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by ruhiginoue

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死刑の矛盾

 横浜地裁で、強盗殺人などで死刑判決を受けた被告が、罪を悔いて死刑を受け容れると言い、控訴しない意思を示したが、異例にも裁判長が、内容の重要性から控訴を提案し、また、反省しているのに死刑はおかしいと言って弁護士は控訴したそうだ。
 そもそも、大変凶悪な犯罪をしでかしておきながら、反省しないので救いようがないと死刑になるものなのに、大変凶悪な犯罪をしでかしたのだが、進んで死刑になろうというほど反省をしているから、死刑にするのは変だというわけだ。
 この他にも矛盾は起きている。自殺しようと思ったが、ただ死ぬのはつまらないから誰か巻き添えにしたうえ死ぬ手間を省こうと考え、そのために死刑になろうと殺人事件を起こしたと言う被告に、それは身勝手な犯行で許せないから死刑と、結局身勝手な犯行の目的のとおりにしてやる判決も出ている。
 これは制度に根本的な欠陥があるためなのだが、そういうことを考えられない人たちが多い。そんな人たちは、現実の事件について知ろうともせず、参考になる本などたくさんあるのに読まず、弁護士が何か工作をしたと根拠もなく決めつけて非難し、それにより意味のある議論をしたような錯覚をして、安易かつ無理矢理に、自分を納得させているものだ。
 そんな人たちは、わからないなら正直にわからないと言うべきである。

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by ruhiginoue | 2010-11-30 23:36 | 司法 | Comments(9)
 宮城・石巻の3人殺傷事件は、裁判員も参加した裁判で二件目の、そして少年には初の死刑判決となったが、仙台地裁の鈴木信行裁判長は「事件当時18歳だったことは死刑を回避する理由にならない」と述べており、これは日本社会が破綻したということだ。
 そもそも、罪状がどんなにひどいものであっても、判断力の乏しい子供と老人の罪は、周囲の人間と社会の責任である、というのが世界的傾向であり、日本の場合は江戸時代に明文規定が作られていた。
 そして、責任の所在を明らかにし、起きてしまったことの修復および今後は起きないようにする対策という、建設的な対応ができてこそ成熟した社会であるというのが、普遍的な認識であったはずだ。
 ところが、それができなくなってしまった。命で償えといっても解決にはならないが、解決のしようが無くなってしまっているから、殺して決着するしかないという情けない状態ということだ。だから未成年で死刑回避の理由なしというわけで、日本の社会が破綻してしまったという告白の判決である。
 つまり、それだけ日本が貧しくなったわけで、逆に中国が、今は死刑が多過ぎると批判されているけれど、豊かになっていけば、そのうち死刑廃止が議論され始めるだろう。

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by ruhiginoue | 2010-11-25 22:13 | 司法 | Comments(8)

大葉か大馬鹿か

 青じその葉はなぜ大葉というのかとのコラムによると、シソの葉について「大葉」というのは実と区別して売る商品名で、もともと勝手に生えるものをちぎって食べていたのが、商品化して売られるようになったということだが、そこに問題があると以前から指摘されてきた。
 ちぎって食べるのとは違い、商品として売られるものは刺身盛り合わせなどの飾りである。飾り物だから、破損していては商品にならない。ところがこの葉はダニに食われやすい。穴があいては駄目だから、ダニ殺しのため「オダサン」という有機スズ系の殺生薬をひっきりなしに振りかけて栽培する。
 この薬は、バラやキクの栽培にさいしてダニの害を防ぐため使用されてきた。これは園芸である。だから大葉は観賞用であって食用ではないということになる。
 ところが八百屋やスーパーの野菜売り場で売っているのだから、分類としては食用である。実質的には装飾品なのだが。そして殺虫剤とか農薬は、過熱すると成分が飛んでしまうことが多く、人間に餌付けされた猿に奇形児が多いのは、生で食べてしまうからだろうと言われ、つまり過熱しないと危険が高まる。
 洗って落とすことがある程度はできても、薄い葉は少しでも穴があいては駄目とひっきりなしに塗布するのだから、しっかりと染み込んでいて、それを生で食べると、身体に良い訳がないはずだ。
 飾りだから食べなければいいが、そんなくだらない飾りが値段に含まれていると考えると馬鹿げているし、装飾ならまだビニール製の「バラン」のほうがマシである。ゴミが微増するが、周囲に殺性薬品を移さない。
 それで、宴会などで刺身の盛り合わせが出た時、必ずといって良いほどシソの葉が飾り付けされているので、その部分は食べないようにしていると、そうとは知らずに葉とくっ付いた刺身を食べている人がいて馬鹿だなあと思い、葉も一緒に食べて「刺身に大葉を巻くと美味い」と言っている人には「大馬鹿だなあ」と思う。
 ただ、妊娠している女性には、さりげなく話題にして食べないように促すことにしている。


