井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

<   2014年 01月 ( 27 )   > この月の画像一覧

 今度の都知事選挙について、大前研一さんが、どの候補者も駄目だということを書いている。それは以下のようなわけだ。
 まず、猪瀬さんを推していたうえ、そもそも辞任の原因を作った石原さんが、節操もなく田母神という自衛隊を追われて辞めた人の応援とは節操がなさすぎ。
 また、大前さんは舛添さんと同じ北九州の出身だそうで、だから舛添さんが母親の介護を熱心にしていたという美談は舛添さん自身による作り話だということを地元の人から聞いているそうだ。
 そして細川さんは、自分が醜聞まみれで総理を辞任せざるを得なかったことを、忘れているのではないか。
 ということで、消去法により宇都宮さんか中松さんということになり、最悪だと大前さんは述べていた。
 ただ、大前さんは、中松さんについては他の候補者たちより極端に高齢であるからとの理由を挙げているが、宇都宮さんには具体的な理由を挙げていない。なぜか。理由もなく駄目ということは無いはず。
 つまり、大前さんは、かつて日立で原発の設計をしていた過去を持つ推進派だから、特に脱原発を強く訴える人に拒絶反応なのを、言わなくてもみんなわかっているので説明不要ということだろう。
 それにしても、かつて都知事選挙に立候補し、歌ったり踊ったりのパフォーマンスを繰り広げて落選し、あんなに騒いで目立ちまくったのに駄目だったのは陰謀によりデマを流されたからだと負け犬の遠吠えをして、まるでオウム真理教と同じだった大前研一さんが、自分のことを棚に上げて他人のことをこき下ろしているのは、実に可笑しい。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-01-19 23:30 | 政治 | Comments(2)
 議員の広報や団代の機関誌に眼を通しているのだが、秘密法について「戦争のできる国にする法律」という批判が目立つ。
 それには賛同するが、ここに欠落がある。「負ける戦争をする国にしてしまう」という問題に未言及だ。
 もちろん、勝てば良いというわけではないが、戦争を絶対にしてはならないという立場だけでなく、場合によっては戦争も止むを得ないという立場としても、この法律は問題だ。
 やるからには勝つようにしなければならないが、その判断をするさい、負けてしまう可能性が大きいとの材料があったとしたら、それを理由に戦争はやめようということになるはずだ。
 ところが、それでも戦争をしたがる人は、必ずいるものだ。儲けたいから勝敗とは無関係に戦争してほしい人とか、外国と通じ敗北さようとする裏切り者とか。そのような謀りごとをしている者にとって、正しい情報は邪魔だ。だから、それを秘密にしたい。そして、悪い人が政府の内部に食い込んでいれば、秘密法によって戦争したら負けそうだという事実を隠す。
 そういうことも、一緒に訴えるべきだろう。
 また、戦争だけでなく、政府や役人が不正や不祥事を隠してしまう、というようにして、もっと解かり易い訴えもしたほうがいいのではないかと、近所の議員の街頭演説を聞いていて感じた。


人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-01-18 19:05 | 政治 | Comments(4)

都知事選挙に老害が

 都知事選挙で、脱原発で候補を一本化すべきという人たちがいる。
 だから細川さんらも宇都宮さんを応援して、ではなく、逆に先に出たほうに降りろという人たちがいる。まったく老害である、といっても、高齢の細川さんのことではなく、一本化という発想が老人のものなのだ。
 この老人たちの発想は、あきらかに70年代の革新都知事の懐かしすぎる思い出によるものだ。八方美人っぽい人を表に出して統一候補とし、共産党は裏方に徹し組織力を発揮する、との手法。これはとっくに効力を失っている。
 だいたい、都知事選で原発を問いたかったら、当落とは無関係に、脱原発を訴えた候補者たちの合計得票と、脱原発を言わなかった候補者および脱原発と急に言い出しながら自民の応援を受ける嘘つき候補の得票合計を、どちらが多いか比較すればいいだけのことだ。
 なのに、他の政策がまるで合いもしない候補を一本化とか言ってるのだから、バカじゃないかと真面目に疑っている。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-01-16 23:24 | 政治 | Comments(4)
 舛添もと厚労相が都知事選挙に立候補すると正式に表明したが、このさい彼は「私も脱原発です」と言ったそうだ。これまで、業界から頼まれて散々原発反対運動を非難していたのに。
 ただし、彼は「原発に反対するよりみんなで節電すべき」と説いたため、業界は大迷惑で、彼に依頼したことを後悔したそうだ。電気のために原発が必要だと言っておいて、では節電ということになったら業界は儲からなくなってしまう。彼の説いたことは一応もっともなのだが、このことが業界を困らせるというわけだ。ここにそもそも問題がある。
 そして、彼を自民党は支持するという。では、小泉元総理が言うように、脱原発に方針転換しなければならないはずだ。それが無いのだから、口からデマカセということに必然的になる。

