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by ruhiginoue

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 「米美人高官が橋下氏を厳しく批判」と、サキ報道官について報じられてる。彼女はマーチン シーンが大統領のドラマに出て来る報道官C J クレッグのような人らしい。
 ケリー国務長官の側近らしいが、国の中枢にいる洗練されたスタッフらしく、ドラマに描かれているように、発言の内容と言葉遣いは慎重になっていることがわかる。そのうえで、厳しい橋下批判をした。
 橋下発言の、在日米軍に風俗業の活用を求めたことに絡み、米国防総省が「バカげている」と反応していたが、さらに、米政府当局者が公式の場で正面から批判する異例の事態となった。
 ここでサキ報道官は、16日の記者会見で、「非常識で不快だ」と非難し、これに橋下氏は翌朝のツイッターで「アメリカも日本相手には、中国と同様の態度振る舞いをする」と猛反発。
 しかし、サキ報道官は慰安婦について「性を目的に人身売買された女性たちの身に起きた出来事は嘆かわしく、重大な人権侵害であることは明白だ。犠牲者に心から同情する」と言っており、「人身売買」と指摘することで予防線をはっている。
 それは、従軍慰安婦について強制を否定しようとする人たちが、もしも「連行された」という表現を使用すれば、そこに食いついて来ることをわかっているからだろう。
 そして同報道官が強い表現で橋下氏を断罪した理由について、国務省当局者は「非常に不快な発言についてコメントを求められたからだ」「(橋下発言には、国務省の)建物の中にいるみんなが腹を立てている」と述べた。
 つまり、スタッフたちが周到な下調べと準備のうえで発言したことが、発せられた言葉の行間から伺えるのだ。だから、日本政府も危ないと警戒し、内閣の面々が次々と、橋下とは一緒にしないで欲しいという態度を表明したのだろう。
 やはり、それなりのところにいる人たちは、それなりに優秀ということだろう。

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by ruhiginoue | 2013-05-19 22:16 | Comments(0)
 本当は、もっとマシな文章を読みたかったのだが、大きな騒ぎになっていることもあり興味を持って、橋下徹市長が発言した全文をすべて読んだ。面倒だが、過日の邦訳よりは手間がかからなかった。
 そうしたところ、彼は色々と話しているが、それは要するにこういうことだ。

 軍隊の規律を護るためには、兵士たちに欲求不満やストレスの解消をさせることが必要である。そのためには、不道徳な遊びが含まれてもしょうがない。
 これは昔からアメリカを含めた世界中の軍隊がやってきたことであり、日本もやった。だから日本だけ責められるのは不当だ。
 アメリカは、日本のことを責めるなら、自国のことも反省するべきだ。とくに沖縄でのことがそうだ。これを防止するため風俗を活用すべきだという提案を、基地の視察のさい指揮官に直接したことがあるが、規律で禁止していると否定されたから納得できなかった。
 ただし、自分が言っているのは、あくまで必要悪とか奇麗事では済まないということであって、積極的肯定をするものではない。特に、買春となると問題があり、まして、人身売買のような、意に反しての強要は、あってはならないことだ。
 ところが、戦時性的奴隷と非難されることまで容認したかのように思われてしまった。自分にも不適切表現があったが、それとともに、報道が、言葉の一部を抜き出して騒いだのだ。自分の不適切は謝罪するが、報道にかんしては不満である。

