井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

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NHKの特集と極貧の日本

 NHKが、経済的事情のため進学ができないという女子高生を特集したところ、ネットでは「ワンピースに散財している」「二万円もする高価なペンを持っている」「貧困の捏造だ」など批判が続出し、ここへ例の国会議員まで口を出している。
 この女子高生はアルバイトで家計を支える母親と二人暮らしでクーラーもない。そもそも、このNHKの特集は、餓死するような極貧家庭に焦点を当てたものではなく、家庭の収入が一定の基準を満たさないため子供が進学できないというものだった。
 なのに、餓死するほどでないと貧困ではないという人たちが大勢いるわけで、遂に日本は本当に貧しい国になってしまったのだ。
 
 ところで、「ワンピース」が散財とはすっかりオシャレのことかと思ったら人気漫画の方だったから呆れてしまったが、「二万円もするペン」とはイラストレーター志望だからで、つまり貧しい癖に二万円のペンを持つ女子高生は、将来に向けて技能を磨こうとしてることにケチをつけられたわけだ。
 これは自分にも似た経験がある。小学生のころ、勉強に励むためのささやかな贅沢の筆記具を、同じ組の裕福な家のバカ息子に壊された。生意気だと言われて。担任教師に訴えたが知らんぷりだった。

 また、パソコンが高いので千円のキーボードで練習しているという話もあったが、ピアノなら昔からのこと。集合住宅に住み、高くて買えず、置き場所がなく、音で近所迷惑、ということで音がしない鍵盤で指づかいだけ練習し、後は学校の音楽室で練習ということをしている人ならよくいたものだ。
 これに学校の先生に理解があればいいけど、意地悪な人もいて備品に触るなと言うのだった。

 高くて買えないという問題は、いろいろな事情があったり人によって感覚や価値観が違ったりするので、理解しにくいものだ。
 かつて舞踊家の花柳幻舟は、親が旅芸人だったので小学校にも行けずランドセル背負ったことがないと話したら、評論家の俵萌子に「なんで?ランドセルなんて安いのに」と言われ、なんて冷たい人かと思ったそうだ。
 俵萌子は元夫の俵孝太郎と違ってリベラルな立場から教育問題を語っていたが、そんな人でさえこんな想像力を欠いた態度をとるということだ。


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by ruhiginoue | 2016-08-22 06:30 | 社会 | Comments(2)
 生活苦に追い込まれて一人娘を殺害した母親がヤミ金融から娘の制服代7万5千円を借りていた事案を機にSNSで全国の制服代を探った調査報道から、異常に高価な制服が問題になっている。
 全体に学用品で学校指定というのは利権の温床であるが、中でも制服は、特に田舎だと産業が乏しいため儲けたければ公共事業しかなく、そこから学校教育まで食い物にする者たちがいるということは、前から言われてきたことだ。

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 これは昔から問題だった。それで久しぶりに思い出したのが、あの懐かしのアニメの名作『魔法のマコちゃん』だ。『ひみつのアッコちゃん』『魔法使いサリー』が人気だったので、それに続いて製作され、同じ視聴者が見るようにということで、少し成長しているから内容もやや大人向けにしたことから、人魚姫の見た人間社会の醜さという社会派の要素があるメルヘンとなった。
 だから海の汚染とか軍事基地の問題まで題材にしていた。その中に学校の制服の話もあった。マコちゃんが「高すぎます」と抗議していた。

 【AFP】競泳米国代表のライアン ロクテ選手(Ryan Lochte)は、リオデジャネイロ五輪で強盗に銃を突き付けられて金品を奪われたという話をでっちあげたことにより、世界に向けてその醜態をさらした米国人たちの仲間入りを果たした。  
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 五輪で通算12個のメダルを獲得しているスター選手のロクテと、そのチームメート3人がリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で強盗に遭ったとのニュースは当初、開催国ブラジルにとって大きな失態として受け止められていた。しかし、米国、そして世界中の人々はその後、4人の証言が徐々に崩れていく様子を、信じられぬ思いで目の当たりにすることになった。
 真実はこうだった。――先週末のパーティーで酒に酔い、宿泊施設に戻る途中だった4人は、ガソリンスタンドに立ち寄ると、トイレで器物破損行為に及び、壁に向かって小便をしたため、警備員によって拘束された。

