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by ruhiginoue
 下のグラフは英国選挙での有権者の購読新聞ごとの投票先。

 政党は、青が保守派「保守党」、赤が革新系「労働党」、橙が中道「自由民主党」、黄色が民族主義「スコットランド民族党」、緑がエコロジー「緑の党」、紫が右派「イギリス独立党」、灰色がその他つまり諸派か無所属。

 一番上の保守党支持が圧倒的な『テレグラフ』は一般紙の発行部数一位、論調は保守的で保守党議員に元記者がいるなど親密、一般紙だが三面記事重視、ということで日本なら明らかに『読売』である。

 その下の『エクスプレス』『メール』はどちらもタブロイド紙で保守的であるからライバルだが、部数では『メール』が三倍と圧勝。

 その下の『サン』は右派でゴシップなど下品で有名だが、それだから売れていて英国で発行部数一位である。日本なら『東スポ』だ。

 上記は庶民の読者が多いが、その下にある『タイムス』は高級紙(クオリティペーパー)で、富裕層や知識階級とかインテリとか言われる人に読者が多く、論調は保守的。

 その下の『ファイナンシャルタイムス』は経済紙で、英国より外国での部数が多く、英字紙で発行部数が一位。日本ではしいて言えば『日経』か。

 その下の『スター』は芸能や下ネタが多く、『サン』のライバルのような存在。

 その下の『ミラー』は中道左派で、労働党支持を公式に標榜している。英国メディアがイラク戦争に翼賛か日和見だったのに対し、唯一反対を表明した。

 その下『インディペンデント』はリベラルな高級紙で、かつては紙の新聞も出していて『ガーディアン』から読者を奪っていたが、経営の問題からオンラインに特化した。

 一番下の『ガーディアン』は『タイムス』とともにジャーナリズム研究分野で英国の新聞としては世界的高級紙とされ、インテリ好み、保守の『タイムス』よりリベラル、娯楽味がある『テレグラフ』より硬い記事が多めである。日本なら『朝日』に近い。

 この調査が正確なら、イギリスでは新聞の傾向と選挙での投票がはっきりしている。これに対して、日本ではここまでにはなるまい。宅配が多くて報道や論調を意識しないでいる人たちがけっこういるからだ。


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# by ruhiginoue | 2017-06-14 20:36 | 国際 | Comments(2)
 今年も、『ブラックジャック』を思い出して雨の日はお茶漬けを食べているのだが、ブラックジャック先生はお茶漬けが好物らしく最もよく食べているが雨と関係がどうなのかは不明で、ただ確かに雨だと雰囲気に合っているような気もする。 

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 雨の日や寒い日に外出したあと温かい汁もの食べるということがあり、それとお茶漬けは違う気がする。お茶漬けは引きこもって食べるものだからブラックジャック先生もそうしているように思える。

 あの『鬼龍院花子の生涯』で語り部である主人公の養女は、夫の労働運動を手伝っていたが民衆の反応はいま一つなうえ官憲にとがめられたりするけど、寒い中に立って機関紙を配布した後に夫は手伝ってくれた妻をねぎらい温かいものを食べようと言い、こういうことは微笑えましく幸せそうである。

 また、ハリウッド映画の『ノーマレイ』では、蒙昧で奔放だった主人公の女性が保守的なアメリカ南部に労働組合を作ろうという活動の手伝いをし、これに同類だった夫はチンプンカンプンで、妻が弾圧で不当逮捕されたとき連絡を取ったのが労働組合の活動家だったから、夫はなぜ自分に連絡しないとかと訝り、それは夫が信用できないのではなく弁護士の手配などをしなければならなかったからだと組合の活動家は説明したが、それでも夫は理解できなかったので、もしも夫に電話していたら弁護士の手配どころか労働組合に連絡もしないでいきなり警察署に出向き公務執行妨害で現行犯逮捕されてお終いということだったろう。

 ところで、今日も雨の中で国会前の抗議に参加している人たちの中には夫婦で来ている人たちもよくいるけど、夫婦の片方は関心があり片方は無関心ないし反感ということもあるはずで、無関心なら趣味と同じで勝手にしろということになるが、反感を持つ人もいて、それは政府支持とか長いものに巻かれる主義とかもあるが、そこまで具体的に考えず自分の想像を絶することに関心がある人と一緒にはやっていけないという人もいる。
 その中にはデモなんてするなら離婚だと配偶者に言われた人はいないだろうか。その場合どちらを選択するのだろうか。



