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by ruhiginoue

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 あの地下鉄サリン事件の日がまた巡ってきたけれど、卒業式の日で、千代田線に乗っていたから、混乱に巻き込まれてしまった。駅の周りに白装束の防護服を着た人たちが並んでいたのを見て、まるで映画「カサンドラクロス』だと思ったものだ。
 あれから時間の経過とともに事件は風化しつつあるといわれるが、被害や恐怖を受けてしまった人たちは、それから時間は止まったままだという。これは、事件とか事故に遭ってしまった人たちには共通のことだ。

 これについては、自分の防衛医大の事件も同様だが、しかし、防衛医大の訴訟代理人をしていた元高裁判事で銀座ファースト法律事務所を経営する田中清弁護士は、過去ことは水に流して前向きになればいいと言い放った。裁判所に提出する文書にまで書いた。
 もしも、オウム真理教の訴訟代理人の弁護士が、地下鉄サリン事件など一連の被害者に向かって同じ意味のことを言ったらどうか。おそらく非難轟々だろう。しかし、田中清弁護士は権力の側についているので、そのような驕った言動が出来るのだ。

 現に、医療裁判は終わったが、その後、銀座ファースト法律事務所のほうが、依頼人からの業務への苦情をインターネットに匿名で書かれたことを、前に訴訟で対立した相手方が中傷誹謗で書いたということにしてしまい、それを事務所のホームページに記載し、そこに当方の実名が書かれていたから、名誉毀損でまた訴訟となったのだった。つまり原因を作ったのは田中清弁護士のほうである。
 しかもその投稿内容とは、事務所の内部についてまで書かれていて、事務所内に入ったことがある人でなければできないことだった。だから、実際に依頼人から不満や苦情があって、そのことを誤魔化そうとしてのことではないかと疑われた。

 そして、銀座ファースト法律事務所は、訴えられた後からホームページを書き換え、これに応じて東京地裁は、後から書き換えたけれど最初からそう書くつもりだったらしいから良いという判決。トンデモ判決だが、控訴審はさらにひどかった。
 なんと東京高裁では、裁判長が法廷で笑いながら、判決文を書く右陪席判事に「田中先生は元高裁判事で、退官後も政府の委員や国賠訴訟で国側代理人をしていることを配慮しなさい」と露骨な指示をし、傍聴席から怒りの野次が飛んだ。そして判決は、反論をしただけなので名誉毀損ではない、という判断遺脱であった。問題になっているのは反論の内容ではなく、行為者を別人とすりかえたことだったのに。
 このように、権力の側に立っているから、悪辣極まることをしても不正によってお咎めなしとなり、そこから驕った言動をするのだ。

 ただ、このような田中清弁護士の驕った態度によって、防衛医大の関係者も怒ってしまい、情報を提供してくれたり真実を率直に語ってくれたりで、おかげさまで当方の勝訴に貢献したのだから、田中清弁護士には感謝しないといけないのかもしれない。


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by ruhiginoue | 2014-03-20 23:40 | 司法 | Comments(2)
 安倍総理がロシアを非難したと新聞の一面に出ていたが、中途半端な印象を持った人は多いようだ。それで、安倍首相の対ロ姿勢について志位共産委員長は「だらしない」と批判したとも報道されている。

 欧米に強く出て人気のプーチン大統領が、安倍総理は羨ましいはずだ。敗戦により敵国だった米に媚びて総理になった一族の劣等感があるから。また、強い指導者を誇示し柔道は黒帯でジェット戦闘機の操縦までしてみせるプーチン大統領と違い、今にも下しそうな腹を薬でおさえ操縦席でポーズとるだけの安倍総理。
 「日本を取り戻す」と言いながらアメリカ追従は相変わらずで、歴史教科書に載っていた日露戦争当時の風刺画の構図を思い出させる。日露戦争を戯画化したもので、ロシアが炒る火中の栗を日本に取らせようとけしかける米英というものだ。
 
