井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

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被害者がいる場合の表現

 震災を報じる外国メディアで、戯画とかカリカチュアの類いが問題になっている。前に、ウルトラマンが慌てて津波から逃げるイラストが、不真面目であると批判されたけれど、今度は米誌「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」が、表紙にひびの入った日の丸を掲載して、日本総領事の抗議に対し同誌は配慮が足りなかったと認めたという。
 日本を表すのにウルトラマンというのはどこから出た発想か不可解だが、描いた人はウルトラマンをよく知らないのが明らかだ。『帰ってきたウルトラマン』には「ウルトラバリアー」という超能力で津波を押し戻す場面がある。
 米紙は、たんに日本が被害に遭ったことを表現しただけなのだが、ふつう国旗を損壊する表現は、その国への批判である。自国の社会体制への批判として国旗を利用したものとしては、大島渚監督の映画に日の丸を黒くしたタイトルバックがあり、英国のアラン=パーカー監督はアニメでユニオンジャックが崩れ十字架となり墓標と化す描写をしている。もちろん、見て怒った人たちがいるけど、それが狙いである。
 しかし外国に対してやると、自国を批判する自由とは意味合いが違ってくる。しかも、悲劇を表現するとなると、なおさらである。
 また、原発を皮肉ったロシア民謡の替え歌「チェルノブイリでドンジャラホイ。ャンシャン、セシウム、ウラニウム、髪の毛抜けて、血を吐いて。キエフ市内の病院は、被爆者がそろって賑やかだ。アーホーイホイのドンジャラホイ」というのは、事故の恐怖を唄っていても、被害者が聴いたら侮辱と感じるだろう。
 まして「天罰」とか「天の恵み」なんて、論外である。

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by ruhiginoue | 2011-03-25 23:39 | 国際 | Comments(3)

キノコに抗ガン効果

 この事態なので、みんな心配になり、うがい薬を飲みそうな人がいるとか、中国では塩が効くと噂になり買いに殺到する人たちがいたとか、いろいろ報道されている。
 また、日本人は海草類をよく食べるから、これが良いとも言われる。
 あと、よくサルノコシカケがどんな病気でも直すという、まじないじみたことも言われているが、もともとキノコには抗ガン作用があるので、サルノコシカケは山奥で採れる珍しさが魔術的な効果を思わせるのであって、普通に売られている干し椎茸の戻し汁を毎日飲むだけでも良いと、日本養殖茸の父といわれる森産業の人が言っていた。
 これも、普段から摂るようにすると良いという意味なのだが、もしも今これをテレビでみのもんた辺りのタレントが言ったら、売り切れ続出で入荷すると「お一人様一点限り」という表示がされるだろう。
 とにかく、節電と同じこと。日頃からの心がけが大事で、慌てても駄目だ。あちこちの店で「懐中電灯はお一人様一点限り」という表示をみかけるが、電池とラジオとともに、普段から用意しておくものだろう。

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by ruhiginoue | 2011-03-25 23:10 | 雑感 | Comments(2)

いまさら東電叩き

 今,日本でもっとも悪者にされているのが東京電力だろうが、そうした時勢に便乗しての週刊誌による東電叩きには、失笑させられる。
 「週刊文春」なんて東電の大罪を大見出しにしているが、チェルノブイリ原発事故があった八十年代の後半に、原発への不安や反対運動が盛んになり,広瀬隆の著書『危険な話』などが大いに話題となったとき、原子力業界と電力会社の意向をうけて、反対運動を非難したり広瀬隆を攻撃したりにご執心で、しかもその内容のヒステリックさと品位を欠いた言葉遣いは、尋常ではなかった。
 その前は、広瀬隆の『ジョンウエインはなぜ死んだか』を文春が発行していたのだ。ジョンウエインらハリウッドスターの死因にやけにガンが多く、ネバダ州の核実験のあと、風下で西部劇のロケをしていて、しかも被爆地の土砂をセットに使うためスタジオに運び込んでいた。これでは映画俳優たちにガンが多くて当然だろうという内容だった。
 しかし、自社で発行していたその本を誌上で非難しはじめた。そんな非常識なこと、どこの出版社でも、業界から売り込まれもせず自発的にするわけがない。
 ところが今回の事態で、独占企業として君臨していた東電は、国有化の危機であり、日本航空が三途の川の向こうから手招きしている。もう広告費をたくさん頂く期待は無理そうだ。それなら、叩いてネタにして雑誌の売り上げに利用しようということだろう。
 しかしまあ、大手出版社の発行する商業雑誌なんて、どこも同じようなものである。

