「勲章は恥」とジョン・レノン
2009年 01月 07日
ジョン・レノンが受賞した後に返した勲章が、その理由を書いて添えた手紙とともに、セント・ジェームズ宮殿に保管されて忘れられていたところを発見されたそうだ。
ベトナム戦争対米支持の英政府に抗議するとジョン・レノンは述べていたが、後に彼は「勲章は恥」だと思ったから返したと言っている。例えばドキュメンタリー映画『イマジン』(アンドリュー・ソルト監督)の中で、そう言う場面がある。
受賞の理由は、外貨とくに米ドルを稼いで英国経済に多大な貢献をしたということで、実際に経済への影響は大きかったようだ。
それでも、受賞にケチを付ける人たちは多く、それに対してジョン・レノンは「文句を言っている人たちには戦争の英雄として受賞した人たちがいますね。人を殺してですよ。僕たちは人を楽しませたんです。よほど正当な受賞理由でしょう」と言って喝采を受けたが、後から、そもそも勲章を持っていることが恥だと考え直したと言うことは、そんなもので悦ぶ俗物根性はみっともないとジョン・レノンは言いたかったのではないだろうか。
Excite エキサイト : 芸能ニュース
ベトナム戦争対米支持の英政府に抗議するとジョン・レノンは述べていたが、後に彼は「勲章は恥」だと思ったから返したと言っている。例えばドキュメンタリー映画『イマジン』(アンドリュー・ソルト監督)の中で、そう言う場面がある。
受賞の理由は、外貨とくに米ドルを稼いで英国経済に多大な貢献をしたということで、実際に経済への影響は大きかったようだ。
それでも、受賞にケチを付ける人たちは多く、それに対してジョン・レノンは「文句を言っている人たちには戦争の英雄として受賞した人たちがいますね。人を殺してですよ。僕たちは人を楽しませたんです。よほど正当な受賞理由でしょう」と言って喝采を受けたが、後から、そもそも勲章を持っていることが恥だと考え直したと言うことは、そんなもので悦ぶ俗物根性はみっともないとジョン・レノンは言いたかったのではないだろうか。
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勲章もらった人たちが、皆喜んでもらっているとは限りませんよ。
欲しくないし、あちこちから電報来てお返しが面倒だから嫌だけど、
断ると、いろいろ邪推されて、もっと面倒なことになるから
受け取るだけの人もいます。
ジョン・レノンは受け取っても断っても、
同じくらい面倒なことになる人だから
断れたのだと思います。
欲しくないし、あちこちから電報来てお返しが面倒だから嫌だけど、
断ると、いろいろ邪推されて、もっと面倒なことになるから
受け取るだけの人もいます。
ジョン・レノンは受け取っても断っても、
同じくらい面倒なことになる人だから
断れたのだと思います。

そういえば、前にあちこちに貼られた右翼のビラで、「文化勲章を拒否した大江健三郎を糾弾する」というものがあったな。天皇陛下が下さるものをいらないとは何事かと。
勲章なんて仕方なくもらっている人もいるだろうな。
勲章なんて仕方なくもらっている人もいるだろうな。

ジョンの「勲章は恥」とは本音ではないだろう。噛み砕けば「人を殺して勲章もらった奴がケチつけるような勲章は恥」。彼流の皮肉が込められている。確かにスジは通っている。しかし大江の文化勲章拒否とは大変失礼な行為だ。彼らしい。
by ruhiginoue
| 2009-01-07 19:10
| 音楽
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Comments(3)