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by ruhiginoue

<   2013年 05月 ( 21 )   > この月の画像一覧

動植物はカタカナ表記

 爽やかな春は過ぎ去ってしまったが、気温は上がり雨が降るから植物は元気そうだ。
 動植物の表記は、漢字があってもカタカナにする習慣になっている。それで、漢字を見たことがあっても書かないから、読めても書けないことが多い。
 昔、田原俊彦という歌手が、自分の歌のなかに「薔薇」の言葉があるので、なにか書く機会があるかもしれないので、漢字で書く練習をしたと言い、テレビの歌番組で書いてみせたことがある。それより歌のほうを練習するべきではないかと思われたが、それはともかく、たしかに「バラ」と書いてばかりだから漢字は書こうとすると思い出しにくい。
 それに比べ、桜は単純だから書きやすいが、記事などはカタカナ表記で統一しているため、前に『しんぶん赤旗』が、春の花見の季節に党が集会を開いたという記事で、志位委員長が演説しているまわりは「サクラがいっぱい」と書かれていたから、変な意味になってしまうのではないかと思い、発行元の中央委員会に電話して指摘したのだが、「変な意味にしようと書く記者はいないし、党員なら変な意味に読んだりはしません」ということだった。ならいいんだけどね、と思った。
 そんな季節をすぎ、選挙に向けて騒がしくなってもいて、昼間は蒸し暑くて不快である。真昼の蒸し暑さは自分の試練であるという歌詞が、韓国の歌にあった。この『朝露』は、直接政治的でないのになぜか禁止されていて、民主化運動の象徴的な歌とも言われる。英語の歌なら、we shall over come といったところか。
 そういう歌が日本にはあるだろうか。よく、日本の歌は社会性が無いと言われ、これに多くの歌手たちが、歌で社会は変わらないと言い訳する。
 それについて、『赤旗』に、クラシック系作曲家の池辺晋一郎氏が、こう言っていたのが掲載されていた。
 「音楽で社会が変えられるかどうかと言えば、変えられない。岩よ動けと熱唱しても、まったく動かない。それと同じこと。ただ、大きな岩を動かそうとして、岩の下に手を入れて、そのとき唄えば力が出る。それが音楽だと思う」
 この池辺晋一郎氏は、武満徹も伊福部昭も亡くなった日本にとって、今では代表的な作曲家と言われている。そして政治的な発言も、進歩的な立場から盛んだ。
 また、駄洒落・親父ギャグの大家でもあり、「緻密な演奏を心がけて、四重奏団は始終相談している」などと言いまくり、音楽だけでなく政治の話をしている時にも、例えば志位委員長に向って、応援していると言って喜ばせながら、「僕はいつも、新聞は赤旗、ジャムはアオハタ」という調子であるから、この駄洒落攻撃に誰もが白旗だと言われたものだった。
 このように、サクラとかいう話より、笑いをとれるほうに行きたいものだ。

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by ruhiginoue | 2013-05-31 18:43 | 雑感 | Comments(2)

死ぬ気になれば何でも

 大阪市で、市長が慰安婦や風俗の発言について言い訳している一方、市内の集合住宅の一室で餓死した親子が発見された。所持金は小銭が少しだけで、生活保護を申請していたが助けてもらえず、「食べさせてあげられなくて、ごめんね」と子供に詫びる書き残しがあったと報じられている。
 生活苦から自殺する人がいるのは、日本だけでなく韓国でも少なくないらしい。それならいっそ「脱南者」になったらどうかと提案している人もいる。韓国の政治と社会が悪過ぎて、生活がいかに酷い状態かを訴えれば、北朝鮮は宣伝に利用できると大喜びして、よい待遇をしてくれるかもしれないし、韓国の政治に復讐もできる、ということだ。
 うまくいくかどうか保証はないが、どうせ死ぬと覚悟しているなら、なんでもできる。だから日本でも、この先、生活が苦しくてやっていけなくなったら、なんでもいいから大使館に駆け込むなどをして、慰安婦は必要と言っていた市長のせいだとか、アベノミクスのせいだとか、そういう話に利用できるよう仕向けて、とりあえず支援を求めるという手もある。
 少なくとも、ただ死ぬよりはよいはずだ。また、弱者を死ぬまで追いつめて省みない者が威張っていたりセレブを気取っているのだから、そんな社会とか国のことは、どう悪口を言っても許されるだろう。
 
