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by ruhiginoue

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 「アラブの春」が欧米によるイスラム地域の分断と侵略の偽装でしかなかったことは、御用報道を鵜呑みにする時代遅れな人たち以外にとっては常識であるが、時代遅れでない人たちが少数派であることは、いつの時代も同じである。
 そして、そもそも欧米の民主国というのが幻想でしかなかったことも、もう明らかとなっているが、その認識を持てない人たちがいる。それだけ擦り込みが激しいからだ。
 外国それも敵対する勢力でデモや集会があると民主化と讃えながら、実はもっと深刻な事態である自国でデモや集会があると、暴動と決めつけ弾圧し、対策としてインターネット規制を言い出すのが、アメリカと西欧の自称民主国たちであるが、そこで変だと気付けないのは、無条件でアメリカと西欧は民主国だと擦り込まれているからだ。
 前にリビアのカダフィが、「日本人は二度も核攻撃されながら、なぜアメリカに好意を持てるのか」と言ったが、それに対して大方の日本人は、「アメリカより悪い国から侵略されないため」などと言っている。
 そう日本人が自ら考えたうえで判断したなら結構だけど、現実は、そうアメリカに信じ込まされているだけだろう。
 押し付けられた情報や価値観にしたがっていれば何となく安心というのは、もう辞めたほうがよい。そういう時期に来ている。

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by ruhiginoue | 2011-10-31 18:48 | 国際 | Comments(7)
 橋下府知事が、雑誌から出自のことを書き立てられ、父親の自殺や叔父が暴力団と関係していたことを暴露されている。
 アーノルドシュワルツェネガーが、カリフォルニア州知事となったとき、彼の兄が自殺していたとか、父親がオーストリアでナチス党員の突撃隊員だった事実を、公人になったからと暴露されたことを思い出させる。
 芸能人ではなく政治家となれば、公人だからプライバシーでは済まされない。親がナチス党員でも、芸能人なら無関係だが、政治家なら影響を受けていないかというのは有権者の正当な関心ごとだからだ。
 橋下府知事の場合も、同和問題と関わることだから政治的な意味があり、プライバシーとは言えない。
 それを当人もわかっているので、公人だから仕方ないと発言しているが、正直に自分が不愉快とはいわず、子供が知ってしまうと言って難癖をつけている。
 子供が、雑誌に書かれたから知る、書かれなかったから知らずにいる、というわけでもあるまい。また、政治家になればこんなことが有り得ることくらい、覚悟しないと選挙には出られない。
 なのに、子供をダシにしているのでは、まるでビートたけしが週刊誌に怒って暴力事件を起こし逮捕された件の裁判で、身から出たサビだったのに、子供に影響があると醜い言い訳した当時のようだ。
 だいたい、橋下という人は、自分の子供たちのことは今回のように「子供の権利」というけれど、よその子供たちについては、権利を蹂躙してばかりだった。タレント弁護士としての暴言の数々、知事になってからの政策、これらを言い出したらきりがない。
 こういう人が、最近は世界的に目立ってきたように感じる。フランスのサルコジ大統領など。
 ところで子だくさんの橋下知事だが、隠し子はいないだろうか?

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by ruhiginoue | 2011-10-30 07:53 | 政治 | Comments(5)
 ルース駐日大使が、アカデミー賞の記録映画『ザコーヴ』で話題のイルカ漁と、捕鯨の問題について、ツィターを使い日本語と英語の両方で率直に問いかけたところ、日本人からは、異文化を敵視するなという反発が多く、反対派からは、日本人がいかに残酷な殺戮をしているかという批判が寄せられたそうだ。
 環境保護運動をしている人たちと、反戦運動をしている人たちとでは、重複する人が多いとの事実もあるが、一方で、動物は可愛がるけれど人種差別はするという人もいて、それが欧米だと極端な人が多い。
 そうした人たちは、ハンバーガーの為に環境破壊と低賃金労働は容認し、石油を奪う為に巡航ミサイルで人間を殺すのは正義だとうそぶく。
 これは2011年9月25日、NATO軍の「統一の防衛者」作戦により負傷し、病院に搬入されたシルトの子供たちである。
 見るのには少し覚悟が要ることを予めお断りしておく。これを見てから、アメリカ大使が「クジラとイルカを食べることをどう思いますか」と日本人に尋ねているのをみて、頭に来ない人はあまりいないだろう。