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# by ruhiginoue | 2017-06-13 21:21 | 政治 | Comments(5)
 『ポチの告白』という、警察の腐敗を告発した映画があった。裁判になる場面があり、裁判官の役であの宮崎学がカメオ出演していて、警察から脅しの電話がかかる。風俗店に行ったことがないかという。警察では防犯カメラを押さえることができるから暴露して報復することをほのめかす。 
 
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 今、読売新聞が呆れられている出会い系バー通いの記事も、そのつもりだったのだろうが、失敗に終わった。 

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 出会い系バーといえば、実話に基づいた映画『ミスターグッドバーを探して』があったのを、久しぶりに思い出した。

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 ところが、『タクシードライバー』で売春宿に客として行きながら家出少女に説教していた運転手が、そのあとギャング相手に銃撃戦を展開するけれど、あの前川氏も出会い系バーに行って若い女性の相談相手になっていたわけで、そして安倍内閣を相手に大立ち回りを演じてマスコミに騒がれている。
 モヒカン刈りで証人喚問に出ていくことはないとしても、事実の弾薬は大量に所持しているだろう。

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 ところで、また思い出したのが「♪人間だったら友達だけど、ロボットだからロボダッチ」というCМソング。そのとき、マエダッチさんは高校生か大学生になったかくらいだったから、プラモデルをもってはいなくても聞いたことくらいはありそうだが、東大に入る当時だからたくさん勉強していてテレビなんて見てないかもしれない。
 マエダッチと呼ぶ女性の世代ではまったく知らないだろう。

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 そういえば過日、親戚の子供がもっているロボットに「ゾイドだね」と言ってしまい「トランスフォーマーだよ」と訂正されたことがある。その子供たちが大人になって映画になったのを観ているわけだ。


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# by ruhiginoue | 2017-06-12 16:09 | 映画 | Comments(0)
 海外からの報道によると、リビアで監禁または幽閉されていたセイフイスラム氏が釈放されたそうだ。かれはカダフィー氏の息子。過日は彼を釈放するよう請求するハイジャック事件があって失敗していた。
 それが、かれこれ五年以上も拘束されていたのが突然の釈放である。今、彼はどこにいるのか詳しいことは不明である。

 これに、いろいろな憶測が巻き起こっている。もっともよく言われているのは、リビアが分裂状態であるため、こんな混乱よりはカダフィが独裁と言われようとあの強面で国を平定していた時代のほうがよほど良かったと多くのリビア国民が言っていることで、その息子を利用して国をまとめようということではないか、ということだ。

 かつて、カダフィ氏が日本のテレビのインタビューを受けて、カダフィおなじみテントとつなぐ衛星中継をTBSが放送していたが、この当時ちょうどイランのホメイニ氏が死去したばかりだったので、それについて訊かれたカダフィ氏は「毛沢東が死んだあとの中国のように混乱しないか危惧し、自分としても助言している」と言っていた。
 また、このときは中国で第二次天安門事件があったばかりでもあったので、それについても訊かれ「改革開放路線の当然の混乱だ。欧米の物質文明に対して門戸を開くと、物質が行き渡るには時間がかかるが、価値観は瞬時に拡散する。こうなると国民の中に不平を言いだすものか必ず出る」と指摘していた。

 いちいちごもっともではあるが、それなら毛沢東死後の中国とホメイニ死後のイランに危惧されるカリスマ亡き後の混乱ならリビアも同じことであるから、よその国の心配より自分が死んだ後のことを考えるべきではなかったと感じる。
 しかし、カダフィ氏としては、もう息子が代わりに働いているので自分は「生前退位」していると思っていたのかもしれない。セイフイスラム氏は外国語に堪能で外交を受け持っていたし、日本でも筑紫哲也氏に英語でインタビューを受けていた。

 また、セイフイスラム氏は画家でもあり、展覧会に自作を出品して文化交流にも努めていた。そして欧米を相手にした経済活動も活発にして、リビア国民は非常に富裕になっていたが、それが逆に国民から文句を言われる原因でもあった。カダフィ氏が中国について指摘したのと同じである。