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by ruhiginoue | 2013-05-30 22:10 | 雑感 | Comments(6)

マイナンバーと個人情報

 マイナンバー制度について、莫大な費用を計上して見合う効果があるかという疑問と、本格的な管理社会の到来が不安がられている。
 この費用対策として、希望者は好きな番号を買うことが出来るようにしたらどうか。例えば、自分の番号をTHX1138にしたい人には売る。他に希望者がいたら競売にするというように。そんなもの買う者がいるか疑問だが、意外といるかもしれない。
 ところで個人情報とかプライバシーの問題で、選挙が近づくといつも気になることがある。何年か前に年金未納問題が騒がれたさい、その直後の選挙で、長期の未納が発覚したことが打撃となり落選した立候補者がいたのだが、それ自体は自業自得としても、どこから未納が判ったのかと問題になった。役所の誰かがリークしたのではないかと。
 その後、選挙のたびに探り合いが行われていると囁かれ、立候補者の年金未納など大きなことは出てこなかったが、支持者へのくだらない嫌がらせは色々とあって、例えば、あそこのうちには障害児がいるなどとネットに匿名で書かれた人がいたり、それは嫌な感じのものだった。
 そんな中で、自分も嫌がらせをされたことがあるので、調べたことがある。明らかに口から出任せの嘘を匿名掲示板に書かれたのだが、調べたけれどネタが無かったので作り話をしたのかもしれないと考え、役所に行って自分の情報へのアクセス記録を開示請求した。役所は、誰がどんな権限で情報に触れたのか記録しておくものだ。
 この結果、役所から情報を得ようとした外部の人はいたけど、年度末に税金について役所から正規に依託された人だけであったことが判った。
 こうやって調査すればかなり判るし、調査していることで敵意を持つ者が警戒する。だから不可解なことがあったら、放置せず調べて見ることだ。調べるだけでも意義があり、何も出て来なかったとしても無駄ではない。
 あとは、個人情報とは無関係な中傷が問題だ。これについてはインターネットへの送信元から行為者が判る。ただし調べると手間と費用がかかる。ただ、政治的な事情から肩代わりしてくれた者がいたので省けた。
 やってくれたのは反共の人たちだった。このブロクでも述べたが、前に、共産党が縁故政治をしたことを堕落だと批判したら嫌がらせがあった。なので、もしかすると共産党によるものではないかと疑い、共産党を攻撃するネタに出来るのではないかと期待したというわけだ。金と権力を持つ人たちが勝手に肩代わりしてくれたので、有益で確実な情報を居ながらにして提供してもらえた。
 もちろん、その方面の人たちに利用されるのも協力するのも嫌だから、その後の対処はなかなか結論が出せないでいた。そして、犯人たちが判明したけれど、共産党と関係があるのは一人だけで、しかも関係が浅かったから、あまり多くの政治利用できるほどではなかった。
 もちろん違法行為であるし、個人で刑事と民事の事件にはできる。名誉毀損は親告罪なので、被害者の訴えが必要だ。そこへ便乗できる期待はされている。便乗はやめて欲しい。その観点から、政治とは無関係な悪ふざけ連中も一緒にして、選挙が無いときに訴えたいと考えている。
  
