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by ruhiginoue

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ずる休みも必要悪

 海上自衛隊呉地方総監部は、半年以上音信不通になり無断欠勤を続けた幹部候補生学校所属の男性海曹長(33)を懲戒免職処分にしたが、同部では昨年も、やはり半年以上の無断欠勤を続けたとして1等海曹と海士長を所在不明のまま懲戒免職処分にしており、同じ処分は10年度3件目だそうだ。 
 その海曹長は、昨年8月に夏期休暇を取り、上司に「学校に戻らない」とメール送信し、期限になっても戻らなかったそうだが、まるで女性に今流行のお別れ一方的メールである。
 これでは、内部で何かあったのではないかと疑われるだろう。イジメなど深刻なことではないかと心配もされる。
 もちろん、何か問題があれば対策を講じることが必要ではあるが、問題が発覚して対策が講じられ効果が表れるまで待ってはいられない。これは職場でも学校でも同じだろう。
 こういう場合に、もっとも有効なのは「ずる休み」である。本来はいけないことであるが、緊急退避として許されるべきである。
 なのに、「勉強が遅れる」などと親が無理をして子供を自殺に追い込んでしまったり、大人の場合は「職場で責任がある」と自らを追いつめてしまい過労死や自殺へと向かう。
 そして自衛隊の場合は、健康管理と称して防衛医官が診察し、自衛官本人ではなく上司に報告してしまい、ずる休みを防ぐ。それで逃げ出す人がいて、外出したまま帰らない隊員の制服が、駅のコインロッカーに入れ放置してあるのがしばしば発見されているし、世田谷区三宿の自衛隊中央病院では、入院中にトンズラする隊員がよくいるし、また数年前には、出勤したくないからと強盗に襲われ縛られていたと狂言をした隊員が出た。
 こういうことがあるから、余裕がないと駄目で、そのなかで「ずる休み」も必要悪なのだ。

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by ruhiginoue | 2011-02-16 22:50 | 社会 | Comments(5)
 かつて安倍総理が、山口県光市での選挙演説で、例の事件を引き合いに出して遺族を利用したと批判されたことがある。
 そのさい、安倍総理は、「悪いことした人は後からいくらでも言い訳するんです」と言い、だから、当時政府が勧めていた法改正への批判に反論したつもりのようであった。問題は弁解とか弁明の中身がどうかなのだが、しかし安倍総理としては、悪いことした奴だと決めつけたら問答無用だということであった。
 しかし、悪いことをしたと決めつけられて、後からいくらでも言い訳というのは、まさに安倍総理とその取り巻きたちが熱心にしていることである。戦犯として裁かれたが旧敵国に寝返ることで政界に返り咲いた彼の一族、例の首になった航空自衛隊のトップらが受賞したアパグループ主催懸賞論文、チャンネル桜、などなど、まさに安倍総理が言う「悪いことした人は後からいくらでも言い訳する」を、実に熱心にやっている。
 この整合性の欠如というかダブルスタンダードというべきかの態度は可笑しく、そして、問題は中身なのに、そこに踏み込んでの議論を自ら拒否しているも同然で、せいぜい自慰行為としての意味があるだけだろう。
 また、言い訳するなら、韓国のカルト団体である統一協会とみんなで関わっていることについても、して欲しいものだ。統一協会は冷戦時代に迎合したさいは反共を掲げ、その世界情勢が変化したら祖国統一を掲げ教祖の出身地である北朝鮮を訪問して金日成に会いに行き、また嫁不足の韓国農家に、日本の女性を洗脳して信者としたうえあの集団結婚式により送り込み、その数は拉致被害者を遥かに上回る桁違いの数なのだが、これらについてはどうなのか。
 まさか、後から言い訳したと批判されたくないから、黙っているのだろうか。 

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by ruhiginoue | 2011-02-09 16:47 | 社会 | Comments(5)
 映画『ポチの告白』に描かれているように、記者クラブ制度によって日本は報道の自由がなくなっている。お上が自らに都合の良い情報を押しつけ、それに逆らったら取材ができなくなる。
 この日本とは違い、アメリカでは、ジャーナリストであれば大手の新聞やテレビに所属していようといまいと、同じように取材ができる。そして、何をもってジャーナリストと認められるかの条件は、所属ではなく、主に得た収入が報道関係であるとの規定である。だから弱小零細メディアに所属していようと、フリーランスの人であろうと、大手に所属する記者と同じ条件で取材できる。
 こうすれば日本も良いではないか、と思う人がいるだろうが、現実的ではない。日本では、大手に属していない記者はワーングプアーばかりだから、大抵の人が副業をしていて、この収入のほうが多くなっている。だからアメリカと同じようにしても意味がないのだ。
 それに、アメリカでは社長より高い給与を貰っている記者がいるのだが、日本では現場を離れて管理職になることで給与が上がる。プロスポーツで、スター選手が最も高い給与を貰って当然なのに、経営者のほうが高給取りであるようなものだ。
 だから、記者あがりで新聞社長になって、スポンサーとしてプロ野球経営に口出ししながら、組合の代表を務めるスター選手が生意気だから「たかが選手」と言い放つ人が威張っている。誰のことか名を出すまでもないが、象徴的すぎる。
 つまり、記者クラブの制度は問題だけど、そもそもは日本の労働環境とその基になる意識の問題であり、記者クラブ問題は派生したうちの一つに過ぎないのである。

