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by ruhiginoue

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 先日の不正選挙無効訴訟について、もう少し詳しく説明する。
 「私は得票の集計で不正を目の当たりにしたから訴えることにした」という、訴訟の趣旨と動機の説明が冒頭にあったけれど、それだけでは意見陳述にすぎない。しかし、同じことを陳述書として作成し、甲号証として提出すれぱ形式として証拠になる。そして、その内容を本人尋問で証言したうえ、裁判官の質問や相手方の反対尋問に応じれば確実さが強まり、根拠がないという相手の抗弁の否定となる。
 そのうえで、このような不正の状況証拠を前提として、直接証拠となるものを選挙管理委員会が所持しているのだから、その開示を求める。それを却下したら裁判官の訴訟指揮を問題にできる。
 しかし、疑惑の根拠が個人的意見でしかなく、裁判の証拠として成立していなければ、調査嘱託や提出命令を申出ても、前提となる不正の疑惑に根拠が伴っていないのだから、その先の証拠も無用である、として却下されても文句が言えない。
 それで、裁判官がせっかく、意見ではなく証言に該当する内容が含まれているので証人として発言も出来ると指摘してくれたのに、その意味を理解できないので聞き逃してしまい、被告側から来た担当者が前に来た人と違うが誰か、などと記録を見ればわかることを質問していた。
 そして、原告団には弁護士が付いていなので、それぞれが勝手に意見を言って原告団としてのまとまりが無い。また、参加していたリチャード・コシミズ氏が、相変わらずの調子で「陰謀だ」と騒ぎ立てる。
 つまり、主張をどうやって通すのかを考えていないのだ。訴訟という形にするなら、訴訟の基礎的な仕組みくらいは調べておかないと駄目だろう。
 こういう人たちの特徴は、譬えると「我々は正義と平和を護る騎士だ」と自称して胸を張るけれど、その力を習得していなくて、相手は暗黒面の力を持っているのだから、まるで太刀打ちできない、というようなものだ。
 もちろん、自己満足であるなら、それをするもの自由だ。しかし、初歩も知らず、敵側に付くことが多い傾向の裁判官から助け舟を出してもらっても気づかないでいるのでは、あまりにも情けない。

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by ruhiginoue | 2013-10-30 20:54 | 司法 | Comments(0)
 今日は、日弁連を相手取った訴訟の弁論があり、証拠の取り調べや書面の陳述のうえ、来月に続行することとなった。

 その後、不正選挙を問題にして選挙の無効を訴える人たちの行政訴訟を傍聴した。大法廷だが、来た人が多かったので、傍聴券の発行となった。

 そこで、まず原告団が意見陳述をしたのだが、ヒラメ判事のたまり場である東京高裁の裁判官としては珍しく、それを冷静に聞いていた。そして、先の選挙で不正を目撃したという人の話があったので、それは意見ではなく証拠になるので、証人として証言することが出来ると指摘した。

 それ以上は、裁判官の中立から問題になるので、裁判長は具体的に言わなかったが、傍聴していてすぐ意味がわかった。例えば、東京で選挙の開票の立会いをした人が、共産党の吉良さんの票が別の候補者の票に混ざっているのを何箇所も発見し、指摘して一部集計しなおした事実があった、などの話が出たが、これは意見ではなく証言とするべきだ。
 そして、当選した野党の候補にもこのようなことがあったのだから、選挙全体ではもっと不正があって当然という主張につながる。被告の選挙管理委員会は、原告の訴えには根拠がないと抗弁しているのだから、それに対抗するための証拠となる。

 ところが、裁判長から指摘してもらっていながら、原告団は気づいていなかった。また、主張と証拠の区別ができていなかった。これは訴訟のテクニカルな知識を持ち合わせていないからだ。そして、ひたすら自分たちの政治的正しさを説いていた。

