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by ruhiginoue

国の意思はハッキリした沖田事件

 99年、電車内で携帯電話を使用し声高に話していた女子大生(当時)に怒った会社員(当時)の沖田氏が、その女子大生から車内で痴漢行為を受けたと訴えられ逮捕さたものの、その女子大生が警察に呼び出されても「めんどう」などと不真面目な態度ですっぽしてばかりだったため不起訴となった事件について、沖田氏は女子大生が注意されたことに逆ギレして狂言を働いたと訴え、同時に、よく調べないで逮捕した警察の対応も問題とし、損害賠償の裁判を起こしていた。
 元女子大生は携帯の件は認め、通話相手もはっきりしていたが、痴漢は事実だと抗弁し、方や警察は、訴えがあった以上は対応して当然だと抗弁した。
 判決は、女子大生の言うことをほとんど認め、沖田氏が痴漢をしたと認定していたが、その内容は不自然であり、これについて最高裁は差し戻してやり直せ、ただし、女子大生の件だけにせよということで、本日その判決となり高裁は、痴漢を否定し沖田氏の潔白は認めたが、損害賠償も認めなかった。
 つまり国側の意図は明らか。最初から、マナーを守らない女だけを問題にしやがれ、お上まで訴えるんじゃねえよ、ということだ。
 お上を訴えられないのでは「ならずもの国家」であるし、市民ではなく臣民どころか奴隷なのだが、証拠の問題もある。本件は状況証拠から女子大生が不正をしたとしか考えられず、それを警察がちゃんと突き詰めなかったということで、権力を相手にするには、やや弱かった。逆に権力側である検察が原告なら、結果は異なっただろう。
 とにかく、車内で携帯で話している者が居たら、これからは小型デジカメの動画で撮影し、証拠にしよう。司法が頼りにならなそうな場合には、その動画をyoutubeに投稿し、さらしてやろう。
 
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by ruhiginoue | 2009-11-26 18:22 | 司法