井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

<   2016年 03月 ( 31 )   > この月の画像一覧

乙武洋匡と『金閣寺』

 乙武洋匡の不倫はあくまで私生活上の問題だが、彼を自民党が選挙に出すことになっていたので、そのことと絡んで騒動になったわけだ。
 もともと一般的に、「心は清らかな努力家の身障者」という紋切り型の幻想があり、これを売りにして神輿に載せて担ごうとしたら、その幻想が崩壊してしまったということだ。

 ここで残酷なのは、常に、身障者はこうあるべきだという押し付けがされ、はみ出したり拒否したりすると迫害されてしまうことだ。ほんとうは、身障者も人それぞれだ。生き方も性格も違う。

 また、身障者に俗物もいるし、好色漢もいるし、権力志向とか上昇志向の人もいるし、差別主義者もいる。それが普通であり、そうでないと思い込んだり押し付けたりするほうがよほど差別的である。

 今は亡きデビッド ボウイがブロードウェーで演じて絶賛された『エレファントマン』は、ジョン メリックが聖人を装っているだけで本心では同情をひいて冷笑していたという解釈だったと、デビッド ボウイはインタビューで明言していた。デビッドボウイは三島由紀夫をよく読んでいたというから、おそらく『金閣寺』に影響されたのだろう。
 乙武洋匡がデビューしてマスコミでもてはやされたさい、その自己顕示する様子に「金閣寺」だと感じた人は多い。

 ところで、ルーズベルト大統領は車椅子生活だったが、当時はテレビが無かったので知らなかった人が多く、しかしラジオはあって雄弁家だったので名演説で知られる。日本の真珠湾攻撃を非難するアジテーションの見事さは語り草だ。
 そして逆にというか、乙武洋匡という人は車椅子生活していることをマスメディアにさらして人気を得て選挙にも出るということだ。

 さて、彼に何票入るかは楽しみでもある。嫌なことばかりあって、その一つをネタにして書いたが、そうしたら、一仕事終えた者が誰でもそうであるように、生きようと思った・・・なーんてね。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-03-31 17:31 | 政治 | Comments(6)
 介護や保育の問題で、社会の制度や対策が問題なると、問題にする人を非難する人がいる。こういう人たちは必ず、介護や保育は家族でやることだと言う。それが非難するさい唯一の根拠である。
 これは田舎者に多い傾向だ。自分の同級生を見ても、不本意だが自分の親あるいは配偶者の親と同居または敷地内の離れに住むことになって家に従属する道を選んだ人は、都会に出て仕事でそれなりの成功や活躍をしている人を妬み、そのさい付け込むのが介護や保育であるというのが相場だ。

 また、家族がやればいいと言ってる人は、自分がやらないでいい立場であったり、やるべき立場だけどやらないで平気でいる人だったりするものだ。
 もともと、特に介護は家の中で誰かが押し付けられ、その重労働と忙しさにもかかわらず、その大変さを引き受けていることが正当に評価されない。それでいつも家族の中で真面目な人が犠牲になる。だから、家族の義務だと言っている人が家族に押し付けて、自分はやらないで平気でいるのだ。
 
 かつて中森明菜の妹が父親と喧嘩して発作的に自殺未遂をしたのも、そうだった。重病の母親の介護を独り押し付けられたうえ、その献身を父親が評価しないどころか、母親の介護ばかりで忙殺されてしまい自分のことができないだけなのに、姉は芸能人になり稼いで親に貢いでくれてるのに妹はニートしてると見下していたから、それが騒動の原因だと言われている。
 そういうことがあったから、心配した姉は妹をテレビドラマに出させた。そして何本か出演していた。そのさい妹だということを前面に出して七光りだと開き直り、しかし歌は上手い姉と比較されるのが嫌だと言うなどしていて、とにかくなんでもいいから仕事して忙しくなって家庭から距離をおくことが目的のようだった。

 このように芸能人の話が出てると、自分のうちも似たようなものだと言う人がよくいるものだ。各々の家庭でこの調子なのだから、それが政治にも反映しているのだろう。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-03-30 17:28 | 社会 | Comments(1)
 学校の授業中に目眩を起こした生徒に対して、そのくらいのことで授業を抜けたいなんて許さないと教師が言ったため、その生徒は泣き出し、それから二週間ほど学校を欠席したうえ、登校はしてもその教師の授業だけはボイコットしているということが神奈川であった。
 この生徒は白血病であった。この教師の対応は問題になり、地元の議会で取り上げられたりマスコミで報道されたり、ということになったそうだ。

