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by ruhiginoue

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震災と自治会

 地震の被災で、そんなとき最近の若い人は自治会に無関心だから困るという人たちがいる。

 しかし、防衛医大との医療裁判の当時、地元の自治会長から「あいつが住んでいると災害の時に自衛隊が救助に来てくれなくなる。迷惑だから出て行ってほしい」と近所に言いふらされた。
 このため人権擁護委員や議員に訴えたら、みんな呆れていたのだが、その自治会長の爺さんはもともと困った人で、長い間にわたり他に立候補者がいないため無投票で再選されているが、そうなるために誰かを口実を設けては村八分にし、自分はそういうことをするのだと周囲を脅しているという。
 また、若い人が自治会のホームページを作ろうと言うと「そんなもんいらねえ、回覧板でいいんだ」とやるから、これでは自治会が敬遠されて当然だということだった。

 また、誰よりも怒ったのは知り合いの自衛官だった。
 「自衛隊の機関も含めて国にもミスはあり、その被害を賠償する裁判を起こすことは国民の権利だ。この程度のことがわからないわけがない。いやがらせに任務をサボタージュするわけがない。そんな卑怯者の集団ではない。自衛隊をバカにするな」

 こういう自治会の体質、田舎はもちろん、東京でも場所によってはある。だから自治会に若い人が無関心でケシカランと一概には言えないのだ。
 
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by ruhiginoue | 2016-04-30 19:12 | 社会 | Comments(0)
 昔、ドタバタ喜劇ふうのホラー映画として大ヒットした『霊幻導師』が香港で製作されたら、台湾で『幽幻導師』という同趣の映画が製作されたものだった。
 これは中国版ゾンビとでもいうべきもので、その動き出す死体「キョンシー」の仕草が可笑しいから子供にも人気があった。テレビ番組にもなって、当時は幼稚園児がよくキョンシーの真似していたものだった。

 さて、雑誌の世界でもキョンシーみたいなものが話題になっている。

 日本会議系右翼の路線で作られている月刊誌の花田編集長がスタッフを引き連れて他の出版社に行って似たような雑誌『月刊Hanada』(最初は『New Will』だったともいわれる)を作るというので揉めたと言われていたけれど、宣伝のため騒ぐ自作自演と勘繰られもした。

 そうなのかというのは別にして、笑ってしまった。装丁がソックリすぎるうえ記事も同じ。
 これは読者の獲得で少ないパイの奪い合いという形になったのか。これでは仮に話題づくりとしても滑稽すぎる。

 元祖の『Will』は以下のとおり声明している。

WiLL編集部 ‏【お知らせ】
明日26日発売の『WiLL』6月号の類似商品が一部書店様で販売されるようです。献本をご覧になられた方からも、恥も外聞もない前代未聞の行いに常識を疑う声ばかりです。このような読者を愚弄する行為には厳しく対処いたします。



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 「恥も外聞もない」のは花田編集長が週刊文春の当時から周知だが、これは笑える。もしかするとギャグでやっているのだろうか。
 そういえば、逆に左翼の三一書房も、労使紛争でロックアウトという前に、よその出版社から出た本とそっくり同じ内容の本を出して呆れられていた。そして会社は分裂し、双方とも自らを正当だと主張して対立していた。
 こういうことに右も左もないのだろう。


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by ruhiginoue | 2016-04-29 17:40 | 社会 | Comments(2)
 外国債券への投資の話で、これからインドは有望だといわれるが、政治がどうなるか不確定要素が多いという。それで期待したら待ちぼうけ食らうこともあり、今がその時期だ。

 これについて証券会社のアナリストだった人によると、原因はインドの民主主義だ。インドは他民族で宗教も言語も混在していて昔から国内対立があったけれど、互いに尊重し合っている。それは結構なことだが、ここから「決められない民主主義」になっているという。
 そもそも民主主義とは何かを決めるためにあるのだから、民主主義と言っているため決められなくなってしまっては民主主義ではないというパラドックスに陥る。

 これと違うのが中国で、独裁だと外国が非難して言うだけでなく中国が自称している。鄧小平は、国の肩入れでアメリカや日本と商売するとして「社会主義市場経済」を標榜したが、これと同じように、「民主独裁」とも言っていた。
 これらは目的のため正反対の手段を用いるほうがむしろ成功するという逆説的な発想だ。