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by ruhiginoue | 2013-05-28 21:17 | 社会 | Comments(0)
 防衛医大の医療過誤で国家賠償請求の訴訟をしたさい、問題の手術をした講師(当時)の発想と行為があまりにも酷くて異常なので、防衛医大の内部の人や卒業生の医師たちからも批判的な声があり、その指摘を防衛医大の助教授がしたり、出身医師が同窓生から賛同を得て法廷で証言した。
 このようなことがあったから、なかなか医療裁判とか国賠訴訟は勝訴できないのに、一審で矮小化はあったものの完勝したうえ、国が控訴断念し、テレビと新聞で取り上げられた。
 ところが、それでも患者を憎み続けている人たちがいる。例えば、問題の講師から個人的に雇われた弁護士が、法律事務所(銀座ファースト法律事務所)のホームページで虚偽の記述を繰り返すなど訴訟後までも中傷し、この虚偽により名誉毀損で訴えられると記述を消去したり書き換えてごまかしたことは、すでに述べた。
 その他、防衛医大の卒業生のある医師から、こんなことを言われた。
 「今では駄目だけど、あの当時はあの程度の講師しかいなかったんだから、しょうがない。医療ミスなんてどこの病院だってやってるだろ。まあ、同情はするけどね」
 これと、ソックリなことを言っている人がいる。他でもない橋下徹氏である。
 慰安婦制度について、今はどうかと問われて「認められない」と言い、しかしあの当時は「必要なのは誰でも分かる」、「当時は世界各国が制度を持っていた」、「戦争の悲劇の結果なので、慰安婦になってしまった方には優しい配慮が必要だ」とも言ったのだから被害を容認はしてない、と。
 違うのは、防衛医大出身医師より言葉遣いが丁寧なところ。それだけで、内容的には同じだ。つまり、こういうことを言っても良いと考えている人は、一定数いるということだ。困ったことである。
  
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by ruhiginoue | 2013-05-27 19:43 | 社会 | Comments(6)
 橋下市長は、外国人記者に向けて英訳した弁明を配布し、そこでは従前の「誤報」である旨を強調しているそうだが、言葉の意味を知らないのではないか。
 彼の発言が誤報であるというなら、発言そのものが存在しなかったことになるが、発言そのものは存在していて、報道された発言内容も本人が認めている。
 その内容について、報道で間違った解釈をされたので「誤報」と言っているわけだから、それなら「誤解」と言うべきだ。
 そして、誤解であるなら、その解釈に反論するべきである。そうではなく誤報というなら、存在しない発言を報じられたのだから、名誉毀損で法的措置の対象だろう。
 つまり、されてもいない誤報をされたと言う橋下市長のほうが、虚偽を述べていることになる。もちろん、これは言葉遣いの誤りなのだから、違法ということにはならない。
 ただ、問題になっているのが、事実そのものなのか、事実に対する解釈や評価であるかは、裁判でもよく問題になる。それは橋下市長がかつて中傷誹謗をして訴えられたときも、やはり問題になり、それにより、橋下デタラメ発言が、間違いではあるが違法ではないとされたことがある。
 なのに、自分が他に責任転嫁するときは、事実に対する評価の問題なのに、それを事実そのものの存在の問題ように言うのだから、図々しい人である。それはおそらく、間違った解釈をされたと反論しても駄目だと確信しているから、はぐらかそうとしているのだろう。
 
