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by ruhiginoue

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18~19歳の保守性

 選挙に十八歳で投票できるようにしたのは、保守派の陰謀だと指摘されていたが、実際に投票した人は自民党が圧倒的に多かったという調査結果がある。
 もともと、大学生や高校生に政治について訊くと、ほとんどが自民党支持でガチガチの保守であると誰もが言う。様々なアンケートの結果も同じだ。みんな平和に無関心で、経済や安保にばかり関心があるとも言われている。

 これは自分の経験でもまったく同じだ。高校から大学まで同級生は自民党支持ばかりだった。親が教師や弁護士や新聞記者という知的階層の人か、家庭の貧困などで生活苦や医療費で困っているという人は、その影響で意識や感覚を持つらしく一部の例外となるのだが、その他は、素直で付和雷同したり従順だったりという単純な事情から、政府が良いおかげで日本には何も問題がないと思っているので保守的である。


 それで、18~19歳は自民党支持が多いけど護憲派も多いというアンケート結果があるけれど、これも単に現状維持志向ということであり、自民党支持だからタカ派ということではないと同時に平和主義者ということでもないわけだ。

 いつの時代も、親の庇護のもとで今のままが良いと思っている。それが社会人になって次第に変わってくる。自ら働いたり親の庇護ではなく逆に介護したりになると、現実と向き合わざるをえないようになるのだろう。社会に出て働いて時間と体力と尊厳を奪われ、税金と年金と保険料をむしり取られ、そこで現実に気が付いて意識が変化し始めるものだ。
 
 だから、これはどちらも知り合いだが、大学生が「日本の経済の発展は自民党政権のおかげ」と言ったら、少し歳上で若い社会人が「日本の経済を発展させたのはサラリーマンだ。それだけ一生懸命働いた国民に自民党は何をしたか。社会人になれば身をもってわかる」と言った。

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by ruhiginoue | 2016-07-12 19:51 | 政治 | Comments(12)
 参議院議員選挙の選挙特番というようなテレビ番組について、次のようにツイートした。

 「毎度のことだが、池上彰は結果が出てから問題提起している。この見え透いた処世術に、まだ騙されている人たちがいることのほうに、池上それ自体より呆れる。」

 すると、真夜中なのに送信した直後からリツイートが500くらいになった。そしてこれらの返信があった。

 「同意見です。」
 「同感です!」
 「なぜ彼にこんなに人気があるのか?」
 「選挙の前に言えよ!って話です。」
 「そう。そしてなんか少しガス抜きできる…そんな感じ。」
 「騙されている人達がメジャーな日本とは……(-_-;」
 「池上は保身が上手。」
 「インタビューされた当選者は、当選してから突っ込まれても痛くもかゆくもない。しかも微妙に寸止めの質問。」
 「宮廷道化師みたいなもので、王様に向かってたわいもない毒舌は吐くけれど、王権を揺るがすようなことは言わない。」
 「池上彰は3.11の際、『プルトニウムとストロンチウムは重いから原発敷地外には飛ばない』と発言するも、各地に飛んでいた。これに対する訂正・謝罪の言はない。それ以来、信用していません。」
 「あいつはコメンテーターのふりをしたエンタテイナー」

 というように、池上彰の上手な世渡りに騙されている人が多すぎるという反応だった。
 
 拙書『朝日新聞の逆襲』で、例の連載コラムの一件で池上彰を徹底批判したら、彼は良識派だと思ってる人たちから反発があった。
 しかし池上彰は良識派を装っている世渡り上手であるという認識を持つ人がいるのも事実だ。それを再認識したという次第である。


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by ruhiginoue | 2016-07-11 19:26 | 政治 | Comments(0)

最後の選挙に投票

 これまでも、選挙には高額な供託金とかマスメディアの操作とかで不公正なものだったが、今回の選挙のタチの悪さは過去の比ではない。このことは前回述べたとおり。
 これによって最後の選挙になる可能性も指摘されている。
 そして、創価学会や日本会議や統一教会などのカルト宗教による支配と、これに対抗する戦いの始まりとなる。
 まさに、ハインラインのSF小説『もしこのまま続けば』である。この小説に倣って抵抗運動を「カバル党」にしたらどうかとも考えている。昨日が誕生日だというディーン クーンツも、この小説を読めば宗教が支配する世界とはどういうことかわかると書いていた。
  