 欧米や日本もそうだが、資本主義では民主主義と言いながら実質は一部の者が力をもっている偽物である。
 インドは憲法で社会主義を標榜しているが、マルクスやレーニンなど特定の思想ではない広い意味のもので、公平な社会であるが「決められない民主主義」に陥っているから、結局は民主主義が無意味化して市民のためにならない。
 
 それに対して中国は、民主主義の結果となるにはどうしたらいいか先ず考えて、その手段を決めてしまい、決めたことは絶対に実行し、そうして実行したのだから必ず結果を出さなければいけなくて、結果がでなければ政治の責任重大ということになっている。結果を出すというのはもちろん経済で、客観的な評価が可能だ。マルクス主義の定義では「政治は経済の従属物」であるから、その観点からも、経済が尺度となるべきだ。
 
 こうした中国の割り切り方は、外国から投資する立場としては、やりやすい。この先どうなるかという以前にどうするつもりかも不明な国よりはるかにわかりやすい。人件費の高騰で悩む中国に今のところ投資は積極的になれないが、期待がもてるインドとしても待ちぼうけというわけだ。

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by ruhiginoue | 2016-04-28 17:23 | 経済 | Comments(0)
 歌手のプリンスが亡くなったそうだ。今年は、デビットボウイにキースエマーソンと大御所だった人たちの訃報が相次いでいる。
 
 プリンスのことは色々な人が色々と言っているが、自分の印象としては同級生に誘われて過日老朽化で閉鎖された新宿ミラノ座で観た『バットマン』の主題歌が真っ先に思い浮かぶ。ただ映画はあまり面白くなくて、そのあとの『リターンズ』のほうがよかったし、さらに『ダークナイト』がよかった。

 また、アフリカ飢餓救済のUSAフォーアフリカというアメリカの芸能人たちによるチャリティーに、当時ブレイクしていたプリンスは不参加を決め込んでいた。これにより、「世紀の偽善」とも言われた♪ウィーアーザワールドに辟易していた人たちはプリンスを称賛していた。

 もとはボブゲルドフか始めた「ライブエイド」で、彼がノーベル平和賞の候補になったところ、これをみてアメリカの歌手たちが真似たと指摘されている。

 ボブゲルドフは『ピンクフロイドザウォール』に主演していたのを観て、この映画がとても良かったというくらいの印象だったが、「音楽は今やりたいこと、社会運動は今やらなければならないこと」「ポピュラーなんて、ということもできるが、しかしワーグナーはドイツ人でないと、ということがポピュラー音楽にはないから」など、含蓄に富んだ発言が面白かった。

 そして、これを真似しようという話を久保キリコがマンガにしていた。小学生が募金活動をして、例のツネコちゃんが「ノーベル賞の授賞式に何を着て行ったらいいかな」と言うオチだった。これをギャグではなくほんとうにやらかしたのがUSAフォーアフリカではなかったか。

 これをプリンスは無視した。自分はナルシストだから自分がカッコつける以外のことはしないと、すごいことを言っていたとも聞く。
 まあ、人それぞれ、いろいろあっていいが、それにしても今年は訃報が続いていて、次は誰かと思ってしまうほどだ。

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by ruhiginoue | 2016-04-27 17:19 | 芸能 | Comments(0)
 先日、全国初の業務停止となった「猫カフェ」では、店内の衛生状態が悪化して風邪が蔓延し、およそ七割の猫にクシャミや咳と目ヤニなどの症状があったにもかかわらず動物医に診せるなどの対応をとっていなかった、と報じられている。

 愛玩動物は家族も同然とはいえ、それで健康保険も一緒に、とはいかない。病気や怪我をして動物医に診せると支払いが大変だ。数が多ければ高額になるから放置される。これは経営難に至った動物園と同じである。

 また、猫が病気になったときの医療費を考えると料金が安すぎる。これではおそらく、重篤になったら経営上の判断で見捨てられることもありうるだろうと考えていたところ、やはり病気を蔓延させたうえ放置して営業停止となった店があったのだった。

 かつて、終電を逃したとき「猫カフェ」で過ごしたことがある。猫は夜行性だから深夜営業をしている。普段はドライフードを与えているが、そこへ鶏ササミなど美味しい餌を客が与えるようにして、すると猫たちは群がってくる。それが客としては嬉しいということだが、安上りなだけで仕組みはキャバクラなどとである。
 それに、よく問題になる野良に餌をやるのと同じだ。寄って来られるのが嬉しい孤独で無責任な人と。

 だから、店の経営に問題があるけれど、それ以前に客に問題があるのではないか。

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by ruhiginoue | 2016-04-26 17:20 | 社会 | Comments(3)
 『風の谷のナウシカ』のDVDで、製作に参加していた庵野秀明が語っていたうち、気になることがあった。