 この問題のある対応をした教師は、なぜ配慮がなかったのか、もともと性格が悪かったのか、詳しいことは不明だが、それでもこうして問題になるだけ社会が良くなったということも言える。一昔前なら、これがほんの十数年くらい前でも、ましてもっと昔の昭和の時代では、今の感覚からは想像を絶するひどさであった。

 自分の中学の同級生に、生まれつき心臓に持病がある男子がいた。そのハンデを補うために彼は勉強に熱心で、全体的に成績優秀だったが特に外国語に力を入れていて、英語の弁論大会で中学生の部門に出場するほどだった。また、まじめな性格で陽気で人望もあったから生徒会の役員としても活躍していた。
 しかし体育だけは、心臓を気にして無理をしないよう常に配慮していた。だからマラソン大会には出られないと言った。これに対して学年主任の教師は、根性が無いと罵り、そんなことではいくら勉強ができても使い物にならない、などと言って侮辱したのだ。

 このようなことがあっても、問題にならなかった。生徒の親が抗議すると、学校を敵に回す行為は全生徒にとって迷惑だと言い出す親が必ずいて、「出来損ないの子供を殺してもらえたら感謝するもんだ」などと地域の小社会で集団イジメになるから、親も沈黙を強いられるし、こういうことがあるから、子供は親に相談もできず、自分がいなければよいのだと思い詰めて自殺したりもする。

 これはかつて自分が一時滞在していた田舎のことかと思っていたが、首都圏でもけっこうあったという話を聞く。では、どうしてマスコミがとりあげなかったのか。新聞の紙面が埋まったりテレビで連日のように騒いだり、ということにならないのは、あまりにも日常茶飯事で話題にならず、人々の意識も低かったからだ。

 それが少しずつ変わってきて、人の意識が高まり数も減ってきたから問題になったり騒がれたりするようになったのだろう。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-03-29 17:25 | 社会 | Comments(4)
 ベルギーで連続爆弾事件があり、死傷者が出ているそうだ。
 ベルギーはイスラム蔑視とNATO軍事介入積極支持をしてきたのだから、それが原因で爆弾事件が起きても不思議ではない。
 
 しかし、そうした政府など多数派の姿勢に反対する市民が首都のブリュッセルで集会を開くなどし、マスメディアから流される政府の嘘に対して「われわれは騙されやすい市民であることを拒否する」という横断幕を掲げていた。
 
 また、ベルギー人ジーナリスト・ミッシェル コロン氏がNATO批判と政府批判およびマスメディア批判を展開し、「問題があるのは中東ではなくヨーロッパのほうだ」と喝破していることは、手前味噌だが拙書『朝日新聞の逆襲』の中でも触れていて、かつての朝日新聞は今のような薄っぺらではなかったという指摘をした。

 今の朝日新聞は、傀儡のスーチー女史を軍事政権に抵抗する民主化運動の指導者ともちあげ、異を唱える外交官を軍事政権寄りだと非難したり、キューバやアルゼンチンの対米関係改善を無邪気に持ち上げたりしてしまっていて、そこには記者たちの問題意識の欠片も無い。

 これだから、朝日新聞は政府のプロパガンダを批判できない。「安保法制を中韓は危惧しているが、欧米だけでなく中東やアフリカ諸国など世界中が支持と理解をし、反対運動を批判している」と政府と御用メディアは言うが、これはアメリカの都合に迎合しているだけで、インチキな「アラブの春」と同じである。
 そのさい欧米は、そそのかされて叛乱を起こした側を勝手に外から政府だと「承認」してしまい、ほんらいの政府を軍事介入で潰してしまった。
 これと安保法制も同じだ。日本の憲法に違反していることを政権与党が参考人として出した専門家まで指摘しているのに強行採決し、これをそそのかしたアメリカと追従する国々が外から支持し、日本は法治国だから日本の憲法を守れと日本の政府に要求している日本の国民を非難している。
 これでは日本が外国から侵略を受けて主権侵害されているも同然である。

 ところが、欧米の傀儡政権を民主化と支持している朝日新聞であるがゆえに、国内問題にもチグハグとなり、市民が反対する安保法制を満足に批判できなくなっているのだ。



人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-03-28 17:23 | 国際 | Comments(0)
 「国がなくても人は生きていけますが、人がいなければ国は存在できません」
 「君は無政府主義者なのか」
 「いいえ、私は菜食主義者です。もっとも、うまそうな肉料理をみるとすぐに戒律を破りますが」
 「まじめにやりたまえ」

