井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue
 国会で野党に質問させないようにしている自民党は、今は安倍夫妻にやましいことがあるからだろうが、もともと特に地方では、質問させないことが普通に行われていた。
 これと同じで、自民党支持の有権者が「野党は批判ばかり」と言っているけれど、現実には全会一致もあるし、政策の提案もやっているのだが、この事実を無視しているとか事実誤認とかいうことより、そもそも議論しないで「なあなあ」で済ませろということだ。
 つまり田舎者の感覚だ。田舎者に自民党は支持されている。
 だから「臭くて煙くてしんどい」というけど自民党両院議員総会は「喫煙可」なのだ。国会の自民党は全国から田舎のジーサンとバーサンが集まっているのだから、マナーなんて関心がなくて当然なのだ。

 ところで先日、鳩山由紀夫氏が「コンビニ食には偏見があるけど業界の人が言うには配慮しているので安心ということだった」という趣旨のツイートをし、業界の説明を鵜呑みにするなと反論がいっぱいぶら下がっていた。
 そうしたら、由紀夫ではなく幸男すなわち枝野幸男氏がコンビニで弁当を買って食べていたことで、栄養はどうかと騒がれた。官房長官の当時、震災があって寝る間も惜しんでいるので「枝野、寝ろ」とネット上で騒がれいたが、今度は「枝野、野菜も食え」と言われている。
 そうは言っても、枝野氏は埼玉県民である。日高屋のラーメンとファッショセンターしまむらの衣類で良いのが埼玉県民である。

 そういう埼玉でも、もっとすごいところがある。
 先日、毛染め禁止としながら生まれつき毛染めしたような色ならしてないような色に毛染めしろという変な指導が裁判沙汰になり、奇妙な日本として世界中で報道されたが、この同調強制も田舎では普通の感覚である。
 ただし大阪の場合は維新が幅を利かせているから差別だろうが。
 そして変な校則が日本各地の学校にあり、中には不可解すぎて笑ってしまう内容まであることが語り草だが、過日の天皇参拝で話題になった高麗神社がある埼玉県の山奥の高麗中学校は、髪の毛を少し伸ばすことすら許されず、また、保護者の同伴なく盛り場に行くのを禁止する「友達同士で新宿(とか渋谷とか)に行ってはいけない」と同じ意味で「友達同士で飯能に行ってはいけない」という校則があった、と言う卒業生の話に「飯能って遠足で行く所だろ」と埼玉県民は驚き笑う。
 それでも、山奥からしてみると都会の盛り場と同じなのだ。

 こういう実態を挙げていたらきりがない。
 だから漫画家の魔夜峰央が、雑誌の編集者に騙されて埼玉県所沢市に住んで嫌な思いをして横浜に転居し、埼玉県をこき下ろす漫画を描いていたが、あれなんかまだ大したことがない。

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# by ruhiginoue | 2017-11-05 15:16 | 政治 | Comments(6)
 あの「レイプ揉み消し疑惑」の山口敬之という人が、その件で週刊誌などに騒がれたせいで「老父が入院しました」とFBに投稿したところ、ほんとうに因果関係があるのかと疑問を呈する人や、加害者のくせに被害者ぶっていると批判する人がいる。
 しかし、自分の息子が女性を強引にホテルに連れ込んで犯したうえ下着をお土産に欲しいなんて言う変態だと知ったら、普通の親ならショックで倒れたり体の具合が悪くなったりして当然だ。

 ただ、山口敬之という人には妻子がいるそうで、その家族としては自分の夫(父)が、あんなことをしたと知ってショックじゃないのか?と言う人たちがいるけど、ああいう人は元々お金で家族をつなぎとめているもの。だから彼は金のため権力に媚びるし、そんな人の家族が気にするのは、夫(父)が何をしでかしたかよりも、騒動の影響で夫(父)の収入が減り自分たちの生活の質が悪化しないか、贅沢が続けられなくなりゃしないか、ということだけ。