 このような趣旨のことを、橋下市長が話していたことは間違いない。ただし、このさい彼はハッキリこう言っている。 
 
 「意に反して慰安婦になったかどうかは別にして、軍の規律維持のために、慰安婦制度は当時は必要だった。」
 そこで、今はどうかと記者に質問され。
 「認められない」

 この部分によって「橋下市長が、従軍慰安婦は必要だったと発言」と報じられて、市民団体や女性議員、韓国の女性、さらにアメリカの女性報道官から厳しく批判され、大きく国際的に騒がれた。
 だから、一部だけ取りあげて批判され騒がれたと、彼は不満をもっているのだろう。
 しかし、強制があったかどうかは別問題であり、従軍慰安婦それ自体は必要なものだったと明言して、他の国も同様のことをしたと根拠も挙げずに言ったうえ、昔だけでなく今も、同一ではないとしても同様のことを米軍は活用すればいい、と発言すれば失礼に決まっていて、女性もアメリカも怒るだろう。
 そこに加え、最近の日本は偏狭で排外的で極端なナショナリズムがはびこっていて、安倍内閣はその支持を受けているのではないかと、世界各地から危惧されていたのだから、東京に次ぐ日本第二の都市である大阪で知事と市長をつとめ、政党を作り国政進出しようとしているため将来の総理候補の一人とも言われる人が、こんな発言をしたというのは、もう絶好の題材である。
 だから、そこでそんな発言をしておいて、あとから報道にケチをつけるなど的外れの対応であるし、卑怯な言い逃れと批判されても当然だろう。

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by ruhiginoue | 2013-05-19 18:24 | 政治 | Comments(2)
 橋下市長率いる「維新」にとって「ありがためいわく」どころではない発言をして団体から除籍された西村真吾という議員は、政治家一家の出で、色々な政党を渡り歩き、なにかと騒動を起こし続ける人として知られている。
 彼は元弁護士だが、弁護士法違反で逮捕され有罪となり資格を剥奪されており、その前には問題発言で防衛政務次官を辞任している。
 この問題発言は、週刊プレイボーイ誌上でのインタビューの中であった。1999年11月2日号で、安達祐実が表紙を飾っていた。
 ここで西村は、「強姦してもなんにも罰せられんのやったら、オレらみんな強姦魔になってるやん」などと言った。公然と下ネタっぽく話すのが好きな人らしいが、自分がそうだからといって男性全体を一緒にするなと批判されていた。
 これは、橋下にも通じるのではないか。欲求不満だから風俗というけど、自分がそうだからといって男性全体を一緒にするなと批判されている。実際に風俗でコスプレを楽しんだことが発覚したことは記憶に新しい。
 だから、橋下と維新の人たちにとっては、ありがためいわくの極みであったけど、西村としては同類として真面目に援護射撃したつもりだったのではないだろうか。
 この西村は、問題発言で辞任の直後、週刊新潮の11月4日号に手記「私の『防衛論』どこがケシカランのか」を寄稿したが、これがとんでもないインチキに基づいたものだ。西村は問題になったインタビューで核武装を主張したのだが、その何が悪いと言っている。
 しかし問題になったのは核武装そのものではない。一議員が何を主張しようと勝手だが、当時の彼は政府の要職に就いていたので、政府が決めた方針には従わないといけない。それが問題となったのだった。
 政府は核武装について、軍事や外交の観点からどうか専門家を集めて検討したところ「現実的でない」「得策とは言えない」と結論し、これを方針としてきた。それに異論があるなら、まず時と場所を考えて話し合うよう提案しなければならなかった。
 なのに、マスコミで持論を披露するスタンドプレーをしでかしたから、問題になり辞任に追い込まれたのだ。持論の是非とは無関係である。
 それなのに、西村は自分の無責任を棚に上げて、持論が批判されたと誤解または故意のすりかえをして、持論の何が悪いと開き直って誤摩化したのだ。
 これに騙された人たちがいて、集会を開いて西村を招き擁護した。ここで、やはり同じことをしてして同じように誤摩化した人、例えば航空自衛隊を辞めた田母神俊雄らと一緒になって、会場の騙された人たちに演説をぶったりしたのだ。
 このように、簡単に騙される人たちに支援されてきたから、当然に、また失敗したというだけのことだ。そこまで考えずに仲間に入れてしまった「維新」も、今回は大損したけど、もともと似た者同士だったということだろう。
 
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by ruhiginoue | 2013-05-18 20:50 | 政治 | Comments(3)

