交関係になっていたことだが、その彼女が当時未成年だったから、たけしとしては焦ったのだった。

 うわさになって困る相手ではないから堂々としているというのは、かつて音楽家の三枝成彰が言っていたことだ。かつて彼は週刊誌などに女性関係を面白おかしく書き立てられ、その殆どは嘘の記事で、中には会ったこともない女性と親しくしていると書かれたことまである。しかし、頭には来ても、それで逃げ隠れしたり恥ずかしがったりしては女性に失礼だと思い、堪えて堂々としていたそうだ。

 これを、ビートたけしは出来なかった。既婚者が未成年者と不倫したのだから。そこで、たけしは「家族のためにやった」と言った。たけしが言うには、フライデー事件は女性関係だけでなく、そのころ彼の妻が子供を有名私立校に入れようと面接に連れて行くところを写真に撮られ、それが学校側の印象を損ね入学拒否されたこともあり、こちらのほうがむしろ原因だと言った。

 しかし、そもそもたけしは他人をやじり倒して大きくなった人だと三枝は指摘。そのさいたけしは散々、他人の家族を傷つけてきた。ひどい場合は身体的なことまで言っていた。それでよく、自分の暴力の言い訳に家族を持ち出せたものだ。
 また、そんなたけしの拠り所は、自分が庶民の出だということで、だから綺麗事ではなく本音を言うんだと、普通なら許されない発言を正当化してきた。それならどうして自分の子供を公立学校ではなく有名私立校に入れようとするのか。庶民なら公立学校に入れれば良いし、週刊誌に載ろうと拒否されない。有名私立校は綺麗事を好むから拒否したのであり、これはたけしがこき下ろしてきたことのはずだ。だいたい、庶民を売りにして名をあげ成金の途端に上流階級か中産階級の真似をしようなんて卑しい。

 という三枝の指摘は正しいと思う。彼の作る曲は好きではないが、それとは別問題である。一方、本多の芸能記事は面白いし、彼には数回会って誠実な人であると認めるけど、たけしにエールを送る気にはなれない。

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by ruhiginoue | 2010-04-25 20:22 | 芸能 | Comments(5)

周防正行監督も鍛えてる

 草刈民代写真集はバレエで鍛えた肉体を披露して話題だが、周防正行監督もかなり鍛えている。
 前に、映画と司法の問題で話す機会があったとき、周防監督が趣味で野球をしている話が出た。
 本気の試合だと、投げて打たれると困るが、趣味でやる分には、打たれると残念でもまた次の打者と対戦して投げられ、楽しみが増えるじゃないか、という発想をすれば、苦にならず陽気に続けられるそうだ。
 そうは言っても身体も鍛えておかないと、上手にできないし、身体を痛めてしまうこともあり、それでは楽しめなくなる。五十歳代に入った周防監督だが、かなり鍛えており、そこらの同年配の人とは大違いである。
 鍛えるコツを伺ったら、他人に視てもらいながらやることだと言う。自分でやると、どうしても、鍛えるべき弱いところが、その弱さゆえ自分で甘くなってしまい充分にいかない。だから自分だけでやると頑張っているつもりなのに成果が上がらず、それで甲斐が無く、続けられなくなってしまう。
 だから、客観視してくれる人のもとでやることだそうだ。

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by ruhiginoue | 2010-04-23 16:53 | 社会 | Comments(3)

盗作と威信

 中国の万国博で、PRソングが日本の歌手岡本真夜の作った歌と酷似していると騒がれたことで、中国側は使用許可を求めてきたため、盗作かそれに近い問題があったと事実上認めたとも考えられる。
 問題の歌を作った中国人の作曲家は、盗作疑惑について否定しているが、威信は丸つぶれだろう。
 それで連想するのが松本清張の『再春』で、主婦の書いた小説が有名な文学賞を受け、次回作を依頼されので、知人に聞いた話を実話だと思ってモデルにして小説を書いたが、雑誌に掲載されてからトーマス=マンの遺作『あざむかれた女』と酷似していて盗作だと騒がれ、信用を失い小説家としてやって行けなくなり、夫も職場で恥をかいて昇進にまで悪影響してしまい散々なのだが、実は話をした知人がわざと小説を実話のように話してハメたのであった。知人も小説が好きで趣味で書いてたから、妬んでのことだった。
 盗作すれば自分が最も損をするのはわかっているはずだ。だから、それなりの場に発表するのに盗作と騒がれるのは、よほど不運な偶然か、誰かにハメられたとしか考えられない。