 やはり父親が軍人で息子は芸術家肌というのは金日成と金正日の父子もだが、父親より息子は韓国や日本と融和を進めようとしていて、そこへアメリカに付け込まれたため「不意打ち食らわされた」と言ったらしい。
 そしてリビアで同じことがあり、もっと酷いことになった現実があるから、北朝鮮は今もアメリカに対して隙を見せまいとしているわけだ。
 そして、こういう問題を日本のマスメディアはきちんと報じない。
 これは北朝鮮を敵視してプロバガンダに利用しようとする政府に従わされているだけでない。

 そもそも大手マスコミの記者たちの無関心が原因であり、また、中東イスラムと北朝鮮や中国など東アジアとヨーロッパとアメリカとアフリカ諸国と、それぞれバラバラに専門としている記者ばかりであることも原因だ。専門の医師が全身を診ることができないのと同じことである。

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# by ruhiginoue | 2017-06-11 18:28 | Comments(5)
 たばこの自動販売機が設置されている現状について、喫煙者千人を含む計2千人の成人にインターネットで聞いたところ、約7割が禁止すべきだと考えているという結果だった。これは国立がん研究センターが世界禁煙デーの先月31日に発表した。

 同センターによると、日本も批准する「たばこ規制枠組み条約の指針」は、たばこの自販機が広告や販売促進にあたるとして禁止を推奨していて、このため海外では多くの国が設置を規制しているという。
 そして国内でも自販機の設置を禁止すべきだと思うかを聞くと、41%が「禁止すべき」、27%が「どちらかというと禁止すべき」という答えだった。また指針が禁止を推奨するコンビニエンスストアなどでのたばこの陳列販売については31%が「禁止すべき」、24%が「どちらかというと禁止すべき」と答えた。

 特に、学校の近くや通学路沿いなど、未成年者が多く利用する店のたばこ販売については、約68%が禁止に賛成したということだ。
 この調査をした同センターの平野公康研究員は「国内では、コンビニやスーパーなど多くの場所でたばこに接することができる。健康に害を及ぼすたばこに、未成年者らが容易に手を出さないための対策が必要だ」とマスコミの取材に対して話している。

 つまり、たばこの自動販売機設置について、約7割が禁止すべきだと考えていることになる。商道徳に訴えて自粛などを呼びかけるべきで禁止する必要までは無いと思う人もいる。どちらせによ、未成年者が買ってはいけない商品を未成年者の多い場所で自動販売というのは非常識だと感じられる。

 しかし、自販機だから子供でも買えるというのは、子供が自分で喫煙や飲酒をできるというだけのことではない。自分の体験では、よく小さいころに「酒買ってこい」「タバコ買ってこい」と命令され、店で「親のお使いでも子供には売れない」と断られ、それをうちに帰って言うと禁断症状で苛立っている父親にぶん殴られるから、必死で自販機を探して買っていたものだ。
 また、深夜に店が閉まっているとき、どこか開いている店はないか、なければシャッターを叩いて店の人を呼んで懇願したりもした。
 だから、逆にというか、子供のためにこそ、タバコや酒の自販機やコンビニエンスストアでの販売が無くなっては困るのではないか。




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# by ruhiginoue | 2017-06-10 17:12 | 社会 | Comments(3)
 「民進、原口一博氏と有田芳生氏が場外乱闘 百田尚樹氏の講演会中止めぐり」HuffPost Japan 執筆者:中野渉 「議論は大いにやってください」

 これは「議論」することではなく事実の問題であった。誰か議員が不適切な行為をしたと原口議員がTwitterを利用して公言した。

 「学生のイベントに特定の議員が介入したとも聞いていますが何をしているのでしょうか。右左関係なく公人、議会人による権力の濫用は許されません。考え方が違うからと講演の機会を邪魔するのは言論に対する冒涜です。」(6月4日13時8分)

 この原口議員のtweetに、数多くの匿名ネトウヨたちが有田であるとコメントし、そのうえ有田議員の頭がハゲているなどと無関係の中傷までしていた。それを原口議員はブロックもミュートもせず曝していた。
 なので、有田議員は迷惑だと抗議した。頭髪のことではない。それは非常識で失礼だからもちろんブロックするなどの対処をすべきだが、問題は大学に議員が介入する権力の濫用をしたという批判だ。それが有田議員であるという噂を立てられては迷惑であるということだ。