 しかし、志位委員長の意見には大反対である。同委員長は、国際社会に足並みをそろえるべきだというが、それは欧米追従でしかない。ロシアのやったことは褒められたことではないが、侵略に対抗して「歯には歯を」なのだから、ロシアだけ批判するのは不公平というものだ。
 それに、「覇権主義」という批判も紋切り型で、冷戦時代の左翼が米ソを批判した当時を思い出させて懐かしすぎる。
 このところのクリミア情勢で、『赤旗』などによると共産党はロシアに批判的だが、それが駄目とはいわないけど、もとは欧米が悪いことをもっと暴いてくれないから不満だ。共産党は保守系から中傷されるほどには反米ではなく、一部の右翼民族派のほうがよほど反米で、それはけっこう受けている。欧米があの悪辣さ凶暴さでは当然だろう。

 だからロシアに肩入れというわけではなく、上手く反欧米を訴える方法はないだろうか。

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by ruhiginoue | 2014-03-19 23:59 | 国際 | Comments(16)
 ジャーナリストの本多勝一氏は、朝日新聞の記者だった当時から、故郷の長野県下伊那郡を正式な住所としていて、そこで住民税を納めたり選挙の投票をしたりで、東京に住んでいるのは仕事のための仮住まいと公言していた。
 そのさい世田谷区の何箇所かに住んでいたとして具体的に地名をあげていたし、定年退職して何が嬉しいかというと通勤のために嫌な小田急線に乗らなくて良くなったとも述べていた。
 やはり、世田谷区に住んでいる知人が、去年に小田急線から京王線の沿線に引っ越したところ、とても良いと言っていた。
 また、前にこのブログで、かつて自分は小田急線の沿線に住んでいたが、自宅の近くに舛添政治経済研究所という事務所があって、主を何度か目撃していて、片山さつき議員以外の複数の女性と一緒だったのを見たと書いたが、その舛添現都知事も、小田急線に乗ると酷い混雑でたまらないとテレビで言っていた。

 当方は、東京都知事選挙のさい、原発問題は大いに結構だが、東京に住んでもいないのに他所から口出しをして、都民の生活など知らん顔で原発の話だけでどの候補が良いとか言っている人を批判したことがある。
 その観点からすると、本多勝一氏が、長野県知事選挙のさい田中康夫県知事の態度が気に入らないからと別の候補の応援演説をしていたのは長野県民だったからで、また、引退してから東京の仮住まいもやめて長野に住んでいるため、東京都知事選挙には口を出さなかったのではいなかと思う。

 ところで、住所のことだと、最近また問題になっているサイトに『住所でポン!』というのがあり、住所と氏名と電話番号について簡単に調べることができるのだが、プライバシー侵害ではないかという問題にもなっている。管理者は、既に電話帳に掲載されたものだけだと言っているが、簡単になると危ない人が悪用することも増えるだろう。
 ここで問題になっている一つに、六-七年も前の電話番号がわかることで、昔は掲載したけど今は事情や考慮によって不掲載としている人が、昔の情報から何か割り出されないかという心配をしていることだ。
 それについて、最近になってそのサイトにアクセスして自分のことを調べた人がいるらしいと知らされ、これを確認できた。まだ誰の行為かはわからないが、現在、ある人を裁判で訴えていて、その人が抗弁の中で、電話で話したなどと言うけれど、番号を知らないはずだから虚偽だと指摘し、嘘じゃないのなら番号を言ってみろと迫った。
 この返答を来月までにする予定だから、もしかすると、これと関係があるかもしれないので、様子を見守っていたところだった。これが来月はハッキリするだろう。


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by ruhiginoue | 2014-03-18 22:03 | Comments(0)
 先日死去した俳優の宇津井健が主演した人気テレビドラマ『ザ・ガードマン』 は、警備保障会社セコムがモデルだが、内容はまるで刑事ドラマで、警備会社というより私設警察という趣だった。
 それで主題歌も、山内正が作曲したテーマ曲に歌詞を乗せて「驕るなよ、悪の影、息の根は止めてやる」と始まる。あと、「眠らない男たち」というくだりもあり、小さいころに親が持っていたレコードを聴いて、ガードマンは寝なくても生きていられるのかと思ってしまったのだった。

