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by ruhiginoue

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 よく、橋下徹は「弁護士だった癖に」と言われる。
 最近では、従軍慰安婦問題で、相変わらず時勢に迎合して話題作りしたいとの意図なのだろうが、その発言から、証言では証拠にならないと彼は思ってるのが判る。
 いうまでもないはずのことだが、被害者の証言と加害者側の証言、第三者の証言、そのときの背景、などと一致していれば信用できるので決定的な証拠になるものだ。
 むしろ、解釈の仕様がいくらでもある半端な物証より強い。
 これを従軍慰安婦で言えば、 韓国その他の国々の被害者と自称する女性たちの証言は、その人数が多く地域も国も違うのに、内容的に一致しているうえ、日本側からの従軍した兵や軍医の証言とか、彼らが付けた記録とも一致しているから、信用に足ると判断できるわけだ。
 ここまで厚みがある証言なら、刑事裁判でも充分通用する。

 ところが、証言はまったく証拠にならないと言う弁護士は時々見かける。前に裁判所で、弁護士が証拠にならないと言うのに対し、裁判長が「これだって立派な証拠ですよ」と指摘していたのを傍聴席から見たことがある。
 これは、敵の側の弁護士が、相手側の証言を否定しようとして言ったのではなく、自分の依頼人の証言についてのことだった。なぜかというと、証言を証拠とするなら、その内容が信用できるかどうか問題となるので、検証しなければならなくなる。それが面倒臭いということだった。
 そんなやる気のない弁護をする者がいるかと驚くが、特に珍しいことではない。勝ちに行く気がないので、成功報酬は期待せず、先にもらった着手金だけが儲けだから、あとはなるべく手抜きしようということだ。
 そんな態度に付合わされたくないので、共犯者にされたくない裁判官がアリバイ作りにいちおう指摘しておく、ということだ。
 だから、もしかしたら橋下も、そういうことをやっていた弁護士だったのではないかと感じる。
 また、そんな弁護士に依頼しないよう、みんな気をつけてほしい。

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by ruhiginoue | 2012-08-31 19:44 | 司法 | Comments(4)
 ある女性週刊誌が、有名な陸上選手の母親が生活保護を受けているとを報じ、実の母を扶養していないと同選手を非難したそうだ。つまり例の関西お笑い芸人と同じだと言いたいらしいが、事情がまるで異なるので週刊誌のほうこそ厳しく批判されている。
 その選手は、中学生のころに母親と離別しているので家庭が別である。子供が親を扶養する義務があるとする根拠は、親は子供が成人するまで扶養する義務があるからだ。だから子供の頃に家族ではなくなって、そのまま交流が無かった場合まで一緒にするのはおかしいということだ。
 また、日本の法律だと「特別養子」となれば血縁関係であっても親子ではなくなり、扶養の義務もないが、そうでなくても家出や離婚などによって親子の縁が切れることがある。

 ある雑誌上で役所の福祉事務所で働く人が体験談を述べていたが、年配の男性が病気で失業し生活保護を申請したから、調べたら彼には音信不通となっていた息子がいて、成人しており父親を養うくらいできそうったから、息子に連絡をしたところ、「父は20年前に他所に女を作って私と母を捨てたまま行方不明でした。そのため私も母も辛い思いをしたし、生活も大変でした。なのに、そんな仕打ちをした男を、今になって私が養わないといけないのですか」と言われ、父親の方に確認したところ事実で、妻子を捨ててまで走った女とは別れてしまったとのこと。
 まったくしょうもない男だったわけで、そんな奴を税金を使って助けるのもシャクではあるが、自業自得なので野垂死にしろということもできない。
 だからと、息子に向かって「親子には変わりないでしょう」と言えてしまう人も、たまにはいるだろうが、ほとんどの人は言えないだろう。少なくとも自分には言えない、ということだった。
 
 とっくの昔に捨てた子供に、後になって親が泣きつく話は実際にあって、ドラマのネタなどになっていたりする。
 あのジョン=レノンの父親は、妻子を放ったらかしにして放蕩者を続けていたが、次第に生活に困窮し息子を頼って来たが、今さらなんだと怒った息子に無視されてしまい、するとマスコミに売りこんで「息子は大スターになって大金持ちなのに、父親がホテルの厨房で食器洗いの低賃金労働でその日暮らししているのに助けようとしない」と喚いた。
 騒ぎになっては面倒なので妥協したジョンはしばらく付合って援助していたそうだが、そうした親の仕打ちで精神的に参ってしまい、心理療法を受けた結果この歌を作ったことは有名である。
 