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青ジソなのに、なぜ「大葉」?(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース
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by ruhiginoue | 2010-11-23 12:53 | 雑感 | Comments(6)

自衛隊に入ろう

 前原誠司外相が、官房長官の「暴力装置」について「昔よく共産党系の本も読まれていたんだろう。その中に暴力装置のような言葉があったやに本人から聞いた。それが間違って出てきたものだと思っている。あくまでも本音ではなく、言葉が誤って出たものだと認識している」と述べ、仙谷長官を擁護したそうだ。
 しかしこの言葉は共産党とは仲が悪い系統の左翼が好んで使うと思ったが、まあ、前原のような人は気に入らなければなんでも共産党という田舎保守表現をするのだろう。このような人は少なくない。
 ただ、前に指摘したように、その時とっさに、そのような表現があるという意味であって自分の認識ではない、と言いそびれるのが自民党と違って民主が不慣れということ。
 そして外相は「自衛官は極めて崇高な役割を担っており、わたしは自衛官に誇りを持っている。何かがあったときに、これほど心強い組織はない」と強調。「仙谷長官も自衛隊の使命の崇高さ、大切さは十二分に理解していると思う」と語った。
 これはまるで、昔、発売中止になった歌のようである。最近ではロック編曲で唄っているバンドがあり、カラオケはそちらになっている。
 
 

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by ruhiginoue | 2010-11-19 22:23 | 政治 | Comments(1)

中絶はなぜいけないのか

 マイケル=クライトンがハーバードの医学生だった時に偽名で書き、受賞したら架空の英国人医師を装い授賞式に臨んだという小説『緊急の場合は』は、医学界の内幕暴露していたために自分が書いたことを隠していたのだが、それをモデルにしたようなエピソードがクライトン発案のドラマ『ER』に出てきて、ここではハサウェイ婦長が書いたと同僚から思われてしまう。
 このクライトンは妊娠中絶の問題に関心を持ち、それが執筆の動機だそうだが、女性が流産したうえが出血多量で死亡する事件があいつぎ、かかっていた医師が中絶手術でミスをしたのではないかと疑いをかけられてしまい・・・結末は読んで欲しいが、妊娠中絶手術はそう危険ではないという事実が小説の前提となっている。
 もちろん技量の伴わない医師は論外だが、専門知識と経験のある医師であれば、妊娠中絶手術は出産よりリスクが少ない。あとは宗教の影響であり、『ER』でもセカンドシーズンに登場したデルアミゴス医師が、流産はほぼ確実なので早めに中絶したほうが安全なのだが、最後まで諦めたくないという妊婦の意思を尊重してぎりぎりまで待ったところ、個人的に中絶反対だから躊躇して人命を危険に曝したのではないかと、イタリア的な姓のために疑われてしまう。
 そして、自分は実際にイタリア系で家族そろってカトリック信者だが、それを専門家としての職務には関らせていないと否定する一方で、過激で時には暴力までふるう狂信的なカトリック教徒に「あなたたちのような人がいるから、誤解されてしまう」と怒る。
 こういうことがあるので、慶応に対抗して医学部を作ろうとしたが実現しない私大は、早稲田の場合だと教員を卒業生にこだわる伝統のため、ライバルの東大や慶応から教員を招くことを嫌がったことに起因するといわれ、いっぽう上智はイエズス会が運営するミッション系なので、中絶問題でかならず揉めるであろうことが、とりやめた一因だろうと言われている。
 今回、インターネットで中絶薬を購入して自ら中絶した女性が違法堕胎で逮捕されたが、中絶は行われているのに素人がやると犯罪というのは、倫理より安全性の問題というべきだろう。

