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by ruhiginoue

私が金正日から日本を守ります

 かつて安倍晋三氏が、週刊文春にPR記事を載せてもらい、電車の吊り広告などに安倍氏の大きな写真とともに「私が金正日から日本を守ります」と大見出しだった。
 よく言うよと呆れたが、それを売りにして間もなく総理大臣となり、ところが対北朝鮮外交が特に進展したのでもなく、選挙はふるわず、それでも続けると言った直後にお腹の具合が良くないと言って任期を残したまま辞任した。
 あのデビ婦人がブログで述べていたけれど、なんで北朝鮮に行ったのかなどと非難されたが、日本政府がちゃんとやっていたら、なにも自分が亡き夫の伝手を利用して野党外交ならぬ個人外交なんてすることなかった。北朝鮮問題の解決を売りにして地位を得ていながら責任を持った対応をしていない人、特に安倍氏のような人がいるからだとデビ婦人は言っていて、そこについてはそのとおりだろう。
 また、田原総一郎氏の問題になったテレビの発言も、外務省の某役人に直接聞いたというのは眉唾としても、そもそもアメリカが日本に配慮して対北朝鮮外交に猶予を与えてくれたのに、一年待ってもまるで日本の外交は進展がないから付合いきれなくなってしまったわけで、だから日本はアメリカを批判するより自らの失敗を反省すべきではないか、という指摘の部分に限っては、もっともだろう。
 なのに、日本政府は北朝鮮が悪いと相変わらず罵っているが、では、前は悪くないと思っていたのかというと、もちろんそうではなく前からさんざん悪いと言っていたわけで、だからどう対応するかが問題なのに、それがちゃんとできていなかったということだ。
 現在のこの事態について、安倍氏などは少しでも恥じ入っているのだろうか。あれほど気恥ずかしくなるような豪語の仕方をしていたのに成果が無いどころか中途で投げ出したのだから。
 そして今度は麻生総理が、核実験を行った北朝鮮と「われわれは戦うべき時は戦わなければならない。その覚悟を持たなければ国の安全なんか守れるはずはない」と演説。それならこれまでの自民党のお粗末と無責任の謝罪もするべきだろう。それを怠り政権交代となったが、新政権下ではどうなるのかしばらく様子見というところだろう。

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by ruhiginoue | 2009-10-12 12:44 | 政治