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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

最高裁が神社に違憲判決

 北海道砂川市が市有地を神社に無償で使用させていることについて最高裁が違憲と判断した。
 この類いの問題で、キリスト教など一部の宗教と左翼が批判しているというウソ宣伝が、昔から一部でされてきた。実際は、普段から自民党を支持している保守的な宗教団体のほとんどが批判しており、その中には神道系の団体も含まれている。
 だから、裁判所が政教分離問題から逃げてきたのは、政権交代の影響があったからではない。そこを勘違いして、自民党に媚びたつもりでいたのが、テレビ朝日に出て同局が勝手に「評論家」の肩書きを与えたも同然な塩田丸男で、同じ番組で完全に自民党御用批評家をしていた三宅久之でさえ問題があると述べていたのに、塩田丸男は「どこの国にも国で一番の宗教がある」と「塩田バカ丸だし男」といわれてきたのに変わらず相応しい発言をしていたものだ。
 裁判所が逃げてきたのは、なんであれ宗教は良いものだという一般的な雰囲気があったからで、そこで原則に拘ることはやりにくかったのだ。
 それが95年にオウム真理教事件があり、宗教が政治的になると狂信的で恐いという認識が浸透した。ちょうど同時期アメリカではオクラホマ連邦ビル爆破事件があり、この犯人はウェリコ事件(ブランチ・デビリアン教会事件)がきっかけで犯行を決意したと述べた。
 だから97年の「愛媛玉ぐし料訴訟」で最高裁が初の違憲判決を出し、これに神社側の人たちは「オウムと一緒にされた」と激怒したのである。
 以来2例目となった本件だが、それまでに公明党=創価学会の政権入りや、911事件に宗教過激派が影響していることなどがあり、宗教に政治が肩入れすることに拒絶反応が一般化し、それが影響したのではないだろうか。

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by ruhiginoue | 2010-01-20 21:59 | 司法