臓器移植の恐怖
2009年 07月 13日
この「公共広告機構」の宣伝は、脳死移植を絶賛しているだけ、だろうか。
そうではない。反対する人や協力しない人への威圧である。
気づかずに、感動してしまう人もいるだろう。善意によって舗装される危険な道とはこのことだ。
他にも、ニコニコしながら「人の役に立ちたい」「人の命を救いたい」など当然だと言って臓器を提供する意思表示カードを手にした人たちの姿のテレビ宣伝があり、同時に、提供の意思表示をしていない十代の女の子が残念そうに「お母さんがダメって言うから」と言う。
意思表示のカードは、身体の部位ごとに、提供するかしないかを記入するようになっており、一切しないという選択肢もありながら、このCMである。
解説するまでもないだろうが、実に一方的で、もう一方を誹謗している内容だ。このようにして、公共電波を使用し賛否の分かれる重要な問題について片方の意見だけが押しつけられてきた。
こんな実態すなわち「空気を読め」という意味での「空気」を、莫大な費用をかけて作られてきた中で、親でも子供本人でも、皆が自分でよく考えたうえで自由に意思表示が出来るはずがない。
しかし、自分の身体生命に関わることである。周りの雰囲気がどうであれ、親が何と言おうと、自分で決めるべきだ。このことを、これから子供に向けて啓発しなければならない。
Excite エキサイト : 社会ニュース
そうではない。反対する人や協力しない人への威圧である。
気づかずに、感動してしまう人もいるだろう。善意によって舗装される危険な道とはこのことだ。
他にも、ニコニコしながら「人の役に立ちたい」「人の命を救いたい」など当然だと言って臓器を提供する意思表示カードを手にした人たちの姿のテレビ宣伝があり、同時に、提供の意思表示をしていない十代の女の子が残念そうに「お母さんがダメって言うから」と言う。
意思表示のカードは、身体の部位ごとに、提供するかしないかを記入するようになっており、一切しないという選択肢もありながら、このCMである。
解説するまでもないだろうが、実に一方的で、もう一方を誹謗している内容だ。このようにして、公共電波を使用し賛否の分かれる重要な問題について片方の意見だけが押しつけられてきた。
こんな実態すなわち「空気を読め」という意味での「空気」を、莫大な費用をかけて作られてきた中で、親でも子供本人でも、皆が自分でよく考えたうえで自由に意思表示が出来るはずがない。
しかし、自分の身体生命に関わることである。周りの雰囲気がどうであれ、親が何と言おうと、自分で決めるべきだ。このことを、これから子供に向けて啓発しなければならない。
Excite エキサイト : 社会ニュース
by ruhiginoue
| 2009-07-13 22:37
| 司法