井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

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裁判員制度廃止全国集会

 「裁判員制度廃止!全国集会」が、日比谷公会堂で、5月21日月曜日に、午後6時会場6時半開会だそうです。
 関西学院大教授(刑法)宮本弘典さんの講演など。
 入場料500円

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by ruhiginoue | 2012-05-18 20:17 | 司法 | Comments(0)

相撲と裁判の八百長

 九十年代のこと。東京ドームで行われた、プロ野球日本シリーズの読売ジャイアンツと西部ライオンズの優勝決定戦は、読売の勝利で長島監督の胴上げとなったが、この試合が始まる直前、球場内の電光掲示板に、西武の森監督が今季限りで退任というニュースが表示された。これは意図して漏洩された所謂リーク情報らしいと言われる。
 これについて、後に森監督は、『徹子の部屋』に出演したさい質問を受け、あれにより、これから試合に臨もうというチーム全体の意気込みに冷水を浴びせられたと言っていた。当時、あれは卑怯だという声があがっていたが、やはり森監督もそう感じていたわけだ。
 このとき黒柳徹子は、ある相撲取りに、八百長について質問した体験を話した。相撲で八百長の噂はよく聞くけれど本当にあるかと訊いたところ、優勝決定戦で、わざと負けたと非難されたことがあると言う。
 しかし、あれはわざと負けたのではなかった。対戦相手の母親が急死し、優勝を墓前に報告したいと言っていて、決定戦の取り組みのさい、対戦相手の家族が遺影を持ち、こちらに見えるように向けて客席に座っていた。こんなことをされたら、勝ってはいけないような気持ちになり、力が発揮できるわけがない。
 これと、東京ドームでされたことは同じではないか。そう言いながら黒柳徹子は、冷静を保とうとしながらも、押さえ切れない憤りに声を震わせていた。
 だから裁判でも、殺人、事故、公害、災害、戦争、など、犠牲者の遺影や横断幕を持った遺族らがやって来る姿を、裁判所前でマスコミがやらせっぽく撮影はするが、そのあと法廷では、遺影も横断幕やゼッケンなども、出してはならないのだ。
 これは言うまでも無く、裁判を冷静に公正に行うため傍聴席から心理的に圧力をかけることを防がないといけないからで、こうした情緒的になっていけないという問題のほかにも、暴力団の事件で証人が威圧される恐れなど、いろいろと理由がある。
 まったく当然のことであり、こんなこと説明するまでもなく解る人が多いだろうし、最初は解らない人でも説明を聞けば誰だって解るはずだ。
 ところが、あの山口県光市で起きた殺人事件では、『徹子の部屋』と同じ放送局の人気番組『ニュースステーション』に出演した遺族だという人が、それでも「僕には解らない」と絶叫したのだった。
 これを見て、報道番組がしてはいけないことだと感じた。背後で何かしらの力が作用しているのではないかとも疑った。そうしたら、これが生放送で一度だけ偶発的に起きたハプニングではなかったことが、その後の執拗な報道まがいの扇動があったことで確信できたのだった。
 このことを、最近、相撲が八百長によって本格的に人気がなくなって入場券が手に入りやすいという話を聞いて、思い出した。