 というわけで、その投票に逝ってくる。

 『もしこのまま続けば』は、これに収められている。

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by ruhiginoue | 2016-07-10 16:12 | 政治 | Comments(0)
 大学生や高校生に政治について訊くと、ほとんどが自民党支持でガチガチの保守であると誰もが言う。アンケートの結果も同じだ。みんな平和に無関心で、経済や安保にばかり関心があるという。
 これは自分の経験でも同じだ。高校から大学まで同級生は自民党支持ばかりだった。それは、政府が良いおかげで日本には何も問題がないと思っているので。それが社会人になって次第に変わってくる。自ら働いたり親の庇護ではなく逆に介護したりになると、現実と向き合わざるをえないようになるのだ。
 だから十八歳で投票できるようにしたのは、保守派の陰謀だという指摘にも頷ける。

 そして安倍首相は任期中に改憲を明言し、選挙になったら改憲争点隠し。参院選公示後、いきなり「改憲勢力、2/3うかがう」という報道が相次いだ。調査によって得られた客観的数値ではないし、マスコミの情勢分析が当たるとは限らないし、そもそも無党派層が多いのが現状である。
 そのうえ、わざと報道を避けておきながら改憲論議は深まらないと喧伝する。
 昔は、マスコミの選挙情勢分析は1つの目安だった。それが全てではないが、候補にとって当選できそうだと書いてもらうのが1つの目標だった。しかし今は違う。もちろん有権者も変わったが、それよりマスコミが変わった。政府の言いなりになって世論操作する事は以前からあったが、最近では露骨に嘘をつく。

 また、ある地方紙が掲載していたが、自民党の改憲が無茶苦茶だから反対する人が多数であると同時に、アンケートの結果、国会議席の2/3にピンとこない人が多数だと判明した。これでは英国の国民投票のように、憲法改正が決まった日に「憲法って何?」の検索が殺到するのではないかと言われている。
 そうなるように仕向けているから、大手マスコミの重役を買収したり圧力をかけて報道番組のキャスターを降板させたりで、争点を隠し予断を持たせるような世論調査の結果を発表し、投票呼びかける市民を警察に弾圧させ、投票所は早く閉める。こっちの方がムサシとか言うよりもよっぽど不正選挙だ。

 こうして、政権与党にコントロールされた大手マスコミによる情報操作により、失政の内閣がさらに選挙で勝利し、国民の自由を奪い支配を強めるということになる日本。弾圧で直接に加え、それ以上の人が生活苦で追いやられる形で、カルト宗教に支援された血に飢えた狂人の集団ともいうべき政権による日本国民大虐殺が始まる。 経済政策が破綻しているから、その認識が国民に実感を伴い浸透する前に、批判されないように自由を奪ってしまおうということだ。堂々と、平和主義を放棄したうえ国民から基本的人権と主権を奪えと自民党の有力議員が発言し、そうした新憲法草案を自民党が公表している。

 つまり、経済政策と改憲は関連している。 改憲発議できる議席になったら、そればかり夢中になり経済など放ったらかしで、国民投票に向けてのプロパガンダとマスコミコントロールに精力を注ぎ、さらに経済が回らない状態になる。戦争になるとか恐怖を煽る人がいるけど、その前に生活できなくなる人が多数発生して餓死や医療難民や犯罪が増える。

 そんな状態でオリンピックとは大変なことだが、そのうえ改憲の発議をしたら、平和の祭典オリンピックを首都で開催を控えて平和憲法を無くそうということになるわけだから、世界中が注目して騒ぎになる。

 そういう意味では興味深い。平穏に暮らしたい人たちにとってはたまったものではないだろうが。

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by ruhiginoue | 2016-07-09 16:28 | 政治 | Comments(4)
 アメリカ合州国大統領選挙の共和党候補ドナルド トランプ氏は、テロ対策でイラクのサダム フセイン大統領を称賛した。ABCニュースによるとトランプ氏はある催し会場でこう語った。

