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by ruhiginoue

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夫婦別姓の判決について

 夫婦別姓の問題について、同姓の強要は違憲ではないかという訴えに、そうではないという判決が、またあった。
 これは、同姓の強制が良いことだと積極的にいうのではなく、そうしたくないならそうできる制度を作ってもよいが、作られていないことは悪いと判決するわけにはいかない、ということにすぎない。

 では、どうして制度ができないのかというと、反対する人たちがいるからで、よく、夫婦別姓を認めると家族制度が崩壊するという人がいるけれど、これに根拠がないことは昔から指摘されている。
 また滑稽な主張をするひょうきん者もいる。

 例えば、祖先は皇族だと名乗る竹田恒泰というタレント批評家(当人は学者と思っているらしい)は、女性は名字が変ったことを照れながら言うことで結婚した幸せを感じるものだと言う。男のくせに今時こんなことを語って自分で気恥ずかしくないのだろうか。

 では、姓のない皇室に嫁いだ女性は幸せではないのか。政略結婚で朝鮮に嫁がされた李方子は幸せなのだろうか。
 かつて、自分の姓から「熊沢天皇」と自称し、南朝の血を引く自分こそ政党たと騒動を起こした人がいるけれど、それなら姓があったほうが便利だ。そのうち「竹田天皇」を名乗って「我こそは正統」と言い出すかもしれない。

 だいたい、別姓に反対している人たちの本音は、法律の規定を利用して姓を変え、実家の呪縛から逃れたいということではないのか。逆に賛成の人たちは、結婚した先に組み込まれるのが嫌だということではないのか。

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by ruhiginoue | 2015-12-31 17:35 | 司法 | Comments(10)
 デタラメのレッテルを貼られていたスタップ細胞だが、海外では実験に成功して正しかったのではないかという未確認情報がある。
 これは、アメリカの研究チームがスタップ細胞再現実験に成功し、小保方研究員は失敗していたけれど、しかし他ではできたというなら小保方理論は正しかったということになるわけだ。
 
 この真偽は別にして、そもそもスタップ細胞の騒動は、誰かを生贄のようにして叩きたいというサディスティックな願望が先行し、若いからなのか女性だからなのか、理研よりも一人に集中砲火となっていたことで違和感を覚えたという人も少なくなかった。

 それに、科学の歴史を見ると、口から出まかせみたいな話だが正しかったとか、実際に口から出まかせだが正しかったということは珍しくない。
 
 大陸移動説なんて、古い地図を捨てようとして丸めたら大陸の形がやけにピッタリだというだけのことから、きっと一つの大陸が分裂したのだと口から出まかせ言って嘲笑されたが、のちに大陸が移動する仕組みが解明されたのであり得ることだとされ、そのうえ化石の分布から実際にそうだということになった。
 
 遺伝学の父と呼ばれたメンデルは、最初に遺伝の法則を説いたものの注目されず、こんなに優れた研究があったのかと後から感動されたが、実は実験で裏付けたというのは嘘で、口から出まかせをもっともらしくみせるために捏造した実験結果を付け加えていたと言われる。しかし、とにかく結論は正しかったのだ。
 
 というように具体例をあげたらきりがない。逆に野口英世のように、偉人伝に描かれているとおり寝る間も惜しんで努力して間違えだらけだった人もいる。

 だいたい、努力より一瞬のひらめきで決まるのが現実だ。ただ、これを学校で言うわけにはいかないということだ。


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by ruhiginoue | 2015-12-30 17:30 | 学術 | Comments(2)
 軽減税率だが、食品は必要不可欠なものなのに、こんなに高い税金をかけている国は日本くらいで、ところが税率を下げるのではなく上げないでオマケしてやるというふざけた話である。
 また、医薬品を買っても消費税がかかるのに、なぜか新聞の料金で税金をオマケしてやるという。食品も医薬品も命にかかわるが、新聞は違うだろう。キリスト教では、人はパンのみにて生きるにあらずで、神の言葉が糧となるということだし、生長の家では、教祖の書いた機関紙を読むと病気が治るという布教をしていたから、そういう宗教がかった意味なので新聞は食品と同じだし医薬品より大切ということなのだうか。

 それに、増税を批判しない代わりに手前の商売の税金はオマケしてもらおうと政府におもねる新聞では、必要ではなく無用どころか有害だろう。
 そもそも、政府の気に入らない報道や論調を載せる沖縄の二紙を潰せとか、全国紙も政府に不都合な記事を書いたら財界に働きかけて広告収入が入らないようにして経営に打撃を与えて懲らしめてやろうとか、報道と言論の弾圧を公然と唱える自民党が、なんで新聞に軽減税率というのか。政府に好都合な報道と論調しか載せないという交換条件以外にあり得る話だろうか。
 
