井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

<   2017年 04月 ( 29 )   > この月の画像一覧

 安倍内閣の支持率が、これだけ政策の失敗があるうえ不祥事が出ても大して低下しないのは、もちろんマスコミに圧力がかかっていて世論操作していること、それに騙されている有権者が多いこともあると考えられるけれど、それと同時に、騙されたのではないけれどマスコミに圧力をかけられる強者に服従している人が多いからだろう。一種の「忖度」で、これは日本人の特質だ。
 もちろん、マスコミの世論調査なんて正確でないことは昔からわかってるし、参考にするならともかく、それを盾にするようなことを総理大臣が自分で言うなんてことなかった。なのに自分から、しかも不祥事があって困った時に持ち出す安倍総理。これはマスコミに働きかけ高支持率を捏造してると言う告白に見える。

 その信用できないマスコミの世論調査について、これは最近よく言われることだが、固定電話にRDD方式の自動音声のアンケート調査が掛かって来て「2・3分のアンケート」ということだったのに、最初の「あなたは安倍政権を支持しますか?」という質問で支持しないを選択したら「最後まで調査にご協力いただきありがとうございました」と一問だけで切れたという体験談を聞く。
 これは、支持する人にだけその後の回答をさせて支持率をあげる工作ではないかと疑われている。そのくらいのことは、やるだろう。
 ただ、それ以前に、マスコミの世論調査は固定電話に掛けるものだが、固定電話なんて今どき田舎の主に年寄りの家にあるもので 田舎の人にとってはNHKが世の中のすべてである。そして安倍内閣はNHKに圧力をかけて言いなりにさせている。 籾井とか百田とか長谷川とかシンパを送り込んできた。だから世論調査で安倍内閣が多くなるのも当然だ。

 しかし、仮に世論調査のとおりだとしても安倍総理の言うことは間違いだ。そもそも(ほんとうの語彙)政策の違いなら批判されて反論するのに支持も多いと言えるが、責任ある立場を利用して不正を働いた疑いがあるから究明しないといけないという話に支持率など無関係だ。
 まったく、安倍総理の爺さんが言った「野球場が満員」「声なき声」の開き直りよりさらに程度が低下している。もちろん、その当時も「プロ野球ファンだが安保は反対だ」とか「安保反対声なき声の会」とかプラカードを掲げたデモ隊が現れたが。
 また、不正を行って隠蔽し責任を取らない政府を支持するなんてのは民意の内に入れなくていい。明らかに間違いなんだから気にすることない。かまわず批判し内閣に退場してもらうべきだ。


f0133526_15391038.jpg



[PR]
by ruhiginoue | 2017-04-20 15:58 | 政治 | Comments(2)

戦争の後遺症

 先日の日経新聞に「昔の漫画でよく登場したカミナリおやじはPTSDを発症した復員兵だったのではなかったか?」という記事が載っていて、たしかに20代で戦争に取られて30年後の漫画が盛んになる1970年代に50代になるということで辻褄は合うとの指摘があった。

 そういえばサザエさんの夫マスオさんは復員兵だという説がある。
 よく、妻の実家に同居している人として引き合いに出されるマスオさんは、夫婦で住んでいた借家の塀を壊して薪にしようとしたから大家と喧嘩になり、それで妻の実家に同居という経緯だった。
 そして、中国など戦地で日本兵は、地元住民の家や家具を壊して薪にしていた。雨の中での行軍で濡れてしまうと、地元の民家に押し入り銃をつきつけて家や家具を壊し薪にして焚火をし、そうやって服と身体を乾かす。
 とくに中国人は家具を大事にするが、それを運びだして中国人が泣き叫んで懇願しても無視し、抵抗すれば容赦なく殺した。
 こういうことをしてきたので平気になってしまい、帰国してからもマスオさんのようなことをする人たちがいた。だから原作のマスオさんは世代的にそうなので復員兵だったと言われる。
 
