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by ruhiginoue

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 中卒であることに劣等コンプレックスを抱いている日本共産党員(この人もあの板橋区議と同じで除籍されている)から、「國學院大學なんて神職の資格を取れるだけだ」と悪口を言われた。そのうえ、神道文化学部なんて似非学問と罵った。この学部名はキラキラネーム流行りの最近の変更で、もともとは文学部の神道学科だ。
 そうした学歴コンプレックスや学部名の認識はともかく、その共産党員は、お仲間というべき板橋区議を批判したことについて、宗教がかった大学を出ているからニセ科学を批判していることに敵意を抱いたのだろうと言った。嫌がらせのつもりだったようだが、それはある意味では当たっていた。その区議の言動は明らかに宗教弾圧を志向していたからだ。

 もともと、その松崎いたる区議は、日本共産党員だから自分は唯物史観などと発言しており、そこからニセ科学批判している者を自称した。
 そこで同区議は他人のしていることを批判したのだが、もともと予備知識が無い付け焼刃だったから、その批判の実質は研究が途上であることについて罵っただけのお粗末なものであった。
 そのうえ、インチキとかカラクリとか言って実験結果がトリックによる捏造であるとヒステリックに喚き散らしたものだから名誉毀損で訴えられた。しかも、オウム真理教など極端な例とこじつけ、宗教的であり科学的ではないものの排除を主張したのだった。

 周知のとおりオウム教は、明らかに法に触れる行為があったから社会問題となったのだった。サリンを撒いて人を殺傷するなどの暴力があって刑事事件にまでなったし、宗教行為でも、社会儀礼の範囲を逸脱し百万単位の「お布施」を取っていて、それが納得してのことならともかく、そうではなく、儀式の効果に科学の裏付けがあるとし、それは信者の医学生らが独自に研究したことなのに、外部の大学で客観的に行ったと偽っていた、などなど反社会的行為があったから、そこが問題になったのだ。

 そうでなければ何をしようと宗教である以上はどんなに変なことであっても「鰯の頭も信心から」である。
 それを松崎いたる板橋区議は唯物論の共産党員という立場から否定した。科学的に認められないからと一括りにすることで宗教行為までも一緒くたにしてしまった。
 その手法として、まずオウム真理教事件と牽強付会し、あくまで問題になったのはオウムの違法行為であるのに、それを宗教行為が問題であるとすり替えてしまい、珍奇な印象を与える宗教的行為は非科学的であるからいずれ反社会的と化すのだと決めつけるアクロバティックな論法を駆使し、そうなる前から犯罪として厳しく取り締まることを政治的に行うべきだという飛躍した主張をしていたのだ。
 そうした同議員の一連の発言をネット上で読むと、色々と言ってはいるが要するに上記のような意味にしかならず、危険であると判断せざるを得なかった。

 ところで、日本で右翼宗教の代表格だった生長の家も、元信者が多い日本会議などは原理主義であるから認められないと批判しているが、それは宗教否定の共産主義などでも同じことが言える。
 そうしたら、日本共産党にも原理主義者がいて、その一人が松崎いたる板橋区議で、そんなことばかりやっているから、とうとう日本共産党とも揉めたということだろう。
 現に日本共産党の松崎いたる板橋区議は、自分が共産主義者で唯物論だからと効果に疑問な商品の販売は安価なものでもニセ科学として政治的に糾弾するべきとし、そこへオウムを持ち出してこじ付けて、あくまで宗教である部分まで否定した。このやり方では、いずれ権力が強まるとともにエスカレートし、神社でお札やお守りを販売することまで非科学的だからということで犯罪にされてしまうはずだ。

 そのうえ同区議は、国家権力や大資本など自分より大きいものに立ち向かうのとは逆に個人攻撃など小さい者に政治的攻撃するべきではないと批判されたら、小さくても容赦しないのが日本共産党のやり方だと嘯いたのだ。
 こうなると文化大革命時代の中国で、プチブルでも走資派の兆候は見逃さないと言って暴虐をふるった紅衛兵と同じではないか、ということだ。この時代のことは中国でも行き過ぎがあったとして反省されているのに。

