すぐ謝る日本人
2009年 06月 11日
足利事件について栃木県警が謝罪したとの報道は正確ではない。「誠に遺憾で申し訳ない。ご本人への謝罪については適時適切に対応したい」と言うのだから、「思い通りにならなくて残念だ。この先、場合によっては謝るかもしれない」との意味だ。語彙からすると、そうなるし、この先、国家賠償請求訴訟にもなりうるのだから、その前に勝手に謝って非を認めるわけない。
他の種類の事件で、例えば病院で患者が不自然に死んだとき、なにかミスがあったようだ申し訳ないと関係者が記者会見で深々と頭を下げて取材のフラッシュが光る場面は有名だが、そのあと裁判になると、病院も医師も看護師も薬剤師もみんな、手のひら返して非は無いと主張しはじめ、時には死者と遺族を公然と侮辱するものだ。
そして、あのときは頭を下げたではないかと問われると、それはあくまでその場を収めようとしてのことだから、そのときのことを持ち出すのは卑怯だと反発し、裁判官の多くも、その「日本的な習慣」を考慮してくれるものだ。
そのつもりで外国へ行って何かトラブルがあったとき、つい日本の癖を出してしまい、あとから色々と言っても通用しないということがある。
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他の種類の事件で、例えば病院で患者が不自然に死んだとき、なにかミスがあったようだ申し訳ないと関係者が記者会見で深々と頭を下げて取材のフラッシュが光る場面は有名だが、そのあと裁判になると、病院も医師も看護師も薬剤師もみんな、手のひら返して非は無いと主張しはじめ、時には死者と遺族を公然と侮辱するものだ。
そして、あのときは頭を下げたではないかと問われると、それはあくまでその場を収めようとしてのことだから、そのときのことを持ち出すのは卑怯だと反発し、裁判官の多くも、その「日本的な習慣」を考慮してくれるものだ。
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by ruhiginoue
| 2009-06-11 23:07
| 司法