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by ruhiginoue

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 こんなこと今さら述べなくてもわかり切ったことだが、3月11日ということで蒸し返しておこう。

 あの原発事故で、菅直人総理の指示により海水注入を中止させられたという話を、安倍晋三メールマガジンが流布したが、これは東電の重役が指示したことであり、実際には中止されておらず、だいたいこれを菅総理は知らなったから、嘘を書かれたとして菅もと総理は安倍総理を名誉毀損で訴えた。
 
 ところが、菅総理の指示ではなかったことを安倍総理の側も裁判中で認めていたというのに、他のことで「中断させかねないふるまいが菅総理にあった」として、安倍メルマガは相当の部分が真実であると認定し、菅もと総理の請求を全面的に退け、この判決が確定した。

 この判決については、「客観的事実を主観的しかもあやふやな印象によって否定した」「関係のないことを強引で不自然につなげたアクロバット」などと批判されていた。
 しかしマスコミは「主要な部分で真実である」と裁判が認めたとしか報道しないうえ、ここにつけこんで安倍総理は、自分は正しいことが裁判で明らかになったという趣旨の発信をしていた。

 この裁判について、菅もと総理の弁護士は何をやっているのかという批判があり、実際に下手だったという部分はあっただろうが、それよりも問題なのは、同じように訴訟をしても、菅もと総理が総理であるときに訴えるか、自民党に政権が戻る前に訴えていたら、判決は逆だったはずだ、ということ。
 もともと、どんな内容の裁判でも、権力に近いところにいる者ほど有利であることは常識であり、司法権の独立など絵に描いた餅であるから、不正の牙城を突き崩すことは非常に困難である。
 時には、法廷で公然と馴れ合いや「政治的配慮」を求めることが横行していて、傍聴席から怒りの野次が飛び、警備員がやってきて強制排除ということは、決して珍しくない。
 そして名誉毀損の訴訟では、さらに露骨になる。事実も法律も無視してやると裁判長がヘラヘラしながら嘯いたり、あるいは目を血走らせながら恫喝したり。

 もちろん、こんな裁判官ばかりではないが、政治的な裁判になると、必ず評判の悪い裁判官がくりかえし出てくる。裁判官を決めるさいに裏工作があることは既に告発があるけれど、そうでもないとあり得ない人選であるから、裁判を実際に見ている人たちはとっくにわかっている。

 ただ、こういう問題について、そもそも菅もと総理がよくわかっていない人であるから下手を打った、ということでもある。東京工大卒だから詳しいとか言って原発の外国売り込みに出かけておいて事故になってから脱原発と言い出したがアメリカに圧力かけられてダメだったというようでは、これまで特に原発がからむと司法の場でどれだけ醜いことがあったか、おそらく彼は、ほとんど認識が無かったのではないだろうか。

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by ruhiginoue | 2017-03-11 14:55 | 司法 | Comments(3)
 稲田朋美防衛大臣を即刻罷免すべきであるという指摘が出ている。
 これは、国会で稲田防衛大臣が教育勅語を肯定したためだ。
 ここで肝要なことは「国会で」と「大臣が」の部分だ。国会では、すでに衆参両院で、教育勅語は封建主義で全体主義であるから新しい時代にそぐわないとして排除すると全会一致で決議されている。
 つまり、教育勅語の内容について何をどう考えて発言しようと一般人なら勝手だが、国会で大臣が勝手にしてはいけない、ということだ。

 だいたい、大臣として国会で発言するなら、その仕事としてのことだから、個人的な話をするものではない。
 だから任命した総理大臣は、個人の勝手な発言をした大臣を罷免しないといけないということだが、その総理大臣からして、妻のことを言われて不愉快とか個人的感情を言っている。関係のないことで妻のことを出されたのならともかく、その妻のやっていたことが問題になっているのだし、そもそも個人の感情なんて関係なく、大臣としての立場から答弁しないといけないことだ。
 それがわかっていない総理大臣に任命された防衛大臣というわけだから、こんなことになっているのだろう。

 余談だが、教育勅語の内容で批判されることが多い「有事のさいは国のために命を捨てよ、これは天皇の命令だ」という意味の部分だが、その内容ではなく文法で、「一旦緩急あれば」という始まりの「あれば」は「あらば」ではないかと、あの大宅壮一は小学生の時に優等生だったので授業中に指摘したところ「天皇陛下の間違いを指摘するとは不敬」と教師に殴られたそうだ。
 それで彼は天皇が嫌いになったらしい。戦後は転向して「無思想」と言いだしたが。
 