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by ruhiginoue | 2011-03-25 22:29 | 社会 | Comments(0)
 日本の震災に対して、北朝鮮が見舞金として10万ドル約810万円を日本赤十字社に、金総書記も50万ドルを在日同胞へ、それぞれ送ったそうだ。
 自分の懐が寂しくても,相手と政治的対立があっても、困った時にできることをしようというのは常識である。だから、あたりまえのことをしただけなので、特に評価することもないけど、悪口のネタにしてもいけない。
 義援金は、ビートたけしが500万円を寄付して、いろいろと目立つ発言したうえシンパの芸能記者から美談記事を書いてもらっているが、額はたけしの稼ぎにしては少ない。久米宏は何も言わずに2億円を寄付したそうだ。同額をイチロー選手も。浜崎あゆみは3500万円、などなどいろいろと報じられている。
 この事態なので、費用が潤沢であって欲しいから、寄付も額が多いほど良いけれど、気持ちと経済力は人それぞれで、金額と態度もそれぞれであっていい。
 しかし、日本に支援するというアメリカが、その一方でリビアに軍事介入というのは気に入らない。内戦で一般市民が巻き添えになるのを防ぐためというから賛成したという国々のなかからも、なのに爆撃では、どんなに慎重にやっても市民の巻き添えはあるので、疑問の声が上がっている。
 また、リビアには中国が莫大な投資をしていて、それが今回の内乱で大打撃というから、やはり最初から指摘されていたとおりの陰謀があったのではないかという声が次第に国際社会で高まっている。これで中国から日本への経済的支援も、影響があるだろう。
 もちろん北朝鮮も、さっそく論評している。リビアは核開発放棄など穏健強調路線に転換したら、途端にこの事態であり、やはり我々は正しかった、と。後ろ盾の中国も、身構える。これでまた日本は割を食う。
 それに、巡航ミサイル「トマホーク」は、一回発射する経費が一億円以上かかる。それをリビアに120発以上打ち込んでいる。アメリカでも費用が莫大すぎると批判があるけれど、そんな金があったら日本の被災地に回してほしいものだ。
 アメリカの俳優マット=デモンが、オバマ大統領を応援していたけど落胆したと言っていたが、今回の件でも、ノーベル平和賞が泣くというものだ。
 それでも、軍事介入を支持すると言って媚びてる日本政府は情けない。ところが、いつもは日本に真の主権回復を、と喚く右派が怒らないし、左派は、民衆革命がエジプトやリビアで起きたと無邪気にはしゃぐ。
 「この程度の国民だから、この程度の政府になる」という昔からの格言のとおりである。 
 
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by ruhiginoue | 2011-03-24 20:22 | 国際 | Comments(7)
 もう何十年も前から問題になっていた「一票の格差」で、最高裁が09年の衆議院選挙で2.30倍にもなっていたから違憲状態だと判断したという。
 ただ、この問題は司法の場で何度か指摘されてきたけれど、だから選挙の結果は無効であるという判決にならなければ、空証文に終わってしまう。議員たちにとっては自らの当落にかかわるので、政治の場で是正されることは困難であり、それで司法に訴えているのだから。
 また、過疎地は、人が少なく懐柔しやすく一票が重く、そして大きな産業がないので補助金の効果が絶大であり、他所では難しいものを受け容れてもらえる。なので、政治も司法も、問題ありとか違憲とか言いながら、積極的に是正しようとはしないのだ。