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by ruhiginoue | 2013-05-26 22:44 | 政治 | Comments(4)
 橋下発言問題で、もっとも喜んでいるのは猪瀬知事だろう。おかげさまで、自分の失言から関心が逸れた。
 この猪瀬知事は、失言をマスコミのせいにする手あかの付いた手法を試みたが、発言を報じたニューヨークタイムス紙から反撃を受けてしまい、事実を認めて謝罪した。これについては、前に当ブログで以下のように指摘した。
 「猪瀬氏は、かつて出演していたテレビ番組での杜撰な取材を、作家で後に長野県知事となる田中康夫氏から批判されると、それに正面きって反論するのではなく、その批判を掲載したのが『朝日ジャーナル』だったことに目をつけ『週刊文春』にもちこみ、これに文春が飛びついたことを利用して『朝日vs文春』の図式にしたてたのだ。」
 「これは姑息だと顰蹙を買った猪瀬氏だったが、売られた喧嘩から逃げることには成功した。こういうやりかたが今回は通用しなかったというわけで、それはやはりオリンピックがらみで外国の有力メデイアが相手だったからだ。つまり井の中の蛙だったことを露呈してしまった猪瀬ということだ。」
 この、井の中の蛙であることについては、橋下市長も同様だ。マスコミのせいにして逃げようとしたが、通用しなかった。ここで外圧を感じた政府は逃げをうった。ところが、最初は橋下発言を批判していた稲田明美行革担当相が、慰安婦は「合法」だったと発言して反発され、韓国は撤回を求めた。
 この稲田大臣も、もとは弁護士である。中国で日本軍が行った蛮行は毎日新聞と朝日新聞の捏造と主張し、賛同者を集めて訴訟まで起こした。ここで挙げられた記事とは、まず毎日新聞が戦時中、中国人を殺したという日本兵の自慢話を掲載したもので、これを戰後に朝日新聞が、そんな話を武勇伝として報道していたと批判する中国人の談話を報じたものだ。
 この訴訟で稲田弁護士は、訴訟の決起集会で、日本を貶める報道は許さないと絶叫調で演説をぶちあげた。この集会では、橋下を援護射撃するつもりで有難迷惑な差別発言をした元弁護士の西村真悟議員を支援する署名あつめもしていた。
 結局、この訴訟は稲田弁護士の奮闘にもかかわらず完全に敗訴となる。しかし、これが自民党タカ派の目に留まって国会議員となり、同じ「安倍チルドレン」の元テレ朝アナウンサー丸川珠代議員とともに、国会で下品な言葉遣いの罵声をヒステリックに叫んでばかり。この度を超した悪ふざけは、自民党内からも特にベテラン議員から、党の品位と評判を貶めると苦情が出たほどだ。
 だめな弁護士が駄目な政治家に転身したということで共通しているが、井の中の蛙ということも同じだ。
 日本維新の会から立候補を予定していた元衆議院議員が、公認を辞退し選挙に出るのもやめると表明したが、それは、橋下代表の女性蔑視と、それを制止しない党では、やっていけないと考えたからだそうだ。
 そういう人が出ても当然だろう。西村議員は離党したが、維新幹部の中山成彬代議士会長は自らのツイッターで、韓国人の元従軍慰安婦が予定していた橋下代表との面談を中止したことを批判し「橋下氏に強制連行の中身を鋭く追及されるのを恐れたか? 化けの皮が剥がれるところだったのに残念」などと侮辱した。
 この中山議員は、国会質問で慰安婦問題は朝日新聞の捏造などと、いわゆるネトウヨ発言をした人である。内容的には、一部の雑誌などに掲載されたことの受け売りである。例えば写真誌FLASHは、橋下代表を田中角栄の再来と持ち上げる記事を掲載した後の号で「すべては朝日新聞の捏造からはじまった」と従軍慰安婦問題を否定している。
 おなじように騒ぐ人は他にも池田信夫とか何人かいるが、その内容が嘘ばかりであることは、すでに多方面から指摘されていて、そのことは史実をちゃんと調べればわかることである。なにより滑稽なことに、従軍慰安婦は朝日新聞より前に読売新聞などが報道していて、報道の内容は言葉づかいも趣旨も大きな違いはない。なのに「朝日が」と言っていればその場はしのげる。そうした奇妙な風潮が一部にある。しかし国際的には通用しないということだ。つまり猪瀬知事と同じである。
 そもそも、国の外交は専門の職能集団に依っている。日本の政府が、優秀な官僚をたくさん抱えていつも仕事しているのに、なぜかこの件だけ新聞一紙を頼りに外交を行ったという非常識は、よく2ちゃんねるなどでも笑い者にされている。それを政治家がやってしまうのが不可解である。補佐する取り巻きはいないのだろうか。