 この作詞をしたのは脚本家の藤川圭介で、テレビで様々な番組に参加しているが、その一つに『宇宙戦艦ヤマト』があった。彼は、今は亡き西崎プロデューサーにたまりかねて降板したと著書で述べており、その代わりに映画版の監督をした舛田利雄が戦争映画で組んだ笠原和夫を連れてきたらしく、おかげで『完結編』は構成とセリフが見事だった。

 もう一人、最初から参加していたのがSF作家の豊田有恒だった。『鉄腕アトム』の脚本を書いていたが手塚治虫を怒らせ虫プロを追放され、『ヤマト』に原案として加わっていた。
 その後、豊田は小説家となるがあまり売れなかった。そして、一家揃ってコーンフレークのテレビ宣伝に出演したところ、「小説が売れなくて貧乏になり、あんなものしか食べられなくなったらしい」と笑われていた。
 この当時から、豊田有恒は小説ではなく評論もどきを書き始め、その二大主張とは原発賛成と韓国批判であった。放射性廃棄物はロットで宇宙へ捨てればいいと言って、もしもあのスペースシャトル事故のように空中で爆発したら大惨事になるが、そんなこともSF作家なのに想像できないのかと批判され笑われ、韓国の悪口にしても、自宅でキムチ鍋などを良く食べる親韓派の自分があえて批判するなどと言ったので、よく犬の肉を食べているとでも言うならともかく、その程度の料理で何を言っているのか、朝食はコーンフレークで夜はキムチ鍋かよと、またまた笑われていた。

 こうなってしまうのも、売れないからだ。そして、今では週刊誌など出版界が全体的に豊田有恒化しているけれど、それだけ業界全体が不景気だということだ。売れなくて、経営が苦しくて、だから、悪口なら取材コストが少ない、外国なら訴訟リスクが少ない、それで嫌だけど仕方なくやっていると、当事者たちが言っている。
 だから差別を煽るとはケシカランと言っている人たちは、同時に不景気な業界に同情と哀悼の念を。

 それで、サイドビジネスをしている人たちがいて、複数の知り合いに、昼は原稿を書いて夜は警備員となっている「眠らない男たち」が複数いるし、また医療問題とか司法問題など社会派ネタは儲からないので『ヤマト』などアニメのネタで売るなどする人がいたりするわけだ。


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by ruhiginoue | 2014-03-17 21:27 | 社会 | Comments(2)
 ネトウヨに限らず、難癖をつけたいけれど反論するのでもなく「朝日新聞が左より」という紋切り型を口にする人たちがいる。
 これはかなり昔からのことだが、果たしてそれが実態を反映した言葉なのかということに、疑問を感じている人たちがいる。自分が右すぎるから相対的に中庸が左に見えるということもあるだろうし、商売でカッコつけて進歩的な姿勢をとっているだけという指摘もある。
 また、文芸春秋社には、朝日新聞社の入社試験に落ちた奴がいっぱいいる、とも言われる。

 ところで、上には上があり、下には下がある。かつて近所の同級生に、小学校の作文コンクールで何度も佳作や入選をした人がいるのだが、その文章表現から、親が書いているのだろうと周囲で言われていた。また、その人の母親なら、いかにもやりそうだったのだ。庶民の半端なインテリというような、そういう感じの人だった。
 そして子供が中学生になったら、まったく入選などしなくなったので、あのお母さんの力では、小学生止まりだったかと陰で笑われていた。
 うちの母は、その人と仲良しではあったが、作文のことでは陰口を言っていたうちの一人だった。そして、うちの母は自分の息子が新聞や雑誌に投稿しているうちに、全国紙にも投書が掲載されたら、その人に見せびらかしに行った。そのためだけに、わざわざ行ったのだった。親が小学生の子供に代わって書いた作文が入選したのとちがって、うちの息子はまだ十代なのに投書が全国紙に載ったのですよ、ということだ。
 これだけでも充分に恥ずかしい、くだらない自慢なのだが、そのうえ、見せびらかされた方は面白くないので、掲載されたのが朝日新聞だから、文春あたりが毎度のように喚いている悪口のようなものを引っ張ってこじつける難癖を言いだしたら、その程度のことにすら反論できないうちの母は、すごすごと帰宅し、自分の軽はずみと社会的無知を省みることなく、勝手に見せびらかしたことを棚に上げて息子に八つ当たりして、こう言ったのだった。
 「おまえのせいで、お母さん恥かいちゃったわっ!」