 また、立候補を表明した宇都宮元日弁連会長と細川元総理がどちらも脱原発を説いたから、そこで一本化するよう話し合うべきと社民党の党首が言ったそうで、しかし舛添元厚労相まで脱原発なら、原発推進の自民に対抗して一本化という意見は意味をなさなくなるが、それとも、脱原発で細川は舛添より本気とかマシということだろうか。そう言い得る根拠は皆無だ。

 また、近所の知り合いの社民党女性市議はブログで、細川元総理こそ、高齢で週数日しか都庁に来ないような石原前々知事のようになってしまうのではないかと心配だから、立候補を辞退してほしいと述べている。
 そもそも、細川元総理は新党ブームを作って政権交代で総理となったが、その期待をさんざん集めておいて中途で投げ出し辞任してしまった。そのうえ高齢である。石原元知事も、最初は威勢が良かったが、七十代後半になったらさすがに体力と気力が衰退したようで、登庁すら満足にしなくなった。そして引退するつもりが息子に頼まれて再任し、途中で辞めた。
 なのに、細川元総理は、現在すでに七十代半ばである。これでは舛添元厚労相のほうが、最後までやりそうというだけでもマシである。

 いっぽう、今度こそという宇都宮元日弁連会長については、興味深い現象がある。それは彼の政策のうちオリンピックについてだ。
 その誘致に莫大な税金投入など問題はあったが、決まってしまったものを強引に中止することは現実的でないので、それならシンプルな開催を目指し、設備の建設などで、なるべく税金を使わず、このことで同時に環境に配慮し、国際親善および石原都知事や安倍総理が壊してしまった外交関係の改善に役立てよう、というのが彼の政策だ。
 これに自民方面から反発があるならともかく、左派といわれる人たちが反発している。絶対反対で断固中止ということじゃないから駄目だと。その絶対断固反対スタンスで立候補するという人と、だから応援するという人がいる。こういう調子だから左派は駄目なのだが、しかし、もしかすると極端なことを言って宇都宮引立役のつもりかもしれない。ちょうど田母神元空幕が、舛添引立役をしているように。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-01-15 19:35 | 司法 | Comments(6)
 知人の男性は、五十代の半ばの時、脳血管障害により大変だったと言っていた。
 それで気になるのは、病院に勤務している人からの指摘だ。これは、以前から言われてきたことであるし、その人も仕事で直接に大勢の患者や元患者たちと接して観察したから納得できると言うのだが、脳血管障害をやった人は、その後に妙なこだわりをもつようになり、変なことを信じ込んでしまい、そこから時には非常識な言動をするそうだ。
 そのことで、知人の男性は、病気をしてから十年ほど経過したさい、時々、突然、キレたともボケたとも区別がつかない表情と喋り方で、侮辱的な言葉を吐きかけるようになった。その前は、そんなことはなく温厚でひょうきんな人だった。それが急に「お前は駄目な人間だ」とか「それはまともに働いた経験がないからだ」と言い出し、もちろんそれは事実ではなく、むしろその人よりこっちは職業経験が豊富なのだが、そうした事実無根に加えて、「お前は働いたことが無いに決まっている。手術や入院ばかりしていたからだ」とコケにした。
 これは事実ではないことも問題ではあるが、むしろ事実だったほうが問題だろう。その原因が不幸に基づいていることをコケにしたわけだから。
 ただ、その人のその時の様子が異様で、直後に元に戻ったが、後にも時々、発作を起こしたように繰り返す。正常な様子だったら、こっちも怒ってその場で殴っていたはずだが、そうしたくなるような様子ではなかった。
 そして、その人は近所に住んでいる人と喧嘩をしたさい、暴力をふるい負傷させたとして逮捕されてしまい、彼の息子が尽力して解決したが、その対応に不満があるそうで、実は暴力的だったのは自分ではなく近所の人のほうだ、という真実を訴えたいのに無視されたから、なんとかならないかと言うのだが、なによりまず、他人が肉親の意思に背いて何事かをするわけにはいかないし、そもそも駄目な奴だと侮辱した者に相談するのが可笑しい。
 ところが、その可笑しさに当人が気づいていないので、また悪口という次第である。そして、脳の病気の影響なので説明とか説得は不可能だろうと、先の医療従事者から指摘されたのだ。
 そうかもしれないので、実に困ったことだ。


