最初は別の人が疑われていた和歌山毒カレー事件
2009年 02月 24日
最高裁で弁論が開かれたが、これには、ハッキリした証拠が無いのに死刑の判決となったとの事情がある。
弁護側は、犯人は別にいると主張していて、確かに、事件の直後は別の人が疑われていた。ところが、その後どういうことかこれまたハッキリしないまま、近所の主婦が犯人にされた。その夫がシロアリ退治の仕事で毒を使っていたことと、その毒を自ら飲んで自作自演の保険金詐欺をして刑務所行きとなっていたことから、妻が何かしたのではないかと疑われたのだった。
ただ、疑われたのは仕方ないにしても、では、実際にカレーに毒を入れたかというと話は別で、現場付近にいたという目撃談が、その場所からだと角度や建物により足下しか見えず顔が判らないなど、いろいろと問題があったのだった。
他の疑わしい人などあやふやになった点が残されていたことと、この界隈に住む人がよく言うように、地域社会の閉鎖性が影響していること(お上に迎合しないと迫害される)を無視しては、とうてい真相が解明できないのだが、なにより、この程度の証拠で無実を訴える人を死刑にしていいのか大いに疑問とだけは言える。
Excite エキサイト : 社会ニュース
弁護側は、犯人は別にいると主張していて、確かに、事件の直後は別の人が疑われていた。ところが、その後どういうことかこれまたハッキリしないまま、近所の主婦が犯人にされた。その夫がシロアリ退治の仕事で毒を使っていたことと、その毒を自ら飲んで自作自演の保険金詐欺をして刑務所行きとなっていたことから、妻が何かしたのではないかと疑われたのだった。
ただ、疑われたのは仕方ないにしても、では、実際にカレーに毒を入れたかというと話は別で、現場付近にいたという目撃談が、その場所からだと角度や建物により足下しか見えず顔が判らないなど、いろいろと問題があったのだった。
他の疑わしい人などあやふやになった点が残されていたことと、この界隈に住む人がよく言うように、地域社会の閉鎖性が影響していること(お上に迎合しないと迫害される)を無視しては、とうてい真相が解明できないのだが、なにより、この程度の証拠で無実を訴える人を死刑にしていいのか大いに疑問とだけは言える。
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by ruhiginoue
| 2009-02-24 22:30
| 司法