 すると原口議員は、有田議員であることを前提にして書いたものではないと否定した。
 それなら別の誰かだということなる。ならば憶測で言われないように議員とは誰か明記して欲しいということだ。本当に誰か議員に議員として不適切な行為があったなら、公人であるので実名を出してよいし、出すべきだ。
 ところが、誰のことかと質問されても原口議員は答えない。なら原口の話は嘘ではないかと疑う人もいた。疑われても仕方ない。誰のどんな行為かという質問に対し、有田だとは言ってない、では答えになってない。

 その後、有田議員は原口議員を訪問し、そのtweetでいう議員は有田議員のことではないと確認したということで、二人は和解したという。それで握手している写真を掲載していた。
 これは、あくまで同じ政党に所属しているための決着であり、不適切な介入をした別の議員とは誰のことなのか、ハッキリさせるべきなのにしていないことが問題だ。ただの噂で実在しないなら、それを説明するべきだ。でないと、うやむやにしての手打ちにしかならない。 


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# by ruhiginoue | 2017-06-09 16:39 | 政治 | Comments(2)
 今朝はNHKがFM放送の音楽番組を中断して、北朝鮮が何か発射したということを韓国の軍から聞いたというのを韓国のメディアが発表した、という三段階の間接情報をちょっと流したうえで、古い情報を付け加えてながら延々と北朝鮮が戦争を始めようとしているかのようにステリックに叫んだ。

 そして、結局はどうだったかというと、北朝鮮が対艦ミサイル発射の訓練ないし実験をしたとみられ、弾道ミサイルではないから日本の安全保障上の問題ではないということだった。
 たったこれだけの説明で済むことを、NHKは音楽を中断して延々と、新しい情報も緊急の情報も無いまま、政府が対応に大忙しであると喚き散らす広報をした。ちょうどFMではハイドンの交響曲『時計』の有名な第二楽章の途中で、それからさらに次の曲が終わりそうになるまでという長さであった。
 これは、国内の問題を外に逸らそうとする政府の意を受けたものだろうが、その内容だけでなくアナウンサーの物々しい口調まで朝鮮中央通信に似てきた。しかし、そろそろ「またか」という反応になってきたことだろう。

 しかし、ここでNHKではなく日本政府に訊きたいことがある。先にトランプ大統領の指示でアメリカ軍の艦隊が出動しており、このように、敵対する外国の武装した軍艦が領海に接近してきて威嚇したら、地対艦ミサイルを誇示して抑止しようとするのは、当たり前のことじゃないか、それとも不適切なのか、防衛相と自衛隊の幕僚長に見解を伺いたい。
 これを国会で質問されたら、なんと答弁するだろう。


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 もう一つ北朝鮮がらみで、自民党の古屋圭司選挙対策委員長が、先日「北朝鮮は、今年は9回もミサイルを撃っている。デブの金正恩(キムジョンウン、朝鮮労働党委員長)っていうどうしようもない人。北朝鮮は伝統的に融和策をとっても解決しない」と演説したが、体形などは無関係であり、そんな言葉づかいは品が無く、外交上も悪影響だから、政権与党の要職にある人の言葉として不適切だという批判があった。
 それも、もちろん褒められたことではないが、先に述べたとおりのアメリカについては、どうなのか。沈黙したままで「伝統的」では話にならず、外交も安全保障も駄目ということになる。

 そして、マスコミ報道では「デブ」と言ったことが見出しになっていたりするが、むしろ重要なのは、そのあとに続く「(拉致被害者は)みな生きている。」のほうだ。なんで判るのか。どんな情報に基づいているのか。
 これとは逆に田原総一朗がテレビで「みんな死んでいる」と発言し、外務省の人から直接聞いたと言ったものの外務省から否定されて謝罪したことがあった。これだけでなく田原という人は、よく、自分だけが特別に知っていると得意になって話して、そこに何の根拠もないことが何度もあった。
 そんな口から出まかせするテレビ司会者と自民党の選挙対策委員長が同じでは困るだろう。これも問い糺したい話だ。



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# by ruhiginoue | 2017-06-08 16:07 | 国際 | Comments(2)