 そもそも、「教育勅語」は「朕」から始まり「御名御璽」で終わるが、これは勝手に天皇に成りすましての作文であることは常識だ。明治神宮で配っているパンフを本気で信じている人はいないだろう。

 矢作俊彦+大友克洋『気分はもう戦争』に、こんな場面があった。中国に行って、時代に取り残された山賊の老人から日本人である証明に教育勅語を暗唱しろと言われる。
 これで、この国士舘高校中退は困ってしまう。
 
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 かつて大友克洋のマンガの真似をして自称右翼に言ったことがある。明治神宮のパンフで憶えてしまったから先に暗唱してみせて「さあ、あなたの番ですよ」と言ったら退散しやがった。
 あんなこと言ってるが、稲田防衛大臣は果たして教育勅語を暗唱できるだろうか。とにかく、同大臣の場合「手元に白紙の領収書が260枚」は「あれば」のほうだろう。




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by ruhiginoue | 2017-03-10 18:22 | 政治 | Comments(6)
 何年も前のことだが、アメリカのテレビドキュメンタリーで、女性が外で働き男性が家事を担当している家庭を紹介していた。そのくらいなら特別に珍しいほどではないが、その女性は車いす生活をする身体障害者で、男性は健常者ということに特徴があった。
 これは、車いす生活で家事は困難だから夫の担当、妻は事務職なのでデスクワークでよいから勤めに出る、ということだった。だから、逆ではないかと思ってしまったら勘違いだ。

 ここで問題だったのは通勤で、電車やバスで毎日だと大変だ。それで、自家用車を改造し、車いすで乗り込み、すべて手を使って運転できるようにしていた。この改造費用に何百万円もかかったが、公費助成でまかなわれた。
 この支出に対して役所の認識は、身体障害者が福祉を受けないようになるからいずれ黒字になり、そのうえ逆に税金を納めてくれるから、合理的だということだった。
 そして、この女性は、ユニークな人生を送っていると言って明るく前向きだった。

 このように、障害者が社会に出て働けるよう自動車を改造するなどの助成が欧米では当たり前のようにあるけれど、日本では金がかかりすぎてもったいないと言い、生活保護や障害者年金を出す。それより働いてもらったほうが何倍も税金を取れるのに、かえって損してる。

 こうした障害者の例だけでなく、アメリカでは女優から司会者に転じたウーピー・ゴールドバーグが下積み時代に、イギリスでは『ハリーポッター』の作者JKローリングがシングルマザーだったこともあり、生活保護を受けていたが、その後、売れたら何倍もの税金を納めるようになり、賞賛された。
 こうした発想が、日本にはない。

 結局、日本人の主流な考え方が不合理になるのは、根本的に発想が陰湿だからだろう。前向きで肯定的になれないうえ、自分がそうだから他人にもそうであるよう強いる。そして弱い者いじめをして暗い悦楽を味わう。
 この陰気臭さを駆逐しないと、この社会はますます沈み込むはずだ。
 
 


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by ruhiginoue | 2017-03-09 17:30 | 社会 | Comments(17)
先日「凶悪ストーカーと友達だという法政大学の左巻健男という教授」の最後で、左巻教授は自分のblog(以下「左巻blog」)で非常識な人権侵害発言をくり返していることを問題にしたが、これについてきちんと説明する必要がある。

 まず、実名を出すべきでない人について左巻教授が配慮していないことを問題にしたが、これは精神病とか未成年とか名を伏せるべき人のことであるから、非はあっても不注意によるものである可能性がある。
 しかし、左巻教授から故意に実名を出されたうえで差別用語を用い侮辱をうけた人までいるから悪質である。

 その左巻blogには、共産党を除籍になった板橋区の松崎という議員の件で「松崎さんをツイッターで攻撃する人ら(共産党員・共産党支持者):ツイッター過激派」と、2ちゃんねる掲示板の受け売りも含めて列記されているが、その中には顔写真も掲載した実名のアカウントを明記したうえで「大阪のナマポ」という説明を記述していた。
 そのTwitterのアカウントは、大まかな居住地とともに、ほんとうの氏名と顔写真を掲載していることが確認されている。