 SF『銀河英雄伝説』で、査問にかけられたヤン ウエンリーが持論を説きながら皮肉を言う場面であるが、もっと凄い発想はSFニューウエーブのフィリップKディックとロジャー ゼラズニイの共著『怒りの神』であった。
 人間がいなくなっても愛国的思考をマイクロカプセルに記録して地底に埋めておけばよいと説いた狂信的官僚のために核戦争が起きてしまい世界の文明は破滅する。その後、生き残った人々は、その狂信的官僚によって今の世界が創造されたのであるから、彼を神として崇めている。

 このぶっ飛んだ発想こそ文学というべきで、それに比べると田中芳樹の正論は御託である。
 
 ところが、今の日本には現実に、人がいなくても愛国的思考が記録されていれば良いと考えている人たちがいる。
 例えば、「保育園落ちた日本死ね」と書いた匿名ブログのことである。
 過日、女性は仕事より出産だという極論というか暴論というかを訓示して問題になった校長がいる。もちろん性別にからんで価値観の押し付けをしてよいことにはならないが、そんなことを言ってしまったのは、人がいなくなっては国の存亡に関わると思ったからとのことで、そう思う人は少なくないはずだ。
 だから、少子化が心配されているのに保育施設が足りないという状態を放置してるのでは、日本の国に死ねと言っているも同然である。
 
 ところが、この皮肉に対してテレビで津川雅彦がそれを書いた人が死ねばいいと暴言を吐き、それで辛坊治郎らが大笑いしていた。この人たちはもともと受け狙いで差別発言など下品なことを吐き出しているけれど、つまりこの人たち及びこの人たちをテレビに出している人たちは、日本が滅びたらいいと思っているのだろう。

 そうでないとしたら、日本から人がいなくなっても愛国的思考がどこかに記録されていればよいと思っているのだろう。
 その反映として、例えば、優秀な人材が育たないと国が発展しなくなるというのに、金がなくて進学できない人が大勢いて、だから問題になっているのだが、それをどうにかしようというのではなく、国立大学で国旗掲揚と国歌斉唱を儀式で実施しろと命令している。
 
 ついに日本はSFに追いついてしまったということだ。 

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-03-27 17:40 | 社会 | Comments(4)
 これは拙書『朝日新聞の逆襲』で述べたとおり、このところ高須クリニック院長がスポンサーの立場を利用し雑誌上でネトウヨ発言を繰り返し、このさい従軍慰安婦の報道で朝日新聞攻撃している内容の実質は女性蔑視であるから要注意である。

 また拙書『華麗なる美容外科の恐怖』で触れているが、円谷プロのSFドラマ『戦えマイティジャック』に、ナチの収容所の人体実験で悪名高いヨゼフ メンゲレ博士が日本に潜入し、女性を相手に鼻を高くする手術で大儲けしている話がある。
 
 メンゲレ博士は潜伏先の南米で海水浴中に心臓発作で死亡したが、それまでの逃亡中さんざんSFのネタにされた。なんといっても傑作はアイラ レヴィンの『ブラジルから来た少年』で、ヒットラーのクローンを大勢作るという話。『ローズマリーの赤ちゃん』とともにレヴィンの代表作で、映画化が有名だが小説のほうが面白いくらいの傑作である。

 もともと形成外科は戦争によって発達し、美容外科はナチが人種差別で始めたことであるから、この業界の人に好戦的な人や差別主義者がいても当然であろう。日本では東京警察病院が発祥の地で、機動隊とデモ隊の負傷者を練習台にしてきたと医師が喜んで話す。
 その前は体系化されていない分野として外国の見様見真似だった。『マイティジャック』のメンゲレ博士はその時代である。

 そして東京警察病院の医師たちは、十仁美容外科の被害者を治療してきたが、まさか防衛医大の被害者を治療するとは思わなかったと言った。ここの話も拙書『防衛医大の場合は』で詳しく述べたとおりである。

 ようするに、形成外科と美容外科はキナ臭さが漂っている世界である。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-03-26 17:46 | 社会 | Comments(6)
 防衛大卒業生の任官拒否が倍増したことで、これは民間の雇用状況が良くなったためなのか、それとも政治情勢から不安を覚える人が多くなったためなのか、と言われている。
 そもそもそ防衛大は大学ではなく大学校なので、学生は公務員の研修とみなされ学費と手当が国費から出る。なのに任官拒否しても返還しなくてよいから、このように話題となるわけだ。