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by ruhiginoue | 2010-11-19 20:04 | 社会 | Comments(8)
 小学生の頃、父親が自衛官の同級生が「俺の父ちゃんは拳銃免許持っているぞ」と得意になって言った。ガキの戯言だが、いやな気分になったものだ。
 ところで、仙石官房長官が、文民統制の件で自衛隊は「暴力装置」と発言したことに対し、元テレ朝アナウンサーから自民党国会議員になった女性などが、自衛官の感情などと情緒的に非難していた。
 この程度でいちいち気にすると思うことこそ自衛官を見下しているのだが、愚かな菅総理は不適切な発言と認め注意してしまった。自民党と違って、失言して開き直る訓練ができていない。この場合は「そう表現されることもあるという趣旨で、自分の認識ではない」と言い訳するのが定石だろう。
 もちろん、批判されて言い直した「実力組織」の方が適切である。「暴力装置」は政治用語で皮肉がこもっている。そして、「暴力装置」というなら、警察や今話題の海上保安庁の方が実態から適切である。そして、そうなってしまったのは長年にわたり政権交代がなかったからである。だからその元凶である自民党の議員が今さら何かいうのは、ちゃんちゃら可笑しい。

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by ruhiginoue | 2010-11-19 00:05 | 政治 | Comments(4)
 自衛隊は政治的に中立であるべきなのが建前だが、実際は露骨に政治的だった。
 例えば、かつて小沢一郎氏率いる自由党が野党だったとき、当事としては最も右よりということで、自衛隊を挙げて応援しようと言っていた。
 また、もっと前には、もしも選挙で合法的に社会主義を標榜する政党が政権に就いたらどうするかという問いに、自衛隊はどんな政府であれ従って当然と応えた自衛官が怒られてしまった話もある。チリのピノチェト将軍がやったような軍事クーデターで潰せということだ。そして、抵抗する市民に対しては、女子供まで容赦なく銃撃する「ヒューマニズムの克服」が課題であると文章にまでしている。
 このような体質に、かつて軍事評論家の藤井治夫氏らが批判の論陣を張ったものだ。
 また、防衛大や防衛医大でも、政治的発言をする者は講演に呼んではいけないというのではなく、右翼的な政治的発言をする者だけを呼び、そうでないものは駄目だと露骨に指導していた。
 この事実が前提としてあるので、自衛隊施設での行事に政治的発言をする者を呼ばないよう求めた防衛省通達について「自衛隊の政治的中立を侵すことを慎んでもらうという制約は検閲にはならない」と仙谷由人官房長官述べたのは、今までの歪みを正すのだから当然であり、これに対し、自民党の谷垣禎一総裁が「北沢俊美防衛相は民間人を言論統制しようとしている」と批判したのだから、では、これからは自衛隊の行事で右翼だけでなく左翼も呼べということになる。そうとしか解釈できない。大した度量であり、野に下って自民党は激変したということか?

