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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

音楽とは

 自殺した加藤和彦氏(享年62)の密葬が営まれたが、やって来た芸能人たちの中にはしだのりひこ氏が見あたらなく、どうしたのだろうか。
 はしだのりひこ氏は妻の病気入院中に仕事を休んで「主夫」となり子供の世話をしていたという、まるで一時期のジョン=レノンみたいで、そのことを綴った手記が映画化もされて話題だった。京都で環境保護運動をしていることをインタビューなどで語っていたが、「ザ・フォーク・クルセダーズ」復活のさいに精神科医をしている北山修氏とともに、「THE ALFEE」の坂崎幸之助氏がはしだ氏の代役を務めるというから、喧嘩でもしていたのだろうかと思ったものだ。
 これについては気になるので調べないといけないが、なにか知っている人がいたら教えて欲しい。
 ところで密葬では、故人の遺志から加藤氏の楽曲を流すこともなく、会場には棺と献花台のみが設置されて行われたそうだ。「おらはしんじまっただー」は、大往生ならいいかもしれないが、自殺では不謹慎すぎる。
 棺近くには遺影とともに“遺書”が置かれ、そこには「世の中が音楽を必要としなくなり、もう創作の意欲もなくなった。死にたいというより、消えてしまいたい」と書かれていたそうだ。
 映画『パッチギ』を盛りあげた『イムジン河』が、映画でも描かれるとおり南北朝鮮分断問題による政治的配慮から発売中止にされたが、そうした「音楽が社会を動かす」というのは八十年代に入ったあたりから日本では否定的に語られるようになっていた。学生運動が敗北するなどしてしらけたし、そもそも音楽が社会に影響を及ぼすことはないと。
 それについては、いろいろ語ったらきりがないが、個人的にはクラシック系作曲家の巨匠(駄洒落の大御所としても有名)池辺晋一郎氏の言うことが、もっともだと思う。
 「歌で世の中が変えられるか、と言ったら変えられない。どんなに岩よ動けと唱ってみたところで、岩は絶対に動かない。ただ、岩を動かそうとして手をかけたら凄く重たくて、でもそのとき唱えば力が出る、というのが音楽だと思う」


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by ruhiginoue | 2009-10-20 19:10 | 芸能