 また、戦後まもなくの食糧難のとき、食べ物を分けてくれる農家を紹介するなどと言って女性を騙して誘い、強姦のうえ殺害する事件を連続して起こし死刑になった小平義男も復員兵だった。
 その小平義男は、警察の取り調べに「兵士として中国に行って、強姦殺人をなんどかやってきた。それが日本の軍隊では当たり前だったが、自分は日本に帰ってきたのにやってしまった」と自白した。

 うちの親戚にも、軍人恩給をもらっている人がいたが、中国戦線から帰ってきてから性格が変わってしまったと親族から言われていた。
 そして、わが映画ソフトコレクションを暇つぶしに観ていたうちの母親は、そのうち『ゆきゆきて神軍』を観てから「これは爺さんに見せられない。見せたら気が狂うわ」と言ったのだった。

f0133526_16154493.jpg




[PR]
by ruhiginoue | 2017-04-19 16:15 | 学術 | Comments(2)
♪渡部昇一ボワッと~インチキおじさん登場。この人に言わせればヒットラーはエライ人~そんなの非常識~タッタタラリラ

 この替え歌が、もう賞味期限切れとなり残念ではある。
 しかし中江兆民は、山県有朋が死んだとき「死ぬことでしか世の中に貢献できない人が貢献した」と言ったが、それと同じでもある。
 
 これに常連寄稿先は「【渡部昇一氏死去】戦後の言論空間に風穴、勇気ある知の巨人(産経ニュース)」と誤植しているので訂正する。
  【渡部昇一死去】戦後の言論空間に墓穴、狂気ある痴の虚人
 
 ところで、中学の同級生が渡部昇一のファンだった。受験ノイローゼで精神科に通いながら「ニート」となり、しかし部屋で読書してるから自分は他の人たちよりエライと言い、ならもっとマシな本を読むべきで渡部昇一なんてデタラメばかりと指摘すると「いいんだ。あの人はいろんな本を読んでいるんだ」と奇妙な正当化。自分と重なるのだろう。
 このようなファンが多いということだ。

 このようこき下ろされるだけでなく、渡部昇一は、自分が虚弱体質なうえ猛勉強しても学校の成績は中くらいが精一杯だったと告白している。
 そして、「米は脳に良くない」「食べるとバカになる」と言われたことがあり、これはアメリカが余った小麦を日本人に食わせる陰謀と言われたが、代表作『知的生活の方法』で渡部昇一上智大教授(当時の肩書)が「しかし私は山形の米所の出身なので米飯をたくさん食べる」と書いていたので、本当に米は脳に悪いと思った人も少なくない。
 また、彼はマザコンで、講演をすれば演壇から控え室まで母親の自慢話が延々と続く。彼が劣悪遺伝子を抹殺せよというのは心身の劣った自分を産んだ母親への怨みと甘えだったのだろう。

 そして、渡部昇一の書いたもので『知的生活の方法』の次に有名なのが『神聖なる義務』であった。これについて、障害児を生むなととしつつ既に生まれた子はしょうがないと言うことだったと産経は擁護するが、それでその後どうなったかというと、渡部と対談もする産経の「正論大賞」仲間の曽野綾子が、障害児を産んだ自民党の野田聖子議員は社会に迷惑をかけていると非難することになるのだ。

 これについて渡部昇一当人は、ナチスが障害者を排除したからドイツは発展したのであるから、ナチスにやられないためにはあらかじめ障害を持つ子供を作らないようにすべきだと説いたのだと書いて開き直っていた。
 これをあの障害者施設襲撃事件にあてはめると、犯人の植松のようなことをする者が出ないように障害児を生むなということになる。
 
 このように、障害者の子供を作るなと言った渡部昇一と曽野綾子。そして障害児を持つ人を名指し非難。問題にされると、ナチスと違って自発的にやれという意味だと反論のつもり。しかも2人とも生命操作と避妊を否定するカトリック信者を自称している。これを問題にしないどころか2人を持ち上げる上智大と聖心女子大(例えばデーケン神父)。