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by ruhiginoue | 2012-05-17 21:21 | 司法 | Comments(4)
 橋下市長が、刺青をしている公務員は消してもらいたいと発言した。
 これは、清掃の職員が刺青をしているとの通報があったので、職員たちに刺青をしているか尋ねるアンケートをとったところ、していると言う人が結構な数いたからだそうだ。
 おそらく、ヤクザが雇われてないかと危惧した市民が通報したのだろう。地方自治体が民間の清掃業者に業務委託したら、そこは暴力団が経営していて、安く処理するというから入札したけど実は不法投棄していたという問題が過去に何度も起きている。
 例えば、前に埼玉県のある市で、橋下さんが大嫌いな労働組合がうるさいからと、民間業者に清掃を委託し、これで安くなったと市民に説明していたが、安すぎるので不可解がられ、夜中に群馬県まで行って山の中にこっそり捨てていたことが発覚し、そらみたことかと組合が騒いで元通りということがあった。
 しかし、もともと刺青はカタギのすることではなく、とくに公務員は遠山の金さんのような例外があるだけで、普通はしないものだったが、髪を染めるのは不良というのは昔の話になったのと同じように、最近では刺青もただのお洒落となりつつある。
 なので、橋下市長も刺青が直ちに悪いとまでは断定できないが、と言い添えている。だから、個人の自由だけど、仕事中は見えないように隠せと指示すればよいのではないか。
 ところで、刺青が安易になったのは、レーザー技術の進歩で消せるようになったことにもよるだろう。それが無い時代は、手術で切除するしかないが、公務員だから刺青は印象が良くないので手術までして消せというのを、かつて自衛隊でやっていたそうだ。
 そのため、自衛隊病院では刺青切除手術をよく行っていて、経験豊富だから技術も優れていたのに、防衛医大の講師がやったお粗末すぎる手術は何だ、と元自衛官から言われたことがある。この元自衛官は、(←この語句が欠落しており、失礼いたしました)自衛隊学校では軍事アナリスト小川和久氏の同級生だったそうで、同窓会の記念写真を見せてもらったら、確かに並んで写っていた。
 その問題の防衛医大講師は、普通のホクロのように色素があるだけなのに皮膚癌になると言って手術し、それで問題になると誤診などしておらず美容目的だったと言い、それにしては技術の選択が間違っているし、その技術を使用するにしても結果が酷すぎると医学会で問題になった。
 それでも渋谷区で美容外科診療所を経営し、防衛医大で研鑽した「カリスマドクター」であると『MAQUIA』とか『HANAKO』などの女性雑誌にタイアップ記事をいろいろと掲載して派手な商売をしていたが、その過去を知られたためなのか、その後にまたなにかあったのか、千葉県の田舎に引っ越してまるで異なる在宅診療所を経営し始めたらしいと聞いて、千葉県の役所から公文書の写しなどを入手し確認したところ、事実だった。
 そのさい千葉の役人は、「あそこは凄い僻地ですよ」と言った。

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by ruhiginoue | 2012-05-15 08:12 | 政治 | Comments(6)
 政府は航空自衛隊の次期主力戦闘機F35(米ロッキード・マーチン社製)の値上げに応じる方針を固めたそうだ。
 これで、12年度予算で1機あたり99億円としていたが、百数億円に見直すとのこと。これにあわせて予算のやりくりをするらしい。
 かつての主力戦闘機F4ファントム(米マクドネル・ダグラス社製)は、アメリカに売るときは6~7億なのに、カナダには11~12億、日本に売るときは20億くらいになっていたそうで、外国に売るときは儲けようとするにしても、日本からはボッタクリというわけだった。
 防衛省の担当者も仕方ないという態度だ。反抗すればCIAに殺されるとまではいかなくても、今まで業者に便宜をはかってきた見返りの秘密などを暴露されてしまうだろうから。
 こういうとき、かつてベストセラーとなった著書『NOと言える日本』で、「日本の優れた技術をソ連へ渡すぞとアメリカを脅せばよい」と主張していた石原慎太郎センセイが、値上げするならロシアが開発中の戦闘機T50に日本の電子装備をすれば世界最強だ、とか言い出さないのが不思議である。
 もっと不思議なのは、大言壮語で人気取りして当選してから何もしない石原センセイに怒らない多くの日本国民である。