 「サダム フセイン氏は悪い男だった。そうでしょうか。実際に悪かった。彼はどんな良いことをしたか知っていますか。彼はテロリストを殺した。しかも非常に上手く」

 また、昨年の秋にはすでにこう述べていたのだ。

 「イラクの大統領だったサダム フセイン氏やリビアのムアンマル カダフィ氏が今も権力についていたならば、世界は100パーセント良くなっていただろう。

 たしかに、イラクのフセインとリビアのカダフィの両氏は、世界を変えるにはテロではなく経済であると主張し、実行した。それで欧米に睨まれ、また過激派に反発された。
 そして欧米は、過激派に反発されていることを民主化運動と宣伝し、軍事介入して両氏を殺害したのだった。

 また、英国のブレア首相によるイラク戦争への参戦の経緯や侵攻後の占領政策について検証した独立調査委員会(チルコット委員会)は、参戦は誤った情報によるものであったことが後に判明したが、それ以前に当時から「最後の手段ではなかった」と断じた。
 これに対してブレア元英首相は、あくまで自分の非を認めず、さらに、フセイン氏が殺害された影響でリビアが核開発放棄をして穏健な路線に転じたなどと正当化した。

 しかし、そこへ付け込まれたリビアはNATO軍の侵攻を受け、カダフィは殺害され国はイラクと同様に混乱した。このことから北朝鮮が態度を硬化させ、核開発を加速させた。つまりアジアの緊張は米英のやり方が元凶である。

 そのうえ、英国と同様に日本も対米追従してきたし、検証するだけ英国はマシで、日本は戦争を支持したままだ。そしてテロ対策としてバラマキ予算のうえ武器輸出などの利権も拡大させているから、日本人が海外で殺害される事件が相次いでいる。

 こういうことについて日本の報道が追及しないどころか追従してばかりでいるから、本質が見えてこない。その点を問う者もいるが、まだ少数であり、一見は中東によりそう態度で実は欧米にベッタリという記者ばかり。

 これについては拙書『朝日新聞の逆襲』でも指摘してきたが、これもあちこちの出版社から理解されず、引き受けてくれたのは第三書館で、ここは中東問題に力を入れ、カダフィ著『緑の書』の邦訳も出しているという出版社である。しかし日本ではなかなか受け入れられないので時間をかけて訴えることにしていると同社は説明している。
 
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by ruhiginoue | 2016-07-08 18:29 | 国際 | Comments(0)
 インターネットの接続業者を「プロバイダー」というが、これは「供給するもの」という意味で、高校の英語には必須の単語だけど、そのため契約するプランで「つなぎ放題」「情報量は無制限」というのがどうも生長の家の教義「神は無限の供給」というのを連想してしまう。

 ところで 『生長の家』が、与党も安保関連法に賛成の政党も支持しないと表明したので、右翼宗教の最たる団体が意外だと言う人もいる。
 もちろん、他の保守的な宗教団体でも、どうも最近は危ないと言って自民党の支持をやめると言い出したり、それどころか野党に投票するようにとまで言い出している。しかも公明党を支持する創価学会でも、最近の公明党の変質は昔と真逆になってしまっているから支持をやめて野党に投票すると言う人がいるし、公明党の要職にあった人が対立してきた共産党の候補を堂々と応援するほどの事態だ。
 
 しかし、生長の家が昔から配布してるパンフには、何もかも天皇のお蔭さまであるとし、「天皇陛下ありがとうございます」と見出しにしているなど凄い崇拝で、だからウルトラ右翼と言われてきたのだが、その天皇が今では政治に抵触しないぎりぎりの範囲で平和を訴え政府を牽制する発言をしてるから、その意味では生長の家の対応は当然のことだろう。

 ところが、あの小林節氏が「日本会議ですね、神社本庁です。神社が役所だった明治憲法下の体制を懐かしがってる人々なんです。そういう人達に参考人で呼ばれて、国会で論争挑まれてビックリポンですよ、全く。でも、その基にいるのは、安倍総理であります。」と述べていたように、信仰より権力という人たちが宗教界にはいる。だからその同類項ということで、今の公明党を変わらず支持する創価学会の人たちとは合うのだろう。