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by ruhiginoue | 2011-02-08 20:29 | 社会 | Comments(2)

官庁街が騒がしい

 今日は霞が関の官庁街が騒々しかった。
 まず、東京地方裁判所で、あの小沢一郎議員の秘書が初公判があり、支援者とマスコミと傍聴抽選動員で、早朝から人だかりである。
 そして、「北方領土の日」なので、騒動を起こす人たちがいる。
 それで、違法行為をしないか見張っているんだという制服警官に、何をしているのかと路上で問われ、自分の裁判で手続きなどに来ていると答えると、何の裁判なのかと言うから「名誉毀損だから、直接は政治的でない」と答えた。「あなたが名誉毀損されたから訴えた?」と言う警官に「そう」と答える。
 とういうわけで、今日の騒々しさとは無関係とわかると、警官はちょうど始まった拡声器の怒号のほうに関心を向けて行ってしまった。
 さて、ここで言う自分の裁判とは、虎ノ門法律経済事務所の杉山功郎弁護士を糾弾するために、彼が一部に送付したデマビラまがい文章の件を入手して裁いているものだ。この杉山という弁護士は、いろいろと叩けばホコリが出る人のようである。色々と新しい情報が入ってくるので、それらも含めて徹底的に追及するつもりだ。
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by ruhiginoue | 2011-02-07 17:17 | 司法 | Comments(2)
 昨日、出版関係の会合で、『宇宙戦艦ヤマト』について講演のようなことをしたのだけど、ここでカルトとの関係の話がもっとも盛り上がった。
 もともとは、映画の著作権という話題だった。日本がベルヌ条約の加盟国でありながら、非加盟のアメリカで翻訳して出版される予定もないのに、著者名の前にコピーライトを示すマルCのマークがあったりするけど、映画についてだけは例外となっていて、アメリカ同様に財界の圧力により、監督ではなく製作者が著作権者であり、日本映画監督協会が問題にしている。
 そこで、『ヤマト』は、西崎義展氏と松本零士氏とで、著作権を巡る裁判に発展したことが恰好の題材だったため、この問題を本や雑誌に書いている立場として講師のようなことをしたのだが、そこでカルトとの関わりも話題となった。
 このところのスピリチュウアルブームで、そこに危ないカルトも付け込んでいるそうだが、そこへ同時に『宇宙戦艦ヤマト』も、アニメが再製作されたり、実写版が作られたり、その間に生みの親であるプロデューサーの事故死があったりと、久しぶりに話題になっている。
 周知のとおり、『宇宙戦艦ヤマト』は、映画化によって人気が決定的となったけれど、映画化にはもちろんリスクがあり、これで製作者が損しようと破産しようと勝手であり自己責任だが、映画館および間をとりもつ配給会社としては、他にも上映を求める映画はあるのに、テレビアニメの映画化それも最初の放送で視聴率不振により打ち切りとなった作品であるから、難色を示して当然であった。
 そこで、映画館と配給会社を説得するには、前売り券がある程度売れていることを示すのが一番で、文化事業に貢献していると宣伝している企業や各種団体にまとめ買いしてもらうのだが、そこで西崎氏は創価学会に依頼していて、そもそも創価学会の宣伝映画『人間革命』の舛田利雄監督は、『宇宙戦艦ヤマト』映画版の監督であり、その縁は当然あったわけだ。
 だから、「ヤマト」ヒットの陰に創価学会ありと言われるのだが、昨日の会合を主催をしているは創価学会批判本を何度も出している出版社だから、この話には関心を寄せて当然だろう。
 また、あのオウム真理教の信者だったが、上裕幹部と共に脱退した元信者も来ていて、毒ガス攻撃とコスモクリーナーなど、あの団体が起こした事件が、いかに『ヤマト』を見て育った世代かという話に対して、まったくその通りだと言っていたのだった。
 こういう話は、「純粋」なファンだと怒ってしまうのだが、昨日は別の関心を持つ人たちが集まったのだった。
 そして参加者の中の女性が指摘したことが面白かった。西崎氏と松本氏の裁判が、結局は妥協して話し合い、訴訟外和解という決着となり、これは再映画化にとっても好材料となったのだが、これは男同士だからそういうことが出来たのだろうという。
 ところが、原作者と漫画家とで著作権で揉めて裁判になった『キャンディキャンディ』は、女と女の対立だから、これは絶対に妥協とか歩み寄りはしないだろうという。今でも売れば絶対に儲かるのに、関連商品が発売されていない。こんなこと、男には我慢できないが、女は意地が優先するのだそうだ。
 というわけで、医療裁判関係の話をするよりも、人の集まりと話の盛り上がりが勝っていた昨日であった。