 まず、風の谷に墜落した大型機の残骸から、飛行中の窓から見えた少女が瀕死の状態で発見される場面。
 それを介抱しようとしたナウシカが諦めることについて、服をめくったら重症で手の施しようがない傷であったという描写なのに、服に血が染みていないのが作画の手抜かりではないかと話していた。

 しかし、墜落あるいは落馬とか自動車の事故とかで重症を負い死亡する人は、血が出ていないことがよくある。肋骨が折れて内臓を圧迫していたり突き刺さっていたりで、変形していることが外見からも判る。こうなると出血している場合より対処が困難だ。
 そうなのだと映画を観て思っていたのだが、絵を描いて表現する立場の人からすると、一目瞭然というようにしないと解りにくいということなのだろうか。

 また、主人公を引き立たせるために、登場する人たちにナウシカと同世代の人が少なくなっているが、それ以外の人たちは子供と老人ばかりで極端であると言う。
 しかし、この物語で設定された世界は、汚染によって人間は細々と生きているという世界であるから、出生が少ないうえ生存率が低く寿命も短いということではないか。そして、そんな中で大人になるまで生きられた人たちは年齢よりずっと老け込んでいるということではないか。

 この映画が公開された時のプログラムによると、ナウシカが16歳、クシャナ殿下が25歳、その参謀クロトアがあれでまだ27歳、剣士ユパが45歳、ナウシカの父ジルは50歳、ということである。

 というようなことが少々気になった。しかしコメント全体は作画と動画について非常に興味深い話ばかりで面白かった。

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by ruhiginoue | 2016-04-25 17:52 | 映画 | Comments(2)
 昔うちの母親が勘違いしていた。
 テレビに安田成美という女の子が出ていて、『風の谷のナウシカ』のイメージガールということで映画を模した衣装を着て宣伝していた。これに「なんて可愛い」と言っていた。その後、映画が放送されたのを観て面白かったと言うのだが、ナウシカの声は安田成美だと思い込んでいた。
 安田成美は映画の宣伝をしていただけで、映画でナウシカ役の声を演じていたのは島本須美という女優で、テレビドラマに出る一方でよくアニメや外国映画の吹き替えの声優をしている人だ。
 そうしたら「言われてみれば、新人のタレントの女の子がやっているにしては上手すぎて、どうも変だと思っていた」

 ところで、このところ気候が暖かくなってきたから、そろそろ食品など気を付けないといけないのだが、それとともにムシに煩わされる。『となりのトトロ』では温暖なのに害虫が出てこないことが現実と違うと宮崎駿監督が言っていたけれど、うちは暖かくなるとワラジムシがよく侵入してきて、これはゴキブリなどに比べると愛嬌があるけれど、しかしけっこうウザい。
 そうしたら、ワラジムシ退治の殺虫剤があると教えられた。その缶には、ワラジムシをスプレーの一吹きで撃退と謳っている。しかし、あのワラジムシの形状と動きに対し上から毒を放出して皆殺しというのは、なんか自分が巨神兵になったようで気分が良くない。

 そうしたら、クモも侵入するようになった。巣を貼らないクモでは、殺さないようにしていても地獄に堕ちたとき糸で助けてくれないが、俊敏な動きで害虫どもを捕らえてくれる。これにまた期待することにする。

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by ruhiginoue | 2016-04-24 17:28 | 雑感 | Comments(4)
 高畑勲監督の『かぐや姫の物語』は、監督の年齢からすると最後の映画になりそうだということで、監督自身もたいへんな意気込みであったし、スタジオジブリもそんな創設者のためだから採算度外視で製作すると発表していた。
 このため大変な力作となっていて、練りに練られた構想と丁寧な仕上げが観て感じ取れる。高畑勲監督のアニメーション映画の中で、最も良く出来ていて見ごたえがあると言ってもいいだろうし、また、これまでいろいろとあった『竹取物語』の映画で最高だと言うこともできるのではないか。
 少なくとも、沢口靖子のかぐや姫より遥かに傑作だ。もちろん市川崑監督の下で丁寧に作られていて、衣装もセットもしっかりしている。しかし下手なSF解釈と下手な特撮が興覚めだったし、何より訴えかけるものが無かった。
 
 これは監督の責任ではないが、沢口靖子のかぐや姫はテレビでの宣伝のため化粧品会社とタイアップしていたから、顔がまるで現代風のメーキャップなうえ、眉毛をそのままにして額に墨を入れているから滑稽であった。

