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by ruhiginoue

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 映画『へルタースケルター』を紹介するサイトに、美容外科の広告が満載されており、それには拙書『華麗なる美容外科の恐怖』で実名挙げて問題にしているところもあった。f0133526_16355175.jpg
 ここは、金儲け主義と人命軽視の経営によって批判されることが多く、すでに女性の悲惨な被害者が出ている。
 そんな診療所が、この映画の内容に便乗しようとするのは明らかだ。
 荒唐無稽な宣伝に惑わされ、高額で危険な医療に誘引される愚は避けてもらいたい。
 また、被害者だけの問題でなく、医学全体が質低下をきたす。そんなことをしている医師のほうが、懸命に生命を守るため働いている医師より大儲けしているとなっては、医学界にモラルハザードがおきてしまい、国民全体の生命にとって危機となる。
 

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by ruhiginoue | 2012-07-31 23:03 | 映画 | Comments(2)
 例の銀座ファースト法律事務所の問題の続き。
 国が被告の裁判では検察官が国の代理人として弁護士の役をするが、防衛医大の裁判では元裁判官の弁護士が国の訴訟代理人だった。これが銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士であった。
 これは、元裁判官がやっている法律事務所で政府筋の業務も請け負っている、というわけだが、しかし経営のため利益を求めることでは、民間のものや個人経営のものと変わらない。
 そこで業務にけじめをつけないといけなかったはずだが、そうしなかった。国の代理人であると同時に、問題の医師から個人的に代理人の仕事を請け負ってしまった。そして、国より医師個人の利益を優先させる仕事ぶりとなってしまった。
 それはまず、医療裁判において医学的見地から真実を明らかとすべきところで、問題を起こした医師の不祥事を隠蔽したことだ。専門医の意見や鑑定をして当然なところで、田中清弁護士は頑に抵抗した。その結果、文献だけで裁判官が判断するのは問題なので、判決はその部分に具体的な言及をせずに、元患者側の主張だけを全認容して原告の全面的な勝訴とした。
 すると田中清弁護士は、説明と同意の問題で敗訴したのであって、医師は医学の専門的な誤りをしたのではないと、ことあるごとに言い続けて、国は全敗させながら、問題の医師個人を擁護したのだった。
 実際には、その医師・伊藤嘉恭防衛医大講師の手術と見識に対し、どんな医師でも医学的にとんでもないことだと指摘し、あまりにひどいので伊藤医師の頭の構造を疑うと明言した医師も複数いる。伊藤医師の上司だった防衛医大形成外科の責任者・新井克志医師も、自分では絶対にやらない手術であり、伊藤医師のした手術は理解不能であると明言している。
 なのに、伊藤医師は医学的な間違いをしていないかのように、田中清弁護士は言い続けた。これと同時に、伊藤医師は自分が防衛医大でやったことは使用者だった国に責任をとらせ、自分個人は代官山や青山で美容外科診療所を経営して、主に女性むけファッション雑誌にタイアップ記事を掲載させて集客し、大儲けしていた。
 ほんとうは、防衛医大で医師が仕出かした専門的な間違いをきちんと追及してくれたほうが、特に自衛官とその家族および一般人も安心できる。ところが医師から個人的に雇われて隠蔽では、私利私欲によって公益・国益を損なわせる。
 このことは、よく、現役自衛官とその家族から言われるが、前に話に出た小川和久氏の同窓生の元自衛官は、田中清弁護士のことを「国賊」だと言っていた。決して言い過ぎではないだろう。
 また、銀座ファースト法律事務所のホームページには、井上静のホームページに虚偽が記載されたことで裁判所に書き込み禁止の仮処分の申し立てをして、これが認められたと記載し、いかにも井上が不正をしたように見せかけているが、これは担保金として30万円もの金を積むことで、相手方に反論させず一方的に仮処分命令をさせる制度の悪用であった。緊急の場合はやむを得ず認めるけれど、相手の反論もないまま一方的というのは問題なので、大金を担保にしなければならない制度だ。
 普通はなかなかできないが、金のある人はできる。美容診療所の経営で儲かっていたからだ。ここは金ばかり取って技術は「?」という評判もあったが、そうした悪評がある美容外科は珍しくない。
 そして、仮処分の申し立てに銀座ファースト法律事務所が提出した書証は、よく見れば偽造であることが明らかである。このことは既に説明した。さらに、それと同じ証拠に基づいて伊藤医師は名誉毀損で訴え、井上のホームページは虚偽が記載されているとして慰謝料を払えとの判決だったと銀座ファースト法律事務所は嘘をついている。この嘘は各地で反復されたが、そんな判決は存在しない。
 ここで問題なのは、銀座ファースト法律事務所を名誉毀損で訴えても、前に述べたようなイカサマ裁判をされてしまうから、これに対抗する方法を思案しているのである。