 これで思い出したのだが、何年か前に、ある高校に通う生徒が、親の失業によって退学に追い込まれてしまい、これを助けようと同級生たちが学校の最寄駅前で通行人に募金を呼びかけたが、道行く人たちの多くは冷淡で、中には罵声を浴びせたり唾棄したりと反感を露わにしたそうで、なぜならその高校は私立だったからだ。
 このさい通行人たちは「私立なんかに行くからだ」などと言ったそうで、もともと私立校には学費が高いというリスクがあり、これを覚悟で入学するものだから仕方がないということだ。
 
 自分が高校生の当時、生徒会のからみで地元の高校の寄合に行くと、公立に比べ私立は設備が豪華で、夏など生徒が管理人室にインターホンで「会議室に冷房いれてください」と指示し、すると部屋が涼しくなってくるから、公立校の生徒は羨みと僻みの混ざった感情を持ったものだ。その私立校があまり勉強しない人が行くところであることも影響していた。
 こういうことがあるから、公立校のエアコン設置に精神論を持ち出して反対する者がいたり、橋下徹知事のように私学助成を迫害したり、ということになるのだろう。
 
 もちろん僻み根性の発揮は醜いが、その私立校の生徒が、どうして自分及び他の在校生の親や卒業生に寄付を求めなかったのかという点も不可解であった。子供を無理して私立校に入れている親は余裕がなくても、余裕がうあるから子供を私立校に入れている親もいるはずだ。

 ただ、金を出す人は自分の期待に応えてくれそうだから出すのであって、その点で自分の子供なら安心だが他人ではそうはいかない。だから余裕がなければもちろんだが、余裕があっても他所の子供の学費のためには金を出したくない。そういうことを言う人は、よくいるものだ。

 こういうことから、費用を出す代わりの御礼奉公が制度となっている防衛大では、任官拒否がいちいち問題になるのだろう。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-03-25 17:27 | 社会 | Comments(4)
 地元の議員の歳費は年に800万円台だが、よく、議員の報酬が高過ぎると言っている人がいて、している仕事の割に多すぎるということだが、絶対値が高いと感じる。

 これだから、なんとかして当選したいと思うのではないか。
 もうじき花見の季節になるが、花見の会場を地元の議員たちは10分ごと位に掛け持ちして回っているのを見るたびに、よく八方美人できるものだと感心というか呆れるというかだったが、歳費が年に800万円台なら、やるだろうと納得できる。

 ところで議員の定数を削減し、これに現議員が賛成することを「身を切る改革」と言っている人がいる。朝日新聞の記事にもそうするべきだというものがあり、また朝日記者でそういうツイートをしている人がいた。
 しかし、その朝日新聞も別の記事で指摘していた。議員の定数を削減すれば選挙で新人にとって不利になる。知名度の低い新人は当落ぎりぎりで当選し、その後に現職の強みで再選できる、ということがよく
 あるからだ。

 つまり、定数を削減して得をするのは古参の議員であり、惰性で活動するマンネリ気味の老人が新鮮で意欲的な若者に取って代わられるのを一期か二期だけ先に伸ばして引退まで楽して地位を保ちたいということだ。

 それが解らない有権者がいる(朝日新聞の記者までいる)うえ、何のために議員がいるかすら知らない有権者もいるから困ったものだ。議員は代表者であるのに、それを戦前の貴族院議員のような特権階級と同じように思っているから、数が減れば税金の支出が減るくらいにしか思わないのだろう。

 ほんとうは、多様な意見を政治に反映させるために議員は多いほうが良いし、人数が多いほど一人当たりの利権も分散するから政治腐敗が減らせる。

 そして、議員は無報酬とする。
 これは外国に例があるけれど、職業政治家を無くし、代表者は自分の生業をそれぞれ持ち、そのために昼は働いて、議会は夜開く。
 これをテレビ・ラジオ・ネットなどで生中継するのだ。
 
 ほとんどの有権者が働いている昼間に議会を開いて、その生中継をほんどの有権者が見れないというのは不合理である。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-03-24 17:30 | 政治 | Comments(1)
 大量の本を持っているため住んでいるアパートがいっぱいになってしまったという知り合いがいる。
 それでどうしたかというと、もう一部屋借りたそうだ。そのくらいの家賃は余裕で払えるそうだが、それにしてももったいない。仕事で地方を行き来するから部屋を二つ借りているという人ならいるけれど、倉庫のような使い方をするなら住宅用の部屋でなくても貸押入れでよいのではないか。