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by ruhiginoue | 2012-08-30 18:54 | 司法 | Comments(0)
 スマートフォンの撮影機能を使って京阪電車内で女性を盗撮したとして、大阪府迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕された大阪地裁裁判官華井俊樹容疑者(27)は、寝屋川署の調べに「今年の春ごろから始めた」「どんな下着をはいているか知りたかった」と供述していると報じられている。
 ワコールの創業者は、飲みに行くと従業員の女性に「どんな下着をはいているのかと」大真面目に訊ねて、職業的な興味からであったけれど、仕事を知らない女性からはただのハッキリスケベだと思われてしまったらしいが、それとは違うだろう。
 他にも、教師、警察官、自衛隊員、など、公務員で盗撮をした者たちがいて、盗撮に限らず飲酒運転などもある。規範を示したり不正を取り締まる立場だから、公務員はより厳しい目を向けられるものだ。しかし、あくまで個人の不祥事である。
 この裁判官によるスマートフォン盗撮事件も、法に基づいて裁く立場でありながら法を犯しているので、一般人より大きな問題として騒がれるが、司法の腐敗ではなく、裁判官個人の腐敗であるにすぎない。
 裁判官が法を犯しても、それを批判できない状態が司法の腐敗である。かつて高裁の裁判官が、携帯電話の出会い系サイトを悪用し、後に家出少女となる未成年者に買春をして逮捕され失職した事件があった。これも裁判官個人の腐敗であるにすぎない。
 その当時、これを自分のサイト上で他の裁判官も含めた司法の問題として語っていたところ、それを、防衛医大とその医師の訴訟代理人をしていた元裁判官の弁護士が、印刷して裁判所に提出したうえ裁判官を侮辱していると言った。そうすることで訴訟相手方の印象を悪くしようという姑息な小細工である。
 その弁護士個人の悪あがきではあるが、裁判官個人の腐敗を批判したら訴訟で不利になるように仕向けたわけであるから、どの程度の効果があるかは別にして、意図としては、司法の腐敗を促進させようとするものである。
 だから、法を犯してはいなくても、少女買春や盗撮の不祥事を起こした裁判官より、むしろ悪質というべきである。
 こういうことがあるから、たまたま法に触れた人を叩いて社会が良くなると錯覚してはならないと、しつこく言っているのだ。
 
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by ruhiginoue | 2012-08-29 19:35 | 司法 | Comments(0)
 大物女優の娘が、通っている有名私立校で残酷な虐めをしていたと報じられている。有名人だけでなく庶民まで子供を有名私立校に入れたがるけど、実は有名私立校も、それゆえ差別と虐めが酷い。
 ところが黒柳徹子の『窓ぎわのトットちゃん』によって、公立学校は駄目で私立学校なら良いという幻想が浸透したため、その現実が紛らわされてしまった。もちろんここには、市民エゴのレベルでさえ公教育から逃げ出そうとする人が増大している実態もあるが、そこに加えて政治的な意図から同書の利用もされてきた。
 ちょうど、国鉄分割民営化のさい、国鉄の次には全国の公立学校の労働組合を束ねる日教組を標的にしようと、自民党とその御用マスコミ人が騒いでおり、ここでしきりと引き合いに出されたのがまさに『窓ぎわのトットちゃん』であった。
 そうした政治的策動の中心人物であった中曽根総理は、後に国鉄分割民営化の意図について「当時の野党第一党であった社会党の支持母体である『総評』で最大組織の労働組合である国鉄労働組合を弱体化させる目的だった。これによって社会党は衰弱し、『55年体制』を崩壊させることができた」とインタビューで誇らしげに語っていた。
 これと同時に中曽根総理は教育改革と称し、「臨時教育審議会」を発足させながら、行財政改革のさいと同じように、小さな政府を志向するとして教育部門を圧迫し、邪魔な労組を潰しに出た。補佐する御用学者は慶応大学教授の加藤寛が中心で、そこへ中曽根と同様に軍拡や原発に熱心を通り越し「異常な愛情」を注いで来た渡部昇一や曾野綾子らが加わっていた。
 この二番煎じ三番煎じが、まず小泉総理による郵政民営化などの構造改革路線で、ここでもブレーンはやはり慶応の竹中教授であったし、さらに橋下の「維新」であることは、周知のとおり。
 つまり日本一のベストセラーは、日本一の悪影響を及ぼしたともいえる。著者は意図してなかったのかもしれないが。
 