 そして、自然科学も社会科学も素養が無いと自認する松崎いたる板橋区議は、拠り所として左巻健男という人の本を、まるで紅衛兵が毛沢東語録を掲げるようにしているのだ。前にこの左巻という人から「反共」と疑いをかけられたが、そんな問題ではない。
 また、左巻という人は、松崎区議を訴えた人が右翼的発言をしていることをあげつらい、訴訟とは無関係であるのに、共産党は松崎区議を応援するべきだと主張していた。科学の話がいつのまにか政治の話にすり替わっているのだ。
 
 この調子では、いずれ科学の話が政治裁判や宗教裁判と化し、同時に政治弾圧と宗教弾圧にもなるだろう。だから問題にしているので、大学で宗教を学んでいたことと関係があるというわけだ。
 また、日本共産党としては、このような板橋区議の言動だと、日本共産党は危ないと思われてしまい、野党共闘に悪影響すると判断したのだろう。


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by ruhiginoue | 2016-12-23 17:28 | 政治 | Comments(7)
 松崎いたる板橋区議が訴えられているのは村中璃子という医師(らしい)と同じで、他人の行った研究や実験について「間違っていると自分は考える」ということではなく「インチキ」「カラクリ」「詐欺」「犯罪」「捏造」などと根拠なく罵ったから名誉毀損に問われたのであり、ぜんぜん科学の問題ではない。 
 それを松崎と村中は、科学的問題だから裁判で問うことではないという嘘のはぐらかしをしており、逃げ口上まで共通している。

 これをまるで理解できずに、裁判沙汰の原因が科学的問題だと勘違いして我田引水の発言をしているのが左巻健男・菊池誠・大石雅寿ら自称理科系たちである。これだけでも充分にマヌケかオオボケというのが相応しい。


 また、板橋区議会の問題では、普通なら、自らの所属する政党が議会への対応で決定したことに対し、他のことはともかくこれだけは自分の拘りや信念からどうしても駄目ということがあった場合、その問題だけ採決を棄権し退席するものだが、松崎いたる板橋区議は一方的に会派離脱した。
 そこまでするのは、おそらく他の事でも共産党と合わなくなったのだろう。現に松崎区議の発言には、それを臭わせる言動がある。そうだとしたら会派離脱はむしろ当然であると同時に、党の公認で当選したのだから議員を辞職するべきではないか。

 ところが、これについても左巻や菊池や大石らが勘違い発言をしている。彼らは、松崎区議が共産党から除籍という処置をされたことについて、共産党が異端をパージしたと受け取っているようで、そういう意味である以外には文理上ありえない発言をくりかえしている。

 しかし、政党は組織と党員とで齟齬があった場合、一般的にどうするものか。
 思想信条などが異なるようになったとか健康上の事情とかで一緒にやってはいけなくなったなら離党である。
 組織と敵対的になったり不祥事を起こしたら除名という処分になる。
 それらではないけど党の看板を背負って公然と活動することは不可ということになれば、勝手にやっても無効になるという除籍の処置をするもので、こうなったのが松崎区議である。

 これについて同党の機関紙が告知したとおり、松崎区議は議会で特定の議題について不満を持ち、党から留意されたのに党の会派から離脱して勝手に自分の会派を作ってしまった。いくら自分がこだわっている問題とはいえ、それだけでそこまで我を張るとは大人げないが、問題はそれだけなので、ならば除籍ということにされた。
 つまり松崎区議は、党から追放されたのではなく、会派から自ら一方的に出て行ってしまい引き止められたのに聞かなかったから、それでは公的に活動するさい党を標榜しないように、ということだ。
 
 このように、どう思うかという以前に事実と全然違うことを言って松崎区議を擁護したり共産党を非難したりしているのが左巻や菊池や大石らである。
 こんな人たちが大学で教えているというのが信じられない。大学でも、勘違いで問われてもいないことを長々と論述して零点という失敗はあるか、これは学生がレポートや試験でたまにしでかす失敗である。教えている側が複数やらかすとは、いったいなんなんだろうか。
 もしも故意にやっているのだとしたら、手前はニセ科学批判していると言いながらニセ法律学やニセ政治学を開陳しているということになる。正直この人たちの頭の程度は、かなり疑わしいレベルだ。



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by ruhiginoue | 2016-12-22 17:49 | 雑感 | Comments(22)
 前に「まさにコロッと豹変する共産党員」という話をしたが、その続きのような話をする。
 
