「尖閣映像流出」を賛美する愚か者たち
2010年 11月 10日
「尖閣映像流出」について、海上保安庁に寄せられた意見の8割は肯定的だったそうだが、そんなよく考えもしない野次馬や烏合の衆だけならともかく、情報公開問題に携わっている市民運動団体や弁護士までが肯定していることには呆れ果てた。
今回の「流出」は、隠している事実を暴露したのとは違う。なぜなら、事実そのものがあったことはもう明らかで、ただその詳細を明らかにする証拠を、政治的判断によって当面は伏せておくというものだったからだ。
それを区別せずに何でも直ちに公開せよ言うのでは、逆に何でも隠したがる「お上」の側と平行線になるだけで、結局は無思慮な“プロ市民”どもの遠吠えとして片付けられお終いである。
また、とにかく現政権を攻撃したい人たちは、中国におもねっているとか弱腰だから録画は隠したという非難を浴びせているが、これも愚かな話だ。
言うまでもなく、日本と中国との間には経済的に大きな関わりがあって、企業にとっても一般国民にとっても影響があり、そのため政府が国益を配慮して慎重な姿勢をとることは当然であり、これだけを以て中国に甘いと言うことは不可能だ。
それに、対中国強硬姿勢をとるにしても、中国を非難する根拠となる証拠映像は、攻撃する材料になると同時に取引の材料にもなる。中国を国際社会で不利に追い込める内容であるなら、それを公開して攻撃することもできるけれど、それを公開しないことで代償を求めたり貸しを作ったりという利用も可能だ。
なのに、今回の「流出」はすべてぶち壊してしまった。しかも、「衝撃映像」と大騒ぎする割には見たら大したことなかったと感じる人も多く,映像中で衝突されたと大騒ぎする海保の乗組員はわざとらしいと非難されてしまうかもしれないから、これを逆手に取られると危惧する声もすでに出ている。
こんなことになるより、非公開のまま内容は大変なものだったと騒いで、中国を不安がらせて揺さぶったほうがよほど効果的だ。
そういうことを何も考えない単純バカが、海保にいるのはその体質から当然だが、野次馬や烏合の衆だけでなく市民運動家や人権派弁護士にまでいるのだから、情けない限りである。
社会総合 - エキサイトニュース
今回の「流出」は、隠している事実を暴露したのとは違う。なぜなら、事実そのものがあったことはもう明らかで、ただその詳細を明らかにする証拠を、政治的判断によって当面は伏せておくというものだったからだ。
それを区別せずに何でも直ちに公開せよ言うのでは、逆に何でも隠したがる「お上」の側と平行線になるだけで、結局は無思慮な“プロ市民”どもの遠吠えとして片付けられお終いである。
また、とにかく現政権を攻撃したい人たちは、中国におもねっているとか弱腰だから録画は隠したという非難を浴びせているが、これも愚かな話だ。
言うまでもなく、日本と中国との間には経済的に大きな関わりがあって、企業にとっても一般国民にとっても影響があり、そのため政府が国益を配慮して慎重な姿勢をとることは当然であり、これだけを以て中国に甘いと言うことは不可能だ。
それに、対中国強硬姿勢をとるにしても、中国を非難する根拠となる証拠映像は、攻撃する材料になると同時に取引の材料にもなる。中国を国際社会で不利に追い込める内容であるなら、それを公開して攻撃することもできるけれど、それを公開しないことで代償を求めたり貸しを作ったりという利用も可能だ。
なのに、今回の「流出」はすべてぶち壊してしまった。しかも、「衝撃映像」と大騒ぎする割には見たら大したことなかったと感じる人も多く,映像中で衝突されたと大騒ぎする海保の乗組員はわざとらしいと非難されてしまうかもしれないから、これを逆手に取られると危惧する声もすでに出ている。
こんなことになるより、非公開のまま内容は大変なものだったと騒いで、中国を不安がらせて揺さぶったほうがよほど効果的だ。
そういうことを何も考えない単純バカが、海保にいるのはその体質から当然だが、野次馬や烏合の衆だけでなく市民運動家や人権派弁護士にまでいるのだから、情けない限りである。
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by ruhiginoue
| 2010-11-10 08:24
| 社会