 余談だが、こうした構造について最初に考えるヒントをくれたのが、高校のさい授業ではなく行事で世話になった東大出の若い先生による「課外授業」であった。

 そして、先日たまたま会って話した人は、東大を出たあと不満で、社会人になってから色々な有名大学に、休職して行ったり勤務しながら夜間部に行ったりして、結局は大学は3つ出て大学院にも1つ行ったというのだが、その人によると、日本の実権を握っているような東大法学部卒の連中が、自分は日本一頭がいいような気になっているけど経済を知らないので、慶応の連中に日本をめちゃくちゃにされるがままになっていると説いていた。
 それを言ったら、もう一つの看板学部である医学でも、同じようなものではないか。そう、こちらからは返答しておいた。

 
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by ruhiginoue | 2012-08-27 21:03 | 社会 | Comments(7)
 イラクのときは、捕まったり殺されたりした日本人を、日本政府は自己責任だと言って突き放し、見殺しにしておいて自業自得と言い放ったり、捕まった人たちは自作自演の疑いをかけられた。
 また「反日」「反政府」と罵った国会議員もいた。無党派で当選しておき自民党入り、ジャーナリストの経験を政治に生かすと言うけれど、ローカルタレントの時にやっていたのは『お笑いマンガ道場』の司会だったじゃないかと言われた人である。
 それなら、今回亡くなった山本美香さんは内戦状態のシリアに不法入国して叛徒と行動をともにしていたのだから、戦闘の巻き添えになって当たり前である。
 なのに、どうして「自己責任」と言わないのか。内戦をそそのかした米英は政府とともに御用マスメディアが異例の関心を見せて追悼し、やはり唆し犯の一国であるカナダは日本も軍事介入しろとけしかけ、これに呼応して日本のマスメディアは、故人が取材していた一般人の被害を無視し、悲壮感を煽りながら悪いのはシリア政府側だと印象づけ、公私ともに相方だった同行の男は「政府軍が」と連呼している。
 胡散臭いことこの上ない。どう考えても、故人の政治利用である。

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by ruhiginoue | 2012-08-25 20:17 | 国際 | Comments(0)
 足利事件」菅家さんを獄中に突き落とした最高裁判事たちの豊かな老後
 子どもに好かれた通園バス運転手だった菅家利和さんに「人殺し」の濡れ衣を着せ、17年以上にもわたって獄中に閉じ込めた「足利事件」。
 罪深い冤罪判決を下した最高裁第二小法廷の判事5人のうち4人は、何のおとがめも受けず、 退官後は大企業の役員や大手弁護士法人の顧問、有名私大教授に“再就職”していたことが分かった。
 人生を破壊された菅家さんなど眼中にないかのように、判事たちは平和で豊かな老後を送っている。
 昨年3月の再審判決公判で宇都宮地裁の佐藤正信裁判長は菅家さんに謝罪したが、判決を確定させた当時の判事たちからは謝罪の言葉すらない。
 この5人は、冤罪の疑いが濃厚な「東電OL殺人事件」にもかかわっている。無実の民を陥れた
 彼らの罪が裁かれない限り、我々もいつ、冤罪で獄中に送り込まれるか分かったものではない。

 イトマン代理人もやった河合氏
 「取材には応じていません」と河合氏秘書
  河合伸一(元大阪弁護士会副会長。最高裁判事1994年7月~2002年6月。退官後は大手弁護士法人「アンダーソン=毛利=友常法律事務所」顧問)
 
 
 >退官後は大手弁護士法人「アンダーソン=毛利=友常法律事務所」顧問

 医療裁判で負けそうになった医師に依頼された銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士と当時の部下だった井上朗弁護士は訴訟の妨害を謀り、虚偽の告訴状と捏造証拠で原告を不当逮捕させようとした。
 特に井上朗弁護士は、裁判書面中にまで嘘を書いて原告を中傷。

 その直後に井上朗弁護士は、銀座ファースト法律事務所からその大手弁護士法人「アンダーソン=毛利=友常法律事務所」に移籍。
 そのホームページで、実は違法な妨害工作をしていたのに、難しい医療裁判で勝訴した側の弁護士かのように思わせる自己紹介をしていた。
 これを批判された直後に、ホームページの記述を削除したのだった。