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by ruhiginoue | 2013-05-25 19:47 | 政治 | Comments(0)
 韓国中央日報紙が、日本への原爆投下について「神の懲罰」とする記事を掲載して批判がおきている。
 この記事は、まず歴史認識について日本の態度に怒っていて、だから、その歴史について、原爆で悲惨なことになったが、それが相応だったというくらい日本はひどいことをしたのだぞ、と言いたいようだ。
 それが被爆者らの神経に障るのだが、そこは真意ではないので、そうであるかのように言われるのは一部だけ抜き出した大誤報ということになるのだろう、日本の政治家式に言えば。
 しかし、津波は天罰という石原発言もそうだし、慰安婦は必要だったとか米兵は風俗を利用しようとかいう橋下発言もそうだし、原爆が神の懲罰というのもそうだ。他の意図があって政治的な見地から述べたとしても、被害者がいる場合は正当化につながる表現はするものではない。
 そうした問題になるのは、記事が「神」を持ち出したからだ。日本が原爆の被害をうけたことについて、それ相応だと思ってしまう人がたくさんいるほど、戦争で日本は先にひどいことをしたのだ、というなら人間の主観であり感情として許される部分もあるのだが、神の意志としての懲罰と言ってしまうと、無条件の正当化である。
 では、神から懲罰だったという証言を引き出したのだろうか。そういう話になってしまう。アメリカのジャーナリズム講座で教材になる小話にこういうのがある。
 新米記者が災害の取材をしたら、記事の書き出しが「今この街は神の裁きを受けている」というものだった。事実を後回しにして言い回しに凝るのは大袈裟趣味であり、随筆ならともかく報道では、それがコラムや論説でも不適切だ。編集長は怒ったが、ユーモアを忘れてはいなかった。
 「わかった。それでは神にインタビューしたまえ」
 

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by ruhiginoue | 2013-05-23 22:30 | 国際 | Comments(9)
 橋下氏の発言は迷走し続けているが、これはもともとのこと。タレント弁護士から政治家に転ずるのではないかという話にも、最初は、選挙に立候補することは「2万パーセント無い」と言っていたのに、すぐ変わった。原発も停止と言った舌の根も乾かないうちに再稼働のほうへ変わったし、他にも挙げていたらきりがない。
 橋下という人の頭は、「鶏は三歩進むと忘れる」という構造ではないのか。それで、鶏が歩く様子はウロウロと方向が定まらない、というのと同じことになる。
 
 そんな橋下氏の発言の一つに「民間ならあたりまえ」というのがある。これは民間は厳しいのに公務員は甘いと言うことだが、その中身とは、職場で違法行為がまかり通ることを「あたりまえ」というものなので、これは正確に言うと「ブラック企業ならあたりまえ」というものだと指摘されている。
 ほんらいは、公務員の労働条件があたりまえで、これを民間企業が見習うべきというようにするのが筋だったはず。なのに、それを橋下氏は、不正な職場で働かざるを得ない人たちの、正常な職場で働ける人たちに対する、僻み根性に訴えかけたわけだ。こういうことでウケてしまっては駄目だ。

 ところで、民間なら当たり前というなら、自衛隊の採用人事責任者をしている3等陸佐が、自衛隊に就職希望する女性に対しセクハラの類いの不適切行為をしたことで、処分が停職たった6日間、そのうえ同じ職務にとどまるということに、どう思うのか。民間ならありえないだろう。
 それとも風俗を利用すれば良い、ということになるのだろうか。
 
 一方、共同通信でも採用希望者に対し同様の不適切行為があったが、こちらは懲戒免職処分である。自衛隊のほうは共同通信より悪質さの程度が軽かったのだとしても、処分が甘過ぎる。少なくとも「民間ならあたりまえ」の処分ではなかった。

 おそらく、戦闘機や戦車に乗ってはしゃぐ安倍氏とか石破氏が政権の中心だから、自衛隊も甘く考えたのだろう。実際に安倍氏や石破氏は甘い。
 しかし、アメリカではタカ派の政治家が軍に厳しく、例えば大統領選挙でも有力だったマケイン上院議員は、ベトナム戦争で重症を負い捕虜にもなったことがある英雄であり、軍拡に熱心で、イラク戦争でも最も強硬だったが、その一方では、軍の規律に厳しく、セクハラから軍と業者の「ゴールデンパラシュート」(日本で言う天下り)に対してまで、告発と取り締まりに熱心な活躍をしていた。これについてマケイン氏はテレビの取材で「我が国の軍事力を強化するためだ」と言っていた。
 ところが、やはり日本では相変わらず、(前にも書いたが)タカ派ほど平和ボケしている、ということだ。ただしタカ派というより、安倍氏は病弱の強がりだし、石破氏はミリタリーマニアとか軍事オタクというのが正確で、なにが「国防軍」だと苦笑するしかない。