 あの『銀河英雄伝説』の一巻(アニメでは後から回想)で、独裁者が劣悪遺伝子排除を訴えるさい「神聖なる義務」と言うが、これは明らかに作者の田中芳樹が、渡部昇一を皮肉ったものだった。
 このあとその独裁者は、自分の子供が生まれつきの障害者であったという皮肉なことになるが、自分が遺伝性難病で子供がいることを告白した原口一博議員は、南京虐殺事件を否定する名古屋市長を支持する意見広告に名を連ねていたけれど、そこで隣の隣に名がある渡部昇一が、遺伝性難病を持つ者は社会に迷惑をかけないよう子供を作らずに劣悪遺伝子を抹殺する神聖なる義務がある、という持論について、どう思っているのだろうか。

 以上の詳細や出典などは、拙書『防衛医大…』の防衛医大で渡部昇一が講演の項および『朝日新聞…』の朝日新聞に対する渡部昇一らによる非常識な非難で述べているので、興味があったら参照を。

f0133526_18030977.jpg


[PR]
by ruhiginoue | 2017-04-18 12:45 | 社会 | Comments(11)
 小西ひろゆき参議院議員が、産経新聞の阿比留論説委員兼政治部編集委員にネットで虚偽を書かれて名誉毀損されたと裁判を起こし勝訴したが、このあと阿比留委員は、判決の賠償金に付加される延滞金を値切ってきたので、小西参議院議員は呆れたという。膨大な意見書を提出するなどしながら最高裁まで争い延滞させたのは自分ではないかというわけだ。

 これに対して、勤務先の産経新聞が援助してやらないのかというのが巷の反応だが、会社で指示してやらせたことではなく個人で勝手にやったことだから知らんということだろう。

 ところで、ネットの名誉毀損の訴訟といえば、前にも述べたとおり賠償金は払ったが延滞損害金を払わないのでは同じ奴がいる。こいつは控訴したものの弁護士に辞任されてしまい、自分ではどうしようもないので控訴を取り下げて判決確定となったのだった。
 それなら、延滞金も一緒に支払うのでないと、早く終わらせた意味がない。請求したら、またネットで中傷のくりかえし。いくらそんなことをしても、請求したことで時効にもならなくなり、値切ったのではなく払わずに時間が経過し続けているので、また延滞損害金が利息の雪だるまのように増加つづけるのだ。

 そして、金額が増え続けていくうちにある程度まで培養したようになったら、何か仕事をしたところへ相手方に差し押さえをかける。すると信用丸つぶれになるというわけだ。




[PR]
by ruhiginoue | 2017-04-17 12:51 | 政治 | Comments(0)
 道徳の教科書で愛国心の高揚にパン屋の話は不適切とか検定で文句を言われたが、なんでこんなケチをつけるのか。
 戦前、黒澤明は内務省の検閲で、誕生日の場面にケーキが出てくることを「外国の習慣だ」とケチをつけられ、怒ってわざとケーキではなく「誕生日を祝ったらいけないんですか」と言ったら、その誘導に引っかかった役人が「ああ、誕生祝いなんてくだらん」と言ったから、すかさず「天長節(天皇誕生日)はくだらんのですね」と言い返し、役人が慌てたそうだ。
 そして、権力の頂点にいるより下っ端のほうが異常なことをすると、黒澤明は指摘していた。これは、木っ端役人が自分の持つ権限を最大に振り回すから無茶苦茶なことになるということだろう。

 だいたい、アメリカが余った小麦を買えと日本に言ってきたことからできた会社のトラックが走り回り、そのコンテナには金髪の白人の子がパンをほおばってる絵が付いていて、また給食をパンにして米を余らせたりしてきた、そんな日本政府が今さらパンしかも街のパン屋を侮辱するというのが醜い。