 どうして、十代のころ親元を離れて親戚のところで世話になっていた時期があるのかと質問されるが、こういうことの連続だったから、親戚が見るに見かねてのことだったのだ。

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by ruhiginoue | 2014-03-16 21:58 | 雑感 | Comments(2)
 ある人からネット上で嘘の悪口を執拗に書かれたので訴訟を起したことは、既に述べたのだが、その裁判で相手方の弁護士が異様な証拠を提出してきたから、驚き呆れている。先に悪口を言いふらされたから反論したと言い、その証拠として手紙の写しを提出してきた。
 しかし、その手紙というのが、ほとんど読めないものだった。全面的に水に濡れてインクが滲んだようになっている。よく、第三者の名前など事件に関係が無いプライバシーにかかわる部分を塗りつぶすことならある。塗りつぶしたことによって、隠すべき部分は隠し、そうすることで全体の意味が変わったり不明になったりはしないという場合だ。
 ところが、そうではなく、全体的に読めない。お茶でもこぼしましたという言い訳にしているような印象で、ほとんどの文字が滲んで、残った文字も複写する前にくしゃくしゃにしてゆがめたようになっているから、誰が書いた筆跡かもわからない状態だ。
 それでいて、前後左右が読めない中で、なぜかある人の名前の部分だけが判別できる。この部分をもとに、悪口なのだと言う。呆れた話で、こんな証拠を提出して欲しいと依頼人が言っても、普通は弁護士が拒絶するのではないか。いいかげんな弁護士だということは、他の弁護士からうわさを聞いていたけれど、そんな人しか依頼を受けてくれなかった被告ということなのかもしれない。

 その、ある人とは、知り合いの某出版社の営業部長であった。仕事を一緒にしたことはないが、同業者の会合などで顔を合せたことなら何度もある。この人と、なにやら関係があるかのように、被告は主張したいらしいのだが、意味不明である。知り合いの名前が出ているから、それなりに信憑性があると言いたいのかもしれないが、全体の意味が読み取れず、それでいて、周囲は文字が歪んだり滲んだりしているのに、なぜかその人の名前ははっきりと読み取れるのだった。滑稽ですらある。
 このように、名前をだされた方は変な形で利用され迷惑しているのだろうが、おそらく係わり合いを避けて沈黙しているのだろう。これがもっとも賢明である場合がある。ただし、後に禍根を残すこともある。どうなるかは、しばらく様子をみるしかない。


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by ruhiginoue | 2014-03-15 18:52 | 司法 | Comments(2)
  俳優の宇津井健が、82歳で亡くなったそうだ。

 宇津井健と言えば、テレビドラマの『ザ・ガードマン』が有名で、他に語り草なのがSFヒーロー『スーパージャイアンツ』のタイツ姿だったが、弁護士役も得意だった。
 山口百恵が主演のテレビドラマ「赤い」シリーズで、三國連太郎らと共演していたさいは検察官の役で、『鬼警部アイアンサイド』を意識したような車椅子の弁護士という役もあった。