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by ruhiginoue | 2011-10-29 00:44 | 国際 | Comments(4)

イラン大統領の見解

 イランのマフム-ド=アフマディネジャ-ド大統領は、2011年10月25日の演説で、カダフィの死は欧州指導者による口封じであると述べた。
 欧州の多くの政治指導者は、カダフィから選挙資金を受け取る見返りに、カダフィを支持した。それをカダフィが暴露したらまずいと考えたと言う。

 


 実際に、リビアが内乱となった当時、カダフィ次男セイフ・アル・イスラム=カダフィ氏は、インタビューの中で、リビア攻撃の急先鋒だったフランスのサルコジ大統領が、選挙資金をリビアから受け取っていた送金や口座などの証処があると言っていた。
 


 イランは、昔はリビアと仲良しであった。しかし、リビアの反カダフィを支持するようになり、カダフィが居なくなることを歓迎している。ただし、国民暫定評議会は欧米の傀儡なので支持せず、NATOの軍事介入には反対で、もう口実がなくなったのだからサッサと引っ込めと言っている。
 また、アフマディーネジャード大統領は、イラン国民から圧倒的な支持を受けて当選し、カダフィと同様に宗教色を薄める政治改革によって人気を得たが、演説では経済より反米に費やす割合が高すぎ、実際に経済が振るっていないという批判があり、この点では、カダフィと逆である。
 カダフィは欧米との対決姿勢を改め、関係改善と石油関連の合弁事業を促進して、経済は絶好調であった。これにより、一般的な国民からは支持されるが、イスラム原理主義やアルカイダを支持しているような人たちにとっては大いに不満だ。そんな勢力を焚き付けてカダフィを攻撃しては危険だとの指摘は欧米にあった。その危惧の通り、今リビアでは虐殺が起きて問題になっている。
 そうした経緯のなかで、石油の合弁事業を進めるため、カダフィは欧米の政治家に選挙資金を渡していた、という図式が容易に理解できる。

 これに比べると、何処かの国の「郷ひろみ」とか「番長」とか言われている外務大臣が、焼肉屋のオモニから献金を受けて辞任したことなんて、実に小さい。

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by ruhiginoue | 2011-10-28 16:40 | 国際 | Comments(3)

欧米から戦争を告発する

 リビアでは、外国軍の侵略に抗するため、カダフィを応援する市民の集会が開催され、大勢の参加者がいた。この様子はyoutubeで確認できるのだが、欧米と日本のマスコミは黙殺し、国民評議会支持集会のヤラセ見え見えの映像ばかり垂れ流したうえ、カダフィ支持の集会には人が来なかったという嘘を報じた。
 「アラブの春」に呼応してリビアでも民主化を求める穏健な集会があったが、それを政府は軍隊で攻撃したと報じられ、これを根拠として、米英仏が中心となり軍事介入をした。
 しかし、その報道はあくまでアルジャジーラのもので、証拠はなく、しかもロシアの衛星が諜報活動しているさい、リビア軍の行動は無く、報道されているような軍事行動は不可能で有り得ないことが、明らかとなった。
 アルジャジーラは反米でアラブ寄りかと思われていたが、現在ではシオニストの極右ユダヤ人が牛耳っている。また、後ろ盾であるカタールは、リビアと経済的利害が対立していたうえ、中東で最大の米軍基地を受け容れている。
 リビアはアフリカで最も生活水準が高く、教育と医療と電気代は無料で、ガソリンは飲料水より安価。人種差別も北アフリカでもっとも駆逐され、女性の社会進出はイスラム諸国中最大。
 それらが欧米にそそのかされた過激派と、それを支援するNATO軍によって破壊された。武器をとって戦おうとした市民も含め、大勢の死傷者がいる。とても悲惨な状況となっている。
 しかし、これを告発する記者の報道は、欧米のマスコミがすべて黙殺している。利権がらみで圧力がかかっていることは明らかだ。
 ただ、日本の報道は、単なる圧力によるものではなく、取材して見極めて真実を報道する能力を完全に喪失しているからだろう。原因は人材難だが、さらにその原因は、会社組織の構造的な体質によるものだろう。

