井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

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 幸福実現党が選挙違反の疑いで捜索されたが、これは自民党から邪魔にされたためではないかと言われている。
 先の参院選で自民党が僅差で野党に敗れた選挙区のうち、複数のところで幸福実現党が候補者を立てていて、まるで当選には届かない得票ではあったが、自民党が野党に敗れた僅差を上回ってはいた。このため、幸福実現党の得票が自民党に加わっていたら、野党に敗れることはなかったということになる。

 もちろん、幸福実現党が候補者を立てていなければ、その票がそっくり自民党に入るわけではない。
 しかし、幸福実現党は宗教右翼の路線であるから、安倍総理と統一教会が仲良しだったり、生長の家から離脱した原理主義者が根幹にいる日本会議の強い影響があったり、というように今の自民党が宗教右翼の体質に染まっていて、そうなると、野党に僅差で敗れた自民党としては、そこに幸福実現党がいると、それでどの程度の票を奪われるかと計算する以前に邪魔でウザいという感情を持ち、それで「国策捜査」ではないかという推測はいちおう可能だ。

 その捜査の成り行き次第では、曽野綾子がまた批判しはじめる可能性がある。かつて、幸福実現党の母体である幸福の科学が週刊誌から叩かれた時、曽野綾子も批判していた。金儲け主義の似非宗教団体だと言って。
 
 その後おとなしくなった。これは原発擁護などで政治的スタンスが一致したこともあるだろうが、それ以前に、この婆さんは昔から、周囲を見てその尻馬に乗って批判するから、それで幸福の科学が叩かれているのに便乗しただけかもしれない。角川春樹が出版界の実力者だったときは黙っていて、不祥事があった途端に批判したように。
 あの当時、角川春樹と親しかった森村誠一だけでなく、他にも内田康夫などの作家たちから曽野綾子は批判されていたが、そのさい、曽野綾子のすることは「崖っぷちに追い詰められた人の背中を突き飛ばす」ような行為だと指摘されていた。
 
 このような処世術をとる人は少なくないが、曽野綾子は露骨なことで有名だ。それで、これから幸福実現党が権力からどう扱われるか、それによってはまた批判をはじめるだろうと予測できるのだ。


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by ruhiginoue | 2016-08-03 11:46 | 政治 | Comments(0)
 生活保護が188億円の削減だが、ばらまき経済対策28兆円のたった0.067%であり、海外には52兆円ばらまいている。桁違いのバラマキをしておいて生活保護を削るのは何故か。
 それは支持率が上がるから。弱い者いじめが好きな奴が日本という国には多い。国民性だ。

 アメリカ人の国民性は戦争好き。映画『パットン大戦車軍団』の冒頭で、実在のパットン将軍は星条旗を背景に演説し、「アメリカ人は伝統的に戦いを好む」と言う。
 また、カーター元大統領は言った。「アメリカ人の困ったところは、戦争も辞さないと言う政治家に人気がでること。だから落ち目の大統領の手っ取り早い支持率回復方法は戦争」

 これが日本の場合は、日本人は伝統的に弱いものいじめを好み、弱い者いじめをする政治家に人気が出る。だから生活保護とか学費補助とか弱者に配慮する予算を削減することで支持率が上昇する。

 これには宗教が影響している。神道にもあるが、特に仏教だ。日本で障害者差別がひどいのは仏教が大きく影響している。障害者や病人は前世で悪いことをしたからその罰を受けて苦しむために生まれてきたのだからどんどん苦しめてやるべきなんだと言うふうにクソ坊主どもが何百年も説教し続けてきたから、その影響は現代まで続いている。こんなのは仏教本来の教義ではなく、一部の宗派は反省と謝罪の意を表明したことがあるけど、長年にわたる影響はそう簡単になくならない。

 これでは、障害者の施設を襲撃する者もいて当然だし、政界入りしそこなった人について「五体不満足」なのは前世でよほど悪いことをしたのだと言う信心深い人たちがいる。顔面のアザに悩む高校生を主人公にした筒井康隆の短編小説に、主人公が通学で電車に乗っているとき、小さい子供が無邪気な感覚で、あのお兄ちゃんはなんであんな顔をしているのかと言ってしまい、それを母親は失礼だから止めなさいと叱るのではなく「罰」だと教える場面があるけれど、これが普通のことだ。

 これが政治にも反映しているし、野党が共闘しても勝てないどころか野党の中でも差別は横行していて、だから差別に苦しむ人たちの多くが期待も応援もしないのだ。


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by ruhiginoue | 2016-08-02 16:12 | 社会 | Comments(8)
 大橋巨泉氏が亡くなり、彼の家族がマスコミを通じて発表したコメントに、以下の部分がある。

 「先生からは『死因は“急性呼吸不全”ですが、その原因には、中咽頭がん以来の手術や放射線などの影響も含まれますが、最後に受けたモルヒネ系の鎮痛剤の過剰投与による影響も大きい』と伺いました。
 もし、一つ愚痴をお許しいただければ、最後の在宅介護の痛み止めの誤投与が無ければと許せない気持ちです。」

 報道によると、 「大橋さんは度重なるがんの手術と放射線治療などによる衰弱、加えて今年4月に受けた在宅介護の医療機関のモルヒネ系鎮痛剤の誤投与により極端な体力減退に陥り」 と解説されている。

 この「誤投与」をした医師とは、あの伊藤嘉恭もと防衛医大皮膚科講師。防衛医大に勤務していた当時、不適切な手術で障害を発生させ、裁判で敗訴したうえ防衛医大が控訴を断念。この事実は拙書『防衛医大の場合は』で述べたとおり。

 その「美容」手術の結果。撮影は防衛医大の研修医。裁判で伊藤医師は、この手術が美容的に最善であると強弁した。

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 その後、防衛医大を去った伊藤嘉恭医師は、美容クリニックを経営しはじめた。拙書『華麗なる美容外科の恐怖』でも言及しているとおり、当時は『ビューティーコロシアム』というテレビ番組が放送されるなどして美容外科ブームだった。
 
 さらに商売変えをして、千葉県の中でもかなり田舎だと千葉県庁の役人も言っていた大網というところで、大網在宅診療所なるものを開設。 もともと専門外の分野であるが、その当時は保険で報酬が優遇されており、これを一部の医師がビジネスチャンスと捉えて群ったので問題になったことは、厚労省が対策に乗り出したことからすでに報道されている。

 そこへ、千葉にゴルフ場付き自宅を建設して転居した大橋巨泉氏が、千葉県内の医療機関で癌の治療を受けていたところ、すでに報道されているとおり激しい苦痛に悩んでおり、在宅診療で緩和医療を受けることにしたが、近隣で在宅診療をしていた伊藤嘉恭医師がやってきたという経緯だった。

 大網在宅診療所 背景から田舎であることが判る。

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 そして、誤った薬の投与により衰弱がひどくなり、これをかかっていた病院の医師に指摘された遺族は、「許せない気持ち」と声明のなかで述べたということだ。

 ご遺族は、伊藤嘉恭医師の防衛医大での「前科」を知り、 これをマスコミも調べていて、このため当方も週刊誌の記者から防衛医大裁判の原告として取材を受けた。今、『週刊ポスト』の8月1日(月)発売号で1ページの記事になっていて、批判する医師の談話とともに、こちらで話したことも名前入りで載っている。
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追記
サイトにも掲載されたので、この記事だけ読めればよければこちらへ

関連項目
防衛医大訴訟について
肝炎訴訟との関係

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by ruhiginoue | 2016-08-01 06:00 | 社会 | Comments(19)