獣医と薬剤師

 獣医に診察されたことがあるというツイートに質問があったので、その話題を。

 加計学園の問題から獣医のことが話題になっている。この獣医を軽く見ている人もいるが、実際にはたくさん勉強しなければならないので、大変幅広い知識を持つ人が多い。
 そして人間の医師より詳しかったりもする。前に怪我した飼い猫を診せた獣医に、大学病院の専門医でも気づかなかった指摘をされ、おかげで治ったことがある。

 もともと、動物が診療所で注射を嫌がるなどで暴れると、獣医は慣れているから対応できるが飼い主が噛みつかれたり引っ搔かかれたりで軽い負傷をすることがある。そのさい傷の手当を獣医にしてもらうことは、よくある。やることは同じだからだ。あと、皮膚病など動物と飼い主とが同じ症状で、どちらが先かはわからないが感染したことが明らかで、獣医が適切な指摘をしてくれる。時には同じ薬だからと、オマケしてくれる。ただし保険から請求できないのでちょっとだけである。

 そういうことだけでなく、人間の医師が解らないことを獣医なら気づくこともある。色々な動物を診ているので視野が広いからだと思われる。
 また、問題が医師の知識ではなく患者が状態をうまく説明できない場合、獣医は自分で語ることができない患者ばかり相手にしているので判るということもあるだろう。
 それで、『宇宙戦艦ヤマト』のように「佐渡犬猫病院 人間も可」と看板かけてもよさそうな人までいる。

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 それはともかく、あのしょうもない発言ばかりする池田信夫という人が、獣医なんて資格が要らないのではないかとツイートしたため、笑わている。獣医とはペット専用の犬猫病院しか知らないということだ。菜食主義者だから畜産とか無用だとでも言うもりだろうか。獣医がミスった場合、ペットなら損害賠償は主に慰謝料で人間より安いが、人間様より稼いでいる動物だと大変なことになる。例えば競走馬の場合について競馬ミステリーのディックフランシスが小説を書いている。

 そのうえ、池田信夫は薬剤師は処方箋どおり出すだけだからバイトでも良いとまで言ってしまった。かつて医師が処方箋を書き間違えて患者に被害があって裁判になり、医師だけでなく薬剤師にも責任があるという判決だった。処方箋を詳しく読めば薬剤師の専門知識なら誤りに気づけたからだ。これに多くの薬剤師が「当たり前だよ」と。

 というわけで、軽く見てテキトーなことをツイートしてはいけない。



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# by ruhiginoue | 2017-06-07 20:17 | 社会 | Comments(4)
 今、政権を揺るがしている問題で渦中の人となっている、籠池さん、前川さん、詩織さん、の件で、籠池さんのことでは大活躍だったノイホイこと菅野さんは、詩織さんの件では口ごもっているようだ。彼は女性に迫って拒否されたのに無理矢理に口をくっ付けるなどしてしまったことを週刊誌に書かれていたからだろう。

 しかし、その件でノイホイさんは反省してカウンセリングを受けたそうだ。そうするべきで、だからもっと重症の山口さんも受けるべきだ。心の治療は加害者こそ受けないといけない。
 一方、被害者に必要なのは心の治療よりも加害者が裁かれることだ。それは私刑とか復讐ではなく、公的に認められることである。自分の経験でも、医療過誤の被害に遭った当時はカウンセリングを受けていたし、精神安定剤も飲んでいたが、それらは裁判で勝訴したら無用になった。

 あの詩織さんは、あんなことをされた人がマスコミで偉そうにしているから遂に決意したと言っていたが、この気持ちはよくわかる。こちらも今では前川さんのことで渦中の読売新聞が、加害医師の考案したという治療を未だこれから学会に発表するという段階で大見出しとカラー写真入りでデカデカと紹介したときは、もっとも体調が悪かった。
 だが、そのあと読売新聞が裁判の判決について最も大きく弁護士と一緒にいる写真入りで報じた。ベタ記事も含めると他の主要な新聞も、産経を除いて(w)すべて記事を掲載し、テレビでも取り上げられた。

 これら新聞の切り抜きを壁に貼って『タクシードライバー』みたいに眺めていたら、カウンセリングなど無用になった。必要なのは加害医師のほうだ。周知のとおり、また問題を起こしてマスコミで取り上げられたのだから。
 つまり、ノイホイさんは正しい対処をしているし、もっと必要な山口さんはノイホイさんを見習うべきだ。そしてストレスで体調が悪いという詩織さんに最も必要なのは公正な裁判である。