 
 過日、紹介した女性記者が会見。Lizzie Phelanというイギリス人独立記者。
 大手メディアが黙殺するなか、命懸けで戦地に取材に行った。
 動画は、著作権の問題があるので削除され、翻訳のみとなりました。






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by ruhiginoue | 2011-10-26 21:54 | 国際 | Comments(0)

カダフィ廟?

 カダフィ氏の極秘の埋葬は、聖地とならないようにするためらしいが、しかしビンラディンとは事情が異なるようだ。
 ビンラディンは、実は死んでいないとか、とっくに死んでいたとか、色々言われている。
 ところがリビアからの報道によると、カダフィの遺体は商店の冷蔵庫で保存しながら一般公開し、本当に死んだと証明して国民に見せつける傀儡政権の意図だった。
 すると、見ようとした人が行列を作ったそうで、これは興味本位も多いはずだが、弔意を持っている人もいるはずで、すると、そのうちレーニン廟のようになってしまうと心配したのだろう。
 カダフィは独裁者であったが、それはいじめっ子型ではなくガキ大将型で、暴れん坊ではあるが、上級生が弱い者いじめしているのを見ると怒って飛びかかっていくような言動をしてきた。
 だから、問題児と言って顔をしかめる人がいて、そうでないとは自分も思わないけど、でもオレはアイツが好きだ、というような人もいる。
 そして、問題を起こしたと言われているけど、誤解か偏見または悪意による濡れ衣であることは多いし、一方で優等生そうにしているほうが実は嫌な奴であるという現実がある。
  
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by ruhiginoue | 2011-10-25 20:17 | 国際 | Comments(0)

リビアは確実に悪くなる

 リビアの反カダフィ派「国民評議会」(正確にはNATO傀儡)のアブドルジャリル議長は、今後のリビアについて、妻4人などイスラム教に沿った法を施行すると表明した。
 そんなことより、カダフィが欧米と喧嘩しながら油田国有化の利益により実現した医療費・教育費・電気などの無料制度を維持するのかどうかを答えるべきだ。
 おそらく答えられないだろう。