 これは前に述べたが、知り合いのジャーナリストで親一人子一人の人が、仕事で出かけるとき、権力から睨まれて警察に逮捕されることもありえるし、暴力団などに狙われてテロに遭うこともありえるから、そのような事態になった場合の対応を子供に教えていると言っていた。まるで時代劇の『子連れ狼』であった。
 これと山口敬之という人は真逆で、金のために権力にすり寄り、欲望のためにしでかしたことで罪に問われると権力に助けを求めた。彼は「ジャーナリスト」ではなく「大手マスコミ関係者」でしかない。
 しかし、そういう人だから収入は多く、それによって家族は世間の平均よりずっと良い生活をしてきたのだから、それが良くて夫(父)として家族から認められていたのだ。

 ほかの職業でも、例えば医師には、専門家にあるまじきとんでもないことをして問題になったら、それで評判が落ちて収入が減れば家族の生活に影響すると愚痴ってばかりいて、自分の非道や無責任の被害に遭った患者のことなど何とも思っていない人がよくいる。
 そういう人は、悲惨な被害者について家族からどう思われているのだろうかと疑問だが、しかしよく観察すると、そもそも家族は金でつなぎとめられているから、夫(父)がどんなに酷いことをしようと、お金のこと以外はまるで無関心である。

 これについて、知り合いの女性の医師が言っていた。医師の婚活パーティーにどんな女性が行くか知ってるか、と。中には、まだ医学部の学生であるときから目を付けて擦り寄っている女性がいるそうだ。
 そんな中で、医学生の集団強姦のような事件が起きる。擦り寄られているうちに思い上がってしまうから、そういうことをする。
 それと同じで、大手マスコミでそれらしい地位にいる山口敬之という人も、フリーランスの若い女性のジャーナリストから仕事がらみで相談されたら、思い上がった医学生みたいな感覚を発揮したのではないか。
 そういう人の妻子であれば、医師の婚活パーティーに行く女性と同じ感覚だろうから、権力に擦り寄って逮捕状を握り潰してもらい収入がまだ多ければ結構なことであり、強姦したことなど全然気にならないはず、ということだ。

  


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# by ruhiginoue | 2017-11-04 11:51 | 社会 | Comments(4)
 最近、有名人の訴訟代理人をしたことでも知られる某弁護士が、SNSで生活保護と役所の対応について告発していた。
 それによると、生活保護費の支給日に役所に行って生活保護の窓口近くのベンチに腰かけるなどしてさりげなく様子を観察してみるとよいそうだ。
 まず、職員が偉そうにして、ひどいものだそうだ。これについては、公費を扱っているだけなのに自分の金だと錯覚しているかのようだ、という指摘が前からされている。
 そして、その弁護士が目撃したのは、収入の申告漏れがあったらしい受給者を窓口カウンターに立たせたまま衆人環視の状況で叱責し、挙句に「こっちも人間だからさ!ちゃんとやってくれないと、もう助けたくないなあってなっちゃうよ!わかる?」(ママ)などの暴言を吐いている職員の様子。これに弁護士は、否おまえ個人のお気持ちで支給決めるわけじゃねえだろと憤ったと言う。

 ところで過日、世田谷区の保健福祉センターでパワハラを受けたという話が寄せられた。
 この世田谷区の福祉職員について、その容姿とか学歴とかについて、劣等コンプレックスでイジメをやっているのではないかという点は、考えられることだけれど問題と直接の関係はないのでひとまず置くとする。

 そのほかの点、名が「柳田康男」であり、そんな人は辞めて欲しいと役所に訴えたところ、公務員が公務中のことだから個人責任はなく自治体の責任だという返答であり、そのかわり実名だして批判しても法律上は問題がない、という話であったことは事実であると確認できた。
 また、他の職員と混同されては他の人が迷惑するので、むしろ実名を出したほうが問題がないことも法的見地から言えるので、そのまま紹介する。
 
 そこで寄せられた話によると、その人は病気で手術を繰り返していたので一時期に生活保護を受けていた。
 そのとき世田谷区の保健福祉センターの柳田康男からパワハラがあった。保護費の支給日に保護費が入った封筒をちらつかせながら渡さず、侮辱する言葉を浴びせかけてから「ほらよ」と放り投げるように渡したり下に落として拾わせたりした。
 こんなこと他の職員はせず、先に手渡している。