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by ruhiginoue | 2011-02-05 16:21 | 映画 | Comments(3)
 すでに神奈川県の松沢知事が、菅内閣は嘘つきで詐欺の政権だと非難したが、「こども手当」は国費によるはずだったのに、全額国庫支出しなくてよいとの閣議決定をし、地方に負担を押しつけることがあるようにしてしまったので反発されている。
 これには、国庫で負担しきれないという官僚からの圧力があったようだが、ここで問題なのは、そうした官僚からの圧力に屈してしまったことではない。財政上の難があって、予算がどうしても組めないことは最初からわかっていること。だから、それをどう改善するかという点で、菅内閣は公約を破った。これが問題だ。
 民主党は野党であったとき、菅直人氏が率先して、無駄な公共事業を見直すなど財政の健全化を推進べきと主張し、それが出来ない自民党の土木利権など癒着体質を批判して政権交代すべきと訴え、実現した。
 ところが、それは「仕分け」などと言い流行語を作っただけでなかなか進まず、それで消費税率を上げると言い出してしまった。
 この点をちゃんと整理すれば、民主党政権の公約破りの本質が見え、同時に、現政権を批判している自民党にも批判する資格がないことがわかる。
 ところで、本件の松沢知事は、知事になる前に、菅議員に対して苦言を呈していたところがテレビで放映されたことがある。民主党の代表選挙に立候補した菅氏が、他の議員たちに投票依頼の手紙を書いて、それを出す前に見せられた松沢氏が、最後に大事な一言が無いと指摘し、そう言われても気づかない菅氏に、いらだった様子で「『お願いします』でしょう!」と松沢氏は言った。
 なにも自民党の一部がやっている「土下座パフォーマンス」のように田舎の年寄りたちに媚びろというのではないが、共感してもらっても投票など行動に出てもらうからには、普通の社会儀礼として「よろしく」とか「お願い」そして「ありがとう」などと言うのは常識だろう。
 これは前に共産党に苦言を呈したが、どうも、「俺様は正しいのだからお前らは支持して当たり前」という驕った態度が、市民運動的体質に抜きがたく染みついていると感じられる。媚びへつらうことは駄目だけれど、非常識な態度をとって、しかし政治的に正しいと言っても通用はしない。それではもう政治ですらない。
 それを「市民運動出身」「市民派」の菅氏はわからず、松沢氏に、鳩山氏に、そして小沢氏にまで助けてもらい、総理になった。その自覚がなく、邪魔になったから「小沢切り」などをやり始めた。うまく利用だけして捨てるにしても、よほど巧妙にやるのでなければ駄目だ。それが出来ていないから、反感をもたれてしまった。こういうことに、世間の目は厳しい。
  
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by ruhiginoue | 2011-02-04 15:53 | 政治 | Comments(0)
 『冬のライオン』『野生のエルザ』『愛と哀しみの果て』『ダンス・ウイズ・ウルブス』の映画四作でアカデミー作曲賞を受け、『野生のエルザ』では運良く主題曲と同じ旋律に歌詞をつけたもので主題歌賞も同時受賞し、合計で五つもトロフィーのオスカー像をもらい、また、『007』シリーズの音楽でも有名な、英国の作曲家・ジョン=バリーが心臓発作により七七歳で亡くなったという。
 彼は有名女優など複数の結婚歴があるが、晩年の姿を見ても想像つくように、若い頃からたいへんなイケメンだった。間違いなく、有名な映画音楽作曲家の中で最もイケメンであった。これは昔から言われてきたことだった。
 とても残念である。彼の曲は、弦の重低音に特徴があり、常に響いていたそれが急に鳴りを潜めると、途端に、装飾していた木管などよりさらに上から、弦が高音で主旋律の調子を整えることが反復され、こうすることでメリハリがつき、どんな冴えない映像でも音楽が煽って補う。
 このように、演出が駄目でも音楽が救うという芸当により、監督たちから引く手あまただった作曲家ということでは、アメリカのジェリー=ゴールドスミスと双璧だったと言って良い。ただゴールドスミスのように変拍子で緊張感を出すのではないため、バリーは全体にゆったりとした調子でありながら緊張感も出すという、離れ技を駆使していたのだった。
 そんな天才でありながら、イケメンだった。



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by ruhiginoue | 2011-02-01 17:47 | 音楽 | Comments(0)