橋下発言の海外での反響

 オーストラリアの新聞「オーストラリアン」の記事(基はAFP通信)によると、橋下発言について外国メデイアはかなり詳しく調べたうえで報じており、言葉の一部を抜き出して外国に伝えられてしまったというお決まりの抗弁は通用しないようだ。
 そして、これを読むとアメリカも怒るだろうと感じるし、世界各地で騒がれても当然だと思う。
 以下は同紙の記事を引用したものだが、当方が大急ぎで自家製の英文和訳をしたものだから、英語の専門家には微妙なところで突っ込まれるだろうけど、大意としては問題ないはずである。

 「米軍兵士が日本女性を陵辱」と大阪市長
 大阪市長は、アメリカの軍隊が戦後7年にわたる占領の間に日本人女性を虐待した、と主張して、戦時性的奴隷制度(従軍慰安婦)を批判するアメリカに反論した。
 今週の初め、橋下徹は、第二次世界大戦中に日本の軍隊に性行為を強いられた「慰安婦」が、軍事的に必要であったと言った。
 「橋下市長のコメントは無法な攻撃であった」と、ワシントンの国務省スポークスウーマンのジェーン・サキが記者会見したうえ、東京中央に対し、過去の問題を扱う近隣諸国の人たちと一緒に仕事をするよう促した。
 朝鮮や中国には200,000人ほどの「慰安婦」が存在していて、多くの歴史家の見解によれば、フィリピンなど他でも、第二次大戦において日本の軍の要求に応ずる売春宿があり、そこで強制があった。
 しかし橋下氏(その迅速な舌と率直なアプローチはツイッター上で彼に友達と敵を作った)は、「率直に言わせてもらいます。アメリカが日本を占領した時、日本人女性を利用しませんでしたか」
 橋下氏は100万人のフォロワーにツイートした。「私は、自身の国の行為を不問にするアメリカが、日本についてだけとやかく言うのでは不公平であると指摘せざるをえません」
 橋下氏(将来の首相候補にも挙っている)は、「アメリカが日本を占領した時に、特殊な状態の沖縄で、アメリカ軍が女性に対して行ったことと向き合うべきだ」と付け加えた。
 米国の率いる連合軍は、第二次世界大戦の終わりから1952年まで、降伏した日本を占領した。その後も、日本の南部の県である沖縄は、20年後に東京中央政府に帰属するまで、米国支配の下に残った。
 ピューリツァー賞を受賞した歴史家ジョン・ダウアーは、占領軍の検閲によって報道されなかったが、実はアメリカの軍隊が占領の間に日本人女性に対して多数の強姦をしていたと、確実な情報によって告発している。
 さらに橋下氏は、さらにフランスとドイツが戦時慰安所を導入した国々の一つであると主張した。
 「慰安所システムが朝鮮戦争とベトナム戦争中に使用されたのは史実である」そう彼はツイートした。
 ただし彼は詳細を示さず、どの兵士が売春宿を使用したかは言わなかった。そして日本以外の現代の軍隊が、性的奴隷制度を使用したという証拠はない。
 月曜日に、橋下氏は、死の脅威を毎日受けている兵士がうっぷんを晴らす方法を必要とし、これが慰安婦制度によって提供された、と言って、国内と海外からひんしゅくを買った。
 これについて彼は、必要な風俗産業とは性的奴隷という意味ではなかったので、この部分だけ謝罪する言った。
 この性的奴隷制度に日本帝国陸軍が関与した直接証拠または状況証拠が存在しないという見解は、日本政治の右派には珍しくない。