 死亡事故を起こして大騒ぎになった美容外科から政治献金を受け取っていた人が総理大臣になって、そうしたら原発再稼働に消費税率上げ、抗議の声に耳を貸さず十万人デモは単に大きな音がすると言ったそうだが、なるほどと納得である。

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by ruhiginoue | 2012-07-29 16:53 | 司法 | Comments(0)

シリアの石鹸

 シリア政府軍は、反対派武装勢力によって占拠されていたアレッポを解放する作戦を開始したと報じられた。
 国際社会はシリア政府軍の攻撃に際して、民間人の犠牲がでる危険性に対して懸念を表明しているが、リビアの時は、民間人の犠牲を防ぐと軍事介入し、NATO軍が反乱軍に加勢して政府を転覆させ指導者カダフィを殺害し、そのさいの攻撃によって多数の民間人が犠牲となり、劣化ウラン弾で汚染も引き起こした。傀儡政権をつくるつもりが、今も混乱が続いている。
 それを隠して欧米に追従し嘘報道を垂れ流すのが日本の新聞とテレビである。かつてクエートでイラク兵が病院に乱入して乳幼児を虐殺したという涙のヤラセ捏造証言が明らかになったというのに、さらにリビアで虚報を垂れ流し、続いてシリアでも日本のすべてのマスメディアが「民主化を求めるデモに武力弾圧を続けるシリア政府」と、欧米の口移しを垂れ流す。

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 シリアのアレッポといえば手作りオリーブ石鹸で、日本でも愛用している人が多い。そして買えなくなるのではないかと心配されている。
 そしてP&Gの肌にも環境にも悪い商品が取って代わるのだろうか。P&Gは華やかな宣伝でスーパーモデルなど芸能人の御用達というようなイメージを振りまいているが、もともと軍産複合体として悪名高い。