人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-01-14 22:32 | 雑感 | Comments(0)
 昨年末に録音しておいたFM放送のバイロイト音楽祭を、音楽の演奏が素晴らしかったのでもう一度聴いているのだが、時間の都合により毎日一幕とか一場とか少しずつにならざるを得ない。
 このうち『ニーベルングの指輪』は、一幕ごとに拍手だけでなくブーイングも激しく、これは演出が不評だったからで、演奏家たちが気の毒だ。ワーグナーでさえ、バイロイトでさえ、一緒に仕事して上手くやるのは大変で、つまり政治と同じなのだ。

 来月は都知事選挙でまた税金の無駄遣いだが、ここで野党の側から、自民に対抗するには野合でもいいから対立候補の一本化を、という意見がある。
けれど、一本化なんて70年代に美濃部都知事を実現した「社共路線」「革新統一」の夢よもう一度というものだ。
 また、リベラル勢力は弱くて宇都宮だけでは勝てないから細川も一緒にという人がいるけれど、それは革新が衰退した80年代に、進歩的・革新的な勢力が保守系を表に立てて連帯を偽装し、保守派から「革新隠し」と揶揄された手法の再現でしかない。
 そんなことしても無駄であることは、とっくの昔に証明済みなのだから、候補者の人柄と政策を見比べて支持を決めて、他の人にも同調を呼びかけるしかない。いまさら焦ってジタバタしても無意味だ。

 それに、反自公で野合する価値が、この人たちにあるだろうか。二度の政権交代で自民と同じか、もっと悪いとガッカリさせられた人たちのことだ。この二度の政権交代の、前者が細川総理、後者が菅総理、両方に関わっていたのが小沢一郎。二度の失敗した政権交代という吸殻と出し殻が、シュワルツェネガーの「アイルビーバック」を気取って都知事選挙に出て一緒にやるというのだから、これに付き合うのはシケモク吸って出涸らし飲むようなものだ。

 また、自民さらに民主を出た小沢一郎の「生活の党」は、はっきり言って革マル派に似ている。団体の内部で主流派になりそこなったから割って出て、そのルサンチマンから古巣を批判し、自分がやってきたことを他人事のように批判するため敵対勢力に便乗までして、それを指摘されると、指摘した者たちにまで攻撃を執拗に繰り返す、という経緯と体質が、よくぞここまでというくらい瓜二つである。
 しかし小沢一郎の支持者というか信者は、小沢式ご都合主義と無責任で態度を変える節操の欠如について、臨機応変とか変化能力とか言っていた。それじゃまるで、『ターミネーター2』の、殴られても撃たれてもグニャグニャとなるアンドロイドではないか。そんな奴はシュワちゃんのセリフのとおり「アスタラビスタ ベイビー」(サッサと失せな)だ。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-01-13 23:15 | 政治 | Comments(6)
 黒澤明監督がインタビューで言っていたが、細川元総理が熊本県知事だった当時、当地へ『影武者』のロケで行ったら、「門番の役でカメオ出演させてくれ」と頼んできたそうで、しかし監督は、「その顔はやはり殿様っぽいので門番には不似合いだ」と言って断ったそうだ。
 このインタビューは、細川元総理が総理になるきっかけとなる新党ブームを作ったさいに雑誌に掲載されたもので、これにより、「たしかに細川という人は家系のためなのか典型的な時代劇顔だなあ」と言われたのと同時に、「やはり彼は目立ちたがり屋なんだなあ」と言われたものだ。
 そして、細川総理は期待を集めるだけ集めて辞任してしまった。その無責任を批判されたが、後も言動が時々は注目され、これについて大島渚監督がテレビで呆れたように、「細川元総理は自分が目立つことばかり考えている人だ」と批判していた。