 このため、これまでスター選手として脚光を浴びCМにも出演していた同選手は、その座から転落してしまうと言われている。
 日本でも、野球とか柔道で目立ったことだが、スポーツ選手がその活躍でスターになりチヤホヤされて思い上がり傍若無人な態度が顰蹙を買って、最初はスターだから大目に見られていて、それで増長して遂に取り返しのつかないことを仕出かしてしまい身の破滅、ということがある。

 これも『魔法のマコちゃん』に出てきた。こういう選手にマコが見かねて注意をしたら、同級生から、彼は代表選手なんだから特別扱いしないといけないとか愛校心がないのかとか非難されてしまう。

 かつてアニメに社会派の要素があると、よく辻眞先脚本だったもので、『魔法のマコちゃん』にも関与していたから、そうなのだろうか確認するために調べてみたら、どちらも別の人の脚本だった。
 しかし、題材と同じことが相次いだので思い出してしまったのだ。

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by ruhiginoue | 2016-08-21 18:06 | 社会 | Comments(4)
 都知事選で小池に投票した人たちの中に共産党支持層もかなりいたことがアンケートなどから判ったと報道された。
 これは、小池が自民党の推薦を無用であるとして勝手に立候補し対立してみせるなど、政党不信票を獲得する演出をしたからだろう。

 つまり、共産党も他党と同じ不信感を持たれたということだ。
 かつて政党不信を背景にしてわざと選挙運動をしないと宣言するなどの手法が功を奏して圧勝した青島都知事と、今回の小池都知事の選挙は明らかに異なり組織の応援を受けていなければあり得ないことがたくさんあると指摘されている。また、様々な事実が証明するとおり小池はものすごい右翼だ。
 これらを知らないほど政治意識の低い人がいる割合は、共産党を支持や応援をする層には比較的少ないはずだ。
 にもかかわらず、ということだ。

 なぜか。観察していれば解かる。野党共闘の取り組みは結構だがこれが都知事選挙では政党間の取り引きになり、すると共産党員たちは党組織の上層部で勝手に決められた鳥越支持の方針に唯々諾々あるいは嫌々ながら従った。
 しかも、あれだけ持ち上げたうえ批判に対しては擁護してきたはずの宇都宮健児のことを、今度は必死になってこき下ろすようになった実に熱心な一部の共産党員たちの組織に対する従順や盲従する姿を見て、その隷属ぶりと、自民党が小池はだめだ増田にしろと厳命し組織の引き締めをしている様子とが、重なって見えてしまったのだ。

 そして、共産党支持層の中で相当の人たちが、小池と鳥越の相対評価を行い小池の演出に流されたり、小池の演出を見抜いていていながら鳥越を推したことへの批判のためにあえて投票したり、ということだったと見るべきだ。


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by ruhiginoue | 2016-08-19 15:43 | 政治 | Comments(3)
 「50ババアが、いまさら結婚して新居を構えたからといって、新しいペットでも買うような感覚で無理矢理に人工授精で障害だらけの子供を産んで、その障害児のケアをするのは、時給900円のワープア労働者。使われるのは税金。この構造に怒らない奴がむしろおかしいだろう。本当野田聖子は最悪」
 
 この匿名アカウントのツイートに「いいね♥」たちまち100を超えた。

 野田聖子のことをこのように考える人がいるのはわかるが、それを言うと、その言葉が必ず子供にもかかってくるんだけど、子供は自分を産んだ母親を責めなきゃならんのだろうか。