 また家庭訪問では「手術なんてしないで働け」とか「お前のようなのがいると社会に迷惑がかかる」とか笑いながら言ったそうだ。
 最初、福祉事務所との話し合いで、治療して良くなったら社会復帰する方針であったが、それなのに柳田康男が妨害と嫌がらせをした。
 それまでは福祉事務所が通院する交通費を出していた。これはそう規定されているからだ。ところが柳田康男は申請しても事務処理しないで通院の妨害をした。

 このため世田谷区役所に相談したら、パワハラはともかく交通費のことは保健福祉センターに問い合わせするとの返答。そして、交通費の申請があったら通院の記録と医療券を照合して確認できるはずなのに、していなかったから、柳田の上司が家庭訪問して謝罪した。
 このことについて柳田康男は、手術して治ったからいいのだと勘違いして「あんたいつまで生活保護やってんだ」と言ってしまったと上司に釈明したそうだ。釈明になってないだろう。

 これはあまりにもひどい話だが、しかし、一人の出来損ない職員の問題ではなく、そもそも生活保護費を手渡しというのが不適切であろう。現金だから受け取ったあとで紛失などの危険もあるし、手渡すことで役人が自分の金だと勘違いもする。
 そうではなく、生保費支給を振り込みにしている役所があるそうで、そうしている某役所に問い合わせたところ事実であった。

 なぜ、そうするのかというと「支給は支給、指導は指導」だからだ。福祉事務所には、生活保護費を受けている人が健全な生活をして、いずれ立ち直れるように支援し、そのための指導する権限はあるけれど、それを国民の権利である保護費の支給を質にとって行っては憲法の理念にもとるし、だいいち嫌らしいから役人の品位を堕とす、ということだった。

 なるほど。
 あと、そうすれば役所の名義で振り込みとなるから、手渡している役人が錯覚して自分の金を渡していると思うこともないはずだ。
 こういうことだから、他の自治体もすべて振り込みとし、呼びつけて手渡しは禁止すべきである。



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# by ruhiginoue | 2017-11-03 18:04 | 社会 | Comments(2)
 立憲民主党の枝野幸男代表は、にわかに結成されたにしては先月の選挙で多くの当選者を出せたことに関して、すでに擁立していた候補を降ろすなどの協力をしてくれた共産党などに対し謝意を述べていたが、これは政治家としてはもちろん常識ある大人としては当然のことだろう。

 また、これまで野党を支持してはいたが共産党には反感をもって悪口ばかり言っていた人たちが、今回の選挙によって「共産党を見直した」とか「はじめて比例で共産党と書いて投票した」とか言うようになった。

 ところが、共産党の各地域の支部がそれぞれ話し合って急遽に決めた精一杯の対応を実施したにもかかわらず、競合区で完全に候補下ろさなかったなどと憤って文句を言っている人もいる。
 こういう人たちに対して、なぜ共産党だけが一方的に譲らなければならないのか、そう考える思考の仕組みが不可解だと言う人たちがいる。たしかに、ろくな見返りも提示せず、おまえらは言う通りにして当然と言いのけるのは図々しいにもほどがある。

 しかし、これは世の常と言うべきことだ。このような場合には必ず、図々しい要求をする人が現れるものである。
 「なら、もっとできるはずでしょぅ。やりなさいよ。なんでやらないの」
 という調子だ。

 この意味では、共産党にも同様の人がいた。何年も前に、地元の同党議員が、機関紙『赤旗』の配達をする人が不足していると言うので手伝ったことがあるけれど、そうしたらあるとき隣の自治体にいる共産党員の男から「もっとやれ」と図々しい調子で言われた。
 これが実に失礼な物言いだった。ただでさえ朝刊だから配達が大変なのだが、そのうえ警察や右翼や某宗教団体の嫌がらせもあり、それでも雨の日も風の日も雪の日も休まずに配達していることに対して、それだったら、もっとできて当然だと言う。