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by ruhiginoue | 2012-05-14 17:16 | 政治 | Comments(3)
 昭和天皇がA級戦犯合祀で気を悪くし、それから靖国参拝をしなくなったと述べていた。そのように側近が記録していたと『日経新聞』が一面トップで報じ、ちょうど総理の参拝で議論になっていたことから、たいへんな騒ぎとなった。
 これを否定しようとネトウヨが「朝日の捏造」と言っており実に滑稽だが、こうなるのは『朝日』が、批判のためにする批判の記号となっているからで、マスコミの代表のように勝手な持ち上げと買いかぶりがされていることなど、いくつか原因が考えられる。
 そして、同様の話は他にもいろいろあり、しかも匿名の愚か過ぎるネトウヨだけでなく、雑誌などで実名出して同じ発言をする愚か者の恥知らずがいるとの話を、先日した。
 他にもいろいろあるとは、例えば、これは前に述べたが、「従軍慰安婦」は朝日の捏造だという人がいるけど、そんな言葉が外交問題になるより何年も前に、フジサンケイグループの総帥だった鹿内信隆が、軍の直接関与を体験から述べていて、それが『正論』に掲載されていた。
 また、戦争中に中国で日本兵が軍刀による「百人斬り競争」をしたとの話を、これまた『朝日』が捏造したというけど、これは『毎日新聞』が、当時に兵士から武勇伝のように語られたことを記事にしたもので、それを後にある中国人が、戦果ではなく殺人の数を競うことを平然と記事にしていたとして問題にしたので、その記事はこれだと『朝日』が『毎日』と明記して引用したのだった。
 さらに呆れるのが、「南京事件」は『朝日』の捏造というもので、言うまでもなくこれは東京裁判で問題にされたことであり、責任者は有罪となり処刑されているのだから、これを捏造と主張するのなら同裁判の原告側である戦勝国のアメリカと中国による、というべきだ。
 このようなネトウヨのお粗末よりみっともないのは、マスコミや集会など公式の場で堂々と実名さらしてネトウヨと同じ程度の発言をすることだ。東京裁判について言うと、昭和から平成に入ったばかりの89年に、文芸春秋社発行の『諸君!』という右派誌として最もボルテージが高かった月刊誌上で、当時上智大学教授のちに名誉教授の渡部昇一という人が、敗戦時に日本の庶民は天皇に戦争責任があるとはまるで考えておらず、なのに東京裁判などに影響され、それを日教組や新聞が浸透させたと書いていた。
 これまた説明するのもアホらしいのだが、東京裁判は天皇に戦争責任が無いという結論だった。天皇は被告になっていないし、責任は東條首相にあるということだった。
 そのように結論へ誘導しており、それはマッカーサーが日本の占領政策と防共に天皇を利用するため温存したいとの意向を持っていたからで、不公正な裁判だった。そう左翼その他の反天皇の立場をとる人が東京裁判を批判するならともかく、逆に戦争責任で天皇を擁護するさい、責任ありと言う国民意識に東京裁判が影響しているというのは滑稽だ。
 こんなことを平気で書いてしまう大学のセンセイ、そして掲載してしまう大手出版社の雑誌、これは匿名のネトウヨが無責任にデタラメを書くのとは次元が違う、ある意味ではとても深刻な問題である。


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by ruhiginoue | 2012-05-13 11:51 | 社会 | Comments(0)

昔から言われていたこと

 近所の書店に行って、本を購入した。
 そのさい、並んでいる中に田母神とかいう元航空自衛隊の頂点に居て舌禍事件を起こしたのを売りにする男の本があった。無名の出版社で、地味というより洗練されていない装丁だった。
 この人はまだ批評家のような活動をしているようで、今月号の月刊『紙の爆弾』によると、マスコミには出なくなりつつあり講演で稼いでいるらしい。
 よく言われることだが、彼のタカ派ぶった意見と主張は軍事や外交の観点からすると非現実的すぎる。これがただの批評家なら受け狙いだけしてるということで済むが、こんな感覚の人が自衛隊の要職に居られたということに呆れてしまう。
 こんな人については、防衛大の校長だった猪木正道が昔から問題にしてこう指摘していた。
 「空想的軍国主義は、空想的平和主義に劣らず危険である」