 そして、愛国主義を標榜しているからというだけで国有地を「もってけドロボウ」式のバーゲンセールしながら、アメリカからはもっとすごい金額で欠陥機オスプレイを購入してやる日本政府。
 そんなもの自衛隊が要らないと言っているのだから、予算はもっと有効に使うべきなのに、アメリカも要らなくなったから日本にバーゲンセールではなく、開発費用を回収するため日本に割高どころかバカにしているという値段で売りつけ、これに従う日本政府。

 つまり、悔しいけどアメリカ政府に何も言えないので、教科書につまらない文句を言ったりアナクロ幼稚園を応援したりして、自己満足それも自慰行為を子供たちに押し付ける、というだけのことなのだろう。
 だから、アメリカと北朝鮮が対立して今にもミサイル攻撃されそうだと大騒ぎしながら、原発は再稼動することにして、その次の日は総理が芸能人たちを招いて楽しそうにお花見しているという平和ボケぶり。

 それに、パンに文句があるなら、和食をアピールする広報に出演したときの安倍総理の破滅的な食し方とくに箸の持ち方の成って無さが問題だ。箸をとってボールペンでやるように回して持ち替えるなど、無精とかズボラ持ちとか言われ叱られたものだ。
 こんなことを、総理大臣が日の丸の横で和食を紹介しながらやらかしたのだ。

 こうなったら道徳の教科書に「箸の持ち方」を始めとした作法も載せて厳しく躾け、安倍総理のようにならないようにしないといけない。

f0133526_07421067.jpg



[PR]
by ruhiginoue | 2017-04-16 07:43 | 雑感 | Comments(19)
 NHKは、籾井前会長の退職金を満額支払うと経営委が議決し、これにより2126万円もらえることになったそうだ。
 この人は何か仕事をしただろうか。NHKの公共放送としての責務を否定し、政府の広報にすると宣言しただけだ。そして実際にNHKは、もともと政府の広報も同然だったが、これがさらに露骨となり、なりふり構わずの世論操作ばかりになってしまった。
 
 そのおかげで、数々の不正が問題になっている内閣も、世論調査の支持率が53%あるとか言って開き直っている。政策を批判されたことに対して世論の支持を持ち出すならまだしも不正を行ったことを追及されて言うのではコジツケも甚だしいし、こんなところで総理大臣が言い出すということは、やはり世論調査は操作されたものだろう。

 この報酬として、何も仕事はしていないが不正を堂々と行って不当な給与と退職金をタップリもらうということだ。
 これなのに受信料を払ってるやつはバカとしかいいようがない。

 それでボイコットが増加し裁判沙汰にもなっているが、焦ったNHKはワンセグ付き携帯電話を持っているんじゃないかなどと放送法をデタラメ解釈して嘘をつき契約や支払いを迫るようになった。
 あまりにひどいので、いつもNHKに偏向して大甘の裁判所ですらNHKの荒唐無稽な言い分を認めなくなった。
 しかも、そうした契約の強要や取り立てなど汚れ仕事は委託業者に押し付けている。NHKの正規職員たちは威張って命令するだけ。NHKはブラック企業と化している。そんな委託業者は、なんとしてでも転職したほうがよい。

f0133526_05305772.jpg





[PR]
by ruhiginoue | 2017-04-15 06:00 | 社会 | Comments(5)
 米国が4月6日突如シリア空軍基地を巡航ミサイル「トマホーク」ミサイル59発を発射して攻撃し、軍人6名と周辺の民間人9人が死亡したと報じられた。

 この攻撃は米国の自衛行動ではなく、国連安全保障理事会の決議によるものでもないから「侵略行為」である。仮にシリア軍が化学兵器を使用したとしても、これに米国が報復攻撃をする法的根拠はないからだ。