US troops abused Japanese women, says Osaka mayor
From: AFP May 17, 2013 5:00PM


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by ruhiginoue | 2013-05-17 19:42 | 国際 | Comments(0)
 従軍慰安婦と買春についての橋下発言は、国内だけでなく国際的にも強く批判されたため、同じ穴のムジナだったはずの安倍総理らも、トカゲの尻尾切りのような態度である。
 ところで、こうした問題のさい日本の責任を否定しようとする人たちにある誤解が、被害に遭ったと訴える女性たちは金目当ての合法的な売春婦である、というものだ。だから、被害というのは狂言であり、それを基に日本の責任を問うのは不当であり、悪意があると主張する。
 しかし、自由意志による買春というなら、人身売買によるものであってはならないし、自分の意思で始めたことなら自分の意思で辞められるものでなければならない。そうではないから強制であり、これを金銭の契約により縛るのは人身売買であるとして、戦前の日本の法律でも明確に禁止されていた。
 ただ、法律は制定しても取り締まりはしなかった。それは政治と行政の怠慢もあるが、それ以上に、もともと人身売買が横行したのは背景に貧困があるためだから、取り締まりは無理に近いという事情があった。
 それなら、取り締まりよりも先ず原因を取り除くべきということになる。ところが、貧困対策どころか時の政府は特権階級の利益ばかり。農村では大勢の娘たちが売春婦として売られていると新聞が報道し、政治に対する憤りが凄まじいことになった。そのさい特に右翼が過激化し、その影響もあって軍隊がたびたび反乱を起こして、総理大臣が殺される事態にもなったことは周知のとおり。
 だから、これは知人のジャーナリストが指摘していたことだが、もし橋下や安倍やその支持者である右派らが主張しているように「金のための売春」と戦前に公言したら、右翼に殺されているはずだ。
 そういうことをちゃんと考えないでいいかげんなことを言うから問題になるわけで、だから安倍は立場から考慮しはじめたのに、橋下は立場もわきまえず相変わらずの軽率さだった、ということなのだろう。
  

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by ruhiginoue | 2013-05-17 13:38 | 政治 | Comments(12)
 仙台高裁(佐藤陽一裁判長)で、自衛隊による市民監視の差し止めを求める訴訟が起こされている。
 陸上自衛隊の情報保全隊が、自衛隊イラク派遣反対の市民集会などを監視したのは憲法違反であるから、住民が国に監視差し止めなどを求めた。
 13日に、控訴審の口頭弁論があり、保全隊の元隊長が初めて証人として出廷し、同隊が一般市民も監視対象にしていたことを明らかにした。
 それによると、監視対象について「自衛隊の任務遂行に支障が出る可能性があるもの」と元隊長は答え、イラクの実情を伝える写真展や労働組合の街宣なども「なり得る」と説明した。
 監視する対象の決め方については「守秘義務」を理由にいったんは証言を拒否したが、裁判長から証言するよう促され、「私も含め部隊内で検討した」などと回答したそうだ。
 
 市民の活動は自由であるべきだし、世論によって政府が方針を転換したうえでのことなら、自衛隊のイラク派遣が取りやめになったとしても、自衛隊の任務遂行に支障を来したことにはならない。
 なのに、それを支障というのは、自衛隊が日本国民も日本政府も無視して勝手にイラクに行こうとしていたら邪魔された、という意味になってしまう。
 どうして、そんな発想になってしまうのか。それは、自衛隊がイラクに行くのは日本の国民も政府も関係なく、あくまでアメリカの要請だということであり、それを自衛隊も認識しているということだ。
 だから、自分も防衛医大訴訟のさい自衛隊に監視された体験があるけれど、それとは違い、イラクがらみでは自衛隊を責める気にはなれないのだ。せめて属国とか傀儡というべき実態の政府が泥をかぶり、どうしても監視するなら(もちろん、やるべきではないが)内閣調査室にでも任せて、自衛隊の情報隊と警察の公安にはやらせないようにして、自衛隊と警察が市民と敵対しないようにして欲しいものだ。
 こう言うのは皮肉ではなく、責任の所在を明らかにするべきだと思うからだ。原因は傀儡となっている政府にあり、政府は汚れ役を他の部署に押し付けるべきではない。そして堂々と訴訟の場で、日本政府はアメリカ様に逆らえないと告白するべきだ。