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 前に話したが、日本でおそらく最も有名な盗作の例。
 作曲者の木森敏之が類似点を盗作と認めている。作曲者のジョン=スコットは抗議に来日したところ、高額な和解金が用意されていたので納得して帰国。しかし岩崎宏美はレコード大賞確実と言われた大ヒットだったのに、洋楽カヴァー曲とみなされ候補にならず。
 盗作された側 アメリカ映画『ファイナルカウントダウン』大統領でおなじみマーチン=シーンが『地獄の黙示録』に続いて出演した若き映像に流れる旋律。



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by ruhiginoue | 2010-04-20 19:30 | 国際 | Comments(2)
 ベネズエラで、形成外科医になりすまし非常に安い手術費で患者を集め女性の豊胸手術などをアパートで不法に行っていた男女2人が逮捕されたそうだ。
 これは犯罪組織の構成員だったそうだが、正式な医師ではあっても、専門ではない者が専門であるふりをして手術を行い、失敗や事故の危険がある。 
 また専門の医師でさえ、金に目がくらんで高額な手術を、不要なのに甘言により奨めて行い、とんでもない結果となってしまう例は数え切れない。
 ベネズエラは不景気にもかかわらず美容外科が流行しており、それが今回の事件の背景となっているが、日本や韓国も同じである。
 韓国では、大流行しているうえ、安上がりだということで、日本から手術しに行く人もいる。韓国政府としても、外貨獲得のためと推し進めている。しかし、やはり流行によりニワカ専門医が現れて事故を起こしている。
 同じ質で安上がりに出来るということが、そうある訳がない。これはどんな分野でも同じことだ。
 前に、松田聖子が駆使する美容についてのあの手この手を女性向け週刊誌が紹介していたが、それだけでなく美容外科手術もたくさんしていると噂された。ただ、仮にやっていたとしても、それはハワイなど世界中からセレブと呼ばれる人たちが集まるところまで行っているはずだ。技術が優れているし、秘密も守れる。もちろん金がかかる。でもスターだからできる。
 そして金が乏しい一般人は、流行によってニワカ専門医が跋扈する日本でやるか、外国に行くにしてもハワイではなく韓国へ行き、松田聖子ではなく「扇風機おばさん」になる恐れである。
 やめておいたほうが良い。

 

 美容外科大国“サイボーグ共和国”韓国の「扇風機おばさん」は、違法な美容外科により無惨な姿に。
 
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ベネズエラの偽形成外科医、不法な豊胸手術で逮捕 | Excite エキサイト
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by ruhiginoue | 2010-04-19 19:59 | 国際 | Comments(0)

パソコン工場の女工哀史

 メキシコの工場について告発した映画『ボーダータウン』では、ジェニファー=ロペスの女性記者が、オフィスにあるパソコンなど、「これも、これも、みんなそうやって作られている」と怒るが、記事は企業の手先と成り下がった議員の圧力で潰されてしまう。
 強引に発表してしまえば世論が沸くかというと、それは期待できないとマーチン=シーンの上司が言う。「調査報道が社会に影響力を持つ時代ではない」のだ。
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 今はメキシコや中国の問題だが、日本で『女工哀史』が書かれたり、それに基づいた『あゝ野麦峠』が話題となった時、左翼の扇動と非難する日本人がいた一方で、中国は積極的に映画を上映していたものだ。
 どこの国も手前には甘いものだということだ。だからマーチン=シーンの上司が言うような実態となる。それでも地道に訴えていくしかないし、それが最も力になりもするのである。

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by ruhiginoue | 2010-04-18 18:47 | 国際 | Comments(2)