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by ruhiginoue | 2012-08-23 22:37 | 司法 | Comments(1)
 ベルギーに在住して世界的な活躍をしているバイオリニストの堀米ゆず子が、愛用しているバイオリンの名器ガルネリを、ドイツのフランクフルト国際空港で税関当局に押収されたそうだ。
 東京からブリュッセルに向かう途中で、乗り継ぎのために同空港に到着したさい、手荷物として持っていたバイオリンが仕事道具であることを示す証明書や高額商品の持ち込みに必要な書類を携帯していなかったためとのことで、堀米氏は翌日、必要書類を提出したが、バイオリンは返還されておらず、バイオリンの時価100万ユーロ(約1億円)の19%に当たる19万ユーロ(約1900万円)の輸入関税の支払いを求められているそうだ。
 これについて税関当局は「購入価格を示す書類もなかったため、推定評価額を基に税額を算出した」とし、罰金を科す可能性もあるという。
 一方、堀米氏は「これまでの演奏旅行でこのような処遇を受けたのは初めて。体と魂の一部をもぎ取られたようでとても悲しい」と話し、早期返還を訴えて訴訟も検討しているという。

 あくまで書類の不備であり、その過失はあったとしても、悪意が無かったことは判るはずだ。それでこの仕打ちというのは何故か。
 単なる、堅苦しい役所の対応とか、密輸に神経質だったためだろうか。東洋人が高価な貴重品を持っていたのが気に入らず、迫害したのではないかと疑ってしまう。
 そう疑ってしまうのは、ドイツでは二十数年くらい前から、国技のように思っている音楽に東洋人が進出してきたことを不快がる者が少なからずいて、東洋人がオーケストラのオーディションにトップの成績で合格したのに採用されず、人種差別ではないかとドイツ国内でも問題にされて、当地のマスコミが騒いだりしたことがあるからだ。
 これは、大相撲で外国人力士が大活躍しはじめたところ、日本の国技なのに外国人ばかりになっては駄目だと言って排斥を叫ぶ人たちが出たことと同じである。
 それなら負けずに国内で人材を育成するべきで、それをせず、実力で勝る外国人を排除すれば、国技であろうとなかろうと、どんな分野でも衰退する。
 ところが、例えば韓国の芸人は厳しく養成されていることで知られるが、これに対し、日本では「総選挙」でにわかに出て来た学芸会以下のアイドルが一番人気という現状で、なのに、韓国の芸能が幅を来せているといってテレビ局にデモを仕掛けている者たちがいる。
 それと同じ人たちが、どこの国にもいそうで、少なくともドイツにはいた。だから、今回のようなバイオリン名器の押収にも、それが背景に無かったかどうかと疑ってしまうのだ。

 
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by ruhiginoue | 2012-08-22 22:28 | 音楽 | Comments(0)
 今日は霞ヶ関の裁判所前で、冤罪事件の支援に出向いた。
 「狭山事件」の石川一雄氏は既に知られているが、無期懲役で仮釈放の身だから、いつどんな口実を付けられてまた収監されてしまうかと心配を抱えながら、再審請求の活動をしている。
 その応援に駆けつけたのが「足利事件」の菅家利和氏。彼は最新の科学捜査によって潔白が証明された。捜査の段階で警官に殴る蹴るの暴行を受けたことを赤裸々に語っていた。
 
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 右マイクを持ち訴えているのが石川氏、真ん中が井上で左側にいるのが菅家氏である。見ての通り二人は小柄な男性で、この人たちが取調室でこわもての警官たちによってたかって責められたわけだ。

 他の事件でやってきた当事者や弁護士たちが、「がんばって」と声をかけていた。
 
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by ruhiginoue | 2012-08-21 18:41 | 司法 | Comments(0)
 殺人事件の被告が障害者であることを理由に、求刑を上回る判決となった裁判が、先日たいへんな批判を浴びたばかりだ。この被告は「知的障害がない自閉症」であり、対人関係でコミュニケーションに問題が生じるとされる。そして長期にわたる引きこもり状態で、自立するよう叱責した姉に逆上して殺してしまったという事件だ。
 この犯行に、責任はとれるとされたが、情状酌量の余地もある。ところが逆に、求刑より重い判決となった。その理由とは、障害への対処が社会に整備されていないので、再犯の恐れがあるというものだ。
 これでは、厳しい批判も当然だ。障害に対処し支援する体制は不充分ながら存在しているし、これからの充実も計られているので、現状の認識が間違っているし、そもそも刑罰と治療は別である。
 もしも、再犯しないようにする社会になっていないからと、犯行の責任を取らせるためより長く閉じ込めておくべきなら、汚職をした政治家や官僚らはみんな終身刑にしないといけないだろう。