 しかし、障害者施設襲撃事件にからんで衝撃を受けたという野田聖子議員は、障害児を産んだことを誹謗されるまでは曽野綾子のことを尊敬していたと言ってるから、自民党タカ派ベッタリ発言を繰り返してきたことで曽野綾子を尊敬してきたわけで、それが障害者差別とつながっていることに気づかなかったわけだ。

 曽野綾子は渡部昇一と対談をして、震災の被災者を甘やかすな、瓦礫を燃やして飯を炊けなど暴言。渡部も、生まれつきの病気を持つ子供を作った親は税金を使いけしからんと名指し非難。そんな子供をナチが抹殺したからドイツは発展したとまで言った。
 障害者を産まないことが「神聖な義務」と週刊文春に書いた渡部昇一は、新防衛相・稲田朋美の後援会長である。

 曽野綾子と渡部昇一はカトリック系大学を卒業しているうえ、洗礼を受けたクリスチャンであると公言している。もちん、「論語読みの論語知らず」という言葉があるけれども「聖書読みの聖書知らず」という場合もある。ただし曽野綾子の差別的極右発言にも関わらず昔からずっと持ち上げていた上智大学のデーケン神父のような人がいた事実もある。

 つまり野田聖子は、障害者の親が社会から受ける偏見を、自らが当事者になってやっと気づいたということだが、問題はこのあと果たして自分の自民党員としての立ち位置を客観視することが出来るか否かということだろう。


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by ruhiginoue | 2016-08-18 21:03 | 社会 | Comments(0)
 手塚治虫は子供の頃、戦争から帰ってきた父親が苦労話をすると、腹が減って食べるものなくて、と言いながら肉を食べていたと言うので、逆に贅沢してるじゃないかと思ったけど、記録映画『ゆきゆきて神軍』を観て、もしかしたらこのことじゃないかと思った、と書いていた。

 うちの祖父は戦争に行ったことがあるから軍人恩給をもらっていた。怪我もせず無事帰国したが、よほど壮絶なことがあったらしく、性格がすっかり変わってしまったと家族に言われていた。その娘である母はビデオで『ゆきゆきて神軍』を観ると、「お爺ちゃんに見せてはダメ」と厳命したのだった。

 『ゆきゆきて神軍』に遠藤誠弁護士が出てくるが、奥崎謙三の他にも永山則夫や帝銀事件の平沢貞通、NHKを訴えた東郷健、反戦自衛官、どぶろく訴訟、などの裁判を引き受け、弁護士報酬を受け取らず大変熱心であったと当事者から直接聞いた。
 金のためだから責任を持ち熱心にやると言う弁護士もいるが、金のために汚いことをする弁護士もいるし、金を取らずに熱心な弁護士もいる。

 ただ、遠藤誠弁護士はもともと民事と商事に強く会社の顧問もしていて、金のための裁判だと負けたことが全くないから稼いでいた。それで反権力反体制傾向が強い裁判で、趣味のようなもんだからと金を受け取らず、労の大きい仕事なのに張り切っていたそうだ。

 大学で世話になった法学部教授も、法学者である傍ら弁護士として研究と実務の二足のわらじをはき、大学から給料もらってるからと、刑事事件の弁護で依頼人から金を受け取らなかった。八王子にあったころの地裁支部でバッタリ再会し、予定を変更して傍聴した思い出がある。
 この先生が言うには、働き盛りの年齢の弁護士たちが金儲けに走らずに刑事弁護を熱心にやれば、下手に制度をいじくる司法改革よりも冤罪が減ると言っていた。

 だから橋下徹弁護士も、タレントで稼ぎながら、労力ばかり多く利益は乏しい刑事弁護をひきうけたりしてれば立派な弁護士だったんだろうけど、そういう安田弁護士らを逆に検察側にくっ付いてテレビで誹謗してたりする。
 しかも、そんなことしてるお蔭でポピュリズムに乗っかって政治家になっちゃったりする。それが日本の現実である。
 