メイドインミャンマー

 ミャンマーの首都ヤンゴンで爆弾事件があり、反政府勢力の仕業ではないかと言われているそうだ。
 当地の爆発と言えば、かつてビルマの首都ラングーンと言っていた八十年代に、訪問していた韓国の外交使節団を狙った北朝鮮の工作員による事件があった。
 この事件によりビルマと北朝鮮はたいへん険悪となった。標的は韓国だが、それをビルマで実行するとは迷惑だし国の威信もまる潰れだから当然だ。
 ところがビルマは軍事クーデターによる政権となり、国粋主義で国名変更し、これが本来の読み方だとして、ちょうど日本ならジャパンではなくヤマトにするのと同じで、国名はミャンマー、首都はヤンゴンと変更した。そして反政府勢力に対して容赦ない弾圧をして国際的に非難を浴びた。
 そこで、やはり国際社会で孤立してしまった北朝鮮と「手打ち」をし、資源など経済的に相互取引を始めた。
 そこに日本の企業は手を貸して、何より欲しい外貨の獲得をさせている。だから中国製が幅を効かせているのと同じように、ミャンマー製という表記の商品が目立ち始めた。今、春物一斉処分とか夏に向けての新商品で、よく見ると裁縫がミャンマーというものがいっぱいだ。
 映画では軍事政権に、かのジョン=ランボーが還暦の肉体を筋肉増強ステロイド剤で増強して殴り込みをかけている。かつて『ランボー2』の、原作にはない続編を作ったのが脚本家ジェームズ=キャメロンである。好戦的とみせかけて戦争批判が織り込まれている所がユニークな話だが、キャメロンは日本の被爆者に面会するなど核問題に関心を寄せ、その反映が、監督して大ヒットの『アバター』に反映されている。
 そのため、アカデミー賞を逃したのではないかとも噂されている。そして、核で人間を殺すことを批判する映画ではなく、漁でイルカを殺している日本人は残酷だと非難するドキュメンタリーが受賞している。
 ここにはもちろん、普天間基地の問題などで日米関係が新政権下で微妙になっていることも反映されているだろうけれど、それだけでなく、日本はアメリカより中国などアジア諸国との関係のほうに比重が傾きつつあり、その影響もあるはずだ。
 そこで危惧されるべきなのは、日本は人権より商売だと言う非難を受けてしまうことだ。かつて日本は、南アフリカ共和国のアパルトヘイトという人種差別政策が国際的に非難を浴びていたとき、同国と世界で一番の貿易量だと批判された。
 だから、ミャンマーも中国も、商取引して良いが、人権とか人道の分野でも影響力をおよぼすべきで、それなら先ずは日本国内でもっと進歩的な社会となるように努力し、目糞が鼻糞を笑うと言われないようにしなければならないだろう。
 そこが実はもっとも困難な課題である。


  
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by ruhiginoue | 2010-04-15 22:41 | 国際 | Comments(0)

今年の花見は

 近所の六十代の友達の男性が、近所で花見しようと電話してきた。

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これは多摩川近くの桜並木。

 そのとき、新年度だし、十進法の信者ではないけど2010年と区切りだから畳替えをしたという話をしたら、それについて金回りが良いじゃないかと言う。
 しかし十年も替えてなかったからと説明したら、彼は結構立派なうちを持っているのだけど、畳をもっと長い間そのままだそうだ。
 気持ちを新たにするのは良いとわかっているし、そこそこの出費ではあるが高額というほどではない。十畳替えて、今使っているパソコンの約半額である。
 しかし、家具の移動とか色々あって、ついおっくうになる。ところが客人が来るというので慌ててやる人が少なくないらしい。まるで忠臣蔵である。
 彼は言った。
 「畳と女房は新しいほうが良いというけど、畳はもう二十年。女房なんて四十年だ」
 それはそれで結構なことではないだろうか。

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隣の芝生は青い、隣の桜は赤い? | Excite エキサイト
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by ruhiginoue | 2010-04-15 21:02 | 雑感 | Comments(0)