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by ruhiginoue | 2013-05-22 22:43 | 社会 | Comments(0)
 転載歓迎とのことなので、また、リンクしただけでは見逃す人もいるので、出典明記のうえで転載します。詳しく、かつ、わかりやすく、書かれています。

*ジャーナリスト志葉玲のたたかう!メルマガ
http://www.mag2.com/m/P0007817.html

【今週の人権】橋下「慰安婦は必要」発言のツッコミどころ
──────────────────────────────────
 さて、橋下発言ですが、最初報道で目にした時は、本当に呆れ返り、コメントのしようもない程でしたし、「またいつもの自作自演の炎上マーケティングか」と無視することも考えましたが、やはりジャーナリストとして、論理的に橋下発言の批判をしていかなくてはいけないと思います。引用するのも、吐き気がしますが、まずは橋下発言の要旨から問題部分を抜き出しましょう。
*******

「なぜ日本の慰安婦問題だけが世界的に取り上げられるのか。日本は『レイプ国家』だと、国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせたと世界は非難している。その点についてはやっぱり、違うところは違うと言わないといけない」

「意に反して慰安婦になってしまった方は、戦争の悲劇の結果でもある。戦争の責任は日本国にもある。心情をしっかりと理解して、優しく配慮していくことが必要だ」

「あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、そんな猛者集団というか、精神的にも高ぶっている集団は、どこかで休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのはこれは誰だってわかる」

「ただ、日本国が、韓国とかいろんなところの宣伝の効果があって、レイプ国家だと見られてしまっている。ここが一番問題。証拠が出てくれば認めなきゃいけないが、今のところ2007年の(第1次安倍内閣の)閣議決定ではそういう証拠がないとなっている。そこはしっかり言っていかなきゃいけない。」

5月13日午前の会見(1分07秒くらい)から
http://www.youtube.com/watch?v=zMjVAaZBb0Y
*******
さて、以下、問題のポイントです。


◯「強制ではなかった」は間違い!

「国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせたと世界は非難している。その点についてはやっぱり、違うところは違うと言わないといけない」(橋下氏会見から)

 橋下氏にかぎらず、従軍慰安婦問題で旧日本軍を擁護する人々に多い主張が、「強制連行はなかった」というものですが、これは明確な誤りです。詳細な裁判資料があるものとしては、インドネシアで日本軍がオランダ人女性達を強制連行し、従軍慰安婦とした、いわゆる「スマラン事件」*があります。
*関連情報
http://194586245.web.fc2.com/13.html

 また、かつて私が取材したフィリピン人元従軍慰安婦のトマサ・サリノグさんの事例*にもあるように、特に日本軍が侵攻し占領地とした東南アジアでは、拉致・誘拐が横行していました。
* http://reishiva.jp/report/?id=560&category=56

 他方、韓国や中国では、いわゆる「強制連行」よりも、「いい仕事がある」と慰安婦にする事例が多く証言されています。当たり前ですが、拉致・誘拐が無くとも、騙しておびき寄せ、監禁した上で売春を強いる*というのは、強制以外なにものでもありません。
*関連情報
http://www.geocities.jp/yubiwa_2007/ianfukyousei.html
 
また中国の事例でも、日本の裁判で拉致・強姦の事実認定した判例があります。例えば、1996年から2007年にかけて争われた中国人「慰安婦」損害賠償請求訴訟(第二次)では、一、二審とも日本軍が当時15歳の郭喜翠さんと13歳の侯巧蓮さんを連行、監禁、強姦したことについて自体は、事実認定しています。