 さて、生長の家の無限供給ではないが、プロバイダーの接続し放題にするかどうか決められない。動画などは稀にしか観ないのだが。


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by ruhiginoue | 2016-07-07 15:36 | 政治 | Comments(2)
 例えば、「石炭を石油にするには」と言っても、工業の問題なら石炭から石油を抽出する方法になるが、商業の問題なら石炭と石油の等価交換または石炭の売却益で石油を購入する方法になるし、抽出するにしてもそれで採算が合うかどうかという話だ。
 ところが、石炭を売って石油を買うことを前提にして、具体的にはどうするかの話をしているところに、石炭から石油を抽出する話をする人がいて、「今話しているのは、そんな問題ではない」と指摘されたのに「この方法は正しい」と言ったらどうか。そして、いくら強弁しても虚しいと説明しても理解できないとしたら。

 この喩え話と同じ間違いをしでかして無自覚でいるのが、あの左巻健男とか大石雅寿とかいう人たちである。前にも言っていたが、その後もまだSNSなどで続けていたから、どうしたら解かるようになるのかと呆れてしまった。

 この人たちは、自分は科学者だとしたうえで、科学的誤りを言う人を批判していると言うのだが、そこでとんでもないデタラメを述べる。科学的に正しいことを言って裁判に訴えられた人がいるなどと、そんな中世の宗教裁判みたいなことが現代の日本にあるわけない。
 よく調べると、まるで違った。他人が言うことに対して、間違っていると指摘するのではなく、悪意をもって嘘を言いふらしていると根拠もなく言ったから名誉毀損で訴えられたのだ。

 ところが、これを指摘されても、自分の言うことは科学的に正しいと繰り返すばかり。趣旨を読み取れずに外れたことを言ったことについての反省はしない。理科はなんとかなるけど国語は苦手ということだろうか。それにしても、ほんとうに自信があるなら、少しは謙虚になれるはずだ。

 ようするに、左巻健男とか大石雅寿とかいう人たちは根本的かつ本質的に無知ということだ。知識に尺度や基準は無いから、無知とは知識の量ではなく、自分が興味を持っていること以外には無関心でいて構わないとする怠惰や傲慢のことだ。
 こういう人たちが幅を利かせる時代は、もう終わりにしないといけない。

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by ruhiginoue | 2016-07-06 15:46 | 学術 | Comments(2)
 イランの名監督アッバス キアロスタミが死去したとのこと。『ともだちのうちはどこ』や『黄桃の味』が印象的であった。

 その前にも有名な映画監督の訃報があった。ベトナム戦争の傷痕を見事に描いた「アメリカ人の自己憐憫映画」でアカデミー賞のマイケル チミノ。

 良かったのは音楽だけとも言われる映画『ディアハンター』で、最初ジョンウイリアムズとは『スターウォーズ』の作曲家だと勘違いして「ギターひくのか」と言われたが、アメリカの作曲家ではなくオーストラリアのギタリストで、反核運動にも熱心だった。

 そのマイケル チミノ監督『ディアハンター』はアカデミー賞作品だからと少年時代に池袋の映画館で観たが、一緒の同級生は長ったらしくて寝てしまったから内容を覚えていないと言っていた。たしかに三時間もの長尺にしては中身は薄かった。
 そして、居眠りはしなったが、ベトナムが悪者でアメリカは被害者となっていたから呆れてしまった。後に本多勝一や淀川長治が同じ指摘をし、アメリカでも批判があり、スタンリー キューブリックもロシアンルーレットなんてと言ったので安堵したものだ。

 ところが、朝日新聞の記者がツイートで訃報に対して好きな監督だと述べていたから、やはり朝日も堕ちたものだとさらに確信した。
 だいたい、『ディアハンター』は、アメリカ軍がやっていた住民虐殺をそこにいるわけがない北ベトナム兵がやっていて、それをアメリカ兵が退治する場面があるなどしているからアメリカでも批判があったし、朝日新聞の本多勝一編集委員も指摘していた。これは『殺す側の論理』(朝日文庫)に収録されている。
 また 淀川長治も、ベトナム人ばかり悪く描いているなどからその年のベストテンに入れなかったと述べていた。