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by ruhiginoue | 2011-03-23 19:55 | 司法 | Comments(12)
 被災した人たちの避難所で、ペットが問題になっているそうだ。これで和む人もいれば、迷惑なこともある。それも当然で、悩ましいことである。
 かつて三宅島の噴火で、島民が避難したときは、ペットを連れて行ってはいけなかったので、置き去りである。餌を置き鎖を外して去るのだが、雰囲気を察した犬などがついてきてしまい、船着き場で不安そうに見送る姿を見ながら涙ぐむ島民をテレビが映し出すと、多くの視聴者はもらい泣きしたものだ。
 そんな大変な事態となっているとき、その報道をしていたフジテレビで、山村美智子アナウンサー(現タレント山村美智)が、「あんな島に住まなければいいのに」と言ってしまい、居合わせた番組のスタッフがみんな青ざめたそうだ。このバカ女子アナ体質が変わっていないことは、先日の総理記者会見での音声漏れ事件で明らかであった。
 また、三宅島は石原慎太郎の選挙区であり、慎太郎が訪問していたとき裕次郎が病気で倒れ、見舞に駆けつけるため慎太郎は自衛隊機に乗って帰った。身内が心配なのは誰でも同じだが、プライベートなことに自衛隊機を使用してはいけない。それを指摘されても慎太郎は「自分は政治家で、弟はスターだ」という開き直った態度であった。
 そんな慎太郎を支持していたから噴火は「天罰」だと内心で思ったり陰口を言った人は多かったが、だれも公言はしなかった。
 
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by ruhiginoue | 2011-03-23 19:35 | 社会 | Comments(6)

AC広告で得したのは誰か

 震災後にほとんどのスポンサー企業が営利目的のCMを自粛したため、各局はACジャパンのCMを垂れ流して、くどいと苦情がでた。
 それらのCMでとくに目立っているのが、仁科亜季子と娘の仁科仁美だが、娘は芸能活動していたものの最近はふるっておらず、ところが、今や日本一ともいえるテレビ画面への登場回数により大変な宣伝効果があったので、ACのCM氾濫によりもっとも得をしたかもしれない、と芸能記者が言う。
 しかし、このCMで本当に得したのは原子力業界だろう。業界は、もともと原発が頭打ちで医療の利権を狙っていた。一時的に温暖化防止という宣伝と、「環境派」のゴアもと副大統領らにも献金して、原発特需を生み出したが,そこへ今回の福島の事態であった。そうなると、ますます医療に期待がかかる。
 そこへ検診を呼びかけるCMの洪水となり、もちろん医療被曝の害は隠すAC広告である。これ以上の被曝はしたくないから、レントゲン検査はお断りします、と言うと、看護師が規則ですとか何とか言うけど、結局は医師に相談し、大抵の医師は、ごもっともだと言って、検査なんてしなくて良いと言うのが現実である。
 ただ、多くの患者が、言いなりなだけである。

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by ruhiginoue | 2011-03-23 00:23 | 芸能 | Comments(4)

暴力団と美容外科

 阪神淡路震災の時と同様に、今回も暴力団が救援活動をしているそうだ。
 同様に、一部の有名美容外科も活動しているそうだ。
 普段、悪い事をして金儲けし、善良な市民を酷いめに遭わせ、時には命を奪う凶悪ぶりなのだが、そのささやかな罪滅ぼしなのか、売名とカッコつけなのか、災害につけ込んでの善行である。
 ほんとうに世の中の役に立ちたいなら、普段から、してはいけないことをしないようにするべきで、なのに今さらなにをしても嫌らしいだけである。
 そんな反社会的存在であることが、暴力団と美容外科は共通している。

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by ruhiginoue | 2011-03-22 22:09 | 社会 | Comments(3)
 SF映画『スタートレック』で知られる日系人俳優のジョージ=タケイが、震災の日本への救援をよびかけ、『スタートレック』の共演者らも共鳴しているそうだ。
 先日は、同棲結婚で話題だったタケイ氏だが、彼の『スタートレック』での役名は、日本のテレビで放送されていたときは「ミスターカトウ」と訳されていたけど、オリジナルでは「スールー」という中国系を思わせる役名だった。
 その映画化『スタートレック6』では、地球の敵だったクリンゴン星で資源採掘中に大爆発が起き、汚染対策のため軍事負担を減らそうと和平を提案する宰相ゴルコンが暗殺されてしまい、そこには軍拡論者のタカ派勢力が、クリンゴンと地球の双方にいて、一部のバルカン星人まで加担しており、それと主人公らが闘うとの筋書き。
 日本での公開は91年であり、チェルノブイリ原発事故、改革を唱えたゴルバチョフがクーデターで失脚、ソ連が崩壊、そうした情勢のもとで企画され製作されたことが、反映されていた。
 そして、ジョージ=タケイふんする東洋人の操縦士は、昇格して艦長となり、エンタープライズを凌ぐ巨大艦の指揮をとっている。このラストシーンは、冷戦が終わり、アメリカとソ連の二台軸に中国が取って変わることを暗示していた。
 という、20年前に新宿で観た映画を、思い出した。