 つまり、弁護士をつけていないうえ、素人まるだしの訴訟をしていたのだった。これはもったいない。
 
 
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by ruhiginoue | 2013-10-28 22:45 | 司法 | Comments(3)
 先日、ネット上で、匿名だったり、知人を騙ったり、いろいろな方法で嘘と中傷をされ、それがあまりに悪質なので、その犯人を特定して訴えたのだが、すると、その犯人が雇った弁護士は、中傷ではなくすべて事実だという主張をした。
 そして、その確実な証拠があるから、書面を添えて裁判に提出すると、法廷で述べた。
 それで、東京地裁の裁判官が、書面作成など準備を整えるに充分な時間をとって、その日までに裁判所に提出するように法廷で指示し、その弁護士は了解した。こちらにも送付されることになった。
 ところが、その期日が過ぎたのに送付がない。どうなっているかと裁判所に電話で問い合わせたところ、期日までに提出がないうえ、そこから一週間経過してもまったく提出も連絡もないので、裁判所からその弁護士に問い合わせしようかと思っている、と担当の書記官は言う。
 そしてさらに一週間経過したが、送られてこない。裁判官が法廷で指示したことを無視するとは、いい度胸の弁護士である。もちろん、依頼人がしょうもない人だから、証拠があるというのは嘘だったのだろう。
 ただ、この弁護士は、先日は他の裁判所で別の人の訴訟があったさい時間までに出頭せず、それも20分くらい遅れて来たので、相手方の弁護士は怒ってしまったし、裁判官らも呆れたようだったから、やることがいいかげんなのだろう。依頼人が依頼人だったから、雇われた弁護士も弁護士で、「犬は飼い主に似る」というようなことだと推察している。
 こんな弁護士にしか引き受けてもらえない被告だ。あるいは、こんな被告の依頼を引き受けるしかない弁護士だ。ということなのだろう。
 
 
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by ruhiginoue | 2013-10-24 22:32 | 司法 | Comments(0)
 10月28日10時00から、東京簡易裁判所403号法廷にて、日本弁護士連合会を被告とした裁判の弁論の予定。
 これは、弁護士が捏造の証拠を平然と裁判に提出したことが問題となったのに、放置または擁護した日弁連の怠慢ないし不正を糺す裁判である。
 ここで日弁連側から、とんでもない書面が提出された。捏造だという具体的な指摘がないという主張の書面に、その捏造の証拠を平然と添えているのだ。つまり、日弁連は捏造であることに気づいてないらしいのだ。
 その最たるものは、ウエッブ・サイトの内容を写した書証である。これは画面を印刷したものではなく、文字だけ抜き書きしたもので、どこのサイトから取ったものかアドレスが記してあるのだが、そのアドレスとは絶対にアクセスできないものだった。
 なぜなら、http://・・・・・co.jp/×××というように、×××のところにはアカウント名などサイトを特定する記号が絶対に入っているはずなのに、何もないのだ。アドレス全体のどこにも、アカウントを示す記号がない。
 そんなサイトは物理的にありえないことが一見して判るのに、それに日弁連は気づかないのだ。いまどき小学生でも解かることなのだが。これでは、インターネット犯罪などに対処できなくて当然だ。
 興味をもたれたら、ぜひ当日、地下鉄霞ヶ関駅近くの東京簡易裁判所、民事部(地下鉄・霞ヶ関駅B1出口すぐ)に来て傍聴してほしい。当日法廷に出向くので、終わってから声をかけて頂ければ嬉しい。



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by ruhiginoue | 2013-10-22 21:33 | 司法 | Comments(0)
 コンビニ店の入り口付近に設置してあるゴミ箱に、店を利用しないのにゴミを捨てると、建造物侵入罪になる。敷地内に入っていなくても、敷地内に作用したからだ。
 だが、ひやかしだったり便所を借りたりするためだけで店の中に入っても、場合によっては商品を見て買う気になる可能性もあるから、潜在的な客と看做され、建造物侵入にはならない。
 ところで、高校の同級生が、よくコンビニ店のゴミ箱に、自宅から持ってきたゴミを捨てていた。いちおう店を利用してのうえだが、それでも自宅のゴミはお断りという表示がよくあるから、違法行為だ。ただ、自宅から持ってきたゴミといっても、封筒が一つだけだから、それで買い物ついでに捨てるなら、問題ない。
 どうして、封筒一つを他所で捨てるのかというと、それは卒業した大学から定期的に送付されてくる卒業生むけの会報で、自宅で捨てられないからだそうだ。その人は親と同居していたが、卒業してしばらくは大学から送られてくるものを開封して眼を通したけど、そのうちに面白くないから開封もせず捨てるようになった。すると父親がゴミ箱から取り出して、大事なものを捨ててはだめじゃないかと言って渡す。内容的に大事ではないから捨てているのだが、それを父親は説明しても理解できなかったそうだ。大卒の父親なら説明しなくても不要なものであることを理解するだろうが、大学を知らない父親は説明しても理解できない。
 それを言ってしまっては、自分が行けなかった大学に息子を行かせてくれた父親に失礼になってしまう。だから自宅ではなくコンビニ店のゴミ箱に捨てていたということだ。そういう配慮を親にしている人は、他にもいるだろう。