 そしてマイケル チミノは『ディアハンター』の成功のあと『天国の門』で大失敗し、再起不能かと思われたが『イヤー オブ ザ ドラゴン』で起死回生となった。ミッキー ロークとジョン ローンはカッコよかったけど、それくらいの映画だった。
 このときマイケル チミノはオリバー ストーンに『プラトーン』に協力するとの条件で脚本執筆を依頼しておいて約束を破ったからストーンは怒っていた。危険のある場所に取材に行かないと書けない内容だったからだ。
 
 ということで、マイケル チミノには良い記憶がないのだった。

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by ruhiginoue | 2016-07-05 16:20 | 映画 | Comments(0)
 2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(もと総理)が、東京都内で開かれたリオデジャネイロ五輪日本選手団の壮行会であいさつしたさい、直前の国歌斉唱の様子に触れ「どうしてみんなそろって国歌を歌わないんでしょうか。国歌も歌えないような選手は日本の選手ではない」と苦言を呈し、昨年のラグビーのワールドカップでは日本代表が「涙を流しながら君が代を歌っていた」とし、「選手の皆さんにお願いしたいのは、口をもごもごするだけではなく、大きな声で国歌を歌うこと」と述べたそうだ。

 ところが、揃って国歌を唄わないのは当たり前で、これは「斉唱」ではなく「独唱」だったため、聴いていただけの人や合わせて口ずさんでいた人がいたというだけだから、森会長は勘違いでケチをつけたと批判されている。

 もちろん、そうでなくても森会長の発言には色々と問題がある。パラリンピックだから障害のためできない人だっているだろうし、今もめている英国で独立論が再燃しているスコットランドの選手は英国歌を嫌がり歌わないが、それを森会長のように非難する政治家が英国にいるだろうか。
 おそらく森会長としては、日本は単一民族国家であり、少数民族など居ないことになり、かつての発言のように「天皇中心の神の国」だから、諸外国とは違うと信じているのだろう。

 しかし、そういう自民党によくある話だけではなく、森喜朗という人に独特な感覚がもともとあったうえでのことだ。
 かつて中曽根元総理が言っていたように、森という人はブッシュ二代目と同じで勉強はあまりしないがスポーツには熱心だった。しかし大学にスポーツ推薦で入ると運動部に短期間所属しただけで辞めてしまった。彼にとってスポーツは処世術でしかなかった。だから競技で頑張れではなく国歌で声が小さいと難癖をつけるのだ。

 しかも森喜朗という人は、選手たちが自分のために努力していることに加えて国の名誉にもなるということで努力しているのに対し、常に上から目線でとやかく言い、難癖をつけたりすることまである。スケート選手の女性が失敗したことをあげつらい「あの子は肝心なところで転ぶ」と心無い発言をしたことは記憶に新しい。

 なぜこうなるのか。森喜朗という人は下品な言動が目立つが親の七光りで政治家になり、息子もとんだ出来損ないで酔っ払い運転でコンビニ店に突っ込む事故を起こし議員辞職しているが、それでも地位を得られる特権階級だ。こういう人たちに特徴的なこととして、政治家としての自分を代表者や為政者ではなく支配者だと信じている。
 実際に森喜朗人という人は、昔からテレビなどで公然と「私はエスタブリッシュ」とか「体制側」とか言い、国民を縛ったり監視したりして服従させるのが当たり前であるとし、支配者だという意識を剥き出しにしてきた。

 だから、森喜朗という人は国もスポーツも愛しておらず、真に努力している人たちに対して上から目線で勝手なことばかり言うのだ。
 こんなふうに舐められて平気でいる多くの国民も相当にマヌケだが、いいかげんに気づいたほうがいい。

