題名から明らか
2009年 10月 07日
光市事件についての本が出版されると数日前に紹介した(このリンク参照)が、書店で発売された。
これは被告の元少年を実名で表記しているから少年法違反であると言って弁護団の弁護士たち6人が出版の差し止めを求める仮処分を申し立てた。
その実名は既にネットや口コミでは流れ回って周知であるし、本の題名はその姓につづいて「君を殺して何になる」というもので、何が何でも死刑しろとヒステリーが煽られてきたことを批判する内容である。
今さら匿名にしてもほとんど無意味のはずだし,刺激的にやったことが悪いというなら批判すべきとしても、悪意から曝してやろうというのではない。今さら法的手段に訴えるのは、行き過ぎではないか。
顔写真に関しては前から弁護団でも意見が分かれていた。
最初,犯人は凶悪そうな面構えの不良少年だと思っていた人が多いが、写真が流出してネット上などで見た人たちは、思っていたのと違うと驚いたものだ。他でもない義憤に狩られ弁護を引き受けたと言う安田弁護士も、知り合いに相談されて面会したところ、被告があまりにも子供っぽくて、年齢と違い過ぎで、信じられなかったと言っている。
そして、あとは裁判の記録や近所の人たちの証言のとおり、家裁での心理テストにも異常さが現れたが犯人の知能にはかなり問題があって、普通に生活してはいたが一方では奇妙な言動があり頭がおかしいのではないかともともと周囲で噂されていて、それは父親に幼児期から殴られてばかりで脳に損傷を受けているし、その暴力亭主のため母親も精神に異常を来したうえ自宅で自殺しており、その無惨な姿を小六か中一だった被告は見てしまい、それからますます異常になって、ということだった。
これでは精神の発育に障害があって当然だが、だから顔写真など公開してしまったほうが被告のためむしろ良いのではないかという意見があった。ところが、やはり弁護士だから法を遵守という結論になったようだ。
それで本件も、ということのようだが、しかし名前は意味があるのだろうか。

Excite エキサイト : 社会ニュース
これは被告の元少年を実名で表記しているから少年法違反であると言って弁護団の弁護士たち6人が出版の差し止めを求める仮処分を申し立てた。
その実名は既にネットや口コミでは流れ回って周知であるし、本の題名はその姓につづいて「君を殺して何になる」というもので、何が何でも死刑しろとヒステリーが煽られてきたことを批判する内容である。
今さら匿名にしてもほとんど無意味のはずだし,刺激的にやったことが悪いというなら批判すべきとしても、悪意から曝してやろうというのではない。今さら法的手段に訴えるのは、行き過ぎではないか。
顔写真に関しては前から弁護団でも意見が分かれていた。
最初,犯人は凶悪そうな面構えの不良少年だと思っていた人が多いが、写真が流出してネット上などで見た人たちは、思っていたのと違うと驚いたものだ。他でもない義憤に狩られ弁護を引き受けたと言う安田弁護士も、知り合いに相談されて面会したところ、被告があまりにも子供っぽくて、年齢と違い過ぎで、信じられなかったと言っている。
そして、あとは裁判の記録や近所の人たちの証言のとおり、家裁での心理テストにも異常さが現れたが犯人の知能にはかなり問題があって、普通に生活してはいたが一方では奇妙な言動があり頭がおかしいのではないかともともと周囲で噂されていて、それは父親に幼児期から殴られてばかりで脳に損傷を受けているし、その暴力亭主のため母親も精神に異常を来したうえ自宅で自殺しており、その無惨な姿を小六か中一だった被告は見てしまい、それからますます異常になって、ということだった。
これでは精神の発育に障害があって当然だが、だから顔写真など公開してしまったほうが被告のためむしろ良いのではないかという意見があった。ところが、やはり弁護士だから法を遵守という結論になったようだ。
それで本件も、ということのようだが、しかし名前は意味があるのだろうか。

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「大福餅君が死んじゃったらどうしよう」ってタイトルだったら良かったのかな。
そういう駄洒落が出るほど、すでに実名が知れわたっているのに、今さら隠して何になるというところです。
by ruhiginoue
| 2009-10-07 13:10
| 司法
|
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Comments(2)