 面白くないことがあったからと勝手に会派を離脱してしまった大人気ない日本共産党の板橋区議会議員の件で、共産党を非難する大阪大学の菊池誠を党員らが叩いているけど、つい二年前には菊池誠に同調する党員たちがいた。
 それは菊池が松本春野と結託してたからだ。はすみとしこ「そうだ難民しよう」と同じように原発事故からの被災者は帰れというプロパガンダ絵本『ふくしまからきた子そつぎょう』を書いた松本は、自分の祖父母の仲間が政治的に間違っていたと発言しているのに、盲従党員らは「いわさきちひろ先生と松本善明先生のお孫さんでいらっしゃる」からと言って媚びていた。
 もちろん、孫だなんてことは関係ないという共産党員たちがいっぱいいたけど、「いわさきちひろ先生と松本善明先生のお孫さん」と盲従する日本共産党員たちもいた事実に変わりはなく、そのため日本共産党も北朝鮮と同じだと皮肉られ、よく考えもせず盲従するバカ党員のため迷惑だと率直に言う真面目な党員たちがいたのだ。 
 その「バカ党員」の一人が、今になったら「松崎いたる板橋区議は辞職すべきだ」とTwitterで怒っているのを発見した。

 また、オスプレイ墜落事件で、日本共産党の機関紙が訂正を掲載していたが、これは調査が不十分なことから誤った認識で記事を書いてしまったようで、これに対して、その松崎いたる板橋区議は、記者の誤りに編集も気づかず掲載してしまったことをSNSで批判していた。

 ところで、この誤りを、実はわかっていて嘘をついており人を騙すつもりだったのだと根拠なく非難したら、いくらこの赤旗の記者と編集がウッカリ者であっても、名誉毀損で訴えられてしまう。これがまさにこの松崎いたる板橋区議が被告になっている原因である。

 それはともかく、今ちょうど党と揉めていて除籍という状態の議員が、党機関紙の失敗を鬼の首でも取ったようにあげつらいはしゃいでみせるなんて、恥ずかしくないのだろうか。普通の人の感覚だったら、そういう時だからこそ批判を控えるものだ。そのほうが自分のためだからだ。
 そもそも、間違いを皆無とするのは不可能なのに、党の無謬性とか機関紙の『赤旗』に書いていることだけが真実で間違うことはないとか普段から言い過ぎる人が共産党員には珍しくなくて、それでいて内部で対立があった途端に中央の失敗をあげつらう人が中から出てくるから醜いことになってしまうのだ。

 よく、政策でブレないのが共産党の良い点だと言われていて、その通りだが、組織の問題になると党員たちがコロッと豹変する様子は実にみっともないことだ。



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by ruhiginoue | 2016-12-22 16:48 | 政治 | Comments(4)
 英国のジャーナリストで平和活動家のヴァネッサ・ビーレイ(Vanessa Beeley)が、アレッポを訪れ3日間過ごし地元の人達と話した印象について語った。彼女は、NATOやペルシャ湾岸諸国の支援を受けた武装テロリストグループを駆逐する作戦が展開されたさい、人々が避難する様子を自分の目で直接に見て、多くの市民とアレッポについて語り合ったという。
 そのうえで彼女は、アレッポの状況に関してマスメディアが伝えている話は全く信頼できないと指摘しているが、その指摘の通り、欧米の大手メディアとその受け売りをする日本の大手マスコミの報道がヒステリックであり、ジャーナリズムの倫理原則を無視しているし、情報源をチェックせず作り話を垂れ流している、というのは確かだ。

 そして、彼女の話は内容的に現地で取材しなければ書けない記事であることだけは言えるし、そもそもヴァネッサという人は西欧では稀な真面な記者かつ左派運動家であるから、少なくとも大手マスコミが垂れ流しているヒステリックな報道や如何わしいフリーの自称戦場ジャーナリストどもよりは信用できると言って評価する人が日本にもいる。 
 というのも、「アサド政権による虐殺を支援している悪党プーチンを歓待した安倍首相は何なのだ」という意見が日本の左派やリベラルから出ていることに落胆させられるからだ。アフガンやイラクに介入して多くの市民を虐殺したアメリカもそれ以上に悪党であることが、左派やリベラルならわかるはずなのに。