 ところで、卒業生に送付される会報の内容が不愉快で、自分でも腹が立ったけど親も怒ってしまったことがある。東京にある神道系の大学の院友会報というのに、どこかの神社の神主になったという卒業生が写真入りで紹介されていて、偉そうに持論をぶっているのだが、そのさい、少年非行とか援助交際など道徳が乱れていて、それは「すべて戦後の偏向教育が原因です」と決め付けて言っていたことだ。
 これを見た卒業生の母親は、もともと宗教に熱心だから子供も宗教の学校に入れるような人で、しかも『キャリー』のママみたいなところがあって子供が苦労したけれど、そんな人さえでも、宗教団体の支持を受けた自民党右派の政治家たちに不道徳な人たちは大勢いると指摘した。
 例えば、神道系団体の集会で「日本は天皇を中心とした神の国」の発言をして問題になった森喜郎もと総理は、大学在学中に売春防止条例違反で検挙されているし、その息子は酔っ払い運転でコンビニ店に突入する事故を起こしている。霊友会の支援を受けている石原慎太郎は、障子紙を破ったとかいう下品な小説でウケをとって有名になったが、この小説のほかにも、若者が無軌道で不道徳な行動をすることを賛美してきた。
 そういう事実を無視したうえ、複雑な現代社会を深く考えず、なんでも「戦後の偏向教育」が悪いという紋切り型で解決してしまう。そんな人たちは、右か左かという問題ではなく、ある意味ではうらやましく、ある意味では気の毒な、脳内構造の単純さの問題だ。この程度の人たちが宗教の主流だから、世界が平和にならない。「世界人類が平和でありますように。守護霊さま守護神さま、ありがとうございます」と五井さん(生長の家をやめて、よく見かけるプラカードの宗教団体をつくった人)は言うけど、自民党の政治家たちにはどんな守護霊とか守護神が付いるのか。そう言ってキャリーのママふうの人でさえ、または、そういうふうな人だからこそ、呆れ憤っていた。


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by ruhiginoue | 2013-10-19 22:31 | 社会 | Comments(3)
 強引な勧誘や入会の強要をしたとして本部が家宅捜索されたことまである「顕正会」という宗教団体の勧誘が来て不愉快だった、という人の話をきいた。その人が言うには、「御題目」を唱えると末期癌が治るなどと、荒唐無稽なことを言っていたが、「顕正新聞」とかいう機関誌を見せながら「今、日本が諸外国からの圧力に云々」「既存のマスコミは真実を報道しない」という切り口で話し始めたので、最初は宗教ではなく政治活動かと思ったそうだ。
 そうして巧妙な誘導をしかけてきたということだが、国家主義や国粋主義を説きながら病気が治ると言って勧誘するのは、日本の新興宗教全体の特徴だ。石原慎太郎と密接な霊友会もそうだし、オウム真理教もそうだったし、もちろん幸福の科学もだ。
 また、右翼宗教の代表格と言っても良い「生長の家」は、戦前宗教弾圧を受けたので、処世術として国粋主義を取り入れたと指摘されているが、その機関誌を読むと病気が治ると謳っていた。
 しかし、やはり弾圧を受けて獄中転向して国粋主義者となった右翼活動家の赤尾敏もと代議士は、生長の家の谷口雅春教祖の講演を聞いたところ、教祖は、信仰していれば何があっても安心と説き「原爆が落ちても大丈夫」とまで言うから、「では谷口さんが、みんなの前で青酸カリ飲んで見せて、死ななければ喜んで入信するよ」と皮肉った。
 そして、赤尾もと代議士は、こう指摘した。宗教とは心の糧とするものなのだから、何か得になるので信仰しようというべきではなく、もちろん現世利益を求める宗教もあるけれど、嘘はいけない。
 まったく、そのとおりだろう。つまりそうした宗教は、右翼っぽく装っていても、ほんとうの右翼の立場から肝心な部分で批判されるということだ。だから騙されてはいけない。
 