 この同党員は市議会議員選挙に立候補したけど落選したという人だった。一方、配達を手伝うきっかけになった同党の現役議員は、他人に失礼な口をきくことは絶対にしない人であった。

 こういうことは政治だけではなく何事にもあることだから、常に念頭に置いておかなければならない。



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# by ruhiginoue | 2017-11-02 17:01 | 政治 | Comments(3)
 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』が出版されたという話題の中で、前に、同級生の父親について親が親だから子供も子供ということを書いた。

 この本を企画した今一生氏は、先日のハロウィンで仮装のため化粧により傷を描く演出が一部で流行っていることについて、その傷は仮装が終わってから消すことができるけれど、本物だから消せない人もいるから、それを考えると複雑な気持ちになってしまうと述べていた。
 また、今一生氏の友人に、生まれつき顔に赤アザがある人がいて、お二人は本の販売促進のために企画された対談をしていたが、この人とは当方も前から知り合いであった。

 その方は顔の痣について、よく「痣なんて気にしなければいいんだ」と言う人がいるんで、なら油性のペンで自分と同じように顔に模様をつけて外を歩き、人に見られた感想を聞かせて下さいと言ったところ、消せるのに試した人はいなかったと言っていた。
 それだけ「気にしなければいい」と言い放つ人は無責任であるということだ。

 また、顔など目立つ部位は特にそうだが、痣は外見の問題も深刻であるけれど、もう一つ、悪性の痣は癌として他に転移し生命に関わるから別の意味でも深刻である。
 これについて、その同級生の父親は、切除手術しないといけないかどうか慎重に検査して判断しないといけないということで苦悩している息子の同級生に対して、ニヤケながらこう言い放った。
 「ケッのアザはあったほうがいいんだぞ(笑)」
 それは「蒙古斑」と呼ばれる東洋人の幼児にあり、いずれ消えるものだ。医学的無知にしても深刻な話になんてことを言うのかと呆れたが、それで「面白いお父さんだね」と皮肉を言ったのにバカ息子には通じず「おまえ、うちのお父さん好きだろ。でもお父さんお前が大嫌いなんだ」と言った。これは前に『日本一醜い親への手紙』を話題にしたからだ。

 このように、親が親だから子供も子供でも説明したとおり、自分が恵まれているのはいいが、そうでない人に対して想像力が働かないどころか、思いやりが欠如しているだけでは済まず、積極的に侮辱して悦にいるという人であるから、さらに身体生命に関わる問題にまで最低の言動をしたということであった。
 このような人たちは何を言っても無駄だから関わらないで精神衛生を維持するしかないが、ただ、このような人たちが世の中でけっこう幅を利かせている現実もあるので、どうしたらよいかと思案している。
 





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# by ruhiginoue | 2017-11-01 14:23 | 社会 | Comments(2)
 『ブレードランナー』の続編が二時間四十分を超える長編だそうで、これでは鑑賞は不可能だ。

 ただし長いから退屈とか忍耐とかいう問題ではない。映画の上映時間が長いと感じるのは内容との均衡だ。
 かつて『マルコムX』が公開されたとき存命だった黒澤明は、三時間物なのに長い感じがしないのは内容が詰まっているからだと指摘していて、このことは映画の原作である『マルコムX自伝』を読んでから観た人たちが一様に、省略されすぎていると言ったことから明らかだ。
 だから『ハリーポッター』は、原作を読んだ子供たちが観ることを前提にしているから省略しないで映画化している。このために、長いと耐えられない子供が観るにしてはかなり長尺であり、このほうが子供にウケるのだ。

 そして『ブレードランナー』の続編は、前の作品を観た人たちが、そのあとどうなるかと考えることに対してなるべくきっちり応えようとしているから長くなっていて、だから観客にとっては長ったらしくて退屈とはならないらしい。

 しかし、このところ映画館に行くことが全くない。それは映画館が途中入退場の煩さを気にする観客が多いので指定制にしてくれたのはいいが、途中で気分が悪くなるなどで退場して次の回に観るというわけにはいかなくなったからだ。
 こうなると、上映時間が長い映画はいつも最後まで観ることができない。