 また、小泉元総理が総理になる前、政治改革の持論を説きながら、自民党内で仲間が少ないので党外の人でも一緒にできる人がいたら組みたいと言っていたが、この話をテレビに出演したさいに話しながら、候補の一人として細川元総理の名をあげたら、一緒に出ていた小林よしのりから「あの人は今では世間一番の評判が悪いので、やめたほうがいい」と言われ、同席していた佐高信も「今、細川さんと一緒にやるなんて、シケモク拾って吸うようなものですよ」と。
 今、細川元総理が都知事選挙に出ると言い出し、この意図は何かと色々な憶測が出ているが、けっこう単純ではないか。つまり、七十歳代半ばの彼は「三つ子の魂百まで」というように相変わらず「今こうすれば注目される」ということだけではないか。
 そして細川元総理は小泉元総理と組みたがっているようで、小泉元総理がシケモクを拾って吸うかどうか注目である。

 あとは面白いのは舛添元厚労相で、自民党はもう駄目だから新党を作ると言い出して除名されたのに、それでも推したい人たちが自民党にいて、一方、もちろん自民党には彼に怒っている人たちもいて、その一人が片山さつき議員で、彼女はツィターで舛添批判のツイートを見つけると片っ端からリツイートしており、円満の離婚ではなかったとしても、まだ怒りがおさまらないのかと、女性の執念を感じたのだった。


人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-01-12 21:54 | 政治 | Comments(3)
 都知事選挙に舛添要一が立候補するつもりがあると言って、これを自民党は応援したいらしい。自民党を裏切った人だが、当選する見込みがあるなら遺恨があっても手打ちするということだろう。
 しかし、舛添という人は知名度が高くても悪評も高く、なぜなら社会的な分野では不見識な発言や差別的な暴言があり、これに加えて私生活では悪趣味と変態的な言動が目立つからだ。
 そんな舛添なんか当選するのかと言う人がいるけど、実際に大量得票で国会議員に当選した実績がある。そんな人が支持されることは問題だが、不思議とは思わない。
 特に自分の場合、90年代に住んでいたのが東京都世田谷区の小田急沿線で、羽根木公園のすぐ近くだったから、舛添要一を直接に何度も見ている。

 余談だが、羽気公園は、最近では住宅が立て込んだためラジオ体操も早朝だと音が気になるのでできなくなったが、かつてはこの界隈で音を出したい人のたまり場だった。演劇の盛んな下北沢が近いので発声練習している人がいたり、楽器の練習をしている人がいたり。また、歌手の水木一郎の実家が近く、彼は世田谷学園に通っていた当時、よく羽木公園で練習していたそうだ。後の「ブロロロローッ」とか「ゼーット」は、ここで培われたというわけだ。

 さて、そのすぐ近くの小田急線世田谷代田駅近くに「舛添政治経済研究所」があり、このため近辺で何度も舛添要一を見かけた。どこかで聞いたことがある声がするので、見ると彼が歩いていた、ということが何度もあった。
 はっきり言って、テレビで見る以上の醜男だった。しかし、いつも違う女性と一緒に仲よさそうに歩いていて、どの女性の容姿もまあまあ。最低でも片山さつきよりは上だったろう。
 だから、いくら批判しても、また、それらの批判が当を得ていても、彼は他に何かあるのだろう。
 これについて、女優で記録映画の名映画監督としても知られるレニー リーフェンシュタールも語っていた。ベルリンオリンピックの『民族の祭典 美の祭典』とか、ナチス党大会の『意志の勝利』など芸術的なプロパガンダムービーを作ったと批判されたさい、彼女は、あくまでドキュメンタリームービーだと反論したうえで、ヒットラーに会ったさい、正直言って醜男だと思ったが、今ドイツの抱える問題をなんとかしてくれるような雰囲気をかもし出していたので、その時はむしろ好感を持ったのだそうだ。
 とにかく、誰が都知事なっても、無駄なオリンピックをやめて欲しいものだ。それ以前に無駄なのは選挙だが。知事が途中で辞める連続なので、選挙で莫大な費用となり、この税金があったら、都内で困っている人が大勢助かるし、あるいは街の整備ができる。ほんとうにばかばかしいことだ。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-01-10 19:00 | 政治 | Comments(10)
 岡本太郎は奇抜な作品とともに、寸鉄人を刺す言葉や含蓄のある言葉の数々を残したことでも知られているが、そのなかに、こんな言葉がある。