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by ruhiginoue | 2016-07-04 15:54 | 体操 | Comments(9)
 渋谷で三宅洋平の「選挙フェス」に遭遇した知人が、まるで宗教のような狂熱ぶりに気味が悪かったと言う。そこで足止めされた通行人たちは苛立ち、巻き込まれた人は後から押されもしたそうだ。
 このとき参加していた人たちはたいへん陶酔した様子だったから、出くわした人たちが迷惑しているとは気づかなかったのだろう。しかしここで問題なのは支持者の認識が甘いと言われていることだ。その時の写真を提示して「こんなに大群衆が詰めかけている」と言い、またツイートで拡散している人たちもいるが、よく見ればちょっと横や後ろの人たちは他所を向いていて、通り過ぎようとしているだけの人たちだから無関係であることが一目瞭然であった。なのに、支持が広がっていないというマスコミ報道にその写真で反論したと錯覚をしている。

 また都知事選挙のやり直しで都民としては「いい加減にしろ」だが、前の都知事選挙での「細川・小泉および彼らを支持する人たち」と、今回の参院選挙での「三宅・山本および彼らを支持する人たち」は、その構造が酷似しているのだが、それに気付かない人たちがいるうえ、「細川と小泉の猿芝居」を批判していた人たちの一部にまで「三宅と山本」に熱狂している人がいるから呆れるしかない。
 だいたい三宅洋平を持ち上げる人たちは、ミュージシャンの熱い情熱という表現をしているが、そんなのは小泉フィーバーと同じでインフルエンザだから、発熱の後で悪寒が来る。実証された経験則に加えて、なぜそうなるか仕組みも解明されているのだが、認識できない人たちが多いから同じ失敗を何度でも繰り返すのだろう。

 ところが、三宅洋平に対して彼の政治に関わる政策と理念と人間性を具体的に事実を挙げて批判することに対し、反論ではなく「ネガティブキャンぺーン」とレッテル貼り攻撃する支持者がいる。その多くが、かつては民進党に比例の野党統一名簿参加をけしかけていなかったか。一人区の調整など野党が身を切るようにして努力したことに対して、どうやったらそんな上から目線になれるのだろうか。
 しかも三宅は『日本会議の研究』を読んで立候補を決意したと言うが、ほんとうは読んでいないのだろうと言われている。著者の菅野完氏も、読んだなら三宅は立候補しないはずだし、ほんとうに読んで立候補しようと思ったのならとんでもない誤読をしたのだろうとまで述べていた。

 すると、次に彼の支持者たちは、こう擁護する。彼は無関心層を対象に集票するから護憲やリベラルの票を分断せずむしろ上積みする、と。これは主観的な憶測に願望を混ぜただけのものだ。そんな不確実な話では、彼の立候補に対して危惧する人たちがいて当然だ。
 しかも、比例に集票したり政党要件の二パーセント得票したりするのが目的で、もともと候補者は当選が見込まれておらず、時には候補者当人も政党からそう扱われていることに気付かない「捨て駒」の手法がある。これが意外と知られていないから、三宅洋平はダメでも比例で野党一般の得票になるからいいと無邪気に信じる人たちがでる。
 さらに、これは特に重要なことだが、三宅洋平は障害児を生んだ親に反省を強いるなどして議員に不適格だ、などの批判があり、これに対し彼の支持者は、彼が無関心層を発掘して棄権するかもしれない人たちに投票を呼び掛けていると言って擁護したうえで批判者たちを非難する。そうだとしても、「障害者差別する候補者に投票すべきではない」と主張したり呼びかけたりしてはいけないことにはならない。こんなこともわからないのか。それとも、障害者差別なんて取るに足りないということか。

 別に、三宅洋平をどうしても支持したい人が支持してはいけないという話ではなく、そんなに支持したければ、不支持の人がその理由を表明するのに対してはあくまで反論するべきであって、意見表明を否定したり主観的願望を押し付けたりして上から目線の説教をすべきでないという話だ。
 ただ、これはいつも同じパターンで、そんな三宅支持者たちは雰囲気に飲まれて自滅し、「でもよくやった」「次につながる」と言っている様子がありありと目に浮かぶ。選挙という数字と戦術の世界において情緒と熱狂によって勝てると思っている人たちは、野党共闘と叫んでいたことも実は一時の感情で自分に酔っているだけだったのだろう。そういう情緒的な反応を性懲りもなく続ける人たちのお蔭さまで与党は安泰なのだ。


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by ruhiginoue | 2016-07-03 15:52 | 政治 | Comments(8)