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by ruhiginoue | 2013-10-16 22:18 | 社会 | Comments(15)
 「進歩的文化人」とされる人たちがカッコつけて「声明」を発するだけで権力と闘わない。これは昔から言われてきたことで、特に本多勝一氏などが大江健三郎氏の態度を槍玉にあげてきたものだ。
 しかし、もっと酷いのが弁護士団体である。各地の弁護士団体および日本弁護士連合会は、政治のファッショ化が批判されると、表向きは、これにあわせて「声明」を発し、いかにも人権に関心があって擁護する気があるかのように見せかけるか、実際には何もしないどころか、逆に権力の側に立って人権侵害をやりたい放題であり、明らかに弁護士法に違反しているが、弁護士自治を悪用して逃れている。弁護士自治とは本来、権力と闘うためにあるはずなのだが。
 
 いま日弁連は「特定秘密保護法案に反対する会長声明」を発表しているが、これは明らかに嘘である。日弁連は、組織の情報を隠蔽して不正のやりたい放題したいと考え、実践している。
 例えば、弁護士団体の活動が秘密主義であるため、身内の不祥事を隠蔽しているという批判は、もう何十年も前からあった。そこで情報公開制度を利用し、行政文書開示請求をした。弁護士団体は広義の行政機関なので、行政不服審査の対象にもなるという判例があるから、どう開示請求するべきかと総務省に問い合わせしたところ、以下のように返事があった。

 ご照会いただきました標記の件につきまして、次のとおり回答いたします。
 (回答)ご質問の「弁護士会」は、「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」および「独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律」の適用対象外法人となっております。
 このため、同会に対する情報公開請求につきましては、同会の相談窓口に直接お問い合わせください。
 ○ 日本弁護士連合会 電話:03-3580-9841 (代表)
 東京行政評価事務所(情報公開・個人情報保護総合案内所)

 これに基づいて、日弁連に問い合わせたところ、文書によって開示請求すればよいとのことだったので、開示請求書を送付したところ、以下のような返事だった。

「文書の閲覧謄写を許可しない」
(理由)当連合会の文書閲覧謄写規則第6条に規定する「特に閲覧または謄写の必要ある場合」に該当しないと認められる。

 この返信は、請求書が届いた翌日である本年10月1日の日付であった。しかも送付は普通郵便である。
 弁護士会長の名義で「審査第二課」から送付したとのハンコが押されていたけれど、普段は忙しいといって対応が遅い日弁連としては異例の電光石火の反応であるが、請求書が届いたその日のうちにまともな審査ができるはずがない。

 ところが東京弁護士会は、同じ請求に対し、いちおう審査するので文書の特定をより具体的に追加せよということ、および、内容によっては開示できないことがあるとして、それがどういうことを指すのか簡潔だが具体的に記載してある文書を、たった一枚だが必要な内容をすべて書いたうえ、簡易書留で送ってきた。
 その後の対応に果たして期待してよいか疑問だが、きちんとした対応をした東京弁護士会であり、これとは大違いの、いいかげんで威張り腐った日弁連の対応である。

 この日弁連は、外部からどんな請求や申立てがあっても、いつも同じ内容の文書を送り返してばかりいて、事実や証拠も無視するので、書面を読んですらいないと怪しまれてきたが、実際そうではないかと思われる。
 このように、自らの組織ですら情報開示しないのは、もちろん怠慢を隠蔽するためだろう。自らがこの調子でありながら、カッコだけつけて政治批判をしている恥知らずな日弁連である。

 このように、日弁連がポーズばっかりで中身がなく、ただ偉そうにしているから、権力犯罪が横行するのである。

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by ruhiginoue | 2013-10-14 21:23 | 司法 | Comments(2)
 裁判官は、退官したら弁護士になる人が多いので、弁護士会は天下り先である。それで、弁護士会の不正を追及して法廷に持ち込むと、どんなに追い詰めても荒唐無稽な判決で裁判所が弁護士会をかばう。
 