 このため、前に東大医学部で教授に相談したことがある。まず自分で医学文献を読んで、だからこういう対策はできないかと訊ねて、しかしそれにはこのような問題があって無理だという答え、という問答の繰り返しとなったことがあり、まったく『ブレードランナー』でロイバッテイとタイレルが問答したような会話だった。

 余談だが、原作の小説では人造人間の寿命が設定されてるのではなく新陳代謝が無いから短命ということになっていて、またロイバッテイはデッカードにあっさりと退治されてしまう。それを映画では死闘にしている。知能はあるが感情は無いというのは、明らかにチャペックの『RURロッスムのユニバーサルロボット』の影響だ。

 そういうことで、体調が悪いから『ブレードランナー』の続編も駄目ということだが、そのため、このところ娯楽の類をまったくしない。
 あと仕事で雑誌の原稿を書いたり取材の電話をかけたりしている間に、ちょうど映画でタイレルが仕事の合間に投資の話をして株だか債権だかを「売れ」とか指示している場面があるが、そんなふうにしていて、このため金はけっこう入ってくるのだが趣味や娯楽に使わないので、また投機に回し、こうなると貯まるばかり。
 しかし、ぜんぜん面白くない。技術の進歩で身体が治るようになった時に期待して、治療費としてため込んでいるのだと思うようしている。


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 原作がうちの書棚にあったのを思い出した。ペーパーバック版である。




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# by ruhiginoue | 2017-10-31 13:13 | 映画 | Comments(3)

リベラルの対義語

 記者に質問されたときの麻生太郎はまるでヤクザみたいな態度だったが、そんな奴に対して記者も弱腰だったから、これじゃ驕った政治家がますます威張るのも当然で、ジャーナリストならしっかりしてほしいと言って批判する人がいる。
 
 しかし、現実を見てみよう。質問に答えにくいからと激高して「出ていけ」と記者に怒鳴り散らした復興大臣の今村が、その後さらに「震災が東北で良かった」と暴言を吐き、これには安倍総理も慌てたほどだったが、それほどの問題になっても再選するのだから、いくらジャーナリストがしっかりしても無駄で、遠慮がちになるなと文句を言っても無理というものだ。

 そんな政治家たちを再選させるのは田舎の選挙民である。昔から今回の選挙まで、こんな不祥事・不始末・問題などを起こしたのに何で再選しちゃうのかと驚かれている議員は田舎の選挙区ばかりだ。
 もともと田舎の人たちは、学校で成績が良く大学を出て大手マスコミに就職したとか、意識が高くてジャーナリズムの世界に入ったとか、そんな同級生のことを生意気な奴だと憎んでいるものだ。

 また、前に話した福井出身の知人のことだが、この人は実に保守的な人だ。それが原発のことで故郷に憤慨していたのは、なぜか。
 かつてその親類の理工学者が「将来に禍根を残す」と原発計画を批判したけど、住民たちはサッパリ理解できず、とにかく何だか大きな公共事業らしいのでケチをつけるなんてとんでもないと言い、しかも、なまじ学なんかがあるとアカになるんだとも言われたそうで、そんな土地で今度は仕事がダメで辞職した防衛大臣の稲田が再選ということだから、土地柄が変わってないと呆れてしまったということだ。
 いくら民意と言っても、地方自治ではなく国政なのだから地元だけでは済まない。原発で事故があったら被害は福井だけなのか。無能な防衛大臣を出した報いで福井が武力攻撃を受けるか。いくら選挙区でお詫びされたからって、ダメ大臣を許してはいけない。
 これがド田舎者の福井県民には理解できないということで、ついにその出身の知人は「稲田に投票した福井県民は東尋坊から身を投げて死んじまえ」と言っていた。

 このところ、リベラルの対義語は保守ではない云々の議論がされているが、日本の場合 liberalと対立するのはhickとか sticksつまりド田舎・糞田舎というべきだろう。