 前に紹介したベルギー人ジャーナリスト・ミシェル=コロン氏が、フランスのネオコンやシオニストの論客たちを論駁した話を採録する。

 アメリカとフランスは、ベナリ元大統領とムバラク大統領を最後の最後まで援護しましたが、カダフィ大佐の場合は少し違います。
 確かに彼は独裁者だし、汚職もあるし、スイスに銀行口座もある。でも、それだけではありません、彼は石油を国有化し、アレックス、トータル、BPRに嫌われた。パレスチナ人を援助して嫌われた。
 フランスもアメリカもアラブ人の民主化革命を破壊しにかかっている。リビアにも実際に民衆の蜂起があり、期待もあった。でも、それと同時にアメリカとイギリスによって武器援助され内戦がひきおこされた。体制転覆を狙ったものでした。
 なぜなら、アメリカが最も恐れているのは、チェニジアとエジプトが発展を遂げてリビアと連合し、アメリカに、またイスラエルに対抗してくることです。リビアにいま戦争がおきている真の目的はそこにあるのです。
 第一に石油確保のため。イラク戦争と同様に石油のための戦争である。利益の大きな石油管理を世界の各地で手に入れることが重要なのです。
 第二の目的は、アラブ世界の発展を抑えるためです。アラブ諸国は石油をトータルなどに独占されるよりも、国と社会の発展に、教育や、医療費無料や失業に役立てたほうがよいのではないかと思いはじめています。
 石油は人民のために役立ったほうがいいではないですか。われわれの友好国の石油王たちが建てる何百メートルものタワーや一晩何十万円もするホテルなどより。飢餓で苦しむ人々が世界中にいるとき、そんなものが何の役に立つでしょう。
 ここではっきりさせないといけないことがあります。「あの国の体制を変えよう」などと、まるで当たり前のことのように言う人たちがいますが、それは国際法に違反してる。
 私たちは、武力攻撃の被害を受けた国に介入する権利はあるけれども、武装反乱が起きた場合に、どちらかの陣営を支援する権利はありません。もし、こんなふうに、ある国が別の国にいつでも介入する権利が認められた日には、どうなるか。
 ロシアがすぐに言うでしょう、「バーレーンの状況が気に食わないから介入して体制を変えてやろう」と。中国も、サウジアラビアについて同じことを言うでしょう。
 こう仮定してみると、おかしいことがすぐわかりますね。
 もうひとつ明らかなことは、ヨーロッパやアメリカが世界の支配者のような態度で「我々こそは、あの地域で次に起ることを知っている」などという傲慢です。ある国の国民が、自由を求め指導者を変えたいと思えば、そうする権利がありますが、あなた方が彼らの代わりにそれを行う権利はないのです。体制に対し、民衆の怒りと団結が真に高まっていれば、自分たちで転覆するでしょう。あなた方が不可能などと言うベナリやムバラクの体制でも転覆できるはず。
 よく、国際会議で決まったなどと聴きますけど、それはメディアの大嘘です。ロシア、中国、ドイツは、反対票を投じました。ラテンアメリカ諸国は、ウゴ=チャベス大統領の調停案に従うと言いました。
 もし、ほんとうに大量虐殺や内乱での殺し合いを止めさせたいと望むなら、アラブ連盟にもアフリカ諸国にも支持されているチャベスの調停があったのです。それを欧米の指導者は拒否しました。なぜでしょうか。
 紛争があれば、いつも同じです。イラクでも、ユーゴスラビアでも、アフガニスタンでも、交渉の申し出があるたびに、それをアメリカとヨーロッパが拒否します。隠れた目的があるからなのは明白です。
 欧米はカダフィ氏を倒そうとし、ベナリ氏とムバラク氏を援護してきました。アラブ世界を支配下におき、石油採掘権を得るためです。イスラエルの地位を守ることも目的です。イスラエルの名は全然口に出してはなくても。
 テレビを見ている人たちに言っておきたいことがあります。
 まず、これまでの戦争の一つ一つが、メディアの嘘を用いて、我々はこうだと信じ込まされたものなのです。ベトナム、イラク、ユーゴスラビア、アフガニスタン、など、すべての戦争に関して嘘をついたメディアが、今回だけ真実を語るという奇跡が起こりうるでしょうか。
 次に、「爆弾攻撃する必要がある」などと軽々しく口にする人がいますが、イラクやアフガニスタンを経験したにしては軽々しい発言です。その結果、民衆がどれだけ苦しんでいるか、フランス人、ヨーロッパの人々は、自らにこう問うてみるべきです。「私の名において、これらの民衆を爆撃することが、正しいことだろうか」と。
 欧米が爆弾攻撃を行ったすべての国において、状況は前より良くなったでしょうか。
 イラクは80年代に非識字率はほぼ無くなりました。それなのに現在は子供の40%が学校に通えない状況です。6人に1人が読み書きができないのです。
 アフガニスタンでは麻薬売買が盛んになり,コソボは麻薬売買、ヨーロッパのための娼婦売買の中心地となった。
 前よりひどくなったのです。
 なぜなら、アメリカもヨーロッパも解決者ではないからです。欧米こそがこれらの国々が抱える問題の元凶となっているからです。問題があるのは欧米のほうなのです。