この実態は、すでに何例か報告してきたが、今日、また呆れる例が出来た。

 東京弁護士会が書面に嘘を記述したことについての裁判で、記述内容が荒唐無稽であり、それでも嘘ではないというなら、その証拠を東京弁護士会は提出せよ、あると言うほうが出すのは常識だし、判例でもそういうことになっている、という追及に対し、東京地方裁判所の松井英隆裁判長は、逆に、証拠が無い証拠を出すべきだという判決で、そうしなければならない法的根拠は示さなかった。

 まったく非常識な判決であるが、弁護士会とか日弁連が不正をして裁判の被告となった場合は、いつも裁判所はこんな調子の異常な判決ばかりである。

 よく、内輪のかばいあいで醜いことをするのは、医師会が有名だが、それと同じくらいか、それ以上に弁護士会のほうがタチが悪い。
 ただ、医学会界と法曹界が目立つだけで、もともと専門家といわれる人たちの権威とは、身内の虚偽による庇い合いによって、幻想が維持されているだけなのだから、このことで怒るより、まずは、威張っている連中なんてしょせんこんなものだと、みんなで自信をもち、追及を根気よく続けることだ。そうすれば、いずれ虚飾ははがれる。

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by ruhiginoue | 2013-10-11 20:00 | 司法 | Comments(2)
 ミュージシャン兼コメディアンが交通事故で亡くなった現場は毎年複数の事故があり、この芸能人の事故死は今年で四回目か五回目の事故だそうで、「逆バンク」ではないかと地元の運転手らが指摘しているそうだ。
 このことで思い出したが、自分の同級生のなかで比較的仲がよかった男が二人、交通事故死していて、片方は乗用車、片方はオートバイだったが、どちらも単独で事故を起こしており、現場は逆バンクだった。
 とにかく、曲がるときは少し余計なくらい速度を落としたほうがいいということだ。

 ところで、その亡くなった芸能人は、お笑いのさい女装して「スケバン」に扮し、昔の不良少女のように長いスカートを履いていた。これはわざと懐かしいことをしていたわけだが、十年ほど前の学校ドラマ「金八先生」では、女生徒が、長いスカートを履いていたため、校長にとがめられる場面があった。
 これを金八先生は、指導は担任の権限なのだから、それを無視して担任にも言わず校長室で叱るのは越権行為だと抗議する。すると校長は、深刻な不良化を防ぐためだから仕方ないと反論。
 そこへ、シリーズ初期から出ている、口やかましいが言うことはいつも正論という女性の教師が今では教頭となっていて、「校長先生のおっしゃることは二十年前の発想です。やれ前髪が何センチ、スカートが何センチと、そんなことをして子供が良くなるわけではないことは、とっくの昔に証明されています」と強い調子で指摘した。
 また、生徒の親は、傷跡があるため足を隠したのだと説明したので、校長はバツ悪かった。そして、実は性同一性障害のため自分の身体に違和感をもっていたため隠すようにしていたということだった。
 
 これは、まだ十年くらい前だったからありえたことだ。もっと前だと、性同一性障害という観念が無かったのはもちろんのこと、傷跡の問題についても「そんなこと気にしなければいい」の一言で片付けられ、さらし者にされたうえイジメに遭っても、酷い時には教師が率先して嘲笑したうえ、「気にするほうが悪い」と教師が平然と言い、まさに「他人の痛みはいくらでも我慢できる」という対応をされ、親は抗議するどころか、子供の身体について自分を責め、親が子供を殺害したり、一家心中したり、そうしたむごたらしさが、ごく普通のことであった。なにも偉人伝に書かれる野口英世の時代ではなく、ほんの三十年くらい前までのことだ。

 そして、ドラマの当時から二十年前、今からだと三十年前、信じられないことに自民党の議員先生となっている人が、このドラマの初期のシリーズに出演していて、不良少女を演じていたけれど、長いスカートを履いていて、それが不良である一つの証のようにみなされていた。