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by ruhiginoue | 2016-08-18 16:37 | 司法 | Comments(3)
 自分が雑誌に出たうち、多くは月刊誌で、週刊誌は少数だ。月刊誌の記事はじっくりと読んでもらえ、そうではない週刊誌だが瞬発力では勝っているし、また発行部数が多く、その点では影響力がある。

 これはテレビほどではないが、いきなりで驚く人がいる。かつて「偶然テレビを見ていたらインタビューに知っている人が出てきたからビックリした」と言われたことがある。それほどではないが、「店で飯を食いながら置いてある週刊誌を読んでいたら名前が出て来てビックリした」と言って来た人もいる。こういうことは月刊誌だとまずない。

 なんであれマスメディアに出ると、それに対してしばしば過剰反応がある。あの橋下徹もと弁護士のようにマスメディアで煽りたてたうえ政界入りするような人がいるからだろうが、そういう人ならともかく、そうではない圧倒的多数の者ならマスメディアに出たところで大した影響はない。例外は何か具体的に問題があって批判されたことで身に覚えがある人だけだろう。

 ところで、「医者は大忙しで働いているんだから文句を言うな」という不満なのか愚痴なのか不明なことをネット上で書いている自称医者がいて、忙しいにしてはひっきりなしにSNSで人の悪口というのが滑稽だ。
 「そんなに暇なら勉強のためにネットで調べ物でもしろ、と説教してやりたい」と言って近所の大学病院の医者が呆れ笑っていたが、こうしたネット上の医師にはホンモノとなりすましニセの両方があると言われる。

 このなかで、話好きなだけで暇そうじゃないからホンモノらしくて、その内容からそれなりのキャリアがありそうな人に、マスメディアでコメントしてくれないかと誘ってみても、そうした実績をもつ人ほど、それゆえ拒絶されるものだ。
 なぜなら、見識を示して見せてもマスメディアに出ることだけで軽薄そうだとしてキャリアに傷がつくことがあるし、マスメディアとしてはそれ相当の人から話を聞きたいので人材を求めているけれど、そんな便利な人として紹介されたら週刊誌などに売られたみたいで冗談じゃねえやということだろう。

 やはり、それぞれの置かれている立場というものがあるということだ。

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by ruhiginoue | 2016-08-17 17:47 | 雑感 | Comments(0)
 雑誌界の名(迷)編集長の花田紀凱さんが、『シン・ゴジラ』の感想を述べている。
 花田さんは小さいころに第一作『ゴジラ』(1954)と続編の『ゴジラの逆襲』(1955)リアルタイムで観て気に入っていたそうだ。そして『シン・ゴジラ』は気に入らないと言う。
 
 >これではゴジラがあまりにもかわいそうだ。
 >最新兵器を駆使して、寄ってたかってゴジラを殺すだけの映画ではないか。

 それを言ったら、『空の大怪獣ラドン』(1956)なんか最後はラドンがあまりにもかわいそうでしょうがないんだけどね。

>ゴジラに何のドラマもない、と言ったら、いや、あれは大災害を表徴しているのだ。庵野秀明監督は東北大震災や原発事故を頭において、その時、政治がどう動くか、政府がどう対処するかを克明に、かつリアルに描いている傑作だと反論されてしまった。ゴジラという国難を乗り越えた人々の映画だと。
>それなら、相手は何もゴジラでなくたっていいではないか。台風でも大地震でもいい、その時の政治、その時の政府の対応ぶりを描けばいいのだ。
 
 このように、花田さんは国家の危機に対応する政府と政治の話を作るなら怪獣じゃなく自然災害だっていいじゃないかと言うけど、そんな映画を誰が入場料払って観たいもんか。
 そういう映画を作ったとしても、商業主義の要請から途中で突然地面の下から怪獣が出て暴れ出すんですよ『妖星ゴラス』(1962)みたいに。

 それにしても、この談話と一緒にヤフーのサイトに掲載されている写真を見ると花田編集長も歳食ったね。
 昔、文芸春秋社に入社した当時はたいそうなイケメンで、女性社員からモテモテで、他の部署の女性社員たちが仕事中に覗きに来るほどだったんだけどね。