 この記事およびそれに基づく指摘に、例の朝日新聞WebRonza「中東取材20年」の元朝日・川上泰徳は反論できずに、ビーレイ記者に対して「政治的」と誹謗する実に政治的なツイートをし、それを朝日新聞記者がリツイートしている。反論は無視し、決してリツイートしない。
 これら朝日新聞の記者と元記者は欧米に批判的な記者は「アサド寄り」とレッテル貼り攻撃しながら感情的になっていて、まるで右派メディアやネトウヨの「朝日は中国寄り」と酷似していて実に醜い。朝日新聞の記者たちの多くは、朝日新聞を誹謗する右派やネトウヨどもと同程度であるということだ。まさに目糞と鼻糞だ。

 この元記者は、前にもリビア情勢で、カダフィがその思想をまとめた『緑の書』は第三書館から邦訳が出ているほどなのに、カダフィがどんな思想なのか知る材料が無いと言ってしまうお粗末さだし、今回のアレッポと同様にリビアに現地入りして命がけの取材をした西側の女性記者について、そのような人は自分が取材に行った先にはまったく存在しなかったと断言した。つまり自分は現地に行って20年も取材してきたというが、その行った場所が笑ってしまうようなものだったということだ。

 かつてTBSの岡庭昇が朝日新聞の本多勝一との対談で、中東取材は20年ほど前から「NATO軍記者クラブ報道」しかできなくなったと指摘していた。それなのに今、元朝日記者が「中東取材20年」と銘打って連載というだけで滑稽であるのに、その中身は露骨な戦争翼賛であるから、朝日新聞の堕落は度し難い程度になっている。
 それに、沖縄で「ドジン」と侮辱することがあるのも植民地だからで、そこにアメリカ軍が基地を作るのだが、その破壊し放題を批判できないから朝日新聞はダイバーがサンゴに落書きしたという自作自演写真を載せてお茶濁しし、バレて社長が辞任という醜態を見せたことがある。そして今もこのとおりNATO軍記者クラブ幹事だから、沖縄の基地問題も批判できないのだ。

 これについては拙書『朝日新聞の逆襲』で指摘していたが、この後半部分は右派による批判をこき下ろした前半に比べると理解されていなかった。しかし、ほら言った通りだろ、ということが相次いでいる。




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by ruhiginoue | 2016-12-20 17:16 | 国際 | Comments(6)
 日弁連の「2020年までに死刑制度の廃止を目指すべきだ」とする宣言のこともあり、先日、東京都千代田区で「犯罪支援弁護士フォーラム」のシンポジウムが開かれたが、そこではさまざまな意見が述べられたということなのに、報道では相変わらず安易な受け狙いの姿勢で、犯罪被害者の遺族らが死刑存続を訴えたという煽情的なものになっていた。

 そもそも、こういう場に被害者の遺族を引っ張り出して言わせるべきではない。もちろん、可哀想だとか残酷だとかいうこともあるが、死刑を廃止した欧米で既に指摘されているとおり、もし自分の家族が殺されたら、動揺してしまって冷静に考えられない。それで、幸い冷静でいられるうちに制度を考えておくのだ。
 だから、この集会で遺族が言ったような、もし自分に振り返ったらという話はそもそも成り立たないのだ。
 
 実際、ここで発言した「闇サイト殺人」で娘を失った遺族は、自分の娘のように殺される人および自分と同じように家族を失い悲しむ人が出ないように対策を講じることよりも、今の自分の憎しみの方が優先だった。
 この「闇サイト事件」は、犯人がインターネットで共犯者を探したことからそう呼ばれているが、しょせん俄かに知り合った連中だから仲間割れ起こして逮捕された。ここが暴力団などとは違うところだ。
 なので、これからもそうなるようにと、自首したら減刑する法律の規定に裁判の判決は従った。更に犯行を重ねる計画が未然に防がれたことも重視された。それにもかかわらず死刑にしろと被害者の遺族が主張したのだ。
 そんなことをしたら誰も自首しなくなり、逃亡したり犯行を重ねたり逮捕に激しく抵抗したりで危険だ。長引けば他の事件の捜査や防犯に使える予算と人員が浪費される。そこでまた被害者と遺族が出るかもしれない。しかし、そこまでのことを遺族は考慮しなかった。それは仕方ないにしても、それに社会の制度を合わせてはいけない。