この、報道と言論の弾圧を叫んだり嘯いたりする自民党を、右翼民族派の鈴木邦男氏が講演で批判していた。これは右か左かの問題ではなく、民主主義社会に対する挑戦だ、と言って。
 
 なのに、新聞は商売で政府におもねっている。こんな新聞の税金をマケることない。むしろ高くするべきだ。


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by ruhiginoue | 2015-12-29 17:31 | 社会 | Comments(0)
 自民党が、高齢者に3万円の給付金という政策を打ち出したが、これに対して不当な「高齢者優遇」という批判が同党内からもあがっているそうだ。
 これは選挙むけの人気取りらしく、高齢化社会で老人の割合が多くなっているうえ、こういうことをすると喜んで自民党に投票する高齢者が多いということだ。

 かつては、きれいごとの建前だけであることも少なくなかっただろうが、いちおうは、自分が歳をとったら、先が短いのだから、自分より子供や孫のためを想うべきだと、老人たちは言っていた。
 ところが、最近の老人たちは、子供や孫を犠牲にしてもでも自分ということになってしまった。それも露骨である。
 
 これはどうも野村沙知代のあたりから目立ち始めた感じがする。一時は見識に満ちている態度で小沢一郎の党から選挙に立候補し、落選したが次点くらいだった。
 その一方、実の息子を利用して脱税をし、これを知って怒った息子に暴露され、逮捕ということになった。老後のためと言うが、そんなに金に困っていなかったのになぜかと驚かれた。
 また息子が言うには、一時期ワイドショーでも取り上げられたように、夫の威光で仕切っている少年野球チームで親に付け届けを要求したという話は事実だそうだ。そして拒絶されたら嫌がらせで、このため大好きな野球をできなくなった気の毒な少年がいた。これで先ず憤っていて、そこへ脱税のことがあったから告発したという。
 こんな人が、もう少しで国会議員になりそうだったのだ。

 この人の話は象徴的だが、ほかにも例はいろいろある。だから、前に小学生が書いた作文が話題になって新聞でも紹介されたのだ。
 「いまのこどもは、ビデオゲームばかりしてそとであそばないといわれますが、あそびたくても、あそぶばしょがありません。きんじょのこうえんは、にちようびになると、おじいさんおばあさんたちがきてゲートボールをして、ぼくたちにサッカーをさせてくれません」


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by ruhiginoue | 2015-12-28 17:29 | 政治 | Comments(2)
 放送法にはNHK受信料の減免が規定されているが、そのうち一般家庭用の申請書について疑問を感じて地元の役所に問い合わせたところ、この申請書は役所で作ったものではなく、NHKの方から、これを使ってくれということで役所に送られてきたものだという。つまりNHKは全国にこれを送付しているわけだ。

 この申請書は、「受信料減免申請書」の下に「受信契約申請書」と題目が併記されている。役所としては、一般家庭で生活保護を受けている人や障害者のいる家庭の減免申請のために、該当する家庭の人たちに渡して記入と提出をしてもらってきたが、指摘されてみると確かに変な書式だと担当者も言った。減免申請用と認識していたが、それなら受信契約書も兼ねているというのは不可解だ。

 これには狡いからくりがある。受信料減免の申請をするだけなら、ただ減免申請書でよいはずだ。ところがNHKは、減免ということは受信契約したうえでのことだからと、減免申請書と受信契約申請書を兼ねた書式にしてしまう。
 こうすることでなんの意味があるのか。
 
 まず生活保護を受けている人たちは、ほとんどが無年金の独居老人か病気の人なので、ハッキリ言って、だいたいは、しばらくしたら死んでしまう。
 だが、ごくまれには生活保護を辞退する人がいる。病気や怪我がよくなったり、親族から援助をうけられるようになったり、乳飲み子を抱えて夫に死なれたものの子供が成長したり再婚したり、などで状況が改善する人もいる。あるいは、陰険な福祉事務所によって強引に辞退届を書かされ、餓死した人や抗議の自殺をした人も現実にいる。
 そうした様々な事情など無視し、とにかく既に契約していて免除の対処ではなくなったからとしてNHKは受信料の取り立てに行く。余裕ができた人だけならともかく、やっと生活が持ち直した人でも、不当に辞退させられて死に追いやられそうな人でも、NHKは情け容赦しないで一律に請求する。