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# by ruhiginoue | 2017-10-30 15:46 | 政治 | Comments(2)
 もともとの髪の毛の色が染めているように見えるから、学校で毛染め禁止なので、染めていないように見えるように毛染めしろという、ようするに規則違反ではないが規則違反のように見えるので、規則違反をして規則違反してないように見せろ、というギャグのような話を強制する大阪の高校が訴えられた件は、そもそもそこの教師にとって、教育でも秩序でもなくイジメが目的であった以外に考えられない。

 これを昨日の話題としたが、その、女子生徒の地毛を黒髪に染めさせた高校の教頭が、クセっ毛かパーマか不明だがクルッとした髪型で、白髪混じりでハゲかかっていたため、このインタビューが放送されると、学生に強要する前にこの教頭の髪にストパーかけて毛を黒く染めて増毛させなくて良いのかと言われている。テレビのインタビューに答えるなら、教頭らしくネクタイをしてヒゲも剃れとも言われていた。たしかにその教頭は清潔感がなさすぎる外観だった。
 もともと、生徒の服装と髪型に対して口やかましい教師には、手前の身だしなみがダメという人が目立ったものだ。

 この、生徒の髪の毛をとやかく言うなら先生はどうかという話で思い出したのが、この志村けんのコントであった。志村けん、真に迫った演技というより地で演じているようだった。
 
 もともとの体質はどうしようもないということでは、自分の高校で、同じクラスの女の子が、このコントのように口紅を塗って学校に来ているのではないかと教師から言われて、荒れ対策のリップクリームを塗っているだけだと否定し、それにしては赤いと言われると体質だと釈明したのだが、そのうえでこちらを指さし「それなら彼の唇の方が赤っぽい」と余計なことを言った。
 これに対して教師は、「他の人はいい。お前だから疑っている」と言った。その女生徒は、後に資生堂に就職した。これは本当のこと。そういう女生徒だから疑われたわけだ。
 
 その余計なことだが、唇が赤っぽいのは体質だけでなく結核が原因である場合も考えられ、うちの母親は同級生にそういう人がいたから実際に見たことがあり、また父方の祖父が結核のため三十歳代前半で死去しているから、念のためと検査を受けさせられたことがある。
 それで結核ではないと既に判明していたから心配などはしなかったが、その女生徒から利用されて迷惑ではあった。

 とにかく、生来の身体的な特徴でとやかく言うのも、オシャレしていることについてとやかく言うのも、余計なことである。




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# by ruhiginoue | 2017-10-29 14:22 | 社会 | Comments(8)
 生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう教諭らから何度も指導され精神的な苦痛を受けたとして、大阪府立高校3年の女子生徒が、府に約220万円の賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。27日に第1回口頭弁論があり、府は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
 訴状によると、生徒の母親は2015年4月の入学時、生徒の髪が生まれつき茶色いことを学校側に説明。黒染めを強要しないよう求めた。しかし教諭らは、染色や脱色を禁じる「生徒心得」を理由に、黒く染めるよう指導した。「生来的に金髪の外国人留学生でも、規則では黒染めをさせることになる」とも述べたという。
 生徒は黒染めに応じていたが、色が戻るたびに染め直すよう指示され、2年次の16年9月には黒染めが不十分だとして授業への出席を禁じられた。翌10月の修学旅行への参加も認められず、現在も不登校が続いているという。
 生徒側は、「黒染めで頭皮や頭髪に健康被害が生じた。身体的特徴を否定され精神的苦痛も受けた」と主張。「高校には生徒が健全に発育できる環境を作る義務がある」としたうえで、今回の指導はそれに反する「違法な指導だ」と訴えている。大阪府教育庁は朝日新聞の取材に「事実関係も含め、係争中なので答えられない」とした。

 以上朝日新聞の記事より引用。

 他のマスメディアでも同じ趣旨の報道がされており、かなりの話題になっている。
 そして、毛染めがダメなのに、染めたような色だから染めていないような色に染めろと強制するという滑稽さ理不尽さに対して批判が起きている。

 この事件から、自分の高校のころのことを思い出したが、毛染めは禁止でも生来の色を染めろとは言われなかった。なぜなら、禁止する理由が明確だったからだ。身だしなみ+少々のオシャレならいいが、パーマとか毛染めになると余計に金がかかる。そんな余裕がある人は他所の高校に行けばよい。この高校は私立校のように学費が高い学校ではなく、しかも地域の特徴から公立の中でも特に貧乏な家庭の者が多い、ということだった。