 従軍慰安婦制度を日本軍がつくり、管理していたことは、これまで公表されている公文書からも明らか*ですから、強制の責任が当時の大日本帝国にあったことは、明白です。

*たとえば、1938年の内務省史料「支那渡航婦女ノ取扱ニ関スル件伺」、「南支方面渡航婦女ノ取扱ニ関スル件」の2つの史料では、中国南部を占領した第21軍の参謀と陸軍省課長の要請を受けて、内務省警保局が大阪、京都、兵庫、福岡、山口各府県知事に慰安婦400名の徴集人数を割り当て、慰安所の経営にあたる業者を選定させ、台湾経由で中国に送るよう命じている。
また、「海軍航空基地第2設営班資料」には、インドネシア・ボルネオ島(バリクパパン)の海軍基地で「主計長(後の首相である中曽根康弘)の取計で土人女を集め慰安所を開設」とある。

以上のことから、橋下氏が「強制はなかった」と語る根拠となっている、2007年の第1次安倍内閣での閣議決定も、大きな誤りであると言えましょう。


◯橋下氏の女性観、従軍慰安婦制度の目的

「あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、そんな猛者集団というか、精神的にも高ぶっている集団は、どこかで休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのはこれは誰だってわかる」(橋下氏会見から)

 まず、「精神的に高ぶっている集団を休息させる」には、女でも与えておけ、という発想自体があまりにも野蛮で、女性をモノとしかとらえていない、どう扱ってもいいという橋下氏の性差別や人権意識の欠如を露骨に表しています。また、極限状況に置かれれば、誰彼かまわずセックスしたくなる、というのを男性一般に当てはめるというのも、世の男性への侮蔑ではないでしょうか。

 その上で、あえて橋下氏の発言にそってツッコミを入れると、当時の公文書等にも書かれているように、日本軍が慰安婦制度を推奨したのは、主に、反日感情を招く日本兵による性犯罪の抑制、戦力低下を招く性病蔓延の防止などであり、兵士たちを「休息させる」ことではありませんでした。しかも、上記したように、従軍慰安婦制度自体が、強制を伴うもの、つまり国家ぐるみで性犯罪をやらかしていたのですから、日本軍の立場からしても本末転倒だった上、性犯罪抑止効果も無かったのです。精神科医で陸軍の軍医であった早尾乕雄中尉は、軍医部と軍法務部から依頼され『戦場に於ける特殊現象と其対策』(1939年6月)という報告論文をまとめ提出しますが、その中にこのような記述があります。

「…軍当局は軍人の性欲は抑える事は不可能だとして、支那婦人を強姦せぬ様にと慰安所を設けた。然し、強姦は甚だ旺(さか)んに行われて、支那良民は日本軍人を見れば必ず是を怖れた…」

 橋下氏は13日午後の会見で、「慰安婦制度じゃなくても、風俗業っていうものは必要だと思う。だから沖縄の海兵隊・普天間に行ったとき、司令官に『もっと風俗業を活用してほしい』と言った」等、発言しましたが、橋下氏の見解は、女性蔑視というだけではなく、上記、論文に書かれていように、軍による犯罪抑止という点でも誤っている、というわけです。


◯ツイッターでさらに恥の上塗り

 その後、橋下氏は、「慰安婦は必要」発言について「ツイッター」で彼なりの補足説明(?)を連投しています。しかし、その内容がこれまた酷いもの。例えば、これ。

「批判者は、風俗業=売春業=性行為と短絡的に考えているね。日本人は賢いから、性行為に至る前のところで、知恵をこらしたサービスの提供を法律の範囲でやっているよ。そして今の日本の現状からすれば、貧困からそこで働かざるを得ないと言う女性はほぼ皆無。皆自由意思だ。だから積極活用すれば良い」
https://twitter.com/t_ishin/status/334197169198354432

 いろいろツッコミどころ満載なのですが、国政に関わる政党の長として、現在の日本の女性たちが置かれている貧困を、まったく把握していない、というところは、やはり無視できないかと思います。国立社会保障・人口問題研究所の調査(2010年)では、20~64歳の独身女性の32%が年間の可処分所得112万円以下の貧困層です。NHKの番組「あさイチ」でも、貧困から風俗で働く女性を取り上げ話題になりました。詳しい言及は避けますが、私自身の知り合いにも「お金が無くなって風俗で働くことを考えたことがある」という若い女性がいました(結局、思いとどまったようですが)。橋下氏が「貧困からそこで働かざるを得ないと言う女性はほぼ皆無」と断言できる根拠は一体何なのでしょうか。