 その人が実際に生活保護を受けているか否かとは関係なく、これは名誉毀損として不法行為である。2ちゃんねる掲示板の無責任な匿名の落書きなら鵜呑みにする人はまずいないが、有名な大学の教授が署名入りで記述しているblogであれば、その記載内容を信じる人が出る可能性もあるだろう。
 そして、もちろん事実でなければ経済的な信用に関わるし、(あくまで仮にだが)事実であっても世間の目というものがあり、プライバシー侵害である。 
 また、もしも本人が受給者だと自ら公言していたとしても、縁も所縁もない他人から勝手に言われることではないし、それ以上に問題なのは、正当な権利に対して「ナマポ」という侮辱語・差別語を記述あるいは受け売りのコピペをすれば重大な人権侵害である。
 これが大学に勤める教育者の行為であることに唖然とさせられる。

 これについて共産党員に訊いてみたところ、もちろん教育者として、それ以前に人間として、左巻教授の行為は最低であるが、とくに日本共産党の党員・支持者という立場としては、弱者の人権を守る日本共産党の理念とは到底相容れないとし、そんな人から「科学」云云されたり、問題を起こし除籍された左巻氏と仲良しの区議のことで物申されたり、そんな筋合いはないと言った。
 また、その「ナマポ」と中傷された大阪の人も、問題は自分が悪口を言われたことより、基本的人権・生存権を否定する左巻という人の姿勢のほうだと認識しているそうである。

 このことがTwitterで問題にされた直後に、左巻ブログは「ナマポ」の部分を伏字にしたと聞き、確認したらそうだった。「屁を放って尻すぼめる」ということだろう。キャッシュには残っているからみんな保存したそうで、政治的に気に入らない発言者に対して差別用語を用いて誹謗中傷をした左巻教授の犯罪性は変わらない。
 その大阪の人から訴訟を起こされたら、左巻教授の敗訴だけは確実であろう。また、損害論で賠償金は少ないとしても、教育者としての倫理が問題になる。

 こんなことを公然と行う左巻健男教授について、勤務先の法政大学は何も処分しないつもりだろうか。最近の法政大学は学生運動を迫害していることで知られるが、教員による非倫理的かつ違法性まである発言の反復については放置している大学当局の見識には大いに疑問がある。

 とにかく、「科学的になれば差別がなくなる」という早野龍吾とか菊池誠とかの大学教授たちの非常識はちゃんちゃら可笑しいレベルだという指摘が既に色々されているが、さらに左巻健男教授が彼らのバカげた間違いを自ら証明してくれたというわけだ。



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by ruhiginoue | 2017-03-08 16:06 | 社会 | Comments(6)

ヤマト運輸とアマゾン

 ヤマト運輸が値上げをするという。それで従業員にちゃんと給料を払うならよいが。
 もともとヤマト運輸は給与で不正をしていたことを『赤旗』などに告発されていたが、しかし「左翼」の「経済評論家」佐高信は、ヤマト運輸を絶賛していた。その彼は後はワタミまでほめたたえていた。もともと日教組崩れの総会屋雑誌の反共屋である佐高らしい。

 また、かつて小泉総理の時代、『ニュースステーション』という番組にヤマト運輸は社長が出演し、久米宏相手に郵政民営化の宣伝をしていた。まったく、スポンサーの立場を悪用した番組私物化であった。
 このときヤマト運輸の社長は、民営でも客に対して責任を持たないと信用を失い商売あがったりになるのだから、公的な事業よりむしろ良いのだと勝手なことを抜かしていた。

 そして今、もっと儲けてやろうとアマゾンの業務を引き受けたが、相手が大手だから要求が厳しく、荷物が多くて人手が足りなくて、それで困って引き受けの抑制をするという話をしていた。
 この通販による荷物増大は他の運送業者も同様で、前に他の業者が指定の時間から大幅に遅れた配達となり困ったので、やっと来た業者のおじさんに「渋滞だったのか」と訊いたところ「そうではなく、時間内には到底配達しきれない数の荷物を押し付けられてしまった」と、謝りもせず自分もこき使われた被害者だと訴えていた。

 ここでとくに問題になっているのは再配達が負担になっているということで、小さければ留守でも郵便受けや荷物受けに入れられるが、アマゾンはだいたい内容物に比して無駄に箱が大きいのでダメだということだ。これは実際にそうだ。アマゾンで買うと隙間を埋める風船のようなものの比重が高い。