 ニブイ人間だけが「しあわせ」なんだ。

 この言葉について色々と語ることができるけれど、ちょっと単純すぎるくらいぴったりな例があるので、それについて述べたい。

 酒の御供として美味しい生ハムは、本物であればチーズのような風味がある。しかし、これをきちんと作るには手間隙と材料がかかるので、なかなか食べられない。たまに置いてある店があると、やはり値段もそれなりである。
 しかし、まがい物を食べることは簡単だ。置いてある店は多いし、スーパーにハムやベーコンやソーセージなどと一緒に袋詰めが並んでもいる。もちろん、本物のような風味は全然無い。
 それで良いと言う人がいる。簡単に安く幾らでも食べられるから。風味なんてどうでも良い。そんなことには拘らない。そして、こうも言う。
 「俺は味覚オンチで幸せだ。何を食っても美味いと思うんだ」「味覚オンチに生まれて親に感謝している」
 そして彼は、肉と酒の過剰により、いつも身体の具合が悪い。

 しかし、彼の幸せは変わらない。かつて学校の教師が暴言を吐いたことで昔は不愉快だったが、今では感謝しているそうだ。その暴言とは要するに「どうせ叶いもしない夢なんか追うな。どうせお前たちはバカなんだ」という趣旨だった。「これを言われた当時は気分が悪かったけど、そのご指導のおかげさまで、こうして可も無く不可もなく平凡で幸せな人生を送っているのだから」なのだそうだ。
 ただ、この経済情勢のため彼は生活苦で困っているのだが、それを酒で紛らわしている。安いもので充分である。幸せなことに味覚オンチだから、もともと質より量で満足なのだ。

 さらに彼は、「俺は頭が悪くて本当に幸せだ」と言う。
 「原発がなんたらと言う人がいるけど、可哀想だな。俺はどうでもいいんだ。何ベクレルとか言われてもサッパリわからないから、心配しないで何でも食べられるんだ」
 「秘密法反対とか言ってわざわざ国会に押しかける人たちは可哀想だな。俺には関係ないよ。もともと自分の意見なんてなーんにもないから、知る権利なんて要らないし、言論の自由が無くても全然困らないんだ」

 彼はほんとうに、とても幸せそうだった。
 他人の幸せを壊してはいけない。ただし、その幸せによって、こちらの幸せが壊されてもいけない。それが課題だ。まずは出来ることから実践するもので、こういう人とは一緒に飲食しないことだ。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-01-09 18:54 | 雑感 | Comments(5)
 靖国参拝をアメリカが批判したのは、中国などへの配慮だけではなく、特攻隊賛美の小説家を政府が持ち上げるも同然のことをしたうえで、戦犯英雄視の参拝だから、911を連想して警戒したのだろう。
 この『永遠の0』を書いた百田尚樹という人は、一般的にはほとんど無名の放送作家だったのが、当小説を書いて急に有名になって、どうも政治的意図から強引に売り出されたのではないかと疑わしい。
 そして、その政治的発言は借り物ばかりで陳腐。それに無知丸出しの非常識発言が目立つ。色々と突っ込みどころ満載のツイートをしては、せっせとブロックしているのだから、実に几帳面な人である。
 ただ、このツイートは酷すぎる。
 「戦争になったら9条信者を最前線に送り“下がれ!こちらには9条があるんだぞ!”と叫ばせればいい。敵軍が撤退したら9条は本物」
 色々な意見があってもいいが、基礎的な知識の欠落を露呈しては、賛否ではなく笑いものである。そもそも、憲法は国の方針を規定するものだから、書かれている内容はあくまでその国の為政者の義務と責任だ。そして9条の場合は、様々な努力により戦争を避ける義務と責任が我国の為政者にある、という意味で、だから外国は無関係。
 まったく、百田尚樹って人は、憲法についてどう思うかという以前に、憲法の意味それ自体を知らない。
 ただ、それは自民党の政治家にも多い。これこそが本当の問題だ。


人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2014-01-08 22:39 | 政治 | Comments(3)