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by ruhiginoue | 2012-07-28 22:16 | 国際 | Comments(0)
 昨年、「銀座ファースト法律事務所」の所長田中清弁護士は、業務態度の悪さと費用の高額さと敗訴の結果という不満を、依頼人だったという者からインターネット上で暴露されていた。
 そこには同事務所の内部事情まで含めて具体的に書かれてあった。
 すると、同事務所はホームページ上で、その話は嘘であり名誉毀損と業務妨害だと非難した。
 さらに、根拠も無く、その犯人のように前に訴訟で対立した相手の実名を挙げた。
 このため弁護士会に懲戒請求されると、東京弁護士会はなんだかんだと屁理屈をつけて懲戒しなかったけれど、しかし懲戒請求のとおり同事務所のホームページは誤解させる記述をしているとは認めたのだった。
 ところが名誉毀損で訴えられた途端に銀座ファースト法律事務所は、当該ホームページの記述を微妙に異なる構成と文章に書き換えてしまい、それを受けて裁判所は、最初から書き換えたもののように書くつもりだったようだから訴えとは違うという非常識すぎる判決であった。
 この裁判で銀座ファースト法律事務所は、事務所のホームページに、中傷誹謗を受けたとは書いたが、誰からとは書いていないと抗弁した。しかし、文中に誰とは書いていないが、その文がある場所に「井上静事件」と書かれていて、ソースを見るとその部分は< t i t t l e >と< / t i t t l e > との間に挟まれていて、明らかに文の題名になっている。これでよくも、文中には主語が無いから誰のことかまでは書いてないと抗弁できたものだ。
 このように、データまで表示して徹底的に追及したのだが、そこで逃げられないとなったら、後から書き換えたものをもって前からこう書くつもりだったと「伺える」という非常識を裁判官が判決文に書いたのだった。これで通用するなら、週刊誌など大喜びだろう。
 信じられないと言う方もいるだろうが、それなら判決文をお見せするので、ぜひ読んで頂きたい。
 この裁判で田中清弁護士は、まともな抗弁を一切せず、ひたすら自分が元高裁判事で退官後も政府筋の仕事を請け負っていると強調した。これが効いたのだろう。
 また田中清弁護士は、その経歴のためか、お上にもの申す市民に敵意を抱く性質のようで、この同類が現役裁判官にもいて、あるいは同類ではないが、それに抗すことができない裁判官も少なくないということだ。我が国の司法は本当に情けない状態である。
 そこであきらめてしまっては何ごとも進歩しないから、また銀座ファースト法律事務所を訴えようと考えているが、また訴えられた途端に書き換えて裁判官によろしくという手口を使われては無駄なので、それを封じる方法をいくつか検討しているところだ。
 これについて、何かいい考えがあったら非表示コメントで教えて欲しい。前はこれで教えてもらった方法で、敵に致命傷ではないが痛打を与えることができて感謝している。
 
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by ruhiginoue | 2012-07-27 18:26 | 司法 | Comments(0)
 赤川次郎さんが情けないと言って指摘していたように、経済の悪化を心配する財界の意向を受けて、マスコミは菅総理が東電幹部を叱責したり原発見直したりしたことを一斉に非難し、すげ替えられた野田総理は、放射性物質がまき散らされ続けているのに事故収束宣言を出して原発再稼働させた。
 これについて、経済の悪化とは原発を存続させたいがための嘘だという意見もあるが、そうではなく、経済が悪化するならなおさら、ぜひ原発を止めて欲しいという人たちの話も聞いた。
 経済活動が停滞すれば、もう奴隷のように働かされなくて良いということだ。貧しくなっても仕方ないし、むしろ健全な生活ができることで貧しくはないのではないかと。
 それだけ国民は疲れている。これでは原発がどうであれ、経済が良くなることはないだろう。無理をさせても駄目だし危ない。
 先日、あれだけ熱中症で倒れた人たちがいて、報道も随分とされた後だというのに、栃木の中学校の女子バレーボール部の四十歳代の顧問が、校庭を100周走れと命じて生徒たちが熱中症になった事件があった。この教師は「身体と精神を鍛えたかった」と時代遅れも甚だしい言い訳をして顧問を外されているが、このしょうもない教師を批判できない人たちが大勢いる。
 八十年代後半の当時に、知人の画家(短期間の講習を受けた)の男性が東欧へ行った話をしていた。そこでは当時まだソ連の傘下で、無理に経済政策を押し付けられたため停滞してしまい、日本と違って貧しかった。だから、当時「日本は資本主義で良かった」と言っている人たちがいて、それは決して自民党の御用マスコミ人だけではなかった。
 しかし、彼は音楽が好きだったが、東欧の一般家庭の人たちは日本のようなオーディオ機器を持っておらず、では気の毒なのかというと、違うと言う。
 そんなもの必要なかった。確かに金が無いからオーディオ機器は買えないけど、街のホールではどこもタダ同然の入場料でコンサートを頻繁に開催していて、あくせく働かなくていいから残業することなく、おかげで時間はあるからみんな楽しんでいたそうだ。音楽会の他にも、お芝居その他いろいろある。
 だから彼は言った。もちろん東欧が良い訳ではない。何のためにがんばっているのか見失っている日本があまりに馬鹿げているだけだ、と。

