死刑廃止と執行命令は無関係
2010年 08月 13日
死刑廃止論者の千葉法務大臣が執行命令書に署名したことを意味ありげに言う人たちがいるが、それは制度を知らないからだ。
死刑に限って法務大臣の執行命令が必要となっているのは、他と違って万が一にも間違いがあってはならないことなので、官僚だけに任せず、国民の代表者たる大臣が更に監査するようになっているためだ。
それゆえ過去の法務大臣たちも、無実を訴えながら有罪になったり、無実ではないけど刑が重すぎるという批判がある判決が確定して、その死刑囚の家族などが陳情に来ると、記録を調べたうえ、問題があると判断したら「再審請求して下さい。私が法務大臣である間は執行命令書に署名しません。辞めることになったら、引き継ぎのさい後任者に伝えます」と言ったものだ。
ところが、この職責を嫌がり、判決から自動的に執行する制度にしろと言い出したのが、自称アルカイダの友達の友達の法務大臣である。その無責任を批判されたら途端に次々と命令書に署名したから、これでは精査したうえでのことではないだろうと当然の疑惑を持たれ、実際に批判のある死刑判決までも執行させ、「死神」と皮肉られた。すると、それが不当だと、自分の無知と不見識と無責任を棚に上げて怒る醜態を曝したのだった。
つまり、法務大臣による執行命令という制度の趣旨からして、死刑制度について法務大臣が、存続派だが執行させなかったり、廃止派だが執行させたりすることは、あって当然のことで、死刑執行命令と死刑制度の是非とは、無関係なのだ。
それを知りもしないで勘違いの意見を言っている人が、匿名の掲示板やブログだけならともかく、マスコミ報道にも見受けられるから、困ったものだ。
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死刑に限って法務大臣の執行命令が必要となっているのは、他と違って万が一にも間違いがあってはならないことなので、官僚だけに任せず、国民の代表者たる大臣が更に監査するようになっているためだ。
それゆえ過去の法務大臣たちも、無実を訴えながら有罪になったり、無実ではないけど刑が重すぎるという批判がある判決が確定して、その死刑囚の家族などが陳情に来ると、記録を調べたうえ、問題があると判断したら「再審請求して下さい。私が法務大臣である間は執行命令書に署名しません。辞めることになったら、引き継ぎのさい後任者に伝えます」と言ったものだ。
ところが、この職責を嫌がり、判決から自動的に執行する制度にしろと言い出したのが、自称アルカイダの友達の友達の法務大臣である。その無責任を批判されたら途端に次々と命令書に署名したから、これでは精査したうえでのことではないだろうと当然の疑惑を持たれ、実際に批判のある死刑判決までも執行させ、「死神」と皮肉られた。すると、それが不当だと、自分の無知と不見識と無責任を棚に上げて怒る醜態を曝したのだった。
つまり、法務大臣による執行命令という制度の趣旨からして、死刑制度について法務大臣が、存続派だが執行させなかったり、廃止派だが執行させたりすることは、あって当然のことで、死刑執行命令と死刑制度の是非とは、無関係なのだ。
それを知りもしないで勘違いの意見を言っている人が、匿名の掲示板やブログだけならともかく、マスコミ報道にも見受けられるから、困ったものだ。
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by ruhiginoue
| 2010-08-13 14:29
| 司法