 また、家族を殺されたけれど死刑に反対する人たちもいて、その訳はいろいろとあるけれど、それに対して、そんなことを言う人は家族に対する愛情が希薄だという非難になってしまい、そんなことは失礼だから絶対に言ってはいけないのだが、しかし感情的になって言ってしまったことを非難もできないし、というように限が無くなる。

 このような現実があるのだから、遺族を引っ張り出すこと自体が良くないのだ。そんなことも解らない弁護士たちに呆れている。



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by ruhiginoue | 2016-12-19 17:57 | 司法 | Comments(2)
 「時間がたつと影のむきが変わるのはなぜですか」
 「地球が回るから」
 これはバツ。
 「太陽が動くから」
 が正解。
 「学習したことを使って書きましょう」
 と、教師が注意書きした。
 なぜなら、これは小3のテストなので「地球の自転」はまだ習っていないから、「太陽が動くから」と答えろということだ。
 これに、その小3の息子の父親は、かつて自分も同じことをやられた記憶があり、まだこんなことをしているのかと嘆いた。習った範囲で回答するにしても「太陽が動く」なんて間違っているということだ。
 
 この父親の嘆きに賛同する人もいるが、習ったことをテストされているのだから当然だということで教師を擁護する人もいる。

 これは大学の試験ではよくあることで、例えば法学部の試験だから法的に答えるべきなのに「なぜ逮捕されたのか」に「マスコミが騒いだから」では本当でも不正解だし、「石炭を石油に変えるには」という問いに、化学なら抽出する方法を説明するべきだし、商業だと売ってその金で買う話になる。これは単純化していて、ほんとうはもっと複雑だ。

 また、一般教養でも、「〇肉〇食」の〇を埋めるとして、自然淘汰ということなら「弱肉強食」と書かないといけないし、そうでなければ「焼肉定食」でも良く、「~きた猫」は「喩え」なら「借りてきた猫」だけど、猫を主人公にした話で「例え」ば「百万回生きた猫」である。

 ただ、その小3のテストは、学習したことに基づいて回答するとしても、担当の先生が不適切なことを書いた。影の向きが変わるのは「太陽が動くから」ではなく「太陽の位置が変わるから」で、次になぜ変わるのかというと「地球が回るから」だ。
 


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by ruhiginoue | 2016-12-19 16:48 | 学術 | Comments(2)
 シリア情勢でロシアを非難する人の中に反原発の人が目立つけど、もしもロシアが拒否権発動してNATOの軍事介入を防がなかったら、今頃シリアはイラクやリビアのように劣化ウラン弾で攻撃され、福島より深刻な被害を受けたはずだ。戦闘の巻き添えで非戦闘員が死傷することはもちろん悲惨だが、汚染は後々まで深刻な影響を与える。
 これについて無関心の人ならともかく、普段は反核とか反原発とかに強い関心があるという人たちが、そこまで考えられないのは、なぜだろうか。

 これは、イラクやリビアの混乱や劣化ウラン弾の深刻な被害について大手マスコミがまともに報道せず、それどころかプロパガンダの受け売りと垂れ流しをしていることも原因だろう。
 しかし反原発の人ほど、大手マスコミなんて信用しないと普段よく言ってるはずだ。なのに不可解だ。ご都合主義のつまみ食いしている連中が多いのだという指摘もある。
 
 そのうえで、草の根の安っぽい正義なのだといえば説明がつく。
 例えば、犯罪があるとマスコミに煽られて権力に便乗し容疑者を叩き安易に満足する人たちがいるけれど、それが一方で普段から平和とか反核にけっこう熱心だったりもする。そして権力の暴走への危惧に対しては被害者への同情を持ち出す。
 これと同じで、欧米に便乗しアサド大統領を叩くのは簡単だし、大手マスメディアの報道への不信と、欧米の大国の横暴に対する危惧には、難民とかいろいろ言えばいいから、安全かつ簡易である。

 こういうことに我慢ならないから、シリアの復興を助けるための寄付と同時に、あえてロシア債を云万口購入した。ささやかな抗議の意思表示だが個人としてはたいそうな額である。
 ところが、なんと日本政府はロシアに3000億円出すと言う。これには敵わない。