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by ruhiginoue | 2012-07-25 19:53 | 社会 | Comments(5)
 かつて「風の谷のナウシカ」イメージガールから女優となった女性が在日だとテレビで暴露してしまい、当人が自ら公表いわゆるカミングアウトしていないのに、そっとしておくか神経を使うべき「プライバシー情報」「センシティブ情報」について配慮しなかったと猛抗議を受けて、それからというものテレビから姿を消したとされる〝評論家〟塩田丸男とは、もともと権力に媚びて弱い者いじめの発言をすることで利益としてきたから人間のクズと評されるべき者であることは前に述べた。リンク先参照
 その塩田丸男は、他にも挙げていたらきりがない権力媚び売りまくりをしていたが、その一つに、大規模なデモや集会があったという報道で、主催者発表何人、警察発表何人というものにケチをつけ、こういうものは警察の発表だけにするものだとテレビ朝日のレギュラー出演で言った。
 これは、主催者は水増しするが警察は公正に数えるからだと塩田は言いたい(媚びたい)わけだが、しかし主催者が当事者であるから正確さに疑問はあるとしても、警察の発表が実態から大きく離れていることも常識であり、それもそのはずで、「官製デモ」「官製集会」は別にして、だいたい集会とは政府が積極的でないことを要求したり、政府に反対したりするものだから、それを規制する側にいる警察は決して中立ではなく当事者なのだ。
 これについて、評論家の鈴木邦男氏がブログで指摘している。

 7月16日(月)、代々木公園の「さようなら原発・10万人集会」-----今年1番の暑さだった。でも、人はどんどん集まってくる。人、人、人の波だ。-----「10万人集会」と呼びかけたが、何と、主催者の思惑を超えて、17万人が集まった。----- 次の日の「警察発表」は何人というのだろうか。「又、1万人とでも言うんじゃないのか」と参加者は噂し合っていた。-----翌日の新聞を見たら、「警察発表7万5千人」と出ていた。10万人近いことを渋々認めていたのだ。-----何なら、第三者の機関を作ったらいいのに。主催者や警察とは全く別の、中立的な機関だ。たとえば視聴率を調べる機関のようなものだ。あるいは新聞の発行部数を調べる「ABC調査」のようなものだ。当日はヘリコプターが6、7台、飛んでいた。集会の全体、デモの全体を撮っていた写真も新聞に出た。-----それを丹念に数えたら、大体の数は出る。いくら警察が、デモの人数を少なく発表しようと思っても、「1万人」などと捏造は出来なかったのだ。

 このような情勢によって、今では塩田丸男のような媚び売り評論家は、どんどん通用しなくなっている。自民党が衰退したのも、テレビを見る人が激減したのも、その反映である。

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by ruhiginoue | 2012-07-23 18:45 | 社会 | Comments(7)

急に涼しくなった

 猛暑だったのが、急に涼しくなり、雨となった。
 雨が降り出したのは19日から。
 これが悔しい。

 
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 ところで、雨に当たると汚染が怖いとも言われているが、そのおかげで「ご飯お代わり自由」を売りにしている飲食店は大喜びだそうだ。
 価格暴落している福島産の米を使っているからだ。

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by ruhiginoue | 2012-07-20 23:29 | 雑感 | Comments(0)
 学校でのイジメが原因となり自殺者が出た話題で、歌手のはしだのりひこが語っていた体験を思い出した。