 そもそもシリア軍が攻撃に化学兵器を使ったことは大いに疑問であり、なぜなら証拠がないうえあり得ないと考える材料ばかりだからだ。そして、昔からアメリカの大統領にとって最も手っ取り早い支持率回復の方法は戦争である。


 これらは、なにかと悪役に仕立てられているトランプ大統領だからこそ検証がなされ疑いを呈するメディアもあるけれど、その前のリビアの時などオバマ大統領だったから正しいに違いないと単純な報道がされたわけだ。ブッシュ大統領のイラク戦争を批判していた、ノーベル平和賞のオバマ大統領だからという程度のこと。
 このように報道は単純でいい加減なのだ。
 だいたい大統領が誰であっても、戦争するのは神輿を担いでる者たちで、神輿は勝手に歩けない。

 そして、シリアと北朝鮮に戦争をしかけることについても、右派のトランプ大統領がやることだからと批判している人たちが相当程度いるようだが、そのうちかなり多くが、もしヒラリークリントンが大統領だったら「民主主義国のリベラルな政府が独裁者を倒し自由のない国民を救うためだ」と支持していることだろう。
 これだから、誰が大統領になってもどうせ戦争をするのだから、トランプが大統領だったおかげで検証と批判をされるからまだマシである。

 また、北朝鮮政府は、自民党のように「ミサイル開発をやめろというならアメリカから攻撃されない方法の対案を出せ」と言うべきだ。他にどうすればいいのだろうか。もしも核を手放したら、たちまちNATO軍の攻撃をうけてしまう。
 だから、北朝鮮は抑止力を得ようとして発射実験を反復している。つまり「誇示」や「威嚇」をしているのだが、これを大手マスメディアは「挑発」を繰り返していると表現している。これは不適切な表現であるどころか意味を逆にしている。
 こうしたマスメディアのデタラメに騙されてはいけない。
 

f0133526_03184767.jpg


[PR]
by ruhiginoue | 2017-04-14 07:33 | 国際 | Comments(4)
 シリアはロシアの協力を受けてイスラム過激派らを討伐し、とにかく内戦の殺戮と混乱が収まってくれればよいとシリア国民も歓迎しているのだから、そんなところで政府軍から毒ガス攻撃というのは現実的ではないと指摘されていているし確証もないのだが、そんなことはお構いなしで戦争をしようというのが欧米の「戦争屋」に支配された政治と、その広報でしかないマスメディアである。
 だから国連での芝居がかったアメリカの態度は、すでにイラクとリビアのときのでっち上げ非難で見飽きており空々しいのだが、そんなことは演じている者だってわかっているはずだ。しかしいくら批判されても罵られても、平気だろう。
 
 そして北朝鮮へと矛先が唐突に向かうが、もともと北朝鮮はアメリカから攻撃をされたら韓国を攻撃し首都を壊滅状態に陥れ国そのものが破滅的な状態になるよう準備を整えることで防止して来たし、最近ではさらに技術の進歩があって韓国さらに日本にも攻撃をできるように尽力しているから、ここでアメリカが下手なことをすれば東アジア全体が滅茶滅茶になってしまうということで、やめて欲しいし、できないだろうと推測もされ、これは希望的ではなく現実的なのだが、それでも戦争にもっていこうとしていることだけは確実だ。

 すでに、リビアの前例がある。リビアは欧米との経済協力関係を結んで対立をやめ、軍事開発を中止し、欧米との相互利益を図り、国内も経済的に繁栄させていた。ここで戦争となれば周辺も不安定になり欧米も大損であるから、これを担保にしてリビアは戦争を防げると考えていた。
 これは、それまでの常識では、正しかった。しかし、もう欧米に常識は通用しなかった。そしてリビアは、繁栄していたのに国民はみんな貧困だとか民主化運動を軍が弾圧したとか嘘の報道を欧米のマスコミに流されたうえNATO軍から攻撃を受けて破滅的状態となり、難民の乗った船が遭難する、なんてことまで起きるようになってしまった。