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by ruhiginoue | 2016-12-18 15:43 | 国際 | Comments(4)
 貧困問題を真摯に告発している人が、いわゆる左翼やリベラルの人たちに対して、貧困を政治に利用するなと発言したため相当の反響があったようだ。貧困をなくすことが肝要なのに、政治を批判するために貧困の存在をネタにしているという話だったが、これに対し、政治を批判しないでどうやって貧困を根絶できるのか、非常識もいいいい加減にしろという反論だった。

 このように、左翼やリベラルが貧困問題を政治利用している印象を持つ人がいるのは、社会批判する人に貧困じゃない人が目立つからだろう。他人事なのに騒いでいるから、そう見えてしまうというわけだ。
 しかし、そもそも社会批判する人は、社会の歪みに気づける余裕があるから批判できるのであり、自身が貧困な人は社会に目を向けるゆとりがなく体制に従順だ。

 これは貧困だけでなく他のことでも同じだ。オスプレイ墜落は不時着とか、米兵の暴行で女性に非があるとか、そんなこと言う人は昔からいた。そして、これは権力の側に身を置いている人だけの話ではない。
 ある同級生は、「アメリカを批判したらいけないでしょう。ご機嫌とっておかないと守ってもらえなくなるでしょう」と言い、そう思うのは政治に関心が無いからだと言っていた。政治的な問題を考えた結論ではなく、自分は庶民だから、政治に関心をもつべきではななく、権力に素直に従うということだった。

 この同級生を担任教師は絶賛していた。社会に批判的な人間は最低だと言い、そもそも政治に少しでも関心を持つのが悪いそうだ。なぜなら庶民だからで、庶民はそうやって生きるものなんだということだ。

 また別の教師は、これについて、どうせお前たちはバカなんだと侮辱した。だからムダなことはやめろというわけだ。すると他の同級生は、その御指導に感謝すべきだと言った。平凡こそ幸せだからと。


 これだから、政治利用という勘違い発言も出てくるのだろう。



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by ruhiginoue | 2016-12-18 15:05 | 社会 | Comments(0)
 このブログを読んでくださっている方々には既知のことだが、昨年から日本共産党の松崎いたる板橋区議の言動を批判してきた。
 このため一部の共産党員たちから、反論ではなく罵声を浴びせられた。その中には差別語まであった。つまり共産党の議員を批判したのが許せないというだけで、その中身はどうでもよく、許せないのだから下品で非常識な言葉も構わないということになる。

 ところが、その批判と同じことが原因で松崎議員は党と対立し、そのうえ議会で所属していた共産党の会派を離脱までしたため、裏切者となった同議員は党員たちから強い批判を浴び、この途端に党員たちの態度が変わり、前にした批判の受け売りまでするようになった。共産党の議員を批判するとは許せないと言って差別語まで駆使しながら怒った人もいたというのに。

 そういえば都知事選挙でも、共産党が鳥越を推すことにしたら「ほんとうは前に推していた宇都宮が良かったから残念だけど、野党共闘のためだから仕方ない」と言う共産党員がいる一方で、それまで思いっきり持ち上げて来た宇都宮をボロクソにこき下ろし始めた共産党員もいて、その極端すぎる態度に驚き呆れたものだった。

 そもそも、組織に所属していれば制約もあるのは仕方ないというより当然のことだが、しかし排他性を発揮することで所属している証のように振る舞ってしまうと、組織の方針や置かれた情勢が変わるたびに自らも振り回されて態度が極端に変わってしまい見苦しいものになる。これはどこの組織や団体でも同じことだ。

 この話をすると大体の人が「だから何かの組織に入るのは嫌なんだよ」と言うのだった。




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by ruhiginoue | 2016-12-17 19:57 | 政治 | Comments(10)
 巌流島の決闘で「遅いぞ武蔵」と佐々木小次郎は言ったが、遅れて来たのは相手をじらすためで、小次郎は宮本武蔵に負けて死んだ。時代劇では有名な話だが、ほんとうは武蔵が弟子たちと一緒に小次郎を殺したともいわれている。
 それはともかく、訪日のプーチン大統領が遅刻して来たのはわざとではないかと憶測されていて、それがどう影響したかは不明だが、安倍総理は手玉に取られているのではないかと言う人たちがいる。