 かつては、ヤマト運輸が宅配の大手であることで横柄な態度をとっていた。留守のとき隣に預けないようにと指定された商品を平気で隣に預けてしまい、商品の安全やプライバシーの問題が発生したことがあり、その苦情を伝えた有名な通販の会社に「うちはもっと大手」と言わんばかりの開き直ったような態度だったから、怒った担当者が他の運送会社に変えたということを、その通販会社に勤めている人にきいたことがあり、その当時、自分でも同じ思いをしていたので、あり得る話だと感じたものだ。
 それが、もっと大手の、そしてよく横暴といわれるアマゾンの出現で、逆転したということだろう。

 しかし、責任をもつと社長が言って政治的な発言をして郵便から仕事を奪ったのだから、ちゃんと交通安全を守り配達したうえ給料もしっかり払うべきだ。



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by ruhiginoue | 2017-03-07 18:58 | 経済 | Comments(4)
 このところ、東京都小金井市で起きたストーカー殺人未遂事件にからんで述べてきたが、その小金井市にある法政大学に勤務しているという左巻健男という教授は自らのblogに、別の事件のストーカーと友達であると記載しているそうで、これを知らされて確認したところ事実だった。
 そして驚いたことに、左巻教授の発言はそのストーカー行為の一環に乗っかっていたのだ。

 そのストーカーは、小金井市の事件の犯人と同様に関西から東京に来て、武蔵野市に居住している。同市は小金井市の事件の被害者の住所だった。これらは偶々だろうが、この事件で警察の対応のまずさが指摘され、隣の三鷹市で数年前に起きたストーカー殺人事件から教訓を得ていないという批判もある。このため、地域性について検証してみた方が良いかもしれない。
 
 しかし、ここで問題なのは左巻教授の発言である。
 そのストーカーと左巻教授はFacebookで友達になったとのことで、その他にも個別の交流があったとしている。
 このストーカー男性のストーキングとは、勝手に友達とか親友とか女性の場合は婚約者ということにしてしまい、嘘八百を言触らしたうえ抗議を受けると脅迫や嫌がらせに及ぶのである。
 その数多い被害者の一人が当方なのだが、インターネットで何度も中傷され、最初は様子を見ていたが、同時に他の人たちにも同じようなことをしたうえ暴力事件まで起こし、それも繰り返しであり、逮捕されるなど何度も警察沙汰と裁判沙汰になったため、これは見過ごせないということで訴訟を起こしたのだった。
 これらの訴訟は当方の勝訴となるか、あるいは被告が何も抗弁できず非を認めたので判決ではなく和解として金を払うことになった。被告が他で起こした暴力事件でも、逮捕された件は反省しているということで起訴猶予となり、その他は治療費と慰謝料を被告は被害者に払えという判決であった。

 これらの事件で共通しているのは、被告を助けようとした者が「恩を仇で返された」ということだ。被告は中学卒業後に無試験の定時制高校に入ったが卒業できず仕事は何一つ務まらない、という情けない状態だったので、これからは真面目にやるという約束で、仕事を世話してやり、その仕事の出来は他の人たちがやり直さないといけないほどひどいものだったが、それを見ることで勉強して次はもっとまともにできるようにと指導し、そのうえちゃんと報酬も払ってやったのだ。
 ところが、それを被告は逆に、こっちが仕事をやってやったのだと公言する。例えば、某社長に彼は自分から「金に困っているので貸してください。あとで仕事で返します」と頼んておいて、仕事で返す能力など無いことはわかっているが同情した社長が金を渡し、後で仕事を回してやるが、また全部やり直しということになり、社長らは呆れながら少しは向上して欲しいと願うのだが、その努力を当人がせず、そのうえ「前払いでもいいから貴方に是非やってくれと社長が懇願した」という嘘を言触らす。
 
 こういうことが何度もあったので、彼は相手にされなくなった。すると嫌がらせを執拗にしたうえ無関係の社員に暴力をふるって負傷させるなど狂暴化しはじめた。
 これと同じころ、やはり仕事を世話しながら色々と教えてやった人たちに対し「報酬を踏み倒された」など嘘の中傷をする。そして「親友」などと勝手に言い、信じていたのに裏切られたとか仲違いして冷たくされたとか、嘘をつきまくる。
 さらにネットでの嫌がらせである。これだから、仕方ないということで皆が訴訟にしたのだった。そして被告はすべて敗訴し、抗弁すらできないということもあった、という次第だ。
 