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by ruhiginoue | 2012-05-12 19:08 | 雑感 | Comments(0)
 前に、文芸春秋社には朝日新聞社の入社試験に落ちた奴がいっぱい居るという、よく言われる事実に近い皮肉について述べたが、そういうことを言われるのも、今週の週刊文春の派手な見出しの記事と、それに対する朝日新聞の否定と抗議という「またかよ」と言うしかない話が相変わらずだからだ。
 かつて、政治評論家でサンデー毎日の編集長だった、気骨の人として知られた今は亡き松岡英夫が、こう指摘していた。
 メディア同士で論争はもちろん対立や喧嘩するのも大いに結構だが、それは世の中の重大事を真剣に考えてのことならば、の話であり、ところが、よく見ると騒ぐことが目的で騒いでおり、そんなことに労力を費やすのは馬鹿げている。 
 なるほどの指摘だ。でもまあ、商売なので騒がれてナンボという現実もあるだろうし、入社試験のルサンチマンもあるだろう。
 しかし、これはよく言われることだが、どの新聞も大して違いはない。これは記者クラブ制度の弊害とか、横並び意識とか、日本的な事情によるものと指摘されている。
 ただ、程度の低い右派雑誌の常連寄稿者たちにとっての客や、その周辺の野次馬となっているネトウヨたちにとって、「朝日」とは批判のためにする批判の記号となっている。
 それで、他の新聞も同じ論調なのに「朝日が」と言ったりする。そのうえ、時には他紙の記事を「朝日が」と言う。
 例えば、昭和天皇の側近をしていた宮内庁長官がつけていた記録の中に、靖国神社に参拝するのをやめてしまったのはA級戦犯合祀で気を悪くしたからだと昭和天皇が語っていたという記述があり、これが明らかとなったのは、ちょうど小泉総理の参拝をめぐって問題になっていた時期であったから、大騒ぎになったものだ。
 これについてネトウヨたちが、「朝日の捏造に決まっている」と言っているのをあちこちで見かける。これはどう検証しても捏造とは言い得なかったが、それとは別に、そもそもこの件は日経新聞が一面トップで報じたスクープ記事であった。
 このような滑稽すぎる話は、他にいくらでも出てくる。それは後にまた紹介するとして、こういうお粗末すぎる事実誤認をしておいて、「われわれはインターネットで情報を得ている。われわれと違う者たちは情報弱者」と威張っているのだから、本来は笑える話なのに、気の毒で笑えなくなってしまう。
 ただ、そうした愚かすぎる匿名ネトウヨたちとは違い、同じことを堂々と名乗って雑誌に書いている恥を知らない人たちがいて、そんなものが特定の層に受けるだろうと商売にしている一部出版社があり、いくら不景気でもそんなことまでしてしまって情けなくないのか、今後の問題にしていこうと考えている。

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by ruhiginoue | 2012-05-11 07:54 | 社会 | Comments(2)
 例えば「従軍慰慰安婦」だった女性が、それは騙されたとか強制されとか、何かしらの不正による非人道的な内容であったとして、被害の賠償を裁判に訴えていることがある。
 これらは結局、戦争終結を公式に確認し合う講和条約により、戦争関係の被害は相手国ではなく自国政府が賠償すべきと決められたのだからと請求棄却されている。
 ただし、慰安婦の被害事実は数々の証拠から明らかと認定されてる。
 こういうことは、裁判所に行けば直接に情報を仕入れることができる。法廷で傍聴したり、関係書類を閲覧したり、関係者が配っているチラシをもとにネットや文献で調査したり、いろいろな方法がある。
 ところが、不精な人は『SAPIO』などの漫画右翼雑誌なんかを読んで、知った気になる。「国際情報誌」と自称しているが、あれは又聞きのその又聞きを大袈裟な表現にしているから中身が薄く弱いし、そんな内容であるから安上がりに作られていて、そんなものに支払うとしては値段が高すぎる。
 そんな、無駄な金を出して知った気になることは避けて、たまに外出することを提案したい。