「当時が良かったからと言って、今の時代で全て正当化されるものではないのは当たり前。ただ、当時の状況はしっかりと知る必要がある。自らを正当化するためではなく、不当に侮辱されないため」
https://twitter.com/t_ishin/status/334060432807567362

 これも誤り。当時の状況においても、日本軍がやっていたことは違法です。日本政府が1932年に批准した「強制労働条約 第29号」に被害者女性たちの慰安所での状態が違反していると、後にILO(国際労働機関)の条約勧告適用専門家委員会は認定しています。また、当時の日本の法律においても、刑法226条で、国外移送目的での略取・誘拐、人身売買は、2年以上の有期懲役とされました。

「敗戦国として侵略の評価はしっかりと受け止めなければならない…負けは負け。潔く負けを認めなければならない…」
https://twitter.com/t_ishin/status/334057346118606848
 橋下氏はその発言のなかで、「敗戦国だから」「戦争に負けたから」という言い方を繰り返していますが、これまで解説してきたように、日本が先の戦争でやってきたことは、敗戦国云々に関係なく、普遍的な人権や、当時の国際条約・国内法において問題だったわけです。仮に、今後日本が他国と戦争することとなり、戦争に勝ったとしても、従軍慰安婦制度のようなことをすれば、当然、国際社会からの批判は避けられませんし、戦争犯罪とみなされます。


◯橋下氏、石原氏らは即刻辞職を!

 橋下氏のみならず、日本維新の会の共同代表の石原慎太郎議員も、「軍と売春はつきもので、歴史の原理みたいなものだ。それを踏まえて発言したと思う。彼はそんなに間違ったことは言っていない」「あなた方(メディア)のとらえ方にも問題がある。この問題は被虐的に考えない方がいい」と発言。橋下、石原両共同代表がそろって、先の戦争での従軍慰安婦制度を容認発言したということは、日本維新の会という政党のオフィシャルな見解と観られても仕方ないでしょう。同党の松井一郎幹事長も「(慰安婦は)現実にあったわけで、必要とされていた。(橋下氏は)そういう問題を建前でなく、本音で解決するために言ったと理解している」と発言しているのですから、もう、弁解の余地もないでしょう。

 橋下氏の一連の発言は、人としても政治家としても許せないものであり、また、あまりに無知かつ事実をねじ曲げたものであります。さらに、橋下氏の発言を米ニューヨーク・タイムズや英BBCが取りあげ、中国や韓国の政府関係者らが強い不快感を示すなど、日本のイメージや外交関係を著しく悪化させるなど、非常に大きな損失をもたらしつつあります。橋下氏や石原氏、松井氏は即刻、辞職するべきでありましょう。
(了)


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by ruhiginoue | 2013-05-21 01:00 | 政治 | Comments(0)
 維新の会の橋下代表は、マスメデイアにより切り取られた間接的情報で叩かれたとか、読解力が無い人たちに騒がれたとか不満を言っている。
 それを受けて、煽動された無恥な大衆による集団虐めのようなものだから恐い、などと言うことで、直接間接に橋下を擁護する者も見受けられる。
 しかし、切り取られた間接的情報によるマスメディアの煽動を利用して集団で叩くことは、光市事件で橋下がまさにしたことである。
 しかもそれは、公人として責任があるため職務上の批判は甘受しなければならない今の橋下とは違う、在野で活動している人たちに対して、その活動を邪魔にする権力の意向に沿っての攻撃だった。
 それを最高裁が屁理屈で容認し、さらに権力にすりよったおかげで自ら権力者の仲間入りをし、次期総理候補の一人とまで言われるようになった。そのほうがよほど恐い。
 今、橋下が困っている状態は、単に、武器によって栄える者は武器によって滅びるというのと同じことだ。煽動によって権力を得た橋下が、煽動に失敗して裏目に出て窮地に立っただけだ。

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by ruhiginoue | 2013-05-20 17:38 | 政治 | Comments(0)