 これが高畑勲監督のアニメでは、眉毛を抜くのを嫌がるかぐや姫が「汗が目に入る」と言うのに対し、作法係の女性は「高貴な女性は汗をかくことをしない」と言う。
 かぐや姫は、都に来て屋敷に住み綺麗な着物をまとって面白がっていたが、そういう上流階級の生活につきまとう嘘臭さを感じるようになり、それに比べると小さいころに竹藪近くの野山を駆け回っていた生活のほうが本物ではないかと思い巡らせる。そのさいの夢か幻想か不明な非現実というか超現実というかの描写をアニメならではの技法を駆使して表現している。
 
 また、市川崑監督の『竹取物語』は、製作が東宝特撮と同じなので仕方ないとしても、それでこじつけ無理してばかりいるので物語が破綻している。
 最後の月からの迎えが『未知との遭遇』などハリウッド製SF映画の亜流になっているのも失笑だったし、龍を討ちに船で出撃したら大嵐という場面でも、それを特撮で描いて見せては、そんなもの実在しないものだという話と辻褄が合わない。
 それに対し、高畑勲監督のほうはアニメならではの表現により、欲ボケした男の妄想と恐怖としていて見事だった。

 このように、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』は、技巧と訴えかけとの融合が成功していた。これは良かった。話のテンポもよくて何度くりかえし観ても飽きない。これはほんとうに良かった。


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by ruhiginoue | 2016-04-23 17:15 | 映画 | Comments(4)
 『日本沈没』の最初の映画化で、東京が大地震に見舞われ大火災が発生し、逃げ場を失った人たちが皇居の周りに集まる場面がある。消化活動をしていた自衛隊のヘリコプターが上空から俯瞰すると、燃えていないのは皇居だけで、そこを取り囲む群衆の外側では倒れたりうずくまったりする人たちがいて、熱風の影響だろうと無線で報告する。

 しかし皇居の門は閉ざされたまま。避難者たちは中に入れてと叫び、せめて子供だけでもと言う女性の懇願も無視され、押し寄せる群衆に対し自衛隊の重火器を使用するよう要請がある。
 これに激怒した総理大臣(丹波哲郎)は、緊急回線を使って宮内庁に電話をかける。「ただちに門を開いて避難者を宮城内に入れてください。これは内閣総理大臣の命令です」

 さて、現実の総理大臣は、このような場合どうするだろうか。
 そんなことを地震があるたびに考えていたら、先日、大地震で大変だというとき週末の渋谷にいたという安倍総理は赤い顔をして出て来たのだった。

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by ruhiginoue | 2016-04-22 17:29 | 映画 | Comments(1)

田母神俊雄と乙武洋匡

 田母神俊雄が逮捕されたそうだ。選挙資金の不正で騒がれてきたが、違法行為に自ら手を染めたということらしい。
 そんな彼を熱心に応援したり評価したりの人もいた。それを裏切られたと怒っている人たちが当然ながらいる。
 しかし、そういう人たちに対しては、数年前から、やめておけと言ってきた。一般的に、スタンドプレーによって目立ち名を売るような人はダメだし、自衛隊で叛乱したと騒ぎ政治活動の売りにする人を信じてはいけない。
 この現実として、「反戦自衛官」と騒いで注目されてから極左団体に入った人が「運動屋」となったうえお金に汚くなっている。こういうことに政治的な右も左もない。

 また、スタンドプレーなんかとは違い深刻な事情を抱えた人の場合は真面目だが、だから大丈夫というわけではない。

 例えば、遺伝病から薬害被害者となってしまった川田龍平や、出身地が被差別地域であった橋下徹は、当人の責任ではない生まれつきの原因で社会から不当な扱いを受けてきて、だから社会改革をしたいということで政治家になった。
 このような人たちはスタンドプレーで騒動を起こし名を売った人たちとは明らかに違う。しかし社会から過去に受けてきた仕打による悔しさから、政治家という虚名を得ることで社会を見返してやろうという劣情へと転化しやすい。

 これとまさに同じなのが乙武洋匡だろう。彼も政治家になろうとして失敗したことでは田母神俊雄と同様だが、メンタリティーは川田龍平や橋下徹に近いだろう。特に橋下とはツイッターでシンパシーを表明しあってきたことは周知のとおり。

 こういう人たちは、ほんとうは政治家にするべきではないのだ。

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by ruhiginoue | 2016-04-21 17:37 | 政治 | Comments(2)