 これは笑いそうになっても笑ってはいけない話で、うちも貧乏だったが、それで貧乏人の多い高校に仕方なく行かされたところ、うちがマシに思える家庭の人がよくいた。そのひどい一例が、前にとりあげた不潔な蕎麦屋の品が悪い息子の話だった。
 これくらい貧乏な人が多い学校だと、指導が明確になる。そうでないと、変なことになる。
 
 もともと、身体的特徴で少数派の人が差別を受けても「気にしなければいい」で一蹴し、差別の正当化でイジメの助長することが日本ではまかり通っている。
 だから、生来の髪色を染めろと強要するけれど、自発的に染めたら違反だと咎められるのだ。周囲に合わせないのは悪いと言ったり、周囲と違うのを気にするのが悪いと言ったり、どちらにしても責められる。

 つまり身体的特徴の少数派をイジメて悦に入っているだけである。こんなのは指導でもなければ価値観の押し付けでもなく、サディスティックな快感を味わっているだけだ。こういう倒錯した感覚の持ち主が日本には昔から非常に多い。そして骨の髄まで染み込んでいるから、そう簡単には抜けない。



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# by ruhiginoue | 2017-10-28 14:53 | 社会 | Comments(8)

篠沢秀夫の死と週刊文春

 フランス文学研究の元大学教授・篠沢秀夫が84歳で死去したとのこと。彼はテレビの人気番組『クイズダービー』に出演して有名になった。
 これも司会・大橋巨泉の番組だったが、ケントギルバートと同様に、大橋巨泉の番組によって有名になった人には右翼としての発言を繰り返す人たちがいる。
 
 ただ、ケントギルバートは事業に失敗して金に困っての商売だが、篠沢秀夫は信念の右翼だったようで、金のためというわけではなく歴史修正主義といわれる団体に賛同してきた。
 これを「保守派の論客」と書いたマスメディアもあるが、この内容では保守ではなく極右というべきである。
 ただし、基本はまともなので保守だと言うべき発言も彼はしていた。

 その代表的な発言は、テレビ番組である少年事件が取りあげられたさいのことだ。
 このとき週刊文春が少年の実名を報道したことについて、こんなことをするのは明らかに法律違反であると指摘され問題になっていたのに、ここで出演していた歌手の和田アキ子が良く考えもせず軽々しく支持した。
 すると同席していた篠沢秀夫は、週刊文春はやってはいけないことをしたとキッパリと言った。そして和田アキ子がただの感情論で、週刊文春だけが正しくて、同じことをしない他のマスメディアが間違っている、と言うのに対し、篠沢秀夫は「そのような態度は人間社会が培ってきたものを否定することになる」と言って毅然と批判した。

 このように言える人は、他の発言がどうであろうと保守であると言える。
 一方、週刊文春は保守ではなく商売で権力にすり寄っているだけであることは、昔から定評がある。少年事件にしても、実名報道で騒ぎにして売りたいだけなのが見え見えであった。だから、その後、実名報道すれば何がどう有益で違法行為がどう許されるのかということを、きちんと説明できなかった。

 この恥知らず商売をしてきたのが、今では月刊Hanadaという月刊willのエピゴーネン雑誌を発行している花田紀凱である。
 かつて彼は週刊文春を週刊誌発行数一位にのし上げて「ミスター文春」とまで呼ばれたが、そのやり方がなりふり構わずで汚いと批判もされていて、そしたらついに不祥事を起こして辞めた、という人だ。
 そして今ではあの山口敬之に勝手な放言を誌上でやらせてヒンシュクを買っているが、これも商売だということだろうか。
 そうとばかりも言えない。昔から彼は女性が自己主張するとムキになって叩く性癖があり、これは業界では語り草だった。

 どうであれ、篠沢秀夫には筋の通ったところがあったとだけは言える。



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# by ruhiginoue | 2017-10-27 17:44 | 社会 | Comments(2)