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by ruhiginoue | 2011-10-24 18:38 | 国際 | Comments(2)
 諸外国の報道サイトを見まわり、これが現実かと感じる。
 リビアでカダフィが殺害されたと報じられる一方で、北朝鮮の金正日がロシアや中国と経済協力で親密そうにしている。本物かどうかわからないがカダフィの血まみれの遺体の写真と、にこやかに会談する金正日の写真とは、対照的だ。
 カダフィは、中東とかアラブは宗教対立や党派対立ばかりなのでうんざりしていたうえ、その中で様々な政治経済の提案をしていたが、浮いた存在になっていた。彼はもともと、新イスラム暦など新説を提唱したりして、周辺諸国からウザイと思われてもいた。
 それで外交をアフリカへとシフトさせ、EUに対抗してAU創設とか通信衛星打ち上げ支援とか、画期的な改革を実行する中心となり、これが成功すれば飢えと内戦ばかりのアフリカは救われ、カダフィにノーベル平和賞という声も出ただろう。
 しかし、アフリカから収奪してきた欧米と利害が対立することになる。だからカダフィは絶対に殺されると予想し、アフリカ人とアフリカ系アメリカ人たちは、黒人でありながらと言ってオバマ大統領に怒っていた。
 しかしカダフィ自身も詰めが甘かった。リビアは産油国で外貨がある強みにより、指導力が発揮できたのは良かったが、アフリカ諸国相手では求心力は得られても後ろ盾にならない。
 実際、アフリカ諸国は精一杯の支援はしたが圧力に屈してしまい、あとはせめて彼の家族を匿うだけ。
 一方、北朝鮮は東アジアでもどこでも、良い事なんてちっともしてないし、貧乏でコケにされている。けど、金正日は経済その他で交渉しながら、ロシアと中国をしっかり後ろ盾にしている。
 この両国は大国であるし、なにより国連の常任理事国で拒否権を持っている。だから、他で悪評をたてられようと、両国とはよろしくやるのだ。
 しかしカダフィは国連での演説で、国連憲章の冊子を読み上げたうえ、加盟国はすべて平等と書かれているのに、なぜ常任理事国があって拒否権発動できるのかと舌鋒鋭く批判したうえ、持っていた冊子を「何だこんなモノ」と言うように投げ捨ててみせるという、お得意のパフォーマンスを披露したことは記憶に新しい。
 これは実にもっともで、多大な共感を得られるが、しかし現実は常任理事国があって拒否権を持っている。
 だからロシアと中国は、リビアのことがあったのでもう騙されないとシリアについては拒否権を行使したし、アメリカも、パレスチナが加盟申請するなら拒否権を発動すると、申請もされていない段階で言う横暴である。
 つまり、物事の是非より力関係なのが現実のようだ。これは国から個人のレベルまで共通している。そんな中で、兼ね合いとか乗り切りをどうするかが、大きな課題である。