 どうして、欧米はこれまでの常識が通用しなくなったのか。日本の政治も同じだが、完全に行き詰まって破滅を志向はじめたとしか言いようがない。そして外国を巻き添えにしてしまおうということで、まずは目障りな政権とか体制とかの国々を標的にするのだ。
 このような現状であるから、ほんとうに戦争で滅茶苦茶になることは現実味がある。
 
 この背景および操られたメディアの問題は、拙書『朝日新聞の逆襲』で詳しく述べたつもりだが、この部分は受け容れられていないという残念な状態である。

f0133526_18030977.jpg


[PR]
by ruhiginoue | 2017-04-12 22:55 | 国際 | Comments(0)
 北海道から去年の台風被害が響いているそうだ。
 昨年その季節に北海道に行ったら大変な被害だった。交通が遮断されてしまい、ホテルとかサウナとかのインターネットコーナーは乗り物と宿泊を探す人が集っていた。用事や行楽で来た人たちはみな嘆いていたが、民宿の経営者など「書き入れ時にキャンセルが相次いで泣きたいのはこっちだよ」と言っていた。

 この台風被害の影響で北海道産のジャガイモが不作となり、材料の確保が難しくなっているとして菓子メーカーの間では、一部のポテトチップスの販売を休止するという。
 すでに「湖池屋」は「125グラムお徳用すっぱムーチョチップスさっぱり梅味」など9商品の販売を休止したうえ「130グラムお徳用ポテトチップスリッチコンソメ」など7商品の販売を終了した。
 また、「カルビー」は今月15日から「ポテトチップス 関東だししょうゆ」など地域限定商品を中心に18商品の販売を終了するほか、今月22日からは「ポテトチップス うすしお味 BIGBAG」など容量の多い商品を中心に15商品の販売を休止すると発表した。

 菓子メーカー各社によると、ポテトチップスの原料となるジャガイモのほとんどが国産で、全体の7割から8割を北海道から仕入れている。ポテトチップス専用の品種は契約した農家に栽培を委託していることが多く、ほかの産地への切り替えが難しい。
 そしてジャガイモは主に夏に収穫されるため、今の時期は保管してあるじゃがいもでポテトチップスを製造していて、それがなくなってきたということだが、農林水産省によれば原料として使うために海外産のジャガイモを生で輸入する場合は病害虫などが国内に入ることを防ぐため法律の規制があり、港にある工場でしか加工が認められていないということだ。

 そういえば、家庭菜園で農地を借りていたことがあるけれど、ジャガイモは簡単だからと植えたら隣接する菜園から嫌がられた。病害虫が付きやすいので周囲に悪影響を及ぼしやすいのだ。輸入なら神経を使って当然だろう。

 そしてお菓子各社は、限られた原料を販売量の多い主力商品に振り向けるため今回の措置をとったほか、新商品の発売数も減らして対応しているが、例年の量のじゃがいもを確保できるめどは立っておらず、来月からは九州地方でじゃがいもの収穫が始まるけれど、例年並みの量を確保するためには、今年の北海道が天候に恵まれたうえ収穫が行われる8月まで待つ、ということなならざるをえないと説明する。

 一昨年の北海道産のジャガイモは、およそ43%がでんぷん用、ポテトチップスなどの加工食品用がおよそ27%、飼料用やタネ用などがおよそ15%、それに、スーパーなどで販売される青果用がおよそ14%という割合の消費ということだ。

 この事態に、ポテトチップ好きは困っているようだが、しかしこれを機会にポテトチップを食べるのをやめる提案したい。 
 もともとポテトチップはダイエットの敵であった。大きいもの一枚を食べるとそのカロリーは階段で五階くらいまで昇れるほどだと言われているから、一袋を全部食べたらカロリー消費するのが大変だ。
 また、ジャガイモを薄く切って高熱の油で揚げるから、ビタミンは壊れカロリーは上がり、味がなくなってしまうので色々と化学調味料などで味を付け加える。つまり自然の恵みを無駄にしている。
 しかも袋のプラスチックでゴミが増える。ごみ処理も有料だったりする。こうなると健康と環境と家計に悪い食い物である。