 さらに、彼は女性に対してストーキングをはじめ、小金井市の事件のように一方的に贈り物をしたり、自宅に押し掛けたり、メールを執拗に送信したり、それを嫌がられると女性の周囲に中傷のメールを送信した。
 その女性が悩んで相談した相手の女性に対してまで、その仕事を妨害するためにわざわざ専用のブログまで作成するという執念深さであり、これに怒って女性が抗議すると認め、この会話は証拠として録音されていて、データーとして関係者に送られ周知のこととなったのだった。
 こんなことをしておいて、さらにその男は被害者の女性を勝手に「婚約者」だと言い出し、自分と結婚しないなら慰謝料を払えと脅す始末。勝手に「親友」でも迷惑だが、「婚約者」ではたまったものではないだろう。そして、女性の訴えを受けて警察では彼をストーカーとして監視対象にしたのだった。
 この男が女性にストーカー行為をしたのは初めてではなく、前にも女性の写真を勝手に撮影して自分のサイトに無断で掲載したうえで、この女性の周囲の人たちから縁談を持ちかけられたという嘘というより妄想を記載していた。


 このように、その犯罪者によって多くの者が多大な迷惑を被っており、特に女性は恐怖のどん底に陥れられて心身ともにボロボロ状態に追い込まれたのだが、そんな男の妄言を左巻健男教授は紹介ないし受け売りしている。
 これでは、ただでさえ異常心理を発揮しているストーカーを煽るようなものであり、非常に危険である。受け狙いなど軽い気持ちなのだろうが左巻教授は認識が甘すぎる。自らが勤務する大学のある小金井市で、女子大生がストーカーに襲われ意識不明の重体となった事件の判決が先日あったばかりであることを真面目に考えるべきだ。

 これらについて左巻教授は、あくまで聴いた話だとアリバイのようなことを付記してはいる。しかし客観的事実が裁判によって証拠の裏付けとともに明らかなのだ。だから、これを確認すればその男の話は嘘であることがすぐ判るはずである。
 それをしないのだから、左巻教授は、あの板橋区議員が訴えられた件で的外れ(これを江戸時代から俗語で『スカタン』という)な発言をしてしまう。その間違いにいっこうに気づかないというのも、裁判の書面すら読まないからだ。既に彼は指摘を受けていたけれど、これをさらに裏付けるのが、このストーカーの一件だ。
 
 また、一連の件は前にも、このblogの他いくつかのサイトで取り上げられているが、凶悪ストーカーとはいえ精神科に通い治療の公費助成を受けているのだから、いちおう匿名としながら事実だけを周知させ警鐘としている(このことは当blogにおいて前にも明記している)のに、左巻教授は実名を平気で記載してしまう。
 他の人についても、実名を出して人権侵害をしている。こっちは犯罪者でもない人のことだから、より悪質である。


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by ruhiginoue | 2017-03-06 19:20 | 社会 | Comments(6)
 作家の山崎朋子が講演をしている音声をラジオが放送していたことがあったそうで、それを知り合いがたまたま聴いて、そもそも話の内容に興味があったわけではなく、講師についても名前を知っている程度だったが、つい聴き入ってしまい、そのまま最後まで、ということになったそうで、それは非常に話し方が上手だったからだ、と言っていた。
 もともと山崎朋子は芸能志望だった人なので、喋繰りが得意なのかもしれない。

 かつて山崎朋子は、雑誌のモデルをしながら女優を目指していたが、ストーカーに襲撃されて重症を負い、顔が傷ついたので断念したという。当時は傷を縫うのにナイロン糸が実用化されていかったので絹糸が使われ、これは生物によるものだから身体が拒絶反応を起こし、縫った場所が悪化するという悲惨な状態になってしまったそうだ。
 この犯人の男性は、当時二十歳代の山崎朋子が働いていた喫茶店に来て、そこでウエイトレスをしていた彼女に好意を持ち、それでいきなり刃物で斬り付けたという。これを警察から聴いた新聞記者たちは、フラれたからだと勝手に解釈したようだ。それなら確かに解かりやすい。そこから、交際を申し込んで断られて逆上したとか交際していて別れ話がもつれたとか、さまざまに書かれてしまった。
 こうした記事を読んで、山崎朋子は驚き呆れ困惑したという。交際を申し込まれていないから、当然ながら断っていないし、まして別れ話なんてわけがない。