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by ruhiginoue | 2016-08-16 21:37 | 映画 | Comments(4)
 8月15日になると最近は靖国神社にコスプレ右翼というのが詰めかけてきてテーマパークと化してしまってるから、外国人は面白がったり奇妙奇天烈そうにしたりで、信心深い昔からの参拝者は顔をしかめる。
 そうしたら、ついに防衛大臣や都知事にまでコスプレ右翼が及んでいる、という話を先日した。

 知り合いのイタリア人写真家は、よく8月15日に靖国神社に行って、そのコスプレ右翼たちの写真を撮って展覧会を開いている。
 その写真家は靖国神社で、日本人の参拝者から「あっ白人だ」などと言われ、最初は敵意のある視線を向けられたが、「お前の国はどこだ」と訊かれて「イタリア」と答えたら「じゃあ仲間だ」と急に態度が変わり、こんなこと日本の他の場所ではなかったそうだ。

 ところで、終戦記念日は8月15日ではなく9月2日である。
 戦争には相手がいる。相手もやめると合意しなければ戦争は終わらない。8月15日は戦争で勝つことを諦めたと日本が一方的に発表しただけだから終わっていない。そして9月2日に終わった。それまでの間、散発的だが戦闘がまだ続いていた。だから戦勝国では9月2日が戦勝記念日である。
 ただ、どうでもいいからとにかく終わりだと、玉音放送によって思った人が多かったのだろう。

 そして8月15日になると思い出すことがある。
 高校の卒業式の日に担任教師から、卒業するにあたりこれまでの高校生活について一言と尋ねられたら、一番仲良くしていた同級生は「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」と大真面目に言うので、教師が「そんなに嫌だったのか」と驚いて言ったが、自分も同感だった。


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by ruhiginoue | 2016-08-15 15:32 | 社会 | Comments(4)
 Twitterで誰かを非難し、「前にこんな発言をしている、これが証拠だ」と画像を貼っている人がいるけれど、こういうのは信用されない。その前後を読んで話の流れを確認してみなければ、そういう意味に解釈して良いのか判らないからだ。
 ところが、そこまで注意している人は引っかからないけど、悪意がある人は意図的に確認作業をしないで言葉尻を捉えるから、悪意の集団内で真実として拡散される。一般的には通用しないが、そこにたむろする者たちはもともと信用など気にしていないという指摘もある。たしかにネット上ではよくあることだ。

 この「被害」に遭ったことがある。そのさい途中からTwitterの言葉尻を見て絡んできた中に、実名を出した法律事務所と弁護士がいくつか混ざっていた。中にはいきなり攻撃的だったり、非常に嫌らしいことを執拗に書いて粘着してきた者たちがいた。
 いくら気楽なTwitterとはいえ、それゆえ途中からではわからないとか、まずは真意を確認しないといけないとか、誰かが悪意で煽ったり、いわゆる炎上商法のため挑発したりする「釣り」であるとか、そういうことがあると指摘する利用者たちもいたのに、気づかない弁護士と法律事務所が、いくつもあったのだ。

 そんな弁護士と法律事務所が誰で何処なのか、こちらのTwitterを見れば判るが、これらの弁護士と法律事務所に依頼したら危険があると言える。先に指摘したようなTwitter上での悪意を真に受けるということは、それを見抜く力が無いということであるからだ。Twitterでなくても証拠の文書や証言について、言葉尻ではなく経緯と解釈ということから適切であるかどうかは裁判で常に問題となるのだ。
 そういうことに対してずさんな弁護士と法律事務所は、避けておいたほうがよいに決まっている。そのリストというべきTwitterである。

 また、弁護士と法律事務所がSNSに人の悪口や非難を書いていたら、そこは避けるべきだ。
 一般論的に天下国家を論じて政治家の批判をするのとは違い、業務上の立場から対立したり気に入らなかったりでそんなことをする者は、ちょっと事情が変ったりすると依頼人らに対しても同じことになるからだ。