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by ruhiginoue | 2013-05-16 21:38 | 司法 | Comments(0)
 今日、霞ヶ関の裁判所前で、不当解雇されたとして裁判に訴えている人たちが、労働組合や争議団の支援をうけて、情宣活動をしていた。
 団体の人たちの挨拶は具体性が乏しいので面白くないが、現場で働く人たちの生々しい話には、どうしても気を惹き付けられてしまう。
 その一人が、マイクで訴えている日航の制服を着た男性である。日航は多くの裁判を抱えているが、その最中に最高裁判事を堂々と天下りさせた。これでは裁判が不公正になって当然で、実際にいくつかの裁判で日航は屁理屈により強引に勝訴しているという。
 他の高級官僚でも企業に天下りは問題になっているのに、最高裁判事が、訴訟をいくつも抱える企業に、というのだから、呆れるというよりその図々しさには恐れいる。
 この、日航を訴えている制服の男性は、「裁判を始めるとき、証人に、正直に話すという宣誓をさせるが、それなら裁判官にも、公正な訴訟をすると宣誓させるべきだ」と言って、拍手が起きていた。
 真面目な話、そうするべきではないか。

 
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by ruhiginoue | 2013-05-15 18:11 | 司法 | Comments(3)

日本人に生まれた不幸

 テレ朝のアナウンサーから自民党の議員となった女性が、また選挙運動をはじめたようで、ポスターが貼ってあった。
 先の選挙は、自民支持者からも疑義が出た立候補だったから、「間違って当選した」と言われていた。ひどいポスターだった。卑屈に笑う写真とともに「日本人に生まれて良かった」と書かれていた。政治を志すなら「日本人に生まれて良かったと、みんなが思えるようにするため頑張る」と言うべきではないのか。
 それなのに、政権与党に媚びを売って自分が得したいという態度である。だから、自民党も堕落したと、自民支持者が嘆いたのも当然だ。
 では、その元アナウンサーのいうような意味において、日本人に生まれて良かったと思える人たちにお尋ねしたい。
 このブログの第一回は、たまたま霞ヶ関に出向いたさいに行われていた「東京大空襲賠償請求訴訟」であるがこちらを参照、この、1945年の東京大空襲の被害者や遺族らが「戦後、救済策を取らずに被害を放置した」として、国に謝罪や損害賠償を求めた集団訴訟は、最高裁第1小法廷(横田尤孝裁判長)が今月9日までに原告側の上告を退ける決定をし、原告全面敗訴の一、二審判決が確定した。
 同じ第二次大戦で、外国はどうだったかというと、英軍によるベルリンやドレスデン空襲の被害はドイツが自国で、独軍によるロンドン空襲の被害はイギリスが自国で、それぞれ自国民に補償している。戦勝国と敗戦国の、どちらもだ。なのに、日本はしなかったし、それでよいと司法が判断したのだ。
 また、講和条約によって、敗戦により占領されていた日本は独立し、戦争被害の賠償は自国で行うことになった。ところが、それを「主権回復の日」と祝い、未だ占領から脱していなかった沖縄から反発され、自民党内からも批判が出たのだが、そんなことをしているのと同時に、戦争被害への補償や救済はしないというのだ。
 日本は変な国である。こんな国に生まれて、誰が良かったと思えるのか。それは、恥知らずな行為により自分だけ得をして、同胞たちを見下したり無視したりして平気でいられる人だけだろう。そんな人にならなかったことは幸運だが、そんな人がいい気になっていられる社会で生活しなければならないことは不幸だ。
 
 
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by ruhiginoue | 2013-05-11 14:04 | 司法 | Comments(0)
 すでに色々な人たちが色々な指摘をしているが、ようするにこういうことだ。
 
 自分の意見に賛成する人が少ないので、自分の意見が通らない。そこで、賛成が少なくても意見が通るように決まりを変えてしまおう。

 こんなことを言ったら、普通は恥をかく。
 けど、安倍総理とその賛同者たちにはわからないようだ。つまり、あの人たちは恥知らずということだ。
 そして問題なのは、そんな人たちが、恥をかいたり恥をかいて平気でいる、というだけでは済まないことだ。

 それ以前の問題もある。
 憲法を変えようとか護ろうと言っている人たちは、最高裁以下裁判所が憲法判断をほとんどしない現実や、一票の格差のようにたまに判断しても政治が平気で無視する現実を、どう思っているのだろうか。
 これでは憲法なんて存在しないも同然である。そんなものを、どうしようかと議論してる様子が滑稽でしょうがない。