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by ruhiginoue | 2011-10-22 18:04 | 国際 | Comments(6)
 カダフィ氏が戦死したらしいと報道されているが、銃撃戦に巻き込まれたとか、負傷しているところを捕らえられて殺害されたとか、情報は錯綜している。
 彼が死亡したとしても、彼はもともと波乱の人生を自ら選択したのだ。また、七光りでもないのに二十代で国の頂点に上り「明るい炎は早く燃え尽きる」という格言に反して四十年以上も君臨してきたし、その異例な長さにしては、晩節を汚さずに済んだのは殉教者となったからで、後はゲバラのようにTシャツとなるだろう。
 ベドゥィン遊牧民を率いてファシスト党政権イタリアと戦い、捕まって絞首刑にされたオマー=ムクター(享年73)は、自分が死んでも後の世代が続くので「私は殺されることで寿命をのばす」と言い残したが、これと同じことである。傀儡政権が出来たリビアは、イラクやアフガンのように混乱するだろうと言われてきたが、そこではムクターとカダフィの肖像を掲げたデモが発生するだろう。
 また、リビアの国旗として使われてきた緑の旗は、これからは反NATOの旗として使用される。
 すでに指摘してきたように、ほんとうに世界各地の報道を検証していれば、NATOの御用報道ばかりしたうえ歴史的事実に反した虚報まで積極的にしてきた日本のマスコミは信用できない。
 自ら政治にのめり込んだ者は殉教者となればそれもまた本望だろうが、この犠牲者たちは違う。内戦の巻き添えから一般人を守るための国連決議に堂々と違反して、傀儡政権を作るための軍事介入をし、一般人を殺害したNATO加盟諸国は、今後も責任を問われなければならない。
 とりあえずNATO加盟諸国の製品は、ボイコットするべきだ。




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by ruhiginoue | 2011-10-21 14:35 | 国際 | Comments(3)

裁判を正す会

 中国で、車にひき逃げされた女の子を20人近い通行人が「見て見ぬふり」して通り過ぎていく様子を街頭の防犯カメラが記録していて、この様子が地元テレビ局で放送され、「冷血」などと怒りの声が広がっているそうだ。
 その女の子は軍の病院で手当を受けたが亡くなり、ひき逃げした運転手は逮捕されている。
 『真夜中のカーボーイ』というアカデミー作品賞をうけたアメリカ映画でも、田舎からニューヨークに出てきた主人公が、路上に倒れている人を意にかえさない大勢の通行人に驚く場面があり、中国も似たようなことになったのではないかと言われている。
 一方では、下手に関ると責任を追及されるので、避けることが賢明だとする指摘もある。その背景にあるのが、06年に南京で起きた「彭宇(ポン・ユー)事件」で、彭宇さんという若い男性が、バスから降りるときに突き落とされて転んだ女性を助け起こして病院に連れていったものの、女性は『彭さんに突き落とされて骨折した』と主張し、損害賠償を求めて提訴。結果的には、彭さんが敗訴して損害賠償の支払いを命じられたというもの。
 この判決には批判も多いが、この判決をきっかけに中国では公共の場で人を助けることに及び腰になってしまった、という見方も根強くあるという。
 これと同様のことは日本でもあり、だからとにかく関り合いを避けようとする人が多いのは言うまでもない。
 こういう問題が起きた場合、もちろん最も責任が重いのは警察とか検察または裁判所という司法機関なのだが、これを批判している側も問題がある。
 数年前、知人の文芸評論家に頼まれて、霞が関の裁判所合同庁舎内の食堂を借り切って開催された「裁判を正す会」という団体の会合に出たのだが、そこへ、かつて主催者に不愉快な思いをさせられたという人がやってきて、主催者を非難する文章を配布したうえ、罵りの言葉を絶叫し、集会を妨害した。
 これを注意して宥めたのだが、そのあと主催者から、逆に妨害者の仲間であると名指しで同会のホームページに記載された。しかも、ある有名な弁護士に依頼され、予め申し合わせて計画的だったと、根拠もなく断定していた。
 このとき居合わせた人たちは事情を知っているので、抗議すべきではないかと進言されたし、また、誤解だけでも問題だが、そのうえ勝手な推測というより妄想までしていることに驚き呆れ、この会はダメだと見限って縁を切ることにしたと言う人もいた。
 結局、物事をきちんと認知したり確認したりする作業ができず、それで間違えてしまった場合にきちんと訂正したり謝ったりできない人が多いから、その民度の低さが反映して、権力の側も同様になるのだろう。その点は国境無しである。
 
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by ruhiginoue | 2011-10-17 20:55 | 司法 | Comments(0)