 こんな経験をしている山崎朋子も、自分が書いた本では勝手な解釈を事実としてしまっていた。
 その代表作で映画化もされた『サンダカン八番娼館』で「からゆきさん」と呼ばれる外国へ娼婦として売られた女性の悲劇を描き、また抑圧された女性をライフワークとしてきたが、その後『サンダカンの墓』で「からゆきさん」たちの墓標はみな日本に背を向けた方向に立っているので、自分を売り飛ばした故郷にはもう未練がないということだと書いていた。
 ところが、これを朝日新聞の本多勝一記者は、読んだときはそうなのかと思ったが、実際にその場に行って見たら、墓地が急斜面にあるため墓標を反対側に向けて立てたら表側が地面に向いてしまうという立地条件で、だから、この場所の急斜面に立っている墓標は、日本人以外の墓もすべて同じ向きであったそうだ。
 そして、このような場合は、あたかも、そうであるような感じで、みな背を向けて立っている、というように記述するべきだと指摘していた。(『ルポルタージュの方法』朝日文庫)

 これは取材して書くことの姿勢と技術の問題で、不明なら、あくまで主観的印象であるとか、あくまで誰かの推測であるとか、そういう書き方をしないといけないということだろう。
 ただ、不明である対象が心理それも異常心理となると不可解すぎて、つい勝手な解釈をしてしまう失敗をしがちである。山崎朋子が斬られた記事については、警察も記者も理解できなかったのではないだろうか。
 今なら不十分とはいえ昔よりは理解できる。それでも、多くの人たちは、一方的に好意をもって、それを打ち明けて、その結果によってどうするか、ではなく、好きになったからいきなり危害を加える、という心理に対して不気味とか怖いとか感じるばかりで、分析するどころではない。
 そして、対応する警察でも、よく判らないから、正しい対応をしたり指導したりもできないということになってしまうのだろう。


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by ruhiginoue | 2017-03-05 18:38 | 社会 | Comments(0)
 判決が先日あった小金井ストーカー事件に想うことの続きである。
 その事件の被害者は、大学生である傍らでアイドルとして音楽活動をしており、出演しているライブハウスを訪れたところを待ち伏せ襲撃されたから、もともとストーカー被害に遭っていたにも関わらず危険を避けるための配慮が足りなかったのではないかという指摘があるけれど、しかし本職のスターとは違ってボディーガードを雇うなどの対処は、後ろ盾の組織力や資金などから限界がある。
 これが前回までの話であった。

 もう一つ問題があるのは、ライブハウスなどで小規模な活動をしている人たちは、客との交流を重んじ、固定ファンがいることだ。このため、客の方が勘違いの期待をしてしまう傾向が大スターより強い。
 過日、ある中学の国語試験の長文問題で、文中にある「妄想による虚しい行為」とは例えばどんなことか具体的に説明せよ、という出題に、ある生徒が「自分が行かないとアイドルが悲しむと思い込んでいるファンが握手会に行くこと」と書いたので、意味が合っていて具体的だから正解であるうえ面白いから先生がTwitterで紹介して「いいね」がたくさんクリックされていた。
 これはCDに握手券を付けて売るような商売の場合だが、そうでなくても、ライブハウスに来るのは固定ファンがほとんど、という人は武道館や東京ドームのような大会場にくらべて客の数が少ないので、熱心なファンは、勘違いや思い込みではなくほんとうに自分が行かないと目に見えて観客が減るということで、行かなければいけないと思う。

 こうして熱心な常連客になっているうちに、その中には、自分は相手にとって特別な存在だと思い込み始める人がいるというわけだ。大スターだと手が届かない所にいる人であるけど、それとは違い身近に思えるためらしい。

 最近では、インターネットでblogやTwitterやYouTubeなど動画サイトを通じて宣伝や発表ができるため活発化していて、そのため自称歌手も増大し、アイドルとは思えないし上手いわけでもない人や、いつ練習しているのかも判らない人までいるほどだ。
 しかし、そうなる前からこの種の活動はあったし、それをしている人たちにとっては、熱心な固定ファンなのかストーカーなのか区別できない人は、もともと悩みの種ということらしい。