 彼の息子が小学生のとき、学校でイジメに遭い頭に負傷した。学校から電話で連絡があり、彼は学校に出向いて連れ帰った。その途中、「腹が減っただろう、ラーメンでも食おう」と言って、息子を連れてラーメン屋に入り、怪我した頭を「お父さんがハンカチで押さえてやるから」と言って食べさせた。
 うちに息子を置いてから、そのときちょうど病気で入院中だった妻の見舞いに行った。そして息子の話をしたら、妻は驚いて言った。「それで、頭の傷は縫ったの?レントゲン検査の結果は?」

 医師の治療も検査も受けておらず、行ったのは病院ではなくラーメン屋という話に、当然ながら彼の妻は怒ってしまい、それでやっと自分のバカさ加減に気づいたはしだのりひこは、その後息子を病院に連れて行ったそうだ。
 後になって考えてみると、怪我を押さえながら黙々とラーメンをすする親子の姿は異様だったろうし、それを見た店の従業員や他の客はどう思っただろうかと、はしだのりひこは述べていた。
 不幸中の幸いで大事には至らなかったが、もしも深刻なことになっていて、もう少し早く治療していたら、というようなことになっていた場合、一生悔やむことになっていたはずだ。

 はしだのりひこは、妻が入院して不慣れな家事で悪戦苦闘していた。そのさい、例えば洗濯機の使い方がわからず困ったことなどは、これまで妻に任せっきりだったので仕方ないことだった。けれど、子供が怪我をしたときの対応については、救急車を呼ぶほどではないけど病院には連れていかないといけないから学校から連絡が来たはずなのに、そんな当たり前のこともわからず間抜けな対応をしてしまったのであり、彼は本当に恥ずかしかったそうだ。

 また、彼の息子がイジメに遭った原因とは父親で、はしだのりひこはフォーク歌手なので長髪にしているなど風袋が他の保護者とは違って個性的であったから、授業参観の後で「変な親父だ」と言われ息子は攻撃対象とされてしまったのだった。

 そこで、はしだのりひこは調査を始め、イジメの中心だった児童のことを突き止めて、その住所へ赴き、どんな家庭なのか下見した。抗議とか賠償などで直談判しなければならならい事態もあるのだから。すると、イジメの中心となっていた児童の家は立派な建物だったし、親は相当の社会的地位にいることがわかった。
 そして、それ相当の親だと、その後ろ盾を持った子供は何かと自信をもっている現実にも気づいた。それに比べ、はしだのりひこは芸能人としてスターの部類に入るけど、他のことはお留守だったから子供の命にかかわる緊急事態にもちゃんと対処ができない情けない父親だった。こういうことに子供は敏感である。

 だから、はしだのりひこは息子に涙を流して謝り、「お父さんだって決して強い人間ではないので、お前に強くなれと言うことはできない。だから力を合わせよう」と言い、そのうえで学校と話し合うなどして解決までもっていったそうだ。

 その後、はしだのりひこは小規模のリサイタルを開いたさい、「子供に<ごめんなさい>が言えない親は駄目ですよ」と言っていた。子供がイジメの加害者になるのも被害者になるのも、どちらも親に原因があって、何らかの形で子供を思い上がらせるか、逆にどこかで気弱にさせている。その不愉快な現実を認められなければ、大人としての責任を引き受けられないということだ。

 つまり子供が悪いことを、してもされても、どちらも責められるべきなのは大人である。それをわかってない人がよく見受けられる。


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by ruhiginoue | 2012-07-19 18:53 | 芸能 | Comments(0)