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by ruhiginoue | 2011-03-22 19:25 | 映画 | Comments(0)
 米英仏のリビア侵略について、ロシアのメドベージェフ大統領は、同国のプーチン首相が「十字軍」と表現したことについて、「文明の対立を招く」として批判したというが、これは実際に文明の衝突であり、十字軍以外の何者でもない。
 前に指摘したとおり、今回のリビア軍事介入は、異なる文明を認めず、自らに従属することでしか存在させないという英米仏の価値観の告白である。
 石油利権だけなら、カダフィ大佐がすでにこれを利用して欧米との関係改善を薦めてきたし、独裁体制が悪いなら、すでにカダフィ大佐は息子に実権を委譲し引退目前であり、穏やかに民主化することも公約されていたのだから、それを実行するよう国際社会から圧力をかければ、血を流すことも経済的損失もなく、得策であった。
 そして英外相がついに、カダフィを殺したいという本音を漏らした。内戦により一般市民が巻き添えとなる空爆を防ぐための飛行禁止空域設定が、軍事介入の目的である。だから、米軍指揮官も、カダフィ殺害は予定に入っていないし、反体制派を支援することもないと、あわてて否定したのだ。
 また、これまでリビアでは、カダフィ大佐が欧米との関係改善をすすめ、アルカイダを批判し、アメリカのフフガン空爆まで支持したので、すくなくともアメリカの政府も報道も、カダフィに好意的であった。
 ところが、ヨーロッバで突然、カダフィ一族が私腹を肥やして民衆は貧しいというステレオタイプの非難が始まった。これはちょうど、フィリピンでマルコス大統領の追放が始まったときと酷似している。報道では、独裁者マルコス大統領とその家族とくに婦人が贅沢三昧しているという一大キャンペーンだったが、実際にフィリピン人と話すと、話はまるで違う。日本にはフィリビン人が多く出稼ぎなどで来ているので、報道はアメリカの工作だと疑い始めた人が多い。アメリカの報道を批判する日本の報道も現れた。
 また、マルコス大統領死後その婦人だったイメルダ氏が、アメリカに滞在しているとき、マスコミによるつるし上げとともに、不正疑惑について裁判にもかけられたが、まったく冤罪であったとして無罪となったが、このときの弁護士は、ゲーリー=スペンスという有名な法廷弁護士である。
 スペンス弁護士は、故シルクウッド氏の遺族の弁護をした人としても有名である。ちょうど今日本でも大変な原発だが、原子力プラント放射線漏洩で、職員だったシルクウッドという女性は、告発のため資料を持ちテレビのキャスターに会いに行く途中、不可解な自動車事故で亡くなった。散乱していた資料は、警察が来た時はこつ然と消えていた。スリーマイル島事故と公開が重なりヒットした映画『チャイナシンドローム』にソックリな場面が描かれるのは、このシルクウッド事件がモデルである。
 シルクウッドの遺族は、原子力プラントの欠陥で彼女が健康を害していたとして訴え、その部分では勝訴することができた。事件そのものは『シルクウッド』という映画になっていて。名女優メリル=ストリープが一大決心をして出演し、熱演によりアカデミー賞確実といわれながら、ノミネートもされなかったので、圧力ではいなかと言われている。
 そうした巨大な背景にもかかわらず弁護を引き受けたスペンス弁護士が、悪い大統領の婦人として贅沢していたと叩かれるイメルダ氏を弁護し、無罪を勝ち取っている。彼女は自分のためではなく、諸外国からの来賓をもてなしていただけであったのだが、それを政治的な意図から歪めて報じられていたのだった。
 これと、今回のリビア情勢に付随するカダフィ大佐の家族の報道は、似過ぎている。しかも、もともとリビア報道ではヨーロッパのプロパガンダにすっかり追従している「毎日」が、裏付けもとらず大げさな表現で垂れ流し報道をしている。
 もっとも、「毎日」は迎合しているのではなく、先に指摘したように、甘い幻想を持っているため騙されている左派の一種なのかもしれないが。
 とにかく、石油であれ原子力であれ、裏があって当たり前の問題については、うがった見方をしなければならず、派手に垂れ流されている欧米発の情報だけは確実に嘘であると判断すべきである。

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by ruhiginoue | 2011-03-22 18:46 | 国際 | Comments(5)