 この件は、また続きを書くつもりだ。 
 



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by ruhiginoue | 2017-03-04 17:35 | 社会 | Comments(3)
 東京都小金井市のライブハウス前で、出演するために訪れた女性がナイフで刺され一時は意識不明となる大怪我をしたが、この事件の犯人に懲役14年の判決となったと報道された。
 この被害者の女性は大学生であると同時に音楽活動をしていて、アイドルとしてファンがいたそうだが、そのファンのうちの一人がストーカーと化し、その執拗な付きまとい行為が原因で拒絶されたと感じ、刃物を購入して待ち伏せして犯行に及んだらしい。

 この事件について、犯人はまったく反省しておらず、これを法廷で露骨な言動によって表明していたから重刑となったが、しかし刑期を終えてから心配だと被害者は語ったそうだ。この調子では、長く刑務所に入っていても治らないのではないかということだ。
 その一方で、警察がストーカーの心理を知らず不適切な対応をしたとか、法律がSNSに対応していないとか、被害者が無防備であったとか、いろいろな指摘や意見が出ている。

 まず、気を付けないといけないのは、法改正をするにしても、こういう場合に必ず権力の側が悪用しようとして変な規定にしてしまい、SNSの言論を弾圧する方にもっていこうとすることだ。
 また、被害者は加害者からSNSでしつこくされたうえ付きまとわれ危険を感じていたのに、それでもライブハウスに出演しに行っており、これでは襲われに行ったようなものではないかという批判もある。

 ただ、もともと芸能活動をしていればストーカーの被害には遭うのがむしろ当然で、ここで金があれば対策もとれる。今は亡きホイットニーヒューストンの映画『ボディーガード』のように腕利きの用心棒を雇う事もできる。やはり今は亡きデビットボウイは「ステージの上で殺されたい」と表では言いながら、親交のあったジョンレノンの事件があってからボディーガードの人数を増やしていた。
 これは大スターだから可能なことで、ライブハウスで小規模の活動をする人にとっては対策が困難ということが多いだろう。

 この項は次回に続く。
 





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by ruhiginoue | 2017-03-03 16:48 | 司法 | Comments(5)
 「森友学園 8億控除」スクープした朝日新聞だが、朝日新聞も含めて大手マスコミは国有地を格安で払い下げてもらっていたから、どこの大手マスコミもこの問題について後ろめたくて向き合えないだろうと批判されてきた。
 それでも朝日は記事にした。
 また、朝日新聞と同様に最近の文芸春秋社は不動産業に熱心で、その土地はそれまでの御用報道の褒美だったのではないかとの疑惑があることを他の雑誌が指摘しているが、それはともかく、その不動産業のおかげで広告収入を気にしないですみ、今話題の電通など他の雑誌では躊躇う記事を発表し、さらに他で載せられなかった記事も持ち込まれるから「文春砲」といわれるものを連発している。

 ところが、朝日新聞に「おまえが言うな」と騒ぐ愚か者たちがいる。
 それでも言ったから朝日は偉いはずだ。「言うな」では、朝日を批判するというより政府の不正をかばっているだけだ。そんなことも解らないのだろうか。
 そもそも、土地の格安払下げなど大手マスコミを国が優遇していたのは懐柔して都合の良い報道にしようとする意図である。なのに、その件を、いつもは朝日などが反政府だとか左寄りとか言って非難してばかりいる政府ベッタリ権力媚売り連中が非難するなんて辻褄が合わず滑稽だ。

 しかも、後ろめたいはずなのに、手前を棚にあげて朝日新聞が報じ、これによって内閣が困るということは、自民党内の反安倍勢力から働きかけがあったのではないか、政権与党内に倒閣の動きがあるのではないか、などの推測がされている。
 こうした発想をみんなしており、これは前提となる事実から当たり前のことなのだが、それなのに「お前が言うな」の決まり文句しか出てこない人たちがいる。

 つまり、このところネトウヨと呼ばれる連中の勢いが衰えていると指摘されているが、これはネトウヨとの親和性を持つ安倍内閣の行き詰まりを意味しているということではないか。だから、大手マスコミ幹部との会食といった安倍式の手法も通用しなくなりつつあるということではないだろうか。
 
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by ruhiginoue | 2017-03-02 18:03 | 芸能 | Comments(6)