 また、身障者のいる世帯だと、その身障者が居なくなれば減免の資格がなくなる。
 そこへNHKは遺族に受信料を取りに行くのだ。身障者だから身動きが不自由でテレビくらいしか楽しみがないということで減免措置があるのに、その身障者が死んだら、あるいは施設に入るなどして、いなくなったら早速、受信契約を結んでいるのでさあ金を払えと押しかける。身障者のためにあったテレビだから必要がなくなったので廃棄すつもりだったとしても、今はテレビが置いてあるのだし、既に契約しているから受信料を払えとNHKは言うのだ。受信料だけは他の公共料金と違い前払いである。

 まったく、想像を絶するほどの悪辣さで、NHKの冷酷で残忍な守銭奴ぶりがよくわかる。実は、後者のような目に遭った家庭の人に話を聞いたので、役所に問い合わせたところ、役所の人もNHKの手口のえげつなさに驚き呆れてしまった。そして、これからはNHKから送られた申請書には、「減免申請書」の題目を残し「受信契約書」の部分には線を引いて市の印を押してから申請者に渡すことにすると言った。

 ということで、そういう話を地元できいたら役所に伝えよう。弱者の家庭は泣き寝入りしがちだ。弱者を虐げる日の丸君が代放送局の悪事を、見て見ぬふりしてはならない。「愛国心は、ならず者の最後の拠り所」という有名な言葉は、NHKを指していることが、よくわかる。
 
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by ruhiginoue | 2015-12-27 17:33 | 社会 | Comments(0)
 放送法の第一章の第2条「定義」には、「一 放送とは、公衆によって直接受信させることを目的とする無線通信の送信をいう」と、ある。

 ところが、NHKは、直接受信ではないから目的外である携帯電話の「ワンセグ」を、放送法で規定されている小型受信機であることに勝手にしてしまい、受信料を払えと要求してまわっている。NHKの職員だけでなく委託業者も利用し、新聞の強引な勧誘もここまでひどくはないというほど無礼な態度である。

 そして、放送法で規定されているから支払い義務があるという嘘をついてまわっている。放送法に規定されているのは自動車用などの小型テレビのことで、これは直接受信するものだ。携帯電話会社と契約してその料金を支払ったうえで経由するワンセグとは構造がまるで異なるし、テレビであればどんな形のものであっても放送を受信することが目的であるのに対し、携帯電話はあくまでも通話が目的である。

 そもそも放送法では、テレビの中心は公共放送のNHKであり、民放は広告付き無料のオマケとでもいうべきもので、それゆえテレビを設置したら受信契約と料金の支払いか義務付けられている。この趣旨からすると、通話目的で購入した携帯電話にたまたまワンセグの機能が付加されていることに対して受信料を支払えというのは違法である。
 また、小型テレビはそれだけで放送を受信できるが、携帯電話のワンセグはそれだけでは放送を受信できない。まさに放送法の定義する「直接受信」かどうかの違いである。

 ところが、これをNHKに指摘しても、放送法の決まりだと強弁し、ワンセグの無い時代にできた法律の規定を、機器の構造がまったく異なるのに、NHKで勝手な解釈をして金を取ることは違法でははないかということに対しては、それは独自の解釈であり、しかしNHKが勝手に独自の解釈をして強要することは許されると言う。電話の問い合わせに対し、ハッキリと、「ふれあい」という広報でも、地元の営業所でも、異口同音に言った。
 ただし、そんなに自信があるなら、責任者が文書にして送るようにと申し入れたところ、NHK西東京営業所の坂本という女性は、少々感情的になりながらも送ると言った。3週間ほど経過したが、まだ来ないが、年末で忙しいから来年になるのだろうと、善良に解釈しておく。

 こうなるのは、裁判所にも責任がある。NHKで不祥事があり訴訟になっても国策放送だからと偏向した対応で、勝訴しても最高裁まで行くと必ず逆転する。東郷健氏の政見放送無断音声削除とか、女性の戦争被害の責任を問う報道を自民党有力者(安倍晋三と中川昭一)の圧力で改竄した事件とか、具体例はいろいろとある。
 それが続いているうちにNHKは思いあがり、自分たちは司法を歪めるほどの力があると考え、最高裁も内閣法制局も無視し、NHKが法であり、裁判所よりエライ、という妄想を起こしているのだろう。裁判官たちは悔しくないのだろうか。


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by ruhiginoue | 2015-12-26 17:38 | 社会 | Comments(1)

新刊が出来上がり

表紙
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裏側を見たところ。

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by ruhiginoue | 2015-12-25 17:51 | 雑感 | Comments(6)