 これは実際に医師も弁護士も裁判沙汰になった例があり、弁護士会への懲戒請求となるともっと多い。そして裁判所も弁護士会も身内には甘い対応をしてばかりいるが、それでも訴えが認められたり、認めはしなくてもその決定や判決の文中で弁護士が苦言を呈されたり、ということがあるほどなのだ。
 
 そんなところに個人情報を委ねることは非常に危険であるから、あらかじめ避けるべきだ。

 これは知り合いの弁護士が言っていたことだが、仕事のことで批判されることはあって当然のリスクで、その中には納得できないことなどもあるが、それに対して、だいたいは普段の仕事で信頼を築くことにより解決できるし、まして名指し非難されたわけでもないのにムキになって食ってかかるなんて大人げない。これは他の弁護士もそう思うだろう。


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by ruhiginoue | 2016-08-15 11:00 | 司法 | Comments(0)

ささきいさお思い出

 NHK-FMの「アニソン」で特撮物特集をしていた。作曲家の渡辺宙明がゲストに出るそうだから聴いていたが、かなり後の方だった。今90歳でもうじき誕生日ということで、お元気そうだったが、その話の前に「スーパー戦隊シリーズ」の主題歌でタレントの中川翔子のリクエストは『太陽戦隊サンバルカン』だったけど、これで思うのは自分の仕事のチームがパーパー戦隊でバカレンジャーにアホレンジャーにブチキレンジャーのサンバカンだから困る。

 最後に歌手ささきいさおスタジオライブ放送となり、声が変わらないんでびっくりした。しかも生で歌ってるという。注意していると判るが、そうでないとレコードだと思ってしまうくらいだった。

 ささきいさお最初の思い出は、78年のこと。『スターウォーズ』『未知との遭遇』が大ヒットしたうえ日本では『宇宙戦艦ヤマト』で「SF元年」と呼ばれた年だった。当時ラジオでささきいさおは声優の麻上洋子(現・一龍齋晴美)と一緒にレギュラー番組があったが、それより少し前『さらば宇宙戦艦ヤマト』大ヒットの直前くらいか、ラジオの深夜放送で堀江美都子と共演している時のことだった。

 ここではまず歌の話題で、ささきいさおの声がハマり役と言われたコンドルのジョーが死んだはずなのに復活するというSFアニメのご都合主義で『科学忍者隊ガッチャマン』の続編が作られることになり、その主題歌をささきいさおと堀江美都子がデュエットしたということで流していた。

 こうした歌の話題の他にも色々な話をしていたが、SFアニメにも出てくる恋愛のことから人を好きになるということは何かという議題に及び、ここでささきいさおが「人を好きになることは、その人の良いところを何かしら認めることだ」と言ったが、これに対して堀江は「でも、ただ背が高くてカッコいいな、というようなこともある」と指摘した。
 「それも良い所を認めることでしょう」と、ささきいさおは言うけど、堀江美都子は「かっこいいとか顔がいいとか、そういうのって良いところを認めることかしら」と言った。

 この当時、ガキだったけど、男性と女性の感覚の違いというものを初めて意識した。人間的とか社会的とかいうことで長所を認めることが、尊敬するだけでなく恋愛にも関係するのか、そういうものが無くて感覚的とか生理的とか色欲や性欲とかいうものだけなのか、両方または片方だけであるとしたら成立または長続きがするだろうか。

 そういうことで男女とか年齢で意識に違いがでるのか、ということを、最初に考えさせてくれたのがこの二人の歌手の会話というか議論というかで、すくなくとも西崎義展プロデューサーの説く「ヤマトのテーマは愛だ」という話よりは、よほど意味が深かった。

 そんなことを、FM放送を聴いていて思い出した。

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by ruhiginoue | 2016-08-14 19:15 | 音楽 | Comments(2)