 そして今日、「品川美容外科」の池袋院で2009年、脂肪吸引手術を受けた女性が死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた医師・堀内康啓(やすひろ)被告(39)に対し、東京地裁は禁錮1年6カ月執行猶予3年(求刑禁錮2年6カ月)の判決を言い渡したが、鬼沢友直裁判長は「被害者を死なせた過失は重大だが、被告は反省し、二度と脂肪吸引手術をしないと誓っている」と刑の執行を猶予した理由を述べた。
 この死亡事故は、脂肪吸引のための棒状の器具を腹にさし込むさい、角度や深さを十分に確認せずに操作した結果、腸に多くの傷をつけてしまい、患者を2日後に死亡させたというもので、あまりのひどさに専門医がみな驚いていた。
 しかし、もう脂肪吸引をやらない(医師免許返上ではない)と被告が言うので執行猶予である。その保証はない。
 実際、とんでもない事故や過誤を仕出かした医師たちの中には、同じ失敗を繰り返す者がいて、身内に甘い医師会もさすがに重く見て、その分野を止めるか、やるならその前に研修するよう勧告したうえで、医学部や大学院で講習を受けられるよう斡旋までしたのに従わず、また被害を出す者がいる。

 また、この事故をめぐっては、警視庁捜査1課の元警部・白鳥陽一被告(59)=懲戒免職=が、捜査資料を品川美容外科の顧問だった警視庁OBに流出させたとして地方公務員法(守秘義務)違反の罪に問われ、一、二審で懲役10カ月の実刑判決を受けて最高裁に上告中であるし、野田総理が政治献金を受けていたことも問題になった。
 ということだから、一医師の資質だけではない構造的な問題であって、公権力とか利権が絡んでいるから、障害者より遥かに再犯について可能性と危険性の大きさを心配をしなければならないのだが、それでも「もうしません」みたいなことを叱られた子供みたいに言えば、刑が重くなるどころか執行が猶予される。
 つまり、我が国の社会の制度は、そこで持つ責任が重い人だと、取る責任は軽くなり、持つ責任が軽い人なら、持つ責任より取らされる責任が重くなるということだ。
 随分と非常識な社会である。
   

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by ruhiginoue | 2012-08-20 21:20 | 司法 | Comments(2)
 安田伸一、田村香代、鹿野真美、杉山和也、相澤和義良らの弁護士たちについて、その業務に対する姿勢を問う。
 既に報告したとおり、銀座ファースト法律事務所のホームページに虚偽が記載され、それにより中傷を受けた当方は、同事務所長・田中清弁護士を名誉毀損で訴えたのだが、同弁護士はホームページを書き換えてしまったうえで、自分は元高裁判事であり、退官後も政府御用達の法律事務所を運営している者だから政治的配慮をよろしく、と直接は書いてないが要するにそういう趣旨になる文書を提出し、これに裁判官が応えて、後から書き換えたが最初からそう書くつもりだったらしいので訴えられたのとは違う内容である、という非常識な判決とし、逃がしてしまった。
 そして、同事務所はまたホームページで中傷をしているから、これに対してさらに訴訟を起そうかと考えたが、しかし同じようにして逃げられてしまうことを防ぐにはどうすればいいのか考慮中である。このことも既に報告した。
 そこで、やや奇策なのだが、その田中清弁護士の受け売り発言をした杉山功郎弁護士(虎ノ門法律経済事務所)を訴えた。結果は、先日9日にあった東京高裁判決で、損害賠償には当たらないとして敗訴ではあったけれど、事実の部分で、杉山功郎弁護士が田中清弁護士の口移しのように書面に書いたことは、「事実として認めるに足る証拠が無いものであるといわざるを得ない」と認定された。
 この言葉が欲しかったのであり、金はどうでもよかった。だから簡裁に最も安い訴訟費用千円で訴えを起し、高裁まで持っていったのだった。
 この問題はそもそも田中清弁護士が原因を作ったことであるが、それを鵜呑みにした杉山功郎弁護士も軽率の誹りを逃れないし、もっと問題なのは杉山弁護士の訴訟代理人を勤めた安田伸一、田村香代、鹿野真美、杉山和也、相澤和義良らの弁護士たちである。杉山弁護士の発言は東京弁護士会内部でのものだったから、東京弁護士会から派遣されるようにして弁護人が来たようだ。それで訴訟代理人として弁護をするなら、法廷での発言や提出する書面の記述について、事実関係の確認とか裏取りをするものだ。
 その当たり前な作業を怠って、口から出任せのような弁護の挙句に証拠が無いと判決で指摘されるお粗末である。しかも、それは証拠もなく他人を貶める内容であったのだから倫理的にも問題であり、業務に真摯さと紳士さが欠けていたというべきである。特に主任となっていた安田伸一弁護士(安田伸一法律事務所)の仕事に向き合う姿勢に難があったと言うことが出来る。


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by ruhiginoue | 2012-08-18 12:46 | 司法 | Comments(0)