 しかし、安倍総理がアメリカにペコペコしてたのに今度はロシアにペコペコしてると言って非難してる人たちがいるけど、別におかしくない。トランプが大統領になるのだから。それでトランプに挨拶に行き、そのトランプが好意的といわれるプーチンと握手する。当たり前だ。何がおかしいのだろうか。

 また、シリアのアレッポは政府軍により陥落という報道で、反政府勢力は投降や撤退ということに付け加え、捕らえられ殺害される者もいそうだと言われていたが、その見出しが「虐殺か」になり、さらに「アレッポの虐殺」という観念に変わり、独り歩きし、やったのはプーチン、握手する安倍けしからん、と発展する滑稽な反応がネット上では見られる。あくまでネット上でのことで、単純な人たちの発言でしかないが。

 だいたいシリアのアサド大統領と日本の安倍総理はよく似てる。親の七光だったことや、国内で少数が多数を制するために国外の強い国になびくやり方とか全く同じだ。違うことといったら、アサドは学校の勉強ができたけど安倍は駄目だったというくらいのことだろう。もっとも、プーチンがジャイアンならアサドはスネ夫で安倍はのび太だという指摘もあるが。
 それでプーチン大統領は、アサド大統領と同じように安倍総理にも取引を持ちかけ話に乗せる。そもそも外交はそういうもんで、駆け引きなのだから当たり前のこと。なのに安倍がプーチンとヘラヘラと握手してシリアの事は何も聞かないのかとケチつけても、安倍とアサドは同じ立場なんだから、そんな話になるわけない。
 
 これは外交だから駆け引きであり、普段からも駆け引きは必要で、これができないとロシアでは昔から「かぼちゃの頭」と揶揄される。中身が詰まっていないということだ。
 そもそも、プーチン大統領が名をあげ政界入りのきっかけとなったチェチェン紛争は、彼の徹底強硬策のため地元で数万人、ロシア側の兵士も千人くらい、悲惨な被害が出たけど、混乱を収束させたし、もっと長引けば遥かに多くの犠牲が出た。だから評価されたのだ。
 なので、シリアでの強硬策でも内戦が長引けばもっと犠牲者が出ると彼は言うはずで、情緒的に非難してる連中は、まず反論できまい。

 しかも、爆撃が続くシリアの街からTwitterで「最後メッセージ」を投稿した人のうち「今この瞬間に生きている人は何人いるんだろう」とか言っている人たちがジャーナリストにまでいるけれど、それ以前に、そうしたアカウントに本物はどれくらいだろうかと疑ってみてみる必要がある。そもそもシリアの内戦のもとになる混乱もFacebookのヤラセがきっかけで起きたのだから。

 ところが、もともと安倍総理に批判的な人たちの多くが、そうした愚かさを露呈させている。まず、ロシアの後押しするシリアの強硬策に「アレッポの虐殺」などと英仏製プロパガンダを受け売りしてしまう愚。次に、沖縄の米軍基地問題を批判しながら同根である世界各地の紛争で米国側に立つ愚。そして何より、駆け引きを理解できず、現実的で実効性のある対処を提言すら出来ず、ただ情緒的に戦争批判して自己満足する愚。これが日本の左派やリベラルの致命傷だ。
 もっとも、こういうことについては、いつも現実主義者を気取りながら平和主義者を批判する右派とか保守派すら、満足に批判ができない。

 それは相変わらずなので、むしろ飽き飽きしている。それより気になるのが、ロシアが日本に持ちかけると考えられている取引だ。日本は原発事故があり、さらに再稼動までするので、放射性廃棄物の処分が飽和して行き詰まりが目前だから、それをロシアが引き受けてシベリアに貯蔵してやるということだ。
 そして人が近寄りにくい永久凍土に、さしずめゴジラの氷漬けのようにして置くという話であり、これに日本は飛びつくだろう。映画でゴジラを氷漬けにして当分は動けまいとなったが「これで費用を使い果たして、来年度の予算が無くなった。もっとも来年度があればの話だが」というセリフがあるけれど、後先を考えている余裕の無い日本は、アメリカの大統領もプーチンに好意的なトランプになることだしチャンスだ、ということでロシアから持ち掛けられたら乗ってしまい、これで領土問題はお終い。原発のせいで悲願の北方領土返還はなくなる、という予想だ。
 はたして、どうなることか。



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by ruhiginoue | 2016-12-16 16:33 | 国際 | Comments(1)