 『華氏451度』というブラッドベリの有名な小説で、本なんて所詮は紙だと言う場面がある。本は大事なものだ。本は紙で出来ている。紙が大事なのではない。人の考えたことが大事なのだ。紙に書くのは、人が考えたことを忘れないようにするためだ。だから本は大事なものだけれど、所詮は紙だ。
 というのが、その場面の大体の趣旨だった。これと、憲法だって同じことだ。このことを護憲派と言われる人たちの多くが、わかっていない。だから紙に書いた文言さえ書き換えられないようにすればよいと必死になる。

 こうなってしまったのは、日本人が自分で考えたり闘ったりして権利を勝ち取り、そのことを言葉にして書き記したのではないからだろう。
 だから、よく、アメリカの憲法は「修正第何条」とあるけど、日本の憲法はちっとも変わっていないから良くないという話が、一般市民から政府に向けての要求として出されるのではなく、政権与党の方面から言い出されるのだ。
 言うまでもなく、憲法の修正とは、新たに国民の権利が勝ち取られたことを反映しているのであって、為政者の都合でそのたびに変えたということではない。
 なのに、政治家が変なことを言い出すのは、国民に自覚が足りないからだ。自覚できるように、日常生活から見直して行くことが必要だ。自分の反省も含めて、そう確信した。 

  
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by ruhiginoue | 2013-05-10 19:29 | 司法 | Comments(2)
 前に、記事を書いた雑誌をここで紹介したら、商品の宣伝だと難癖を付けられたことがある。これは趣旨が明らかに異なるのだが、そうした難癖を防ぐためには雑誌の表紙だけを掲載するのではなく、雑誌を手に持っている自分の姿の写真を掲載し、自分の近況を報告していることにする手がある。増山麗奈さんが、よくやっている。
 しかし、女性だと手に持って微笑んでいる姿が様になるけど、男性がニヤケた顔してやっていたら不気味になってしまうのではないか。
 
 ところで、ウクレレ漫談で知られる牧伸二さんが亡くなり、病気を苦にしてか、金銭問題の責任を感じてのことか、自殺と見られている。それとは別に、何年か前から、テレビで政治ネタをやろうとすると、軽い調子で風刺や皮肉という程度なのにテレビ局から規制がかかり、言論表現の自由が無くなってきて、「あーあーあやんなちゃった」と、冗談めかしながらも、冗談では済まない問題として語っていた。
 かつて司会をしていた日曜昼の「テレビ寄席」は長寿番組になったが、特にその人気コーナー「牧伸二のバーゲンセール」では、色々な商品を名前だけ言って競りにかけ、落とされて登場するのは意表をついた冗談商品であるため爆笑を巻き起こしていた。
 それは、駄洒落もあれば風刺もあるという具合で、例えば「シクラメンのかほり」が大ヒットしたのでシクラメンを売り、競り落とされて出てきたのは36個のインスタントラーメン(4×9=36のラーメン)であったり、名画モナリザが来日展示で話題のときは、モナリザを競りにかけ、落札されて出てきたのは本物のモナリザのようだがよく見ると複製それも顔が牧伸二だったり、四〜五月の連休の前は、メーデーの赤旗を売り出し、その赤旗は中心に大きな目玉の絵が描いてあったり、という調子だった。
 そんな様々なインチキ商品を競りで値段をつりあげて売り、しかし商品のインチキさが大いに笑えるうえ、その収益は福祉に寄付するから、競り落として買った人も決して怒らないという粋な企画だった。
 そういう笑いがなくなって、テレビは人の悪口それも強者への皮肉や風刺ではなく弱い者虐めで受けをとる傾向が強まり、社会派ネタは大手メデイアでは規制されるようになった、ということだ。
 テレビがつまらないわけだ。
 
 
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by ruhiginoue | 2013-05-07 20:03 | 芸能 | Comments(2)