「NHKに死を!」

 昔、NHKが民放に比べて面白くないからと、テレビまたはアンテナを改造して民放しか受信できないようにした人がいて、ところがNHKは、後でまた元に戻すことができるから受信料を払えと主張していたそうだ。
 しかし、今ではスクランブルという技術があるのだから、受信料を払わないなら視聴できないようにすればいいはずだ。なんでそうしないのか。
 これは、強引に見せたいからだ。受信料を払わせて、もったいないから見ようという気にさせるため。他に考えられない。

 前に、ロシアでソ連時代に作られた国歌を、歌詞を変えることで復活させたことについて話題にした。アメリカでアインシュタインやオッペンハイマーがそうだったように、核兵器の開発で功績のある学者が、のちに軍縮を唱えて権力から疎まれたのと同じように、ソ連で水爆を開発したサハロフ博士が軍縮を唱えて迫害され、これを擁護したため著名なチェリストのロストロポーヴィッチ氏も政治的圧力を受けた。
 そんな時代に作られた国歌では起立して歌う気になれないとロストロポーヴィッチ氏は言ったが、多くの庶民はソ連国歌の復活に賛成した。サハロフ博士やロストロポーヴィッチ氏は名士なので特別扱いされ上流階級っぽい生活だったが軍拡反対で声をあげ、ところが軍拡のしわ寄せで生活苦の庶民はむしろ体制に従順であった。オリンピックなど国際試合の表彰式でアメリカとどちらの国歌が多く吹奏されるか競っていたことを思い出して誇らしいからだと言う。

 こうなるのは、やはりテレビの影響だ。スポーツ中継など庶民はテレビで見ている。庶民ほど熱心にテレビを見るのは、どこの国でも共通だ。ソ連では、スターリンが説いたと言われるが、電話よりテレビを普及させよ、なぜなら、電話は市民を横につなぐが、テレビは上から下に一方的であり、為政者にとってどちらが好都合か、言うまでもない、ということだった。
 だから、昔からNHKは「日の丸君が代放送局」と皮肉られていたが、何を騒がれようと反対されようと批判されようと、結局は庶民が素直に従ってくれれば為政者は楽である。

 つまりNHKにとってお金自体は重要ではない。民放とは違う特権的な地位を利用して関連事業や財テクをしているので受信料を取る必要がないほどだし、足りなければ政府補助金を求めればいい。金を払っているのだからもったいないと思って見る人を作りたいのだ。それでスクランブルもかけない。
 NHKはデビッドクローネンバーグ監督の映画『ヴィデオドローム』のように、見る者の脳を犯すためのものだ。映画の「ヴィデオドロームに死を!」という最後のセリフは「NHKに死を!」と言い換えたらちょうどよい。
 

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by ruhiginoue | 2015-12-25 17:33 | 社会 | Comments(0)
 TPPで国民皆保険制度が崩壊するからと反対している人たちがいるけれど、このいう人たちは国民皆保険制度がありがたいものだと思い込んでいるようだ。イギリスとかキューバとか、政治体制が違っても医療は無料という国々があり、このように日本もなるべきだと言うのではなく、アメリカと違って日本は国民皆保険制度があるので良いと言うから、実に滑稽だ。

 そもそも、国民皆保険制度なんて業界の利権だけが目的で作られた制度だ。このため、この制度は庶民とくに貧困層を苦しめている。無収入の人から何万円も、僅かな生活費を差し押さえて強奪したり、障害者手当や貧困者給付金を根こそぎむしり取ったり、こうして死に追いやる狂気の虐殺制度であるから、実際に国民皆保険制度によって殺された人と、今にも殺されそうになっている人たちが大勢いる。
 だから貧困層には、皆保険制度の崩壊を待望し、そうなるならばとTPPを歓迎している人でいっぱいである。

 そして、健康保険に苦しめられている人に対し、役所は情け容赦のない強奪をしながら、それがつらいなら働かずに生活保護を受けるように勧める。だから実質は強制である。
 さらに、生活保護を受けている人は病気や怪我で働けない人なのだからと、通院させる。医療費はタダになったのだから何でもいいから受診するようにと仕向け、これに病院や開業医たちは狂喜し、不必要な検査や投薬をし、この代金は税金から支払わせる。無駄遣いで赤字になり、また保険料が値上げされる。
 