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# by ruhiginoue | 2017-06-06 18:10 | 社会 | Comments(9)
 百田尚樹の一橋大学内講演が中止となったそうだが、こうなった背景には、彼がもともと差別発言を繰り返してきたうえ、気に入らない言論や報道は権力によって弾圧をし、それでも足りなければテロや殺人を実行しようと非常識極まることを公言してきたため、大学内で講演させるには不適切な人選であると反対され、混乱やその警備などの問題にもなったからだ。
 それなのに、百田尚樹は言論弾圧だと文句を言うなど非常識の上塗りをしていて、その矛盾は滑稽なほどだ。

 そんな百田尚樹を擁護する人たちの中に、国会議員の原口一博がいる。彼は右翼発言と差別発言を繰り返すことで同類項だが、そんな人がいるから民進党は支持が伸びないのであり、最初は自民党だったのだから今は維新にでも移籍してもらうべきだと言われている。
 しかし、よく、他人を差別する者は自分の劣等感の裏返しと言われるけれど、原口一博という議員もそれだろう。だから、とんでもないと思うと同時に気の毒でもある。

 この原口一博は、民進党を代表する議員の蓮舫の家系に台湾人がいるという話から及んで、自分は何代前から日本人だと誇る発言をツイートしたために「炎上」したが、まったくナチのニュルンベルク法やアーリア条項と発想が同じだ。
 しかし、彼は、自分の家系が遺伝病を持っている深刻な悩みを語っていた。遺伝性難病が自分の子供には顕れていないが、病気が遺伝によるものなので家族にも偏見などの影響があることを心配していたのだ。
 それで、差別や偏見に反対するのではなく、家系に何代も前から外国人は混ざっていないから蓮舫とは違うのだという無意味な自慢と差別をした。そうすることで、家系の悩みを紛らわせたのだろう。

 「人類を種としてよわめるがごとき要素を排除するのは、人類の統治者たる余にとって神聖な義務である」
 それは具体的には身体障害者や貧困層や"優秀でない"人々に対する断種の強制であり、精神障害者を安楽死させることであり、弱者救済の社会政策をほとんど全廃することであった。ルドルフにとっては"弱い"ことじたい許しがたい罪であり"弱さを盾にとって当然のごとく保護を求める"社会的弱者は憎悪の対象ですらあったのだ。
 『銀河英雄伝説 1』創元文庫版20ページ 田中芳樹 著

 これは、過日死去した「正論文化人」の代表格・上智大学名誉教授・渡部昇一の書いたもののうち『知的生活の方法』の次に有名な『神聖なる義務』を小説の中で皮肉ったものであった。渡部昇一は、ある小説家を名指しして遺伝性難病の子供を作ったことが社会の迷惑になると非難した。
 これに批判がおきると渡部昇一は、ナチスが障害者を排除したからドイツは発展したのであるから、ナチスにやられないためにはあらかじめ障害を持つ子供を作らないようにすべきだと説いたのだと書いて開き直った。この論法を、あの障害者施設襲撃事件にあてはめると、犯人のようなことをする者が出ないように障害児を産むなということになる。
 それで、その後どうなったかというと、渡部と対談もする『産経』の「正論大賞」仲間の曽野綾子が、障害児を産んだ自民党の議員・野田聖子は社会に迷惑をかけていると非難することになるのだ。

 ところが渡部昇一は生まれつき虚弱体質で、極端なマザコンであった。講演をすれば演壇から控え室まで母親の自慢話が延々と続く。彼が劣悪遺伝子を抹殺せよというのは自分を産んだ母親への怨みと甘えだったのだろう。
 そして原口一博は、南京虐殺否定とか外国排斥とか渡部昇一と思想的な共通点が実に多い。自らが差別と迫害をされる側でありながら、それに反対するのではなく逆に積極的に迎合するということで一致している。そうすることで、家系のことと同様に、生まれつき抱えている悩みを他者を貶めることで自慰したのだろう。

 だから、とんでもないと思うと同時に、気の毒に感じもするのだ。もちろん議員なのだから、その発言には責任をもってもらわなければならない。感情面で構造を分析はしたが、同情はしないし、してはならない。


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# by ruhiginoue | 2017-06-05 15:49 | 政治 | Comments(5)