 このことを環境保護運動をしているイギリス人にきいた。また環境問題とか食料問題だけでなく自分個人のためにも、ポテトチップ食べながらビール飲んだりしてアメリカ人みたいに不健康に太って寿命を縮めるなんてバカだということだった。
 それで、もとは好物だったが一切食べなくなった。ジャガイモが不作なら、なおさらやめるべきだ。不作はやめるいい機会でもある。お菓子会社には悪いが、他にお菓子はいくらでも美味しいものがある。



[PR]
by ruhiginoue | 2017-04-11 22:55 | 社会 | Comments(6)
 「だまされたということは、不正者による被害を意味するが、しかしだまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも決して書いてはないのである」
 「『だまされるということ自体がすでに一つの悪である』ことを主張したいのである」

 これは映画監督で名脚本家として知られた伊丹万作が、戦争について述べた話だ。騙されたと言って済ませていては、また騙されるという指摘もしている。

 さて、最近、戦争の愚行に逆戻りということで批判されている一環として、こんなこともあった。
 義家弘介・文部科学副大臣は4月7日の衆院内閣委員会で、幼稚園など教育現場の毎日の朝礼で子供たちが教育勅語を朗読することについて「問題のない行為」と答弁した。これだと参考資料ということではないのだから、国会で正式に排除されたものを勝手に復活させようということである。
 
 この義家という人は教員だった当時、立場を利用して生徒にひどい虐待をしていたことを得意になって話していた。これでは、クズから立ち直ったように見せかけているが別種のクズに変わっただけだと言われている。
 また、あの『日本会議の研究』の著者は、自民党とは地方のボスが寄り集まっているのだから弱い者いじめが当たり前だろうと指摘していたが、そういう自民党に家義という人はもともと合っていたわけだ。

 そんな家義弘介という人の「ヤンキー先生の人生相談」を連載し、その知名度向上と自民党の議席増に貢献したのが日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』である。
 これは騙されたということになるが、これに懲りずに同紙は「二セ科学批判の左巻健男」の連載をしてしまい、このため問題を起こし除籍された区議に便乗した中傷を同党は受けたのだ。

 この左巻という人、その問題になって同党から除籍された区議とは共同で講演会を開催していたが、これはまだ昔というほどの時期ではない。
 そして、この区議を批判した同党の党員と支持者たちに対して、左巻という人は片っ端から中傷誹謗をしまくり、その中には同党の支持者を名指しして「大阪のナマポ」と侮辱して罵声を浴びせるという非常識な行為まであった。生保が事実である根拠はなく、「ナマポ」と揶揄するのは憲法で保障された生存権を否定する差別である。自民党の片山さつき議員らは歓迎するかもしれないが、それだって内心にしておき堂々とは表明すまい。
 この人は大学教授だそうで、これでも教育者かと呆れるが、それ以前に、常識を持った大人に値しない。

 このように、義家とか左巻とかの基本的人権を否定する人たちが教育者というのだから、教育勅語の復活など「反動的」な情勢も当然だろう。
 だが、これに騙されて協力してしまったのが日本共産党の機関紙『赤旗』である。戦前から命懸けで弾圧による死者まで出しながら活動と発行をしてきたのだが、その先輩たちに申し訳ないと思っている人たちは、いったいどのくらいいるのだろうか。同党に所属する議員の中には、これを問題にしている人もいたが。

 これはまさに、騙されたで済ませているとまた騙され、騙されるのは被害であると同時に一つの悪であるという実証である。

f0133526_19315625.jpg



[PR]
by ruhiginoue | 2017-04-10 20:21 | 政治 | Comments(3)