 そもそも、宇津井健がよくドラマで弁護士の役する原点は、若いころに出た『松川事件』だった。実際の共産党と労働組合への弾圧の冤罪事件を描き、リアルタイムで社会に訴えた映画で、千田是也とか宇野重吉など新劇の大御所である左派の演技陣がふんする弁護士らと共闘して大奮戦する若い弁護士を熱演していた。
 この映画の監督は山本薩夫。彼の三人の甥たちが俳優として知られている山本三兄弟。同監督は、共産党員であることを公言しながら、腕が良いからと色々な仕事が来て、アクションやスペクタクルの描写も得意で「赤いセシルBデミル」とも呼ばれたが、娯楽性と社会派を共存させることで告発ものでも面白く見せた。
 同じ山本薩夫監督の映画で、宇津井健が熱演したのは『人間の壁』だった。原作は石川達三が日教組を取材して書いたもので、権力の迫害にめげず組合歌を熱唱する若い教員に、宇津井健は扮していた。

 というような映画の話を、近所の人と話したことがあり、その中に引退した元教師で年金者組合の爺さんが「ああ『人間の壁』 ね。あの映画よかったよな」と言い、傍で民青の兄ちゃんがポカンとしていた。「松川事件って本当にあったんですかあ」とも。最近の共産党員はこんな調子だから、「共産党に対する長年の信頼が少し損なわれてしまった」と羽仁五郎の言葉を借りて言いたくなる。
 この言葉は「全共闘のバイブル」とも言われた羽仁五郎著 のベストセラー『 都市の論理』の中に出てくるのだが、ここでも「ポポロ座事件」に触れられていた。松川事件の芝居をしようとした劇団を警察のスパイが監視したという事件だ。憲法の表現の自由の話で必ず出てくる事件である。

 そういうことを知らなくても、昔と違ってDVDで幾らでも名画が見られるのだから見ればいいのにと、かつて思ったのを宇津井健の逝去の報で思い出した。


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by ruhiginoue | 2014-03-14 21:36 | 芸能 | Comments(4)
 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表した新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文に疑義が生じている問題で、権威あるところに発表されたものでさえ、ということが再認識された。
 それどころか、学会とか大学の雑誌とか学士会報など、権威すらないところで発表されただけであったり、どう評価されたかも不明なものを、誇ってみせる権威者もどきもいるし、それに騙されてしまう人もいる。
 そういう現実を拙書『華麗なる美容外科の恐怖』にも書いたのだが、これに対して業界内部の人らしき人がブックレビューで非難をし、学会の認めた専門家は信頼できると反論していたけれど、そもそも、そのように信用してしまうことが危ないという指摘を、同書はしているのだ。
 現に、裁判の被告となった医師が、学会で認められていないとか、論文すらないという批判に対して、そんなものは全く権威が無いので無意味だと抗弁するものだ。
 おそらく、世の中には、学士会報とか大学雑誌とか学会機関誌を読んだことが無い人もいるだろうから、そう言う人はぜひ読んでみるべきだ。読んだことがある人は、そのデタラメぶりに驚き呆れ憤るもので、その意味がわかるはずだ。

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by ruhiginoue | 2014-03-13 19:58 | 学術 | Comments(3)
 前から思っていたのだが、長谷川三千子と言う人は極右雑誌『正論』になぜか旧仮名遣いで書き、少し前に死去した丸谷才一も「進歩的な岩波」の雑誌『図書』に旧仮名遣いで書いていて、当人たちがこだわっている割には意義や効果が無いのではないか。

 ところで、長谷川と百田尚樹は、東京裁判を否定する発言を繰り返すので、NHKの経営委員としての中立性が問題にされているけれど、それより疑問なのは、その裁判が天皇の責任を免罪するためのものでもあったことには踏み込まない、ということだ。
 その視点を持っていたのは、例えば名脚本家中の名脚本家・笠原和夫だった。『二百三高地』などの戦争映画は、『永遠の0』などバカらしくなるほど、緻密な調査に基づく見事な構成と巧みな台詞回しである。続く『大日本帝国』では、東京裁判を戦勝国による一方的なものと批判的に描いていたために右翼映画と批判されたが、天皇の責任を追及しており、戦犯として処刑される兵士が「天皇陛下お先に参ります」と叫ぶ場面が公開当時に物議となった。
 また、戦地では兵士が大本営を「上に居る者ほど楽をしている」と批判し、一方、大本営発表をラジオで聴いた兵士の妻らが次のように会話する。「大元帥閣下ということは、天子様は戦地で指揮をとられているの?」「いや、天子様はいつも宮城に居られる」間接的だが痛烈な描写だった。
 処刑される兵士に扮したのは篠田三郎で、その代表作だった『ウルトラマンタロウ』の山際永三監督に訊いたら「笠原和夫は右翼だが天皇が嫌いだ。右翼で天皇嫌いは結構いるよ。ヤクザなんか社会の底辺だし」と言った。笠原脚本には『仁義なき戦い』や『県警対組織暴力』などヤクザ映画の名作があった。