 こうした構造ができあがり維持されているが、そのために尽力しているのが厚生族といわれる政治家たちである。この人たちの活動資金源は、「病院ナントカ政治連盟」と名乗るさまざまな医療関係の圧力団体からの政治献金とかパーティー券購入だが、儲かってしょうがいない業界から来ているので潤沢である。もとは患者が支払った医療費とか、飢える障害者からまでむしり取った金も含む健康保険料である。
 政治資金集めのパーティーでは、高級ホテルで豪華な料理がふるまわれ、厚生族の小泉元総理・元厚生大臣は食通で知られるが、そのほかに外食では高級料理屋で三万円のコースを週に3~4回は注文していることは有名だ。

 こういうことこそ、国会議員が問題にするなら、まず追及するべきだ。ところが、あの片山さつき議員のように、元厚相の小泉内閣とその厚相の舛添要一現都知事(あるいは元夫)などのことではなく、お笑い芸人が病気の母親を放置して生活保護にしたとかいう週刊誌やワイドショーに任せておけばいいことを騒いでいる。
 
 この惨憺たる現実に、多くの国民が不感症であるから、どんどん増えている貧困層が、あとは国が崩壊するしか助かる道はないと考えるようになるのだ。

 

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by ruhiginoue | 2015-12-24 17:31 | 社会 | Comments(0)

山崎雅弘のデタラメ発言

 歴史の研究家を自称する山崎雅弘という人は、いちおう進歩的な立ち場から発言をしているが、その中身はかなりひどいものだ。彼の著書を読んだら典型的な「司馬史観」だったという指摘があり、また、NHKを批判する内容はいちおうごもっともだが、それに比べてBBCはエライとか言うのでずっこけてしまう。
 しかし、デタラメを書いて特定人を中傷することは、単に意見の違いではすまされない。著書の内容を正反対にして紹介して誹謗しているのだ。 
 
 山崎雅弘は、ちいおう歴史修正主義を批判しているが、そうしながら朝日新聞に連載されて後に単行本となった本多勝一記者の『中国の旅』を、中国側の話を鵜呑みしたような記述が多いので歴史修正主義者たちに突っ込まれているとツイートに書いていた。

 まるで事実と違う。本多勝一は同著でもその他の著でも繰り返し書いているが、あの当時の日本では、大本営発表のように軍の広報であったり、在野の新聞でも権力の統制下にあったり、ということで武勇伝ばかり垂れ流されていて、これとは異なる証言や報道があっても弾圧されたり圧力がかけられたりして発表できなかった。
 そこで、それに対して外国からの証言として中国人の証言を現地で得て、また日本人からの証言も元兵士や従軍記者などから得て、これらは内容的に一致しているから確かであるという話だ。
 そもそも中国などへ戦争に行った元日本兵たちが、一部は罪の意識を持っていたけど、だいたいは悪いことしたとは思っておらず、殺人や強姦を武勇伝として自慢していた。そういう話を爺さんたちが威張って話していて、みんな聞いていた。これに対して、被害者からすればとんでもないことだったと本多勝一の『中国の旅』さらに『南京への道』が聴き取り調査して告発した。
 そして、同じ事実を異なる視点から観ることでより本質に迫れるという趣旨だから、対立する言い分の片方だけをただ紹介したのとは全然違う。

 また、中国の庶民が日本軍の暴虐を様々に証言しながらも、しかし戦争は過去のことだからこれからは前向きになろうとか、戦争中は苦労したが今は平和になってよかったとかいう態度で、最後は必ず異口同音に取って付けたように、これもすべて中国政府と中国共産党と毛沢東主席のお陰様であると言い添えるから、明らかに中国政府の意向を気にしているし、もしかすると言わされているのだろうと明記している。

 こうした、中国の庶民の証言に最後は必ず付け加えられる空々しいほどのお世辞について、本多記者は、記録だからそのまま収録したと断り書きし、そうすることで中国政府を直接批判するのではなく、逆に意向のとおりにした形をとり、これによって中国の政府と庶民との乖離や齟齬を浮き彫りにしている。
 つまり、中国政府の公式見解と今後の外交方針とは違い、中国の庶民がほんとうに語りたいのは生々しい戦時中の記憶のほうであるということが読者に伝わってくる。

 そして最後の衝撃となる。
 本多記者は帰りぎわに、日本の新聞記者が戦争の取材に来たと聞いた老人が走って来て、駆け寄ると当時に戦火で負傷した手の変形した指を、無言で突きつけられる。
 これが『中国の旅』の凄まじさだ。だから、同じような記事本は他にもあるのに、特に注目されて、攻撃もされたのだ。
 
 それなのに、ということだ。一見は進歩的な発言をしている人が実は無茶苦茶というのは、珍しくないのだ。

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by ruhiginoue | 2015-12-23 17:30 | 社会 | Comments(0)