コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

<   2011年 07月 ( 23 )   > この月の画像一覧

 トルコが、NATPの軍事力によって支援を受けたリビアの反体制派を、リビアの代表として承認したとの報道だが、これは西欧とアメリカの圧力によるものだろう。
 実際に、ケニアなどは圧力をかけられたが拒否したと発表している。
 リビアの反体制派とは、カダフィ政権が強行派から穏健路線に転じたことに不満をもつ過激派であるという指摘があるが、それを欧米が逆に歓迎するのは、急進派ならテロ事件を起こすだろうから、軍事介入するなどの口実ができるし、欧米の国内でも、テロ対策として市民の自由を奪う口実ができる。
 現実に、「911事件」により作られたアメリカの「愛国法」で、相手構わず令状なし捜索ができるようになった。これでアメリカは警察国家、監視国家となり、市民運動も人権擁護活動も啓発や告発も満足にできなくなり、おかげで大企業は横暴経営ができるし、無能な政治家が地位を保つことができている。 



 今、リビアに対して欧米が行っていることは、「ウルトラマン」に出てきた宇宙人のやり方と同じである。
 地球侵略を目論む悪辣なメフィラス星人は、ある少年に、「地球を譲る」と言ってくれたら、メフィラス星の科学力により、何でも望みをかなえてあげると誘惑する。
 自分にそんなことは言えないと少年は拒否するが、メフィラス星人は、少年を地球人の代表と認めているから、地球人を代表して、メフィラス星人に地球を譲ると言ってくれれば良いと迫る。
 これは、もともとアメリカ大陸などが侵略された手口であった。ヨーロッパ人は、武力で降伏させた一部族を、その辺一体の全代表と勝手にみなしたり、あるいは、誰でもよいからそこらを歩いている人をつかまえて勝手に代表者に祭り上げてしまい、ヨーロッパ人に土地を譲るという契約をさせてしまう。
 脚本を書いた金城哲夫は、その名字のとおり沖縄の出身だったので、アメリカ軍のやり口を直接見て、こども向けの作品で風刺をこめたと言われている。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします


国際総合 - エキサイトニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2011-07-04 13:55 | 国際 | Comments(2)

さらばテレビよ

 周知の通り(一部では知らない人もいるが)地デジは、アメリカの通信会社のために電波を空けろというアメリカの要請に、忠米犬の皆さんが応じたためだ。
 そのポチたちは、なぜか靖国神社参拝に熱心で、アメリカとの戦争で死んだ人たちを、日本の国に殉じた英霊たちに敬意をはらうのは当然だと宣うた。
 その地デジは、泥酔全裸事件を起こしたジャニタレを使っての宣伝にもかかわらず、認知度がいまいちなので、今度はテレビの番組中に「アナログ滅亡まであと○○日」とSFアニメみたいにテロップで執拗に告知したところ、そのしつこさと文字の大きさのため、画面が見えにくいと大ひんしゅくだそうだ。
 そうまでしてテレビを見せたいわけだ。アメリカでは、かつてブッシュ大統領(父)が、「テレビを観るのを一時間減らして身体を動かそう」と国民に呼びかけ、今では隠し子と離婚で話題のアーノルドシュワルツェネガーの指導を受けてスポーツに励んでいたのだが。
 しかしブッシュ大統領は、シュワちゃんの指導が良くなかったのか、歳をとりすぎていたのか、ジョギング中に心筋梗塞を起こして倒れたうえ、来日して駐日大使らとテニスをしたあと晩餐会で倒れ、これ世界中にテレビ中継されたことが決定的となり、対イラク戦争の勢いで再選のつもりが敗北してしまった。
 それで、高齢者にはやはりテレビということなのだろうか。今、テレビは年寄りほど良く観ている。お仕着せの情報と娯楽で満足し、NHKの朝のドラマが何で、今では八百長で失墜の大相撲の優勝力士は誰で、紅白に出る歌手が誰で、とかいう話題を全国民で共有したような気分になり安心する。
 そして、いずれ高齢化社会のため「テレビを愛した老人、ここに眠る」という碑銘を刻んだ墓標が、SFアニメのように見渡す限り立ち並ぶのだろう。
  
 人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
 
 

社会総合 - エキサイトニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2011-07-02 20:17 | 経済 | Comments(16)
 『クロワッサン』誌に、「放射線によって傷ついた遺伝子は子孫に伝えられていきます」という見出しが表紙に掲載されたため、いたずらに恐怖を煽っているとか、被爆者への差別と偏見が生まれるという批判が起きて、同誌の編集部は不適切であったとして謝罪の意を表明した。
 この見出しの記事をちゃんと読むと、長い目で見ると悪影響が考えられ、具体的にどうなるか予想ができないから心配であるということを、女性の科学者が丁寧に慎重に、問題点を指摘したものだった。
 つまり、雑誌の売らんかな主義による挑発的な見出しが、また問題となったわけだ。
 もちろん、大いに心配するべきことだから、人目を引く必要もあるだろう。けれど、すでに被害者がいる場合は、深みのない煽り方をして差別や偏見が生じてしまうことがないように、注意しなければならない。
 でないと、前に話題とした『ウルトラセブン』の「12話問題」と、同様になってしまうだろう。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2011-07-01 20:19 | 社会 | Comments(11)