 つまり、自分で筋を一本通していれば、構造から訴えることができるということであり、それがNHKの委員たちには無いから半端なのだ。そして自分を持っていないから、立ち位置が不明確になり、逆に中立性もなくなるのだ。


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by ruhiginoue | 2014-03-12 22:16 | 映画 | Comments(0)

JAPANESE ONLY

 「震災お祝い申します」という、とんでもない横断幕を、サッカーの対日戦で掲げた韓国のサポーターがいて、国際的に騒がれ、韓国内でもたいへんな問題になり、韓国のサッカー界ではその人物を特定して、どの競技場にも入場禁止という厳しい措置をとったという。
 そしたら今度は浦和レッズである。この応援団は阪神タイガースのファンとおなじで、熱烈だがマナーの悪い奴が一部にいて問題になることがある。

 JAPANESE ONLYという横断幕が問題になることは当然だが、これを言い逃れするため別の解釈のつもりだったのではないかと言う向きがあるが、とても苦しい。これは「日本人のみ」「外人お断り」という意味であるし、その意味で慣用されている。
 現実に、JAPANESE ONLYと言われて入店拒否された外国人が、差別だと言って問題にしてきた。もとはアメリカ兵が迷惑をかけることがよくあったからで、逆に沖縄では米兵専用という表示をしている店もあった。

 また、漁港では、よくロシア人漁師が公衆浴場でJAPANESE ONLYと言われる。長期の船上生活で風呂に入らず汗と垢と油と鱗にまみれているから入浴に来るけど、汚れが多いので湯を大量に使い不採算だから。それなら簡単な英語ではなく、ちゃんとロシア語で、割り増し料金だと言うべきだと、知り合いのアメリカ系日本人が指摘していた。
 JAPANESE ONLYの表示をする店の言い分は、外人は作法を知らないからだそうだ。しかしマナーを守る外人もいるし、日本人と結婚するなどして住んでいる人もいるし、逆に日本人にも無作法な人やヤクザもいるのだから、「迷惑をかける人お断り」と表示すべきだとも、指摘していた。

 ここで滑稽なことがおきる。その、知り合いのアメリカ系日本人とは、カリフォルニアで生まれ、成人してから来日し、日本人と結婚したさい帰化して日本国籍となって永住を決めた。日本が気に入ったそうで、なぜなら日本は、女性とテレビのアニメが素晴らしく、妻と『マッハGO!GO!GO!』は最高と言っていた。
 しかしJAPANESE ONLYと言われて拒否されることがあり、これに対して流暢な日本語で「私は日本人です」と言う。時には菊の紋章がついたパスポートを見せる。
 逆に、外国人だけど中国人や韓国人なら、外見が似ているので、喋らないか、日本語が流暢だと、日本人だと思われて拒否されない。
 つまり実質は国籍ではなく外見差別なのだ。それで、日本人だが顔つきや髪の色など身体的特徴からガイジンと間違われる人がたまにいて、身をもって差別を知る。

 自分が時々そういう体験をするので、よくわかる。これは目の色のせいで、親戚で同じ家系にそういう人がよくいる。そのうえ顔が白いので、たちの悪い同級生からデーター少佐というあだ名をつけられたことがあり、しかも、そのとき学校に髭が濃く額が広い人いためウォーフ中佐とかクリンゴンとか言われている人がいて、一緒にいると指さされてスタートレックと揶揄されたものだった。ひどい思い出である。

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by ruhiginoue | 2014-03-11 22:21 | 雑感 | Comments(12)