 これは、いわゆる普請道楽で書庫をこしらえたり書斎自慢していたりというような人とは違う。
 そんな人は本をたくさん並べて悦に入っているものだ。かさばる百科事典に満足している人も昔はいたものだ。
 これと同じように、今ではパソコンなどに音楽を入れておけるのにCDを棚に並べて喜んでいる人もいる。そうして明るい部屋に置いてあるとジャケットが紫外線で褪色してしまう。電話帳と同じでグラモフォンの黄色い部分がことごとく消えてしまったりする。
 そうではなく、倉庫にしまっておくような感覚で、アパートの部屋が本だらけということだ。

 それなら、貸し押入れにしておけば安価だし、生活に必要な設備も無駄にならない。そういうのが近くに無いのだろうか。
 うちの近所には、そういうのが豊富で、建物の地下にあって防犯対策をしているところもあるし、本や季節のものを放り込んでおくだけなら鉄道から払い下げられたようなコンテナを空き地に並べているものがある。それを借りていれば、なにも広い自宅に高い家賃ということをしなくてもいい。

 それくらいわかっていそうなものだから、もしかすると近くに貸押入れがないのかもしれない。しかし、たまにしか使わないものは、遠くても別の場にしまっておいたほうがよいはずだ。

 この他にも、例えば来客用の布団が押入れの一部を占領しているうちがあるけれど、たまにしか来ないなら貸布団でよいという指摘もあるなど、場所の無駄をしている人が少なくない。
 それとは違い、地価の安い田舎に住んでいる人は場所など気にしないでいいが、そういう人はしばしば自分の持っているものを忘れてしまい、しまい込んだまま持っているものを買っていることがよくあるそうだ。

 ちょうど年度替わりで引っ越しも多いから、そのさい見直して発想を転換してみたらと提案したい。



人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-03-23 17:35 | 雑感 | Comments(3)
 アメリカの大統領選挙でトランプを支持する人は、彼が差別的発言をするなど品性に難があるとしても、彼は億万長者だから自己資金で選挙に出ているのでスポンサーにおもねることがないからだと言う。

 そう言いたくなる人たちがいることは、よくわかる。これまでどんなに良識を持った人が大統領になっても、莫大な選挙資金を出してくれるスポンサーに操られてしまっていたからだ。
 今のオバマ大統領にしてもそうだ。まだ何もしていないのに期待をさせてくれたからとノーベル平和賞を受けたけれど、それを見事に裏切ってくれた。

 前に小沢一郎が「担ぐ神輿は軽くてバカが良い」と言っていて、これは自民党にいたころの海部総理大臣のことがあったのではないかと思われるが、そうではなくてもしょせんは担がれている神輿ということで、思い出すのは映画『仁義なき戦い』の「アンタは最初からワシらが担いでいる神輿じゃないの」「アンタがおとなしくしているならワシらも黙って担ぐがの」「神輿が勝手に歩けるいうなら歩いてみ」のセリフを思い出す。

 だから、TPPなど多国籍企業によって国が食い物にされることなど候補者が反対していても、それで国民に支持されて当選したところで、大企業に資金を頼っていては反対を貫けない。
 しかしトランプ候補は億万長者なので、彼もTPPには反対だと言っているけれど他の候補者よりは実行できるのではないかと思い、だとしたら他に問題があっても仕方ないというかまだマシではないかということになるわけだ。

 しかし、映画スターだから自己資金で選挙に当選したアーノルド シュワルツェネッガーがカリフォルニア州知事になってどうだったか。共和党の失政を民主党のせいにして、それを派手な宣伝で有権者を騙すなど、あくどいことばかりしていた。
 
 そもそも、大金持ちがその資力を用いて世のため人のために活躍するなんて、『サンダーバード』や『バットマン』などSFの世界である。シュワルツェネッガー主演のSF映画『ターミネーター2』のセリフを借りれば、彼は退任後は映画にまた出ているが、活劇なら「アイル ビー バック」でよいけれど政治は「アスタラ ビスタ ベイビー」である。

 結局、問題なのは金のかかる選挙で、そんな制度の国は民主主義ではないということだ。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
[PR]
by ruhiginoue | 2016-03-22 17:27 | 国際 | Comments(0)