経済に詳しい庭師

 アメリカの映画『チャンス』の原題は《Being there》「ありのままに」という意味だ。
 この主人公・庭師チャンスは、たまたま知り合った財界の大御所が、合衆国大統領から財政再建の相談を受けているところに同席する。
 彼は経済のことなどまるで知らないから、自分の仕事の話をする。
 「冬になって葉が落ちても、枯れ木になったわけではないのです。根がしっかり張っていれば、かならず廻ってくる春には、また葉が茂り、花も咲き実もなるのです」
 そう言ったところ、財界の大御所が言った。
 「ふむふむ意味深長だ。不景気であっても経済の基盤が磐石であれば、いずれ好景気になるということだ」
 と勝手に解釈し、それを大統領が受け売りする。
 「経済に詳しい知人が、こういう喩え話をしていた。私もまったく同感である。今この国の財政は確かに厳しいが、いずれ必ず産業が活性化するから、心配には及ばない」
 そう演説したものだから、そのあと主人公はマスコミに追いかけられる。
 「大統領が引用したあなたの説について、経済学者の中には楽観論すぎるという指摘をする人もいますが、いかがでしょうか」
 この質問に主人公は、意味が理解できないのでまた植木の話をしたところ、これがさらに勝手な解釈をされて議論となり、主人公は専門家のように祭り上げられてしまう。

 最近、経済について持論を説く保守系人気ブロガーたちのサイトを訪問して、この映画を思い出した。


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by ruhiginoue | 2012-07-18 20:27 | 経済 | Comments(0)

イジメとアンケート

 学校での、イジメとアンケートのことが騒がれてる。
 学校で教師が生徒にアンケートをとって、どうにかなるものかは一概に言えず、設問などやり方次第だろう。
 これについて思い出すのが、自分の中学二年の時で、学年の生徒全員にアンケートをとって調査するというので、すっかり統計を取るのだと思って名前を書かずに提出したら、担任の教師が、名前を書き忘れた者がいると言い出すから驚いた。
 そして「今やりたいこと」の問いに「ビデオゲーム」と書いたのは誰だと怒って言うので、それは自分だと言ったら、「ゲーセンは不良が溜まっていたりするから禁止なのに、それを書くやつがあるか」と怒る。
 しかし「実際にやろうというんじゃなく、禁止だけとやりたいというだけのことです」と説明したら、「禁止されてることは駄目だ」と言う。それでは本心を問う意味が無い。むしろ、駄目でもやりたいことこそ本音として知る意義があるのではないか。
 それでいて、やりたいことの問いに無回答だった他の生徒に、「ちゃんと書け」と言ったうえ、その生徒が「特に無いんです」と応えたら、「そんなわけないだろう」と語気を荒げてしまい、仕方なくその生徒は「そりゃ、まったく無いわけじゃないけど、それは書きたくないんです」と言ったところ、「先生が親身になって本音を聞いてやろうと言っているんだぞ」と、図々しいというか思い上がった言葉を吐く。だいたい、それでは「禁止されてることは駄目」と言う話と矛盾している。
 しかし教師は、「きれいごとではなく本当に思ったとおりのことを書くアンケートなんだ。何が今やりたいかも正直に書け」と譲らないから、これに素直に従って、その生徒はその欄に「セックス」と書いて提出した。
 これに教師はやはり駄目だと怒気を含んだ声で言ったが、こんなのはそもそもアンケートの意味がなく、調査のためというより結果を誘導して押し付けるためのもので、総理府の世論調査と変わらない。
 また、自殺者がイジメを受けていたらしいとなると、それには気付いていたけど「遊んでいると思った」とか「喧嘩に見えた」などの言い訳が相変わらずである。
 この対策として、『金八先生』の第2シリーズでは、「やめろ」とか「やめて」と、なるべく大声で叫ぼうということだった。それで相手が驚きやめるかもしれないし、やめてくれなくても、やめるようはっきりと言ったのにやったことになるわけだから、少なくとも後で加害者および見て見ぬふりした者が言い訳はできなくなる。そしていざというときに声が出せるよう、普段から練習しておくこと。
 これは正しいだろう。これがすべてではないが、最低限の対策である。実際に、また相変わらずの、見て見ぬふりの言い訳が横行しているのだから。 

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by ruhiginoue | 2012-07-16 22:42 | 社会 | Comments(6)