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by ruhiginoue | 2012-05-10 05:43 | 司法 | Comments(3)
 シリア情勢について、8日ジュネーブで赤十字国際委員会(ICRC)のヤコブ=ケレンバーガー委員長が、シリア国内の若干の地区での政府軍と武装在野勢力との戦いは、局地的内戦と言ってよいほど激しいものだった、と述べた。
 ところが、これについて日本では、武装蜂起ではなく「反政府デモ」と穏健なものであるように言い、これに対してシリア政府が「武力弾圧」を続けている、と執拗に報じている。リビアの時と同じである。
 おそらくマスコミに対して、石油業界から圧力がかかっているのだろう。ここまであからさまな虚報が垂れ流され続けるのだから、大手企業とその系列と間を取り持つ広告業界大手から、働きかけがあったとしか考えられない。
 これは、欧米への同調圧力に加えて、震災による深刻な事故のため原発が駄目になってしまったので、代わりに石油を安く仕入れる必要性が生じたとの考えから、産油国に欧米の傀儡政権を作ってもらいたがっている、ということであろう。
 だから、業界としては原発にもう見切りをつけていることが伺え、ということはすでに結論が出ていて、脱原発か再稼動かという議論をいくらしてみても無意味と思われる。

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by ruhiginoue | 2012-05-09 06:02 | 国際 | Comments(0)
 京都府亀岡市で、少年が無免許で運転する車が登校中の小学生の列に突っ込み10人が死傷した事故に関連し、少年法に文句を言う人たちがいる。
 しかし、この事件と少年法は無関係である。
 こんなことは指摘するまでもないことであるはずだが、仮に、事件を起こした者が前にも事件を起こしていて、その当時未成年だったので少年法に基づいた更正の措置がとられていたなら、更正が出来ていなかったのか、他に原因があるのかという問題になり、前者であった場合は、少年法の運用またはそれ自体に難があった可能性があるけれど、この事件は未成年者が起こしたというだけで、少年法が適応されるのは後のことであるから事件とは関係が無い。
 しかし、そこに文句を言っている人たちがいるわけだ。つまり、事件の原因を追究し解決と防止の策を練るという合理性を否定し、ただ報復感情を煽っている。
 そうした感情論を対策とするのは要するに見せしめを求めているのであり、恐怖支配による治安の維持を志向していることになる。だったら、被害者への同情を隠れ蓑にする偽善をせず、堂々と自分はファシストであると認めるべきだ。
 ただし、自分がファシストだと公言するのもそれなりに勇気がいる。未成年者の犯罪が報じられるたびに少年法は要らないと叫ぶ人たちは、勇気がない。世の中には凶悪犯罪がいくらでもあり、そのうち少年犯罪はごく一部でしかなく、しかも大体は大人の犯罪に比べたらまだカワイイものであり、たまに結果として派手なことになる場合があるというだけだが、しかし犯罪全体ではなく少年事件だけヒステリックに騒がれる。それは、少年事件だと勇気が無い人でも安心して騒げるからだ。
 また、少年が法律を意識して犯罪を行うことはごくまれな例外だが、暴力団が未成年者をそそのかして「鉄砲玉」にするさい、少年法により大人のような刑罰にはならないと言って説得することは、よくある。
 しかし、もしも少年事件よりもっと悪質で深刻な暴力団の犯罪を告発し、追及したらどうなるか。つい先日、暴力団と馴れ合いをせず厳しい態度で定年退職まで臨んできた元警官が銃撃されている。マスコミだって、追及や糾弾のキャンペーンをしたら、朝日新聞阪神支局事件のようにズドーンということになってしまう。だが、少年だったらそんな怖いことはない。
 だから、亀岡市の事件でも、被害者側の情報を加害者側に安易に教えてしまった人がいるのだ。少年の親が被害者に謝りたいと言うので、それ相当の地位にいる人が安易に連絡先を教えてしまったことが問題になっているけど、個人情報の保護とかいう以前に、犯罪がらみなのだから、これがもしも暴力団の事件だったら大変である。しかし、所詮は少年事件という認識があったのだろう。こういうところの対応で、しっかり関係者の本音が表れている。 
 
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by ruhiginoue | 2012-05-08 06:05 | 司法 | Comments(7)