 こんなことが、当時としては本気で信じられていただけなのか、疑問がある。「服装の乱れは生活の乱れ」という標語によって、表面に浮かび上がっていた現象である服装を規正し、その背景にある問題は解決せず、ただ、外見に表れていなかったので気づかなかった、という責任逃れを、教師と地域社会がするだけのものだったはずだ。

 また、当時「久米宏のテレビスクランブル」という日本テレビ系列放送の番組に、森善郎文部大臣が出演したさい、司会の久米宏が、その「前髪何センチ」「スカート何センチ」などの実態を紹介し、ゆきすぎた管理主義として問題提起したが、これに対して森文相は「これが正しいのだ」と平然として言い放ち、久米宏が「これでは自分で考えて規範を守る教育になっていないし、親が子供を躾けることもできなくなるし、なにより子供たちが可哀想だ」と食ってかかったが、「これが正しいのだ」と森文相は威圧的に繰り返した。
 これは放送後に大騒ぎとなったが、そのあと偶然の重なりで森氏は総理大臣となって、相次ぐ失言などによる不評で内閣支持率一桁のうえ、大学生の時に買春防止条例違反で検挙された過去を月刊誌に暴露され、辞任後は、親の七光りで地元の県議をしていた息子が飲酒運転によってコンビニ店につっこむという事故を起こして議員辞職したことは、周知のとおり。その後まもなく、森元総理のその息子は病死したので、酒の飲みすぎではなかったかと噂された。

 こうした現実もあるので、馬鹿げたことを昔は本気で信じていたのではなく、もともと誰も信じておらず、ただ「原発の汚染はブロック」のような、責任逃れのための隠蔽だったのではないか、と考えたほうが無難だろう。だから、お笑いのネタにもされたのだ。深刻な話だったら、そうしたネタには出来ないのだから。


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by ruhiginoue | 2013-10-10 19:06 | 社会 | Comments(8)
 竹田恒泰というタレント学者が、「国力を維持するには一定の人口が必要。出産を望まない理由のトップは経済的理由。政府が多額の出産祝い金をだせば子供を望む夫婦が急増するはず」と説いたそうだけれど、それはそれで文句が出るはずだ。
 この人は元皇族の右派論客として売り出された人であり、その人が、そうした人としての範囲をはみ出さない発言をしたのだけれど、これが実現したとしても、そこへ右派の人たちが「そんなことをしたら、金のために子供を作る人が出る」と言い出すだろう。
 これはすでに外国に先例がある。例えばアメリカでは、あのマードックの傘下となって極右路線をとるFOXテレビが、「政府からもらえる手当てを欲しいために貧困層が子供を作り財政が悪化する」などと非難したものだ。これは、CBSの人気ドキュメンタリー番組「60分」でも批判的に取り上げていて、日本で「CBSドキュメント」と翻訳付き放送されたさい、ホスト役のロック評論家・ピーター=バラカンも唖然とした調子で、「ひどすぎる」と述べていた。
 また、アメリカでは、そのテレビ番組以前から、制度が作られた後に、手当て欲しさに子供を作ってますます貧乏の子沢山になるから制度を廃止するべきだと主張する人たちがいた。そして、貧乏なら子供をつくらなければいいのだと言う。そもそも、親が貧しくても、その子供がきちんと成長するようにすれば、社会を支える労働者や消費者となる、という発想であり、この原点を踏まえていれば、絶対にありえない批判なのだが。
 そして日本では、子供手当てに反対があったし、生活保護についても、実はその多くは年金がもらえず扶養する家族もいない独居老人で、これは本来の制度から外れているけれどやむを得ないということなのに、ところが子供の居る家庭を槍玉にあげ、子供の数に応じて給付額が増えることをとりあげ、こんなにたくさんの生活保護費をもらっていると非難する人たちがいる。
 今でもそういう現実があるのだから、経済的な問題を解決するために政府から多額の出産祝いを出すということになれば、貧乏なら子供なんて作るなと騒ぎ出されることが容易に予想できる。
 だから竹田先生は、持論を説くだけでなく、それに対する右派の偏見を、まず解消する努力が必要だろう。


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by ruhiginoue | 2013-10-09 18:25 | 社会 | Comments(0)