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政治 - エキサイトニュース
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by ruhiginoue | 2010-11-18 23:46 | 政治 | Comments(0)
 レンタルビデオ店に行ったとき、小さい子供が入ってきて「『10匹わんちゃん』ありますか」と店員に訊ねるのだが、見るとその子は体格が良くて、モシャモシャ頭で、どこかで見たことある顔だった。
 続いてその両親が入ってきたが、この夫婦も体格が良く、顔は見紛うことないあの二人だった。
 落合氏は、近所に住んでいる知人からレンタルカードを借りてきて、これで良いかと訊ねて、店員は結構ですと応じていた。会話からすると、夫婦で出かける間に息子を近所に預けるらしく、それでレンタルも、ということのようだった。
 これは九十年代後半の、世田谷区に住んでいた時のことで、小田急線の梅が丘駅近くの今ではもうなくなった店でのことだ。あれから十数年経過して、その落合夫妻の息子が、結婚するのだそうだ。それくらいの年齢にはなったのだろう。少し早めかもしれないが。「光陰矢の如し」と改めて思う。

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by ruhiginoue | 2010-11-18 18:38 | 体操 | Comments(0)
 NHKは公共放送なので、受信料を見ないから払わないというのでは駄目。
 受信器つまりTVを持っているなら必ず受信契約しなければならないので、契約したからには支払い義務が当然ある。
 なのに、見ないから払わないでは通用しない。今の法律では、そうなっている。将来、公共放送なんて要らないから、国営放送か民間放送に移行させるべきという意見もあるが、今はまだどちらにもなっていない。
 しかし、NHKが公共放送としての役割をまるで果たしていないから、受信契約しないとか契約したが契約違反されたので解除するというなら、話は別だ。そういう人は実際に少なくない。そして、そういう人はNHKは避ける。当たり前である。面倒なことになるから、
 そこで、ただのケチとか番組が気に入らないから見ていないと言っているだけの人をまず狙う。そして裁判で無理矢理取り立てている。
 だから、NHK受信料拒否するなら、理論武装しなければならない。
 
 昔から読まれてきた本。他にも色々サイトがあるので参照を。

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by ruhiginoue | 2010-11-16 21:53 | 社会 | Comments(9)

尖閣問題は漁船ではない

 そもそも、魚を獲る場所とか小さな島の土地が問題になるなら、とっくの昔から対立しているはずだ。しかし、もとは尖閣領有権問題について日中共に重くみてはいなかった。
 ところが、七十年代に入ってから、調査したところ地下資源が豊富だと判明し、それで両国とも目の色が変わったのだ。イラクの石油に匹敵するとも言われるので、当然だろう。
 そして二千年代後半になってから、日中で共同開発の計画が現実となりそうだったのだ。
 その前には、中国が勝手に単独で開発を進めようとしたので日本は抵抗し、すると中国は共同開発を提案。日本としては不本意だったが、利権を独占できなくても、共同開発であれば中国経由でパイプライン建設できるなど輸送コストが大幅に削減できるから、利益が減るとはいえ山分けであるし、そのうえ経費は安上がりという算段となった。
 ところが、その計画が具体化しはじめた矢先に、漁船衝突事件がおきて事業についての交渉が中断されてしまう。
 このときの中国は、障害が発生したはずなのにまるでこれを待っていたかのような対応だった。おそらく、事業を共同開発として進展させながら途中で壊してしまい、あとは単独事業として利益も独占してしまう狙いがあったのだろう。
 なので、グッドタイミングで起きた漁船衝突事件は、中国にとってまさに「渡りに舟」であり、事件が起きることを期待して国内で焚き付けていたことも考えられる。もちろん諸外国への根回しも密かにしていただろう。莫大な利権が手に入るのなら、相手国も乗って来る。
 だから、日中で揉め事が大きくなればなるほど、口実を欲しがっている中国の思うつぼである。なのに、小さな島と漁船という上辺にしか目を向けず、その部分の争いを無闇に焚き付けて、例の録画流出行為やその賛美など、やたらと派手に騒ぐほど愛国的だと言っている連中は超ウルトラ大馬鹿の国賊である。

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by ruhiginoue | 2010-11-14 21:31 | 国際 | Comments(10)